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歯と口腔の健康づくりの推進(歯と口腔の健康づくりの推進) いちはら健倖まちづくりプラン(2017年度~2026年度) 市原市

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68

歯と口腔の健康は、「食べる」「話す」の他、「笑う」「表情を豊かにする」な

ど、元気でいきいきと、質の高い生活を送るために欠かせないものです。 本市では、歯と口腔の健康づくりを推進するため「笑顔輝く市原市民の歯と 口腔の健康づくり推進条例」を制定しました。

国の「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」及び「千葉県歯・口腔保健 計画」を踏まえ、条例第8条に基づき、生涯にわたる市民の歯と口腔の健康づ くりに関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、本計画を策定します。

1 歯科疾患の予防

2 口腔機能の向上

3 関係機関との連携等社会環境の整備

基本方針

第 3 章

歯と口腔の健康づくりの推進

(歯と口腔の健康づくり推進計画)

歯と口腔の健康からつなぐ楽しい人生

(2)

69

1.乳幼児期

笑顔輝く白い歯でおいしく食べる元気な子を目指そう

・むし歯のない3歳児の割合は増加していますが、国や県に比べて低い状況に あります。

・フッ化物配合歯みがき剤利用者や、フッ化物歯面塗布を受けている児の割合 は増加しています。

・集団フッ化物洗口を実施している保育所及び幼稚園数は増加していますが、 地域に偏りがあります。

・親子でかかりつけ歯科医を持ち、定期的な歯科健診を受けられる環境整備が 必要です。

● 指 標 ●

項 目 区 分 基準値 (2015年) 目標値 (2026年) 出典

むし歯のない児の割合

3歳児 81.8% 90%以上 ⑭

5歳児 (保育所)

64.5% 75%以上 ⑱

甘 い も の の 飲食 回 数 が1 日 3 回 以上の児の割合

3歳児 36.5% 25%以下 ⑭

3 歳 ま で に フッ 化 物 歯面 塗 布 を 受けている児の割合

3歳児 58.4% 70%以上 ⑭

集 団 フ ッ 化 物洗 口 を 実施 し て い る施設の割合

就学前施設 57.7% 100% ⑱

【出典】

⑭ 三歳児健康診査

⑱ 保健センター事業のまとめ

1 ライフステージに応じた歯と口腔の健康づくりの推進

歯科口腔保健法(2011年)に基づく「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」によるライフステージ区分

現状と課題

推進の方向性

(3)

70

事業内容 実施機関

乳 幼 児 期 か ら の む し 歯 予 防 や 口 腔 機 能 に 関 する知識の普及啓発を行います

子育てネウボラセンター

いちはら歯っぴい8020応援隊 地域保健推進員協議会

社会福祉協議会

子育て家庭支援員協議会 歯科医師会

家 庭 に お け る フ ッ 化 物 応 用 の 啓 発 を 行 い 、 フ ッ 化 物 応 用 に 対 応 し て い る 歯 科 医 院 の 情 報提供を行います

歯科医師会

歯 科 医 院 ・ 病 院 ・ 薬 局 ・ 商 業 施 設 等 に 啓 発 用ポスターを掲示します

子育てネウボラセンター 歯科医師会

医師会 薬剤師会

市原商工会議所

ICTを活用した情報提供を行います

子育てネウボラセンター 歯科医師会

幼児歯科健診を実施します

子育てネウボラセンター 歯科医師会

73.1 76.2 76.7

78.9 80.6 81.8

0 20 40 60 80 100

2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

47.3 50.1 48.5

57.7 57.1 64.5

0 20 40 60 80 100

2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

三歳児健康診査結果 保健センター事業のまとめ

むし歯のない3歳児の割合 むし歯のない5歳児の割合

(%)

(%)

(4)

71

保 育 所 ・ 幼 稚 園 等 の 集 団 生 活 の 場 で 口 腔 保 健習慣を励行します

保育所 幼稚園 保育課

子育てネウボラセンター 歯科医師会

集団フッ化物洗口の実施を推進します

保育課

子育てネウボラセンター 歯科医師会

薬剤師会

●楽しく歯みがきの習慣をつけ、夜寝る前には仕上げみがきをします ●フッ化物配合歯みがき剤を使用します

●おやつは時間を決めて食べ、水分補給は甘くない飲み物にします ●よく噛んで食べる習慣をつけます

(5)

