政 策 論イ序 説 諭 牒と 科学 の 概 念
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(2) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 第二十三巻 窮四宅︸. ニ. 軽々異なる政策の領域が成立し︑それに勝じてまた異なる政策の体系が形成せられるとするも︑それ等がいやしく. もひ占つの政策という概念によつて統括せられ得るがためには︑外貌の稜々なる差別を超えて︑それ等転共通なる. 基調が存麗しなければならぬであろう︒それは..これあることによつて︑その稜々なる生清閑聯が︑始めて政集と. して.の性格を掲つに至るべき基暮に外ならぬ︒換言すれば︑政健としてわかかる共樽酌基調の布衣が前提せられる. こと鱒よわ︑これが敢会生括の異なる諸側面に表現せられ︑これと関聯を形成すること忙よつて′︑兵恩る諸癒の改. 発の体系が成立すると見られるのである︒われわれは︑かかる諸株の改発の共通的基調を成す基本的若干の問題を 遜 ㌦ ここに副般的時政管論における基本的なる課題と心て︑︑叫旛の省察糞試みたいと思う︒. このようなわれわれの問題提起は﹂更に表現をかえて次のようにも替われよう︒われわれが現実忙営みゆく祀会. 生活を︑静かに客観祓すれぼ︑そこには人の意識すると香とに︑かかわらす︑望んど限わない程の政策といねる. き敵金的・観象的なる生清閑係が浸潤し︑また交錯していることを認めねばならぬ︒人の生活ば∵いやしぺも何等. かの共同篇的形態各す竃限ケ︑∴望んど不卦的に何等かの蛋︑ある設︑少くとも政蕾な落雷もつ. 囲係と結びつく︒あるいはそうするととによつて社会生清が可能となるとさえ見える︒かかる政策的閲聯・の現実的. しかか意策の多鷺宮現せレめる億豊める七㌢それはー. 表現形欝︑多種多様セあつて︒荒れわれ豊讐分肢︑し慕ってその多様性姦め孟であるが︑しか て. 一 会生活白件のもつ種々異なる側面の相違忙存すること忙想到す㌢人がいノ葱 して牧むぺきことを命ぜられたとき︑. 信教の自由を昏苦れることなしとすれば︑これは宗教政審と見むれよう︒彼が学齢に達した子女む義務教育のため. ▲g■. 笹︑㌦髭の学校匿おくらねぼならぬとすれば︑これは教育政簡紆生活閑聯紅外ならぬ︒さて︑かかる政筒の多様性.
(3) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 教凝視サるとき︑をのような多様なる表現の形態は∵われわれの営む軋会生活の静々た一る側面に係わるものであ. ことむ知るであろう︒政策はかくのくして﹂入閣陪食の感激由との閑聯軋おいて︑多巌性を表現す竃ものである. とすればーそれ等が改発と呼ばれる共漁概念忙よつ七統括せ由れ得るもので偽る隈わ︑︑かかる統括を可縄ならし べき共通繁劇調が︑あらゆ 通的奄謙儲が︑ど惹紅いれゆる政窒㈹の拳茶的問題に外なちぬ︒. 頻らばー改野論にづいてのかかる草本的問題の挽討が︑何故忙紫波せられるわであるへか︒鳶よそ忽々なる政党. 朝なる盆暗関聯む形成し︑ここ私生活の硯笑蘭が絞り出される︒そこ軋曝.ノ腰意晶的なる野田と北ハ鱒︑また多く. は︑後にむ改めて論考せられる如くで霊体的なる契践と七て具現せらる︒批会生滞の諸側面において︑政覚絃具体. の非合理的な濱田が作用して︑現実簡そのものを梯親しでいるのである︒. 人間赦会生預の発達の︑未潔不十分であり︑したがってまた︑祀余生括の虚実腰軋っいて︑換言すれば政令生活. の事象︑ある小はその綜合.としての甥象紅つ小て︑これを客観的托︑すなわち科学的に認識しょうとの欲求の未だ. 横顔である限りは︑政衆論把ついても︑その基調を究明しようとする嬰求は現われててない︒かかる夢求の発生ぼ 結局︑人間の科学的蓼求に係わるもので. 過って︑人が祀余輩滴の規契態紅立ち罰う風薫るとき︑ここに祀倉科学の生誕が認められるのである︒. 政整調償っ叫ても︑この・ことに変りは計い︒人間共同生活の長い歴史をかえりみて︑琴琴の程度や形轡は如何と. 為あれ︑何等かの共同各桁が存在しーそこに支配や統治などの生緒蹄係が静められるとき︑思るい偲鹿感庭京轟念. 規定略しばらく措いてー何等か廉く観衆と称せられるごと・き敷金生清閑係の存在すると塗︑・ゝをこには必ず改 紆. 論痙. 訊. こて. 改発的生帝国聯が存在づべきこと掟言うまでも準℃けれぜも祀余生清の未発達と科学的なる謎識能力の未熟は︑ 政.
(4) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. で. 第二卓二巻. 第讐ち. 四. 必車しも常に︑︑政琴の基調をかえhリみるような思惟を生み出すと空目われない︒現実朝な利寄得欠に係わる坐清閑. 係は︑かかる攻冥関係洩場として政策の論議をたたかわせるかも知れぬとしてもーそのよ一うな主観的立. せられて︑科学的・客観的忙政魔の本質を探究しようとの妥求は︑人の省察的翳の成熟姦ての後の仕事に る︒. 主て1すでに人間の科学的省察の詑カが著しく成長し︑自然ならびに生活事象のあらゆる分野に渡って︑科学的. ∵. 認粍が限わなく推慧しめられそゆくとき︑人瞥常生活の諸国聯についても︑現実の生宿営薦賓誉意に︑ま. たその観察者たちうとする?眉燃料学風患い七は︑山應観察せらるべき対象は所典として︑既存のものとして認め. られる︒︑そこでは観察督自身から離れ︑独立の存在としてゐ対象が予定される︒敢全科学︑別して生結 とする科学賢いてぺ生霊象は観察者か一ら独立して予監ハえられたもので賢く︑かえつて対象たる生活事. は滞米た向つて観察者自身の形成しゆくものである︒彼等は自らの生活の営為を︑牒らまセ観察者とし七. ばならす︑東学の進展は︑人訂していよいよ強くかかる欲求を感ぜしめる肥登る︒. て∵国象の金融政策により生活必警叩の除数がもた濁された場合に遭うとき︑あるいは等しく国家の盛菜. て農産物檀格の勃上げが企図せられたと虐︑われわれの科学的省察は︑金融政策や農業政策といわれる個. の更に背後常在るべき︑ある小曝それ等の靂鰐底に桟たわるべき︑更に贋汎にして包括的なる経済故鷺蒜 追求してゆくであろう︒そうしてかかる根底への追求は︑遽に澱ひとり経済政賛の根基を究明せん左する. らす︑政策論一般の基確約課題濫ついて解明を庵とめすんば止みがたいであろう︒このようにして︑あ.らゆる政簡. 忙づいての省察は︑壷極的にはー政策表監ハ通な&改発基調の問題としての︑改発本質論とも名づくべき研究領. 域を可能ならしめることになる︒.
