中学校家庭科教科書に関する一考察
一家族・家庭経営的分野の占める割合について一
家政研究室 大 森 和 子
1. まえがき
明治以来太平洋戦争終了までの,我国における家庭科教育は,家事・裁縫,家政科等名 称がいろいろ変ったが,そこにつらぬかれているものは,家族制度下における女子教育と して,良妻賢母の育成をめざす教育であった。家族制度の確立に貢献した家政科は,終戦 とともに発展的解消をして,新しい家庭科が生れた。新らしい家庭科教育は,主婦準備教 育ではなく,よい家庭人の育成をめざす一般普通教育としてスタートとした。民主的な社 会は民主的な家庭生活からという大きな期待をになった教科であった。昭和22年の学習指 導要領(試案)では,家庭科の総目標として民主的な家族関係に関することが第一にとり あげられている。しかし,その後20年の歳月が経過し,家庭科教育の目標・性格について は小中高校それぞれに幾分かの変革が行われている。しかし,家庭科教育の目標は,家庭 生活に必要な衣食住等に関する知識・技術を習得させることと,その学習を通して,家庭 の意義を理解させ,家族の一・員としての役割をはたさせるということには変りはない。高 等学校では,家庭を経営する立場から,家庭生活の改善・向上をはかる能力を養うという
ことになる。家庭の意義,家族,家庭経済,家庭生活における時間や労力の管理等に関す る内容を家族・家庭経営的な分野とよぶならば,この分野は家庭科教育のバックボーンで なければならないと考える。
小学校,高等学校の家庭科教育に比し,中学校のそれは幾度も性格や内容が変ってき た。戦後,職業科(Vocational Education)の中の一・教科として,農業・工業・商業等と ならぶものとして位置づけられた。この職業は天職の意味で狭い意味の職業ではない。こ れは昭和22年学習指導要領(試案)によるものである。これが学習指導要領(昭和26年 版)で職業・家庭科となり,更に中央産業教育審議会の第一次ならびに第二次建議にもと ついて昭和32年に職業・家庭科学習指導要領改訂版が出され,つづいて現行の技術・家庭 科へと変った。それぞれの学習指導要領において,家族・家庭経営的内容は,必ずしも一
一
貫したとりあつかいがされてはいないのである。
学習指導要領に準拠して作られた教科書は,直接生徒の学習に用いられるものであり,
家庭科学習に大きく影響するものである。筆者は,家族・家庭経営的内容が教科書でどの ようにとりあげられてあるかを調べ,今後の中学校家庭科教育の方向づけを考える一資料 としたいと考えた。今回はこの分野の内容が,量的にどれだけの割合を占めているかを調 べたので報告する。なお本報文は,昭和26年以後の検定教科書の調査について,日本家庭 科教育学会で発表したものに,新らしい家庭科が誕生した昭和22年の,文部省著作の教科
第1表 学習指導要領における
家 庭 科 (22年) 職業・家庭科(26年版)
第七学年(中学1年) 〔仕事〕
単元O家庭生活 日常取引帳簿 例,家計簿
家庭管理例,時間の配分,労力の配分
単元(⇒備えある生活 仕事の計画
A 万一に備える節約と貯蓄 〔技能および技術に関する知識・理解〕
第八学年(中学2年) 家務の計画のしかた,家務の管理のしかた,
まえがき 家務の計画と分担
k社会的。経済的知識・理解〕
四季のうつり変わりは,日本人の生活に,ま 家庭生活のありかた た性格に,いろいろの意味で影響する。 1.家庭生活の現状 寒帯,温帯,熱帯の生活が去来し,暑いうちか 2.望ましい家庭生活
ら冬の支度,冬が来れば春遠からじと,家事の 3,家庭生活の改善 忙しさはちよっとの油断もできないが,それを
ォびきびと処理して,新しい季節を迎える気持
家族関係
@1.家族の構成と協力
@2.親せき・友人・近隣との交際
もうれしいものである。 ! 3. 冠婚葬祭・年中行事とその改善
単元@食物と健康及び保健献立 家庭経済
D 食晶の上手な買い方 1.家庭生活と職業 Q.収入と支出
単元㊤夏の生活 3.貯蓄・保険その他
B 夏休みの過ごし方 4.家庭経済と物価,配給機構などとの関係
