• 検索結果がありません。

浦安市産業振興ビジョン 改訂版

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "浦安市産業振興ビジョン 改訂版"

Copied!
95
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)
(2)
(3)

浦安市産業振興ビジョン策定の趣旨 ……… 1

1 産業振興ビジョンの策定及び改訂目的 ……… 3

2 産業振興ビジョンの位置づけ ……… 4

3 「浦安市観光振興計画」との関係について ……… 5

4 産業振興ビジョンの計画期間 ……… 7

5 本市産業振興のこれまでの取り組み ……… 8

本市産業を取り巻く社会的潮流の変化 ……… 15

1 本格的な人口減少社会の到来 ……… 17

2 社会の成熟化に伴う市民ニーズの多様化 ……… 18

3 地球環境問題に対する関心の高まり ……… 19

4 産業構造と労働者意識の変化 ……… 20

5 地方分権と厳しい財政状況 ……… 21

本市産業の現状と課題 ……… 23

1 本市の特性 ……… 25

2 主要産業の現状 ……… 31

商業・サービス業 ……… 31

工業 ……… 37

3 産業面のポテンシャル ……… 40

4 産業面の課題 ……… 46

産業振興ビジョンの基本目標・施策の展開 ……… 49

1 本市の産業の将来像 ……… 51

2 産業振興の基本目標・施策の方針 ……… 52

3 産業振興の施策の体系 ……… 55

(4)

計画の推進に向けて ……… 69

1 計画の推進体制 ……… 71

2 関係主体の役割 ……… 71

事業者 ……… 71

経済・業界団体 ……… 71

大学・教育機関 ……… 71

市民(NPO・ボランティアなどを含む) ……… 72

行政 ……… 72

3 推進体制 ……… 73

参考資料 ……… 77

1 策定経過 ……… 79

「浦安市産業振興ビジョン策定委員会」 ……… 79

「浦安市産業振興ビジョン」策定に関するアンケート調査 ……… 80

ヒアリング調査 ……… 81

庁内策定体制 ……… 83

2 人口類似都市比較 ……… 84

(5)

浦安市産業振興ビジョン策定の趣旨

(6)
(7)

3

浦 安 市 産 業 振 興 ビ ジ ョ ン 策 定 の 趣 旨

産業振興ビジョンの策定及び改訂目的

1

浦安市産業振興ビジョンは、上位計画である「浦安市総合計画(基本計画)」に掲げた 5つの都市像のひとつ「多様な機能が生み出す魅力あふれる産業都市」を実現するため の指針として平成16年3月にはじめて策定しました。

同ビジョンは、本市の産業振興方針や具体的な施策の体系を示しており、本市は、同 ビジョンに基づいて、これまで各種の産業振興施策を実施してきました。

本市には、東京ディズニーリゾートと浦安鉄鋼団地という日本最大の産業集積が形成 されているほか、都心への近さ、地域の購買力の高さ、豊富な人材など産業面の高いポ テンシャルを持っています。

一方、本市を取り巻く社会情勢は、本格的な人口減少社会の到来や社会の成熟化に伴 う市民ニーズの多様化、地球環境問題など、急速に変化しています。

本市が目標とする産業都市像を実現し、地域が持続的に発展していくためには、こう した社会情勢の変化や地域産業の現状をタイムリーにとらえて、本市のポテンシャルを 最大限生かせるような環境づくりや継続的な取り組みを実施することが欠かせません。

(8)

4

産業振興ビジョンの位置づけ

2

浦安市産業振興ビジョンは、「浦安市第2期基本計画(平成20∼29年度)」に位置づけ られます。

同ビジョンの各種施策の推進にあたっては、国の「新成長戦略」や千葉県の「千葉新 産業振興戦略」などをふまえ、本市の観光部門の振興計画である「浦安市観光振興計画 (平成20年3月)」など本市の各種関連計画との整合性を確保しながら同ビジョンの実現

を図ります。

国の戦略

千葉県の戦略

◆ 新成長戦略(基本方針)  ∼輝きのある日本へ∼   −平成21年12月− ≪戦略分野≫

 ○強みを活かす成長分野  ・環境・エネルギー大国戦略  ・健康大国戦略

 ○フロンティアの開拓による成長  ・アジア経済戦略

 ・観光立国・地域活性化戦略  ○成長を支えるプラットホーム  ・科学・技術立国戦略

 ・雇用・人材戦略

◆ 千葉新産業振興戦略   −平成18年6月− ◆ 千葉県知的財産戦略   −平成18年3月− ◆ ちば中小企業元気戦略   −平成18年12月−

浦安市総合計画

基本構想

第2期基本計画

多様な機能が生み出す 魅力あふれる

産業都市 市民文化 都市

[観光部門] 浦安市観光振興計画 (平成20年3月策定)

各種関連計画

快適環境

都市 健康福祉 都市 安全都市

浦安市産業振興ビジョン

(9)

5

浦 安 市 産 業 振 興 ビ ジ ョ ン 策 定 の 趣 旨

「浦安市観光振興計画」との関係について

3

本市は、平成20年から5年間の観光振興の方向性と、特に短期間(3か年を想定)に重 点的に取り組む内容を示した「浦安市観光振興計画」を平成20年3月に策定しています。

もっとも、各産業の対象マーケットは、「観光客」や「地元住民」などと明確に区別で きるものではありません。とりわけ、本市の産業は、「観光」面に大きな特徴があるだけ に、観光関連産業が地元住民のニーズに即したサービスを実施したり、地元密着型の産 業が観光客の需要の一部を取り込んだりするという視点が本市の産業振興を図るうえで は必要です。

「浦安市観光振興計画」は本ビジョンの観光部門の振興計画に位置づけられ、重複す るマーケットへの対応は、両方の施策を複合的に進めることが重要になります。

次頁に「浦安市観光振興計画 取り組みの体系(抜粋)」を掲載しましたが、詳細につ いては同報告書をご参照ください。

浦安市

観光振興計画

浦安市産業振興ビジョン

【主な対象産業】

・建設業 ・製造業 ・卸売・小売業 ・金融保険業 ・不動産業 ・医療・福祉産業 ・教育・学習支援業 ・サービス業 など

【主な対象産業】

・観光事業者 ・宿泊施設 ・飲食店 など

(10)

6

【1】3つの水辺空間の魅力アップと体験の充実

短 期 重 点 プ ロ ジ ェ ク ト

境川の活用

● 水辺の魅力づくりのさらなる推進

● 施設導入に向けた具体的な検討

東京湾と旧江戸川の魅力づくり

中 長 期 の 取 り 組 み の 考 え 方

【2】生活文化の掘り起こしと観光面の活用

短 期 重 点 プ ロ ジ ェ ク ト

● 生活文化を継承する仕組みづくり

● 浦安名物の市場への定着

● 浦安名物の新たな地場産業としての展開

生活文化の継承

浦安の名産品創出

中 長 期 の 取 り 組 み の 考 え 方

【3】気軽に立ち寄り、めぐって楽しめる都市環境の整備

短 期 重 点 プ ロ ジ ェ ク ト

● まち歩きに必要な新しい交通手段の

 実現に向けた具体的な検討 新しい都市観光の魅力創出

まちあるきの仕組みづくり

中 長 期 の 取 り 組 み の 考 え 方

【4】旬の情報発信と新しい都市イメージの定着

短 期 重 点 プ ロ ジ ェ ク ト

● 観光まちづくりに携わる体制の充実

交流型のイベント創出

市民によるおもてなしの充実

旬の浦安の情報発信

中 長 期 の 取 り 組 み の 考 え 方

(11)

7

浦 安 市 産 業 振 興 ビ ジ ョ ン 策 定 の 趣 旨

産業振興ビジョンの計画期間

4

計画期間については、旧ビジョンの計画期間は平成16年度から平成21年度までの6年間 でしたが、本ビジョンでは、上位計画である「浦安市第2期基本計画」の目標年次にあわ せて、平成22年度から平成29年度までの8年間とします。

