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11. 特定輸出申告制度の活用 (1) 全所工場 / 全製品で特定輸出申告を行う税関承認を取得 2007 年 4 月 輸出入管理委員会立上げ 2007 年 8 月 トラクタ / エンジンの主力輸出拠点である筑波工場での 承認取得準備開始 2008 年 1 月機械メーカーとして初めて特定輸出者の承認

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(1)

AEO(Authorized Economic Operator)

への取り組みと、物流改善

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11. 特定輸出申告制度の活用 (1) 全所工場/全製品で特定輸出申告を行う税関承認を取得。 2007年4月 輸出入管理委員会立上げ 2007年8月 トラクタ/エンジンの主力輸出拠点である筑波工場での 承認取得準備開始 2008年1月 機械メーカーとして初めて特定輸出者の承認 2008年4月 筑波工場で特定輸出申告開始 2008年末 堺・臨海・枚方へと展開し、工場バンニング対象製品を 全てカバー 2009年9月 宇都宮扱いの全製品(CKD部品を含む)に関し承認取得

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12. 特例輸入申告制度の活用 (1) 全所工場/全製品で特例輸入申告を行う税関承認を取得。 2010年3月 準備開始 2011年3月 特例輸入者の承認 2011年8月 自社での特例輸入申告開始 対象は梱包資材の戻り/サンプル機・部品など約900件/年 2012年2月 補修部品/製造用部品の輸出入を取り扱う弊社子会社 クボタマシナリートレーディング㈱も特例承認取得。

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13. AEO制度活用のメリット(1) AEOとしての直接的なメリット(審査・検査の免除等)だけでなく、AEO承認取得 や維持作業の過程において、業務の棚卸と見える化を進めることで、課題が浮 き彫りになり、業務改善につながった。 <AEO制度取り組みの効果> ①物流改善活動に展開、コスト削減を実現 ②輸出入者としての安心感を取得 ・税関殿との緊密かつオープンなコミュニケーション

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13. AEO制度活用のメリット(2) AEOとしての直接的なメリット(審査・検査の免除等)だけでなく、AEO承認取得 や維持作業の過程において、業務の棚卸と見える化を進めることで、課題が浮 き彫りになり、業務改善につながった。 <物流改善事例> ①輸出入申告の自社通関の実施 ・税関殿との緊密且つオープンなコミュニケーション ・コスト削減 ②自社システム(K-WINC)による船積業務一元管理 ・業務工数の削減 ・データの共有による誤輸送防止 ③コンテナラウンドユース・筑波コンテナデポ ・民間企業で協力、CSRの実現 ④KS/RA制度対応

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14. 物流改善事例

①輸出入申告の自社通関の実施

(1)これまで通関業者に委託していた輸出申告業務を、ほぼ全量 自社で実施する体制を構築 ⇒ 輸出自社通関実績 2013年度 99.4 % 13,976件 輸入自社通関実績 2013年度 80.0 % 5,000 件(概算) 【業務フロー】 効果: ・日業業務に通じ、税関殿との緊密かつオープンな関係を構築 ・コスト削減 ◆輸出 年間約20,000件/4名で対応

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14. 物流改善事例

②自社システム(K-WINC)による船積業務一元管理

(1) 通常のケース ① 海貨業務 (a) 輸出 通関/船積書類作成/船荷証券発行/ コンテナ陸送/倉庫/梱包 等 (b) 輸入 通関/DO交換(運賃立替)/コンテナ陸送/倉庫 *各業務を物流業者一括して委託

