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(1)

金属強化ポリエチレン管

エスロン スーパーエスロメタックス

スーパーエスロメタックス用圧縮継手

エスロン メタキュット継手

技術説明資料

2011年4月

積水化学工業株式会社

(2)

はじめに

プラスチックと金属管のメリットを併せ持った管材として、多くの実績と信頼を築いてきた「エスロメ タックス」。その施工性をさらに高め、より低コストな施工を実現するために、この度「エスロメタック ス」から「スーパーエスロメタックス」として生まれ変わりました。

素材の変更による曲げ性のアップ、確実・安全施工を実現する継手により、給水・給湯配管から空調配 管までをオールラウンドにカバーします。

以下、「スーパーエスロメタックス」の性能・特長などをご紹介致しますので、宜しくご検討のほどを 宜しくお願い申し上げます。

目次

はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1.スーパーエスロメタックスとは・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 2.スーパーエスロメタックスの構成材料と基本物性・・・・・・・・・・2 3.スーパーエスロメタックスの特長・・・・・・・・・・・・・・・・・3 4.スーパーエスロメタックスの用途・・・・・・・・・・・・・・・・・3 5.スーパーエスロメタックスの基本寸法・・・・・・・・・・・・・・・4 6.スーパーエスロメタックスFC(保温材付き)について・・・・・・・5 7.スーパーエスロメタックス用継手;メタキュット継手の特長と構造・・7 8.スーパーエスロメタックスの品質・・・・・・・・・・・・・・・・・9 9.スーパーエスロメタックスの性能・・・・・・・・・・・・・・・・10 10.スーパーエスロメタックスの配管設計上の注意事項・・・・・・・・22 11.スーパーエスロメタックスとメタキュット継手の標準施工方法・・・29 12.その他施工上の注意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31

(3)

1.スーパーエスロメタックスとは

スーパーエスロメタックスは耐食性・衛生性に優れたプラ スチックと機械的強度に優れたアルミ金属から構成される 複合管材です。従来の管材とは異なり、軽量で管の曲げ加工 が可能でその形状を保持します。

数多い金属の中でも特に延性の大きいアルミ材料を補強 材としています。アルミ材料の内外には衛生的であるポリエ チレン材料(図-1)を使用しており、特別な接着性ポリエチ

レンを介してアルミ補強層とポリエチレン層を接着しています。 図-1 ポリエチレンの分子構造 またポリエチレンは、中でも特別に耐熱性の高いグレードを使用

しております。

図-2 スーパーエスロメタックスの構成

2.スーパーエスロメタックスの構成材料と基本物性

アルミニウムとポリエチレン及びスーパーエスロメタックスの基本物性を表-1、表-2に示します。

表-1 構成材料の基本物性

項目 単位 補強層 樹脂層

材質 - アルミニウム ポリエチレン

密度 g/cm3 2.71 0.933

引張強さ MPa 109 16.5

伸び率 % 46 >800

縦弾性係数 MPa 57500 580

線膨張係数 ×10-5/℃ 2.32 19.5 熱伝導率 W/(m・K) 189 0.4

融点 ℃ 666 軟化温度122

備考:上表は参考であって規格値ではありません。

表-2 スーパーエスロメタックスの基本物性 項目 単位 呼び径

10 13 16 20 25 32 40 50

密度 g/cm3 1.22 1.35

引張強さ MPa 31 39

伸び率 % >15 >15

縦弾性係数 MPa 10000 14000

曲げ弾性係数 MPa 7000 11000

線膨張係数 ×10-5/℃ 3.4 3.0

熱伝導率 W/(m・K) 0.47 0.52

備考:上表は参考であって規格値ではありません。

H H H H H

| | | | | -C -C -C -C -C -

| | | | | H H H H H

最高許容水圧:1.5MPa( 0~60℃) 1.0MPa(61~85℃) 0.8MPa(86~95℃) (許容水圧とは水撃圧を含みます) 最高許容温度: 95℃

酸素透過 : 無し 許容曲げ半径: R=4D以上 アルミ補強層

内層ポリエチレン (高耐熱PE) 変性ポリエチレン層 (接着層)

外層ポリエチレン(高密度PE) 変性ポリエチレン層

(接着層)

(4)

3.スーパーエスロメタックスの特長

給湯給水、冷温水用管材としてスーパーエスロメタックスは、次のような特長を持っています。

①高温・高圧領域で使用でき、衛生的な管材です。

内外面は、耐熱・耐食性に優れた高耐熱ポリエチレンを使用しており、衛生的な管材です。

また、流量の経年変化がなく、長期にわたって安心してご使用いただけます。

②柔軟で自在な曲げ配管。さらに曲げ形状を保持。

長尺で柔軟な為、継手が不要でシンプルな配管が可能です。また、床上で配管形状に曲げ加工 でき、その形状を保持できます。施工時の位置決めや、冷温水本管とFCUの接続がスピーディに 行えます。

また、配管経路の微調整も管の可とう性で容易に対応できます。

③軽量で取り扱いが容易です。

被覆銅管の約1/3と軽量なうえ、直管タイプ(呼び径10~50)とコイル巻きタイプ(呼び径 10~25)をラインアップしています。

取り扱いが容易でスピーディな施工が行えます。

④新開発のメタキュット継手で接続がより安全、確実です。

専用工具で継手外面を圧縮し接続するメタキュット継手を新開発。簡単・確実に接続が行えます。

⑤優れた耐食性

電気化学的腐食や水質による腐食に対して優れた耐食性を発揮します。

従って青水や赤水の発生がありません。

⑥酸素透過がありません。

アルミ層があるため、酸素透過はありません。

⑦配管と同時に保温完了。

保温材付のスーパーエスロメタックスFCなら、配管後の保温作業が不要です。スピーディな 施工で優れた保温・防露効果を発揮します。さらに品揃えは長尺管(巻き物)と直管の2種類が あり、使用箇所に応じた管を使用すれば切断の手間も不要です。

