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(2)少年期(7~18歳)
1)生活習慣の状況 ①朝食について 「朝食を毎日食べる」と答えた割合は、 小中学生共に平成 15 年と比較すると、平成 20 年は 80%以上に増加していた。高校生も朝食 を摂る割合がやや増加している。学年が進む につれ朝食をとる割合の減少傾向がみられ る。(図 1) また、朝の気分が「いつもすっきりしてい る」と答えた割合は、平成 15 年と比較すると 小中学生では少なくなり(図 2)、朝食を家族 と食べる割合は小学生では 84.7%、中学生で は 64.6%であった。(図 3) 朝食を食べない 理由は小学生は「食欲がない」中学生は「時 間がない」が最も多かった。 図1 朝食を毎日食べますか (資料:地域福祉計画住民意識調査) 図2 朝の気分 (資料:地域福祉計画住民意識調査) 図3 朝食は誰と食べますか (資料:健康な生活のためのアンケート) ②排便について 「毎日排便がある」と答えた割合は、 平成 21 年度は、小学生は 54.3%中学生 は 56.1%で平成 16 年度より多くなっ ていた。(図 4) 図4 排便はありますか (資料:健康な生活のためのアンケート)90 ③睡眠時間について 平日の就寝時刻は学年が進むほど午後 10 時以降が多くなっていた。(図 5)中学生で は寝る時刻が遅くなり、睡眠時間が 7 時間未満の生徒が 26.7%であった。(図 6、7) 図5 平日の就寝時刻(平成 21 年度) (資料:健康な生活のためのアンケート) 図6 中学生の就寝時刻の推移 (資料:健康な生活のためのアンケート) 図7 1 日の睡眠時間 (資料:健康な生活のためのアンケート) ④親子のコミュ二ケーション等について 学年が進むにつれ「親とよく話す」と答 えた割合が減少している。中学生では平成 15 年に比べ、平成 20 年では「親とよく話 す」割合が増加している。(図 8) また、中・高校生では約 6 割が「自分の 気持ちをコントロールできなくなること がある」と答えている。(図 9) 学年が進むにつれ「心配なことや悩み事 がある」割合が増えている。(図 10) 83.4 83.5 69 74.4 67.8 66.2 13.5 14.3 26 23.5 26.7 27.9 3.1 2.2 5 2.1 5.5 5.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% H15小学生 H20小学生 H15中学生 H20中学生 H15高校生 H20高校生 よく話す 時々話す ほとんど話さない 図8 親と話しますか (資料:地域福祉計画住民意識調査)
91 対象学年 内容 平成 16 年度 小学 3~6 年生 74 人、中学 1 年生 120 人 ・講義「たばこの害について」 ・たばこの害に関する実験 (マイルド君の実験) ・実験の感想 ・アンケート 平成 17 年度 小学 6 年生 55 人、保護者 20 人 平成 18 年度 小学 3~6 年生 91 人、中学 1 年生 105 人 平成 19 年度 小学 3~6 年生 16 人、中学 1~3 年生 165 人 平成 20 年度 小学 5~6 年生 174 人、中学 2 年生 106 人 保護者 40 人 10.2 8.7 8.9 8.5 48 53.2 50.2 51.5 41.8 38.1 40.9 40 0% 20% 40% 60% 80% 100% H15中学生 H20中学生 H15高校生 H20高校生 ない 時々ある よくある 図9 自分の気持ちをコントロール できなくなることがありますか (資料:地域福祉計画住民意識調査) 図10 心配なことや悩み事がある子 の割合 (資料:地域福祉計画住民意識調査) ⑤喫煙防止の取り組み 奥越健康福祉センターの「奥越喫煙対策推進事業」の一環で、児童生徒が喫煙の健康へ の影響について正しく理解し、「たばこを吸わない」または「受動喫煙のない環境づくり」 を自らが行えるよう喫煙防止教育を実施した。(表 1) また、保護者会に併せて児童生徒への喫煙防止教育を実施することで、保護者が子ども たちと共に「たばこの害」について学び、各家庭において喫煙予防に取り組んでいくため の意識付けを行った。 表1 ⑥携帯電話・パソコンの状況について 携帯電話については、小学生・中学生と もに「使っていない」が一番多かった。小学 生 で は 携 帯 電 話 を 使 用 し て い る 児 童 が 17.1%おり、4 年生以上で増加している。(図 11) 中学生では 21.3%が使っていて、女 子は自分の携帯電話を持っている生徒が多 かった。 図11 携帯電話を使っていますか (資料:健康な生活のためのアンケート)