(5) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 政簡諭の展開にぉいて︑かかる科学的省察の澄場より基本的課題を取上げるの貯埜芸て︑われわれは従. と改発の論諸に対して加えられて習た最も山根的な批判そ 血隙かえ凄みておかなければならぬ︒もとよ. 批判磨っい七の一骨深い考察は︑後紅政繁規範の問題が検討せちれるせき慣低利断の課題に関聯せしめて 取上げられねば怒らぬものであふが︑しかし†この批判は. のの︑地位藍たは性格の規定に係わるものであるが敵艦︑行論の必要なる限慶にお.いて予め叫管を輿えておかなけ. れぼならぬ士思われる虻. 政策論的思惟が特に改発学として︑その地位を要求しょうとするとき︑従卒重として厳密なる理論的立場から1. てれに下されてきた批判は︑政策論と科学占を峻別せんとするの態度である︒′この場合︑対象とせられ. は︑現葵の個別朝去体的課題に蘭して︑論者の特定なる主観的立場からする提案と方策を意味する︒換言. ぼ三党の慣値の達成を意図する具体的なる実践的捨置である︒かかる特定の債値む基準として︑そこに主. る逢非得失計開陳する政発給を以て︑科学的なるものと償放するこどは許されざることとなす︒壊冒すれ. 壷間の歪籍芝︑かくの馨意味の政霊の翳するこ言質せんとす計外ならぬ︒︑客観性喜義的・特. 殊的判断に基く政策む︑科学の名忙於いて︑従って酬般的漁るも¢として凝集サることの不当なることは た思︒問題荒そ懸って釘の諸点淀存するものと思われる︒. 主観的なる憤傲判断︑したがってそれ灯基く具体的・英凝的政策が︑常に全く表性と客観性とから断簡. れ︑それと無線に存癒するものであるか︒■特殊的なるものと普遍的なるものよは︑本来ふたづの無関係 策. 論. 序. 説. 懸絡も無い存警あろうか︒琴芝歩をすすめて追求するとせ︑轟殊的なるものの存凄そのことが︑普遍的な 罰 政▼.
(6) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ \ 、、。_. 第二中三巻第四号. であろうか︒. 六. のの祥凝によつて旬絶となり︑同株望遠灯なるむのの意味がーまた特殊的潜るものを予定することによつてのみ 形成せら炒るのではない. もし全く主観的なる低値判断め制約を蝉疲し︑特殊的なるものを完全に放下し去つた時に︑到遷すべしと想定せ. られ名■般的・普溝助なる虞当拳の円実放︑如何なるものであり得るか︑藍たあらねぼならないか︒そうして︑仮. にそのよう潅叫般者乃至普遍安当著が把総せられたとして︑それが具体働・個別的︒特殊的なる祀会生活の現実態. にー政療とkての契機性をもとうとすれぼ︑如何庵る関聯忙おいて可能であろうか︒. このよう怒政策の規範の本質に係わ点課題の究明は︑乙れ記後め機会にとゞめて︑こ1には︑序詮左しての任務. から︑政策論の絆学性を抵香する立場が︑究極において取上げなければならぬ根本的課題の凝廓を指示しておくこ W とにとゞめぬばならぬ︒∵. そこでい藍︑論者の批判にたえ得ぬような改発玲から一⁝應身む温けて︑政策論が政簡諭互いて︑あるいは政貸学. とレて科学性を保持しょうとすれぼ︑そこに楊如何なる道がひらかれているか︒乙の場合にぼ︑眈忙論じられたる. 如く︑実践的なる政餞の提集︒樹立掛︑政策論乃至は政発学の名に徹せぬことになる︒こ′こでは叫椴に科学の矧象. が客観的存耗︑すなわち朗輿と万ての寄実でなければならぬように︑政焚の理想︑その利尊称柴︑そ. ︵l︶. 如何なるむのであれ︑散策む客観的事実として︑す孜わち興えられた為ものとして︑観察の対象としなければなら. ぬ︒政策論乃至政策学のかかる性格規定の叫例を︑われわれはカール︒オンガ﹂′の慧洞にこれを見出す︒. ∵♪シガー′の所論正したがえぼ︑われ鳩れが現象を観簡する常当誓そこ軋は二偶の異な竜方法が存嬢する︒三. は憫別的瓢識︵Erkenn賢のdes.iロdi告mue−訂且の方法であり︑他は︑叫般的認識︵E旨eヨ註ひde町Geロereごen. の芽津である︒前者拭︑現象の具体的なるもの教観察対象とするに対し︑後者拭現象の山蝦的なるもの︑すなわち.
(7) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. および共存︵C?e註tenN︶と 叫. 現象形態︵E読C訂甘ung各員e早∵む︑その対象とする︒さて︑われわれの経験は︑この現象形態のうち紅﹁ある. いは硯象と現象との問に︑継攣︵A已eぎand鼠○−驚︶㌧︑発殿︵E芝w許eどng︶. いケ規則的反覆性の存華すること・を明示する︒人がかかる規則性払おいて︑気象形態を把捉するとき︑そこに定型 ︵ぜpen︶および定型的関係︵づ選首c富野琵iOn︶が認識せuられるのである︒. 〟. ・′J.. しめる︒すなわち︑. ︼︑国民経済の歴史的科学十⊥琴翠︑︑統計学︒ 理論的闘民経済堕†十忠恕妄よび定型的関係の認識︒. 股▼についでも︑その悪意適用せちれねぼならず︑かてし手取金科学の方法として︑法則把擾数日的とする理論と︑. 政∵東∵諭∵檻=姦. 堅不すもの佐外ならぬ︒政篤学を技術学としての地位と性格と些限定することによつて∴そこ 急き漉すべ尊可鏑性歓求めようとするので雪︒具体的開票射し︑如何なる立瘍からであれ︑如 ら還れ︑何等かの豊島示し↓方向む指導し︑′その刺客得失崇唆すること︑■すなわち苧政雷 とは目由であサーまた必署ある︒害そ祀会を括の現実遁︑芝と聡かかる実損誓つて形成せられ ︑ 踵の交錯のうち忙過宥してゆく鳶だからである︒︑しかし政鹿砦いてわ論議の自由と必要 七. て︑始めてその科学性む許容せんとする態度は︑貰う儀でもなく﹁低値からの自鞠﹂︵意芝f邑︶あ兢格なる立場. 社会現象の変造む対象とする歴史と∵規範¢関する政策学とが分けられること忙なる︒政策学. ︵2︶. さてこの表的輝度を囲民麗済単粒移すときーそこ打抜三顧の観察領域が形成せられ︑︑それぞれの判単記成立せ. {. 経済科学蒜につ笠︑理論遠望亮び政警嘉するメンガーの歪は.当然蒜済朝学を含む敵会科学血. 閣民経済の実践的科学︵技術学︶−由戌経済政象学︑財政学︒. \.
