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日本地域看護学会第22回学術集会おたがいさまを基軸にした健康なまちづくり 教育講演、シンポジウム、指定集会

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(1)公益財団法人. 在宅医療助成. 勇美記念財団. 2018 年度(後期)指定公募 「在宅医療推進のための学会等への共催」完了報告書. メインテーマ 「おたがいさまを基軸した健康なまちづくり ~コミュニティ・エンパワメントにおける看護職の役割~」. 学. 会. 名:日本地域看護学会第 22 回学術集会. 申. 請. 者:金子. 仁子. 提出年月日:2019 年 10 月 16 日.

(2) 目次 1.開催概要 ........................................................ 1 2.プログラム ...................................................... 2 3.ポスター・ちらし ............................................... 17 4.周知方法 ....................................................... 22 5.協賛・寄付など ................................................. 22 6.学術集会の成果 ................................................. 22 7.助成 ........................................................... 27.

(3) 1.開催概要 1)学術集会開催日・会場 会期:2019 年 8 月 17 日(土)~18 日(日) 会場:パシフィコ横浜・会議センター 2)メインテーマ おたがいさまを基軸した健康なまちづくり ~コミュニティ・エンパワメントにおける看護職の役割~ 3)学術集会長 金子 仁子(慶應義塾大学看護医療学部/健康マネジメント研究科 教授) 4)共催 公益財団法人在宅医療助成. 勇美財団. 5)業務委託 株式会社ユピア 6)参加者数:952 人 (人) 会員. 390 【再掲】. 両日参加 1日参加. 296 94. 【再掲】. 両日参加 1日参加. 122 127. 非会員(一般). 249. 非会員(学生). 13. 名誉会員・講師(非会員等). 25. 市民公開シンポジウム. 147 小計. 824. ボランティア. 29. 学生アルバイト. 39. 協賛企業数. 52. 取材者数. 8 小計. 128. 合計. 952. 7)懇親会 日. 時:2019 年 8 月 17 日(土)18:30~20:00. 場. 所:リストランテ・アッティモ(RISTORANTE ATTIMO). 参加者:57 人. 1.

(4) 2.プログラム 学術集会長講演、特別講演、教育講演Ⅰ・Ⅱ、シンポジウムⅠ・Ⅱ、指定集会Ⅰ~ Ⅳ、理事会セミナー、市民公開シンポジウム、一般演題(114 演題)、ワークショップ (9 テーマ)により構成した。 他、下記の日時・内容にてキックオフセミナーを開催した。 日. 時:2019 年 8 月 16 日(金)18:30~20:30. 場. 所:帆船日本丸・横浜みなと博物館 日本丸メモリアルパーク訓練センター(会議室)第 1 教室. 内. 容:あなたもできる!質の高い保健師活動. 講. 師:吉岡 京子(国立保健医療科学院生涯健康研究部 公衆衛生看護研究領域上席主任研究官 笠. 司. 真由美(杉並区子ども家庭部子ども家庭支援担当課長). 会:井上 郁子(茅ヶ崎市保健所保健予防課 課長) 加藤 由希子(慶應義塾大学看護医療学部. 助教). 参加者:43 人. プログラム 【8月17日(土)】 9:30~10:20. 学術集会長講演. メインホール. 地域組織活動からなるコミュニティ・エンパワメント~保健師活動の視座から~ 学術集会長 金子 仁子 座 長 河野 あゆみ. 理事会企画セミナー. 慶應義塾大学看護医療学部・健康マネジメント研究科 教授 大阪市立大学大学院看護学研究科・医学部看護学科 教授. 10:25~11:25. メインホール. 社会における科学、社会のための科学―SATREPS、Future Earth そして SDGsの考え方― 講 師. 安岡 善文. 座 長. 宮﨑 美砂子. 特別講演. 東京大学名誉教授、科学技術振興機構(JST)研究主幹/ 前千葉大学環境リモートセンシング研究センター センター長 千葉大学大学院 看護学研究科 教授 一般社団法人 日本地域看護学会 理事長. 12:50~13:50. メインホール. 地域のサステイナビリティとコミュニティ政策 講 師 座 長. 小島 聡 金子 仁子. 法政大学人間環境学部 教授 慶應義塾大学看護医療学部・健康マネジメント研究科 教授. 2.

(5) シンポジウムⅠ. 14:10~15:40. メインホール. コミュニティ・エンパワメントの具現化方策 シンポジスト 瀧 真由美 川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター 地域ケア推進課長 佐藤 君子 新潟県長岡市福祉保健部長寿はつらつ課 永田 祐 同志社大学社会学部社会福祉学科 教授 中山 貴美子. 神戸大学大学院保健学研究科パブリックヘルス領域 地域保健学分野 准教授. 座 長. 鳩野 洋子. 九州大学大学院医学研究院 教授. 平澤 則子. 新潟県立看護大学 教授. 指定集会Ⅰ. 15:45~17:05. 511+512. (共催:公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団) 医療ケアの必要な子どもの生活支援 演 者. 木村 弥生 気切っ子の会 小さな羽. ファシリテーター. 衆議院議員 保護者代表. 遠藤 幸子. 埼玉県立越谷特別支援学校 主幹教諭. 櫻田 淳. 埼玉県立大学 名誉教授. 荒木田 美香子. 国際医療福祉大学 小田原保健医療学部 副学部長. 教育講演Ⅰ. 15:50~17:00. メインホール. (共催:公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団) 医療制度改革と地域包括ケア 講 師 座 長. 二木 立 永田 智子. 共催ランチョンセミナー ランチョンセミナーA. 日本福祉大学名誉教授 慶應義塾大学看護医療学部・健康マネジメント研究科 教授. 11:40~12:40. メインホール. (共催:中外製薬株式会社) 骨折リエゾンサービスから学ぶ骨粗鬆症の地域看護 講 師. 山本 智章 星野 美和. 座 長. 麻原 きよみ. 会員報告会. 医療法人愛広会 新潟リハビリテーション病院 院長 医療法人愛広会 新潟リハビリテーション病院 地域連携室 看護師 聖路加国際大学看護学研究科 教授/ 公衆衛生看護学 国際連携センター長. 17:10~17:50 3. メインホール.