和暦 (西暦)

浦安市 総合計画

浦安市 産業振興 ビジョン

平成20年度

(2008年度) (2009年度) 平成21年度 (2010年度) 平成22年度

・・・

・・・

(2017年度) 平成29年度

・・・

・・・

(2020年度) 平成32年度

基 本 構 想

(平成13年度−32年度)

第2期 基 本 計 画

(平成20年度−29年度)

(次期)

基本計画

(次期)

産業振興ビジョン

(旧)

産業振興ビジョン

(平成16年度−21年度)

(改訂)産業振興ビジョン

(平成22年度−29年度)

(12)

8

本市は、平成16年3月に策定した「浦安市産業振興ビジョン」で掲げた施策・事業を 中心に本市の産業振興に関する支援を行ってきました。今般、同ビジョンの改訂にあた り、今後の産業振興を考える基礎資料とするため、これまでの施策・事業の実施実績や 事業者の側からみた各種支援施策の利用状況・評価、本市の産業規模の推移などをまと めました。

本市産業振興のこれまでの取り組み

5

主な産業振興・事業の概要と実績

本市が実施した主な施策・事業(実施実績を定量的なデータで示せるものを抜粋)を、 「中小企業」、「創業」、「就労」の3分野でまとめると以下の通りです。

中小企業支援

中小企業経営等 アドバイザー派遣事業

創業支援セミナー事業

創業支援資金融資

就労支援 アドバイザー派遣事業

商工業振興共同事業 補助金

労政相談事業

うらやす企業塾事業

中小企業資金融資 事  業

金  融

補助金

創業支援 就労支援

図表 Ⅰ−5 浦安市の主な産業振興施策・事業

中小企業支援関連の主な事業は、「中小企業経営等アドバイザー派遣事業」、「労政 相談事業」、「うらやす企業塾事業」、金融面では「中小企業資金融資」、補助金では 「商工業振興共同事業補助金」などによる支援を実施してきました。

旧産業振興ビジョンが策定された平成16年度以降の実施実績は以下の通りです。

(13)

9

浦 安 市 産 業 振 興 ビ ジ ョ ン 策 定 の 趣 旨

図表 Ⅰ−6 「中小企業経営等アドバイザー派遣事業」の実施実績

図表 Ⅰ−7 「労政相談事業」の実施実績

図表 Ⅰ−8 「うらやす企業塾事業」の実施実績

図表 Ⅰ−9 「金融・補助金支援事業」の実施実績

派遣回数

平成17年度 7 4 平成16年度

0 0 6 4 11 7 13 7

平成18年度 平成19年度 平成20年度

派遣先事業所数

(単位:回、事業所)

(注)平成16年度まで商業経営アドバイザー派遣事業。

相談件数 年金 社会保険 労働基準法

失業保険 労災 雇用 その他

28 13 8 2 0 0 0 5 20 9 0 4 3 0 0 4 25 10 4 4 0 2 1 4 33 8 9 0 0 0 0 16 24 8 4 0 0 0 0 12 平成17年度

平成16年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度

(単位:件)

相 談 内 容

(注)その他は、給料、再就職、働き方、職場環境、解雇など。

参加人数(人) 15 7 8 10

平成19年度 第1回 第2回

15

平成18年度

第1回 第1回 第2回 平成20年度

(単位:千円、件)

中小企業資金融資額 件数

融資額

商工業振興共同事業補助金(交付額)

51 504,070 846 90 721,040 1,038 89 710,140 988 164 1,070,830 2,320 平成17年度

52 253,947

1,056

(14)

10 延べ参加者数

申込者数

修了者数

(3日以上参加)

平成17年度

1回 2回 1回 2回 1回 2回 1回 2回

平成18年度 平成19年度 平成20年度

52 13 11 66 24 12 平成16年度

1回 2回

86 27 16 151 43 33 110 31 23 124 36 26 86 30 20 88 29 17 62 24 14 87 29 23

(単位:人)

図表 Ⅰ−10 「創業支援セミナー事業」の実施実績

創業支援関連の主な事業は、「創業支援セミナー」、金融面では「創業支援資金 融資」などによる支援を実施してきました。

実施事業の実績は以下の通りです。

創業支援

申込者数

うち創業支援 セミナー受講者数

融資額

(人)

(人)

(千円)

平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度

3

2

16,000 平成16年度

3 0 19,600 7 3 47,500 5 1 42,000 4 1 15,000

図表 Ⅰ−11 「創業支援資金融資」の実績

就労支援では、本市独自の事業のほかに、千葉県と連携して、「ジョブカフェち ば出張版(求人カフェin浦安)」による支援も行っています。

本市の「就労支援アドバイザー事業」の実績は以下の通りです。

就労支援

平成19年度 平成20年度

2 1 1 0 0 0 27 7 15 0 3 2

(単位:件)

相談実施件数 若年者 女性の再就職 高齢者 その他 保護者 相

談 者

(15)

11

浦 安 市 産 業 振 興 ビ ジ ョ ン 策 定 の 趣 旨

本市の支援施策に対する事業者の利用状況・評価

本市の産業振興関連の支援施策の利用状況についてみると、利用実績が最も多いのは、 製造業では、「補助金・助成金(25.7%)」、非製造業では、「イベント(21.5%)」となっ ています。「経営相談・指導」や「各種セミナー」は、製造業・非製造業ともに5%以下 と利用が低位に留まっています。

各種支援に対する評価(「満足している」を集計)は、全分野とも製造業の水準が非製 造業より高くなっています。最も満足度が高いのは、製造業で、「補助金・助成金 (58.3%)」、非製造業では、「イベント(43.5%)」となっています。

(出典)浦安市「「浦安市産業振興ビジョン」策定に関するアンケート調査(平成20年11月調査)」

製造業(n=101) 非製造業(n=892)

制度融資

補助金・助成金

経営相談・指導

各種セミナー

イベント

0 5 10 15 20 25 30

(%)

14.9 13.3

25.7 8.1

3.0 1.8

5.0 2.1

19.8 21.5

図表 Ⅰ−13 本市の各種支援施策の利用状況(「利用したことがある」を集計)

(出典)浦安市「「浦安市産業振興ビジョン」策定に関するアンケート調査(平成20年11月調査)」

製造業(n=101) 非製造業(n=892)

制度融資

補助金・助成金

経営相談・指導

各種セミナー

イベント

(%)

0 10 20 30 40 50 60 70

49.0 28.7

58.3 24.9

38.8 21.6

46.6 23.6

44.5 43.5

(16)

12

本市の事業者が望んでいる支援施策

本市内の事業者が望んでいる産業振興関連の支援施策(全産業)は、「道路、駐車場な どインフラ整備(35.9%)」が最も多く、次いで「制度融資の充実(26.7%)」、「人材の確 保支援(20.9%)」の順となっています。

(出典)浦安市「「浦安市産業振興ビジョン」策定に関するアンケート調査(平成20年11月調査)」

0 5 10 15 20 25 30

35.9 26.7

20.9 15.5 13.9 10.4 8.1 7.4 4.9 3.1 1.3

25.5

35

(n=993) 40(%) 道路、駐車場などインフラ整備

制度融資の充実 人材の確保支援 商店会の活性化支援 空き店舗情報の提供 ホームページなどでの企業情報の発信 パソコン研修会の開催 経営相談の実施 TMOの設立 SOHO、NPOなどの支援 その他 無回答

