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知的障害児の人物描画と社会的行動の関連 ―

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Academic year: 2021

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要 旨

 本研究は,知的障害児の人物描画と社会的行動の関連を検討することにより,人物描画が彼らの社会性の 発達を推定する手がかりとなることの可能性を得るべく,特別支援学校の小学部ならびに中学部に通う児童・

生徒10名を対象に調査研究を行った.その結果,描画における人物構成(自ら他者を描いたか否か)と双方 向の会話成立の可否ならびに自発的な他者との関わりの有無との間には一定の統計学的な関連を確認するこ とができ,人物描画を通じた社会性の発達の推定には可能性があるとの認識に至った.

はじめに

 人物画の発達には一定の順序があると言われており,

多くは頭(顔)に始まり,次に頭足人間(頭から直接 手足が出ている人物画)を描くようになり,5歳頃に なると胴(体幹)を描くようになると言われている(東 山・東山,1999).その後,次第に人物全体のバランス が整うようになっていく.自閉症児の描画発達に関し ては,健常児と同様の経過をたどるが,その発達の過 程に遅れが見られるとされている.また,自閉症児が 人間を描かないのは,対人関係・社会性に問題を持つ 彼らの特徴と考えられている(松瀬・若林,2001).一 般的な知能検査を行うことができない知的障害児の場 合,発達における諸機能の変化が描画に表れることを 応用して,人物描画により知能の発達についてアセス メントする「グッドイナフ人物画知能検査(Draw a Man Test: DAT)」がある.グッドイナフ人物画知能 検査では,知能の発達水準を正確に診断することはで

きないが,大まかな発達障害児や知的障害児(精神遅 滞児),知覚-運動障害児のスクリーニング検査として 利用されている.自らの意思を言葉で的確に表現でき ない知的障害児の描画には,自身の内面を伝えるメッ セージが込められている可能性があると考えられる.

 本研究は,知的障害児の人物描画と社会的行動の関 連を検討することにより,人物描画が彼らの社会性の 発達の程度を推定する手がかりとなる可能性を探索す るものである.

方 法

 公立の特別支援学校に通う知的障害のある児童・生 徒計10名を対象とした1).その内訳は小学部5年生5 名(男子3名,女子2名)及び中学部3年生5名(男 子4名,女子1名)である2).これらの児童・生徒が 授業中に描いた行事体験の絵と学校生活における社会 的行動の関連について検討を行った.なお,本研究を 進めるあたり,児童・生徒の保護者にはあらかじめ研

群馬医療福祉大学 非常勤講師

* *

NPO 法人 遊モア

* * *

新潟県立看護大学

キーワード:知的障害児,人物描画,社会的行動,社会性の発達

知的障害児の人物描画と社会的行動の関連

―社会性の発達の手がかりを求めて―

河 内 和 直

栗 原   悠

**

境 原 三津夫

***

(2)

究について説明を行い協力の同意を得ている.

 分析対象となった児童・生徒の人物描画と社会的行 動の関連を分析するにあたり,人物描画については,

絵の中の人物の身体構成(頭部と体幹を区別して描い たか否か)と描画における人物構成(自ら他者を描い たか否か)を評価項目とした.人物画の身体構成は,

頭部と体幹を描いた群(e.g. 図1)と頭部のみを描い た群(e.g. 図2)に分類し,描画における人物構成は,

自分以外の他者(教員や友人)を自ら描いた群と他者 を描かなかった群に分類した.また,学校生活におけ る社会的行動については,他者との会話成立の程度及 び集団行動を評価項目とした.他者との会話成立の程 度は,教員や友人との会話において相手の質問に対し て適切な受け答えができる場合を「双方向の会話が成 立する」と定義した上で,双方向の会話が成立する群 と双方向の会話が成立しない群に分類し,集団行動は,

自発的に他者に関わることができる群(能動群)と,

他者と関わろうとしない群(受動群)に分類した(cf.

表2).

 なお,分析対象となった児童・生徒の社会的行動を 評価するにあたっては,担任教員から学校生活の様子 に関する聞き取り調査を行い,その指標としている(cf.