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14. 物流改善事例 効果:船積書類のデータベース化による業務工数の削減 共通データをBOOKING~船積指示~通関に利用し、間違いを防ぐ (2) クボタのケース(海貨業者不在) ① 輸出 ② 輸入 (a) 通関業務(自社) (a) 通関業務(自社) (b) 船積書類作成業務(自社) (b) DO交換・運賃支払い(自社) (c) 船荷証券発行業務(自社) (c) コンテナ輸送業務(自社) (d) コンテナ輸送業務(他社) (d) 倉庫業務(他社) (e) 倉庫業務(他社) (f) 梱包業務(他社) (g) 手仕舞い業務(自社・IT化) * 業務を細分化し、個々に業者選定及び自社対応。 (コンテナ陸送業務は KBSクボタに委託) * D/R、バン詰め指示書、コンテナP/Uオーダー、搬入票、危険物明細書作成 も自社システムで自動作成。船積み書類・データは輸入者へ自動送信。

②自社システム(K-WINC)による船積業務一元管理

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)- 共同事業者紹介 (輸出者) 株式会社クボタ (1社) (輸入者) 株式会社東芝、株式会社アシックス、株式会社イトーヨーカ堂、 株式会社オートウェイ、キリンビール株式会社、 SABIC イノベーティブプラスチックスジャパン合同会社、 サントリービジネスエキスパート株式会社、株式会社ジョイフル本田、 シャープトレーディング株式会社、ナイキジャパン 合同会社、 (10社)

(船会社) NYK CONTAINER LINE 株式会社、株式会社 MOL JAPAN、 株式会社ケイラインジャパン、株式会社韓進海運、

AMERICAN PRESIDENT LINES,LTD.、

ORIENT OVERSEAS CONTAINER LINE LIMITED、

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)- 共同事業者紹介 (内陸コンテナターミナル事業者:ICT) ケービーエスクボタ株式会社、みなと運送株式会社 (2社) (輸入海貨業者、コンテナ陸送業者) 山九株式会社、吉田運送有限会社 (2社) (事業体制構築支援) 茨城県 (1自治体)

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)- 目的・背景 ①事業活動 (1) コスト削減 (2)荷役作業の定時率向上 ②CSR活動 (1) CO2削減 (2) 東京港の抱える問題解決→CY・周辺道路の混雑緩和 (モデルケース) (a) コンテナの搬出入数を削減(空コンテナ) (b) 運送会社支援(事業/雇用確保、運転手労働状況改善)

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 ①オン・シャーシでの海上コンテナラウンドユース推進 (1) 自社輸入コンテナの利用(2008~) 製造拠点 筑波工場 住所 茨城県つくばみらい市 最寄駅 つくばエクスプレス みどりの 最寄IC 常磐道 谷田部IC (車で10分) 製品 トラクタ/ディーゼルエンジン 輸出コンテナ 約10,000本/年 (20’:40’:40’HC=1:1:8) (米:欧:亜=2:1:1) 輸入コンテナ 約600本/年(100%ラウンドユース実施)

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 ①オン・シャーシでの海上コンテナラウンドユース推進 (2) 他輸入者(異業種他社)殿との協力 東芝殿(2010~) アシックス殿/ナイキ殿(2011~)

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 ①オン・シャーシでの海上コンテナラウンドユース推進 (3) オペレーション・イメージ 〔通常〕 輸出入者 工場・倉庫 東京港 コンテナヤード 東京港 コンテナヤード 輸出入者 工場・倉庫 CYでの4回分の搬出入が2回に削減される。 〔同一輸出入者によるR/U〕 東京港 コンテナヤード 輸出者 工場・倉庫 輸入者 工場・倉庫 〔異なる輸出入者によるR/U〕

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 ①オン・シャーシでの海上コンテナラウンドユース推進 (4) 課題 (a) 事業者間の信頼関係 (業際の設定、リスク/メリットの折半、等) (b) 船社・コンテナサイズの統一 (c) 日程調整(日にち/時間) ⇒⇒⇒ マッチング率が向上しない (ラウンドユース実施数/輸出数=約30%)

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 ②内陸コンテナターミナル(ICT)を活用した海上コンテナラウンドユース推進 (1) ICTへの期待 (a) マッチング率の向上(日程調整/コンテナメンテナンス) (b) 責任の明確化(船社の公式な空コンテナ搬出入基地) (2) これまでのICTの課題 (a) 計画的な在庫管理が難しい(コンテナ不足/滞留) (b) 必ずしもコスト削減に繋がらない (c) 利用船社数が限定的