72

コラム16

フッ化物の利用でむし歯を予防

フッ化物でむし歯を予防する方法

✽フッ化物歯面塗布

➡かかりつけの歯科医院で定期健診を受けながら、定期的に歯にフッ化物を塗ってもら

いましょう。

✽フッ化物配合歯みがき剤の使用

➡市販の歯みがき剤には、ほとんどフッ化物が配合されています。歯をみがく時にはい

つも使用し、うがいは1回程度にしましょう。

✽フッ化物洗口

➡家庭で行うものと、学校等集団で行う方法があります。

永久歯のむし歯予防に最も効果が高いと言われて

いる方法です。

フッ化物溶液で 30秒から 1 分間のうがいを

します。

国のガイドラインで 4~14 歳の期間、集団で実施

することを勧めています。

保育所・幼稚園・学校などで、全国で 120万人以上、市原市では 40施設 2,287人

(2017 年 3 月末現在)の子どもたちが行っています。

保育所、幼稚園、学校などで集団フッ化物洗口をすることにより、安い費用で安全に継続す

ることができ、地域全体のむし歯を予防できます。

水道水の中のフッ化物濃度を適正に調整する方法です。WHO (世界保健機関)をはじめ、

世界の150以上の医学・歯学・薬学系の専門機関が推奨しえおり、生活の違いや年齢の違いに

関係なく、すべての人を対象に平等にむし歯予防ができる方法です。むし歯予防の適正濃度は、

約1ppm前後ですが、日本では水道法により、0.8ppm以下とされています。

水 道水フロ リデー ション を実施し ている 国は、オー ストラリ アやシ ンガポ ールをは じめ 約

52か国であり、約4.4億人が恩恵を受けています。日本では導入を検討している地域はいくつ

かありますが、まだ実施には至っていません。

学校でのフッ化物洗口の様子

集団フッ化物洗口

(6)

73

楽しい学校生活に欠かせない健康な歯と口腔を目指そう

2.学齢期

・12歳児の一人平均むし歯数は減少しているものの、依然国や県より高い状 況にあります。

・集団フッ化物洗口を実施している学校は、小学校5校、中学校1校のみで、 地域に偏りがあります。

・歯肉要観察者は減少しています。

・かかりつけ歯科医で定期歯科健診を受けている人の割合は、学年が上がるに つれ減少しています。

・永久歯のむし歯予防対策のため、小中学校における集団フッ化物洗口を普及 推進する必要があります。

● 指 標 ●

項 目 区 分 基準値 (2015年) 目標値 (2026年) 出典

むし歯のない人の割合 12歳児 63.2% 70%以上 ⑤

歯肉に炎症所見 を有する中 学生の 割合

中学生 (1~3年)

10.9% 減少 ⑤

かかりつけ歯科医がある人の割合

小学5年生 71.6%

80%以上 ⑦

中学2年生 59.9%

集団フッ化物洗 口を実施し ている 学校の割合

小学校 9.1%

50%以上 ⑱

中学校 4.5%

ゆっくりよく噛 んで食べて いる人 の割合

小学5年生 75.0%

増加 ⑦

中学2年生 65.8%

【出典】

⑤ 児童生徒定期健康診断

⑦ 「健康いちはら21」学校アンケート調査

⑱ 保健センター事業のまとめ

現状と課題

(7)

74

(%)

事業内容 実施機関

学校保健委員会や授業等学校において口腔保健情報を 提供します

歯科医師会 学校保健課 指導課 小中学校

子育てネウボラセンター

集団フッ化物洗口の実施を推進します

指導課 学校保健課

子育てネウボラセンター 歯科医師会

薬剤師会

児童生徒定期健康診断や就学前歯科健診を実施します

学校保健課 歯科医師会 小中学校

歯科医院・病院・薬局・商業施設等に啓発用ポスター を掲示します

子育てネウボラセンター 歯科医師会

医師会 薬剤師会 商工会議所

歯周病や糖尿病、喫煙等生活習慣病予防対策を実施し ます

指導課 小中学校

子育てネウボラセンター 医師会

歯科医師会 薬剤師会

44.0 47.2

52.7 53.0 55.9 63.2 0 20 40 60 80 100

2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

15.7 19.3 16.4 14.7 14.5 10.9 0 5 10 15 20 25

2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

目標達成に向けた社会環境の整備

いつの間にか対策

むし歯のない12歳児の割合

2015年度児童生徒定期健康診断

歯肉に炎症所見を有する中学生の割合

2015年度児童生徒定期健康診断

(8)

