(1)全国 2,000 人に対する日本の財政・社会保障制度に関する調査
月収が最低限度の必要額を下回っているという人が 3 割超
財政とセーフティネットの危機は歳出削減、制度運営の効率化、格差是正で回避
ノルド社会環境研究所(本社:東京都中央区、代表取締役:久米谷弘光)は、日本の財
政や社会保障制度の危機に関する一般生活者の意識調査を実施しました。本調査は、全国
の20 歳以上の男女個人 2,000 人(有効回収)を対象として、7 月中旬に Web アンケートで
行ないました。
z 月収が最低限度の必要額を下回っているという人が 3 割超
「あなたの世帯が、いま健康で文化的な最低限度の生活をするのに必要な月々の収入」
を尋ねたところ、平均29.6 万円(平均世帯人員は 3.1 人)との回答を得ました(図 1-1、
図1-2)。その上で、「いまの実際の月収は、その最低限度額に比べてどうですか」と尋ねた
ところ、全体の31%が「最低限度額を下回っている」と回答しています(図 2)。世帯年収
別でみると300 万円未満の世帯(全体の 18%)では実に過半数の 56%が「最低限度額を下
回っている」と回答しています。
z 老後の生活の最低必要額は平均で月 21 万円 公的年金でまかなえるのは「50%
未満」という人が 6 割超
「あなたが老後を迎えたとき、健康で文化的な最低限度の生活をするのに必要な1人あ
たりの月々の収入」を尋ねたところ、その額は平均で月20.7 万円となっています(図 3)。
さらに「自分が老後を迎えたとき、実際に公的年金でまかなえる額はそのうち何%だと思い
ますか」と尋ねたところ、「25%未満」(36%)が最も多く、「25%以上~50%未満」(31%)
と回答した人と合わせると、67%の人は、公的年金だけでは老後の生活に最低必要な額の半
分もまかなえないと考えていることになります(図4)。
z 国や地方の借金が多いことは 8 割以上が認知している
「国及び地方の長期債務残高は2008 年度末見込みで 778 兆円(国民1人当たり 610 万
円)」などの数字を提示して、その認知を尋ねたところ、「だいたいの数字を含めて知って
いた」という人は 21%です(図 5)。「具体的な数字は知らなかったが、借金が多いのは知
っていた」(63%)という人と合わせて、全体の 8 割以上が借金が多いことは認知していま
す。
z
債務返済のためには「思い切った歳出削減」と「高額所得者の税負担増」を
さらに、「このような国や地方の債務(借金)の返済について、あなたはどのようにお考
えですか」と尋ねました。最も多い回答は「思い切った歳出削減を行い、できるだけ増税
なしで返済していくべき」で、36%を占めています(図 6)。続いて「企業や高額所得者か
らの税負担を増やして返済していくべき」(21%)となっています。
(2)z 公的年金・医療保険制度の維持のためには「制度運営の効率化」と「高額所得
者の税負担増」
公的年金・医療保険制度の維持のための方策として望ましい方法について、選択肢を提
示して回答してもらいました(図 7)。最も多い回答は「制度運営の効率化(人員削減・合
理化等を含む)」(59%)です。次に多いのは「保険料の増額(高所得者の負担を高くする
累進的な増額)」(38%)です。ただし、世帯年収が 1,500 万円以上の人だけで見ると「保
険料の増額(高所得者の負担を高くする累進的な増額)」は 19%となっており、「税金の投
入」(24%)、「給付の減額・抑制」(20%)を下回ります。
z ぜいたく品、たばこ、高額所得者への課税などによって財源を確保
「財政再建や年金、医療保険など社会保障制度の維持が、歳出削減や制度運営の効率化
の努力だけでは不可能な場合、財源確保のための税源等としてふさわしいものはどれだと
思いますか。」と尋ねたところ、最も多いのは「ぜいたく品に対する物品税の課税」(62%)
となっています(図8)。その他の回答では「たばこ税のアップ」(56%)、「高額所得者の所
得税や住民税などの個人所得課税のアップ」(54%)が 50%を上回っています。
z 3 分の1以上が自身の支払っている住民税や社会保険料を知らない
「あなたは、現在ご自分の負担している所得税の税率または税額をご存知でしたか。」と
尋ねたところ、「住民税や社会保険料などと合わせて給与から天引きされる控除額の合計は
知っていたが、所得税率や税額は知らなかった」が41%で最も多いという結果でした。「住
民税や社会保険料などと合わせた控除額合計もよくわからない」も36%と、実に 3 分の1
以上となっています(図9)。
z 高額所得者への課税 3000 万円以上なら現行税率より高く
望ましい財政危機・社会保障制度の維持のための方法については、「歳出削減」「制度運
営の効率化」のほかに、「高額所得者からの税負担や、保険料を重くするべき」という回答
も多く見られます。
所得税の税率構造の推移(図10)を見ると、最高税率は昭和 47 年の 75%から徐々に下
げられ、平成11 年には 37%(課税所得 1800 万円以上)まで下げられました。現行でも 40%
(課税所得1800 万円以上)と、かつてに比べると低めに設定されています。
そこで、「あなたが年間の課税所得金額(各種所得控除を差し引いた後の金額) が 1000 万
円以上の高額所得者になったと仮定した場合、所得税率として何%くらいの税率なら負担し
ていいと思いますか。」と尋ねたところ、課税所得が1000 万円の場合、2000 万円の場合(現
行の所得税率はそれぞれ 33%、40%)は、現行の税率とほぼ同じか、より低い税率を回答
した人が多くなっています(図11)。
ただし、課税所得が 3000 万円と仮定した場合は「50%以上~55%未満」という回答が
18.1%と最も多く、現行の税率(40%)を上回る、5 割以上でも許容できると考えている人
も、少なからずいることがわかります。
