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不動産マーケットレポート

D e c e m b e r, 2 0 1 5 12

■本レポ ートに 関 するお 問 い 合 わ せ 先■

みずほ信託銀行株式会社 不動産業務部 金子 伸幸 TEL.03-3274-9079(代表)

地価が高い土地ほど価格変動が

大きい? ・・・・・・・・・・・・・ 2 経済トレンド・ウォッチ ・・・・・・・ 4 不動産市場トレンド・ウォッチ ・・・・ 6 大阪府と愛知県における地価水準と

地価変動の関係 ・・・・・・・・・・ 8

(2)

2

●概ね高地価の地点ほど価格変動が大きいが、上位1割は関係が逆転し、

高地価ほど変動が小さい

地価が高い土地ほど価格変動が大きい?

一般には、希少性が高い高地価の土地は値崩れしにくいという印象があるように見受けられる一方で、

反対に、高地価の土地ほど価格変動が大きいと認識されている面があるようにも思われます。

本稿は、国土交通省「都道府県地価調査」の過去27年分のデータを用いて、各調査地点の地価の相 対的な変動の大きさを数値化(変動係数

※1

)し図示することにより、地価水準と価格変動の関係を明らか にします。

「都道府県地価調査」の平成元(1989)年から平成27

(2015)年の調査地点別データを用い、東京都の住宅地 と商業地を対象に、各地点の㎡あたり平均単価を横軸、

相対的な価格変動を表す変動係数を縦軸として、地点 別の地価とその変動の大小を図示しました[図表1]。

その結果、地価が0付近から大きくなるにつれて変動 係数が上昇し、地価が高い地点ほど価格変動が大きい 傾向

※2

がみうけられます。しかし、地価の低い順から約 9割の地点でこの傾向が概ね当てはまる一方、上位約1 割の高地価の地点では、反対に地価が高いほど価格変

[図表1] 地点別にみた地価の高低と価格変動(変動係数)の関係:東京都の住宅地と商業地

(平成元(1989)年から平成27(2015)年の平均地価を基準とする)

動が小さい、逆転した傾向が明らかとなりました。

この傾向は[図表 1]に青丸で示した住宅地ではさほ ど明らかではなく、相対的に地価が高い商業地(赤四角

で図示)で顕著です。

0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4

0 500 1,000 1,500 2,000

住宅地と商業地の地点別平均地価と変動係数(東京都、1989年~2015年の平均値、対象全地点)

(変動係数)

(万円/m2

90.9パーセントランク

商業地

318万円/m

2

、1.18(中央区日本橋人形町2丁目)

住宅地

2,034万円/m

2

、0.45(中央区銀座2丁目)

(注)2015年調査で1989年以降の連続したデータが得られる地点を対象とした。 データ出所:国土交通省「都道府県地価調査」

※1 地価の高低に関わらない相対的な変動の大小を表す指標として、

変動係数(=標準偏差÷算術平均)を用いる。

※2 連続した地点データを極力多く確保するため平成元(1989)年以

降のデータを対象としたが、この期間はバブル崩壊後地価が下

落基調となった期間であり、多くの地点において変動係数の大き

さとは地価の下落の大きさを示している。

(3)

3 価格変動が大きい地点は、日本橋周辺や神田、牛込

(新宿区)、麻布、六本木など東京の中心部で、再開発地 区から離れた立地が多いといえます。一方、変動が小さ い地点は、東京西部の郊外区や多摩地域が多く、銀座 や新宿駅周辺など都心部の駅近の超高地価の地点も 少なくありません。商業地と住宅地について、それぞれ 変動係数が大きい10地点と小さい10地点の地価の推 移を[図表2]に図示しました。

[図表2]東京都の商業地と住宅地における変動係数の大小各上位10地点の地価動向

このような結果となった背景には、東京都所在という一 定以上の利便性を前提として、低地価の土地ほど取得 可能な潜在需要層が大きいと考えられ、一定以上には 地価が下がりにくい「価格の下方硬直性」が考えられます。

また、超高額地点ほど変動が小さいという傾向は、ステ イタスや希少性が背景にあって、価格が崩れても持ち直 しやすいという取引事情を反映したものと考えられます。

(以上、都市未来総合研究所 平山 重雄)

