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インドネシア経済の現状と今後 ― ジョコ政権発足後1年を迎え ―

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Academic year: 2021

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(1)経済・産業・実務シリーズ. 経済・産業・実務シリーズ. インドネシア経済の現状と今後 ―ジョコ政権発足後1年を迎え―. 藤 江 秀 樹 目 1.はじめに 2.インドネシアの概要 3.経済 4.日系企業進出状況. 次 5.消費市場 6.ビジネスの課題 7.ジョコ政権の方向性 8.終わりに. 本日は、主に日系企業の進出を支援してきた経. 1.はじめに. 験から、投資環境という側面を中心にインドネシ. 2010年9月から15年3月までジャカルタで主. ア経済についてお話ししたい。. に日系企業の進出支援を担当したが、その4年半 は、まさに日系企業による「第三次進出ブーム」 に沸いた時期だった。インドネシアに注目が集ま. 2.インドネシアの概要. った背景には、ASEAN最大の市場、安定した政治・. インドネシアは2億4千万人(世界第4位)の. 経済・社会情勢があった。JETROジャカルタ事. 人口を抱える、平均年齢28 ~ 29歳の若い国であ. 務所の来訪者は、10年は年間1,000人程だったが、. る。名目GDPは8,865億ドル(14年世界第16位). 11年には3,000人、12年以降は4,500人と急増し. で、ASEAN唯一のG20メンバー国である。一人. ており、相談の内容は巨大市場の将来性を目指す. 当たりGDPは、耐久消費財の消費爆発が起こる. ものが9割を占めている。業種別には、自動車・. と言われる3,000ドルのラインを10年に突破し、. 二輪車関連が多かったが、近年、製造業から非製. 14年時点で3,531ドルに到達している。日本で言. 造業に広がりを見せている。. うと1970年代の水準である。人口、面積、名目. 藤江 秀樹(ふじえ ひでき) 日本貿易振興機構(ジェトロ)海外調査部アジア大洋州課 課長代理。2010年9月から 15年3月までジャカルタ事務所勤務。15年4月から現職。海外調査部アジア大洋州課で インドネシアのマクロ経済・市場・制度調査を担当。編著に「インドネシア経済基礎知識」 (ジェトロ、14年)がある。 (本稿は2015年11月10日に日本証券アナリスト協会で開催された講演会の要旨である。 ). 52. 証券アナリストジャーナル 2016. 2.

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