4.スーパーエスロメタックスの用途

スーパーエスロメタックス、スーパーエスロメタックスFCは次のような用途の配管材として使用可能 です。

・ガス給湯機、温水ボイラーなど給湯器の給湯給水配管

・集合住宅や戸建て住宅の給水給湯配管

・エコキュート用連絡管

・ファンコイル等、空調機器の冷温水配管

・加湿器等への加湿給水配管

・氷蓄熱式の熱交換機の配管 など

(5)

5.スーパーエスロメタックスの基本寸法

スーパーエスロメタックスの管寸法を表-3~4に示します。

表-3 スーパーエスロメタックスの管基本寸法 単位:mm 呼び径 平均外径 内径 管厚

全管厚 内層 アルミ層 外層

直管定尺 長さ

参考質量

(kg/m)

10 14.1±0.1 10.1 2.00±0.10 1.26 0.25 0.49 - 0.089 13 16.1±0.1 12.1 2.00±0.10 1.20 0.30 0.50 4,000 0.107 16 20.1±0.1 15.6 2.25±0.10 1.40 0.35 0.50 4,000 0.154 20 25.1±0.1 19.6 2.75±0.10 1.68 0.45 0.62 4,000 0.239 25 32.1±0.1 26.1 3.00±0.10 1.63 0.50 0.87 4,000 0.347 32 40.1±0.1 33.1 3.50±0.10 1.85 0.75 0.90 4,000 0.533 40 50.1±0.1 42.1 4.00±0.10 2.10 0.95 0.95 4,000 0.791 50 63.1±0.1 53.1 5.00±0.10 2.60 1.20 1.20 4,000 1.250

表-4 スーパーエスロメタックスの長尺管(巻き物)寸法 単位:mm コイル寸法

呼び径

全長(m) 内径 外径 幅

参考質量

(kg/巻)

10 100 600 800 100 8.9

13 100 600 830 120 10.7

16 50 600 810 110 7.7

20 50 800 1070 110 11.9

25 50 980 1250 140 17.4

図-3 スーパーエスロメタックスの基本寸法

(6)

6.スーパーエスロメタックスFC(保温材付き)について 6-1.スーパーエスロメタックスFCの構成、基本物性

スーパーエスロメタックスFCの構成を図-4に、使用している保温材の基本物性表を表-5に示し ます。

試験項目 試験方法 単位 保温材

密度 JIS A9511 に準拠 kg/m 35.0

熱伝導率 JIS A9511 に準拠 W/(m・K) 0.0390

透湿係数 JIS A9511 に準拠 ng/(m・s・Pa) 2.00

引張強さ JIS A9511 に準拠 MPa 0.324

厚さ収縮率 JIS A9511 に準拠

吸水率 JIS A9511 に準拠 g/100cm 0.144

備考:上表は参考であって規格値ではありません。

表-5 スーパーエスロメタックスFCの保温材基本物性表 エンボス加工

架橋ポリエチンフォーム

図-4 スーパーエスロメタックスFCの管の構成 スーパーエスロメタックス

(7)

6-2.スーパーエスロメタックスFC(保温材付き)の寸法

スーパーエスロメタックスFC(保温材付き)の寸法を表-6~7に示します。

表-6 スーパーエスロメタックスFC 表-7 スーパーエスロメタックスFC の寸法 単位:mm の長尺管(巻き物)寸法 単位:mm

保温材 商品長さ

呼び径 D

外径

t

厚み

L L1

参考 質量

kg/m 37 10 0.135 57 20 0.185 13

67 25 0.218 41 10 0.185 61 20 0.240 16

71 25 0.275 46 10 0.275 66 20 0.335 76 25 0.373 20

86 30 0.415 53 10 0.385 73 20 0.450 83 25 0.490 25

93 30 0.538 61 10 0.589 81 20 0.659 91 25 0.706 32

101 30 0.605 71 10 0.854 91 20 0.942 101 25 0.992 40

111 30 1.046 84 10 1.325 104 20 1.425 114 25 1.488 50

124 30

4000 3900

1.550

保温材 商品長さ

呼び径 D

外径

t

厚み

L L1

参考 質量

kg/巻

35 10 2.9

10 55 20 4.5

37 10 3.4

13 57 20 4.5

41 10 4.7

61 20 6.0

16

71 25 6.9

46 10 6.9

66 20 8.4

76 25 9.3

20

86 30 10.4

53 10 9.6

73 20 11.3

86 25 12.3

25

93 30

25000 24900

13.4 図-5 スーパーエスロメタックスFCの基本寸法

(8)

7.スーパーエスロメタックス用継手;メタキュット継手の特長と構造 スーパーエスロメタックス管用接続継手は、メタキュット継手があります。

7-1.メタキュット継手の特長

・管端を処理し、管を継手に差し込んだ後、専用工具で継手外面部を圧縮し接続する信頼性の高い 継手です。

・挿入確認孔が圧縮リング円周上に3カ所あり管が継手奥側まで挿入されているのが目視で確認でき ます。

・本体は鉛レス青銅又は青銅(脱鉛処理品)を使用し、新鉛溶出基準に対応しています。

・パッキンは耐塩素水性ゴムを使用しています。

7-2.継手の構造

メタキュット継手の受口構造を図-6に示します。受口本体①は鉛溶出量が新水質基準に適合する 鉛レス青銅又は青銅(脱鉛処理品)を採用し、止水のためのゴムパッキン (耐塩素水性ゴム)③が設け られています。

継手外面部に圧縮リング②が設けられ、図-7に示すように管を挿入した後に、専用の圧縮工具(図

-7)で圧縮リングを縮径させることにより、管内面が本体のニップル部に強固に食い込み、管の抜止 めと止水性能を発揮します。また圧縮リングに設けられた挿入確認孔により、管が継手奥側まで挿入 されたことが目視確認できます。

図-6 メタキュット継手の構造(呼び径10~50) 7-3.継手の接続の機構

図-7 接続の機構

①本体

(鉛レス青銅又は 青銅(脱鉛処理品))

②圧縮リング

(SUS316L)

③パッキン (耐塩素 EPDM)

