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実験的動脈硬化症に対する薬剤の効果(家兎血清蛋白分屑の変動) : 第一報

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Academic year: 2021

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79 〔学 会〕

東京女子医科大学会第90回例会抄銀

日時 昭和33年6月27 H 午後2時半

場所東京女子医科大学 臨床講堂

1.多発性骨盤腫のt・・t例

(中内llr科)福 島1雅 子 Oi賃往.美津子 全身,特に,腰痛・四腫の疹痛,および運動障碍を 主訴として入院,骨髄穿刺所見,骨レ線所見,および 血清蛋白分劃像より,多発性骨髄腫と診断,死後剖検 により確め得た一例につき:報告する。 目論において報告された骨髄腫85例中・血清蛋白分 劃像の判負している38例をみると,γグロブリ.ン異 常増加を示すもの27例(73%)で大部分を占め,α グロブリン増加を示すものは2例(5.2%)であり,本 例は,明らかなαグロブリン増加を認めた稀なる症例 である。

2.所謂初生児上顎洞炎症例

(耳鼻咽喉科)池 香 子 相 原 静 江 大 田 豊 (演} 由 本 町 世 最近当教室において遭遇した,所謂初生児上顎洞炎 の5例に就き,その臨床所見を述べ治療に関して少し く考察を加えた。 症例 1)葛○○子,生後2ヵ月の女児,初診昭和 30,10,26,他医より当院眼科に転じ左眼面心箪織炎: とて眼窩下部に小切開を受け,左硬口蓋腫脹あるため 当科に紹介された。眼窩下部切開時の膿及び口蓋穿 刺による膿より黄色ブドウ球菌を証明。翌日Luc− Caldwell氏術式により」=顎洞根治手術を行い, llβ膿 佳良となり化学療法剤を併用し全経過35Hにて治癒し た。 2)岩瀬○,生後15 Hの男児,初診昭和31,12,12。 発熱膿性鼻汁,頬部腫脹および眼瞼腫脹あり,歯肉部 穿刺にまる膿汁より黄亀ブドウ球菌を三明,同様上顎 洞根治手術を行い,以後順調に経過し約35日で治癒。 3) 村lLlO子, ∠Lf名…27日O)女リ己, 静Jj診目昌禾032,4, 12,生後12日頃左犬歯窩部に歯牙発生し,これを抜歯 後2∼3日を経て膿謄鼻汁をみた。左1鼻腔は膿1生鼻 汁にて充満し,眼瞼腫脹歯肉踵脹著明のため上述術式 により手術を施行し,約40日を経過し鼻腔より腐骨を 遊離し治癒した。起炎菌は黄色ブドウ球菌であった。 4),石塚○,生後4ヵ月の男児,初診昭和32,6, 24,右歯肉および硬口蓋腫脹し歯肉に痩孔あり,少量な がら膿汁圧出され黄色ブドウ球菌を証明,眼窩部の睡 脹は軽度にて炎症限局したため,手術は行わず本籍の み保存的治療法により治癒せしめた。 5) 山田○紀,2年2ヵ月の女児,初診昭和33,5シ 9,左眼瞼,頬部,歯肉および硬口蓋に至るまで腫脹 し,歯肉穿刺により膿汁を証明し嫌i気性連鎖球菌を 多量に検出した。上顎洞根治手術により,局内には肉 芽に包まれた歯牙を認め,更に筋骨亡羊部に肉芽を証 明した。術後順調に軽快し151間入院し,其後は紹介 医に依頼した。 以上の5例共,病変の速やかなため,他医より当科 に紹介されたものであり,急性上顎骨骨髄炎の型をと り,また年少者にして抵抗弱く且つ抗生物質耐性菌の 検出は意外に早期に現われる傾向あるため,化学療法 のみに頼f) ,手術の時期を失わぬよう痛感し,敢て報 告する次第である。 3・ 口腔感染症より分離したブドウ球菌ρ

