∪.D.C.る21.372_181.4:る21.382.2:る81.142
デ
ィ
ジ
タ
ルIC(DTL)の
開
発
Development
of DigitalIntegrated
Circuits(DTL)
牧
木
次
〈じ*
Tsugi()Makimoto柴
田昭太郎**
Shろtar()Shibata要
旨
小形計節楼および計測制御機器川として,(1)耳換性をもっていること,(2)一55℃へ・十125℃の抱卵で 十分な信板度を右すること,(3)基本回路としては修正DTLを採用し,スピード,消費電九 雑音余裕軋 ファソ・アウトなど論f判可路の基本特性に対して最適であること, について,製法,特件,応用の両を主体として述べる。 1.緒 口 集横回路(IC)の基本的なアイデアが世に出てから,もう10年近く になるが,現在でもその状況はきわめて流動的であり,これからど のような発展をするかを想定することほ容易ではない。IC開発の初 期において,その主流を占めたのほディジタルICである。それには いくつかの必然的な即山が考えられるがヰ「亡も次のような7別告がr托 要なものであると思われる。 (1) ディジタル・システムにほ類似卜1帽各が多数使用されるJr し たが/,てICを蚊うことiこより軌指数を非常に少なくすることが できる{ノ (2)上.言己回路にはコンデンサはあまり汽まれておらず,抵抗の 値も数k{1の程度でもっともIC化しJPすい回路である。 (3)システム全体として考えると,ICを使うことによって接続 点が少なくなるから,費用を低減するとともに,信板度を飛躍的 に向上させることができる。 以上のような観ノ、ミ(からディジメ′し機器ではかなりの部分がIC化 されており,その占める割合は年々高くなっていく傾向にある。 半導体ICで実現されるディジタル回路には多くの種煩があり,そ れぞれの用途に応じて適正な形式が選ばれなければならない。中で も重要な性能として,スピード,押ほ守電力,フ7ン・イソ,フアン・ アウト,雑斉余裕度および動作温度範阿などが考Ⅰ鼓されなければな らない。動作温度範恥よ主としてICを組み込むパッケージiこよっ て制限を受けるが,その他の牛細工は[祁各ノけ式によノ1て大まかな掛川 がきまってくる。表1はディジタ′レICの回路形式を分類したもの である(1)〔, 表lでわかるように川路形式は飽挿口形l叫路と不飽和形回路に大別 される。飽和形回路でほ論I即二)"1”レベルと"0”レベルにおいて州 カトランジスタほ遮断または飽和の:状態にあるL〕これに対し不飽和 形回路でほトランジスタは常にi舟性状態にある。Lたがって飽和形 回路の消費電力は不飽和形のそれに比べて小さいのが特長である仁. しかし飽和状態ではトランジスタのべ】スおよびコレクタ領域に少 数キャリ17が字音積されるので,遮断状態に移るときにそれを除いて やらなければならず,そのために時間的なおくれが生ずることにな る。不飽和形回路でほ上のような現象にもとづくl時間遅れはない。 飽和形回路のスピードは製造技術の向上とともに早くなっている が,今のところPropagation delayで5nsというのが限界のよう である。一方不飽和形回路でほ"Sub-nanOSeC”のICが検討され ている。このように消費電力とスピードだけを考えても各回路形式 によって一長一短があり,ディジタル・システムの設計において, どの点で折り合うかということをよく検討しなければならない。 * 日立製作所武蔵工場 ** 日立製作所武蔵工場工学博士 を甚準として開発したディジタル祭積回路 炎1 ディジタル回路の分顆 形 和 飽 1く併称形 終 回 .レ タ ノン }r-Resistor Transistor Logic
(RTL)
-ResistorCapacitorTransistorLogic rRCTL)
-Direct Coupled Transistor Logic
「DCTIノ)
-Diode Transistor Logic
(DTL)
-Transistor Transistor Logic
(TTL)
Current Mode Logic
rCML)
-Ⅰ)iode Enritter Follower Logic
(DEFL)
-Complementary Transistor Logic