(注)郡部と島しょ部の地点を除く。2015年調査で1989年以降の連続したデータが得られる地点を対象とした。

  凡例は各対象地点の最寄駅名を表示したものであり、同じ最寄駅に複数の地点が立地するため、駅名が重複している場合がある。

データ出所:国土交通省「都道府県地価調査」

●郊外と都心部の駅近・超高地価の地点などで価格変動が小さい

(万円/m2

(年)

0 500 1,000 1,500 2,000

商業地 変動係数の大きい順 上位10地点(最寄駅で表記)

1989 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 1 人形町 2 小伝馬町 3 淡路町 4 浅草橋 5 新富町 6 飯田橋 7 赤坂見附 8 浅草橋 9 神保町 10 京橋

(万円/m2) (万円/m2

(年)

1989 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000

0 50 100 150 200 250 300

1 西新井 2 小竹向原 3 不動前 4 大鳥居 5 武蔵大和

6 銀座一丁目(右軸)

7 都立家政 8 五反野 9 ときわ台 10 大井町

商業地 変動係数の小さい順 上位10地点(最寄駅で表記)

(万円/m2

(年)

1989 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 0

100 200 300 400 500 600 700 800

住宅地 変動係数の大きい順 上位10地点(最寄駅で表記)

1 月島 2 麻布十番 3 五反田 4 白金台 5 有明テニスの森 6 六本木 7 麻布十番 8 白金高輪 9 東陽町 10 牛込柳町

(万円/m2

(年)

1989 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15

住宅地 変動係数の小さい順 上位10地点(最寄駅で表記)

0 20 40 60 80 100 120

1 千歳烏山 2 光が丘 3 泉体育館(立川)

4 上北台 5 石神井公園 6 北千住 7 武蔵小山 8 大泉学園 9 亀有 10 京王よみうりランド

(4)

4

経済トレンド・ウォッチ

■ 景気の動向 (全国)

図1  景気動向指数

注:図の指数は第10次改定の値。

データ出所:内閣府「景気動向指数」

図2  景気ウオッチャーの景気判断指数

データ出所:内閣府「景気ウォッチャー調査」

図3  企業の業況判断指数

注:「大企業」は資本金10億円以上、「中堅企業」は資本金1億円以上10億円未満、「中小企業」は資本金2千万円以上1億円未満。

( )内の数値は直近調査の3ヶ月後に関する予測値(本稿は12月を対象とする予測値)。

データ出所:日本銀行「全国企業短期経済観測調査(短観)」

140 130 120 110 100 90 80 701月

2005年 1月 2006年 1月

2007年 1月 2008年 1月

2009年 1月 2010年 1月

2011年 1月 2012年

A.先行指数

B.一致指数

C.遅行指数 1月2013年 1月

2014年 1月 2015年

(景気動向:CI指数 2010年=100)

C112.1 C112.1 C112.1

A105.2 A105.2 A105.2

(8月)

(8月)

B109.0 B109.0 B109.0

70 60 50 40 30 20 10

A.景気の現状判断DI

B.景気の先行き判断DI

(景気の方向性:DI指数)

1月2005年 1月 2006年 1月

2007年 1月 2008年 1月

2009年 1月 2010年 1月

2011年 1月 2012年 1月

2013年 1月 2014年 1月

2015年 A47.5 A47.5 A47.5

(9月)

(9月)

(9月)

B49.1 B49.1 B49.1

30 20 10 0

‒10

‒20

‒30

‒40

‒50

‒60

(業況判断指数:業況DI)

全規模合計

大企業

中堅企業

中小企業 3月

2007年 6月 9月 12月

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月

(9月)

(9月)

(9月)

19(14)

19(14)

19(14)

12(9)

12(9)

12(9)

8(5)

8(5)

8(5)

3(0)

3(0)

3(0)

【データ概要】 図1 景 (CI:コンポジット・インデックス)

気動向指数の CI 指数 :CI 指数は、景気の拡大・後退の大きさやテンポを示す。

景気先行指数は、景気一致指数より数ヶ月先行して動き、景気を予知するための指数。

景気一致指数は、実際の景気動向とほぼ一致して動き、景気の現状を示す指数。

景気遅行指数は、景気一致指数より数ヶ月遅れて動き、景気の変化を確認する指数。

図 2 景気ウオッチャーの景気判断指数 :景気の動きに敏感な職業の人を景気ウオッチャーに選び、街中の景気の現状や先行き

( 2 , 3ヶ月先)について、景気ウオッチャーの判断による景気の方向性を示す指数。

(DI 指数:50 = 変わらない・横ばい、50より高い = 良くなる、50より低い = 悪くなる)