Sigmamycin感受性について

(口腔外科)高 井 宏 1955年米国Pfizer社で発見されたOleandomycin (01)1に,Tetracycline(T)2を加えたSigmamyci且 (Sig)はSpgctrumの広いこと,耐性菌の少いこと, 耐性獲得速度の遅いこと等で有効な抗生物質であると いわれている。. 私達は口腔内各種感染症より分離したmannit反応 陽性1劇atl耳e液化性,溶血1生のブドウ球菌31株に ついてSig. Ol及びTに対する感受性およびその内 ④株の耐惟獲得速度を測定した。 その結果①感受性はSig.0.7mcg/cc, OJ. 1. 3mcg/cc T,1.5mcg/c.c(但し,最大値4夢旺を除いた平均)・② 毒性発現はT,i耐性9.7%,比較的耐性3・2%・⊂)L

3.2e%, , 6.4%,$ig. oo%,3.2%, (3)T>Sig・ぐ二 ()L i2

株・T<Sig・>OI・0株で協力作用の存在・④1耐性準得 速度!まSig.が最も遅く,次にOしとTは略同じで あった。 4.実騨的動賑硬化症に対する薬剤の効果 (家免血清蛋臼分屑の変動)一一一一一一(第nt報)一一一一 pm bt39 一・

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80

(第一生理)鳥居綾子

蕉常家兎群に対し1日1gのコレステu一ルを45日 間連続投与して実験的に粥状硬化症を起させ,.これに 対してヘパリンおよびリポスタビルを投与し,濾紙泳琶 動法によってそれらの血清蛋白と蛋白脂質の変動を追 及した。 フvステロール投与によって起る血清の脂.血症的変. 化に対し二薬剤共に治療的効果を認めたが,肝,大動 脈その他の病理組織学的所見に対しては殆ど改書の徴 候を認めなかった。 5. 脊髄準位における筋牧緒の調節櫓序亀 (第一生tt)清原迫「’夫 6・客積賑波の分析とその臨床的応用・(1)

(第一生理)清原迫夫

藤田紀盛,佐々木ハナ子,藤田 トク

佐野アヤ子,山県小伊志,大木千枝

7,血管心臓浩影法の臨床

特に先天性心疾患への応用

(放射線科)島津フミヨ 私に課せられた宿題報告は,先天性心疾患の血管心 臓造影診断についてである。先天性心疾患は種類が多 V’フと,病型が複雑であるために正確な診断は申々容 易ではない。一方心臓外科手術の発達は島回の判別だ けではなく,症状程度の評価をも診断に要望しつつあ るQ 本報浩・では之等の要望を血管心臓造影法‘(A.C. G と略称)がどの程度まで満し得るかという問題ドす なわちA.C.G.法の診断限界について述べると共にこ の診断限界向上のために行った諸種の礫発威果を示さ んとするものである。すなわち報告はまず先天性心疾 プ 患を右一ナ左(静一・動脈間)方向血流短絡を靴ずるも の,左→右(動→静脈間)方向血流短絡を生ずるも の,弁奇形,・およびその他の心臓血管奇形に大珊し, 各群の代表的なA.C.G.像を紹介して先天性心疾患診 断におけるA.C.G.法の診断的価値を示し,またA.C. G.法の診断能力向上に関して行った2,3の新しい試 み,すなわち予定した一定心搏動位相で連緯撮影を行 う方法,二枚のフィルムに異った心縛動位相で重複X 線曝射を行う方法1および造影剤の循環器系における 稀釈状況の検討等について簡単な紹介を行い,このよ うな試みがどの程度診断的価値向上に有意義であるか を考察した。 A,C.G.法は心臓カテーテル法と共に先天性心疾患 の診断に有意且つ効果的であるが,後天性心疾患の診 断,胸腔内腫瘍の診断等にも利する所が大ぎい。之等の 問題については長崎大学玉木正男教授がA.C.G.法の 技術的問題と共に報告さ.れたので,私の宿善報告では 技術面の問題においては映画を用いて簡単に解説する にとどめた。 (本報告は第17回日本医学放射線学会総会に宿題報 告として講演したものである。) 一 b]・10 一

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