(8) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 第二ヤニ惑 第讐署. 入. 政祭の学を成立せしめることにはなり得な小︒七乙托は科学の性格︑あるいは在韓についての極めて厳粛なる反省 が横たわる︒. 敢全科蛍の謙虚さ恩きびしく反省サるエとにより︑それ自らが保つ′べき固有の限界についての提唱は︑必華しも. ﹁. ア・密ルゲン.シュテルン︵〇・層︒r思nstern︶の﹁効鼎関聯﹂の所論や︑わが山田雄≡博士の﹁劾凝判断﹂の主張広. における効果の判断にとどまらねばならぬ︒かか各方法正よつての政賛論の科学への吸収.の駆庶は︑. 実への実餞に如王て︑何尊かの直接的行動指針を輿えるものではなく︑山偶の仮定的釣鐘においての︑目. 嘘を形成することにとどまらねぽならぬことになるバすなわちこの望昆は︑改質論とい戊ども︑眼前の具. 富うところの政整調乃犀野栄学は㍍雛監督したるメンガーの分顆た見られるよう忙︑技術的なる科学とし. そこで︑自然科学叫般の性格と同山のものが︑敢会科学払おいても厳に要求せられねぽならぬとせられる限り︑−. せれうことに︑その本来固有の世界を限局せねばならぬごと尤なる︒. 1を︑もつと高い科学♪ノもつと六ケ敷い科学に要せるり﹂妄言う︒藍こと笹科学は︑主張せす縫案せず︑唯説明する. ︵3︶. そも結具に対しても道徳的判断を輿えようとはしない︒それは何社なすべきか︑何をなすべからざるかを. る\こ㌃述べて︑﹁科学鱒斯ネの力が期芸緒警生むをう一︒去うし写それはそこで止羞︒それ実に対し. ㌫ら生ずるか真相&に過ぎない︒﹂と断キ更にバ雲ツ寸︵厨gebO−︶は︑経済科学が極めて謙譲なるものであ. るの で も な い ︒ 笹 に 光. はヾ顔知し得る結果に達するのでもなくぷ等級億的な論題を澄明するのでもなく︑また何等実機的計画を. 読︑ミニグールによイて指摘せられ︑るところである︒例えばケアンズ︵Cairnes︶は︑経済学の課題とするもの. ゾムパル︑トやウエーバーに侠つまでもなく︑夙に英国古典学派の経済学着たちによ1つても憤富に願ちれてきたこと. ■.
(9) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. ︵4︶. その有力なる新しき代表者を見出すであろうぺ. 著し仮定的なる飴挽より解放せられて︑甥真の乱余生括に直接何等かの作用をもつべき政策が︑轍学的に論考の. 対象となゎ得る場合老想革すれば︑それ揉特定の共同生括体に奉れで︑何等かその敢会わ一般的怒る劾向︑す払わ. ち祀会理想が︑その特定敢会の敵会意誠によって認容せられる場合でなけれぼ怒らぬ︒換言すれば︑特定の歴史的. 段階忙おいて﹂何等かの憤偲が一般的なる翠請として定立せしめられていな骨れぼならぬ︒然しこのノ場合におい. も︑その学問的取扱いの性格虹ついて疲︑綿の場合と何等本質的忙差奥掟ない︒すなわち︑この後の場合において. も︑予め特定め目的が新興として存在し︑それを達成成就すべき手段との詔閑聯の究明という訂神灯︑技術学とし. の政策論が構成せらるべき過程檻ついては︑全く前者とその揆毅二忙するからである︒. さで︑政覚諭の体系が︑かくの如く眉路と手段との関聯忙おいで始めて構成せらるべきことから︑ひとしく共忙. ︑科学的認識︑と称せられるも︑通常いわれる理論的なる認攣姦策諭胡認識との問には︑知識の性格的差異が存在. すると晋われる︒けだし︑醐放に理論は因典的方法紅よつて把恕せられた知識であり︑それは事象整掛に存在する. ものとして︑原因と結典との閑聯紅おいて認識するに計上政策翰は眉的諭的方法kよる知識であつて︑事象を何. 者紅か意欲せられたものとして取上げ︑ここに目的に対する手段の蹄聯が︑認識の対象となるからで︼ぁる︒政策 5︶. め目的論的体系は︑改発が遠の事象として︑科学的詔鞠の知象そなるときに︑訂的の定立が前提せられていなれ. / ればならぬという條件に係わってこれむ理解するこせが畢きる︒璧こと忙ごの目的論的な性格を負うことが︑ま溌. とりも霊さず︑政常論の技術学きレての埠質凌形成若とも奮わ・れよう︒も. 質的差異む威すものではない︒科学的認識の対象とせやれる限り払おいては︑・改発そのものも畢意ひとつの閉輿. 序. 説. カ. しての事実たる托す獣ず︑事実の静放としてのみ関係する酪り︑番象の背後にある意欲や寒味や規範かちは解放せ 諭.
(10) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 警手≡巻 第四膏. 二〇. られねばならぬからである︒た︑だ科学的認識の内部払おいて︑冒的軍曹息蓮とすることが︑これを技術学的認識 たらしめるに外ならぬのである︒. 改発翰の科学的性格が︑払とむ技術学として・のみ謎められると断定することに巧必ずしも昇詮患しとせぬでぁ. ろう︒少くと鳩独乙におぃての横倍判断諭等の纏綿む知るものには︑現実の敢余生活に直接転作用し︑これを何等. ふの方向に現算に攫近せしめんとの判断と指導とが︑科学の領域として認められねばならぬとする童顔の生じ得べ. 値判断の普遍性乃琴竺般他に存すると思われる︒したがつて︑この課題は︑後に取上げらるべき﹁改発規範の. きことも無親するととはできぬ︒ただ︑この場合には︑問題の核心は︑かかつてそのような英躇の規範たるべき慣 〆. 題﹂に紆いて︑正斬的に究明せらるべき機会をもつべきであろう︒. ︵エC・義.3geよUn琵琶冨ngen詳eニieMe旨︒de︵訂誌ONiaぎi00SenSCh罠tenundde芸寮isc. ﹁略設経済学﹂四頁. S︒nハ訂eこ00芦中城・ム︐声芦︵稲井三晶訳﹁経済学の方法に関する痴究﹂︶ ︵2︶高田保應ゝ. ∵・でこG・Myrda訂Dasp告isc訂E訂mentindern鼠︒n針訂粁︒n︒m訂訂ロロ︒ktrinbi−dun㌘﹂東学 と政治的洛素﹂七−入京︶ ︷4︶町田璧一︑﹁荘儲科学とし七の経済学﹂︵﹁戦後温済学の醗題﹂由所収︶. ︵三井藤半弼︑﹁政策論の構造﹂︵同著﹁租税原則学説の構造と生成﹂の警蚕を成す︶. 王. 政囁論乃至政豊一が︒︑その鶉察の対象とするものは︑何等か1の政貸そのもの︑すなわち政策実践自体でなけれぼ.
