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脊髄性筋萎縮症における新

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Academic year: 2021

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平成 28 年度厚生労働行政推進調査事業費補助金(成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)分担研究報告書 

分担研究課題 

次世代のマススクリーニングの在り方に関する研究  研究分担者  松原洋一(国立成育医療研究センター  研究所長) 

 

脊髄性筋萎縮症における新⽣ 児マススクリーニングの可能性   

研究協力者  斎藤加代子(東京女子医科大学附属遺伝子医療センター  教授) 

 

研究要旨 

  脊髄性筋萎縮症(spinal muscular atrophy: SMA)は、予後不良の下位運動ニューロン病で ある。近年、その病態分子機構の解明に基づく画期的な治療薬が開発されたため、新たなNBS 対象疾患の候補として検討を行った。 

   

A.研究目的 

脊髄性筋萎縮症(spinal muscular atrophy: 

SMA)は、予後不良の下位運動ニューロン病であ る。近年、その病態分子機構の解明に基づく画期 的な治療薬が開発された。治療開始にはあたって は可能な限りの早期介入が必須であり、NBS の可 能性が示唆される。本研究ではその最新の知見と 国際共同治験の状況を調査した。 

 

B.研究方法 

東京女子医大で実施されている国際共同治験 の成果と付随情報について検討した。 

 

C.研究結果 

(スライド参照のこと) 

国際共同治験では SMA 治療薬の劇的な効果が確 認されており、また新生児早期からの治療が予後 に大きく影響を与えることが示唆された。 

  SMA の遺伝子診断にはすでに簡易迅速検査法が 開発されており、マススクリーニングに応用可能

と考えられた。 

  D. 考察 

NBS 対象疾患の満たすべき基準として、Wilson 

& Junger の基準が知られている(WHO 1968)。SMA に関しては、画期的な治療法が出現したことによ り、費用便益以外の基準をすべて満たす可能性が 高いと考えられる。現在まだ臨床治験中のため薬 価も定められていないため源氏手での判断は難 しい。また、長期的な治療効果については知られ ておらず、今後の経過を注意深く見守るべきであ ると考えられる。 

    E. 結論 

新たな NBS 対象疾患として、脊髄性筋萎縮症

(SMA)の可能性を検討した。現在はまだ治療薬 が治験段階であるが、将来的に有力な候補疾患と 考えられた。

 

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