(6) ワークショップ 4F-1 13:20~14:50 411+412 質研塾:地域看護学の知の創造を支える質的研究とは How to からの脱却~質的研究には決まった書き方があるのか? 世話人 大森 純子(東北大学大学院) 麻原 きよみ(聖路加国際大学大学院) 佐伯 和子(前北海道大学大学院) 田口 敦子(東北大学大学院) 小野 若菜子(聖路加国際大学大学院) 三森 寧子(千葉大学教育学部) ワークショップ 4F-2 15:10~16:40 411+412 市町村への出前セミナー(出張ひむかリサーチセミナー) 世話人 中尾 裕之(宮崎県立看護大学) 江藤 敏治(宮崎県立看護大学) 青石 恵子(名古屋大学大学院) 松本 憲子(宮崎県立看護大学) ワークショップ 5F-1 13:20~14:50 511+512 健康診断受診率向上と医療費削減を導く健康志向のまちづくりへの取り組み 世話人 江藤 敏治(宮崎県立看護大学) 中尾 裕之(宮崎県立看護大学) 松本 憲子(宮崎県立看護大学) 吉元 寿林(ひむかヘルスリサーチセミナー事務局) 藤井 良宜(宮崎大学) 青石 恵子(名古屋大学大学院). 教育講演Ⅱ. 【8月18日(日)】 9:10~10:00. 502. グローバル社会における地域看護活動 ~日本に暮らす外国人の方々への健康支援~ 講 師 小林 米幸 小林国際クリニック院長 座 長 奥野 ひろみ 信州大学医学部保健学科看護学専攻 教授. シンポジウムⅡ. 9:40~11:10. 501. (共催:公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団) 地域包括ケアにおけるITの活用 シンポジスト 川添 高志 ケアプロ株式会社 代表取締役 一般社団法人鶴岡地区医師会 本間 幸井 在宅サービスセンター 所長 能勢 佳子 鹿児島県肝付町役場福祉課参事 兼 包括支援係長 宮川 祥子 慶應義塾大学看護医療学部 准教授 4.

(7) 座 長. 小西 かおる 田髙 悦子. ミニ交流セミナー. 大阪大学大学院医学系研究科 教授 横浜市立大学大学院医学研究科地域看護学分野 教授. 10:20~11:10. 502. (JACHN22 事務局主催 協賛:株式会社ユピア) 住民や専門職とうまく情報共有し関係をつくるには 講 師 成瀬 昂 東京大学大学院医学系研究科 講師. 指定集会Ⅱ. 12:45~14:05. 子育てにやさしいまちづくり 演 者 有沢 貴美栄 鈴木 佳奈 ファシリテーター. 501. 横須賀市こども育成部こども健康課すこやか親子係 係長 福島県会津坂下町生活課福祉健康班健康増進係 保健師. 三輪 眞知子. 京都看護大学大学院看護学研究科 教授. 北岡 英子. 神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部 看護学科 教授. 指定集会Ⅲ 産業保健における看護職の役割 演 者 荒木田 美香子 渡辺 哲 猿山 淳子 ファシリテーター 水谷 聖子 斎藤 照代. 指定集会Ⅳ. 12:45~14:05. 502. 国際医療福祉大学小田原保健医療学部 副学部長 神奈川産業保健総合支援センター 所長 北地域産業保健センター 保健師 日本福祉大学東海キャンパス看護学部 教授 国際医療福祉大学小田原保健医療学部 准教授. 14:30~15:50. 502. (共催:公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団) がんと共に生きる人にやさしい社会づくり 演 者 大江 浩 富山県新川厚生センター 所長 石井 麗子 一般社団法人プラスケア 暮らしの保健室 看護師 瀬戸 亜矢子 サノフィ健康保険組合メディカルルーム 福岡県立大学看護学部 教授 ファシリテーター 尾形 由起子 石橋 みゆき 千葉大学大学院看護学研究科 准教授. 共催ランチョンセミナー ランチョンセミナーB. 11:30~12:30. (共催:株式会社ベネッセスタイルケア) 看護師が行う『その方らしさに深く寄りそう』多職種でのケア 5. 501.

(8) 講 師. 座 長. 橋本 浩樹. 株式会社ベネッセスタイルケア まどか南浦和. 櫻井 朋美. 株式会社ベネッセスタイルケア グランダ南浦和. 多田 亜希子. 株式会社ベネッセスタイルケア 埼玉東京エリア事業本部. 福田 亮子. 株式会社ベネッセスタイルケア ベネッセ シニア・介護研究所. ランチョンセミナーC. 11:30~12:30. 502. (共催:一般財団法人 電気安全環境研究所) 電磁過敏症って本当にあるの?-WHO の見解を紹介します- 講 師. 大久保 千代次. 一般財団法人 電気安全環境研究所電磁界情報センター 所長. 座 長. 金子 仁子. 慶應義塾大学看護医療学部・健康マネジメント研究科 教授. 市民公開シンポジウム. 14:30~16:10. 501. お互い様の心を伝える親育ち支援 講 師. 田中 哲. 子どもと家族のメンタルクリニックやまねこ 院長. 原田 正文. 大阪人間科学大学 名誉教授・ 資格認定機構日本BPプログラムセンター代表. 司 会. 大場 エミ. 前 社会福祉法人恩賜財団母子愛育会 研修部長. 佐藤 美樹. 共立女子大学看護学部 講師. ワークショップ 4F-3. 9:30~11:00. 411+412. 児童の社会参加に支障を及ぼす健康的ニーズに応える「教育ケア」 コミュニティーの一員として看護の職を果たす経験を、学校教育のガイドライン作成に 生かす「学校看護」の視点を検討する 世話人 北島 惠美子(日本教育ケア協会) 内村 麻里 (地域医療機能推進機構 東京城東病院). ワークショップ 4F-4. 12:45~14:15. 411+412. 保健師が「地域に根ざす」こととは何か 「地域に根ざす」ことができる人材育成に向けて 世話人 辻 京子 (香川大学) 篠岡 有雅(香川県綾川町役場). 梅田 弥生(徳島県保健福祉部). 大西 美智恵(香川大学瀬戸内圏研究センター) 6.