92 平日に家でパソコンを「ほとんど しない」割合は、小学生では 81.5% 中学生では 53.5%であった。一方 中学生で 2 時間以上している生徒 は 18.6%で学年が進むにつれてパ ソコンをする時間が増えている。 (図 12) 図12 平日家でパソコンをする時間 (資料:健康な生活のためのアンケート) 2)健康状況 ①肥満 小学校男子の肥満度 30%以上の割合 は、平成 17 年度から毎年減少している。 (図 13)中学生男子の肥満度 30%以上 の割合が、平成 16 年度に比べ平成 20 年度では全学年で減少している。(図 14) 高校生では、肥満度 20%以上の生徒 が男子に多く、女子は横這いであるが、 男子は増加している。(図 15) 8.6 7.5 8.5 7.4 5.1 3.6 3.2 4.0 2.8 2.9 3.5 3.2 0 2 4 6 8 10 H15 H16 H17 H18 H19 H20 % 男子 女子 図13 肥満度 30%以上の推移(小学校) (資料:勝山市児童・生徒の退位、体力) 図14 肥満度 30%以上の割合(男子) (資料:勝山市児童・生徒の退位、体力) 11.1 3.6 3.1 11.1 6.6 9.2 8.4 8.9 6.0 1.1 2.1 3.3 3.8 8.1 2.7 7.8 6.1 5.8 0 2 4 6 8 10 12 小学1年 2年 3年 4年 5年 6年 中学1年 2年 3年 % H16 H20
93 図15 肥満度 20%以上の推移(高校生) (資料:福井県教育委員会) ②痩せすぎ 高校生男子は肥満度マイナス 20%以上の割合が横ばいであるが、女子は増加傾向にある。 (図 16)学年がすすむごとにダイエットに興味がある割合が増えている。(図 17)また、「ダ イエットをしたことがある」「現在している」生徒は、平成 20 年度は、小学生で 18.5% 中 学生で 28.9%、高校生では 39.7%であった。(図 18) 4 5.3 4.3 4 5.4 4.8 2.5 5.2 5 7.4 5.5 6.1 2 4 6 8 H15 H16 H17 H18 H19 H20 % 男子 女子 図16 肥満度-20%以上の推移(高校生) (資料:福井県教育委員会) 図17 ダイエットに興味がありますか (資料:地域福祉計画住民意識調査) 図18 ダイエットをしたことがありますか (資料:地域福祉計画住民意識調査) 8.0 10.0 10.3 10.1 11.1 6.4 4.6 3.3 4 4.7 0 2 4 6 8 10 12 H16 H17 H18 H19 H20 % 男子 女子
94 ③視力 中学生女子の裸眼視力 0.2 未満の割合が多く、男子は平成 20 年度に減少しているが女 子は増加している。(図 19)高校生は矯正視力 0.2 未満の割合が平成 20 年度に急増して いる。(図 20) 図19 中学生の裸眼視力 0.2 未満の推移 (資料:勝山市児童・生徒の体位、体力) 図20 高校生の裸眼視力 0.2 未満の推移 (資料:勝山市児童・生徒の体位、体力) ④むし歯・歯周疾患 小中学生のむし歯の保有率は年々減少している。(図 21)一方小学生の処置完了率は、平成 20 年度で 33.8%と低率である。(図 23)また、小学校低学年から歯周疾患がみられるが、近 年減少傾向にある。(図 22) 図21 むし歯の保有率 (資料:勝山市児童・生徒の体位、体力) 7.5 7.8 5.3 5.5 4 6 8 10 H17 H18 H19 H20 % 図22 小学生の歯周疾患(要観察を含む) 割合 要観察を (資料:勝山市児童・生徒の体位、体力) 図23 小学生の歯科健診結果 (資料:勝山市児童・生徒の体位、体力) 28.5 29.4 30.2 30.6 31.2 21.4 40.1 37.0 40.7 40.3 38.4 42.0 20 25 30 35 40 45 H15 H16 H17 H18 H19 H20 % 男子 女子 8.9 8.4 5.5 10.6 5.8 4.6 4.6 8.7 4 6 8 10 12 H17 H18 H19 H20 % 男子 女子 70.2 71.1 67.8 65.6 57.1 51.4 44.7 45.2 73 75.9 72 66.1 40 50 60 70 80 90 H17 H18 H19 H20 % 小学生 中学生 高校生