(11) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 及らぬ︒ここ紅改発論どーその学問的対象たる研興\としての政策自体との二者が憾び上ることになや︑こ紆等二づ. 隠忍の関聯についての︑仙應の遠縮約な塗隠を警るとと︑が必警恩︒そこ完ず蚊登論竺雫の併輿た るべき政策そのものめ意義肪問われる︒. 政繁とは何畳息嫁するか︒ヱの設問軋対する嫡羅的濫︑したがケて全面的な解明は︑われわれがこの序説を関越. として︑その後に展開藍息攣ゑ政琴の基本的問題の考察の開から興えら紅得べきものでかれ︑それ辱の基本的な. るも賢考常数倹たずして﹂俄に何等かの定義的撒合歓提出すぎと笹かつて遽漏激せ教癒するが如きは︑園よ幻. 誓みなきこ克と言わ應ければならぬ︒︑同時に︑そのような厳正な諸概念規定としての定義政︑必ずしも蕎論の出発. 点において鱒必蟄とせられろものではなく︑僅かに推論に不可挟なる若干の性格が∵正しく理解されることを以て. 足るであろう︒ことに行論の端初においての︑彼らなる定義的詮索濾︑推理の帰結たるべきものを予め把握しょう. とする矛盾む露呈するものであり︑﹁.定義は科学の終少なゎ︒﹂との批判を避け得ない︒同様に出発点においての概. う0. ︵l︶. 念規定への没頭は︑人をルて例え軋麗済学に関して︑﹁概念経済学空と称甘られるが如き誹りを免れしめ沿であろ. けれども︑多くの場合︑玲考の展蹄にあたつては︑予め不可駅的笹要求せられる岩干の拠点がある虻これは︑如. 何なる構築紅おいてⅧ当番に要求せられる足場である︒この足場の用曹なくしては︑人は何等の構築も︑何等の進. 行も許されぬであろをこのような足腰は︑構築の経過せ共佐︑︑あ渇い按除鼓せられ︑蜜るいは補正せむれ︑かる. いぼ扱充せられるか滝知れぬ旬じかしⅣ︑それが究猿払拭璃用に停すべきも抄であつても︑なお構築の過程紅おい. は∵必贅不可妖なみものとしてあ有用性を失わない鼠されば若し︑人が行翰の端初において︑何等か定義的なるも. 序. 説 ヽね. l. 肘. のの用意を必華とするとすれば︑そればこのような意味においででなけれぼならず︑ またその限りにおいて定義は 政 策 論.
(12) 第二十三巻 第四尊. その有用性恕保ち腐ると思われる︒. 二〜. すでにわれわれは︑政策給が︑目的と手段との関係としての技術学として成立を許されるとの朗給忙ふれたので. あるが︑通常の理解によつて︑政策自倦はこれに対して︑何よりも先ず常に何等かの葵践的発動として東上断られ 一驚換言すれは︑政筍偲常に何等かの行動そのものでなければならぬ︒. ここでわれわれが政警行助として把捜すをとき︑それは自覚的︒許憤的判断を基準としての行動を考える︒無. 意識篭る反射的︒盲目的題勧はーここ空虚嫁する行動ではない︒い宣告うところの行動を︑このような意味に︑限定. すれぼ﹂セれ路叫々の現契約︒具体的なる英践にぉいての︑養豚的慣値判断にまっでの態度の決定であゎ︑方噂の. 確立であり︑そうして葱払︑その方向への現実的なる接近である透見られる︒ここから︑行動としての政策には︑. 先ずそ︑の主体が存薇し︑その主体によつての横倍判断が行われ︑すすんで目的達成のための夷餞としての豪規がな ければならぬことを知るので奉る︒. 拓︑.いわゆる政指と共忙政策が意味せられる消息拭︑こつの概念の同州性を暗示するものとも思われるのである. 心差異が布衣するとすれば︑それはどのような意味の差昇であるか︒・すでにたとえば︑P︒−it粁という旨薬のうち. うとする閻家の意識的行勒と貰ってもよいであろう︒国家秒はたらきが政治として理解せら作るとき︑政黎蓋路と ー しての観象の括働と︑その政治的潜助との閲聯が∵ここに解明を愛東せちれよう︒いま政策の主体を閑寂と限定し 一 塊場合に︑圃家の活動が放浪として把経せちれると習と︑それが政治として取上げられるときと︑重く空事を意 味す︑るものであうっか︒改発と政治と盟ハに観象のはたらきとしても︑そこに何等かの差異があるめであるか︒苦. 基準よゎする囲家の輝きかけという所東成められる︒あるい墜芦某をかえて︑規奨を何等かの目標陀接近せしめよ. 通常の理解による最も山般朋な政張自体の意轟は︑囲象を形成す竃観民の生活諸関係軋対して︑何等かの横倍的. 、. OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ.