(9) ワークショップ 4F-5. 14:30~16:00. 411+412. 看護職者自ら楽しむ魅力あふれるファシリテーション 世話人 松本 憲子(宮崎県立看護大学) 江藤 敏治(宮崎県立看護大学). 中尾 裕之(宮崎県立看護大学). 吉元 寿林(ひむかヘルスリサーチセミナー事務局) 藤井 良宜(宮崎大学). ワークショップ 5F-3. 青石 恵子(名古屋大学大学院). 9:30~11:00. 511+512. 災害時健康危機管理支援チーム(DHEAT)と地域看護活動 これからの地域看護職に求められる災害対応力とは 世話人 安齋 由貴子(宮城大学) 春山 早苗 (自治医科大学). 上野 まり(自治医科大学). 牛尾 裕子 (兵庫県立大学). 奧田 博子(国立保健医療科学院). 澤井 美奈子(湘南医療大学). 島田 裕子(自治医科大学). ワークショップ 5F-4. 12:45~14:15. 511+512. 外来での在宅療養支援を促進するには 外来看護師の支援力向上に向けた取り組み 世話人 永田 智子 田口 敦子. (慶應義塾大学) (東北大学). 山内 泰子(東北大学病院). 山内 悦子 (東北大学病院). 松永 篤志(東北大学). 豊川 幸世 (東北大学). 鷲見 尚己(北海道大学). 戸村 ひかり(首都大学東京). 角川 由香(東京大学大学院). 前田 明里 (東京大学大学院) 山本 なつ紀(慶應義塾大学). ワークショップ 5F-5. 14:30~16:00. 511+512. 「地域看護学」の再定義 これからの地域看護学の実践・教育・研究 世話人 春山 早苗(自治医科大学) 田髙 悦子(横浜市立大学). 荒木田 美香子(国際医療福祉大学),. 上野 昌江(関西医科大学). 金子 仁子. (慶應義塾大学),. 岡本 玲子(大阪大学大学院). 村嶋 幸代. (大分県立看護科学大学). 7.

(10) 以下に、公益財団法人在宅医療助成勇美財団との共催により実施したプログ ラムの内容を示す。 【教育講演Ⅰ】 演. 題:医療制度改革と地域包括ケア. 講. 師:二木 立(日本福祉大学名誉教授). 座. 長:永田 智子(慶應義塾大学看護医療学部・健康マネジメント研究科 教授). 趣. 旨: 現在の医療制度改革は「地域包括ケアシステム」と「地域医療構想」の二本柱で、し. かも両者は法行政的にも、実態的にも一体です。しかし、本学会は「地域看護学会」な ので、地域包括ケアシステムに焦点を当て、拙著『地域包括ケアと医療・ソーシャルワ ーク』(勁草書房,2019)第1章をベースにして、お話しします。 まず、地域包括ケアシステムについての3つの事実と4つの論点を述べます。 事実:①法的定義。②2012 年以降は医療に病院も含む。③法律上の対象は原則として 65 歳以上の高齢者に限定。 論点:①実態は全国一律に実施される「システム」ではなく、それぞれの地域で自主的 に推進される「ネットワーク」。②主たる対象地域は今後高齢人口が急増する都市部。 ③対象者の高齢者への限定に対しては厚生労働省内でも異論。④厚生労働省は地域包括 ケアの拡大で、患者の病院から「在宅医療等」への移行を目指しているが、狭い意味で の「自宅」での死亡割合の増加や、それによる費用抑制は見込んでいない。 私が一番強調したいのは論点の①です。これは、 『平成 28 年版厚生労働白書』が「地 域包括ケアシステムとは『地域で暮らすための支援の包括化、地域連携、ネットワーク づくり』に他ならない」と認めたように、現在ではほとんど「事実」となっています。 そのため、私は「地域包括ケアシステム」ではなく、 「地域包括ケア」と呼んでいます。 地域包括ケアがネットワークであることに係わって重要なことが3つあります。①地 域包括ケアの全国共通・一律の中心はない。②地域包括ケアを推進する上では、医療・ 福祉の垣根を越えて様々な職種が連携する「多職種連携」が不可欠。③2015~2016 年以 降は、地域包括ケアに「地域づくり」が含まれることが強調されるようになっている。 次に、地域包括ケアによる医療費削減の可能性についての 1970 年代以降の論争を紹 介します。1970 年代から 1980 年代前半までは、日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッ パ諸国でも、地域・在宅ケアによりケアの質の向上と費用の削減の両方が達成できると 広く信じられていました。しかし、1980 年代後半以降、ランダム化比較試験に基づく多 くの厳密な実証研究により、地域・在宅ケアは施設ケアに比べて安価ではないこと、特 に重度の障害高齢者では在宅ケアの費用のほうが高いことが疑問の余地なく明らかに されています。この点について特に強調したいことは、厚生労働省は公式文書でも、高 官の発言でも、常に、地域包括ケアの目的は効果的・効率的な医療・ケアの提供により 8.