図表 Ⅰ−15 事業者が希望している支援施策

本市の経済規模の推移

「浦安市産業振興ビジョン」の改訂にあたり、これまでの本市の経済規模の推移をと らえることは、今後の産業振興ビジョンを考えるうえで重要な視点です。経済規模を表 す指標としては、一般的には、国レベルは「GDP」、都道府県レベルは「県民経済計算」 などがありますが、市町村レベルでは、適当な指標が公表されておりません。そこで、 ここでは、事業所等が経済活動の結果として納税する「法人市民税」という指標を代用 して、本市経済規模の推移について概観してみました。

(17)

13

浦 安 市 産 業 振 興 ビ ジ ョ ン 策 定 の 趣 旨

この間の本市の法人市民税の動きを、わが国の名目GDPと比較(平成15年度=100) してみると、本市の法人市民税の水準は名目GDPの伸びを上回る規模で拡大していま す。事業所の数・規模に比例する法人市民税均等割りと法人税額(この間の法人税率は 一定)に比例する法人市民税法人税割りの増加は、本市の産業規模が拡大していること を示唆しています。この背景には、本市の「事業所数の増加」と「売上高が増えた事業 所数の増加」があります(第Ⅲ章を参照)。

図表 Ⅰ−16 本市の法人市民税の推移

図表 Ⅰ−17 本市の法人市民税と日本の名目GDPの推移

法人税割り 均等割り

(百万円) 4,000

3,500

3,000

2,500

2,000

1,500

1,000

500

0

平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 2,561

398 2,959

2,884 3,122

3,342

3,930

398 421

420

443

2,486 2,701 2,922

3,486

(出典)総務省「決算状況(市区町村)」

(平成15年度=100)

本市の法人市民税 日本の名目GDP

100

100

101

97

102

103 113

133

104 105

135

130

125

120

115

110

105

100

95

平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度

(18)
(19)

本市産業を取り巻く社会的潮流の変化

(20)
(21)

17

本 市 産 業 を 取 り 巻 く 社 会 的 潮 流 の 変 化

本格的な人口減少社会の到来

1

わが国では、急速な少子高齢化の進展により、本格的な人口減少社会が目前に迫って います。

総務省の調査によると、働き手の中核を担う全国の生産年齢人口(15∼64歳)が平成 12年以降には減少に転じ、今後の労働力不足が懸念されています。また、平成21年3月 末時点では、全国の約8割の都道府県で人口が前年より減少し、市場規模の縮小などを 背景に地方の経済が疲弊する向きが強まっています。

本市の人口増加率は、今のところは全国トップレベルを誇っていますが、浦安市第2 期基本計画第1次実施計画の推計によると、本市人口のピークは2015年前後とみられて います。また、産業振興の担い手である生産年齢人口も2015年以降は、緩やかに減少し ていくことが見込まれています。

図表 Ⅱ−1 浦安市の将来人口の見通し

180,000

160,000

140,000

120,000

100,000

80,000

60,000

40,000

20,000

0

(人)

2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 (年)

0∼14歳 15∼29歳 30∼64歳 65歳以上

24,403 28,811 31,243 91,427

18,953 25,499

29,708

31,998

35,327

40,656

70,269

24,844

16,665 77,175

27,127

17,042 82,070

29,456

19,194 86,680

29,512

23,099 91,374

28,921

27,233 33,722

81,389 13,592

(22)

18

社会の成熟化に伴う市民ニーズの多様化

2

わが国の経済は、消費の量的拡大を追求した高度経済成長や投機的なバブル経済を経 て、現在は、モノや社会的インフラが一通り充足した「成熟社会」を迎えています。

社会の成熟化に伴い、市民の価値観は、「物質的な豊かさ」に加えて、「精神的な豊か さ」や「生活の質の向上」を重視する傾向が強まっています。また、地域社会において は、市民の社会活動への参加意欲の高まりなどから、NPOなどが地域コミュニティの 担い手になるなど、市民ニーズは需要と供給の両面で多様化しています。

図表 Ⅱ−2 地域の課題を解決する場合の市民と行政の役割分担

≪(1)(2)(3)の合計が多い順に10項目を掲載≫

①スポーツの振興

②子どもの健全育成

③文化・芸術の振興

④地場産業の振興

⑤男女共同参画社会の形成促進

⑥資源リサイクル・ごみ減量化の推進

⑦防犯・防災等の地域安全活動

⑧人権の啓発

⑨消費者の保護・啓発

⑩社会教育の推進 (1)基本的に

市民が行う (6)無回答

( 2 )市民が出 来ることは市民 で行い、行政は それを支援する

(3)市民と行政 とが連携・協力 し、お互いが対 等な立場にたっ て行う

(4)市民の参 加を広げなが ら行政主体で

行う

( 5 )基 本 的に行政 が行う

5.3 20.1 36.2 26.4 5.4

4.8 5.2 6.0 6.4 4.5 4.3 6.5 6.5 6.0 26.3 28.5 23.2 29.8 35.3 35.1 28.5 31.5 34.0 16.8 18.8 19.1 13.1 12.4 11.2 14.0 8.7 7.5 6.5 40.5 35.7 30.1 37.1 29.6 34.4 33.6 29.2 31.2 15.1 17.5 21.5 11.2 14.8 11.6 7.7 11.1 9.7 5.8 4.5 5.2 4.1 3.4 1.6 4.6 3.0 2.3

(23)

19

本 市 産 業 を 取 り 巻 く 社 会 的 潮 流 の 変 化

地球環境問題に対する関心の高まり

3

平成21年9月に開催された国連気候変動サミットにおいて、わが国の温暖化効果ガス 排出削減の中期目標は「2020年までに1990年比25%削減」と公表されました。このこと は、これから国が一丸となって環境関連産業の振興に積極的に取り組むという強い意思 表示に他なりません。

本市では、住宅用太陽光発電システム設置費用の一部補助や、環境に優しい電気自動 車を公用車として導入(平成21年12月)するなど環境問題に積極的に取り組んでおり、 本市民の環境問題への関心も年をおって高まっています。

環境関連産業は、人口減少や社会の成熟化などから経済成長が鈍化し、閉塞感が漂う 日本の産業界にとっては、高水準の成長が見込まれる数少ない分野です。

図表 Ⅱ−3 将来の環境についての意向

60.1

55.8 57.9 53.8 55.2 49.5

46.3 46.6 41.7

29.4 29.7 31.5

15.118.3 28.0

大 気 汚 染 や 騒 音 な ど の 公 害 の な い ま ち

公 園 や 街 路 樹 な ど 、 都 市 の 中 の 緑 が 豊 か な ま ち

身 近 な 自 然 を 保 全 し 、 ふ れ あ え る ま ち

ご み 減 量 や リ サ イ ク ル に 積 極 的 に 取 り 組 む ま ち

地 球 温 暖 化 な ど の

地 球 環 境 問 題 に

積 極 的 に 取 り 組 む ま ち

平成15年度 平成17年度 平成19年度

70 60 50 40 30 20 10 0 (%)

(24)

20

産業構造と労働者意識の変化

4

わが国の産業を俯瞰すると、情報通信技術の発達などを追い風に、製造拠点の統廃合 や海外シフトによる国際分業体制の構築が進められてきました。また、国内の地域経済 では、ものづくり産業や建設業などの第2次産業から第3次産業への構造的なシフトが 続くなど産業構造が大きく変化してきました。

産業構造が大きく変化するなかで、企業は生き残りをかけて低コスト化や高付加価値 化などの動きを強めているほか、効率的な経営体制の確立に向けて、雇用流動化(終身 雇用・年功序列制度の崩壊)や雇用形態の多様化(契約社員や派遣労働者の増加)を進 めてきました。また、若年者の就労意識の変化(ニート、フリーターの増加)など、労 働者の意識も急速に変化しています。

本市の産業構造をみると、東京ディズニーリゾートが立地していることもあって、全 従業者に占めるサービス業の割合が突出して高くなっています。一方、旧市街地の一部 には、既存の産業集積が衰退するなどのジレンマを抱えています。