ぐCTL) 超高速大形計解放では津過イこ飽和形回路が用いられる。しかし超 高速であることを資しない普通の計筒機,計測制御機器などの応用 に対しては飽和J田河路のほうが椚費電力および雑音余裕度の点で有 利である。 このような観ノたかに〕臥糾に開発の対象としてとり上げたのが DTL(Diode Transistor Logic)のシリーズである。,DTLは飽和
形の匝ほ納壬式であるから超高速の用途には向かないが,普通の用途 には非常に使いやすい回路であってその有用性はすでに証明されて いるといえる。
2.設計白勺芳慮
ICの場合はトランジスタとほ異なった見地からの設計的考慮が 要求される.=.DTLシリーズの設計上特に考慮したノ〔とについて概説 する.-〕 2.1互 換 性(Compq†ib捕†y) 耳換性というのは,"差しかえが帝易に効くかどうか”というこ とである。トランジス_タやダイオードの場合にほ電気的特性さえ似 ていれば,どこのメーカーのものでも美しかえて使うことができた。 しかしICの場合には,それは文字どおり▼一種の"回路”であるから 互換性ということが大きな問題になってくる。ICが市場に出まわっ た初偶には各社独Rのパッケージを用い,独Rのピン配置をしてい た。このような各種各様のICば電気l′1勺特性でほ似たようなもので あっても,差しかえが容易でなく,使用者の立場から見れば非常に 不便なものであった。.最近は互換性ということが強く意識され始 め,もっともすぐれた設計のものにしだいに統一されていく傾向に ある。 われわれが開発したDTLのシリーズはアメリカで930シリーズ とよばれているものの相当品である(FairchildではDTJ`L930, ITTではMIC930とよんでいる)。このDTIノシリーズは標準化さ れた回路で互換性は非常によい。 2.2 修 正 D T L 図lはごく普通のDTLと,閃光したICの基本回路になっている-57
"856 昭和42年8月 日 立
評
論
第49巻 第8号 Gate Inlrerter Vcc r--一一†-1∼Wr---一一「--一っ牝c入力(計せニプJ人力(
(a)普通のDTL 図1 DTL 回 (b)修正.DTL 路 図 出ノJ Ground pR T2 D mR t αRI I T】 _ + Gnd Vcc <U l 6 4 (リト\∈ゝ) 当G首讃+1ゝ β▼1・2=-45 βr2=30 βT2=12 10 6 4 [彗〕 (里 媒 望 U O.2 0.4 0.6 0.8 1.O p→ 図3 修正DTLにおけるゲート能率の向上 Vcc=4.0V α=1.6 V8El-】=VB打r2=0,75V Vl)1=VDヱ=0.75V W m 5 71ⅥⅥ・r 10mⅥ・「 0.2 0.4 図4 修正DTLの回路図を示している(2)。普通のDTLではレベル・シフ ト・ダイオードを2個使っているが修正DTLではその中の1個を トランジスタでおきかえたもので,電気的な総合特性を改善したも のである。 まず図2に示すようにトランジスタ(ち)のコレクタが可変抵抗 につながっているように考えてみよう。抵抗の分割比を九1-やと する。ゲートの能率をrとして図に示してあるムとんの比をとる。 ムはトランジスタ(Tl)が遮断状態にあるときゲート・ダイオード を流れる電流であり,んはr.が飽和状態にあるときのベース・ド ライブ電流である。rは次式で与えられる。r=吾=
(βr2+1)(帖c一Vo) (♪βr2+1)(1仁c-1ん2) ここでβ丁2はトランジスタ(了ち)の電流増幅率であり,その他の記 号ほ図2に記されているとおりである。ここで興味があるのは普通 のDTLと修正DTLとのγの比較である。それぞれr。,r桝とよぷ ことにすれば次式を得る。 r,′-一 βr2+1 r。 ♪βT2+1 この式で0≦♪≦1であるから,γ椚/γ。は常に1より大きいことに 注意しよう。この模様はβr2をパラメータとし,♪の関数として図 3に示されている。図よりβr2の大きさにかかわらず♪=0.5のと きγm≒2r。となることがわかる。これほインバータ・トランジスタ (Tl)のβが同じであれば,修正DTLほ普通のDTLの2倍のフア ン・アウトを持つことを意味している。 次に消費電力(凡)とPropagation delay(′♪d)について考えてみ よう。月イはOn状態と0庁状態の平均値として次式で与えられる。凸=÷(凸on川off)
=昔〔号(帖c一帖)+吾川c一%〕
