ソロモン諸島、キリバス共和国及びツヴァルの刑事 制裁
その他のタイトル Criminal Sanctions in Solomon Islands, the Republic of Kiribati and Tuvalu
著者 永田 憲史
雑誌名 關西大學法學論集
巻 58
号 5
ページ 778‑814
発行年 2009‑01‑22
URL http://hdl.handle.net/10112/11960
M a
k i
r a
)
島 ︑
マレータ
( M a l
a i t a
)
島 ︑
( H
o n
i a
r a
)
サ ン タ
・ イ ザ ベ ル 島
( S
a n t a
I s a b
e l )
︑
ジョージア
(N
ew
G e
o r
g i
a )
島 ︑
'
ヽ
は じ め に
ソロモン諸島︑
一
︑ は じ め に 二︑刑事裁判制度
︱ ︱
‑ ︑ 刑 事 制 裁 四
︑ お わ り に
ガダルカナル
ソ ロ モ ン 諸 島
( S
o l
o m
o n
I s l a
n d s )
は ヽ
( G
u a
d a
l c
a n
a l
) 島 ︑
人口は︑約五五万︱
10
00
人である︒首都はガダルカナル島のホニアラ
パ プ ア ニ ュ ー ギ ニ ア
永
であり︑約五万人が暮らしてい 大きな島と︑八六の小さな島からなるメラネシアの島嶼国家である︒総面積は二万八四五
0
平方キロメートルである︒
シュワズール
サ ン
・ ク リ ス ト バ ル
( P
a p
u a
e N w Gu i
n e
a )
田
( C h o
i s e u
l ) 島の六つの
︵マ
キラ
︶
( S
a n
r i C s t o b
a l
の 東 に 位 置 す る ニ ュ ー
一 六
憲
キリバス共利国及びツヴァルの刑事制裁
︵七
七八
︶
史
ソロモン諸島︑キリバス共和国及びツヴァルの刑事制裁
ライン諸島にも定住する者が現れた︒ 0六年のことであり︑
o f V a
n u a t u )
スペイン人のメンダーニャ
(
F u n a f u t i )
ツヴァル
であ る︒
( T u v a l u )
は ヽ
万五
00
0人である︒首都はタラワ
一八九二年︑イギリスは︑
( M e n d a i i a )
スペイン人のキロスソロモン諸島︑
( Q u i r o s )
が島々を確認した︒
一 七
︵ 七
七 九
︶
ギルバート諸島︑ 一九低紀末になると︑
から︑遅くとも紀元前
0年前には拡散が行なわれたとされる︒その後︑今日のソロモン諸島東南部や︑今日のヴァヌアツ共和国
( R e p u b l i c
にあたるニュー・ヘブリディズ諸島( N e w H e b r i d e s
; N o u v e l l e s H e b r i d e s )
(1 )
000
年頃までには拡散が行なわれたとされる︒ヨーロッパ人がこの地に到達したのは︑紀元後一五六八年であり︑
(2 )
が島々を確認した︒ギルバート諸島に到達したのは︑それより遅れて一六
ソロモン諸島には︑今日のパプアニューギニア
( P a p u a New
G u i n e a )
エリス諸島を一括 フェニックス諸島と
にあたる地域から︑遅くとも約二万九
0 0
( T a r a w a )
キリバス共和国の南に位置するエリス諸島( E l l i c e I s l a n d s )
国 家 で あ る︒ 総 面 積 は 二 六 平 方 キ ロ メ ー ト ル で あ る
︒ 人 口 は
︑ 約 一 万 一 八
0
0人
で あ る
︒ 首 都 は フ ナ フ テ ィ
からなるポリネシアの島嶼
であり︑全人口の約一二分の一が暮らしている︒
その排他的経済水域
( E x c l u s i v e E c o n o m i c Z o n e : EE N )
キリバス共和国
( R e p u b l i c o f K i r i b a t i )
マーシャル諸島共和国( R e p u b l i c o f t h e M a r s h a l l I s l a n d s )
三三の環礁からなるミクロネシア及びポリネシアに跨る島嶼国家である︒総面積は八一は︑約三六
0
万平方キロメートルに及ぶ︒人口は︑約一〇
置 す る ギ ル バ ー ト 諸 島
( G i l b e r t I s l a n d s )
︑
フェニックス諸島
( P h o e n i x I s l a n d s )
︑
る ︒ る︒行政上︑中央県
( C e n t r a l p r o v i n c e )
は ヽ
など九つの県とホニアラの首都特別地域
一平方キロメートルである︒
ライン諸島
( L i n e I s l a n d s )
( c a p i t a l t e r r i t o r y )
の計
の南に位に分かれてい
一九七八年にソロモン諸島として独立した︒ 年には︑自治権が与えられ︑ が地方政府議会に代わることとなった︒ と職席上自動的に任命される二名からなる立法議会
ヽ
こより, ̀ 一
九 七
六 P a c i f i c )
一 九
六 四
年 に
は ︑
選挙による
一 名
方政府議会
士で設立された︒
( l o c a l g o v e r n m e n t c o u n c i l )
が一九五八年にマレータ島で作られたのを皮切りに︑ 一九六四年までに全
るイギリスの主導の下︑進めることとなった︒ 激しい戦闘の後︑
これらの地域は独立への歩みを宗主国であ
な っ
た ︒
一八九九年に支配下に置いた︒
ブーゲンヴィル
( B o u g a i n v i l l e )