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 ②内陸コンテナターミナル(ICT)を活用した海上コンテナラウンドユース 推進 (3) ICTの課題解決策(輸出入者の連携) (a) 計画的な在庫管理が難しい(コンテナ不足/滞留) ⇒ (aa) 輸出入者双方が予定を開示 (bb) 輸出予定に合致するコンテナを搬入 (cc) 無償保管は2週間程度 (b) 必ずしもコスト削減に繋がらない ⇒ (aa) 輸入空コンテナをICTへ運搬したトラックは 搬入済み別コンテナの輸出で必ず使用 (c) 利用船社数が限定的 (a)(b)2回の マッチング作 業をICTが実 施

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 ②内陸コンテナターミナル(ICT)を活用した海上コンテナラウンドユース推進 (3) ICTの課題解決策(輸出入者の連携) (d) ICT事業者の選定 みなと運送株式会社つくば支店(旧TICT) 最寄IC 常磐道 谷田部IC (車で3分) (e) 共同事業者の確保 (aa) 荷主意見交換会 (bb) 船会社、海貨業者、陸送業者 (cc) 自治体 ⇒⇒⇒ 空コンテナの分布/事業者の情報が不足(課題)

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 ②内陸コンテナターミナル(ICT)を活用した海上コンテナラウンドユース推進 (4) オペレーションイメージ (a)輸入者よりコンテナ搬入情報入 手 (b)輸出予定と合致するコンテナを ICTへ返却依頼 (この際、必ず 搬入日の翌日~2週間以内に 輸出される予定と紐付を行う為 、 コンテナは絶対滞留しない) 東京港 コンテナヤード ⇒1つ目のマッチングを実施 輸入者 工場・倉庫 インランド コンテナターミナル 〔ICT利用のラウンドユース事例①〕 輸出者 工場・倉庫 コンテナをICT 搬入翌日以 降に輸出で使 用。

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 ②内陸コンテナターミナル(ICT)を活用した海上コンテナラウンドユース推進 (4) オペレーションイメージ (c)空コンテナ返却後のトラックに、 ICTに搬入済み/同日荷役予定 の別空コンテナを積み替え、輸出 貨物の輸送に必ず使用する。 ⇒2つ目のマッチングを実施 実入りコンテナ 空コンテナ 東京港 コンテナヤード 輸入者 工場・倉庫 インランド コンテナターミナル 〔ICT利用のラウンドユース事例①〕 輸出者 工場・倉庫 コンテナをICT 搬入翌日以 降に輸出で使 用。 空コンテナ搬 入トラックを必 ず輸出に使 用。

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 ②内陸コンテナターミナル(ICT)を活用した海上コンテナラウンドユース推進 (5) オペレーションイメージ (c)空コンテナ搬入日に輸出出荷 作業が無い場合、及び空コンテナ 搬入トラックが急ぎ東京港に戻る 必要がある場合、前日までに実入 コンテナをICTに準備しておく。 ⇒ICT/工場間輸送、並びに実 東京港 コンテナヤード 入コンテナの積み下ろし費用は 輸入者 工場・倉庫 インランド コンテナターミナル 〔ICT利用のラウンドユース事例②〕 輸出者 工場・倉庫 ICTからの搬 出前日までに 実入コンテナ 準備。

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 実入りコンテナ 空コンテナ ②内陸コンテナターミナル(ICT)を活用した海上コンテナラウンドユース推進 (5) オペレーションイメージ (d)2つ(3つ)のマッチング作業はICT 事業者が実施 (e)コストメリットは輸入者/輸出者/ 陸送業者/ICT事業者でシェア 東京港 コンテナヤード 輸入者 工場・倉庫 インランド コンテナターミナル 〔ICT利用のラウンドユース事例②〕 輸出者 工場・倉庫 ICTからの搬 出前日までに 実入コンテナ 準備。