(13) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. が︑同時に藍た︑われわれの首肯の用語にぉいて政治と政策とは︑姦感に差別老示し・て居る︒ノこれ攣ぢの概念の. 何十性と差別性との検討の間から︑政策の概念についでの︑二膚明確な規定が可能町なるので払あるまいか︒. てれは結卑政策の主体忙閑す竃問題として︑後に研究の機会を留保せられる戊のであるが︑ゝ歩むすすめれ. ば︑政撃三体をひとわ−囲琴とのみ限零し︑政静は囲家の行動のみと規定する′こと自体に問題ぽなお残されているの. でぁる︒をれ等の考察は︑すべてこれを政策における主伶紆課題にゆず牒︑い藍こ紆序説では深く追求することな. ぐ︑政策論︵学︶ゐ対象たるべせ政策そのものは︑政簡主体の実践として︑従ってそれは行動よして把握せらるべ きものたることを明らかにすることを以て足各であろう︒. かく打如く忙して︑故魂自体ば政策主体の実践的行動として放上げられる限り︑かかる行動の表現形式として︑. てれが目的と手段との関係忙還元せられることは当然である?政策がひとつの技術として把握せられる打は︑変遷. にこの目的と手段との関係忙おいて︑前者た各目的が予め⊥定せられるもの美して輿えられた場合である︒すなわ + ち︑予め確立せられたる目的に対し︑︑蕊としてこれに対する手段の関係が潤われるのであ告しかん︑ここ・で私こ 眉を深めれば︑かかる目的昌体の確定が間題となる. れかを捨てる選択行動である︒とのような過桜の後忙︑自的の芸荒完盲的の確意ということが始めて貰われよ. ぅ︒そうして︑かくの如くすで︑に首的の仙定という定式た愚かれれば︑問題は主として手段の側にぉける換作・魔. 動よして現われる︒こⅥような蘭聯がすなわち投術としてl理解せあれ為所である︒冒酌自体の設定は︑究極に偲償 ︑. 低利断忙係わるものであるが︑そこ笹滋潜一般的な形式原理の存在が追求せられる余地をもつ︒へゎれわれは﹂とれ. 政 策 論. 序. 説. 二ニ. い致しばらく︑政策が牒的を手段との定式償おかれ︑目的妄の制約によつて技術的阻係としで理解せられる場. 、.
(14) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 第二十三巻 第四尊. ⊥四. 合をかえりみるとき︑ここにミルの﹁鈴蘭学﹂担おいて取扱われた﹁学﹂と﹁術﹂との秦渉が︑すくなからぬ意味 ㌦. 恩つこと忙な. J︑︑ルは人も知る如く︑科学ご几諭の立場をとわ︑科学という碍の本来の意味︵P苫pe隼∽en芳0ご訂te呂︶は. 自然の過程の探究︵Ⅰ屋象rie00i菩OtbecO訂se象恩t已2︶というと七ろ町あむ︑その限抄造徳科学︵人文科学. 竃○芯lm怠e誓e︶についても︑これが例外たゎ得敷いとなす︒すなわち祀会生活に関する現象についても︑これが. 科学の対象と怠る場合には︑その自然週給が取上げられるのであ告ただ︑通常︑道徳科学の名のもとに︑義務・. のである︒そこからミルに. らるべ漕﹁諸情況の結合﹂人COヨEn︒ti告SO抽︒ir︒ロmS芯nces︶の定理をもつて︑これを技術に‰ぇす︒技術はそ. として取上げて︑これを考究首nside町︶し︑その原因於よび條件を検討吟味︵iロ議−i驚e︶し︑それが渓現せ. それを受理して︑それを研究の対象︑すなわち科学的処理を施すべき現象︵Pbegm瑠a︶または結典ノハE晋ct︶. 歓允ず挟撃︵pぺ︒pO00e︶七︑. おける技術の基準と科学の傲理との関係が︑次のよう町開明せられる︒技術は達成し実現せんとする自的︵E急︶ 叫. 何等か他の技術の基準の琴由を成すものは︑それに対應する科学の決別に外ならぬ︒﹂. ≠ かくてミルによれば︑通常貰われるように︑科学は扱術に対しての理由を輿えるものであわ︑﹁政繁の準則乃至. 会に関する諸科学に対癒する﹃術﹄︑の山部なのである︒﹂と︒. るいは︑準則に関する提言は﹃術﹄である︒かくて︑倫琴乃至道徳といわれるものは︑本衆︑人間の性質忠よび批. は﹃学﹄と区別せみれたる﹃術﹄の特徴たるものである︒事実に濁する断言で路なくて︑いやしくも何等か基準あ. そのことは科学ではない︒そうして︑この命令法こむは実に技術︵衛Art︶の特徹忙外ならぬ︒日く﹁さて命令法. 葵鹿倫理・道徳等を含めしめ・るが︑これは自然過杜が本来︑直接法たるに対して命令法の形式を成すものであり︑. 伊.
(15) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. こでこの﹁緒情況の結合﹂豊富号壱の何れふが入間の能力中佐あるか香かに廠じて︑その日的達成の鹿香を. 明言する︒換言すれば︑蔵術の静掟は︑吏の目的の望ましい七上へ計i邑−e︶∵であるに対心︑科学は技術に向つ. で︑それの達成可能性についての命題を輿える︒かくて技術は︑目的の温ましさと可能性とを輿洩られるLとによ. つで︑ここにこの命題む︑基準また偵準則▲となすことに凍るのである︒ミルによつて説かれた学と術︑科学と改発 ︑. との関係戦われわれが上兼述べきねつた政策論︵学︶と政策乱体と些還元すれば︑ミル忙怠ける学の地位監芸. べきものが︑すなわち政策論︵学︶であカ︑その術ハ技術︶としでの嘩紋を占むべきものが︑笑践的行動としての. 政琴そのものであると見られよう︒政欒をもつて︑その守うに技術的過程として取上げるとき︑. ︑くアリストテレス町よる技術の体系町室町右こからまたそ・の掛詣的思惟. 術はそれぞれ特定なる自約定立において︑その意義をもつに至ることが明らか虹せられると孝︑このような思考は 遠くギリシャの苗代に 閑聯がたどられること. を さ. 、ノつ て. ・lV︑−j.. 政 策 翰 序. 説. 山.荒. 発理想の本質論的課題から心願はなれて︑行動を規制する二俣原則が見出されぬであろうか︒. 虚心た場合にも︑なお行動を規制する﹂般朋な琉蒜式が認められ路しないであ\ろケか︒政策の規範︑すなわち改. るとしてr︑さてその表現には何等¢秩序も存在しないであろケか︒いま憤低判断は全く主観性/忙支配せられると仮. たつてこれ里椴的に規定する形式が存在しないであろうか︒. の債低判断檻よる態度の決定であり︑且つ目的に向つでの接近である虻政策論は七のような関係乾所輿と 鶴的に取上げ︑そこに政集論としての体系老形成するが︑かかる体系形成と掟鮒に︑忽施政策その虹のの. 改発論の対象たる政究そのものが︑改案の主体による行動であるかざサ︑それは具備的なる時点時点に. 知 か る の ∴ぽ.