表1).

 上記の評価項目を用いて,⑴人物画の身体構成と会 話成立の程度,⑵描画における人物構成と会話成立の 程度,⑶人物画の身体構成と集団行動,⑷描画におけ る人物構成と集団行動の4条件についてクロス集計表 の作成ならびに四分点相関係数(ファイ係数:φ)の 算出を行った3)

結果と考察

⑴ 人物画の身体構成と会話成立の程度

 人物画の身体構成(頭部と体幹の区別の有無)と双 方向の会話成立の可否についてクロス集計ならびに四 分点相関係数(φ)の算出を行ったところ,得られた 係数は0.218と弱い連関を示すにとどまり,目立った度 数の偏りも確認されなかった(表3).

⑵ 描画における人物構成と会話成立の程度

 描画における人物構成(自ら他者を描いたか否か)

と双方向の会話成立の可否についてクロス集計ならび に四分点相関係数(φ)の算出を行ったところ,得ら れた係数は0.600と比較的強い連関を示しており,自ら 他者を描くことと双方向の会話成立の可否には統計学

表 1  担任教員からの聞き取り調査による対象児童・生徒の学校生活の様子と描画中の状況

対象者 描画の状況

A 絵の描き方は,マルで意味づけして描く段階であり,マル一つ一つに対して誰を描いたのかを伝 えることができる.

B グルグルと円を描きつづけ,教員の声かけがなければ同じ色で画用紙を塗りつぶそうとする.

絵で何かを表現するということ自体が理解できていない様子である.

C 授業中における描画では,決まって三つ編みとリボンをした頭部のみの自画像を描く.

『みんなも一緒にいたよね.』といった教員の声かけによって他者を描く.

D 授業中における描画では,決まって最初に頭部のみの自画像を描く.

教員の声かけにより,他者も描く.

E 授業中における描画では,決まって頭部のみの自画像を描く.

教員の声かけにより,他者を描く.

F 人物描画では,頭部を描く.また自ら自分とクラスメイトを描き,『これは誰を描いた』と教員に 伝えることができる.

G 人物描画では,頭部と体幹の区別が見られる.自ら自分とクラスメイトを描き,『これは誰を描い た』と教員に伝えることができる.

H 人物描画では,頭部と体幹の区別が見られる.自ら進んで他者も描くことができる.

普段から絵を描くことを好み,給食後に絵を描くことが日課である.

I 人物描画では,頭部と体幹の区別が見られる.自ら進んで他者も描き,教員に『これは誰を描い た』と積極的に伝える.

J 人物描画では,マルや線を意味づけする段階である.教員の声かけによって,他者も描く.

(3)

図 1  頭部と体幹の双方を描いた児童・生徒の描画

図 2  頭部のみを描いた児童・生徒の描画

表 2  対象児童・生徒の人物描画と社会的行動の関連の検討

対象者 人物描画の傾向 社会的行動の程度

人物の身体構成 描画中の人物構成 会話成立の程度 集団行動

A 頭部 自分・他者 双方向 能動的

B 頭部 自分 一方向 受動的

C 頭部 自分 一方向 受動的

D 頭部 自分 一方向 能動的

E 頭部 自分 一方向 受動的

F 頭部 自分・他者 双方向 能動的

G 頭部・体幹 自分・他者 双方向 能動的

H 頭部・体幹 自分・他者 一方向 受動的

I 頭部・体幹 自分・他者 双方向 能動的

J 頭部 自分 双方向 能動的

(4)

的な関連が確認された(表4).

⑶ 人物画の身体構成と集団行動

 人物画の身体構成(頭部と体幹の区別の有無)と集 団行動(自発的な他者との関わりの有無)についてク ロス集計ならびに四分点相関係数(φ)の算出を行っ たところ,得られた係数は0.089とほとんど連関がない 値を示すにとどまり,目立った度数の偏りも確認され なかった(表5).