95 3.2 3.7 3.3 4.1 2.8 1.5 1.7 8.4 8.0 10.1 9.1 6.8 5.6 7.0 11.3 9.8 9.5 7.0 4.8 4.4 7.2 6.9 7.1 6.4 5.0 3.9 4.0 10.5 10.7 10.5 10.6 9.2 14.3 0 2 4 6 8 10 12 14 16 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 % 結膜炎 鼻炎 皮膚炎 喘息 その他 ⑤アレルギーについて 小学校でその他のアレルギー疾患(花粉症・食物アレルギー等)が平成 20 年度に増加 している。(図 24)中学生ではどの疾患も横ばいであった。(図 25)また、高校生は皮膚 炎と喘息が平成 18 年から増加している。(図 26) 図24 小学生のアレルギー性疾患の推移 (資料:勝山市児童・生徒の体位、体力) 3.1 2.0 2.4 3.6 4.2 2.8 2.8 9.9 9.0 7.9 10.6 9.9 7.2 9.4 8.8 6.5 7.7 9.6 5.1 6.2 5.4 4.3 5.0 5.3 6.0 3.8 3.1 3.6 12.2 13.8 17.3 11.0 14.1 14.3 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 % 結膜炎 鼻炎 皮膚炎 喘息 その他 図25 中学生のアレルギー性疾患の推移 (資料:勝山市児童・生徒の体位、体力) 3.7 3.1 2.8 1.4 7.1 9.2 1.8 2.3 3.3 2.1 3.9 5.6 0 2 4 6 8 10 H15 H16 H17 H18 H19 H20 % 皮膚炎 喘息 図26 高校生のアレルギー性疾患の推移 (資料:福井県教育委員会) ⑥貧血 中学一年生を対象に貧血検査 を実施している。女子に比べ男 子の方が貧血(要経過観察を含 む)の割合が多く、平成 20 年度 は 16.4%である。(図 27) 26 13.2 6.6 5.3 16.4 7.9 5.8 1.8 1.6 3.9 0 5 10 15 20 25 30 H16 H17 H18 H19 H20 % 中1 男子 中1 女子 図27 貧血の割合の推移 (資料:勝山市児童・生徒の体位、体力)
96 ⑦麻しん風しん予防接種の状況 麻しんは、近年大学等で集団発生がみられ増加傾向にある。平成 20 年度から麻しん風 しんの抑圧を目的に、幼児期の第 1 回目の接種に加え中学 1 年生と高校 3 年生相当の年齢 の者に第 3 期、4 期の定期接種を 5 年間行うことになった。青年期に麻しんに罹患すると 重症化しやすく、流行を阻止するためには予防接種率を 95%以上に上げることが必要で ある。(図 28、29) 麻しん風しん 混合(MR) 予防接種者 98.7% 麻しん予防接 種者 0.4% 未接種者 0.8% 図28 第 3 期麻しん風しん予防接種状況 (平成20年度) (資料:健康長寿課) 麻しん風しん 混合(MR) 予防接種者 94.8% 風しん予防接 種者, 0.3% 未接種者, 4.8% 図29 第 4 期麻しん風しん予防接種状況 (平成20年度) (資料:健康長寿課) ⑧性感染症 福井県の 10 歳代の人工妊娠中絶数は、大幅に減少していた。(図 30)また、性感染症者にお ける 10 歳代の割合は、平成 19 年度はクラミジアが 10%前後、エイズウイルス感染者は 3.6%、 淋病は 0%で、平成 15 年に比べ減少していた。(図 31) 170 140 127 128 110 130 150 170 H16 H17 H18 H19 件 図30 福井県人工妊娠中絶数の推移 (20 歳未満) 図31 福井県性感染症者における 10 歳代の割合 (資料:福井県の母子保健) (資料:福井県感染症発症動向調査)
97 ⑨保健室での相談活動状況 保健室での相談活動は、平成 19 年度は小中学生とも減少している。(図 32)保健室登 校者は、平成 18 年度に中学生で特に増えている。(図 33) また、不登校の生徒は中学生に多くなっている。(図 34) 図32 保健室での相談活動状況(延人数) (資料:勝山市児童・生徒の体位、体力) 図33 保健室登校者の状況(実人数) (資料:勝山市児童・生徒の体位、体力) 図34 不登校児童・生徒数の状況(率) (資料:勝山市教育委員会) 29 128 169 51 135 40 132 132 85 138 0 50 100 150 200 H16 H17 H18 H19 H20 人 小学生 中学生