図 3 企業の業況判断指数 :業況が「良い」と答えた企業の割合から、「悪い」と答えた企業の割合を引いた値を

業況判断指数とするもの。「良い」と「悪い」の回答割合が同じ場合は「0」となる。

(5)

5

■ 物価・雇用・金利等の動向 (全国)

図4  物価指数

注:国内企業物価指数の9月は速報値。

データ出所:総務省「消費者物価指数」、日本銀行「企業物価指数」

図5  雇用情勢

注:図の値は季節調整値。完全失業率の2011年3月から8月は、岩手県、宮城県、福島県を除く全国の結果(9月は速報値)。

データ出所:総務省「労働力調査」、厚生労働省「職業安定業務統計」

図6  主要金利

データ出所:日本銀行「金融経済統計」、日本相互証券及び住宅金融支援機構ホームページ公表資料

(2010年=100)

B. 消費者物価指数

(民営家賃)

C. 国内企業物価指数

(総平均)

A. 消費者物価指数

(生鮮食品を除く総合)

1月2005年 1月 2006年 1月

2007年 1月 2008年 1月

2009年 1月 2010年 1月

2011年 1月 2012年 1月

2013年 1月 2014年 1月

2015年 90

95 100 105 110

C102.2 C102.2 C102.2 A103.4 A103.4 A103.4

B97.7 B97.7 B97.7

(9月)

(9月)

(9月)

(完全失業率 : %) (有効求人倍率 : 倍)

完全失業率

(左目盛)

有効求人倍率

(右目盛)

8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.01月

2005年 1月 2006年 1月

2007年 1月 2008年 1月

2009年 1月 2010年 1月

2011年 1月 2012年 1月

2013年 1月 2014年 1月

2015年 1.4 1.2 1.0 0.8 0.6 0.4 0.2 0.0 1.24 1.24 1.24

3.4%

3.4%

3.4%

(9月)

長期固定金利型 住宅ローン 都市銀行住宅ローン(変動)

長期プライムレート

長期国債(10年物)

新発債流通利回り 4.000

3.500 3.000 2.500 2.000 1.500 1.000 0.500 0.000

(%/年)

1月2005年 1月 2006年 1月

2007年 1月 2008年 1月

2009年 1月 2010年 1月

2011年 1月 2012年 1月

2013年 1月 2014年 1月

2015年

(返済期間20年以下)

1.990 1.990 1.990 2.475 2.475 2.475

1.100 1.100 1.100

0.350 0.350 0.350

(9月)

(9月)

【データ概要】 図 4 消費者物価指数 :全国の家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価を時系列的に測定する指数。

国内企業物価指数 :企業間で取引される国内向け国内生産品の価格水準を示す指数。

図 5 完全失業率 :労働力人口 (15 歳以上で働く意志をもつ人)に占める完全失業者の割合。完全失業者は一定 期間中に収入を伴う仕事に従事しなかった人で、実際に求職活動を行った人。

有効求人倍率 :公共職業安定所で扱う求職者1人に対する求人数。

図 6 長期固定金利型住宅ローン :民間金融機関と住宅金融支援機構の提携商品「フラット35」の借入金利の最高。 (保証型は含まない)

都市銀行住宅ローン (変動) :個人向け都市銀行住宅ローンの変動金利型の基準金利。

長期プライムレート :民間金融機関が信用力の高い企業に資金を1年以上貸付ける際の基準となる貸出金利。

長期国債新発債流通利回り :金融機関や機関投資家などの間で取引される長期国債新発債の利回り。

注記:図1から図6はいずれも2015年11月2日時点で入手できたデータに基づき作成

(6)

6

不動産市場トレンド・ウォッチ

■ 東京圏

図1  用途別平均地価(基準地価の前年比)

注:各年7月1日現在の地価の対前年変動率の平均。

データ出所:国土交通省「都道府県地価調査」

図2  総人口の推移

注:各年4月1日現在の値。

データ出所:各都市の「推計人口」及び総務省公表資料

図3  J-REIT保有賃貸マンションのNOI評価額利回り[運用時NOI利回り]