⑷ 描画における人物構成と集団行動

 描画における人物構成(自ら他者を描いたか否か)

と集団行動(自発的な他者との関わりの有無)につい てクロス集計ならびに四分点相関係数(φ)の算出を 行ったところ,得られた係数は0.408と中程度の連関を 示しており,自ら他者を描くことと自発的な他者との 関わりの有無には統計学的な関連を期待できる結果が 確認された(表6)4)

 以上の分析から,人物描画において自分以外の他者

(教員や友人)を自ら描くことと双方向の会話が成立す ること,ならびに集団内で自発的な他者との関わりが できることに,一定の関連があると考えられる.しか しながら,人物画の身体構成と社会的行動との間につ いては,本研究ではその関連の成立を示唆する結果を 得るには至らず,両者の関わりについては今後の検討 を要すると考えられる.

 また,本研究では,知的障害児の社会性の指標とし て,担任教員からの聞き取り調査による学校生活上で の社会的行動を用いたが,今後の研究においては,よ り客観的な行動指標(e.g. 行動・社会性検査など)を 用いることも必要であると考えられる.

総合考察

描画能力の発達

 描画能力の発達にはある一定の順序があり(東山・

東山,1999),知的障害児は遅れが認められるものの,

健常児と同様の過程をたどるとされている(松瀬・若 林,2001).描画能力の正常な発達では,まず2歳頃ま でになぐり描きが見られる.線描きによるなぐり描き から始まり,手や腕の運動機能発達に伴って円が描け るようになっていく.2歳頃になるとなぐり描きした ものを命名することや,描きたいものを予告してから 描くという行為ができ始めるとされている.3歳前後 になると人物画を描き始める.3歳児の人物画は顔の みであり,眼,鼻,口が主に描かれる.4歳児になる と顔のみであった人物画に脚や毛髪が加えられるよう になり,頭足人間を描くようになる.5歳児になると 胴や腕を描くようになり,全体のバランスを整えて描 くこともできるようになってくる.このような過程を たどり,健常児の描画能力は発達していくとされてい るが,描画能力が単独で発達することはなく,様々な 他の能力の発達に伴い発達していく.子どもが絵を描 けるようになるためには,①認知機能の発達,②自己

表 3  人物画の身体構成と双方向の会話成立 双方向の会話

不可 行計 頭部と体幹

の区別

あり 2 1 3

なし 3 4 7

列計 5 5 10

φ = 0.218

表 4  描画における人物構成と双方向の会話成立 双方向の会話

不可 行計 自ら他者を

描く

あり 4 1 5

なし 1 4 5

列計 5 5 10

φ = 0.600

表 5  人物画の身体構成と集団行動 自発的な他者との関わり

不可 行計 頭部と体幹

の区別

あり 2 1 3

なし 4 3 7

列計 6 4 10

φ = 0.089

表 6  描画における人物構成と集団行動 自発的な他者との関わり

不可 行計 自ら他者を

描く

あり 4 1 5

なし 2 3 5

列計 6 4 10

φ = 0.408

(5)

開示・表現意欲,③イメージの形成,④手先の巧緻性 の4点が大事な要因であるとされており,これらの条 件が整うことにより,描画活動が活発化していくと言 われている(東山・東山).また,自分が描いたものを 命名することや,命名した絵の内容を説明することが できるようになるのは,描画発達と並行して言語面も 発達を遂げているからであり,両者が発達することで,

子ども自身がイメージしたものを描けるようになって いくと考えられている.

言語能力の発達

 私たち人間が社会性を育むためには,他者との意思 疎通の手段である言語能力が必要である.子どもが言 語獲得に至る正常な発達は,まず,生後3ヶ月になる と表情と視線による情動的コミュニケーションが安定 して見られるようになり,人間の顔に微笑みをもって 反応するようになる.8ヶ月から1歳の間に,身振り が顕著な意図的コミュニケーションが現れる.1歳頃 になると有意味な言葉を発するようになる.2歳頃に は二語文を話せるようになり,2歳半頃になると一人 称代名詞を使用したり,まとまりのある話を語ったり,

比較級を使ったりといったよりいっそう複雑なシンボ ル操作ができるようになる.これ以後,大人の話法に 現れる文法的特徴の全体が次第に使用可能となってい くとされる.このように子どもが言語を獲得し,言語 を用いて意思表示ができるようになるためには,言葉 と指示対象の関係,それぞれの言語体系が持つ複雑な 規則を学習しなければならず,語の音声が持つ聴覚表 象とそれによって指示される対象の表象関係を理解で きる認知能力が必要であると言われている(小林・佐々 木編,2008).