(11) 医療・ケアの質を高めることだと述べ、それにより費用が削減されると主張したことは ないことです。 最後に、看護職が地域包括ケアで積極的役割を発揮するための鍵は、日本看護協会『看 護の将来ビジョン』(2015)が提起している「看護職の地域志向の喚起」と「多職種連 携」であり、それの各病院・地域での具体化と実践が求められていることを強調します。 【当日配布資料】 2019 年 8 月 17 日. 日本地域看護学会第 22 回学術集会・教育講演Ⅰ・レジュメ. 医療制度改革と地域包括ケア 二木. 立(日本福祉大学名誉教授). 現在の医療制度改革は「地域包括ケアシステム」と「地域医療構想」の二本柱で、し かも両者は法行政的にも、実態的にも一体。しかし、本学会は「地域看護学会」なので、 地域包括ケアシステムに焦点を当て、拙著『地域包括ケアと医療・ソーシャルワーク』 (勁草書房,2019)第1章第1節をベースにして、話す。 本題に入る前の注意喚起:社会保障改革の目標年は 2025 年から 2040 年に変わった ○「社会保障・税一体改革」は目標年を 2025 年としていたが、2019 年 10 月の消費税率 10%への引き上げで完了。 ○それに先立ち、厚生労働省は 2015~2016 年から目標年を 2035~2040 年に延ばしてい た。2018 年 5 月、内閣官房・内閣府・財務省・厚生労働省は経済財政諮問会議に「2040 年を見据えた社会保障の将来見通し(議論の素材)」を提出し、これが既定の事実化。 ○「社会保障給付費の見通し」は名目値ではなく、対GDP比で見るのが正しい。厚生 労働省幹部も、この視点から今後の社会保障費急騰説を否定し、「国民が負担できない という水準ではない」と明言(鈴木俊彦事務次官等)。私もこの認識に賛成。 1. 地域包括ケアシステムについての3つの事実. ①法的定義:2013 年の社会保障改革プログラム法と 2014 年の医療介護総合確保推進法。 ○「地域の実情に応じて、高齢者が、可能な限り、住み慣れた地域でその有する能力に 応じ自立した日常生活を営むことができるよう、①医療、②介護、③介護予防、④住ま い及び⑤自立した日常生活の支援が包括的に確保される体制」(番号は二木)。 注意:地域包括ケア研究会(田中滋座長)が提唱した「植木鉢図」は 2013 年から 2016 年に「進化」 :土台が「本人・家族の選択と心構え」から「本人の選択と本人・家族の心 構え」等。ただし、厚生労働省のHPに新しい図が掲載されたのは 2018 年 4 月!? ○想定されている「地域」は「日常生活圏域」 (全国に約1万ある中学校区とほぼ同じ、 平均人口約 1 万人) 。これは地域医療構想の「地域」 (「地域医療構想区域」。ほぼ第二次 9.

(12) 医療圏と同じ、平均人口約 40 万人)よりはるかに狭い。 ②医療の範囲:地域包括ケアシステムが 2003 年に初めて公式に提起された時は介護中 心で、病院は含まれておらず、医療は診療所医療・在宅医療に限定。しかし、その後少 しずつ拡大され、2012~2013 年以降は医療に病院も含むようになった。 ○病院の範囲:法的には定められていないが、通常は 200 床未満の中小病院を想定。た だし、一部の地域では、巨大病院や大学病院も積極的に参加。例:愛知県の藤田医科大 学。 ③法律上の対象:介護保険法の場合と同じく、原則として 65 歳以上の高齢者に限定。 この点は、安倍内閣が 2017 年以降、従来の高齢者中心の社会保障制度を「全世代型」 に改革すると表明していることと矛盾。 2. 地域包括ケアシステムについての4つの論点 第1の論点:地域包括ケアシステムの実態は全国一律に実施される「システム」では. なく、それぞれの地域で自主的に推進される「ネットワーク」。そのために、地域包括 ケアシステムの具体的姿は、各地域の実情と歴史的経緯により異なる。 ○厚生労働省も最近はこのことを公式に認める。例:『平成 28 年版厚生労働白書』は、 そのものズバリ「地域包括ケアシステムとは『地域で暮らすための支援の包括化、地域 連携、ネットワークづくり』に他ならない」 (201 頁)と記述。そのため本講演では、以 下、「地域包括ケアシステム」ではなく、 「地域包括ケア」と呼称する。 ○地域包括ケアがネットワークであることに係わって重要なことが3つある。 ①地域包括ケアの全国共通・一律の中心はない。この点をもっとも明快に述べたのは原 勝則老健局長(当時): 「 『地域包括ケアはこうすればよい』というものがあるわけでは なく、地域のことを最もよく知る市区町村が地域の自主性や主体性、特性に基づき、作 り上げていくことが必要である。医療・介護・生活支援といったそれぞれの要素が必要 なことは、どの地域でも変わらないことだと思うが、誰が中心を担うのか、どのような 連携体制を図るのか、これは地域によって違ってくる」(『週刊社会保障』2717 号:22 頁,2013) 。 ②地域包括ケアを推進する上では、医療・福祉の垣根を越えて様々な職種が連携する「多 職種連携」が不可欠。私がこの点で一番重要だと思っていることは、各職種が「領地(主 導権争い」をしないこと: 「地域包括ケアの主役は○○(職種名) 」的主張は禁句。 ③2015~2016 年以降は、地域包括ケアに「地域づくり」が含まれるようになっている。 注意:「地域共生社会」と地域包括ケアの関係はアイマイ。地域共生社会には法的定 義がなく、抽象的理念にとどまっているため、現実の施策は地域包括ケアシステムの実 現を目指して行われている。「地域包括ケアシステムから地域共生社会への転換」は不 適切。 第2の論点:地域包括ケアは、建前としては全国のすべての地域を対象としているが、 10.