図表 Ⅱ−4 浦安市の従業者数のウェイト(千葉県=100)

(出典)総務省「平成18年事業所・企業統計調査」

140.5

40.1 76.0

252.0

39.0

59.0

69.2 96.0

35.1 52.2

140.2 132.6

6.9 千葉県

浦安市 卸売・小売業

サービス業

製造業

医療、福祉

飲食店・宿泊業

建設業

教育、学習支援業 運輸業

公務 金融・保険業

不動産業 情報通信業

複合サービス事業 250

(25)

21

本 市 産 業 を 取 り 巻 く 社 会 的 潮 流 の 変 化

地方分権と厳しい財政状況

5

地方分権改革をめぐる最近の動きをみると、平成18年に地方分権改革推進法が成立し たあと、地方分権改革推進委員会による第1∼4次勧告をふまえて、平成21年12月には、 国と地方の役割に関する基本方針である「地方分権改革推進計画」がまとめられました。

こうした地方分権改革の大きな流れのなかで、今後の地方自治体の財政を展望すると、 歳入面では、景気の悪化や人口減少を背景とした税収規模の縮小が見込まれる一方、歳 出面では、高齢化の急速な進展に伴う社会保障費の増加など厳しい状況が見込まれてい ます。

本市の財政は、財政力指数(※)が全国市部のなかで6位(平成20年度)と高水準と なっています。

図表 Ⅱ−5 財政力指数(市部)

(出典)総務省「平成20年度地方公共団体の主要財政指標一覧」

全国平均

都道府県名 団体名 財政力指数

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

愛知県 愛知県 東京都 愛知県 愛知県 千葉県 茨城県 静岡県 静岡県 千葉県

豊田市 碧南市 武蔵野市

東海市 刈谷市 浦安市 神栖市 裾野市 御前崎市

成田市

1.85 1.70 1.67 1.66 1.64 1.62 1.61 1.60 1.56 1.54 0.56

(26)
(27)

本市産業の現状と課題

(28)
(29)

25

本 市 産 業 の 現 状 と 課 題

本市の特性

1

本市の人口(平成21年10月1日現在、千葉県毎月常住人口調査)は、千葉県下9 位の164,177人で、東京ベイエリアの中核都市を形成しています。

本市の平成12年から平成17年の人口増加率は16.8%(全国市部で最高)と高水準 の人口流入が続いています。

また、本市の平成17年の総人口を年齢別にみると、生産年齢人口(15∼64歳) 比率が74.7%と全国の市部では最も高くなっています。このように働き盛りの市民 が多く居住していることは、本市の産業振興面の大きな強みです。

図表 Ⅲ−1 人口増加率上位5市

1 2 3 4 5

浦安市 日進市 香芝市 稲城市 和光市

全国

132,984 70,188 63,487 69,235 70,170 126,925,843 155,290 78,591 70,998 76,492 76,688 127,767,994 22,306 8,403 7,511 7,257 6,518 842,151 16.8 12.0 11.8 10.5 9.3 0.7

平成12年 平成17年

増減数

(人) 増加率 (%) 総人口(人)

(出典)総務省「平成17年国勢調査」

図表 Ⅲ−2 生産年齢人口割合上位5市

人口増加率・生産年齢人口比率が全国一

1 2 3 4 5

浦安市 鶴ヶ島市

富里市 多摩市 和光市 全国

24,522 9,803 6,968 17,136 11,035 17,521,234 116,008 51,155 37,322 105,761 55,489 84,092,414 14,201 8,823 7,068 22,980 9,148 25,672,005 15.8 14.0 13.6 11.7 14.4 13.7 74.7 73.3 72.7 72.5 72.4 65.8 9.1 12.6 13.8 15.8 11.9 20.1 順位 市町村 15歳未満 人口(人) 15∼64歳 人口(人) 65歳以上 人口(人) 人口割合% 15歳未満 人口割合% 15∼64歳 人口割合% 65歳以上

(30)

26

本市の市民のなかで、市外で就業・就学している割合は37.7%(県内9位)となっ ており、特に、隣接する東京都内への通勤・通学者が多く、本市は、東京のベッド タウンとしての機能を果たしています。

一方、本市は、東京ディズニーリゾートや浦安鉄鋼団地という2大産業集積を抱 えているほか、大学が3校立地していることもあって、市外から本市に就業・就学 している人は、約5万4千人(浦安市人口の35.0%、この割合は芝山町、成田市に 次ぐ県内3位)にのぼり、産業・業務・文教都市としての一面もみせています。

図表 Ⅲ−3 日中流出人口比率(千葉県)

(出典)総務省「平成17年国勢調査」

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

酒々井町 栄町 本埜村 習志野市

白井市 流山市 印西市 鎌ケ谷市

浦安市 市川市

44.0 44.0 41.3 39.7 39.4 39.0 38.8 38.1 37.7 37.0 21,385 24,377 8,390 158,744 52,982 152,284 59,938 102,760 154,731 459,626 9,419 10,728 3,467 63,082 20,856 59,461 23,270 39,139 58,328 169,858 7,708 7,959 2,430 30,868 11,250 26,404 12,984 22,128 8,884 37,098 1,711 2,769 1,037 32,214 9,606 33,057 10,286 17,011 49,444 132,760

日中流出 人口比率

(B/A)

夜間人口

(A) 日中流出人口 (B) で従業・通学 県内他市区町村 他県で従業・通学

図表 Ⅲ−4 日中流入人口比率(千葉県)

産業・業務・文教都市の位置づけ

(出典)総務省「平成17年国勢調査」

1 2 3 4 5

芝山町 成田市 浦安市 習志野市

長南町

79.2 56.2 35.0 29.0 26.2 8,379 121,135 154,731 158,744 9,824 6,640 68,060 54,158 46,000 2,572 6,369 58,146 32,371 38,611 2,538 271 9,914 21,787 7,389 34

日中流入 人口比率

(B/A)

夜間人口

(31)

27

本 市 産 業 の 現 状 と 課 題

本市の納税義務者一人当たり課税対象所得金額(平成19年度)は、4,790千円と、 芦屋市(6,077千円)、武蔵野市(4,967千円)に次ぐ全国3位の水準となっています。

市民の所得の高さは、地域の購買力にとっては大きなプラス要素であることか ら、本市は、全国有数の魅力的なマーケットといえます。

図表 Ⅲ−5 納税義務者1人当り課税対象所得金額のランキング(全国市部)

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

芦屋市

武蔵野市

浦安市

鎌倉市

逗子市

国立市

小金井市

箕面市

国分寺市

生駒市

全国

6,077

4,967

4,790

4,722

4,642

4,574

4,537

4,487

4,459

4,404

3,408

市名

納税義務者1人当り 課税対象所得金額

(千円)

(出典)総務省「平成19年度市町村決算状況調」

(32)

28

本市の財政力指数(平成20年度)は1.62で、全国6位、県内ではトップの水準と なっています。

その背景には、担税力の高い高所得の住民が多く居住していることに加えて、 東京ディズニーリゾートや浦安鉄鋼団地といった全国有数の産業集積が形成され ていることがあります。

図表 Ⅲ−6 財政力指数(市部)【再掲】

(出典)総務省「平成20年度地方公共団体の主要財政指標一覧」

全国平均

都道府県名 団体名 財政力指数

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

愛知県 愛知県 東京都 愛知県 愛知県 千葉県 茨城県 静岡県 静岡県 千葉県

豊田市 碧南市 武蔵野市

東海市 刈谷市 浦安市 神栖市 裾野市 御前崎市

成田市

1.85 1.70 1.67 1.66 1.64 1.62 1.61 1.60 1.56 1.54 0.56

(33)