(16) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. ︵1︶W・Eucken山口ieGrundl還ender2atiOna−穿OnOmie︸−慧〇.. 第二十三巻 第四葛. オイケン︑﹁国民経済学の茶. ⁝Kapit告訂︒re訃che︑Untersuchungen﹀−諾料.. 拙 訳 オイケツ﹁国民荘済学の基林間題﹂聖ハ買以ヰ︒. ︑︑. 〝. ハ. 日く.﹁自然に関する定義からは︑自然科学は生ぜぞ二悪賢諒する定義からは物理学ほ生ぜず︑生活に関する定義から. System. O叫LOgic一BK●くー一Chap●舛ⅠⅠ﹀pp・豊平−q.. フ㌧ストテレスは︑か1る薄味のpO−itikかを︑即ち/﹃人間の. 勅︑とともに戦術に隷属する︒かゝる場合︑上位の技術が貿kぎ卦−Oni粁m. Lようとする学を主要技術と呼んだのである︒﹂. 四. と呼ばれるのである︒従って︑上梓技術の目. 改質論の対象として典えられる政策自体は︑這の低値判断忙基く実餞やあ五−したがつて︑それは主体の行動. として表現せられねばならぬものであるとき︑その限りにおいで︑改発自体も患空般の行動とともに︑行動とし. ′. 的は他の目的を己れに隷属せLめる︒アリス上プレスは︑この関係を学問に適用し︑実践の目的の最高なるものを蘇綴. ヽヽヽヽヽ. 蒜他の手段としてそれに服隣する︒手綱やその他の属兵を作る按傭ほ乗馬の技術に隷属し︑棄康の技術は他の軍事行. 学﹄を興実の重要技術︵ar粁訂ek−Onikヱとして取扱′った︒個々の技術︵−ekhn豊は︑それぞれ自的︵−e訂︶を持ちつJ. ヽヽヽヽ. ︵阜︸和辻哲郎﹁入間の学としての倫軍学﹂富山真に日く﹁. 六9︶J∴S・Ei︼ごA. 民経済学の凍質﹂に収録の拙稿′﹁オイケン教授と経済理翰﹂一四二見︶. ない︒定義から出発することほ︑常に主観的にして慈窓的なる︑しかも輿夷をかけ離れたる恩卿へと導く止︵前掲﹁国. は生物学的知頴ほ演繹されない︒歴華の是尊からほ隠史学は生ぜザ︑芸術の定義からは顛理を含む芸術学約成果は甥れ. ヽ.
(17) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. ての共通の規定條件に制約せられることは当然である﹂︒. さて︑改発が行劫として取上げられるとき︑行励むのものを規定すべき鵬般的なる原則を︑あらゆる角度におい. て把捉しセ︑とこに行助の重商的なる基本原理を確立するが如尊ことは︑最も望ましいこと︑紅は相違な叶として. 虹・いま俄芸放し得べきとで嫁ない虻そのようを基本原理に係わるものと思われ畠二︑三の点ぬ覿角を定めた. だけでも︑行政の究極洩範たる慣倦め二痕性︑それの壌体化の関係︑行劾の表現形式等の閑適が浮び上り︑その一. ︵l︶. っ三が︑藍た複雑なる内容を包首する︒変には行助′の最も瀬泉を成すべき主体の意恵そのもめ空且ち到各とき. は︑.生活するものの究極的二般的茸疲というが如き︑哲学・宗教の世界にまで︑さかのぼらぬば止みがたいであ. ろう︒かかる全部的・包括的なる理解む一億に企図することから暫く週休て︑あるひとつの角度に立つて︑行動の. ㌢くべき規定を求めるとき︑ここに兄事行動の表現形式が蕗識せられ︑これを盤序し侍系づけることによつて︑そ. こから行助の山鹿的形式忙関する山傭の基本原理が把顕せられること忙なる︒. ︵盟︶. 政策の原理に関する問題驚このような角度から過払して∵政策についての基本的考案の二斬に︑極めて大きな. 京︑唆む輿えたものとして︑われわれはここに大熊信行博士の﹁政策原理の問題﹂をかえりみなければならぬ︒. 大熊博士は︑先ず政党概念む﹁政治的主体の目的達成行喬﹂であるとの規定に出発し︑政策が払とつの﹁行薦﹂. であるという二見に特別の比重をおく︒さて行為たる政葉む︑すべて経済庶政によつて解明しようとすることは︑. ︵. 思うに経済原理そのものへの余わにも過大なる期待であわ︑これによつて一切の政算を寛棒せんとの要求は︑▲必ず. しも安当と望忘れぬ︒むんろ行為を規制するための﹁一骨大きな基礎理論または市名の哲学を必要とするもの﹂. 3︶ と考えられる︒かかる一骨大いなる基調忙ついては︑これむ暫くおき︑問題を凝済原理忙よつて基礎的に支韓せ︑ら. l七. れ得る限界のうちに︑もちきた.つて取上げ′ふとき︑ここに行薦についてのひとつの笑顔形式が一般的に把捉せられ. 政 策︑諭序∵説.
(18) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. ¢. 完. ることになる︒それは大熊博士によつて確立せられた配分の原理に外ならぬものであり︑これを政策実践に移すと. き∴王体忙よる資力の軋分と♭て琴解せられる︒すなわち傲驚を街馬頻るの性格粧おいて捉えて︑その経済的開聯. を救出しきた.るとき︑そこに経済原理によつて統一せられ︑体系づけられる行焉の原則が発見せられるに至るので ある︒. る協同的な結合の構成に至る喜べ主体の差別はほとんど無限である︒したがって︑かかる差別的なる主体の忠志. い差別盈表現する︒伺よ凄も発す重体そのもの町無限の種別がある︒取結なる白熱人から机発して︑埠々望父錯す. しないのである︒しからば︑そのような共通点隠何処に認められるか︒忠よ︑そ金満主体の行動は︑吏ことに限わな. 動と共通する軋のをもたねばならぬ︒その共曹宣立つ阻む︑政柴と緒他の行助とを区別すべき何等の理由も滞在. 蒔か主体の実践であわ︑行動として表魂せ. 政策実践と経済原理との︑か.かる内面的閑聯を︑われわれは藍た次のように理解し得るでかろ彗︒政策が常忙何. \. の意味をもつこと忙なる︒. \. としで︑表現の礫会を得んとする殴り︑必然に経過せねばならぬ形式であ打︑ここに経済原理がかかる形式として. 通富みは︑行動の表現形式に通い蒜擬せられる︒それは行動が︑いやしくも何等かの手段を鉄介とする行動. 断に塞く実践塗るの形式軋よるものであ訂ことは︑すべてに辞退の事実でな骨れ掛ならぬ︒′す患わちこの場合︑共. であれ︑主体や敵国や成典が如何に異ろうともへそれかいやしく宙行動としての表現歓とるかぎり︑それが慣倍判. 通的なものをもとめよjましても︑そこからの把捉はほとんど不可能といわねばならぬ︒けれども︑如何なる行数. を示すの.である︒されば藍た︑人がかかる行助についての主体的意図や︑あるいは行助の成典につ打て︑何等か共. と要求と企図とは︑また限りなく相違し分岐する︒このようにして︑規英に人が日常経験する行動は著しい多棟性. /.