0.6 0.8 1.O p→ 等消費電力曲線群 ニ川 ̄) O n 30 20 0 ■1上㌔ら 茹句∵"三ヱ:。と。址こ 100 80 0 6 4 hヱむq 亡○叫三富告L恥 20 図2 修正DTLの詳細 Ⅴ(二C二4.0V FO=1 Cl=10p上「 α=1.6 0.2 0.4 ().6 0.8 p→ 図5 Propagation Delay 】-。・ ̄ ̄1nl¶1l' / /7nハⅤ/ヱm、1-
3口Ill◆ \'=二 ̄ ̄4.OV ll'() ̄ ̄1 CL二10rI・、 α二1.6 口.2 ().4 口.6 p■→ 図6 ゲートの Figure of Merit 1.0 1.0 この模様は等消費電力曲線群として図4に示してある。 Propagation delay(f♪d)はかなり複雑な量なので計算で求める ことは容易でなく,実測値との一致も直流特性ほどよくほない。こ こでほBohm民らの実験結果(2)を引用し,図5に示してある。図2 のインバータ・トランジスタ(Tl)のエミッタ・ベース問の抵抗値 (∽句ほんr.(on)/んTl(off)=6になるように調節されている。こ れは蓄積時問を正規化しておくためである。図4と図5を組み合わ せることによってゲートのEigure of merit=1/几×∠♪dを♪の関 数として求めることができる。結果は図占に示してあるが,これよ り消費電力が5mW,♪=0.4∼0.6の範閃に最適点のあることが明ら かである。 雑音余桁度もまた頁要な量である。図7ほ♪の関数としてWorst CaSe nOiseimmunityを示している。一例として,いま了1=一55 ℃でβrl=24であると仮定してみよう。図7で♪=0とする点を読 むことによって,普通のDTLは約400mVの雑音余裕度を持つこー58-デ ∩入リ 6 4 ∩〉 爪じ 仇 (と 言⊂言∈】思叫○ン誤吋じ芯LOン′ 2 ∧U ジ タ ル IC
(DTL)
の開
発
857 V nリ ー ハt W 少数キャリ ア分._ノど二竺__
T八一-55勺c F()二5 α=1.6 △R=±25% J o.2 0.4 0.6 0.8 1.O p→図7 Worst Case NoiseImmunity
-.--●1■-1.--■■一 和 一
†
コレクタ接合 (a)理想的な場合 表2 N形不純物の性質の比較Maximum Solid Solubility As> P >Sb
Diぽusion Constant P >Sb>As
Auto Doping P >As>Sb
とがわかる。これに対し修正DTLのそれほ約900mVになる。 以上のことから修正DTLほ,スピード,消費電力,フアン・ア ウト,および雑音余桁度など論判掴路のきわめて弔要な基本柑生に おいて最適設計がなされているということができる。 2.3 少数キャリヤの蓄積効果 飽和形論理回路ではPropagation delayは-1三として少数キャリ ヤの蓄積時問によって女配されるから,この効果を最小にするよう な考慮がなされなければならない亡、ICのL二いのトランジスタではベー ス領域のほうがコレクタ領域より高濃度であるから少数キャリヤは 主としてコレクタ領域に蓄宿される。図8はコレクタにおける不純 物濃度分布と,トランジスタが飽和状態にあるときの少数キャリヤ の分布とを示している。(a)は理想的な場合で不純物分布が階段 的に変わっており,高濃度層には少数キャリヤがまったく存在しな い。一方(b)は,より現実的な場合を示している。ここで不純物 分布がなだらかな形になるのはエピタキシャル成長時の"オート・ ドーピング”の影響と酸化・拡散工程における"Back diffusion の影響のためである(3)。したがって上の二つの影響をできるだけ小 さくするような考慮がまず必要である。高濃度層のドーピング材料 として何を用いるべきかを決めるために,N形不純物の基本的な性 質を表2で比較している。ここでSbほ最大固溶度が三者の中で最 小であるが,拡散「耶即)制御によって所与まのシート抵抗を得ること が可能であるし,特iこオート・ドーピングがもっとも小さいという 利点があるのでドーピング材料として選ばれた。Back diffusionの 影響は熱処件の温度を最低に,時間を最短にすることで押えること ができる。 少数キャリヤの蓄積に寄与するもう一つの重要なパラメータは少 数キャリヤの寿命である。寿命制御のために普通Auを拡散する(4)。 再結合中心としてのAuの濃度が高ければ寿命が短くなることはい うまでもない。図9はAuの固溶度を温度の関数として示してい る(5)。1,300℃までほ温度が高いほど国柄度も高くなる。したがっ てAuの拡散温度はその範囲で,できるだけ高くしなければならな いが,それに続く熱処理工程にも細心の注意が必要である。 2.4 信頼度に対する男慮 半導体ICの信煩度に影響を及ぼす要因として次のようなものが 考えられる(6)。 少数キャリア分碩J /′ / / _-一一-一一ノ /