29

本 市 産 業 の 現 状 と 課 題

本市は、都心部まで30分圏内に位置しており、さらに、成田空港や羽田空港ま で1時間程度で到達可能であるなど、交通アクセスに恵まれた環境にあります。

公共交通インフラは、JR京葉線の舞浜駅・新浦安駅、東西線の浦安駅を擁し、 市民生活やビジネス面などの利便性は高いものがあります。また、東関東自動車 道の浦安インターチェンジにより、物流アクセス面でも恵まれた環境にあります。

市内に立地している事業者向けアンケートによると、立地評価では、製造業、 非製造業ともに交通利便性の高さがトップの評価を得ています。その反面、東京 都に隣接しているだけに、立地コストはやや高いという事業者の声も聞かれます。

図表 Ⅲ−7 事業者の立地評価

幹線道路の便のよさ

操業のしやすさ

鉄道の便のよさ

情報インフラ整備状況

海運の便のよさ

住宅地との分離

行政の支援策

取引先の多さ

外注・下請け先の多さ

人材確保のしやすさ

用地の確保のしやすさ

立地コストの低さ

交通利便性のよさ

街のブランドイメージの高さ

情報インフラ整備

客単価の高さ

店舗間競争の低さ

業界活動・連携の充実

来客数の多さ

店舗確保のしやすさ

行政の支援策

用地確保のしやすさ

人材確保のしやすさ

立地コストの安さ

(n=101) ▲ 100 ▲ 50 0 50(%) 100 (n=892) ▲ 40 ▲ 20 0 20(%)40

72.3 28.9

26.9 19.8

18.8 5.0 3.0

▲ 5.0

▲ 3.1 ▲ 9.8 ▲ 10.0

▲ 11.4 ▲ 13.9 ▲ 17.5 ▲ 18.7 ▲ 28.3 ▲ 28.4 ▲ 35.2 ▲ 15.8

▲ 15.9 ▲ 19.8 ▲ 20.8 ▲ 27.7 ▲ 33.6

製造業 非製造業

(出典)浦安市「「浦安市産業振興ビジョン」策定に関するアンケート(平成20年11月調査)」

(34)

30

図表 Ⅲ−8 浦安市の市域の変遷

昭和23年

昭和43年

昭和46年

昭和50年

昭和53年

昭和54年

昭和55年

昭和56年

平成21年

4.43

6.77

8.65

11.34

13.77

15.41

16.66

16.98

16.98

(町制施行)

東野・富岡、今川、弁天、鉄鋼通り

海楽、美浜、入船

舞浜

日の出、明海

港、千鳥

高洲

千鳥の一部拡張

(現在の市域)

面積(裄) 新しく生まれた地域

(出典)浦安市

市域の4分の3が埋立地

本市の総面積は、昭和39年以降の2期にわたる埋立て事業を経て、町制が施行 された昭和23年の4.43から昭和56年の16.98まで約4倍に拡大しました。

埋立事業により拡大した新たな市域には、昭和43年から浦安鉄鋼団地への企業 の進出が始まったほか、昭和58年には、東京ディズニーランドがオープンするな ど、日本有数の産業集積の形成が実現しました。また、平成20年には市民が16万 人を突破し、人口も全国トップレベルで急速に増加しました。

(35)

31

本 市 産 業 の 現 状 と 課 題

主要産業の現状

2

商 業・サービス業

図表 Ⅲ−9 事業者の売上高(非製造業)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

平成15年

平成20年

(出典)浦安市「「浦安市産業振興ビジョン」策定に関するアンケート調査(平成20年11月調査)」

大幅に増加した やや増加した ほとんど変わらない やや減少した 大幅に減少した 無回答

3.9

7.5 15.7

17.7 15.8

16.5

25.8

21.3

35.1

26.0

本市が産業ビジョンの策定にあたり市内の非製造業を対象に行ったアンケート (平成21年11月調査)によると、売上高(5年前比)が「増加した(大幅に増加し た+やや増加した)」は25.2%と、平成14年調査の19.6%と比べて5.6ポイント増加 しています。一方、「減少した(同)」は47.3%と平成14年比▲13.6ポイント減少し ました(下図参照)。

売上高を業種別にみると、「減少した(同)」が多いのは「飲食店(70.5%)」、 「小売業(56.7%)」、「ホテル・旅館(50.0%)」などとなっており、とりわけ、本

市の重要な産業である「ホテル・旅館」は「増加した(同)」がゼロでした。一方、 「増加した(同)」が多かったのは「卸売業(51.4%)」、「情報通信業(50.0%)」な

どとなっています。

(36)

32

図表 Ⅲ−10 本市の事業者の売上高(非製造業・業種別)

回答数 増加した 変わらない ほとんど 減少した

大幅 やや やや 大幅

(出典)浦安市「「浦安市産業振興ビジョン」策定に関するアンケート調査(平成20年11月)」 (注)無回答は掲載していない。

全体

建設業

情報通信業

運輸業

卸売業

小売業

金融・保険業

不動産業

飲食店

ホテル

医療・福祉

教育・学習支援業

その他

836 71 8 8 36 70 171 16 40 105 8 75 26 202 25.2 33.9 25.0 50.0 38.9 51.4 18.8 43.8 20.0 8.6 0.0 30.7 15.4 27.7 7.5 8.5 0.0 12.5 16.7 20.0 5.3 25.0 12.5 0.0 0.0 4.0 0.0 8.4 17.7 25.4 25.0 37.5 22.2 31.4 13.5 18.8 7.5 8.6 0.0 26.7 15.4 19.3 16.5 16.9 37.5 37.5 16.7 11.4 17.0 25.0 35.0 14.3 12.5 13.3 26.9 14.9 47.3 49.3 25.0 12.5 36.1 34.3 56.7 18.8 40.0 70.5 50.0 38.7 38.4 46.6 21.3 21.1 25.0 0.0 16.7 20.0 25.1 12.5 30.0 24.8 37.5 22.7 34.6 13.9 26.0 28.2 0.0 12.5 19.4 14.3 31.6 6.3 10.0 45.7 12.5 16.0 3.8 32.7

(37)

33

本 市 産 業 の 現 状 と 課 題

図表 Ⅲ−11 地元商店街の利用頻度(浦安市)

0 10 20 30 40 (%) 50

ほとんど毎日

週に2∼3回くらい

週に1回くらい

月に2∼3回くらい

月に1回くらい

年数回

ほとんどいかない

平成15年度 平成18年度

(出典)千葉県「千葉県の商圏(平成18年度)」

23.8 17.9 19.4 14.8 7.8 7.0 7.8 7.0 31.7 45.5 5.6 4.7 3.8 3.1

市民の地元商店街の利用頻度(平成18年度)をみると、「ほとんど毎日」が 23.8%(平成15年度比▲5.9ポイント)、「週に2∼3回」が19.4%(同▲4.6ポイン ト)となっています。

一方、「ほとんどいかない」は平成15年度の31.7%から平成18年度には45.5% (同+13.8ポイント)と急速に増加しており、その水準は、近隣市と比べても際 立って高くなっています(「ほとんどいかない」と回答した割合:松戸市25.8%、 習志野市22.9%、船橋市18.4%、市川市16.2%)。

地元商店街を毎日利用している市民は4人中1人

図表 Ⅲ−12 地元商店街の利用頻度(近隣4市との比較)

(出典)千葉県「千葉県の商圏(平成18年度)」

浦安市 市川市 船橋市 習志野市

松戸市

17.9 21.1 18.4 7.8 20.3 14.8 26.0 23.4 12.6 15.8 7.0 11.8 14.7 19.9 11.0 4.7 9.3 10.3 13.0 7.7 3.1 6.9 5.6 8.7 9.0 7.0 8.8 9.1 15.2 10.3 45.5 16.2 18.4 22.9 25.8 ほとんど

(38)