島以外について︑
第 五 八 巻 五 号 し て 保 護 領 ( p r o t e c t a t o r e )
が︑司法権は西太平洋高等弁務官裁判所
( H i g h C o m m i s s i o n e r ' s C o r u t f o r t h e W e s t e r n P a c i f i c )
有することとなり︑ r
o m m i s s i o n e r )
関法
立 法 権 は 西 太 平 洋 高 等 弁 務 官 ( W e s t e r n P a c i f i c H i g h
一八九六年に駐在弁務官
( r e s i d e n t C o m m i s s i o n e r )
現在のサモア独立国
( I n d e p e n d e n t S t a t e o f S
a m o a )
にあたるサモア西部をドイツが領有することを黙認する代償と
して︑それまでドイツの勢力下にあったソロモン諸島西部のうち︑
一九一六年には︑これらの地域がイギリスの植民地とされるに至った︒
アメリカ合衆国がフェニックス諸島の支配権を主張したため︑
イギリスとの協議により︑
一九四一年から一九四二年にかけて︑我が国がソロモン諸島やギルバート諸島を相次いで占領したものの︑
アメリカ合衆国により奪還された︒第二次世界大戦後︑
︵ 七 八
0 )
一 九
三 八
年 ︑
共同統治を行なうことと
ソロモン諸島では︑それまでの勧告的な議会に代わるものとして︑西太平洋高等弁務官に任命された者からなる地
一九六︱一年︑西太平洋高等弁務官裁判所は︑西太平洋高等裁判所
( H i g h C o u r t f o r t h e W e s t e r n に改組され︑判事や治安判事が植民地の者から選ばれることとなった︒
( A s s e m b l y )
一九七八年ソロモン諸島独立令
( S o l o m o n I s l a n d s I n d e p e n d e n c e O r d e r 1
9 7 8 )
とした︒
これにより︑
がソロモン諸島に着任した︒イギリスは︑
八
が
不透明である︒ モン諸島は︑魚類やコプラの輸出が中心となっている︒キリバス共和国は︑が枯渇して以降︑漁業権収入やコプラの生産が主となっている︒また︑ベルドメインのtvの使用権を海外のインターネット企業に貸与するなどしているが︑安定的な収入を確保できるかは
ソロモン諸島︑キリバス共和国及びツヴァルの刑事制裁
の国も︑経済的には苦しく︑我が国︑
オーストラリア︑
( B e r
e t i t e n t i
)
が行政の長である︒ ︑クロネシア系住民が多く︑が整備された︒また︑議院が立法議会
ツヴ ァル は︑
いずれの国も立憲君主制を採り︑国家元首はイギリスのエリザベスニ世
一 方
︑
一 九
コプラの生産のほか︑
ニュージーランドなどの援助が国家財政を支えている︒
オーシャン島
( Q
u e e n
E i
匂g b e t h I I )
し ︑ ツヴァルとして独立した︒
ス共和国として独立した︒大統領
エリス諸島は︑
ギルバート諸島とエリス諸島は分離して独立することとなった︒
バート諸島とエリス諸島のそれぞれに自治権が与えられた︒ギルバート諸島は︑
である︒また︑ど
( O
c e a n I s l a n d )
︵ 七 八 一
︶
トップレ
の燐鉱石
一九七八年に憲法を制定 一九七九年に憲法を制定し︑キリバ
七四年の住民投票により︑
一九七七年には︑
改組された︒ギルバート諸島は︑
エリス諸島はポリネシア系住民が多かったため︑
( C o u n c i l f o M i n i s t e r s )
( H o u s e f o A s s e m b l y M ; a n e a b a n i M a u n g a t a b u )
により︑植民地政府が設けられ︑
ソロ ギ
ル 一
九 に
I s l a n d s (
A m e n d m e n t ) r O d e r
1 9 7 1 )
一九七四年には︑行政を行なう大臣評議会
( L e g i s l a t i v e C o u n c i l )
も作られた︒
一九七一年ギルバート諸島及びエリス諸島︵修正︶令
( T h e G i l b e r t a n d E l l i c e
f さらに︑
こ °
一九六七年︑
議 院
( H o u s e o f R e p r e s e n t a t i v e s )
が設立され︑一九七
0年には︑
立 法 評 議 会
a n d E l l i c e I s l a n d s O r d e
r 1
9 6 3 )
ヽ
こ よ
り
r,
ギルバート諸島とエリス諸島行政評議会
( E x e c u t i v e C o u n c i l )
ギルバート諸島及びエリス諸島では︑
一九六三年に︑
が設立され 一九六三年ギルバート諸島及びエリス諸島令
( T
h e
G i l b
e r
t
オーストラリア︑ 月 ︑
こうした中︑
援し
︑
関法
ニュージーランドなどの大学で学ぶしかない︒ スで一九六一年一月一日に有効であった法律︑ ( P
a c i f
i c
I s l a
n d s F
r o
um
: P
I F
)
第 五 八 巻 五 号
ソロモン諸島では︑法曹資格を得るための試験が行 コモン・ロー︑慣習︑国際法 ニュージーランドとともに︑太平洋島嶼フォーラム
(K
em
ak
e
g
︶ 首相︑は 一︱
0
三年七0 ソロモン諸島では︑ガダルカナル島にマレータ島
一九九二年以降︑ ︵
七 八
二 ︶
パ プ