(13) 主たる対象地域は今後高齢人口が急増する都市部、特に東京都を中心とする首都圏。た だし、これは決して「地方切り捨て」ではない。都市部は現在でも人口当たりの病院数 や高齢者の入所施設数が不足しているが、今後の高齢人口の急増に対応して病院・施設 を大幅に増やすことは困難であるため、在宅中心の地域包括ケアで対応する必要がある。 それに対して、地方の多くは、今後の人口高齢化は緩やかであり(一部では高齢人口が 減少)、しかも人口当たりの病院数や高齢者の入所施設数は都市部に比べて多い。 第3の論点:地域包括ケアの対象・範囲については、厚生労働省内にも微妙な意見の 違いがある。 ○地域包括ケアの法的対象は 65 歳以上の高齢者だが、厚生労働省の社会・援護局(福 祉部局)は 2015 年から、 「地域包括ケア研究会」 (老健局関係の検討会)は 2013 年から、 それぞれ対象を「全世代・全対象型」に拡大する、 「高齢者に限定しない」ことを提唱。 ○「骨太方針 2019」 (本年 6 月閣議決定)は、地域包括ケアシステムに精神障害者を含 む方針を決定: 「精神病床については、認知症である者を含めその入院患者等が地域の 一員として安心して自分らしい暮らしをすることができるよう、精神障害にも対応した 地域包括ケアシステムの構築など基盤整備への支援等を講ずる」(60 頁) 。 ○一部の先進的な自治体や地域では、対象を高齢者に限定しない独自の取り組みが行わ れている。例:日本福祉大学が存在する愛知県知多半島では有力なNPO法人が「0歳 から 100 歳までの地域包括ケアシステム」を実践。 第4の論点:厚生労働省は地域包括ケアの拡大で、患者の病院から「在宅医療等」へ の移行を目指しているが、狭い意味での「自宅」(my home)での死亡割合が増えるとか、 それにより費用が抑制できるとは見込んでいない。 ○厚生労働省は 2012 年以降、公式に、従来の「自宅死亡割合の引き上げ」に代えて、 「居宅生活の限界点を高める」ことを目指すようになっている(これの初出は、民主党 政権時代の 2012 年 2 月の閣議決定「社会保障・税一体改革大綱について」)。 ○厚生労働省が用いている「在宅医療等」には、①狭い意味での自宅(my home)だけで なく、②公式の高齢者施設(介護保険法に規定された特別養護老人ホーム、老人保健施 設、介護療養病床の3施設)、さらには③非公式の高齢者施設(法的には「住宅」とさ れているが、実態的には施設と言える有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅等) も含んでいる。 ○それに対して、日本語の日常用語では、「在宅」と「自宅」とは同じ意味で用いられ ているので、厚生労働省のこの独特な用語法は、さまざまな混乱を招いている。そこで 厚生労働省は、2017 年4月に当時の塩崎泰久大臣の指示で、 「在宅医療等」を「介護施 設、在宅医療等」という用語に変更した。ただし、残念なことに、2017 年 8 月の塩崎大 臣退任後はこの新しい用語はほとんど用いられていない(その理由は…) 。 3. 地域包括ケアによる医療費削減の可能性についての論争 11.

(14) ○厚生労働省は公式文書でも、高官の発言でも、常に、地域包括ケアの目的は効果的・ 効率的な医療・ケアの提供により医療・ケアの質を高めることだと述べ、それにより費 用が削減されると主張したことはない。医療経済・政策学の立場からは厚生労働省は正 しい。 ○しかし、経済産業省や内閣府の高官、一部の新古典派経済学者やジャーナリストは、 地域包括ケアにより医療・介護費が削減できるとの期待を持っている。彼らは社会的影 響力が強いが、医療の実態を知らない。そこで、この点についての「論争史」を簡単に 振り返るとともに、3人の厚生(労働)省高官の見識ある発言を紹介する。 1970 年代以降の論争の回顧 ○1970 年代から 1980 年代前半までは、日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ諸国で も、地域・在宅ケアによりケアの質の向上と費用の削減の両方が達成できると広く信じ られていた。当時は、それを実証したと称する粗雑な実証研究も発表された。しかし、 1980 年代後半以降、ランダム化比較試験に基づく多くの厳密な実証研究により、地域・ 在宅ケアは施設ケアに比べて安価ではないこと、特に重度の障害高齢者では在宅ケアの 費用のほうが高いことが示されるようになった。 ○理由は2つ。1つは、過去の研究は費用に公的費用のみを含み、家族や企業等が提供 する私的費用を除外していたこと。もう1つの理由は、過去の研究が地域・在宅ケアを 受けている高齢者と施設入居高齢者の障害の重症度や社会経済的条件の違いを調整し ていなかったこと。一般的に言えば、地域・在宅ケアを受けている高齢者は、施設入居 高齢者に比べて、障害の程度が軽く、社会経済的条件も恵まれている。そのためにある 著名なアメリカの研究者は、過去の粗雑な研究の比較を「リンゴとオレンジの比較」と 呼んだ。 ○現在では、在宅ケアが安上がりではないことは、国際的にも「確固たる事実」と認め られるようになっている。例:2017 年に発表されたOECD報告書『医療の無駄と闘 う』はOECD加盟 15 か国のデータに基づいて、重度の障害高齢者の在宅フォーマル ケアの1週当たり費用は 12,000 米ドルであり、施設ケアの費用 9,000 ドルを大幅に上 回っていると報告("Tackling Wasteful Spending on Health" 2017,pp.208-209) 。し かも、この在宅ケアの費用には、施設ケアの費用には含まれる食費や居住費(ホテルコ スト)を含んでいない。 厚生(労働)省高官の見識ある発言 ○. 厚生(労働)省高官で、「在宅ケアは施設ケアに比べて…費用がかかる」と最初に. 発言したのは伊藤雅治老健局医療課長(1989 年) 。 ○2008 年に佐藤敏信保険局医療課長も以下のように発言: 「在宅と入院を比較した場合、 在宅のほうが安いと言い続けてきたが、経済学的には正しくない。例えば女性が仕事を 辞めて親の介護をしたり、在宅をバリアフリーにしたりする場合のコストなども含めて、 本当の意味での議論をしていく時代になった」(2008 年 11 月 14 日全国公私病院連盟 12.