34

市民が商店街を利用しない理由は、「1か所で買い物がすまない」が45.6%で最 多となっており、「駐車場がない(28.1%)」、「価格が高い(14.9%)」が続いてい ます。

千葉県の平均値と比較すると、「魅力のある商品がない(7.9%)」が千葉県比 ▲24.1ポイント、「商品の品揃えが不十分(13.2%)」が同▲22.2ポイント低くなっ ています。

図表 Ⅲ−13 商店街を利用しない理由(浦安市)

0 10 20 30 40 (%) 50

1か所で買い物がすまない

駐車場がない

価格が高い

商品の品揃えが不十分

店に入りにくい

魅力のある商品がない

営業時間が短い

雰囲気が悪く、清潔感がない

品質、鮮度がよくない

接客態度がよくない

休憩したりする場所がない

その他

浦安市 千葉県

45.6 41.5 28.1

36.7 14.9

25.8 13.2

35.4 13.2

19.6 7.9

32.0 7.0

9.9 2.6

3.7 1.8

8.8 0.9

2.5 0.0

0.7

43.0 16.1

(39)

35

本 市 産 業 の 現 状 と 課 題

本市の大型小売店数は25店、店舗面積は165,005㎡となっています。人口千人あ たりの店舗面積は1,007㎡で近隣4市のなかでは、イオンモリシア津田沼店やイオ ン津田沼SCが立地している習志野市(1,413㎡)に次ぐ水準となっています。

本市の小売業の販売効率(1店当りの年間商品販売額)は1億7,858万円で県内 3位の高水準であることからみても、本市の大型小売店の販売力の強さがうかが われます。

大型小売店の台頭と東京市場との競合激化

図表 Ⅲ−14 大型小売店数と店舗面積

(出典)東洋経済新報社「全国大型小売店総覧(平成22年度版)」、千葉県「毎月常住人口調査(平成21年5月1日現在)」 (注)大型小売店数は、平成21年5月現在。

浦安市

市川市

船橋市

習志野市

松戸市

25 42 54 18 55 165,005 280,114 458,242 227,380 222,069 1,007 589 767 1,413 459 163,897 475,252 597,236 160,940 483,722

イクスピアリ(29,998㎡) ダイエー新浦安店(25,339㎡)

ニッケコルトンプラザ(48,108㎡) 市川妙典サティ(29,831㎡)

ららぽーとTOKYO−BAY(116,879㎡) 船橋西武(38,311㎡)

イオンモリシア津田沼店(33,185㎡) イオン津田沼SC(30,655㎡) 伊勢丹松戸店(31,268㎡) イトーヨーカ堂松戸店(19,904㎡)

大型小売

店数(店) 店舗面積 (㎡) あたり(㎡) 人口千人 (人) 人口 主な大型小売店(カッコ内は店舗面積)

図表 Ⅲ−15 小売業の規模と販売効率

(出典)千葉県「千葉県の商圏(平成18年度)」 (注) 1.小売商業力=年間商品販売額/行政人口

   2.対象とした人口は平成16年9月1日毎月常住人口調査による    3.県内順位は平成16年時点の33市中の順位

規模 販売効率 小売商業力

人口千人当りの

商店数 年間商品販売額 1店当りの

(店) (万円)

人口1人当りの

年間商品販売額 (多い順) 県内順位 県内順位

(多い順) 県内順位

(多い順)

(万円)

浦安市 市川市 船橋市 習志野市

松戸市 千葉県

5.1 6.2 6.1 5.5 6.3 7.1

32位 20位 21位 29位 18位 −

3位 20位

9位 8位 14位

(40)

36

市民の購買行動をみると、最寄品(※1)は98.0%、飲食は95.4%が地元で購 買・飲食されており、この水準は、近隣4市と比べて最も高くなっています。

一方、本市は、生活圏が東京都と直結しているだけに、市民の買物需要のなか で、買回品(※2)では12.0%、贈答品では30.6%が東京都へ流出しており、この 比率は、近隣4市のなかでは際立って高くなっています。

図表 Ⅲ−16 主要商品の地元購買率

(出典)千葉県「千葉県の商圏(平成18年度)」

浦安市

市川市 船橋市 習志野市

松戸市

77.7 68.1 76.9 53.0 83.7 77.6 67.6 77.6 53.3 84.2 78.6 71.5 75.2 57.9 83.3 76.3 64.7 77.3 45.1 82.9 98.0 93.1 88.8 79.2 97.5 96.7 95.5 89.0 77.9 97.5 99.2 90.6 88.5 80.5 97.6 57.0 39.3 82.0 24.5 81.9 95.4 83.8 83.4 53.2 92.0 買回品 衣料品 文化品 耐久品 最寄品 家庭日用品 食料品 贈答品 飲食

図表 Ⅲ−17 主要商品の東京都への流出率

(出典)千葉県「千葉県の商圏(平成18年度)」

浦安市

市川市 船橋市 習志野市

松戸市

12.0 8.1 4.0 3.7 5.4 13.3 7.7 3.8 3.9 4.6 13.1 9.5 5.3 4.2 7.1 7.0 7.3 2.5 2.6 5.5 0.4 0.2 0.2 0.2 0.5 0.8 0.0 0.2 0.0 0.3 0.0 0.5 0.2 0.4 0.7 30.6 21.5 7.5 6.6 6.5 2.9 2.0 2.2 1.3 3.3 買回品 衣料品 文化品 耐久品 最寄品 家庭日用品 食料品 贈答品 飲食

(41)

37

本 市 産 業 の 現 状 と 課 題

工 業

∼売上高が増加した事業所が鉄鋼関連中心に大幅増加∼

本市の製造業の売上高(5年前比)は、「増加した(大幅に増加した+やや増加した)」 と「減少した(同)」の割合は、いずれも39.6%と拮抗しています(下図参照)。

平成14年のアンケート結果と比べてみると、「増加した(同)」が21.4ポイント大幅に 増加しています。

売上高を業種別にみると、本市の主要産業である鉄鋼業では約半数の事業所で売上が 「増加した(同)」と回答しました(売上が増加した事業所の割合:鉄鋼業52.9%、非鉄

金属製造業50.0%、金属製品製造業45.5%)。

本市の製造品出荷額をみると、平成16年の948億円から右肩上がりの増加を続け、平成 20年には1,219億円となっています。

もっとも、浦安鉄鋼団地内企業の売上高(浦安鐵鋼団地協同組合「景況感調査」)をみ ると、平成20年8月のリーマンショックなどを映じて鉄鋼需要が落ち込んだことから、 平成21年3月以降は、売上が前年同期比で「減少」した企業が9割以上にのぼるなど厳 しい状況となっています。

図表 Ⅲ−18 事業者の売上高(製造業)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

(出典)浦安市「浦安市産業振興ビジョン」策定に関するアンケート調査(平成20年11月調査)」

大幅に増加した やや増加した ほとんど変わらない やや減少した 大幅に減少した 無回答

平成15年

平成20年

2.0 16.2

12.9 26.7 14.9 18.8 20.8 5.9

(42)

38

図表 Ⅲ−19 製造業の売上高(業種別)

全体

食料品製造業

家具・装備品製造業

印刷・同関連業

化学工業

プラスチック製品製造業

窯業・土石製品製造業

鉄鋼業

非鉄金属製造業

金属製品製造業

生産用機械器具製造業

業務用機械器具製造業

電気機械器具製造業

輸送用機械器具製造業

その他の製造業

96 11 3 6 2 4 2 34 2 22 2 1 2 1 1 3 39.6 9.1 0.0 16.7 50.0 50.0 0.0 52.9 50.0 45.5 50.0 0.0 50.0 0.0 100.0 33.3 12.9 0.0 0.0 0.0 0.0 50.0 0.0 23.5 0.0 4.5 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 26.7 9.1 0.0 16.7 50.0 0.0 0.0 29.4 50.0 40.9 50.0 0.0 50.0 0.0 0.0 33.3 14.9 9.1 0.0 33.3 0.0 25.0 0.0 20.6 0.0 13.6 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0 39.6 72.7 100.0 33.3 50.0 25.0 100.0 26.5 50.0 31.8 50.0 100.0 0.0 0.0 0.0 66.7 18.8 36.4 33.3 16.7 0.0 0.0 0.0 17.6 0.0 22.7 50.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 20.8 36.4 66.7 16.7 50.0 25.0 100.0 8.8 50.0 9.1 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 66.7