注:各投資法人の2015年3月末までの決算資料による。

データ出所:都市未来総合研究所「ReiTREDA(リートレーダー)」

8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 -1.0 -2.0

(%)

東京23区 多摩地域 横浜市 川崎市 さいたま市 千葉市

住宅地2014年

住宅地2015年

商業地2014年

商業地2015年 1.9

1.0 1.7 1.5 1.1

0.2 2.1

0.7 1.4 1.1 0.9

0.2 3.2

1.4 2.2

3.1

2.2

0.3 4.0

1.5

2.5 2.9 2.5

0.4

(千人) (%)

12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0

2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 -0.5

東京都区部 東京都下 横浜市 川崎市 さいたま市 千葉市 -1.0

2013年4月(左目盛) 2014年4月(左目盛) 2015年4月(左目盛)

2015年4月 前年同月比増減率 (右目盛) 2014年4月 前年同月比増減率 (右目盛)

(%) (前年同期比:%ポイント)

5.2 4.8 5.2 5.4 6.0 5.7

-0.3 -0.3 -0.2

-0.5 -0.4 -0.3

0.0 2.0

2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 -0.5 -1.0 -1.5 -2.0 4.0

6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0

全国 東京23区 都下

(多摩地域) 神奈川県 埼玉県 千葉県

2013年3月期 (左目盛) 2014年3月期 (左目盛) 2015年3月期 (左目盛) 2014年3月期 前年同月比増減率 (右目盛) 2015年3月期 前年同月比増減率 (右目盛)

【データ概要】 図1 用 (基準地価) 途別平均地価 : 都道府県地価調査に基づく各年 7月1日現在の地価の対前年平均変動率。

  都道府県地価調査は、国土利用計画法施工令に基づき、都道府県知事が毎年 7月1日における調査 地点の正常価格を不動産鑑定士の鑑定評価を求めた上で判定するもの。

図 2 総人口 : 各都市の行政区域に常住する人口総数の推計値。

国勢調査人口を基準とし、これに毎月の住民基本台帳等の増減数を加えて推計したもの。

図 3 NOI 評価額利回り : NOI 評価額利回りは、J-REIT(上場不動産投資信託)の全投資法人が保有する住居専用型賃貸 マンションの期末鑑定評価額に対する直近1年間の純収益(NOI)の割合を示す。

図は地域別に物件毎(賃料保証・固定賃料物件を除く)のNOI 評価額利回りを単純平均したもの。

(7)

7

■ 主要大都市(札幌・仙台・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡)

図4   用途別平均地価(基準地価の前年比)

注:各年7月1日現在の地価の対前年変動率の平均。

データ出所:国土交通省「都道府県地価調査」

図5  総人口の推移

注:各年4月1日現在の値。

データ出所:各都市の「推計人口」及び総務省公表資料

図6  J-REIT保有賃貸マンションのNOI評価額利回り[運用時NOI利回り]

注:各投資法人の2015年3月末までの決算資料による。

データ出所:都市未来総合研究所「ReiTREDA(リートレーダー)」

8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 -1.0 -2.0

(%)

札幌市 仙台市 名古屋市 京都市 大阪市 神戸市 福岡市

住宅地2014年

住宅地2015年

商業地2014年

商業地2015年 0.7

4.2

2.4

0.2 0.4 1.0 1.8

1.4

3.6

1.9

0.4 0.5 0.6

2.1 1.0

4.0

3.1

2.1

3.9 6.1

1.5

3.4 2.6

4.9 4.7

3.8

1.5

4.8

2015年4月 前年同月比増減率 (右目盛)

(千人) (%)

3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0

2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 -0.5

札幌市 仙台市 名古屋市 京都市 大阪市 神戸市 福岡市 -1.0

2013年4月(左目盛) 2014年4月(左目盛) 2015年4月(左目盛) 2014年4月 前年同月比増減率 (右目盛)

(%) (前年同期比:%ポイント)

政令指定都市 札幌市 仙台市 名古屋市 京都市 大阪市 神戸市 福岡市

5.8 6.5 6.6 5.8 5.6 5.5 5.6 5.7

-0.4 -0.2

-0.5 -0.3 -0.3 -0.4

-0.5 -0.2 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 -0.5 -1.0 -1.5 -2.0