(15) 「国民の健康会議」 )。 ○直近では、鈴木康裕保険局長(当時。現・医務技監)が次のように述べた。「大事な のは、在宅が安いと思われがちですが、サービスを“移動”して提供しなければいけな いので、明らかに機会費用が生じます。特に医師は人件費が高く、移動が高額になりま す。その意味では、本当に孤立した自宅が効率的なのか、それともサ高住のように集ま って居住し、下の階や近隣に診療所や訪問看護ステーションがある方がよいのか、在宅 のサービス提供のあり方を考えなくてはいけません」 (『病院』2016 年 12 月号:930 頁) 。 以上3人はいずれも医系技官。このような見識ある発言の積み重ねがあるため、厚生 労働省は地域包括ケアにより費用が削減されるとは主張しないのだと思われる。 おわりに-『看護の将来ビジョン』の地域包括ケアについての記述は先駆的 日本看護協会が 2015 年に発表した 『2025 年に向けた看護の挑戦 看護の将来ビジョン』 の地域包括ケアについての記述は先駆的。私が特に注目しているのは以下の3点。 ○「地域包括ケアシステムは、療養する高齢者だけでなく、子どもを産み育てる人々、 子どもたち、障がいのある人々などを含むすべての人々の生活を地域で支えるものであ る(9 頁) 。…2017 年の「地域包括ケア強化法」 (介護保険法等改正)でも、地域包括ケ アシステムの対象が高齢者に限定されていることを考えると、この定義は見識がある。 ○「地域包括ケアシステムでは、多くの職種や関係機関が連携してチームで医療やケア を提供する」 (10 頁)。…地域包括ケアについて「領地争い」をしていないのも見識があ る。 ○「地域で実践を行うことの意味や価値が、看護職に十分理解されるよう、地域におけ る看護活動の具体的な形を提示し、看護職の地域志向を喚起する」 (18 頁) 。…私も医療 ソーシャルワーカーに対して、「主戦場は『地域』=メゾレベルでの活動」と強調して いるので、 多いに共感 ( 『地域包括ケアと医療・ソーシャルワーク』 第2章第2節,61 頁) 。. 教育講演Ⅰ(共催:公益財団法人在宅医療助成 勇美財団) 医療制度改革と地域包括ケア. 13.

(16) 【シンポジウムⅡ】 テーマ:地域包括ケアにおけるITの活用 シンポジスト:. 座. 川添. 高志(ケアプロ株式会社 代表取締役). 本間. 幸井(一般社団法人鶴岡地区医師会 在宅サービスセンター 所長). 能勢. 佳子(鹿児島県肝付町役場福祉課参事 兼 包括支援係長). 宮川. 祥子(慶應義塾大学看護医療学部 准教授). 長: 小西 かおる(大阪大学大学院医学系研究科 教授) 田髙. 趣. 悦子(横浜市立大学大学院医学研究科地域看護学分野 教授). 旨: 地域包括ケアシステムの構築と運用を推進するにあたり、IT は有用なツールである. と考えられるが、十分には活用できていないのが現状である。本シンポジウムでは、先 駆的に IT の活用している事例について紹介をしていただき、今後、連携や人々をつな ぐことや活動継続のツールとしての方向性を考える機会としたい。. シンポジウムⅡ(共催:公益財団法人在宅医療助成 勇美財団) 地域包括ケアにおけるITの活用. 【指定集会Ⅰ】 テ ー マ:医療ケアの必要な子どもの生活支援 演. 者:木村 弥生(衆議院議員) 気切っ子の会 小さな羽(保護者代表) 遠藤 幸子(埼玉県立越谷特別支援学校 主幹教諭). ファシリテーター:櫻田 淳(埼玉県立大学 名誉教授) 荒木田 美香子(国際医療福祉大学 小田原保健医療学部 副学部長) 趣. 旨: 小児医療の発達に伴い、医療的ケアが必要な児は増加しており、約 1.7 万人と推定さ 14.

(17) れている。学校において医療的ケアが必要な児童生徒数は、特別支援学校並びに普通学 校を含めて約 9000 名であり、ケアするために約 2100 人の看護師が学校で雇用されてい る。しかしながら、人工呼吸器を使用している子供たちが、管理の安全性が担保できな い等の理由で保護者の付き添いが求められるなど、子どもの学習する権利が保障されて いない状況もある。一方、地域保健においても重症心身障害児者等コーディネーターを 配置し、「医療的ケア児の支援に関する保健、医療、福祉、教育等の連携の一層の推進 について」(平成28年6月3日関係府省部局長連名通知)が出されるなど、支援体制 を整える方向で動いている。そこで、この集会では医療的ケアが必要な子供の社会への 参加・自立を推進する上で求められる支援と、現状における課題などを共有することで、 今後の支援の活性化に向けた検討を行いたい。. 指定集会Ⅰ(共催:公益財団法人在宅医療助成 勇美財団) 医療的ケアの必要な子どもの生活支援. 【指定集会Ⅳ】 テ ー マ:がんと共に生きる人にやさしい社会づくり 演. 者:大江 浩(富山県新川厚生センター 所長) 石井 麗子(一般社団法人プラスケア 暮らしの保健室 看護師) 瀬戸 亜矢子(サノフィ健康保険組合 Medical Room). ファシリテーター:尾形 由起子(福岡県立大学看護学部 教授) 石橋 みゆき(千葉大学大学院看護学研究科 准教授) 趣. 旨: がんを抱えても不安なく生きがいをもって暮らしていけるシステムを構築し、いかに. 機能させていくかが課題となっている。たとえば病気のことを含めて暮らしのことを気 軽に相談できる場、また、近隣の医療機関で治療を受けられるかかりつけ医の存在など である。そのためには看護職と医療関係者、そして住民との連携により支えあいを基盤 としたケアシステムづくりを推進していくことが大切である。そのための方策について、 事例から検討していきたい。 15.