75

集団生活の場で口腔保健習慣を励行します

小中学校 学校保健課 指導課

子育てネウボラセンター 歯科医師会

●普段の水分補給は甘くない飲み物にします

●かかりつけ歯科医で定期的に歯科健診を受けます ●歯や口腔の健康に関する知識を学びます

●手鏡を使って自分の歯や口腔を観察します

●フッ化物配合歯みがき剤を使って、食後の歯みがきをします ●フッ化物洗口をします

(9)

76

3.成人期(妊産婦含む)

・成人期の口腔保健行動や歯周病に関する認知度は改善しています。

・歯間部清掃用具を使用している人の割合や、かかりつけ歯科医で定期的に歯 石除去や歯面清掃を受けている人の割合は高くなっています。

・成人期は、仕事や子育て等に忙しく、ついつい口腔ケアに対する優先順位が 低くなってしまいがちです。

・年齢とともに歯を失う人の割合が増加する年代であり、歯科健診を受けられ る環境整備や、セルフケアとプロフェッショナルケアの啓発が必要です。

● 指 標 ●

項 目 区 分 基準値 (2015年) 目標値 (2026年) 出典

60歳で自分の歯が24本以上ある 人の割合

55~64歳 52.7% 70%以上 ⑪

過去1年間に歯科健康診査を受診 した人の割合

成人 47.3% 65%以上 ⑪

妊婦歯科健診受診者数 妊婦 102人 増加 ⑱

歯間ブラシまたはフロス(糸つき ようじ)を使用している人の割合

成人 45.1% 65%以上 ⑪

ゆっくりよく噛んで食べる人の割 合

成人 42.1% 増加 ⑪

【出典】

⑪ 「健康いちはら21」市民アンケート調査

⑱ 保健センター事業のまとめ

30.3 22.4 15.1 15.1 5.3

1.3 10.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

55~64歳

28本以上 24-27本 20-23本 10-19本 1-9本 0本 無回答

歯周病を予防するために、毎日の口腔ケアを習慣づけよう

目 標

現状と課題

自分の歯の本数

2015年度「健康いちはら21」市民アンケート調査

52.7% 24本以上ある人

(10)

77

事業内容 実施機関

成人及び妊婦向けの歯科健診を実施します

歯科医師会 保健センター

歯科医院・病院・薬局・商業施設等に啓発用ポス ターを掲示します

保健センター 歯科医師会 医師会 薬剤師会 商工会議所

事業所における歯科健診の啓発を行います 歯科医師会

事業所における口腔保健情報の提供に努めます

事業所 歯科医師会 保健センター

歯周病や糖尿病、喫煙等生活習慣病予防対策を実 施します

歯科医師会 医師会 薬剤師会 保健センター 事業所

フ ッ 化 物 応 用 ( フ ロ リ デ ー シ ョ ン ・ フ ッ 化 物 洗 口・フッ化物配合歯磨剤の使用等)について周知 します

歯科医師会 保健センター

目標達成に向けた社会環境の整備

いつの間にか対策

●かかりつけ歯科医で定期的に歯科健診やプロフェッショナルケアを受けます ●歯と口腔の健康に関する知識を持ちます

●手鏡を使って自分の歯や口腔を観察します

●フッ化物配合歯みがき剤を使って、食べたら歯みがきをします ●歯間ブラシやデンタルフロス(糸つきようじ)を使います

(11)

78

コラム17

成人の約8割は歯周病!?

歯周病は、歯を支える歯ぐきや骨が壊されていく病気です。歯周病を引き起こすのはプラー

ク(歯垢)です。歯と歯ぐきのすき間の歯周ポケットに細菌が増殖し、歯周病の進行とともに

歯周ポケットが深くなり、歯周病菌が歯ぐきや周辺組織を破壊します。最悪の場合は歯が抜け

てしまいます。

歯周病が特に増えてくるのは30歳代からで、40歳代になると歯ぐきが健常な人は2割未満

です。初期の歯周病は痛みなどの自覚症状がほとんどありません。気がついた時には手遅れに

なる場合もあります。

また、最近では特に、歯周病と喫煙・糖尿病との関連が深いことが

わかってきています。その他、関節リウマチ・狭心症・内臓型肥満や

低体重出産・早産との関連が解明されつつあります。

かかりつけ歯科医を持ち、定期的に健診を受けることが歯と口腔の

健康はもちろん、全身の健康を守ることにつながります。

コラム18

セルフケアとプロフェッショナルケア

口腔のケアには、自分で毎日行う「セルフケア」と、歯科医師や歯科衛生士などの専門家が

行う「プロフェッショナルケア」があります。

セルフケアとは、歯ブラシや歯間ブラシなどで毎日歯と口のケアを行うことの他、よく噛む

ことや健口体操を行う、定期歯科健診を受けるなど、自分で行うことです。

一方、プロフェッショナルケアは、歯科医院で歯ブラシなどでは落

とせない歯石を歯科衛生士に取ってもらうことの他、禁煙指導や食事

指導など、専門家が行うことです。

口腔の健康を維持するためには、セルフケアとプロフェッショナル

(12)