描画発達と言語発達の関連

 自閉症児の描画発達についての研究では,描画発達 と言語表出は関連があるとされており(松瀬・若林,

2001),また,知的障害児の描画発達と言語発達におい ても関連が認められたという報告がある.さらに,健 常児が人物を描くようになる時期の言語発達レベルと,

知的障害児が人物を描くようになる時期の言語発達レ ベルが合致するといった報告もある(今給黎・笠井・

藤原・山田・倉内,2007).これらの報告は,知的障害 児の言語理解について描画をもとに判断することがで きる可能性を示唆している.

 言語発達は子どもたちが社会性を築いていく上で必 要であり,また,知的障害児において描画は言語能力 の発達を知る手がかりとなることから,描画発達と子 どもたちの社会性の獲得の間には密接な関係があると 考えられる.これは本研究の結果とも矛盾しない.

人物描画と社会性の関連

 前述したように,描画能力の発達は,言語能力の発 達を知る手がかりとなることが示唆されている.しか し,言語発達に遅れが見られる知的障害児では,社会 性の評価が難しい.

 発達障害児の描画能力の発達について,人物画を描 き始めた頃から社会性(S-M 社会生活能力)が伸びて きたという報告がある(寺山・大塚,1995).また,本 研究において,描画中の人物構成と会話成立の程度に ついて比較的強い連関(φ =0.600)が確認されたこと から,描画において自ら他者を描くことは,他者に意 識を向け,社会性が発達してきた可能性を示唆してい ると考えることができる.本研究においては,描画中 の人物構成と集団行動は,双方向の会話成立の程度と の関連ほどの統計学的連関は見られなかったが(φ

=0.408),集団行動ができる児童・生徒は描画中で自ら 他者を描くことが多い傾向にあり,人物描画における 他者の描写の開始と社会性は関連があると考えられる.

教育における描画の可能性

 これまで述べてきたように,描画は子どもの様々な 発達程度を知る手がかりとなる.特に,発達の程度が わかりにくい知的障害児にとって,描画は言語能力や 社会性の発達など,外観からでは見えづらい発達の程 度を知ることができる可能性があると考えられる.

 現在の知的障害領域における特別支援学校の美術教 育は,学習指導要領において「図画工作・美術」が一 教科として確立してはいるものの,総合的な学習の時 間や生活単元学習の時間でも造形活動が行われている のが現状であり,図画工作・美術の授業で行われる美 術教育は特にどんな意義があるのか,教科教育として の独自性があるのか,といったことが問われている(奈 良・星野,2007).本研究において人物描画と社会的行 動の関連が示唆されることから,美術教育の中で描画 を重視することは,教員にとって知的障害児の社会性 が身についているのかどうかを把握する手がかりとな るのではないだろうか.また,教員が知的障害児の描

(6)

画能力の発達を支援することで知的障害児の社会性の 発達を促すことができる可能性もある.さらには,美 術教育を子どもたちの発達程度の把握及び促進の可能 性と結びつけることで,特別支援学校における美術教 育が教科教育としての独自性を確立していくことがで きると考えられる.

おわりに

 本研究は,知的障害児の人物描画と社会的行動の関 連についてクロス集計と四分点相関係数(φ)による 検討を行ったが,調査対象者数が10名という極めて少 人数であったため,十分な統計学的解析を行うことが できなかった5).特に今回の研究では必ずしも十分な 統計学的な関連の証左は得られなかったが,「描画中の 人物構成と集団行動」については何らかの関わりがあ ると推測している.そのため,今後の研究においては,

知的障害児の人物描画と社会的行動の関連について,

十分に検討が行えるような対象者数を確保した上で追 加的な調査を行っていきたいと考えている.また,本 研究の調査で扱った児童・生徒の描画は,授業中に描 いた行事体験の絵であり,彼らの描画が教員の助言の 影響を受けている可能性も否めない.そのため,知的 障害児の描画と社会的行動の関連性をより正確には把 握するためにも,知的障害児が自発的に描いた絵を直 接の分析対象にする必要があると考えられる.さらに は,社会性の評価についてもより客観的な行動指標を 要するところであろう.合わせて今後の研究の課題と したい.