(18) 指定集会Ⅳ(共催:公益財団法人在宅医療助成 勇美財団) がんと共に生きる人にやさしい社会づくり. 16.

(19) 3.ポスター・ちらし 1)学術集会(ちらし・ポスター) (1)第1報. 17.

(20) (2)第2報 表面. 18.

(21) 裏面. 19.

(22) 2)市民公開シンポジウム(ちらし). 20.

(23) 3)キックオフセミナー(ちらし). 21.

(24) 4.周知方法 1)学術集会の案内 (1)学会誌および雑誌への掲載 株式会社医学書院、株式会社 メディカ出版、株式会社 東山書房、 株式会社 杏林書院、株式会社 メヂカルフレンド社、日本看護協会出版会 株式会社 メヂカルフレンド社、東京法規出版、株式会社法研 (2)ちらし等の郵送・持参、関連施設・学会に設置 日本公衆衛生看護学会、看護系大学、神奈川県保健師、神奈川県内市町村保健師 等 2)市民公開シンポジウムの案内 神奈川県内の市町村保健師所管課、子育てひろば等の所管課、在宅助産師・助産院等 にちらしを郵送するなどした。 3)ホームページでの周知 日本地域看護学会第 22 回学術集会ホームページを開設し、随時、情報を発信した。 (http://jachn22.yupia.net/). 5.協賛・寄付など 1)共催ランチョンセミナー 中外製薬株式会社、株式会社ベネッセスタイルケア、 一般社団法人 電気安全環境研究所 電磁界情報センター 2)広告 テルモ株式会社、株式会社講談社、株式会社ワールドプランニング、日本看護協会出 版会、BestBalance 株式会社、医歯薬出版株式会社、東京法規出版 3)企業展示・書籍展示 東洋羽毛首都圏販売株式会社、株式会社 eWeLL、慶應義塾大学 SFC 研究所ファブ地球 社会コンソーシアム、株式会社 VIP グローバル、株式会社志成データム、株式会社ニ ホン・ミック、認定 NPO 法人 世界の医療団、株式会社ベネッセスタイルケア、紀伊 國屋書店 4)協賛:ミニ交流セミナー 株式会社ユピア 5)協力 公益財団法人 横浜観光コンベンション・ビューロー. 6.学術集会の成果 1)アンケート結果 アンケート用紙は参加者 652 人(会員:390 人 非会員:249 人 学生:13 人)に配 22.

(25) 布し、73 人から回答が得られた(回収率:11.1%)。以下に集計結果を示す。 (1)回答者の基本属性 ①資格. ②職業(複数回答) 人数. 割合(%). 人数. 割合(%). 会員. 39. 53.4. 保健師. 50. 68.5. 非会員. 33. 45.2. 看護師. 16. 21.9. 無回答. 1. 1.4. その他. 2. 2.7. 73. 100.0. 無回答. 5. 6.8. 73. 100.0. 合計. 合計. ③所属機関. ④年代 人数. 割合(%). 度数. 割合(%). 教育・研究機関. 35. 47.9. 20 代. 15. 20.5. 行政機関. 14. 19.2. 30 代. 7. 9.6. 医療機関. 10. 13.7. 40 代. 20. 27.4. 福祉・介護施設. 1. 1.4. 50 代. 19. 26.0. その他. 1. 1.4. 60 代. 11. 15.1. 無回答. 12. 16.4. 1. 1.4. 合計. 73. 100.0. 73. 100.0. (2)学術集会を何で知ったか(複数回答) 人数. 割合(%). 学会誌. 26. 35.6. 学会ホームページ. 36. 49.3. ちらし・ポスター. 23. 31.5. 口コミ. 11. 15.1. 雑誌の掲載記事. 3. 4.1. その他. 9. 12.3. 無回答. 12. 16.4. 23. 無回答 合計.

(26) (3)学術集会の参加動機(複数回答) 人数. 割合(%). メインテーマ. 27. 37.0. 特別講演、教育講演、シンポジウム、指定集会. 32. 43.8. 一般演題・ワークショップ. 19. 26.0. 演題発表者. 15. 20.5. 共同発表者. 12. 16.4. 開催地・会場. 21. 28.8. 開催日程. 12. 16.4. 8. 11.0. その他. (4)各プログラム別満足度 満足. やや満足. 割合. やや不満. 割合. 不満. 割合. 不参加. 割合. 無回答. 割合. 割合. 人数. (%). 人数. (%). 人数. (%). 人数. (%). 人数. (%). 人数. (%). 学術集会長講演. 16. 21.9. 31. 42.5. 4. 5.5. 0. 0. 17. 23.3. 5. 6.8. 特別講演. 22. 30.1. 15. 20.5. 1. 1.4. 2. 2.7. 26. 35.6. 7. 9.6. 教育講演Ⅰ. 20. 27.4. 13. 17.8. 4. 5.5. 0. 0. 28. 38.4. 8. 11.0. 教育講演Ⅱ. 11. 15.1. 7. 9.6. 0. 0. 0. 0. 43. 58.9. 12. 16.4. シンポジウムⅠ. 9. 12.3. 18. 24.7. 1. 1.4. 1. 1.4. 37. 50.7. 7. 9.6. シンポジウムⅡ. 8. 11.0. 13. 17.8. 1. 1.4. 0. 0. 41. 56.2. 10. 13.7. 指定集会Ⅰ. 4. 5.5. 6. 8.2. 0. 0. 0. 0. 46. 63.0. 17. 23.3. 指定集会Ⅱ. 2. 2.7. 11. 15.1. 1. 1.4. 0. 0. 46. 63.0. 13. 17.8. 指定集会Ⅲ. 1. 1.4. 6. 8.2. 0. 0. 0. 0. 50. 68.5. 16. 21.9. 指定集会Ⅳ. 4. 5.5. 6. 8.2. 1. 1.4. 0. 0. 48. 65.8. 14. 19.2. 市民公開シンポジウム. 3. 4.1. 5. 6.8. 0. 0. 0. 0. 52. 71.2. 13. 17.8. (5)今回の学術集会についての感想(自由記述) 【テーマ・プログラム・講師について】 ・地域看護学として適切なテーマであった。まちづくりに関する概念からスキルまで広 く学ぶことができた。 ・タイムリーに最前線の講師による講演が多く、参考になった。 ・テーマが普遍的でかつタイムリーで勉強になった。 24.