ノードナ一分布
†
コレクタ接合 (b)実際的な場合少数 図8 コレクタにおける少数キャリアの分布 10り 101丁 101ち \ミ E く 900 l,0001,1001,2001,3001,400 温 度(Oc) 図9 SiにおけるAuの回折度 (1)半導体材料内の欠陥 (2)半導体表面の不安定性 (3)機械的不良 これらはいずれもSiプレーナ・トランジスタの場合の不良モー ドと基本的には同一のものであるから,トランジスタについて得ら れている信板度の情報を十分に活用してICの設計に折り込むこと が必要である。 上記のモードの中で"半導体材料内の欠陥”に起因する不良は回 路のレイアウトがしっかりしていればほとんど問題にならないし, またスタッキング・フォールトなどの結晶欠陥による耐圧の劣化ほ, ICの初期検査の段階で除去されるのが普通である。"半導体表面の 不安定性”は重要な凶子であるが,最近の半導体技術の向上によっ て相当に安定なバッシベイショソが可能になっている。この点で大 事なことはプロセス技術を確立し,工程内品質管理をきちんと行な うことである。 "機械的不良”のモードはICの場合特に重要である。大別してボ ンディングとハーメティック・シールの技術がこのモードに関連し てくることになる。通常電極材料にはAlが使われ,ボンディング・ ワイヤにはAuまたはAlが使われている。Al-Auの組合せは熱圧 着法によってボンディングが行なわれ,操作は比較的簡単であるが, 最大の問題点は300℃以上の温度に放置すると"purple plague と呼ばれるAu-Alの共晶合金ができ接着強度を著しく弱めること である。一方AトAlの組合せでは超音波を使ってボンディングを行 なう。これは比較的新しい技術であるがわれわれの開発したディジ タルICにはすべてこの方式を才釆用している。 フラッド・パッケージのハーメティック・シールには低融点ガラ 【59州
858 昭和42年8月 (1)n+ 肘生J郎 (2)n-Ep椚 (4)ペース・拡杭柑/1七 (5〉 ェミ・ノタナビこ放 (6) コンタクト孔あけ (7)AJ内じ隷 :-7/シ ̄1ダ
l/。.
日 立 p(5ubstrate〕 n「Ep)撞
′n十 n+空
Si(〕∠ A/ 悍tlO ディジタルICの製法 図11Al附線を終わったペレット n(EpJ 図12 完 成 品 の 例 スを使用する。低融点ガラスを使う場合は,その材料のi選定と取扱 いが非常に重要である。特に熱的衝撃と高温高湿放置に対して,そ の信板度が確認されているガラスを使用しなけjtばな仁一)ない._、3.ディジタルICの製法
半導体ICの製法はアイソレーションの部分を除いて.Siプレー ナ・トランジスタの製法と基本的にほ同じである。図10は例と して,回路内の抵抗とトランジスタの断面を各工程ごとに示してい る。図のB&Rの拡散のときに同日こ如こAu拡散が行なわれる。 Al配線が終わったあとで個々の回岸糾よICテスタで■電気的牛川三カ■こ 検査される。その後1個1個のチップに切断分離され,良品となっ たチップのみがパッケージに-7ウソトされる。Al線の超音波ボンデ イソグに続いてパッケージのハーメティツク・シールが行なわれる。 ここで外観はできあがるが,以下に述べる各種試験を通過しなけれ ば完成占六とはならない。 叫 出評
2k 0.63k Gbd [瑚13(a) 三′ゝ 耐打 A B Yハ C n〕 n G d n 「-■11▲OG 廿 一 一耳ヨ
A B VA C D 図13(b) 1,75k 2・Ok 6.Ok 5.Ok Gnd l.75k 2.()卜 Bか一一失トー (二D D【)-1寸 l′し1( 図13(c) 6.Ok n【l \・7i、t・ F二 L対13(d) 第49巻 第8 号遠望