(3)図 1-1:健康で文化的な最低限度の生活をするのに必要な月収額(一世帯あたり)
問: あなたの世帯が、いま健康で文化的な最低限度の生活をするのに必要な月々の収入(税金や社会保険料を
除いた手取り額)はいくらくらいですか。具体的な月額を万円の単位でご記入ください。
平均
29.6万円/月
(平均世帯人員
3.1人)
2
5
8
17
13
24
6
10
12
0% 10% 20% 30%
10万円未満
10万円以上 15万円未満
15万円以上 20万円未満
20万円以上 25万円未満
25万円以上 30万円未満
30万円以上 35万円未満
35万円以上 40万円未満
40万円以上 45万円未満
45万円以上 全体 (N=2000)
平均
29.6万円/月
(平均世帯人員
3.1人)
2
5
8
17
13
24
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0% 10% 20% 30%
10万円未満
10万円以上 15万円未満
15万円以上 20万円未満
20万円以上 25万円未満
25万円以上 30万円未満
30万円以上 35万円未満
35万円以上 40万円未満
40万円以上 45万円未満
45万円以上
2
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8
17
13
24
6
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0% 10% 20% 30%
10万円未満
10万円以上 15万円未満
15万円以上 20万円未満
20万円以上 25万円未満
25万円以上 30万円未満
30万円以上 35万円未満
35万円以上 40万円未満
40万円以上 45万円未満
45万円以上
10万円未満
10万円以上 15万円未満
15万円以上 20万円未満
20万円以上 25万円未満
25万円以上 30万円未満
30万円以上 35万円未満
35万円以上 40万円未満
40万円以上 45万円未満
45万円以上 全体 (N=2000)全体 (N=2000)
図 1-2:健康で文化的な最低限度の生活をするのに必要な月収額(一世帯あたり)
【世帯人数別】
全体 (N=2000)
1人 (n=293)
2人 (n=415)
3人 (n=503)
4人 (n=517)
5人 (n=195)
6人以上 (n=76)
世帯
人数
29.6
19.3
28.2
30.8
33.3
33.8
33.5
平均
(万円)
2
6
1
1
0
2
1
5
21
4
2
2
2
1
8
22
12
5
3
3
3
17
24
20
17
13
11
8
13
8
14
16
13
13
5
24
9
24
29
25
26
38
6
2
5
6
8
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10
1
10
9
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16
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3
8
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16
18
14
2
3
2
2
4
2
5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
10万円以上 15万円未満
25万円以上 30万円未満
40万円以上 45万円未満
15万円以上 20万円未満
30万円以上 35万円未満
45万円以上
10万円未満
20万円以上 25万円未満
35万円以上 40万円未満
不明
全体 (N=2000)
1人 (n=293)
2人 (n=415)
3人 (n=503)
4人 (n=517)
5人 (n=195)
6人以上 (n=76)
全体 (N=2000)
1人 (n=293)
2人 (n=415)
3人 (n=503)
4人 (n=517)
5人 (n=195)
6人以上 (n=76)
世帯
人数
29.6
19.3
28.2
30.8
33.3
33.8
33.5
平均
(万円)
29.6
19.3
28.2
30.8
33.3
33.8
33.5
平均
(万円)
2
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1
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0
2
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4
2
2
2
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5
3
3
3
17
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20
17
13
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8
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8
14
16
13
13
5
24
9
24
29
25
26
38
6
2
5
6
8
8
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10
1
10
9
15
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13
12
3
8
12
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2
3