挿入確認孔

1. 管を継手の圧縮リング 内面に挿入します。

3.専用の工具で圧縮 リングを縮径させ

ます。

4.管内面が本体のニップル 部に強固に食い込み、管 の抜け止めと止水性能を 発揮します。

2.管はパッキンを超え継手奥側 まで挿入されます。

挿入した管は圧縮リングの挿 入確認孔から目視で確認する ことができます。

(9)

7-4.継手圧縮に必要な専用工具

メタキュット継手接続用に専用の手動式圧縮工具と電動式圧縮工具(小口径用及び大口径用)が あります。

手動式圧縮工具 小口径用電動式圧縮工具 大口径用電動式圧縮工具

(呼び径10~20まで対応) (AK20R=呼び径10~20まで対応) (呼び径25~50まで対応) (AK25R=呼び径10~25まで対応)

図-8 圧縮工具の種類 7-5.継手受け口部共通寸法

表-8 受口共通寸法 単位:mm

呼び径 L A D d

10 20.5 19.0 15.3 6.0 13 20.5 19.0 17.3 6.5 16 22.0 20.5 21.3 8.8 20 27.5 27.0 26.3 12.6 25 29.2 28.2 33.6 18.6 32 29.2 27.2 41.6 24.65 40 38.1 36.6 52.25 33.2 50 40.6 39.6 65.3 43.1

No 部品名称 材質

① 継手本体通水部 鉛レス青銅 又は 青銅(脱鉛処理品)

② 圧縮リング SUS316L

③ パッキン 耐塩素EPDM

3 2

1 l

A

D

d

(10)

8.スーパーエスロメタックスの品質

スーパーエスロメタックスの管及び継手の品質一覧を表-9に示します。

表-9 管、継手の品質 項

目 試験項目 品 質

外観 内外面には、有害な傷や異物の付着などの欠点がなく、表面は

滑らかであること。

寸法 表-3による。

接着性

ピーリングによる剥離強度が、次の規格値以上であること。

・内層剥離強度、30N/cm以上

・外層剥離強度、20N/cm以上 管

扁平性 管内面が接触するまで扁平させ、割れや層間剥離のないこと。

気密性 常温の空気で0.6MPaの圧力を加え、5分間以上保持し、漏れ等の 異常のないこと。

手 外観 内外面には、有害な傷や異物の付着などの欠点がなく、表面は

著しいフローマーク、色ムラ等がなく、滑らかであること。

限界耐圧性

一定温度に保たれた水槽中で一端から管が破壊するまで管内に 水圧を加え、接合部からの漏れ等の異常のないこと。

(20℃、40℃、60℃、95℃ )

水密性 所定の水圧(0.02MPa,1.75MPa,4.0MPa)を加え、2分間保持し、

漏れ等の異常のないこと。(常温)

負圧性 -54kPaの負圧を2分間保持し、吸い込み、その他欠点のないこ と。

耐引抜性 規定荷重で管が抜けないこと。(常温)

熱間内圧クリープ性 95℃の恒温水槽内において状態調節をした後、1.2MPaの水圧を 1000時間加え、割れ、漏れ等の異常のないこと。

繰り返し曲げ性

継手に長さ500mmの管を接合し、内部に1.5MPaの圧力を負荷した 状態で、接続部に垂直方向に±6mmの変位を繰り返し100万回与 え、割れ、漏れ等の異常のないこと。(常温)

耐脈動水圧性

95℃の恒温水槽内において状態調節をした後脈動試験機によって 0.35~1.0MPaの水圧を規定周期で100万回繰返し負荷し、割れ、

漏れ等の異常のないこと。

管 継 手

耐冷熱繰り返し性

95℃の高温水と常温水を繰り返し30000回サイクル流した後、

常温で水圧1.75MPaを2分負荷し、割れ、漏れ等の異常のないこ と。

濁度 2度以下

色度 5度以下

全有機炭素(TOC) 3mg/L以下 常温 0.7mg/L 以下 残留塩素

の減量 95±2℃ 1.0mg/L 以下 管 浸

出 性

臭気および味 異常なし 継

手 浸出性 JIS S 3200-7 に準拠のこと。

(11)

9.スーパーエスロメタックスの性能 9.1剥離試験

①目的

内外層の被覆材に剥離等が生じない密着強度として、内層では30N/cm、外層では20N/cmの接着力を有 しているかをピーリングテストによって確認する。

②方法

供試管より長さ60mm程度を切り出し、管周方向にX等分したものから、幅 10±1mmの円弧短冊状試験 片に整え、その一端を適当な方法で10mm程度剥離させたものを試験片とする。

23℃±2℃で30分以上状態調節した後、引張試験機で引っ張り、ポリエチレン層とアルミ補強層が完 全に剥がれるまでの最高荷重値を読み取り、幅で除す。等分数Xの中から最小のものを試験片の剥離 強度(N/cm)とする。

表-10 層間剥離試験片分割数

呼び径 10 13 16 20 25 32 40 50

等分数(X) 2 3 4 6 8

概略図

※ は溶接部を表す。

剥離方向

図-9

③条件

温度 :23±2℃

引張速度 :200mm/分

④供試材料

スーパーエスロメタックス管 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50

試料数 :n=3

⑤結果

試験結果を表-11に示す。

表-11 剥離試験結果 単位:N/cm N 箇所 呼び径

10 13 16 20 25 32 40 50 内 38 42 32 43 33 38 45 65 1 外 56 56 68 68 56 45 38 68 内 40 44 35 44 38 37 42 62 2 外 56 55 65 65 53 40 41 66 内 39 42 33 42 35 39 41 60 3 外 58 54 66 67 54 40 40 70

⑥考察

内外面とも規格値を満足しており、十分な接着強度を有していることが確認できた。

(12)

9.2 扁平試験 ①目的

運搬や保管中の変形に対する安全性を確認するために、管の内面が接触するまで扁平させ、アルミ 溶接部や内外面の被覆材に異常が生じないかを確認する。

②方法

供試管より長さ20mmを切り取り試験片とする。図-10の様にアルミ溶接部が真横になるように扁平 試験機にセットし、1時間以上状態調節した後、管内面が接触するまで扁平させた後、アルミ溶接部 割れや層間剥離の有無を調べる。