八 日 X 〔 U E Gn ti n 2 01F H D 202 F Gn H D 203 F Gn H D 204 F A B VA C D ‖い A B E A B E V A B Yハ C n〃 【n (1) グロス・リークを検出するための′ミブル試験 (2)マイナー・リークを検出するためのラジフロ試験 (3)√毒気的特性の試験 常温試験(静特性および動特性の全項目試験) 低温試験(-55℃における静特性試験) 高温試験(125℃における静特件.i式験) (4)信薙頁度試験 各ロットごとに機械的感度試験,高温■棚局.試験,および動作寿 命試験 これらの試験をすべて通過したものがICの完成品となる。 図11はAl配線を完丁したペレットの顕徴銘写妄亡を示し,また図 12は`ノ三成■1-「■の例である。4.電気白勺特性
4.1回路図とピン配置 開発したDl、Lシリーズ四品種の回路図とビン′配置を図】3に示し たっ 各回路の機能は下記のとおりである。 HD201F HD202IT HD203F HD204F Dua14-input Buffer Dua14--input Extender Quad2--input Gate Dua14-input Gate 図13でわかるようにHD201Fのインバータ回路はトーテンポー ル形になっていて,普通のゲートよりフアン・アウトがはるかに大 きい、。一60一
ア イ ジ ル IC 4.2 静 特 性 図】4は周り祁f.一し度をパラメータにしノたときの伝達特性(帆。一帆ut特 性)を示している.。これは論J判白J路のもっとも基本的な特性であっ て,"1”レベル,``0''レベルはもとより,温度が最悪状態のときの 雑音余裕度をも読み取ることができる.。開発したDTLICでは周囲 温度が一55℃∼+125℃の小のいかなる値になろうとも"1”レベ ルと"0”レベルが図の斜線内にあることが保証されている。 図15は周用温度をパラメータにしたときの出力特性(帆u.一ん】t特 性)を示したも♂)である「-、 5.0 4.0 ヒ3.0 ヒ1 てニ当
主2・0
1.0 ′? //ノ′′て′.一/ ーJJ〕G宗一 〕hN U ●Lo \'ll(,4.5\′r 0.5 1.0 入ルiに・「i三(1り 1.5 2.0 図14 各温度における伝達特性(HD203F) 2.0 ∫二 凹1.0 紳 -ト「 ∃三 P.G. 55C(二 25て: 125山c 10 20 30 40 f=J心7【こ rmAl 図15 出力特性(HD203F) Ⅴ。・乃 Ⅴ。山上 50 Ⅴぐ(て Jt工
岡16 ス ト_ソヰン ゾ時間測太三回終 末3 日 立 DTL IC(DTL)
開
発
859 4.3 スイッチング特性 まずスイッチング時間の測定回路を図1るに示す。,パルス発生器 からの方形波を最初のDTLを通し,その出力を被測定DTLICへ の入力とする。被測定DTLからの出力との相対関係から,立上り 時間,立下り時間および遅れ時間を測定する。図17にほシンクロ スコープ上の入出力波形を示している。通常の飽和形回路では,出 力が"0”レベルから"1”レベルに移るときに蓄積時問による遅れ が見られるが,われわれの開発した製品では,金拡散が最適灸件で 行なわれているために,遅れは非常に小さい。図柑には,各種スイ ッチング時間の温度依存性を示している。 4.4 電気的特性のまとめ 表3は重要な電気的特性を総括的に示している。本表は25℃に おける特性のみを示しているが,ある選ばれたパラメータでは,一55 ℃および+125℃においても,全数チェックされ,この温度範囲で 銑軸:50ns/div たて軸:1V/div 図17 DTLゲートの入出力波形 t/ 榊 (∽。+ 臣曽h人心㍉′†ぺ\
t。// t。氾 tr  ̄60+40-20 0 20 40 60 8010()120 温 度(nC) 図18 スイッチング時間の温度依存性(HD201F) の 電 気 的 特 性 l】 l単 位 供 給 てE 圧 回路消費電力(全回路ONのとき) フ ア ン ● ア ウⅠ 出プJ"1”レべノL jHノJ"0”レべ′+ 人力しきい伯"1” 入力しきい値"0” Propagation Delay 雑 音 余 裕 度 立 上 り 電 圧 リ ー ク 電 流 V mW ⅤⅤⅤV nSVV紳 4.5 ⊂J 9 2 1 5 3 0 HD201F typ. 5.0 56 5 5 ∩い 2 > IID202F 拉D203Fmin.1 typ.l max. min.1 typ.】max.