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0% 20% 40% 60% 80% 100%
2
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0
2
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5
21
4
2
2
2
1
8
22
12
5
3
3
3
17
24
20
17
13
11
8
13
8
14
16
13
13
5
24
9
24
29
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6
2
5
6
8
8
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1
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15
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13
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3
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18
14
2
3
2
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4
2
5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
10万円以上 15万円未満
25万円以上 30万円未満
40万円以上 45万円未満
15万円以上 20万円未満
30万円以上 35万円未満
45万円以上
10万円未満
20万円以上 25万円未満
35万円以上 40万円未満
不明
10万円以上 15万円未満
25万円以上 30万円未満
40万円以上 45万円未満
15万円以上 20万円未満
30万円以上 35万円未満
45万円以上
10万円未満
20万円以上 25万円未満
35万円以上 40万円未満
不明
(4)図 2:最低限度の生活に必要な世帯月収と比較した、実際の世帯月収
問:いまの実際の月収は、その最低限度額に比べてどうですか。
31
56
36
22
8
8
35
32
38
35
34
19
15
7
14
20
22
4
10
2
9
13
17
19
7
2
3
8
14
29
3
1
0
3
5
22
0% 20% 40% 60% 80% 100%
最低限度額を下回っている だいたい同じくらい 1.2~1.4倍くらい
1.5~1.9倍くらい 2.0~2.9倍くらい 3倍以上
全体 (N=2000)
300万円未満 (n=361)
300万円以上~600万円未満
(n=705)
600万円以上~1,000万円未満
(n=608)
1,000万円以上~1,500万円未満
(n=241)
1,500万円以上 (n=79)
世帯
年
収
31
56
36
22
8
8
35
32
38
35
34
19
15
7
14
20
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4
10
2
9
13
17
19
7
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3
8
14
29
3
1
0
3
5
22
0% 20% 40% 60% 80% 100%
最低限度額を下回っている だいたい同じくらい 1.2~1.4倍くらい
1.5~1.9倍くらい 2.0~2.9倍くらい 3倍以上
最低限度額を下回っている だいたい同じくらい 1.2~1.4倍くらい
1.5~1.9倍くらい 2.0~2.9倍くらい 3倍以上
全体 (N=2000)
300万円未満 (n=361)
300万円以上~600万円未満
(n=705)
600万円以上~1,000万円未満
(n=608)
1,000万円以上~1,500万円未満
(n=241)
1,500万円以上 (n=79)
世帯
年
収
全体 (N=2000)
300万円未満 (n=361)
300万円以上~600万円未満
(n=705)
600万円以上~1,000万円未満
(n=608)
1,000万円以上~1,500万円未満
(n=241)
1,500万円以上 (n=79)
世帯
年
収
世帯
年
収
図 3:老後に健康で文化的な最低限度の生活をするのに必要な月収額(一人あたり)
問:あなたが老後を迎えたとき、健康で文化的な最低限度の生活をするのに必要な1人あたりの月々の収入(税金
や社会保険料を除いた手取り額)はいくらくらいだと思いますか。具体的な最低限度額(月額)を万円の単位でご記
入ください。
5
16
26
28
9
10
5
0% 10% 20% 30% 40%
10万円未満
10万円以上 15万円未満
15万円以上 20万円未満
20万円以上 25万円未満
25万円以上 30万円未満
30万円以上 35万円未満
35万円以上 全体 (N=2000)
平均
20.7万円/月
5
16
26
28
9
10
5
0% 10% 20% 30% 40%
10万円未満
10万円以上 15万円未満
15万円以上 20万円未満
20万円以上 25万円未満
25万円以上 30万円未満
30万円以上 35万円未満
35万円以上 全体 (N=2000)
5
16
26
28
9
10
5
0% 10% 20% 30% 40%
10万円未満
10万円以上 15万円未満
15万円以上 20万円未満
20万円以上 25万円未満
25万円以上 30万円未満
30万円以上 35万円未満
35万円以上
10万円未満
10万円以上 15万円未満
15万円以上 20万円未満
20万円以上 25万円未満
25万円以上 30万円未満
30万円以上 35万円未満