ソロモン諸島は︑歴史的にソロモン諸島に属するパプアニューギニア領ブーゲンヴィル島の独立を支 パプアニューギニアと対立してきた︒ブーゲンヴィル島には世界有数の銅山がある上︑アニューギニア軍がソロモン諸島領内に侵人し︑住民を殺害するなどしたため︑条約の締結や両国の合同国境監視制 度の創設などがなされたものの︑対立の火種が燻っている︒また︑
からの移住者が増加して対立が生じ︑︱
10
00
年六月には︑
その後︑和平協定が結ばれたものの︑治安が悪化するなどしたため︑
オーストラリアに支援を要請した︒
I s l a
n d s ;
RA MS I) として軍隊及び警察官を派遣し︑治安の回復を図った︒また︑キリバス共和国とツヴァルでは︑
近時︑地球温暖化による海面上昇による国土の侵食が重大な問題となっている︒
現在の法状況を見ると︑ マレータ系武装勢力に首相が拘束される事態が発生した︒
オーストラリアは︑
のソロモン諸島に対する地域支援任務
( R
e g
i o
n a
A l
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i s
t a
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e M
i s
s i
o n
t o
t h
e S
ol
om
on
コモン・ロー
ケ マ ケ ザ
ソロモン諸島では︑憲法︑定数五
0
人で任期四年の一院制の議会が制定した法律︑イギリc (
om
mo
n l
a w
︑慣習法などが法源とされている︒キ )
リバス共和国では︑憲法︑定数五二人で任期四年の一院制の立法議会が制定した法律︑
(5 )
などが法源とされている︒また︑
した法律︑慣習法︑適用が議会により承認されたイギリスの法律︑
(7 )
法曹について見ると︑いずれの国も国内に法曹養成機関が存在しないため︑法曹志望者は︑
ツヴァルでは︑憲法︑定数︱二人で任期四年の一院制の議会
P (
a r
l i
a m
e n
t )
が制定
(6 )
コモン・ロー︑国際法などが法源とされている︒
パプアニューギニア︑
︱
1 0
上で提供しているデータベース U n i v e r s i t y o f t h e S o u t h P a c i f i c )
ソロモン諸島︑
. .
︶
く
i c e C o m m 1 s s 1 0 n
( P u b l i c S o l i c i t o r ) が司法及び法的サーヴィス委員会 の助百に従って︑総督
( G o v e r n o r G e n e r a l ) リバス共和国及びツヴァルでは︑法曹資格についての法律上の規定はなく︑法律学の学位がなくとも︑法曹になるこ とができる︒キリバス共和国及びツヴァルでは︑法曹はいずれも五人程度にすぎない︒なお︑
(9 )
曹
( P e o p l e ' s L a w y e r )
が刑事弁護も行なっている︒
オセアニア諸国のように︑人口が少なく︑領土が点在する国家において︑刑事司法がどのように運営されているか は興味深い問題である︒人口規模が小さく︑刑事司法運営に費用や手間をかけ難いオセアニア諸国の刑事司法制度を 参考にすることは︑①比較法的関心を満たし︑②刑種の少ない我が国に新たな刑事制裁の可能性をもたらし︑③将来︑
我が国の地方公共団体が犯罪者の処罰や処遇を行なう際に役立つ知見が得られる可能性がある︒
このような観点から︑
( 1 0 )
サモア独立国に続いて︑
ト ン
ガ 王
国 ︑
マーシャル諸島共和国︑
ソロモン諸島︑
( J u d i c i a a l n d L e g a l S e r
,
(8 )
により任命され︑被告人の弁護にあたる︒
ナウル共和国︑
キリバス共和国及びツヴァルの刑事制裁を紹介し︑検討することとしたい︒
キリバス共和国及びツヴァルは︑先に述べたように︑
ヴァヌアツ共和国︑
ら︑独立後も︑刑事法の規定がほとんど同じであるため︑まとめて取扱うこととする︒今回も︑南太平洋大学
( T h e の人文科学及び法学部
( F a c u l t y o f A r t s a n d L a w ) 関連施設である︑太平洋島嶼法情報研究所
( P a c i f i c I s l a n d s L
e g a l n I f o r m a t i o n I n s t i t u t e
; P
a c L I I ) がインターネット ( P a c L I I D a t a b a s e ) を利用することができた︒ソロモン諸島︑キリバス共和国及び ツヴァルは英語を公用語としているため︑条文も英語で入手できた︒そこで︑まず︑刑事司法制度について︑条文を
ソロモン諸島︑キリバス共和国及びツヴァルの刑事制裁
なわれている︒また︑公的ソリシタ
の法学科
( S c h o o l o f L a w )
︵七
八三
︶
の
一括してイギリスの保護領となっていた経緯か
ミクロネシア連邦︑
ツヴァルでは︑国民法
一 方
︑
キ
巨坦槃ばく痢ば
D如
I Ii I(~<巨])
茫怠全こ旦藁<=::: 怜かい
J,.iJ ,....J,巨器終至
:0"~-回却苦尊訊戒器 Q旦舌
h炉 J ,‑¥)碍→心二゜
~}L-
や竺冊恰, ;'¥ロ巳\翌彎廿=ご区#く記回忍もへ令卜全 Q 室芸盤緒戸写也旦
0:,¥..J 駆瞬→以→立宝詈写器旦
0 :,
¥..J 荼<=::: 怜か
J刈乱怜没°
(r‑1) Nonggorr, J., Solomon Islands, In: Ntumy, M.A. (General Ed.), South Pacific Islands Legal Systems (University of