電子部品・デバイス 電子回路製造業

回答数 増加した 大幅 やや 変わらない ほとんど 減少した やや 大幅

(出典)浦安市「「浦安市産業振興ビジョン」策定に関するアンケート調査(平成20年11月調査)」 (注)無回答は掲載していない。

図表 Ⅲ−20 本市の製造品出荷額の推移

(億円) 1,250 1,200 1,150 1,100 1,050 1,000 950 900 850 800

11年

(平成) 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 975 918 896 955 948 1,027 1,039 1,169 1,219 1,003

(43)

39

本 市 産 業 の 現 状 と 課 題

図表 Ⅲ−21 浦安鉄鋼団地内企業の売上高(前年同月比)

増加 減少

100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 (%)

42.1

1.4

1月

(平成20年) 5月 9月 (平成21年) 1月 5月 9月

(出典)浦安鐵鋼団地協同組合「景況感調査」

(44)

40

産業面のポテンシャル

3

本市には、「東京ディズニーリゾート(TDR)」と「浦安鉄鋼団地」という日 本最大の産業集積が形成されています。

本市の産業振興を考える際には、TDRの集客力やプラスのイメージ、浦安鉄 鋼団地の産業集積の強みをいかに活用するかが大きな課題です。

東京ディズニーリゾート

TDRは、2つのテーマパークとホテル(9施設/5,568室)を核施設に、商業 施設(イクスピアリ)や常設劇場「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京(2,170 席)」などが立地しており、年間2,722万人(平成20年度2パーク合計)が訪れる 日本最大のリゾートとなっています。テーマパークの入園者(オリエンタルラン ドの平成20年度ゲストプロフィール)を地域別にみると、関東が66.3%、中部・ 甲信越が11.7%、近畿が7.9%となっています。また、外国人の入園者は、平成13 年度の約31万人から平成20年度の87万人(平成13年度比2.8倍)まで大幅に増加し、 国が進めている外国人旅行者の訪日促進活動「ビジット・ジャパン・キャンペーン」 にも大きく貢献しています。

東京ディズニーリゾートと鉄鋼団地の2大産業集積は日本一

図表 Ⅲ−22 東京ディズニーリゾートの概要

面 積

テーマパークエリア

イクスピアリ(ディズニーアンバサダーホテルを含む)

シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京

従業員数(オリエンタルランドのみ)

駐車場台数(テーマパーク)

ホテル室数(9施設)

ディズニーホテル(3施設)

オフィシャルホテル(6施設)

入園者数(テーマパーク)

(注)調査時点:平成22年1月

1,000,000㎡

約120,000㎡

2,170席

21,950人(平成21年4月現在)

約20,000台

5,568室

1,711室

3,857室

(45)

41

本 市 産 業 の 現 状 と 課 題

浦安鉄鋼団地

浦安鉄鋼団地は、あらゆる鋼材がそろう日本最大の鉄鋼の加工・流通基地で、 同団地内の1時間あたりのトラック通行量平均360台となっているほか、団地内の 見明川河口には、200∼1000トン級船舶が接岸できる鉄鋼団地独自の専用岸壁もあ ります。同団地内で操業している事業所数は270事業所、従業者数は約4,200人、 年間取扱高は約580万トンにのぼります。

本市の製造業者で浦安鉄鋼団地等との「取引がある」企業の割合(平成20年11 月現在)は53.5%(売上の5割以上:9.9%、売上の5割未満:43.6%)、「取引は ない」先は34.7%となっています。浦安鉄鋼団地と「売上の5割未満」の取引が ある先は平成15年の56.1%から平成20年の43.6%に12.5ポイント減少する一方、 「取引はない」先が同29.1%から34.7%に5.6ポイント増加し、浦安鉄鋼団地と本市

内の製造業との取引は減少傾向となっています。

図表 Ⅲ−23 浦安鉄鋼団地の概要

所在地

敷地面積

事業所数

業種

年間鉄鋼取扱量

従業員数 (うち浦安市民)

浦安市鉄鋼通り・港

1,075,200㎡

270事業所

鋼材の加工・流通

約580万トン

約4,200人 (約1,100人)

(注)調査時点:平成20年6月

図表 Ⅲ−24 鉄鋼団地・千鳥地区・港地区の企業との取引(製造業)

売上の5割以上

売上の5割未満

取引はない

無回答

(出典)浦安市「「浦安市産業振興ビジョン」策定に関するアンケート(平成20年11月調査)」 平成15年 平成20年

0 10 20 30 40 50 (%) 60

10.8

56.1 43.6

29.1 34.7

4.1

(46)

42

医療・福祉を中心に事業所数・従業者数が増加

本市の事業所数の推移(昭和56年=100)を、千葉県及び近隣市(市川市、船橋 市、松戸市、習志野市)と比較すると、千葉県および近隣市では、バブル崩壊の 影響などから、平成3年以降には減少傾向となるなかで、本市は平成8年にやや 減少したものの、その後は増加に転じて、平成18年には、昭和56年比1.67倍の 4,097事業所となっています。

また、従業員数は、昭和56年以降一貫して増加を続け、平成18年には昭和56年 比4.82倍の82,104人となっており、近隣市との差が際立っています。

図表 Ⅲ−25 事業所数・従業者数の推移

180 170 160 150 140 130 120 110 100 90 80

500

450

400

350

300

250

200

150

100 56年

(昭和) 61年 (平成) 3年 8年 13年 18年 (昭和) 56年 61年 (平成) 3年 8年 13年 18年

167 482

県計 浦安市 市川市

船橋市 松戸市 習志野市

《 事業所数の推移(昭和56年=100)》

■ 浦安市の事業所数・従業者数 ■

《従業者数の推移(昭和56年=100)》

(出典)総務省「事業所・企業統計調査」

(出典)総務省「事業所・企業統計調査」

事業所数 従業者数

昭和

56年 61年 平成 3年 8年 13年 18年

2,454 17,021

2,993 32,418

3,755 54,216

3,678 61,909

3,729 76,700

4,097 82,104

(47)

43

本 市 産 業 の 現 状 と 課 題

本市の事業所数を産業別でみると、最も割合の高いのは「卸売・小売業 (28.1%)」、次いで「サービス業(20.4%)」、「飲食店・宿泊業(13.1%)」となって

います。

同様に従業員数をみると、最も割合の高いのは「サービス業(39.2%)」、次い で「卸売・小売業(17.1%)」、「飲食店・宿泊業(13.0%)」となっています。

事業所数で増加率が高いのは「医療、福祉」(98事業所:増加率41.4%)、次い で「サービス業」(193事業所:同30.1%)、「運輸業」(35事業所:同25.4%)とな っています。

また、従業者数では、「医療、福祉」(986人:同25.5%)、次いで「運輸業」 (854人:同21.2%)、「電気・ガス・熱供給・水道業」(32人:同18.0%)などが高い

増加率となっています。

図表 Ⅲ−26 浦安市の産業別従業者数、従業員数および増減率

(出典)総務省「平成18年事業所・企業統計調査」

全産業 農業 建設業 製造業

電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業

運輸業

卸売・小売業 金融・保険業 不動産業

飲食店、宿泊業

医療、福祉

教育、学習支援業

複合サービス事業

サービス業(他に分類されないもの)