図-10 扁平試験方法 ③条件

温度 :23±2℃、40±2℃、60±2℃、80±2℃、95±2℃

圧縮速度:10mm/分

④供試材料

スーパーエスロメタックス管 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50 試料数 :n=3

⑤結果

試験結果を表-12に示す。

表-12 扁平試験結果 温度 呼び径

10 13 16 20 25 32 40 50 23℃ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 40℃ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 60℃ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 80℃ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 95℃ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 備考: ○は異常のないことを示す。

⑥考察

管内外面の樹脂は、アルミに強固に接着しており、また、アルミ溶接部も強固に溶接されており、

異常がないことが確認できた。

載荷板 供試体

受台 アルミ溶接部

(13)

9.3 気密試験

①目的

管と継手の接続部の気密性を確認する。

②方法

管と継手を接続したのち、両端を封じた後、その内部に常温の空気での所定圧力を加え、水槽中に 5分間以上浸せきし、漏れその他の欠点を目視によって調べる。

図-11 気密試験方法

③条件

温度 :常温 圧力 :0.6MPa

④供試材料

スーパーエスロメタックス管 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50 メタキュット継手 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50

オスネジアダプター

⑤結果

試験結果を表-13に示す。

表-13 気密試験結果 呼び径

10 13 16 20 25 32 40 50 メタキュット継手 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 備考: ○は漏れその他異常のないことを示す。

⑥考察

スーパーエスロメタックス管とメタキュット継手の接合部の気密性に問題ないことが確認できた。

オスネジアダプター

管400mm以上 水槽

コンプレッサー 調整弁

(14)

9.4 水圧破壊試験

①目的

管の破壊水圧強度と、継手の水密性を確認する。

②方法

供試管を長さ400mmに切り取り、供試継手としてオスネジアダプターを取付けて、両端に水圧試験用 治具を取り付け、試験体とする。試験体を所定温度の水槽中で1時間以上状態調節をした後、一端に 水圧ポンプを接続し試験体が破壊するまで水圧を加え、接合部の抜け、その他異常の有無を調べる。

図-12 水圧破壊試験方法

③条件

温度 :20±2℃、40±2℃、60±2℃、95±2℃

④供試材料

スーパーエスロメタックス管 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50 メタキュット継手 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50

オスネジアダプター

⑤結果

表-14、図-13に示す。

表-14 水圧破壊試験結果 単位:MPa 温度 呼び径

10 13 16 20 25 32 40 50 20℃ 7.8 7.7 7.6 7.2 5.5 5.7 5.5 5.3 40℃ 6.5 6.35 6.0 5.9 5.0 4.9 4.8 4.7 60℃ 5.7 5.5 5.2 5.0 4.2 4.3 4.2 4.1 95℃ 4.5 4.3 4.2 3.7 3.0 3.3 3.3 3.2

図-13 温度別破壊水圧値

⑥考察

管が破壊するまで接合部からの抜け、漏れ等の異常はなかった。図-13にスーパーエスロメタック スの温度ごとの最高許容圧力を並記するが、破壊水圧値は許容圧力に対し、十分高いことが確認でき た。

P

オスネジアダプター

管400mm以上 温水槽

0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 8.00 9.00

0 20 40 60 80 100温度(℃)

破壊水圧(MPa)

φ10 φ13 φ16 φ20 φ25 φ32 φ40 φ50 最高許容圧力

(15)

9.5 水密試験

①目的

管と継手の接合部の低圧及び高圧時の水密性を確認する。

②方法

供試管を長さ400mmに切り取り、供試継手としてオスネジアダプターを取付けて両端に水圧試験用治具 を取り付け、試験体とする。試験体の一端に水圧ポンプを接続して、0.02MPaの水圧を2分間加え、

漏れその他の欠点を目視によって調べる。

異常がなければその後、水圧を1.75MPaまで上昇させ、2分間保持し、漏れその他の欠点を目視によっ て調べる。同様に水圧4.0MPaも調べる。

③条件

温度 :常温

圧力 :0.02MPa、1.75MPa、4.0MPa

④供試材料

スーパーエスロメタックス管 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50 メタキュット継手 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50

オスネジアダプター

⑤結果 表-15に示す。

表-15 水密試験結果 水圧 呼び径

10 13 16 20 32 40 50 0.02MPa ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1.75MPa ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ メタキュット

継手 4.0MPa ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

備考:○は漏れ等の異常のないことを示す。

⑥考察

接合部は低圧側及び高圧側ともに漏水の確認は認められず、水密性に問題ないことが確認できた。

(16)

9.6 負圧試験

①目的

管と継手の接合部の負圧時の気密性を確認する。

②方法

供試管を長さ400mmに切り取り、供試継手としてオスネジアダプターを取付けて両端に負圧試験用治具 を取り付け、試験体とする。試験体の一端に真空ポンプを接続して、-54kPaまで減圧して、2分間 保持し、吸込みその他の欠点を目視及び圧力計の変化によって調べる。

③条件

温度 :常温 圧力 :-54kPa

④供試材料

スーパーエスロメタックス管 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50 メタキュット継手 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50

オスネジアダプター

⑤結果

表-16に示す。

表-16 負圧試験結果 呼び径

10 13 16 20 25 32 40 50 メタキュット継手 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 備考: ○は漏れ等の異常のないことを示す。

⑥考察

接合部の負圧保持性に問題ないことが確認できた。

(17)

9.7 引抜試験 ①目的

管と継手の接合部の管抜け出し性能を確認する。

②方法

継手の引抜き試験は、継手に長さ300mm以上の管を接合し、所定の軸荷重を加え、所定の時間保持した 後、抜け出しその他の欠点を目視で調べる。

③条件 常温

④供試材料

スーパーエスロメタックス管 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50 メタキュット継手 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50

オスネジアダプター

⑤結果

結果を表―17に示す。

表-17 引抜試験の軸荷重及び試験結果

呼び径

10 13 16 20 25 32 40 50 短期試験(1時間保持) 軸荷重(N) 480 860 1100 1700 2600 3700 4900 7500 (JIS K6770準拠) 結果 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 長期試験(300時間保持) 軸荷重(N) 240 345 570 905 1605 2550 4137 6594 (内圧3MPaスラスト相当) 結果 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