 描画は社会性の発達のみならず,認知機能や運動機 能,感性や感情の発達と密接に関連していると考えら れているため,その相関関係を見つけていくことは,

自分の心を的確に表現することができない児童・生徒 におけるコミュニケーション・ツールとしての描画の 可能性を広げていくことにつながると考えられる.本 研究における知見が,知的障害児の特別支援教育,ひ いては子どもたちの健やかな育成にわずかなりとも貢 献できるのであれば,この上ない幸いである.

1) 知的障害の特別支援学校に通う児童・生徒である.知的障 害の程度を表す知能指数(intelligence quotient: IQ)はプ ライバシーへの配慮等の事情から,個々の対象者における 個人情報の詳細については,学校側からの開示を受けてい ない.

2) 児童・生徒の暦年齢(満年齢)は,小学部5年生が10-11 歳,中学部3年生が14-15歳である.

3) 四分点相関係数(φ)は2行×2列のクロス集計表で関連 があるかどうかを表す統計的指標であり,Pearson の積率 相関係数を当該条件のクロス集計表に適用したものである.

なお,本研究における統計量に基づいた分析は,標本数の 関係からあくまで参考としてのものである.

4) 四分点相関係数(φ)の有意性はχ2統計量の有意性に依存 するため,厳密な意味では統計学的な関連が保証されたわ けではないが,ここでは Pearson の積率相関係数にならっ た係数の絶対値に焦点を当てた解釈を採用している.

5) χ2統計量を用いた統計的検定(e.g. Pearson の独立性の検 定)など.

引用文献

東山 明・東山直美(1999).子どもの絵は何を語るか

―発達

科学の視点から―,日本放送出版協会.

今給黎禎子・笠井新一郎・藤原雅子・山田弘幸・倉内紀子

(2007).知的障害児の言語発達と描画発達の関連,九州保健 福祉大学研究紀要,8,167-172.

小林春美・佐々木正人(編)(2008).新・子どもたちの言語獲 得,大修館書店.

松瀬留美子・若林愼一郎(2001).自閉症児の描画表現に関する 発達的研究 ―言語発達と描画発達との関連について―,小児 の精神と神経,41(4),271-279.

奈良峰博・星野常夫(2007).知的障害養護学校における図画工 作・美術の歴史に関する研究 ―施設における造形表現活動と の比較による―,文教大学教育学部紀要,41,5-19.

寺山千代子・大塚郁朗(1995).発達障害児の描画能力の発達

―ある自閉症児の継続的観察―,日本教育心理学会総会発表

論文集,37,304.

参考文献

今給黎禎子・藤原雅子・安川千代・松山光生・山田弘幸・倉内 紀子・笠井新一郎(2006).健常児の人物画の発達,九州保健 福祉大学研究紀要,7,153-159.

謝 辞

 本研究を進めるにあたり,ご協力頂きました特別支援学校の 諸先生方,児童・生徒の皆様とその保護者の方々に記して御礼 申し上げます.

(2011年9月10日受理)

図 1  頭部と体幹の双方を描いた児童・生徒の描画 図 2  頭部のみを描いた児童・生徒の描画 表 2  対象児童・生徒の人物描画と社会的行動の関連の検討対象者人物描画の傾向 社会的行動の程度人物の身体構成描画中の人物構成会話成立の程度 集団行動A頭部自分・他者双方向能動的B頭部自分一方向受動的C頭部自分一方向受動的D頭部自分一方向能動的E頭部自分一方向受動的F頭部自分・他者双方向能動的G頭部・体幹自分・他者双方向能動的H頭部・体幹自分・他者一方向受動的I頭部・体幹自分・他者双方向能動的J頭部自分双方向能動

参照

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