単元㈹家庭の美しさ 5,産業の発達と家庭生活
゚食住の計画管理
単元㈹上手な買物 1.容姿と服装
第九学年(中学3年) 2.各自および家族の被服計画
単元O家庭生活の能率 3.被服の選択と購入 A 時間の上手な使い方 4.型紙,既製品の利用
T.栄養・食品・献立の適正
B 労力の使い方 6.衛生的・経済的な食生活
C 配給や行列に費す時間の問題 7.食生活の簡素化と社会化 単元⑳家庭の和楽 8.住居の改善に関する諸問題
X.家具ならびにじゆう器類の選択・購入・
単元㊨近所の交わり 配置
A 招 待 10.共同住宅
B 贈答 能率と休養
C 手伝い,協同 1.能率の向上
単元(沁家庭の経理 2.仕事と休養
R.仕事と衛生
A 家計の要領 4.災害防止
B これからの女子の生活 5.『余暇利用
P
書を加えて比較を試みたものである。
2.調査方法 ,
1. それぞれの学習指導要領における,家族・家庭経営的内容の抽出
家庭科(22年度),職業・家庭科(26年度),職業・家庭科改訂版(32年度),技術・家 庭科(33年度)の学習指導要領について,教育内容の中から家族。家庭経営的分野の内容 を抽出すると第1表のようである。
家族・家庭経営的内容
職業・家庭科(32年版) 1 技術・家庭科
第五群 女子向
〔家族〕
L 家族の一員 〔調理〕
2.家族相互の理解 食習慣の改善
3.家族相互の協力
4 家族相互の満足な生活 家事労働の能率化と調整法および台所の施設
5.家庭生活の意義 。設備食物費と家庭経済
6.家庭と社会
〔家庭経営〕一家庭経済 食生活の習慣や年中行事などとそれらの改善 1.家族の経済生活のめやす
Q.支出と収入の実態 〔被服製作〕
3.予算生活 整容,被服と活動の関係
4 物価の変動と家計
T,消費生活の合理化(物の選択,購入, 繊維や被服整理用剤の進歩と衣生活
使用) 被服と休養の関係,被服の修理・更生・新調
6.記帳(家計簿)
k家庭経営〕一家事労働 の計画,被服費と家庭経済,衣生活の改善 L 家事労働の現状 〔家庭機械・家庭工作〕
2.家事労働の価値
R.家庭生活における物・金・労力・時間 生活の能率化と機械の利用,機械技術の進歩
の関係 が家庭生活や産業に及ぼす影響など
4 生活時間の計画
5.能率的な家事作業6.施設の利用
指導上の留意事項
7.疲労と休養・睡眠 近代技術を活用して家庭生活を合理化し,家 8,余暇の利用
〔食物〕 事労働を能率化する能力を養うようにする。
食品の鑑別・購入,食生活の簡素化 必要に応じて適当な機会に,家庭生活における 家族の必要の充足,食物費
調理作業の能率と台所の改善 衣食住の計画,記帳などについて総合的な指導 食生活改善,調理と経済(材料・燃料) を行ない,家庭生活の経営について,まとまり
〔被服〕
被服計画とそのめやす(被服の修理・更生 のある理解を得させるようにする。
・新調の計画,被服費),被服の選択と購入
〔住居〕
家庭生活の場としてのすまい すまい方のくふうと住居の改善 近隣との関係
2.調査対象
昭和22年の学習指導要領(試案)に準拠して作られた,戦後始めての家庭科教科書は・
文部省著作のものであって,これが一種類である。検定の年度はi.2。3年用とも,昭和 22年である。それ以後のは,前記の学習指導要領に準拠して作られた教科書を,それぞれ 5種類ずつ選んだ。なお,学習指導要領による内容の推移をみるためには,この三段階の 教科書をひきつづいて発行している会社のものがよいと考えて,三種類とも発行している
ものの中から選んだ。調査対象とした教科書の文部省検定の年度は第2表のようである。
各1年用から3年用まで,同年度の検定である。調査対象とした教科書は,文部省著作の 3冊を加えて,全部で48冊である。
第2表 調査対象教科書の検定年度 一
捌醗行所 A lB lC
D E区 分 一一一_i l }
職業・家庭科学習指導要領
26年126年
26年 27年 27年(26年度)に準拠したもの 文部省
汳闕マ 文部省汳闕マ 文部省汳闕マ 文部省汳闕マ 文部省汳闕マ