HD204F
min.】 typ.l max.
5.5 133 25 0.4 1.1 80 0.70 0.82 2.0 4.5 2.6 1.9 0.35 5.0 35 25 >0.5 5.5 62.5 8 0.4 1.1 80
ー61-4.5 2.6 1.9 0.35 5.0 17 25 >0.5 5.5 32.5 8 0.4 1.1 80860 昭和42年8月 表4 NAND何路による各種論理機能の実現 粍能 NANDllり路に上る仙J仁 NOT Ⅹ=Å A X AND X=A・B
畠
x nR Ⅹ二A+B 八 Ⅹ 11 AND-OR Ⅹ=A上i+CD 八 R Ⅹ C D AND-NOT X=A・B孟
Ⅹ nR-N()T Ⅹ=A+B A X B rlViredOR) フリッ7C・プロップ論
評
L′山 一、Ⅳ 一A一口U A n8 ハし 第49巻 第8-一拉 S C` は完全な動作が保証されている。5.DTLICの応用
DTLICは通常のディジタル・ソステムの中でもっとも広く使わ れている回路の一一つであるrl回路のスピードほ25ns(typical)で, 消費電力ほ5mW/Gateと非常に′トさく,また雑音余裕度は1V (typical)であるから計測制御棟器ヤー・般計笥機に適している〔, さて,ここで紹介したNAND・Gateを偵一つてシステムの論理を構 成する場合に,ゲートの結線をどうすればよいかを表4に示した。 このような基本的論理振作をもとにして,複雑なシステム枚能を構 成することができる。)たとえばフル・アダーを考えてみる。いま, 加えるべき2数をA,βとし,和を5,操上げをCとする。論理式で 表現すれば次のようになる。 5=jβC+AβC+AβC+AβC C′=AβC+AβC+月βC+AβC となる。図19はこのフル・アダーの機能をHD203Fで実現した場 合の結線の仕方を示したものである。このような場合にはGates/ chipの指数の高いHD203Fがもっとも適している仁「逆にゲートの数 よりも,入刀の数を多くしたい場合には,HD204F(4-input)を使う ほうが便利であり,HD202Fと組み合わせることによって8-input にもすることが可能であるこ、 図19 2偶のHD203Fによるフル・7ダ1一機能の実現d.結
ロ ディジタ/レICの開発に際し,もっとも標準的と思われるDTLを 選んでこれを完成した。ゲートのF垣ure of meritとして1/f㌔ ×J♪dが考えられるが,基本回路として修正DTLを採用すること により,凸七5mW/Gate,f♪イモ25ns/Gateという特性を得た。か なりきびしい周l相条件でも動作することを要するため,-55℃∼十 125℃の温度範囲に耐えるパッケージの構造,ボンディソグ方式が 採用され,また電気的特性もこの温度範囲で指定された範用になる ように設計されている。 なお本文においてDTLシリーズのゲート,バッファ,およびエ クスパンダについてのみの報告を行なったが,論兜のフレキシビリ ティをさらに増すためにフリップ・フロップ回路を上記シリーズに 加えることも可能である。動作モードはRS,JKいずれも可能であ F),多様性のある回路となるとともに,システムの設計および実装 も容錫となるし) DTLはTTLやCMLよりはスピードは遅いれ 消費電力はその いずれよi)も′トさく,したがって,超高速であることを賛しない通 常のディジタル・システムヘの応用としてはもっともバランスのと れた使いやすい回路であると思われる。しかし,さらに高速ICへの 要執ここたえるためTTLおよびCMLの開発も進めている。 参 茸 文 献 (1) R本電丁工業振興協会編超′J、型電了一同路,p.314(日嗣し141 年11月) (2)R.Bohn,R.Seeds:Electronic Design,August3(1964) (3)R.M,Burger,R.P.Donovan:FundamentalsofofSiliconIntegrated Device Technology(Vol.1),p.349(1967)
(4)W.M.Bullis:Solid State Electronics,Vol・9,p・143
(1966)
(5)F.A.Trumbore:BSTJ,Vol.39,January(1960)
(6)J.Doyle:Thin Film and SemiconductorIntegrated
Circuitry,p.191(1966)