Hawaii Press, 199:‑3), pp. 268, 268‑269; Tsamenyi, M., Kiribati, In: Ntumy, at 75, 75‑76; Tsamenyi, Tuvalu, In: Ntumy,
at 342, 342‑343 ;
岳咲翠庄「琴虫苫
~Q--\s;ギド
I¥f>‑‑‑‑」ヨ怜認雲碍『ヤギド
II!>‑‑‑‑廿』(三[三壬
I圭芯
'11000)I早肛くこに'
I Ii I―11111'11<
—
1110'Iiiは一
111<冨゜
(N) I
到
Q~ik旦0~ 戸常
,....J"‑/竺
Nonggorr,supra note 1, at 268‑269; Tsamenyi, Kiribati, supra note 1, at 75‑76;Tsamenyi, Tuvalu, supra note 1, at 342‑343; Care, J.C. et al., Introduction to South Pacific Law Second edition
(Routledge‑Cavendish, 2007), p. 3 ;
寄田瘤活「 m ーロへ゜ぐ ,<Q 芸院茫器築」ヨ怜睾・浣翠忌(一)配霊国戸ヰ回 口ぐ
‑1(<―‑1(望出く一早ギ匡゜
(cY)) I
到
0幽引旦
0~\--1'iWci,....J"-/已
Nonggorr,supra note 1, at 268‑270; Tsamenyi, Kiribati, supra note 1, at 75‑77;Tsamenyi, Tuvalu, supra note 1, at 342‑344 ;
:ffl胤
EB-:EB菰米「
~II'\怜ぶ卜ざ」三怜懸・菩翌生
(H)I I I I I胆(~ 戸
I1111 I I—I IIii
回
II巨Iii—
II匡坦肛ぐ要萎翠
l「/1(~ロ忍入卜以」三怜賑・芸翠白(一)
Iii I回軍益戸
Iii回<賦
r令匡器出「¥性茫酸
薔漉回巨送心華恙碧宍」三怜講.
~忌翠忌(一)
Ii 1ITTO冨弐戸
Iiiギ
II―Iii令Iii皿
1(0(‑s::t<) Nonggorr, supra note 1, at 270‑271.
(LD) Tsamenyi, Kiribati, supra note 1, at 77‑79.
(<.0) Tsamenyi, Tuvalu, sujJra note 1, at 344‑346.
(i:‑‑) Nonggorr, supra note 1, at 294‑295; Tsamenyi, Kiribati, supra note 1, at 98; Tsamenyi, Tuvalu, supra note 1, at 363. ;'¥
ロ見\翌窒 Q 坦掴
rn‑<o竺忌幸や枷終ふ
0心゜
(oo) Art. 92 the Constitution of Solomon Islands.
(o,)
s. 3 (3) (a), Cap 3A Laws of Tuvalu Revised Edition 1990.ソロモン諸島︑キリバス共和国及びツヴァルの刑事制裁
置かれている︒ 三人以上の判事
( j u s t i c e )
D )
( 1
0 )
拙稿﹁トンガ王国の刑事制裁﹂関西大学法学論集五六巻四号︵二
0 0 六︶七五頁以下︑﹁マーシャル諸島共和国の刑事制 裁﹂関西大学法学論集五七巻五号︵二
0 0 八︶四七頁以下︑﹁ナウル共和国における拘禁刑の代替策﹂関西大学法学論集五
七巻六号︵二
0 0 八︶九三頁以下︑﹁ヴァヌアツ共和国の刑事制裁﹂関西大学法学論集五八巻一号(︱
1 0
0 八︶七五頁以下︑
﹁ミクロネシア連邦の刑事制裁﹂関西大学法学論集五八巻三号(︱
1 0
0 八︶五 0
頁以下︑﹁サモア独立国の刑事制裁﹂関西 大学法学論集五八巻四号︵二
0
0 八
︶ ︱
‑ 三 頁 以 下 ︒ ( 1 1 ) h t t p : /
\p a c l i i . o r g . v u
¥ . ミ ラ ー サ イ ト は ︑ h t t p : /
\w w w . p a c l i i . o r g ¥ . ソ
ロ モ ン 諸 島
( 1 2 )
まず︑キリバス共和国で刑事制裁がどのような手続で科されるかを見ておくこととしたし
司 法 及 び 法 的 サ ー ヴ ィ ス 委 員 会 の 助 言 に 従 っ て 総 督 が 任 命 す る
︑
( 1 3 )
P r o s e c u t i o n s )
が行なう︒
地域裁判所
( L o c a l C o u r t )
が︑地域評議会( 1 4 )
者が違反した事件の第一審とされている︒六月以下の拘禁刑
( i m p r i s o n m e n t )
︵ 約
三
000円 ︒
‑SID
一五円で換算︒以下同じ︶により︑法と慣習に従って審理される︒地域裁判所は︑
地域裁判所からの第二審と︑法定刑が一四年以下の拘禁刑の犯罪に関わる事件の第一審の管轄を有ずるのが︑治安
以下の罰金刑
( f i n e )
ほとんど全ての県( p r o v i n c e )
~
︵ 七 八 五
︶
に
を賦科できる︒地域の慣習に詳しいー
起訴は︑
二 ︑
刑 事 裁 判 制 度
( A r e a C o u n c i l )
又 は
一 ︱
0
ソ
0ロ モ ン 諸 島 ド ル
により制定された条例
( b y l a w )
( S
I
に ソ ロ モ ン 諸 島 国 籍
公 的 訴 追 長 官
( D
i r
e c
t o
r
o f
P u
b l
i c
権を有する高等裁判所委員
( 2 1 )
判断権を有する︒ ( s
o l i c o r i t )
OSID 事長官