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-共同事業内容 ICT 輸入 輸入 輸入 輸入 輸入 輸入 輸入 輸入 輸入 輸出

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-実績 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 通常のラウンドユース本 ①海上コンテナラウンドユース実施本数 (2013年度見込) ICT未搬入 約150本/月 ICT搬入 約300本/月 (2014年度目標) ICT未搬入 約150本/月 ICT搬入 約400本/月 コンテナマッチング率向上(例:東芝殿)

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14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-実績 ②ラウンドユースを実施した車両のCO2排出削減(対前年比) (2013年度見込) 計725トン/年 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 削減率(%) 削減率(%)

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Global IT Management Dept. 14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-最後に 40 ①本事業の意義 (1) 新規性・努力度 (a) 22の企業・自治体との協力 (2) 公共性(事業活動と両立) (a) 東京港及び周辺道路の問題解決のモデルケース (3) 発展性 (a) 他のエリアでの実施が可能 ⇒ ⇒ ⇒ 各事業者のCSR活動への意識

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Global IT Management Dept. 14. 物流改善事例(③コンテナラウンドユースの推進)-最後に 41 ②今後について (1) 本事業の更なる推進(より多くの荷主企業/物流業者との協力推進) (a) 本事業(筑波ICT)自体の拡大 (b)他エリアへの展開(海外、北関東/関西、常陸那珂港、、、) (c) コンテナシェアリング/リースコンテナ/ 45’コンテナの流通 (2) 共同事業者とのその他物流改善協力(海外での物流改善協力、等) (3) 官民一体による推進 (a) 省庁/地方自治体/民間企業 (船社/海貨業者/陸送業者/荷主/NACCSセンター) (b) シンポジウム/協議会/意見交換会/HP・・・・

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14. 物流改善事例

④KS/RA制度対応

(1)米国国土安全保障運輸保安庁(TSA)は、航空貨物のセキュリティ強化を目的とし、 「米国向け旅客便搭載貨物に対する100%スクリーニングの義務付けを2012年12 月13日から実施すると発表。 ⇒輸送L/Tの大幅な延長、検査費用増が見込まれた (2)クボタでは、スクリーニング回避の為、AIR貨物取扱場所についてAEO追加認証を 取得(税関殿と国交省殿との調整により)。 ・セキュリティ対策等も含めた業務手順書/マニュアル整備 ・2012年11月航空代理店との合意書締結(2013年5月31日まで認定輸出者として スクリーニング回避の為) ・2013年5月航空貨物取扱施設20ヶ所についてAEO追加認証を取得し、 10社の航空フォワーダーより「特定荷主」として認定を受けた。 ⇒ AEO認証を取得することで、今までと変わらないL/TとコストでのAIR貨物 出荷が可能となった。

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15. AEOとして税関殿に期待する事 「保税搬入原則見直し」(11年10月施行)等、AEOのベネフィットが 相対的になくなりつつある。 ⇒AEOのベネフィットとして、輸出入申告に関する更なる利便性を期待する ・輸出:輸出報告制度の導入→輸出報告を翌月一括で行う ・輸入:引き取り申告制度の簡素化→輸入申告内容の簡素化 メリット・・・通関申告作業工程の大幅削減 申告作業の平準化 提案

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参照

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この届出者欄には、住所及び氏名を記載の上、押印又は署名のいずれかを選択す

67 の3−12  令第 59 条の7第5項の規定に基づく特定輸出者の承認内容の変 更の届出は、

輸出入貨物の容器輸出申告 関基 67-2-12⑴、⑵ 輸出入貨物の容器輸入(納税)申告 関基 67-2-12⑴、⑵ 当事者分析成績採用申請(新規・更新・変更)

( (再輸出貨物の用途外使用等の届出) )の規定による届出又は同令第 38 条( (再輸 出免税貨物の亡失又は滅却の場合の準用規定)

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