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児童・生徒を位置づけた「学校組織マネジメント」のあり方

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Academic year: 2021

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児童・生徒を位置づけた「学校組織マネジメント」のあり方 専 攻 人 間教育 コ ー ス 現 代 教 育 課 題 総 合 巴指 導 教 員 小 西 正 雄 氏 名 和 久 井 義 文 はじめに 問題の所在と研究の方法 「外Jからの評判に左右され続けるうちに, 学校 ・教師文化は,児童 ・生徒の意見を学校 本来であれば学校組織の中心に据えられるべき 経営に採り入れることの「よさ」をあたかも自 児童 ・生徒を,無意識のうちに学校組織から欠 明であるかのようにとらえている。しかしなが 落させてしまったとみることができる。 ら一方で,それらが 「手法jや「術Jとしてし か成立しえない雰囲気を醸成している。自明で あるはずの「よさ」が,先行研究 ・実践事例の 扱うような特別な場所に鎮座したままの現状は 打開されるべきである。 本研究は「学校組織マネジメント研修Jが対 象とする「学校組織」とはどのようなものであ るのか,またそこでは児童・生徒がどのように 位置づけられているかについて考察しη 本来あ るべき姿について論じていくものとする。 第 1章 「学校組織マネジメント」 にみる児童 -生徒の位置づけ 文部科学省が発行した 「学校組織マネジメン ト研修j の『モデル ・カリキュラム』は管理職 用・一般教員用の2種類に分けられている。管 理職は一般教員のマネジメン トを行い,それに 基 づいて一般教員が児童@生徒に対処するもの と読み取ることができる。このことが管理優先 主義をはびこらせている一因となっていると考 えられる。さらには学校評価などによづて数値 目標が普及し,

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迅速な改善Jを是とする雰囲 気が強まっていることも管理優先の風潮に拍車 をかけている。 第2章 〈学校組織マネジメント〉に児童・生 徒を位置づけることの意義 学校教育への批判と改革の要請は,教師個々 の信頼失墜によるものではない。学校教育全体 への信頼失墜によるものである。個々の教師が 熱心に教育活動を行い,児童や生徒を世の中に コミッ トさせようとしたところでク学校で教わ ったことは現実の社会ではあまり役に立たない ものだと,多くの社会人たちが自らの身をもっ て知ってしまったことによる信頼失墜である。 また

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学校組織マネジメントj という流れ は,学校教育が遅ればせながらにして取り組も うとした 「消費社会jへの移行に対応するため の策が,学 校教育自らが 「消費社会Jのなかに 身を置くことであった とみることもできる。 児童・生徒には,学校教育において自分たち の意見を敢然と表明し全 体の運営にも参画した うえで最終的な意思決定には従う,という一連 の流れを,体験的に学ぶことが肝要である。そ れは児童心生徒が社会人となる将来において, 社会や組織をよりよくしていくことにも有用と なるはずの能力や素養を培うことになると考え られる。 q d p o

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4 〆ヂデ νJ という指摘が いつも友だちに気を遺っていな ればならない,ひどく疲れる生活 らば,教育もまた「世間Jをよりよく生さ、抜 く方迭を示す役割を積極的に担う必要があ ゐじ 送っている 児童ー生捷;ウ1

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ブ 生きて 学校 うな「世間J !旦重。生 例えばフ 〈球続組織マネジメント}こ兜謹・生

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査を位置づける 学校組織に!思童・生捷を位置づけ,その患い いは意見や提案を学校経営に反映 うことは9 とりちなおさず学校経営 えずその方向性を更新し続ける可能性が生 めの:方鯖 あ 第3輩 や願い. させると ようにな に「プチ世間jや実社会のあり方に ついてもものの見方や考え方を形成し,敢然と り方について意見表明す 学校の れ

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ま。 、本当に ことを意味す 学校に課された条件の数々を精査 譲ることのできない「核Jと「松以外j とに;分 〈りの盟友と

のではない 立ち向かえるようにな 教師にはT て「核以外j ろうD そう ζと 児童 a生徒苦:学校 のことがらについては児童。生徒とオープン 時間的@ 日々その声に耳を傾けてi 位置づけ, 空間的な展望を持てる 話レ合うことを前提とすればよいのではないだ ことは教員、にとっても

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守らせ』

J ることの大切さ ザ o L眉白 〆つフ 九 時 ず くは, る。教師の ぺきと考 が認識され なければならないことjが厳選されるという点 の波に忙殺され続け, ,見えない「空気J 校教育に押し寄せる w "'0)o つながるの を減らすことに だけを相手にし 3 生徒を教え導いていることを忘れては いないだろうか。 るこ 見 が また3 話し合いの行く末が野放図に を恐れ,教師側があらかじめの枠を定めるよう なことは必要ないと考える。児童@生徒の意見 可, 'ヂ‘ L ,.;;)L.."-二 人間味を失い,数値や結果に くなった学校教育に薫陶 は感じられない。 しか興味を示さ いものに収紋 より には現実に@!]し していくはずだからで る。大切なのは個々の けたぐ ょう 全~ e'

六f J ¥ ' -め 。) 教師が「よさj につい とだと iJO の意見を学校経営に反映させるこ おける「インフォームド。コ 本,;耳・史の京 おわりに 児童砂 を追求する上では教師 同 集団も児童。生提集団もp 同じ範轄に属しF じ範囲内で議論することになるのである。 「よさJ る。

L,. t ' -・ にも通じる。 の考 ::/~E ント! 「あなたは医療に何を求め を学校教育に換言すれば「あなたは学校 に何を)j(めるかj になるC 問いかけ「あなたは学校のために何ができるかj ここにもうひとつの におりる 医療行 るかJ 〈学校組織マネジメン刊を過して児 輩・ ~1濯が身につける能力と覇。鷲 ことばや考えが十分でないために意見を表明 することができない児童⑬生捷をも含めた(学 第4輩 これはフ児童@ 生徒フ教職員をはじめすべての人間に られる。自分に何かしてくれるだけでなく,自 分も何とかして支えようとするものこそが真の 「公j教育ではなかろうか。学校のあり方につ オープンで自由間違な議論が望まれる。 - 64-いかけ を用意してみてはどうだろう。 いて《 を企図する必要がある。 リキュラムや制度を克i宣すことについても検 討していく必要iJ!あるだろう。 児童⑤生徒の意見表明を促すべきとの考えは 権利保障の発想から呈されるのみではない。児 童也生徒への教育的意義もまた認められよう。 校組織マネジメント〉

参照

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