( p r i n c i p a l m a g i s t r a e t
) ︑ 関法
第 五 八 巻 五 号
判事裁判所
( M a g i s t r a t e s ' C o u r t )
任命される︒治安判事長官は︑
( 2 2 )
である︒原則として︑法の解釈を争う場 リスタ ゞ
J( b a r r i s t e r )
又 は ソ リ シ タ
一年以下の拘禁刑又は一︱〇
︵ 約
一 万
五
000
円︶以下の罰金刑を賦科でき︑
( 1 5 )
である︒四か所に置かれている︒司法及び法的サーヴィス委員会により︑治安判
一級治安判事
( f i r s t c l a s s m a g i s t r a t e ) ︑
‑ ︱
級 治
安 判
事
( s e c o n d c l a s s m a g
i s t r a t e )
が
五年以下の拘禁刑又は一 OOOSID
一級治安判事
( f i r s t c l a s s m a g i s t r a t e )
及び二級治安判事
( s e c o n d c l a s s m
a g i s r t a t e )
︵ 約 一
︱
10
00
円︶以下の罰金刑を賦科できる︒
治安判事裁判所からの上訴審と︑法定刑が一四年を超える拘禁刑の犯罪に関わる事件の第一審の管轄を有するのが︑
( 1 6 )
高等裁判所
( H i g h C o u r t )
である︒高等裁判所長官
( C h i e f J u s t i c e )
と陪席高等裁判所判事
( p u i s n e j u d g e )
に よ
っ
( 1 7 )
︵1 8
)
て構成される︒いずれも︑任命は︑司法及び法的サーヴィス委員会の助言に従って︑総督が行なう︒その要件として︑
イ ギ リ ス 連 邦 の 国 家 又 は 他 の 国 家 で 裁 判 官 と し て 務 め た こ と が あ る か
︑
( 1 9 )
として五年以上の実務経験がなければならないとされている︒また︑高等裁判所判事に欠員が生じ︑高等 裁判所判事をすぐさま任命できない場合︑高等裁判所判事の全部又は一部の職務を担わせるため︑司法及び法的サー ヴィス委員会の助言に従って︑総督は︑
( C o m m i s s i o n e r )
高等裁判所からの上訴審を行なうのが︑上訴裁判所
( C o u r t o f A p p e a l )
裁判所長官
( P r e s i d e t n o f t h e C o u r t f o A p p e a l )
と上訴裁判所判事
( J u s t i c e )
ま ︑
'
いずれも︑略式手続で行なわれる︒
バリスタ又はソリシタの資格のある者を高等裁判所判事と同様の権限及び特
( 2 0 )
に任命することができる︒なお︑高等裁判所は憲法の解釈についての 合にのみ︑上訴が認められる︒量刑を争うための上訴は︑例外的に︑上訴裁判所の許可がある場合に限られる︒上訴
( 2 3 )
によって構成される︒いずれも︑任命
ニ 四
︵ 七
八 六
︶
る ︒ ト ラ リ ア ド ル
二 五
︵約四万円︶を超える罰金刑の犯
( 2 4 )
は︑司法及ひ法的サーヴィス委員会の助言に従って︑総督が行なう︒高等裁判所長官及び陪席高等裁判所判事は︑職
( 2 5 )
︵2 6 )
席上︑上訴裁判所判事となる︒通常︑高等裁判所長官が上訴裁判所長官となる︒高等裁判所での審理を行なった者は
( 2 7 )
上訴裁判所での審理に加わることはできないため︑司法及び法的サーヴィス委員会の助言に従って︑総督が上訴裁判
( 2 8 )
︵2 9
)
所長官の代行を一時的に任命することもできる︒上訴裁判所では︑原則として︑三人の多数決により判断を行なう︒
この他に︑慣習的土地上訴裁判所
( c
u s
t o
m a
r y
l a
n d
a p p e a l
c o u
r t )
があるが︑刑事裁判は行なわれない︒
( 3 0 )
次に︑キリバス共和国で刑事制裁がどのような手続て科されるかを見ておくこととしたし 起訴は︑検事総長
( A
t t
o r
n e y
G e
n e
r a
l )
の指不の下︑警察官
( p o l
i c e
o f f i
c e r )
が 行
な う
︒ 治安判事裁判所
( M
a g
i s
t r
a t
e s ' C o u r t )
が通常第一審とされている︒法定刑が五年以下の拘禁刑又は五
0 0 オース
(A UD )2
.キリバス共和国
︵ 約
四 万
円 ︒
‑ A U
D
八 0
円で換算︒以下同じ︶以下の罰金刑の犯罪に関わる事件の管轄を 有する︒首席治安判事
( p r e
s i d i
n g m
a g i s t r a t e )
と二名の治安判事の計三名によって構成される︒キリバス共和国全 土 に 二 四 の 治 安 判 事 裁 判 所 が 置 か れ て い る
︒ 治 安 判 事 裁 判 所 で は
︑ 慣 習 に 基 づ き
︑ 軽 微 事 犯 に 対 し て
︑ 和 解
( r e c
o n c i
l i a t
i o n )
を促進し︑友好的な方法による事件の解決を支援することが認められており︑これにより事件が解 決すれば︑刑事手続を中止又は終了することができるとされている︒これは︑修復的司法の一形態であると考えられ 治安判事裁判所からの第二審と︑法定刑が五年を超える拘禁刑又は五
O O A U D
ソロモン諸島︑キリバス共和国及びッヴァルの刑事制裁
︵七
八七
︶
第 五 八 巻 五 号 罪に関わる事件の第一審の管轄を有するのが︑高等裁判所
( H i g C h o u r t )
( 3 3 )
と高等裁判所判事