備考: ○は管の抜け出し等の異常のないことを示す。

⑥考察

管と継手の接合部の管抜け出し性能に問題ないことが確認できた。

(18)

9.8 熱間内圧クリープ試験

①目的

スーパーエスロメタックス管の長期内圧クリープ特性を把握する。

②方法

熱間内圧クリープ試験は、ISO 1167熱間内圧クリープ試験方法に従って行うものとする。

長さ400mmの管の両端に継手を取り付け試験体とし、所定温度において1時間以上状態調節をした後、

所定圧力を加え、管が破壊するまでの時間を測定する。

③条件

温度 :95±2℃

圧力 :1.8~2.75MPa

④試料

スーパーエスロメタックス管 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50 メタキュット継手 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50

オスネジアダプター

⑤結果

図-14に示す。

図-14 熱間内圧クリープ試験結果(95℃)

⑥考察

95℃における50年破壊水圧はスーパーエスロメタックス管の最高許容水圧0.8MPaに対して安全率1.5を 乗じた1.2MPaを十分上回っており、長期使用においても安全に使用できることが確認できた。

メタキュット 95℃クリープ性能

1 10

100 1000 10000 100000 1000000

時間(hr)

内圧(MPa)

φ10 φ13 φ16 φ20 φ25 φ32 φ40 φ50

50年

1.2MPa

(19)

9.9 繰返し曲げ試験

①目的

使用時におけるウォーターハンマーや脈動等による配管の動的変位(繰り返し曲げ)を想定して、性能 評価する。

②方法

管・継手の繰返し曲げ試験は、図-15のように供試継手に長さ500mmの管を接合し、両端を固定した 後、水圧試験用治具を取付け、供試継手側からその内部に1.5MPaの水圧を加えた状態で、他端を垂直

±6mmの変位を繰返し100万回与え、漏れその他の欠点を目視によって調べる。

図-15 繰り返し曲げ試験方法

③条件

温度 :常温 強制変位量:±6mm 圧力 :1.5MPa

④試料

スーパーエスロメタックス管 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50 メタキュット継手 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50

オスネジアダプター

⑤結果

表-18に示す。

表-18 繰り返し曲げ試験結果

呼び径

10 13 16 20 25 32 40 50 メタキュット継手 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

備考: ○は漏れ、割れ等の異常のないことを示す。

⑥考察

使用時におけるウォーターハンマーや脈動等による配管の動的変位(繰り返し曲げ)に対して、

スーパーエスロメタックスは十分安全に使用できることが確認できた。

オスネジアダプター 管500mm

固定 固定

強制変位 管500mm

P

(20)

9.10 脈動水圧試験

①目的

使用時におけるウォーターハンマーや脈動等の圧力変動によって管及び継手接続部がどの程度疲労 するかを確認する。

②方法

供試継手に長さ500mmの管を接合し、水圧試験用治具を取付けた後、95±2℃の水槽中に1時間以上 状態調節をした後、脈動試験機によって0.35~1.0MPaの水圧を0.25Hzの周期で100万回繰返し加え、

管及び接続部に漏れ、その他異常のないことを確認する。

③条件

温度、圧力 :95±2℃、0.35~1.0MPa 周期 :0.25Hz

④試料

スーパーエスロメタックス管 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50 メタキュット継手 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50

オスネジアダプター

⑤結果 95℃における結果を表-19に示す。

表-19 脈動水圧試験結果(95℃)

呼び径

10 13 16 20 25 32 40 50 95℃ 100万回 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 備考:○は漏れ、割れ等の異常のないことを示す。

⑥考察

スーパーエスロメタックス管の耐脈動性能は、十分高いレベルで問題なく、長期使用時における ウォーターハンマーや脈動等の圧力変動に対しても十分安全に使用できることが確認できた。

(21)

9.11 冷熱繰り返し試験

①目的

実使用を想定し、管路に高温水と常温水とを交互に流して熱衝撃を与え、管及び継手接続部の異常の 有無を確認する。

②方法

図-16に示す冷熱繰り返し試験装置に試料を組込み、高温水と常温水を交互に流して、所定の繰り 返し回数毎に試料を取り出し、1.75MPaの水圧を与えて接続部の異常の有無を確認する。

図-16 冷熱繰り返し試験装置

③条件

温度 :高温水 95±2℃ 0.2MPa (6分間)

常温水 20±5℃ 0.2MPa (6分間)

繰返し回数 :5000回、10000回、20000回、30000回

④試料

スーパーエスロメタックス管 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50 メタキュット継手 :呼び径10、13、16、20、25、32、40、50

オスネジアダプター

⑤結果

表―20に示す。

表―20 冷熱繰り返し試験結果

呼び径

10 13 16 20 25 32 40 50 5,000回 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 10,000回 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 20,000回 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ メタキュット継手

30,000回 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 備考: ○は漏れ等の異常のないことを示す。

⑥考察

常温水と高温水の冷熱を繰り返しても、何ら異常は認められず、非常に安定した止水性を有している ことが確認できた。

供試体 常温水

電磁弁 S

逆止弁

高温水

電磁弁 S

逆止弁 S

S

(22)

9.12 浸出試験

①目的

管及び継手が水質基準に適合しているかどうかを確認する。

②方法

管及び継手の浸出試験は、JIS S 3200-7水道用器具-浸出性能試験方法によって行うものとする。

③試料

スーパーエスロメタックス管 メタキュット継手ソケット

④結果

2010年4月施行の新溶出基準に適合することが確認できた。

<スーパーエスロメタックスの試験成績書>

<メタキュット継手試験成績書>

(23)