1職業・家庭科学習指導要領 1 31年
(32年度改訂版)に準拠し 文部省 左に同じ 左に同じ 左に同じ 左に同じ
たもの 1検定済 1
技術・家庭科学習指導要領 i33年度)に準拠したもの
36年 カ部省汳闕マ
左に同じ 左に同じ 左に同じ 左に同じ
註 L2。3年用とも検定年度は同じである。
(5)調査方法
調査対象に選んだ48冊の教科書について,次の順序で調査を行なった。
各冊毎に総頁数を調べる。総頁数は,まえがき,目次および付録の学習資料を除いた本 文の頁数である。
家族・家庭経営的内容の占める頁数を調べる。端数は,行数を数え,その頁の全行数を 数えて,1頁分の何割にあたるかを計算する。
家族・家庭経営的内容とは,第1表に示した,学習指導要領における・この分野の内容 について教科書に記述されている内容をいう。これらは特別の題材として記述されたもの
もあるが,また,この分野の性格上,衣・食・住・保育等に関する内容の中で,記述され ているものも多く,それらからもとりあげた。具体例をあげると,家族のだんらんの写真 などは内容とみなしたこと,食物の中の「私たちの調理したものが,家族の舌にのせられ
て,よろこばれるようになりたい。」というような記述は,この分野の内容とみなしたこ と,家庭生活における衣食住の計画,家庭生活に関する理解や改善についての記述などは この内容とした。また,洗たくなどについて,洗たくの技術そのものは家庭経営的内容で はないが,洗たくの姿勢に関することは,労力の管理という内容とみなした,等である。
また,職業・家庭科の教科書には商業的な内容があるが,家庭生活の立場から商店の選び 方を述べたものは,家庭経済の範囲とみて,家庭経営的内容とし,商業として,商店のこ
とを述べたものは,この分野とはみなさない。能率や休養に関しても,職業生活における 能率や休養を述べたものは,この分野の内容としない。高校家庭科の科目の「家庭経営」
には,作法が入っているが,中学校教科書にでてくる茶の入れ方,食卓作法などは,食物 に関する技術的内容であるから,この分野の内容としては入れない。看護は,職業。家庭 科学習指導要領改訂版では,家族の項目の中の内容であるが看護技術は技術的な内容であ り,本調査の場合の「家族」の内容ではないと考えた。男女の交際についての記述は,家 族関係として入れた。また,ホーム・プロジェクトに関する内容は,衣食住などのいつれ かを例にとって記述してあるものでも,家庭生活の改善をめざして行われ,家族関係,物
・金・労力・時間の合理的な使い方というこの分野のことが必らず関連するものであるか ら,家族・家庭経営的分野とみなした。
更に,本調査に於て問題として考えられることは,技術・家庭科教科書は必修のみであ り,職業・家庭科教科書は必修教科の職業・家庭科,選択教科の職業。家庭科のいつれの 内容も含むことである。しかし,選択教科の学習は被服製作や調理実習が多く,教科書と
しては必修が中心で選択教科についての特別な配慮は殆んどなされていない状態であるの で,この調査で両方を比較する場合には,問題はないと考えた。
3.調査結果および考察
戦後始めて作られた文部省著作の家庭科教科書は,第1学年,9.8%,第2学年,4.8%,
第3学年,22.2%で,1.2.3学年を通して平均12.3%となった。これは26年の職業・家庭科 教科書の総平均14.6%より少くない。新らしく家庭科が誕生し,家族・家庭経営的分野の 重要性を強調されている,22年の学習指導要領(試案)に準拠して作られたものとしては 内容が食物・被服に重点がおかれている。もちろん新らしい家庭のあり方の表現では,戦 前の教科書とは面目を新らたにしているのである。例えば中学1年の家庭教科書1.「家庭 生活の明暗」の中の・たのしい家庭,・もつともつとよい家庭となるために,こうありた いと思うこと から,主な内容をぬき出してみると,次のようである。
・ たのしい家庭
父はつとめに行き,母は家事を受け持ち,ぼくと妹は学校にかよっています。……家庭 をたのしくするために,自分のことは自分でし,力を合わせて自由な時間を作ることをき めてあるのです。