( j u d g e ) によって構成される︒高等裁判所長官の任命は︑公共サーヴィス委員会
( P u b l i c S e r v i c e
( 3 4 )
c o m m i s s i o n )
の同意を得た後に︑内閣
( C b a i n e t ) の助言に従って︑大統領が行なう︒高等裁判所判事の任命は︑公
( 3 5 )
共サーヴィス委員会における高等裁判所長官の助言に従い︑大統領が行なう︒いずれも︑キリバス共和国又は他の国 家で裁判官として務めたことがあるか︑バリスタ又はソリシタとして五年以上の実務経験がなければならないとされ
( 3 6 )
ている︒また︑高等裁判所判事に欠員が生じ︑高等裁判所判事をすぐさま任命できない場合︑高等裁判所判事の全部 又は一部の職務を担わせるため︑
高等裁判所からの上訴審を行なうのが︑上訴裁判所
( C o u t r o f A p
p e a l ) 合にのみ︑上訴が認められる︒鼠刑を争うための上訴は︑例外的に︑上訴裁判所の許可がある場合に限られる︒上訴
裁判所長官
( P r e s i d e n t o f t h e C o u r t o f A p p e a l ) と上訴裁判所判事によって構成される︒上訴裁判所長官の任命は︑
( 3 9 )
︵4 0
)
公共サーヴィス委員会との協議後に内閣の助言に従い︑大統領が行なう︒通常︑高等裁判所長官が兼任する︒上訴裁 判所判事は︑高等裁判所判事が兼任する︒高等裁判所での審理を行なった者は上訴裁判所での審理に加わることはで きないため︑公共サーヴィス委員会における高等裁判所長官の助言に従って︑キリバス共和国又は他の国家で裁判官 として務めたことがあるか︑
︵ 七 八 八
︶
( 3 2 )
である︒高等裁判所長官
( C h i e f J u s t i c e ) バリスタ又はソリシタの資格のある者を高等裁判所判事と同様の権限及び特権を有
( 3 7 )
に任命することができる︒第一審の場合︑複数で審理を行なうが︑治安判事 一名で審理を行なう︒
バリスタ又はソリシタとして五年以上の実務経験がある者を大統領が上訴裁判所判事と
( 4 2 ) ( 4 3 )
して一時的に任命することもでぎる︒上訴裁判所では︑原則として︑三人の多数決により判断を行なう︒ 裁判所からの第二審の場合︑ する高等裁判所委員 関法
( C o m m i s s i o n e r )
( 3 8 )
である︒原則として︑法の解釈を争う場
二 六
四年以下の拘禁刑又は二
OOAUD
治安判事裁判所で拘禁刑又は一
OAUD
会
( J u d i c i a l Co mm it te e o f P r i v y o C u n c i l )
原則として︑上訴裁判所が終審となるが︑憲法解釈などについては︑高等裁判所から︑
( 4 4 )
への上訴が認められる場合がある︒
この他に︑土地裁判所
(L an d C o u r t )
最 後
に ︑
共サーヴィス委員会
( P u b l i c S e r v i c e c o m m i s s i o n ) (G ov er no r G e n e r a l )
が行なう︒審理は三名で行なわれ︑多数決で判断される︒
島裁判所からの第二審と︑法定刑が一年以下の拘禁刑又は一︱
0
AUD
0
3
ッ
ヴ
ア)レ
行なわれない︒
二 七
ロンドンの枢密院司法委員とも呼ばれる五人の合議体からなる治安判事裁判所があるが︑刑事裁判は
( 4 5 )
ツヴァルで刑事制裁がどのような手続で科されるかを見ておくこととしたい︒
( 4 6 )
島裁判所
( i s l a n d c o u r t )
が通常第二番とされている︒法定刑が六月以下の拘禁刑又は一
OOAUD
の助言と高等裁判所長官
( C h i e f J u s t i c e )
︵ 約
八
000
円︶以下の罰金刑の犯罪と島裁判所を管轄とずる旨を法律上規定された犯罪に関わる事件との管轄を有する︒首席治 安判事
( P r e s i d e n t
︑次席治安判事︵
)Vi ce P r e s i d e n t )
︑治安判事の計三名によって構成される︒これらの任命は︑公 と治安判事裁判所
( m a g i s t r a t e s ' c o u r t )
を管轄とする旨を法律上規定された犯罪に関わる事件の第一︷番の管轄を有す るのが︑治安判事裁判所である︒
︵ 約
八
0
0 円︶以上の罰金刑が科された場合などの上訴審と︑法定刑が一
︵ 約
一 万
六
000
円︶を超える罰金刑の犯罪と上席治安判事裁判所
( S e n i o r ソロモン諸島︑キリバス共和国及びッヴァルの刑事制裁
︵ 七 八 九
︶
︵ 約
一 万
六
0 0
0 円︶以下の罰金刑の犯罪
の承認に従い︑総督
第 五 八 巻 五 号 M a g i s t a r t e ' s c o u r t )
を管轄とする旨を法律上規定されたに関わる事件の第一審の管轄を有するのが︑上席治安判事
( 4 8 )
裁判所である︒五年以下の拘禁刑又は一
OOOAUD
︵約八万円︶以下の罰金刑を科しうる︒もっとも︑現在︑上席 治安判事裁判所は設置されておらず︑治安判事が巡回してその役割を果たしている︒
判事
( o t h e r J u d g e )
命は︑高等裁判所長官との協議の後︑内閣
( C a b i n e t )
︵ 七
九
0 )
上級治安判事裁判所からの上訴審と︑法定刑が一四年を超える拘禁刑の犯罪に関わる事件をはじめとするあらゆる
( 4 9 )
事件の第一審の管轄を有するのが︑高等裁判所
( H i g C h o u r t )
である︒高等裁判所長官