2013年3月期 (左目盛) 2014年3月期 (左目盛) 2015年3月期 (左目盛)

0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0

2014年3月期 前年同月比増減率 (右目盛) 2015年3月期 前年同月比増減率 (右目盛)

【データ概要】

注記:図1から図6はいずれも2015年10月末日時点で入手できたデータに基づき作成

図 4 用

(基準地価)

途別平均地価 : 都道府県地価調査に基づく各年 7月1日現在の地価の対前年平均変動率。

  都道府県地価調査は、国土利用計画法施工令に基づき、都道府県知事が毎年 7月1日における調査 地点の正常価格を不動産鑑定士の鑑定評価を求めた上で判定するもの。

図 5 総人口 : 各都市の行政区域に常住する人口総数の推計値。

国勢調査人口を基準とし、これに毎月の住民基本台帳等の増減数を加えて推計したもの。

図 6 NOI 評価額利回り : NOI 評価額利回りは、J-REIT(上場不動産投資信託)の全投資法人が保有する住居専用型賃貸 マンションの期末鑑定評価額に対する直近1年間の純収益(NOI)の割合を示す。

図は地域別に物件毎(賃料保証・固定賃料物件を除く)のNOI 評価額利回りを単純平均したもの。

(8)

不動産マーケットレポート 2015.12

発  行 みずほ信託銀行株式会社 不動産業務部  〒103-8670 東京都中央区八重洲1-2-1

http://www.mizuho-tb.co.jp/

編集協力 株式会社都市未来総合研究所

〒103-0027 東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル11階 http://www.tmri.co.jp/

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※本資料は参考情報の提供を目的とするものです。当行は読者に対し、本資料における法律・税務・会計上の取扱を助言、推奨もしくは保証するものではありません。

 本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成していますが、その正確性と完全性、客観性については当行および都市未来総合研究所は責任を負いません。

大阪府と愛知県における地価水準と地価変動の関係

〈お 問 合 せ 先〉

宅地建物取引業:届出第2号

所属団体:一般社団法人不動産協会、一般社団法人不動産流通経営協会 公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会加盟

みずほ信託銀行株式会社

 

P2-3で示した東京都の傾向が東京に次ぐ大都市を抱える大阪府と愛知県にもみられるかどうか、同じく国土 交通省「都道府県地価調査」のデータ

を用いて分析しました。その結果は以下のとおりでした。

①大阪府と愛知県で比較すると、愛知県は変動係数が小さい地点が多く、変動の小ささが顕著です。P2の 東京都と比較しても愛知県のほうが変動係数が小さい傾向がみられます。

②超高額地点における変動係数の低下は、大阪ではみられません。愛知県では、地点数が少ないものの、

商業地についてややその傾向がみられます。

(注)2015年調査で1989年以降の連続したデータが得られる地点を対象とした。 データ出所:国土交通省「都道府県地価調査」

0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4

0 100 200 300 400 500 600 700 800

(変動係数)

(万円 /m2

住宅地と商業地の地点別平均地価と変動係数

(1989 年~ 2015 年の平均値、対象全地点)

住宅地 商業地

大阪市北区野崎町

大阪市中央区難波 3 丁目

0 100 200 300 400 500 600 700 0.0

0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2

(変動係数)1.4

(万円 /m2

住宅地と商業地の地点別平均地価と変動係数

(1989 年~ 2015 年の平均値、対象全地点)

住宅地 商業地

名古屋市東区葵1丁目

名古屋市中村区名駅 4 丁目

※平成元(1989)年から平成27(2015)年の都道府県地価調査の地点別平均地価とその変動係数

[図表]地点別にみた地価の高低と価格変動(変動係数)の関係:大阪府と愛知県の住宅地と商業地

【大阪府】 【愛知県】

図 3  NOI 評価額利回り  : NOI 評価額利回りは、J-REIT(上場不動産投資信託)の全投資法人が保有する住居専用型賃貸 マンションの期末鑑定評価額に対する直近1年間の純収益(NOI)の割合を示す。
図 6  NOI 評価額利回り  : NOI 評価額利回りは、J-REIT(上場不動産投資信託)の全投資法人が保有する住居専用型賃貸  マンションの期末鑑定評価額に対する直近1年間の純収益(NOI)の割合を示す。

参照

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