「びんぼうと暴力は,人間の恥である。」というのがぼくのうちの標語です。
父とぼくは男ですが,さら洗いもするし,くっ下の破れくらいは,自分でつくろいます。
母と妹は女ですが,畑も作るし,自転車に乗って,どこへでも用たしに出かけます。……
みんなでさっと夕飯のあとかたづけを終って,いろいろなお話をします。
・ もっともっとよい家庭となるために,こうありたいと思うこと きまった職業,働きがいのある仕事。
名誉・地位。
多人数のにぎやかさ,たのしさ。
家中無病息災で,朝晩みんなの顔がそろう。
あくせくしない,ゆとりのある生活。
家内にあた\かな,なごやかな空気。
便利な,広々とした,きれいな住まい。 、
以上のように家庭の理想像として,アメリカの家庭をえがいていることが,うかがわれ る。また,22年学習指導要領(試案)には,第九学年(中学3年)の単元9 家庭生活 の能率があり,指導の方法の項には,具体的な指導の方法が示されている。例えば,
A.時間の上手な使い方
(1)各自,前日朝起きてから寝るまで何をしたか詳しく書いてみる。その記録から 勉強した時間
遊んだ時間
家の手伝いをした時間 眠つた時間
を計算する。そして各自一項目ずつの時間を発表し合って討議する。以下略
学習指導要領には,以上のような説明があるにかかわらず,文部省著作の教科書に,時 間や労力の使い方についての内容は,殆んどみられない。
職業・家庭科(26年版),職業・家庭科(32年改訂版),技術・家庭科の学習指導要領に 準拠して作られた検定教科書についての学年別調査結果は,第3表のようである。
職業・家庭科教科書では,学年別の割合は,教科書発行所によって異なるが,技術・家 庭科は,学年別の内容が学習指導要領で定められているので,傾向が同じようになってい
る。
第3表 学年別,家族・家庭経営的分野の占める割合
\ 教科書発行所 、\一 、
\
謨ェ 学年\\
A B C D E職業・家庭科 1 年
22.8% 16.5% 15.O% 7.8% 11.3%
2 年 8.7 9.0 20.3 11.4 1.3
(26年)
3 年 24.2 24.5 17.1 19.6 11.4 職業・家庭科 1 年 0.2 16.5 1.9 6.3 O.9 2 年 3.3 5.9 11.1 8.3 2.8
(改訂) 3 年 37.3 20.4 10.1 20.8 21.0
1 年 o.9 2.3 0.9 0.4 0.6 技術・家庭科 2 年 12.4 13.5 7.9 9.3 13.5 3 年
, 乱。; 5gi ag1
2.1 1 2.6第4表 家族・家庭経営的分野の占める割合 1,2,3年を通じ,且つ 学習指導要領
ウ科書@ 発行所
職業・家庭科
@(26年版)
職業・家庭科 技術・家庭科
5種類の教科書を通して平 マした結果は第4表の通り
A 17.9% 1a7% 6.3% である。
B 16.7 12.3 6.9 職業・家庭科(26年版)
c l 17.5 7.1 3.9 学習指導要領によるものは
D 13.O 9.6 3.7 ユ4.6%,職業・家庭科(改
E aoi 7.8 5.3
訂版)によるものは10.ユ%,
平 均 14.6 5.2 技術・家庭科は5,2%であ
る。
第5表 要因分析表 家族・家庭経営的内容は
要 因1平方祠舳劇分散分散比
昭和26年版学習指導要領に学習指鞭領1221.。。8によるちがい
2 110,504 12.051** よるものが1生6%と最も多
誤 差P1α232 12 9,186 いが,これはいずれの教科 書も単元構成において生活 経験単元の形をとり,導入の段階等で家庭生活の情況を描写した記述が多いためである。
昭和32年改訂版職業・家庭科学習指導要領による教科書は10.1%である。学習指導要領 の上では,全内容が6群に分けられ,その中の第5群に家庭科的内容がまとめられ,職業
・家庭科,技術・家庭科の中では,家庭科的な性格が最もはつきりでているのであるが,
教科書は,いつれも教材単元の形で単元構成をしているので,26年版の教科書にくらべて 家族,家庭経営的内容の占める割合は少なくなっている。