79

口腔機能を保ち、しっかり食べて、いつまでも健康でいきいきとした

生活を送ることを目指そう

4.高齢期

・70歳以上で自分の歯が20本以上ある人の割合は増加しています。

・70歳以上でかかりつけ歯科医で歯石除去や歯面清掃を定期的に受けている 割合や、丁寧に歯みがきをしている人の割合は高くなっています。

・歯と口腔の健康が日常生活に影響を及ぼしてくる時期です。

・口腔機能の維持向上を図り、低栄養や誤嚥性肺炎の予防につなげていくこと が必要です。

● 指 標 ●

項 目 区 分 基準値 (2015年) 目標値 (2026年) 出典

70 歳 以 上 で 自 分 の 歯 が 20 本 以 上 ある人の割合

70歳以上 45.4% 60%以上 ⑪

60歳代における咀嚼 そしゃく

良好者(何で

も 噛 ん で 食 べ る こ と が で き る 人 ) の割合

60~69歳 66.2% 75%以上 ⑪

過 去 1 年 間 に 歯 科 健 康 診 査 を 受 診 した人の割合

65歳以上 51.4%※ 65%以上 ⑪

言 葉 の 意 味 を 知 っ て い る 人 の割合

健 けん

口 こう

体操

成人

11.7%

増加 ⑪

誤嚥 ごえん

性 せい

肺炎 49.4% ⑪

8020 53.6% ⑪

オーラルフレイル 6.7% ③

※参考値 60歳以上

【出典】

③ 2016年度市原市 市民意識調査

⑪「健康いちはら21」市民アンケート調査

現状と課題

(13)

80

60歳代における咀嚼良好者(何でも噛んで食べることができる人)の割合

事業内容 実施機関

歯科健診や口腔機能チェックを実施します

歯科医師会

千葉県後期高齢者医療広域連合 保健センター

関係機関と連携して口腔ケアの重要性を啓 発します

保健センター 歯科医師会 医師会 薬剤師会

千葉県看護協会 栄養士会

介護施設

健口体操を周知します

保健センター

いちはら歯っぴい8020応援隊 社会福祉協議会

地域保健推進員協議会 食生活改善推進協議会 高齢者健康体操普及員 歯科医師会

歯科医院・病院・薬局・商業施設等に啓発 用ポスターを掲示します

保健センター 歯科医師会 医師会 薬剤師会 商工会議所

何でも噛んで

食べることがで

きる

66.2%

一部噛めない ものがある

29.7% 噛めない食べ

物が多い 3.2%

噛んで食べる ことはできない

0.0%

無回答 0.9%

目標達成に向けた社会環境の整備 いつの間にか対策

(14)

81

介護施設等での口腔ケアを推進します

歯科医師会 千葉県看護協会

ケアマネージャー連絡会 介護施設

訪問歯科診療等対応できる歯科医院の情報 提供を行います

歯科医師会 保健センター

コラム19

オーラルフレイル

元気な状態と介護が必要な状態の中間地点、高齢になって筋力や活力が衰えた段階を「フレ

イル(虚弱)」と言います。

2015年日本歯科医師会は、滑舌の低下、食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品が増え

るなどのささいな口腔機能低下を「オーラルフレイル」の始まりとし、8020運動に準ずる国

民運動とすることを発表しました。

オーラルフレイルは、単に口腔の機能が衰えていくだけの問題で

は な く 、 食 欲 低 下 、 低 栄 養 へ と つ な が り 、 身 体 へ の 大 き な 虚 弱 化

(フレイル化)の入り口であると言われています。

「しっかり噛んで、しっかり食べ、しっかり歩き、そしてしっか

り社会性を高く!」これが健康長寿の秘訣です。

●口腔機能を保つため健口体操をします

●良質なたんぱく質を適量とり、低栄養予防を心がけます ●家族や知人・友人と楽しく食事をします

●誤嚥性肺炎や災害時に必要な口腔ケアについての知識を持ちます ●かかりつけ歯科医で定期的に歯科健診を受けます

●毎食後、口腔のケアをします

(15)