10.スーパーエスロメタックスの配管設計上の注意事項

スーパーエスロメタックスの配管設計は、次のとおりです。従来の金属系材料とは性質・性能に差異が ありますのでご注意ください。

①温度と圧力について

表-21 スーパーエスロメタックスの温度と圧力

項目 使用条件

最高許容水圧

1.5MPa( 0~60℃) 1.0Mpa(61~85℃) 0.8MPa(86~95℃) 最高許容温度 95℃

*最高許容水圧とは水撃値を含んだ値です。

注意)上表の最高許容温度・水圧を超えた範囲で設計・使用されますと、管・継手が破壊に至り、

怪我・火傷等の事故を引き起こすことがありますのでご注意ください。

②摩擦損失水頭について

スーパーエスロメタックスの内面はポリエチレンですから、滑らかでスケールなどの付着が少ない 管材です。直線部の流量線図を図-17に、継手の損失水頭は実験結果から継手相当管長を求めた

ものを表-22に示します。

図-17 スーパーエスロメタックス管;ヘーゼン・ウィリアムス公式による流量線図 ヘーゼン・ウィリアム公式による(C=140)流量線図

1.0 10.0 100.0 1000.0

1 10 100 1000 10000

動水勾配(mmH2O/m)

流量min

φ10

0.2m/s

0.6m/s

φ13 φ16 φ20 φ25 φ32 φ40 φ50

0.4m/s

0.8m/s 1.0m/s

1.5m/s 2.0m/s

2.5m/s 3.0m/

s

(24)

<メタキュット継手の相当管長>

表-22 継手の相当管長(メタキュット継手) 単位:m

ネジアダプター チーズ

呼び径 オス メス ソケット エルボ 給水栓

エルボ

袋ナット アダプター 10 1.6 2.5 2.3

13 2.2 4.4 4.3 8.3 6.1 6.3 8.8 4.1 16 4.3 5.0 4.7 6.7 6.9 6.3 8.8 4.9 20 3.5 4.3 4.4 5.3 8.2 6.3 8.3 4.0

25 2.6 3.1 3.6 5.2 3.9 6.4 3.8

32 3.6 4.3 4.1 6.5 4.1 7.0 3.9

40 1.7 3.5 2.8 9.9 3.2 5.8 5.8

50 1.3 2.1 2.8 10.8 3.1 11.2 4.3

③支持間隔について

スーパーエスロメタックスは金属管に比べて可とう性が大きい為に、支持間隔は表-23に従って ください。

表-23 管の支持間隔

呼び径

10 13 16 20 25 32 40 50

最大支持間隔 1.0m

以下

1.5m 以下

2.0m 横走り配管 以下

(吊り配管) 弁・機器類等の 支持

・弁や機器の荷重がかからないように弁や機器類またはその近くを支持 してください。

・直線配管の場合は10m毎にオフセット配管で伸縮処理をしてください。

床 上 転 が し

配管 最大支持間隔 2.0m

以下

縦配管 最大支持間隔 各階1カ所以上

*管に直接支持金具を取り付ける場合は、管外面の傷防止の為ゴム内張りまたはプラスチック製を使用し てください。

④オフセット配管について

ファンコイル配管等では、管の継手へのこじ入れ防止及びファンコイル機器の位置微調整時に管の 可とう性を持たすために、下図のように面間距離を1.5m以上とし、オフセット配管としてくださ い。

<配管例>

(25)

⑤防火区画貫通について

スーパーエスロメタックスを防火区画貫通する場合は、フィブロックなどを使用し、所轄の消防署に ご確認の上、適切な処置を行ってください。

尚、配管用フィブロックは複数種類ありますので使い分けにご注意ください。

(認定、評定条件等の詳細についてはフィブロックカタログ等をご参照ください。)

●認定書・評定書はエスロンタイムズon the Web(http://www.eslontimes.com/system/items-view/49/)でご確認いただけます。

フィブロック区画貫通用テープは一巻きするだけの簡単な作業でスピーディに防火区画処理ができる製品です。

表-22 フィブロック適応表

(26)
(27)

⑥保温材による防露厚みの選定について(管内水温5℃の場合計算結果);参考資料 計算条件 外気温度:20,25,30,35,40℃、 管内水温:5℃

保温材 :(スーパーエスロメタックスFC)

図-18 呼び径10

図-19 呼び径13

図―20 呼び径16 02

46 108 1214 1618 2022 2426 2830 3234 3638 40

50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100

相対湿度(%)

保温厚み(mm)

外気温40℃

外気温35℃

外気温30℃

外気温25℃

外気温20℃

(呼び10 水温5℃)

02 46 108 1214 1618 2022 2426 2830 3234 3638 40

50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100

相対湿度(%)

保温厚み(mm)

外気温40℃

外気温35℃

外気温30℃

外気温25℃

外気温20℃

(呼び13 水温5℃)

02 46 108 1214 1618 2022 2426 2830 3234 3638 40

50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100

相対湿度(%)

保温厚み(mm)

外気温40℃

外気温35℃

外気温30℃

外気温25℃

外気温20℃

(呼び16 水温5℃)

(28)

図-21 呼び径20

図-22 呼び径25

図-23 呼び径32 02

46 108 1214 1618 2022 2426 2830 3234 3638 40

50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100

相対湿度(%)

保温厚み(mm)

外気温40℃

外気温35℃

外気温30℃

外気温25℃

外気温20℃

(呼び20 水温5℃)

02 46 108 1214 1618 2022 2426 2830 3234 3638 40

50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100

相対湿度(%)

保温厚み(mm)

外気温40℃

外気温35℃

外気温30℃

外気温25℃

外気温20℃

(呼び25 水温5℃)

02 46 108 1214 1618 2022 2426 2830 3234 3638 40

50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100

相対湿度(%)

保温厚み(mm)

外気温40℃

外気温35℃

外気温30℃

外気温25℃

外気温20℃

(呼び32 水温5℃)

(29)

図-24 呼び径40

図-25 呼び径50 02

46 108 1214 1618 2022 2426 2830 3234 3638 40

50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100

相対湿度(%)

保温厚み(mm)

外気温40℃

外気温35℃

外気温30℃

外気温25℃

外気温20℃

(呼び40 水温5℃)

02 46 108 1214 1618 2022 2426 2830 3234 3638 40

50 55 60 65 70 75 80 85 90 95 100

相対湿度(%)

保温厚み(mm)

外気温40℃

外気温35℃

外気温30℃

外気温25℃

外気温20℃

(呼び50 水温5℃)