技術・家庭科においては,学習指導要領において,家族・家庭経営的内容はそれ独自の 項目がなく,調理,被服製作,家庭機械等において,内容として入っている程度であるの で,このことは教科書にもはつきりと影響がみられ,職業・家庭科(改訂版)に比し約%
に減り,26年版職業・家庭科に比し%に減少している。家庭科教育の立場から考えると,
技術・家庭科においても,家族。家庭経営的内容は,「指導上の留意事項」の中であげる というような程度でなく,この教科の中核としての位置づけが必要である。躍進する社会 に即応する家庭科教育として,家族・家庭経営的内容は,質的にどのようなことを,また 量的にどの程度入れるべきかを研究しなければならないと考える。
4,総 括
中学校の家庭科は,学習指導要領だけでも,22年の学習指導要領家庭科編(試案),26年 の職業・家庭科,32年の職業・家庭科(改訂版)さらに現行の技術・家庭科と変遷してい る。22年の学習指導要領(試案)に準拠した文部省著作の中学校家庭教科書と,それ以後 の職業・家庭科,職業・家庭科(改訂版),技術・家庭科については,教科書発行所別に 5種類を選び,各1.2.3学年の学年別に計48冊の教科書について,家族・家庭経営的内 容の占める割合について調査を行なった。その結果,学年を通しての総平均は,文部省著 作の家庭科教科書,12,3%,職業・家庭科(26年版)は14・6%,職業・家庭科(改訂版)
は10.1%,技術・家庭科は5.2%であった。技術・家庭科において特に減少しているが,
家庭科教育の立場から,家族・家庭経営的内容を中核的存在としなければならないと考え
る。
abstract r
AStudy on the Textbook of Homemaking Education at Secondary Schoo1 一the ratio of the field that included Fami豆y relations and Home management一
Kazuko Omori In the curriculum of homemaking education, the field of Family relations and Home rnanagement must be placed for the backbone of the other field:clothing, cook量ng, and housing etc.
Homemaking education at secondary school had several changes, and in those courses of study, the contents of Family relations and Home management have not been treated constantly. The author tried to classify homemaking education at secondary school into four stage according to those courses of study, and made a survey of each textbook based upon those courses of study, to know the ratio of the field of Family relations and Home management in each textbook.
The result obtained through the surbey is as foUows;
Stage of Homemaking Education Average percentage
Homemaking 12.3%
Vocation and Homemaking 14.6 Vacation and Homemaking(revised) 10.1
Industrial and Home arts 5.2