82

● 指 標 ●

項 目 区 分 基準値 (2015年) 目標値 (2026年) 出典

訪問歯科診療協力歯科医院数 - 46歯科医院 増加 ⑲

摂食嚥下障害対応歯科医院数 - 48歯科医院 増加 ⑲

災 害 時 に お け る 口 腔 ケ ア の 重 要性を知っている人の割合

成人 48.9% 増加 ③

【出典】

③ 2016年度市原市 市民意識調査

⑲ 2016年度訪問歯科診療協力歯科医院一覧(市原市歯科医師会)

・要支援・要介護者等への支援

障がい(児)者や要介護者の通所事業所や入所施設等における定期的 な歯科健診の実施状況が把握できていません。

障がい(児)者や要介護者等の歯科医療の体制整備を推進します。 訪問歯科診療や口腔ケアについての周知が必要です。

・医科歯科連携(糖尿病予防・受動喫煙対策)

歯周病は全身の健康と関連することがわかってきました。 生涯「口」から食べることを支援するための多職種連携や医科歯 科連携による糖尿病予防対策や受動喫煙対策に取り組みます。

・災害時における対応

災害発生時の歯科医療提供や避難所等での口腔ケア支援体制を整 えます。

平時から誤嚥性肺炎等の周知を図ります。

支援強化が必要な取り組みの推進及び社会環境の整備

(16)

83

事業内容 実施機関

障がい(児)者等の施設における歯科健診を実施し ます

歯科医師会

歯科と全身の健康との関連について周知します

歯科医師会 医師会 薬剤師会 保健センター

災害時における誤嚥性肺炎等について周知します

歯科医師会 保健センター

災害時、避難所での巡回を行います 歯科医師会

歯科口腔保健に関するボランティア等の人材を育 成します

保健センター 歯科医師会

コラム20

いちはら歯っぴい8020応援隊

健口体操を通じて歯と口腔の健康について普及し、いつまでもおいしく食べたり、話した

り、歌ったり、笑ったり、笑顔の絶えない健康で元気な市民を増やし、いきいきとしたまち

づくりを目指しているボランティアグループです。

出前講座「歯つらつ応援教室」を実施し、小さなお子さんから高齢の方まで、市民のみな

さんの8020を応援しています。

2009年に結成され、歯つらつ応援教室のほか市内外のイベント等に参加し、これまで延

べ483回、約22,000人に健口体操を広めてきました。

(2017年2月現在)

健 口 体 操 を 継 続 で き る よ う オ リ ジ ナ ル DVD を 制作しま した

(17)

84

「市原市歯と口腔の健康づくり推進会議」

市民の代表や関係機関、関係団体のみんなで話し合い、計画づくりをすすめてきました。

いつの間にか歯と口腔も健康になれるまちとは!?

こんな取り組みのアイデアや意見も出ました。

ス ー パ ー マ ー ケ ッ ト

や ド ラ ッ グ ス ト ア 、

ス ポ ー ツ ジ ム 等 で 、

手 軽 に 歯 科 相 談 や 口

の チ ェ ッ ク を 受 け る

こ と が で き る と い い

な 学習塾やスイミングクラ

ブ等子どもたちが集まる

場所でお口の健康につい

て周知できたらいいね

勉強も運動も、お口の健

康は大切だよね

「白い歯笑顔のフォト

ジェニックプロジェク

ト」市ホームページで

白い歯笑顔のこどもの

写真を募集して掲載し

た ら 、 笑 顔 と 健 康 な

歯・口のPRになるん

じゃないかな

町 会 や 子 供 会 、 サ ー ク

ル 、 地 域 の 集 ま り 等

で 、 健 康 ( 健 口 ) づ く

りをPR!

笑 顔 と 口 の 健 康 は 誰 に

と っ て も 大 切 な こ と だ

よね!

お 口 の 健 康 づ く り に 取

り 組 む 企 業 や お 店 を

「 口 腔 保 健 対 策 優 良 企

業 」 と し て 表 彰 し た ら

どうかなぁ

タクシーやバス、鉄道

の車内や病院の待合等

で、お口の健康に関す

る情報提供や情報発信

をしたら、たくさんの

人が見てくれるんじゃ

ないかな フ ッ 化 物 洗 口 の キ ャ ラ ク

ター募集でPR!

フ ッ 化 物 洗 口 に つ い て み

ん な が 知 っ て 、 関 心 を 持

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レストランや飲食店、

ゴルフ場などで、ガム

や歯ブラシ、デンタル

フロス等、お口のケア

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参照

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