(30)

11.スーパーエスロメタックスとメタキュット継手の標準施工方法 (実際の施工に当たっては別途施工要領説明書を参照下さい)

エスロンスーパーエスロメタックス・メタキュットの施工手順 1.管の巻き戻し

(呼び径10~25の場合)

2.管の切断

3.管の曲げ加工

(呼び径10~25まで)

呼び径 10 13 16 20 25 最小曲げ半径 60 70 80 100 130

呼び径 保温厚 最小曲げ半径

10 10 100

10 100

13 20・25 150

10 100

16 20・25 200

10 150

20 20・25・30 250

10 200

(1)管外面に傷が付かないような平滑な場所で、管が潰れない程度に 足で軽く押さえて転がしながら巻き戻してください。

(2)短い管の巻き癖の修正は、スプリングベンダーを使用して行なっ てください。

(「3.管の曲げ加工」を参照)

(1)スーパーエスロメタックス専用のスプリングベンダーを使用し、

最小曲げ半径(管外径の4倍)より大きく曲げ加工してください。

(2)専用スプリングベンダーの両端を手に持ち、曲げ加工を行う位置 にひざを当てて、少しずつ位置をずらしながら形状を作ってくだ

〈裸管の場合〉 さい。

スプリングベンダーによる最小曲げ半径 (単位:mm)

〈保温材付管の場合〉

インナーベンダーによる最小曲げ半径 (単位:mm)

巻き戻し時に折れた場合は切断し、折れた箇所は使用しないで下さい。

継手を支点として曲げ加工や曲げ修正は絶対に行わない でください。

継手受口から10㎝以上は直線配管にしてください。

管の同じ所を繰り返し曲げ加工しないでください。

呼び径32以上は曲げ加工できません。

●呼び径10~25の場合

●呼び径32~50の場合

切断時の段切れや斜め切れは、継手接合部の漏水の原因と なりますので直角に切断してください。

切断面のバリは、漏水の原因となりますので必ず取り除いて ください。

塩ビカッターを使用して直角に切断してください。切断面の変形を 防止するために徐々に切り込んでください。

管の曲がった部分を切断すると斜め切りになりやすいので絶対に しないでください。

回し切りカッター(PE管用)を使用して直角に切断してください。

(31)

4.管端の矯正と面取り

5.継手への管挿入

呼び径 10 13 16 20 25 32 40 50 挿入長さ 21 21 22 28 29 29 38 41

6.継手の圧縮

7.確 認

●呼び径10~25の場合

●呼び径32~50の場合

(1)専用の面取り器先端を手で押し込み、その後プラスチックハンマーで管端 部まで確実に打ち込んでください。打ち込むことで管端の偏平およびおがみ の矯正ができます。

(2)専用面取り器を時計回り(右方向)に回転させ、面取りを行なってください。

※全周にわたって内面が面取りされるまで確実に行ってください。

(1)継手を梱包箱から取り出し、異常が無いか確認してください。

(2)管を真っ直ぐ継手の奥まで、挿入してください。

奥まで挿入されていることを目視で確認してください。

※継手圧縮後に挿入不足が判明しても管の再挿入はできません。

管への標線の記入をおすすめします。

参考)挿入長さ(標線記入長さ) 単位:mm

●手動工具の場合(呼び径10~20)

●電動工具の場合

(小口径用呼び径10~25) (大口径用呼び径25~50)

(1)専用工具で圧縮リング部を圧縮してください。

最後まで圧縮すると

・手動工具では、ダイスが元に戻ります。

・電動工具では、電動機の音が変化します。

その後、リリーススイッチを押すとダイスが元の位置に戻り ます(圧縮途中ではリリーススイッチにロックがかかり押せ ません)。

(2)圧縮工具を継手から外してください。

工具のダイス部が継手の圧縮リングのストレート部に入るように圧縮してください。

必ずスーパーエスロメタックス専用の圧縮工具を使用して下さい。専用の工具以外のもので施工すると漏水します。

圧縮途中は管の抜けにご注意ください。

小口径用電動工具のダイス部材には、呼び径ごとに異なるカラーマークをつけています。

■呼び径別カラーマークは、10:赤、13:緑、16:白、20、橙

(1)圧縮痕線が継手の圧縮リングのストレート部に3本入っている ことを確認してください。

(2)挿入確認孔から管が見えていることを確認してください。

(3)検査ゲージで継手外面部の圧縮箇所を確認してください(両端 2本の溝へゲージが通れば合格です)。

長期にわたる使用では、ダイス部が摩耗し、工具で最後まで圧縮しても、所定の圧縮量が得られない場合が あります(ゲージが通りません)。 その場合は、新しいダイスに交換してください。

(1)所定呼び径の専用の面仕上器のコアを根元まで (奥まで)ねじ込んでください。

(2)面仕上器を時計回り(右方向)に押しながら回転 させると、管端の面仕上げと同時に偏平矯正も できます。

(3)管の全周にわたって面仕上げができるまで 確実に行ってください。(目安5回転程度)

塩ビ用リーマ等の面取り器は使用しないでください。挿入不足や漏水の原因となります。

面取りが不十分な場合、継手パッキンが傷付き、漏水の原因となりますのでご注意ください。

面取りカスが、継手パッキンに付着すると漏水の原因になりますので必ず取り除いてください。

継手圧縮リングが外れたものは使用しないでください。

継手をあらかじめ本管や機器類にねじ込んだ後、管を挿入してください。

斜め挿入等の無理な挿入は、継手パッキンの傷つきの原因となりますので、ご注意ください。

面仕上げ器コアを根元まで確実にねじ込み、押しながら回転しないと面仕上げできません。

(32)

12.その他施工上の注意事項 1)設計上の注意点

●給水・給湯及び冷温水配管に使用し、エアー配管や薬液配管には使用しないでください。

●最高許容温度及び最高許容圧力を守って使用してください。蒸気配管には使用できません。

使用温度(℃) 0~60 61~85 86~95

最高許容水圧 MPa(Kgf/cm2)

1.5 (15.3)

1.0 (10.2)