(19) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. / さ鳶忙われわれ竺應通念に従つて︑改発の主体教囲象にもとめて考察を進めセきた︒政館主掩の詳細なる検討 れ. 軋︑これを後の機会に保つとするも︑政環概念の藤兜的背景と日常弘通の理解▼這よ予ご計︑ 侍が凍衆︑共同的・叫般的なるものを代表すべきこ. ばならぬであろう︒もとよわ︑政策の硯冥拡︑往々臆しで︑この要請と矛盾して︑夷同約二般的なるものが反つて. 特殊的︒部分的計る恵俄によつて盛断壷配せられるととのあることを示し︑更に藍忽﹁臼の日常用語についても︑. 政策なる富来が往宣にして私的国保虹も韓確合られるのを軋るけれども︑政繁の概念そのものが︑奉雑巾共同的︑・. 一般的なる性格に基礎をぉくことは認められねぽならぬ/どころである︒終発に見られる英雄や僻蓋の支配比︑. 本質上まつたく個人的︑且つ私的なる恥のと見なけれぼならぬが︑しかもその場合にも︑政治的支配の関係恕共同 的・表的なるものと外観化臆んとの意図や心理は看過する うな意図のひとつあ例と鴻看ることができよう︒七牽がって政策な. 意図に出ずるものでなく︑共同的仁山般的なるものを志向するものであゎ︑それ故に共同生活の全体的阻聯を基調. として︑共同生活関係への干渉・規制・指導︒助成辱の軌きかけとして具現する︒このような意味で閣家が︑改発 主体の典型的なをものと看徹される所以である︒. さて︑商家を改発主体の典型的なるものとして取上げるとき︑そこにはその.行政を規制すべき形式原理が認めら. れる︒︑すなわち︑配分の原則である︒とれは国家の行動を麗辞原理の角度において捉え︑国家資力の配分という関 係のうち忙︑行動教流二離諺秩序づけようとするものである虻. われわれは経済原理としての配分の原則を︑山酸的に生酒黎硯の形式として理解せんと欲する︒それは手段の殊. 序. 嶺. 山九. 介を必撃こする珊瑚の行軌について︑表現の不可紋的形式であわ︑いやしくも生活が行動として始めて表現教見る 政 集 論.
(20) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 第二十三巻 解団号. ものである限む︑したがつて︑それは生清の表現形式であると言い得る︒ 生時の霊が︑その銀座匿おいて欲求の無限性と手段の限定蛙との矛層に係わると ての︑蒜的なる隼徳武現の形式が璧する︒配分の鹿則揉︑まさに㍗の表形式悉すに じ急く︑現実生活の種々なぇ営焉は︑差の意函する低値の蓑賢つて∵限急い多様性 も︑しかも蒜の垂欝それにもかかわらす輿通約に通過せねばならぬ﹁窄き門﹂とし. もつと見られぬばならぬ▲︒それ炭層せられたる手段誓つて︑應億の限わなき追求へ品わねぽ監ぬ三の.共. 通の制約においての︑行動のノ形式完雷ぬ︒︑観家が政焚の主体として取上げられ 手段として︑・経済的親欝立つものは図家の資力である︒これが兵同約・表的観点 分せられゆぐとき︑われわれ︑は政策契践においての経済庶政の支配を認めること ︵1︶入間生活の仙﹀層辟瀕的なる究明の血つの吻合とLては︑. 赤松要︑﹁荘済政策﹂車の第﹁蟹﹁経済政策の基凍原理﹂において基茶約分肝と冨的思索が霞開せられてい ︵3︶同 上︑五四七貰︒. ︵2︶大熊信行︑﹁政策芸の岡野︵同著﹁政治経済学の問題﹂警部第六聾︶. 上乗述べきたつたところは︑政策論︵学︶ならびに政策そのもの芸いて︑その基本的課題へと個別的に且つ叫. 慮深豊入ろうとする雷の︑端緒的な足場セあか︑問警ついての周辺的墓序と展警濱え雷外なちなか /. った︒︑ここでのわれわれの企図は︑問題に対する序論的∴開題的展開をな 方の所轟を描き出すこと忙よつて︑向後忙取上げらるべき個々の主題に対し.
(21) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 在つた︒この序論的考察のうちで︑あるい塙示的汽雪いセ借款裡忙関馨られた諸課題が︑ せ個別的に且つ正面的に取上げられぬばならぬ順序となる︒その場合︑政策論ならびに政 本的解明姦求せらるべき警抜︑雷そ次の三つの諜讐あむ︑それ等の欝が試みられること貰 覧いての豊に︑ 異にする政策論に対しての共通的基調を形成することにも洩るであろうっ 第て政策に苦る主体の問題∵政策が撃墜としての斎動冨る限軒︑ここに葬ず政策の︑蒜 ていなければならぬ︒すで檻われわれ竺︑二の場合隼政策主体の典型的なるものとして国 るが︑これについては更に探い考察が要求せられね掛ならぬ︒ 忘置産廃の︑蒜は誌何な農林を要求せられ︑如何誉本質驚喜ければ怒らぬか︒傭人よ晶 なる協同侍にいたるそれぞれの行動主体ほ↓政策の主俺としての性格をすべて具有し得る 家が︑改発主体として山般に是認せ点れるのは何故であるか︒. 国家が政筒主俺の典型的計るものとして淑上げられたる場合︑われわれはそのような国. スミスやミルやシジウィツクなど粁貪写展開せられ葦政呼職能玲︵図象職髄論Yも無税することを許されぬであ. ろう︒ \ 間警差︑次のように農開せられるで雷う︒政策の主体の現実警告と︑その冨せられたる 問聯の追求で雲︒換言すれ疲﹁慧政策主俸﹂と﹁誉べき改発主俺﹂との関聯で雪︒これ姦 れば﹁在る紺豪﹂三癖美き豊﹂との間讐雷︒こを闘象讐いでの学詮・思想がかえ老られね 政・策 翰序説 ≡.