公務(他に分類されないもの)

3,729 1 214 267 3 31 138 59 48 1,150 56 217 159 553 199 19 237 4 21 11 184 2 137 13 642 274 57 27 23 4,097 - 245 247 3 37 173 83 57 1,151 48 249 177 536 199 24 335 5 35 29 202 4 149 12 835 274 64 54 24 100.0 - 6.0 6.0 0.1 0.9 4.2 2.0 1.4 28.1 1.2 6.1 4.3 13.1 4.9 0.6 8.2 0.1 0.9 0.7 4.9 0.1 3.6 0.3 20.4 6.7 1.6 1.3 0.6 9.9 ▲ 100.0 14.5 ▲ 7.5 0.0 19.4 25.4 40.7 18.8 0.1 ▲ 14.3 14.7 11.3 ▲ 3.1 0.0 26.3 41.4 25.0 66.7 163.6 9.8 100.0 8.8 ▲ 7.7 30.1 0.0 12.3 100.0 4.3 76,700 11 2,020 3,851 178 2,017 4,019 1,277 1,443 12,957 1,063 1,757 1,395 11,366 2,520 6,343 3,866 1,450 578 164 3,010 668 1,067 89 29,550 1,287 22,783 1,669 946 82,104 - 2,322 4,027 210 1,468 4,873 2,163 1,566 14,011 935 1,993 1,536 10,661 2,449 5,783 4,852 1,243 855 549 3,520 726 1,387 65 32,196 1,777 21,805 3,330 971 100.0 - 2.8 4.9 0.3 1.8 5.9 2.6 1.9 17.1 1.1 2.4 1.9 13.0 3.0 7.0 5.9 1.5 1.0 0.7 4.3 0.9 1.7 0.1 39.2 2.2 26.6 4.1 1.2 7.0 ▲ 100.0 15.0 4.6 18.0 ▲ 27.2 21.2 69.4 8.5 8.1 ▲ 12.0 13.4 10.1 ▲ 6.2 ▲ 2.8 ▲ 8.8 25.5 ▲ 14.3 47.9 234.8 16.9 8.7 30.0 ▲ 27.0 9.0 38.1 ▲ 4.3 99.5 2.6 道路貨物運送業

倉庫業

不動産賃貸業・管理業

食堂、レストラン 旅館、ホテル

病院 保育所

老人福祉・介護事業

高等教育機関 その他の教育、学習支援業

洗濯・理容・美容・浴場業 娯楽業

建物サービス業

事業所数(事業所) 従業者数(人)

平成13年 平成18年 構成比 平成13年 平成18年

(48)

44

開業率が高い

開業率と廃業率を関東広域圏(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東 京都、神奈川県)で比較すると、本市は開業率が7.0%、廃業率が5.1%で、開業率 が廃業率を上回っており、その差は2.0%と関東広域圏の市区町村のなかでは、印 西市(2.5%)に次ぐ第2位の高水準となっています。

図表 Ⅲ−27 開業率が廃業率を上回る自治体(関東広域圏)

(出典)総務省「平成18年事業所・企業統計調査」

(注)開業率と廃業率との差異(開業率−廃業率)の多い順に掲載。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

印西市 浦安市 東京都港区 千葉市美浜区

守谷市 国分寺市 横浜市都筑区

千葉市緑区 横浜市緑区

和光市

1,418 3,567 40,942

2,584 1,650 3,145 5,594 2,085 3,192 1,551

1,593 3,916 44,651

2,803 1,756 3,342 5,926 2,196 3,346 1,624

11.4% 7.0%

8.9% 6.7% 7.9% 5.6% 5.2% 4.4% 5.7% 3.1%

9.0% 5.1%

7.1% 5.0% 6.6% 4.3% 4.0% 3.4% 4.7% 2.2%

2.5% 2.0%

1.8% 1.7% 1.3% 1.3% 1.2% 1.1% 1.0% 0.9%

順位 市区町村 事業所数 開業率 廃業率 (開業率−廃業率) 差異

(49)

45

本 市 産 業 の 現 状 と 課 題

サービス業の従業者割合が高い

本市の平成18年度の従業者割合を業種別でみると、近隣4市に比べて「サービ ス業(39.2%)」や「飲食店・宿泊業(13.0%)」の割合が高いことが目立っていま す。とりわけ、サービス業の割合は約4割を占めており、本市の産業構造の大き な特徴となっています。

図表 Ⅲ−28 業種別従業者数の割合

卸売・小売業 サービス業 製造業

医療、福祉 飲食店、宿泊業 建設業

教育、学習支援業 運輸業 その他

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全県

浦安市

市川市

船橋市

習志野市

松戸市

22.4 15.6 12.6 10.0 9.2 7.0 6.2 6.2 10.7

24.2 13.5 9.4 11.1 9.6 6.3 8.3 7.8 9.9

24.3 15.9 10.6 10.2 9.3 5.8 6.0 5.9 12.1

24.7 11.8 11.0 10.7 9.1 6.8 9.7 7.2 9.0

25.1 12.5 12.5 11.6 10.1 6.6 7.8 3.9 9.9

17.1 39.2 4.9 5.9 13.0 2.84.3 5.9 6.9

(50)

46

産業面の課題

4

本市は、アーバンリゾートゾーンにおける東京ディズニーリゾートを中心とした サービス産業の集積、工業ゾーンにおける鉄鋼団地、千鳥地区の物流・配送セン ターの集積の3つが、大きな産業として発達しています。

本市の製造業向けアンケート調査では、事業所の移転について「移転は考えてい ない」が3分の2を占めており、立地の満足度は高いものの、地区別にみると、元 町地区での移転希望が高くなっており、4社に1社は「既に一部を移転」、「移転し たい(3年以内に、将来は)」と回答しています。

本市は、市域が16.98平方キロメートルと狭く、新たな企業が立地する場所が限定 的であるだけに、移転ニーズのある企業が市外に流出しないよう、企業の再配置を いかに図るかが産業振興の大きなテーマです。

また、本市の税収の内訳をみると、市町村税では法人より個人の割合が高くなっ ており、基幹産業だけでなく、市民の所得の高さにも支えられており、財政基盤の さらなる安定を確保するためにも、市内の既存産業や人材の育成が課題となってい ます。

既存産業・人材の育成

図表 Ⅲ−29 移転予定(製造業)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

すでに一部を移転 3年以内に移転したい 将来は移転したい 移転は考えていない わからない

(出典)浦安市「浦安市産業振興ビジョン」策定に関するアンケート調査(平成20年11月調査)」

元町地区(n=40)

中町地区(n=48)

新町地区(n=10) 100.0

72.9 12.5 6.3

6.3

52.5 17.5 2.5

参照

関連したドキュメント

、術後生命予後が良好であり(平均42.0±31.7ケ月),多

オープン後 1 年間で、世界 160 ヵ国以上から約 230 万人のお客様にお越しいただき、訪日外国人割合は約

昭33.6.14 )。.

N2b 同側の多発性リンパ節転移で最大径が 6cm 以下かつ節外浸潤なし N2c 両側または対側のリンパ節転移で最大径が 6cm 以下かつ節外浸潤なし

N2b 同側の多発性リンパ節転移で最大径が 6cm 以下かつ節外浸潤なし N2c 両側または対側のリンパ節転移で最大径が 6cm 以下かつ節外浸潤なし N3a

ポンプの回転方向が逆である 回転部分が片当たりしている 回転部分に異物がかみ込んでいる

A.原子炉圧力容器底 部温度又は格納容器内 温度が運転上の制限を 満足していないと判断 した場合.

さらに、93 部門産業連関表を使って、財ごとに、①県際流通財(移出率 50%以上、移 入率 50%以上) 、②高度移出財(移出率 50%以上、移入率