( C h i e f J u s i t i c e )
と複数の
( 5 0 )
︵5 1
)
によって構成される︒高等裁判所長官の任命は︑内閣の助言に従い︑総督が行なう︒判事の任
( 5 2 )
の 助
︱ ︱
︱ 口
に 従
い ︑
総 督
が 行
な う
︒ い
ず れ
も ︑
とよく似た法制度を有する国家で判事の経験があるか︑バリスタ又はソリシタとして五年以上の実務経験がある者で
( 5 3 )
︵5 4
)
なければならない︒審理は︑原則として︑高等裁判所長官と一名の判事の計二名で行なうことが認められている︒
( 5 5 )
で あ
る ︒
高等裁判所からの上訴審と︑あらゆる事件の第一審の管轄を有するのが︑上訴裁判所
( C o u t r o f A p p e a l )
高等裁判所長官と三名以上の判事によって構成される︒判事の任命は︑内閣の助言に従い︑総督が行なう︒審理は三 名以上で行なわれる︒
原則として︑上訴裁判所が終審となるが︑憲法解釈などについては︑上訴裁判所から︑
6 ) ( 5
会への上訴が認められる場合がある︒
この他に︑土地裁判所
( l a n d c u o r t )
( 5 7 )
わ な
れ な
い ︒
( 5 8 )
ツヴァルでは︑重大事犯はほとんどなく︑軽微な暴行や交通違反が中心である︒また︑飲酒が禁止されているため︑
関法
ロンドンの枢密院司法委員 と土地裁判所上訴審議体
( l a n d c o u r t p a p e a l p a n e l )
があるが︑刑事裁判は行
ニ 八
ツヴァルの法制度
溢亜認→翠~~
冷::,
0(臼)澁
,....)V竺
Nonggorr,supra note 1, at 274‑276, 286; Care, supra note 1, at 368‑375.(四)
Art. 91 the Constitution of Solomon Islands.(コ)
Cap 19 Laws of Solomon Islands Revised Edition 1996.ぼ)
Cap 20 Laws of Solomon Islands Revised Edition 1996.ぼ)
Art. 77 (1), 84 (1) the Constitution of Solomon Islands.心)
Art. 77 (2) the Constitution of Solomon Islands.虚)
Art. 78 (1), (2) the Constitution of Solomon Islands.(臼)
Art. 78 (3), (4) the Constitution of Solomon Islands.虞)
Art. 79 (4), (5) the Constitution of Solomon Islands.(団)
Art. 83, 84 (2) the Constitution of Solomon Islands.(葛)
Art. 85 (1) the Constitution of Solomon Islands.図)
Art. 85 (2) (a) the Constitution of Solomon Islands.(苫)
Art. 86 (1), (2) the Constitution of Solomon Islands.ぼ)
Art. 85 (2) (b) the Constitution of Solomon Islands.虞) 囃虞
-L1'芸出忘醤翠
S菜~~ 心
0Art. 86 (6) the Constitution of Solomon Islands.ぶ)
Art. 86 (4) the Constitution of Solomon Islands.啜)
Art. 86 (5) the Constitution of Solomon Islands.図)
s. 6, Cap 6 Laws of Solomon Islands Revised Edition 1996.国) 堂,....)マ竺
Tsamenyi,Kiribati, supra note 1, at 82‑83, 88‑89; Care, supra note 1, at 348‑352.は)
Cap 52 Laws of the Gilbert Islands Revised Edition 1977.国)
Art. 80 (1), 88, 89 the Constitution of Kiribati; Cap 17 Laws of the Gilbert Islands Revised Edition 1977.〉口中入翌誼rサ
='''(K
=R(忌回忍
'60令卜全 Q~ 詈酉誤 I I点(早
~I)巨走途弓く甜ば
D¥t'啜)
Art. 80 (2) the Constitution of Kiribati.(苫)
Art. 81 (1) the Constitution of Kiribati.ほ)
Art. 81 (2) the Constitution of Kiribati.(宮)
Art. 81 (3) the Constitution of Kiribati.(捻)
Art. 83 the Constitution of Kiribati.1110
(~-KlI)
(翌
Art.90 the Constitution of Kiribati; Cap 16B Laws of the Gilbert Islands Revised Edition 1977.(宮)
Art. 91 (3) the Constitution of Kiribati.(~) Art. 91 (7) the Constitution of Kiribati.