(27) ・理事会企画セミナーが非常に良かった。もっと長い時間設定で聞きたかった。 ・ワークショップに参加し、様々な人の考え方を聞くことができてよかった。 ・ワークショップ「地域看護学の再定義」が有意義であった。ディスカッションでの意 見がとても有意義であった。 ・聞きたい講演やワークショップが重なっていて残念だった。 【会場について】 ・アクセスが良く、便利であった。 ・コンパクトにまとまった会場で動きやすかった。 ・周辺の宿泊施設が高めの料金設定であり、地方から参加する院生には厳しいように感 じた。 【一般演題(ポスター)について】 ・他の発表と近くで聞こえない、マイクを使っても隣の声が気になってしまった。 ・大勢の人が密集しており、室温が高く感じた。もっと空調管理をしてほしかった。 ・ポスター掲示時間を長くしてほしい。 【参加者について】 ・大変貴重な発表が多かった。一方でこの研究がどれほど臨床現場や地域医療に関わる 多職種の人たちに聞かれているのかとも感じた。研究者のための研究発表という印象を 受けた。 ・初めて参加した。日頃モヤモヤしていたことが共有でき、活力になった。 ・病院勤務しているが、地域看護について視野が拡げられた。 ・医療機関にないスケールの大きな活動内容に安心した。 ・いつも退院した後のケアを考えているが地域の職種との連携をもっと深く考えてい きたいと思った。 ・保健師だけでなく広く看護職が参加することを期待したい。 【運営について】 ・円滑な運営がされていて気持ちよく参加できた。 ・スタッフの配慮が細やかで心地よかった。 (6)今後、学術集会で取り上げてほしいテーマや企画(自由記述) ・地域包括ケアシステムと保健師活動、看護職の役割 (病院、在宅医療、地域密着サービス、高齢者以外の地域包括ケアシステム) ・ネウボラ、産後ケア、産後うつ、現代の子育てに求められる支援 ・地域看護学の教育について(社会のニーズに即した教育、看護師教育における地域看 護学の教授法、実習方法等) ・コミュニティナース ・ワールドカフェ 25.

(28) (7)その他の意見(自由記述) 【開催時期について】 ・お盆時期に差し掛かることが影響したのか演題も参加者も少なかった。 【プログラム集・講演集について】 ・タイムスケジュールとプログラムのページにページ番号を入れてほしい。 ・興味深い抄録があった。. 2)学術集会終了後の評価・感想 学会前日のキックオフセミナーは台風の影響により来場できなかった参加者がいた が、学会会期中 2 日間は天気が安定しており、学会開催上の支障はなかった。開催施設 の使用可能日が限られていたことから、お盆期間に開催を余儀なくされ、参加者にご不 便をかけてしまった。会場は交通アクセスが良く、近隣に宿泊施設や飲食店の多い場所 であったため、遠方からの参加者にとってアクセス面での利便性を確保できたと感じて いる。会場はパシフィコ横浜国際会議場 5 階の全室と 4 階の 2 部屋を利用したため動線 が良く、会場内の移動の負担感が少なく落ち着いた雰囲気で非常に良かったとの感想が 多かった。 プログラムについては、メインテーマに沿いつつ、最近の動向を踏まえた内容で構成 することができたと考える。参加者、講師、座長等の交流する様子が随所で見られ、今 後の共同研究に結びつく交流があったとの報告があった。本学術集会が新たな研究のき っかけづくりになったと考えられる。 本学術集会では新たな試みとして 1 日参加券を作成した。1 日のみの参加者数の内訳 は、会員 94 人・非会員 127 人であり、非会員の参加者の方が多かった。1 日券を作成し たことにより、特に実践の場にいる現役保健師など非会員が参加しやすくなったと考え られ、昨年の 1.5 倍近い非会員の参加者を得ることができた。研究的取組みを意識した 質の高い看護実践に結びつくことを期待したい。 当日スタッフとして実行委員とボランティア、学生アルバイトを募集した。実人数と して実行委員 24 人(神奈川県内の看護系大学教員等を中心とした学会会員)、ボランテ ィア 29 人(神奈川県内を中心とした自治体保健師、大学院生)、学生アルバイト 39 人 (県内看護系大学 3 大学)の協力を得ることができた。ボランティア、学生アルバイト は初めて学会に参加する者が大方であり、役割のない時はできるだけプログラムに参加 できるよう配慮した。スタッフからも研究的な視座から考える機会になった、新たな知 見を得られて勉強になった、興味のある分野の発表者と交流ができた等の感想が聞かれ、 当日スタッフとして参加したことの効果があったと考えられる。. 26.

(29) 7.助成 本学術集会のプログラムのうち教育講演Ⅰ、シンポジウムⅡ、指定集会Ⅰ、指定集会 Ⅳについては、公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成を受けて実施した。. 27.

(30)

参照

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