(22) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 第二十三巻 第四号. ぬ︒. 政策か主体の行動であるかぎむ︑それ掠何等かの様式によつての︑敢会生活への働きかけである︒そこに重体の. 行動そのものの性祐・形式∴対者への閑聯が問われぬぼならぬ︒それ徳政覚主俺と一般生活者との関係として取上. げられるでりあろう︒そうして︑これは政策主体の性格や構成の如何によつて︑その関係を著しく異にすることにな. る︒. 第二︑政繁忙おける容体の問題︒これは希蒜諸藩が改質吐息げる﹁誕が﹂︵wbOヤWer︶の課題であるに射し︑. 〟. ﹁誰巴︵各︒mいw苫︶あるい蛤﹁何だの課題を威す︒すなわち政策における受動態であわ︑言葉をかえれば︑. 政策の対象込も奮われよう︒. 改発が主体の実践的行働たるかぎわ︑ノそれ忙よつて︑働きかけられる対象がなけれぼならぬ︒いな︑理論的には. 働きかけらるべき対像の予め存在することにょつて︑政簡が成立するのである︒政策の発動を触苑し︑促進せしめ. る外的前提は︑実に改発英践盈嘗求し︑藍たこれに期待する対象としての現実態の存凄に外ならぬ︒そのような現 実態.にして予め存在しなけれ琴政策もまた発勒の起因をもたぬであろう︒. 姜︑すせ煽らかならしめ荒く︑政警体の性格が︑共同的・表的なるもの墓誇せ鳶べき盈である. とき︑かかる共同性乃苔二筋他の意味は︑実に政策客体の共同性乃至十般性士係わること匿よって︑その杢弗の性. 格が明確ならしめられるあである︒す改めち︑政策主体の性格が血般性において認められること蛙︑主件の符融が. 本釆︑私的なる︑∵あるいば栂殊利益的なる也のたることを許さすし︑て︑共同的仁義的なるものたるべきこ・との. 誇に立つからであわ︑したがって政策の容体玖私的な特殊利益的関係で仲基わ得すして︑等しく姦的怒る現笑態 でなければならぬ︒.
(23) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 奮う恵でもなぐ﹂政教野鼠凍的似きかげの具体的対象払︑何等か特殊的︒部分的覆る生清閑係 であることは現実甘あろう︒寄実ぬむしろ︑そのような具体的関係と態腐せをもつて︑政琴は実 虚言あろう︒けれども︑その場合に在つても︑︑部分的義妹愚なるものへの発動払︑それだけ忙 のとして成立するのではなくて︑′重体酵聯を管覚としての部分への関係た省の慧設立り︒この わ凱は︑政策の客体臥野蒜的には全体としての共同生活をのものであると風なければならぬと考 生体としての共同盆暗そのものは︑換言すれぼ毒の基礎紅立っての敢会生活関係佐外慮らない おい り出される︒したがって﹂政寛容体としての絶食関係の現実態が課題と怒るとき︑われわれは先 の現実態の基調を明らかにせぬばならぬであろう︒そこで掟︑壷括存立の基本條件や生活の動態. − 雷そあらゆる運動は︑矛盾の発生賢づて促されること鱒∵ひとつの邑恋的法撃あ㌃︒敢会が全体として有. 同及形成する契軽の異なる蒜じて現出する程晶なる生温関係乃蟄酷替生酒の分野の成立が︑問題 う︒そうしてかかる生布野係︑′あるいは敢全国係に対して︑改発が働きかけるとき︑そこに如 るか︒軋会関係が改発忙よって変化敬うける時の︑表的な原理ほ如何なるものであるか︒また︑ や過程眈如何忙把捉され得るか︒. 軽的関聯むもち︑払とつの生活件の如く北署健ざれるとき︑整蒜また=全体とし︑て不断の還勤過程にあるとも見ら. れよう︒ここに道動についての表的怒原則が女鹿を示すであろう︒弁澄法ぼかかる運動の過程竺 原理として認められる︒生鰯体︑譲るやは全体としての祀会の選勒を支配する自然的洪別の支配 讐論. 序説. よる働きかけは︑そこに如何なる作用を也りのであるか︒政策が常竺定の規範に導かれての行動 ≡一 政.
(24) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 第二十≡巻. 第四号. 二拍. 的達成膚焉であろ限り︑そこには常に意図せられた状態の予定があり︑とれに照して現実感への批判がある︒ここ. .に政策としての茸志朗行戯と∵自然的這勤としての配合の動向との交錯が成立する︒そうして政策はこの場合・あ. 持せんとするととも︑あるいばこれを∵唐促進強化せんとすることも︑真にあるいはこれを抑制々止せんとするこ. 患いは泊橡的にも︑またあるい掟積極的笹も存在し終るであろう∵散発は敷金の自然的なる動向を︑その蕊牽に絆. ょも∵三体の意志において意図し得る︒それと共に︑そのような意図の安当性や可絶性が批判の課題ともなり得よ スノや. 政策客体の問題は︑政策の各線異なる分野の形成にもつらなるつ対象たる敢会関係の内容の老兵に應ビて︑異な る内容の政策体系を成立せしめるであろう︒. 第≡︑改発における規範の問題︒とれは改発の︑三体ならび忙容体の課題に対して︑政策方向の課題すなわち︑. 象牙re−W︒Fin−WO琶の決定に外ならぬ︒これはまた政常における理想の問題と音つてもよいであろう︒. すでに政東の嶺侍が確立せられ︑政篤実践によつて影響せらる′べき客体が明らかにせられた場合︑この客体む如. 何なる應向に誘電するかの決定がなければならぬ︒こⅥ方向を輿える基準たるものは︑すなわち政策の規範に外な. ち烏∴規範の定立あること桓よつて︑政策ば始めて実践性をもち得るとも貫い得る︒. 政策論濫怠ける機値判断の問題は∵君主してこの場合に関係をもつ︒㌢うして憤億判断の主観性︑あるいは客観. 性についての究明は︑結局に於いて政策論の科学性に帰着する課題であり︑乙ごで学としての政驚論の可能性が先 ず根本的に検討せられることぬなる?. 改廃規範の問題は︑かくして普遍安当性をもつ規範が↓如何にして把捜せられ得るかが先ず取上げられる︒その. ような規範が把超せられたとして︑その本質は如何なるものであるか︒政策が生活乃至能会関係の現実態に向つて.
(25) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 直接閑聯教もたねばならぬもので思竃限万︑しそれは特殊的・典侍的なる規範として規通れねばならぬ必然性に丑た. 篤と具体的当番との関係が︑ここに十分なる究明を畢潰せられる︒. ゝされるであろう︒その場合︑規範の普遍性せ特殊性とは︑どのよう億円前約層聯に結ばれるのであるか︒諭魂的当. 政魔匿おガる規範の謹厳が検討せられて︑ノその間の論理が確立せられる限わにおいて︑政策が科学として許さる べき地位が自ら明らかになるので周る︒. 序. 説. ニ票. 前掲赤松要鱒士の﹁経済政策﹂をあげねばならぬ︒その折訟については︑後の機会に折にふれて開設するであろう︒. 註 政蘭学ならびに政策その協のの基本由・風域約諾問題について︑畠せLて経済政策.の立場からこれを追東Lた労作として. \. 政 登 袷.
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