(:;:) Art. 91 (6) the Constitution of Kiribati.
(望)
Art. 91 (1), (2) the Constitution of Kiribati.(尊)
Art. 91 (4), (5) the Constitution of Kiribati.(~) Art. 123 the Constitution of Kiribati.
ほ)猛⇒▽竺
Tsamenyi,Tuvalu, supra note 1, at 348‑350, 355; Care, supra note 1, at 382‑390.ほ)
Art. 119 (d) the Constitution of Tuvalu; Cap 3 Laws of Tuvalu Revised Edition 1978.(~) Art. 119 (d) the Constitution of Tuvalu; Cap 2 Laws of Tuvalu Revised Edition 1978.
(尊)
Art. 119 (d) the Constitution of Tuvalu; Cap 2 Laws of Tuvalu Revised Edition 1978.(宮)
Art. 119 (c), 120, 130 (1), 132 the Constitution of Tuvalu; Cap lC Laws of Tuvalu Revised Edition 1978.ぼ)
Art. 121 the Constitution of Tuvalu.(~) Art. 122 (1) the Constitution of Tuvalu.
(怨)
Art. 123 the Constitution of Tuvalu.ぼ)
Art. 124 the Constitution of Tuvalu.(苫)
Art. 130 (2) the Constitution of Tuvalu.ぼ)
Art. 119 (b), 134, 135 the Constitution of Tuvalu; Cap 16B Laws of Tuvalu Revised Edition 1978.ソロ モン 諸島
︑
奉仕命令 点は共通している︒
キリバス共和国及びツヴァルの刑事制裁
A r t . 1 1
9 ( a ) ,
136
t h e C o n s t i t u t i o n o f T u v a l u ・ C a p
22
L a w s o f T u v a l u R e v i s e d E d i t i o n
1
9 7 8 .
T s a m e n y i , T u v a l u , s u p r a o n t e
1 ,a t
3 5 4 .
この 他︑ されており︑計八種類の刑事制裁が規定されている︒キリバス共和国ては︑居所指定命令
( r e s i d e n c e o r d e r )
( 5 9 )( c o m m u n i t y e s r v i c e o r d e r )
も規定されており︑計九種類の刑事制裁が規定されている︒所指定命令も規定されており︑八種類の刑事制裁が規定されている︒
( 6 0 )
ロモン諸島とキリバス共和国ては︑憲法上︑禁止されている︒
いずれの国においても︑裁判所は︑公判において︑被告人に対する訴追の有罪が立証されたと考えるものの︑被告
人の性格︑経歴︑年齢︑ ション
( p r o b a t i o n
) ︑
警察監視
いずれの国も︑死刑は︑存置されておらず︑
ソ
ツヴァルでは︑居と社会
( p u n i s h m e n t )
が規定されている
いずれの国も︑被害弁償
1
概( 5 6 )
( 5 7 ) ( 5 8 )
況
三 ︑
( c o m p e n s a t i o n )
︑罰金刑︑没収
( f o r f e i t u r e )
︑平穏維持
( p o l i c e s u p e r v i s i o n )
︑拘禁刑の七種類の刑事制裁 ソロモン諸島では︑宣告猶予監視命令
( s u s p e n d e d s e n t e n c e s u p e r v i s i o n o r d e r )
も規定 なしに又は条件付きで︑刑罰を科すことなしに︑訴追を終結するよう健康状態︑精神状態︑犯罪の軽微性︑犯行時の情状などに鑑み︑有罪認定を行なわず︑条件
( d i s c h a r g e )
命じることができる︒また︑有罪認定後︑犯罪の性質︑犯罪者の性格及び状況などに鑑み︑司法の利益となると裁判所が思料した場合︑
︵ 七
九 三
︶
刑 事 制 裁
( k e e p i n g h t e p e a c e
) ︑
プロベー