0.8 (8.2)

*最高許容水圧とは、水撃値を含んだ値です。

注意)上記の範囲を超えた領域で使用した場合は、管・継手が破損し、重大なけが・火傷などの事故を引き起こす ことがありますのでご注意ください。

●95℃を超える異常温度が発生する熱源機器には使用しないでください。

給湯管を取替えるリフォーム工事等で、古いガス給湯器等を継続使用する場合、ガス給湯器等から95℃を 超える異常高温が出湯し、管が破損する危険性があります。施工前に、ガス給湯器等に不具合が無いか確認の上、

配管工事を実施してください。

●結露や凍結の可能性がある場合は必要に応じて保温の処置をしてください。

●継手を支点に曲げるような仕様にしないでください。

●使用に際して給湯機器の故障等による異常高温や管路としてのウォーターハンマー、脈動状況を考慮してご使用 ください。

●防火区画を貫通する場合は、適切な処置を施してください。

●スーパーエスロメタックスFCの使用にあたっては、条件等を考慮の上、必要保温厚みを選定してください。

●地震等により発生する大きな変位を吸収することを目的とした部位には使用できません。

●ファンコイルユニット回りの配管では、面間距離1.5m以上を基本とし、オフセット配管としてください。

●冷温水配管等では、運転停止時の外気温度上昇等に伴う、管内圧力の上昇を防止するために、管路に膨張弁や 逃がし弁等を設置してください。特に主管から分岐された枝管に電動弁等バルブが設置された場合、バルブ閉の

状態ではこの枝管部分が密閉管路となり、管内圧力が上昇する可能性がありますので、注意してください。

2)保管上の注意点

●管・継手は必ず屋内に保管してください。やむを得ず屋外で保管する時には、直射日光を避けるため、熱気の こもらない方法でシート掛け等を行ってください。

●床の上にクギ、突起物、段差が無いことを確認の上、段ボールやベニヤ板などを敷き管に傷を付けないように してください。

●保管場所に溶剤・ペンキなどを置かないでください。溶剤などが付着すると構成部品が劣化するおそれがありま す。

●保管場所では火を使用しないでください。火の粉や熱によって管や継手が劣化するおそれがあります。

3)運搬上の注意点

●段ボール箱の投げ出しは絶対に行わないでください。衝撃によって管や継手が破損するおそれがあります。

●管を運搬するときは、必ず持ち上げて運搬してください。引きずり、投げ出し等は絶対に行わないでください。

4)管施工上の注意点

●実際の施工にあたっては別途「施工要領説明書」をご熟読の上、注意事項を守って安全・確実に施工してくださ い。

●工事中の衝撃や踏みつけによって、管が座くつしたり、折れたりした場合は、その部分を切断・除去してくださ い。

●屋内転がし配管で段差部分や管が交差する部分には、保護管を使用して管の座くつ防止を行ってください。

●屋外露出配管では、外部衝撃や凍結防止のために保温材などで防護してください。また、紫外線劣化防止のため に、管、保温材付管及び継手外面に直接日光が当たらないように外面被覆を施してください。

●配管を土中に埋設する場合は、保温材などを使用して外面を保護してください。なお、埋め戻し土は山砂などの 良質土で管周囲を埋め戻してください。

(33)

●継手を支点に曲げないでください。管が座くつするおそれがあります。

●スーパーエスロメタックスは金属管に比べ可とう性が大きい為、支持間隔は下表に従ってください。

呼び径

項目

10 13 16 20 25 32 40 50

最大支持間隔 1m以下 1.5m以下 2m以下

横走り

配管 弁・機器類等 の支持

●弁や機器の荷重がかからないように弁や機器類またはその近くを支持してください。

●直線配管の場合は10m毎にオフセット配管で伸縮処理をしてください。

●防火区画を貫通する場合は適切な処置を施してください。

●おがみ合わせ配管の禁止

下図①のように両端の継手が先に機器に固定された配管は、こじ入れ接続(おがみ合わせ配管)となり、管が 継手受口部で折れることがありますので行わないでください。このような場合は③や④のように長さにゆとりを もった形状を先に作って接続してください。

●呼び径32以上は曲げ加工できません。

●吊り配管の場合は特に、管に無理な力を加えないようにしてください。管が座くつ、変形する恐れがあります。

●管の最小曲げ半径

スーパーエスロメタックスの最小曲げ半径(裸管)は下表の通りです。

専用のベンダーを使用して急激に曲げずに徐々に曲げ加工してください。

尚、呼び径32、40、50は曲げ加工できません。

スーパーエスロメタックスの最小曲げ半径(裸管の場合) 単位:mm

呼び径 10 13 16 20 25 最小曲げ半径 60 70 80 100 130

5)継手施工上の注意点

●実際の施工にあたっては別途「施工要領説明書」及び圧縮工具付属の「取扱説明書」をご熟読の上、注意事項を 守って安全・確実に施工してください。

●継手を投げたり、落とさないでください。破損したり使用不能となったりするおそれがあります。

●一度施工すると管が外れない構造になっていますので、継手の再使用はできません。失敗しないよう慎重に施工 してください。

●継手を分解しないでください。漏水事故発生の原因となることがあります。

●継手に挿入する管は真っ直ぐにのばしてください。曲がったままの管では挿入が固くなり、挿入不足の原因と なります。

●管の切断は塩ビカッター(呼び径10~25の場合)またはPE管用回し切りカッター(呼び径32~50の 場合)を使用して出来る限り直角に切断してください。斜め切断は漏水の原因となります。

●接続時には管の内外面を清掃してください。特に土上配管や土中埋設配管では漏水の危険がありますので土や砂 の付着に注意してください。

●管の端部内外面を必ず専用の面仕上げ器(呼び径10~25の場合)または面取り器(呼び径32~50の 場合)で面取りしてください。また、切削片(面取りカス)は管から必ず取り除いてください。パッキンの傷 つき、パッキンへの付着による漏水の危険があります。

①こじ入れは禁止

固定

固定

固定 固定 固定

固定 固定

固定

②こじ入れは禁止

③先に形状を作る ④先に形状を作る

×

参照

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