35万円以上 全体 (N=2000)全体 (N=2000)
平均
20.7万円/月
(5)図 4:「自分の老後」の生活に必要な月収(1 人あたり)のうち公的年金でまかなえると
思われる金額の割合
問:自分が老後を迎えたとき、実際に公的年金でまかなえる額は、そのうち何%くらいだと思いますか。
36
49
37
30
26
42
31
24
34
33
33
25
25
20
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28
34
23
6
6
6
7
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6
2
2
1
1
2
4
1
-1
1
0
-0% 20% 40% 60% 80% 100%
25%未満 25~50%未満 50~75%未満 75~100%未満 100%以上 不明
全体 (N=2000)
300万円未満 (n=361)
300万円以上~600万円未満
(n=705)
600万円以上~1,000万円未満
(n=608)
1,000万円以上~1,500万円未満
(n=241)
1,500万円以上 (n=79)
世帯
年
収
36
49
37
30
26
42
31
24
34
33
33
25
25
20
21
28
34
23
6
6
6
7
5
6
2
2
1
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1
-1
1
0
-1
-1
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0
-0% 20% 40% 60% 80% 100%
25%未満 25~50%未満 50~75%未満 75~100%未満 100%以上 不明
25%未満 25~50%未満 50~75%未満 75~100%未満 100%以上 不明
全体 (N=2000)
300万円未満 (n=361)
300万円以上~600万円未満
(n=705)
600万円以上~1,000万円未満
(n=608)
1,000万円以上~1,500万円未満
(n=241)
1,500万円以上 (n=79)
世帯
年
収
全体 (N=2000)
300万円未満 (n=361)
300万円以上~600万円未満
(n=705)
600万円以上~1,000万円未満
(n=608)
1,000万円以上~1,500万円未満
(n=241)
1,500万円以上 (n=79)
世帯
年
収
世帯
年
収
図 5:日本の国・地方の債務についての認知
問:日本の国及び地方の長期債務残高は2008 年度末見込みで 778 兆円(国民1人当たり 610 万円)になると、財
務省は発表しています。さらに財投債、政府短期証券、政府保証債務などを合わせると 1000 兆円を超えてしまい
ます。 年間の税収を国で53 兆円、地方で 42 兆円の計 95 兆円とすると、税収の 10 倍以上の債務(借金)を背負
っていることになります。あなたは、このことをご存知でしたか。
21 63 16
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (N=2000)
だいたいの数字を含めて知っていた
具体的な数字は知らなかったが、借金が多いのは知っていた
知らなかった
21 63 16
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (N=2000)
だいたいの数字を含めて知っていた
具体的な数字は知らなかったが、借金が多いのは知っていた
知らなかった
図 6:国・地方の債務返済のための方策
問:このような国や地方の債務(借金)の返済について、あなたはどのようにお考えですか。あなたのお考えに最も
近いものをひとつ選んでください。
36
21
14
13
9
1
7
0% 10% 20% 30% 40%
思い切った歳出削減を行い、できるだけ増税なしで返済していくべき
企業や高額所得者からの税負担を増やして返済していくべき
景気が後退しないよう調整しながら徐々に返済していくべき
返済を最優先にして思い切った歳出削減と増税などの財政再建策をとるべき
思い切った景気浮揚策をとり経済成長による税収増で返済していくべき
国民の金融資産が1500兆円もあるのでそれほど心配することはない
その他 全体 (N=2000)
36
21
14
13
9
1
7
0% 10% 20% 30% 40%
思い切った歳出削減を行い、できるだけ増税なしで返済していくべき
企業や高額所得者からの税負担を増やして返済していくべき
景気が後退しないよう調整しながら徐々に返済していくべき
返済を最優先にして思い切った歳出削減と増税などの財政再建策をとるべき
思い切った景気浮揚策をとり経済成長による税収増で返済していくべき
国民の金融資産が1500兆円もあるのでそれほど心配することはない
その他
思い切った歳出削減を行い、できるだけ増税なしで返済していくべき
企業や高額所得者からの税負担を増やして返済していくべき
景気が後退しないよう調整しながら徐々に返済していくべき
返済を最優先にして思い切った歳出削減と増税などの財政再建策をとるべき
思い切った景気浮揚策をとり経済成長による税収増で返済していくべき
国民の金融資産が1500兆円もあるのでそれほど心配することはない
その他 全体 (N=2000)全体 (N=2000)
(6)図 7:公的年金・医療保険制度維持のための方策
問:財政赤字や少子・高齢化を背景として公的年金・医療保険制度の危機が叫ばれています。公的年金・医療保
険制度の維持のための方策として望ましいと思うものはどれでしょう。3 つ以内で選んでください。
300未満 300~
600未満
600~
1,000未満
1,000~
1,500未満 1,500以上
(n=361) (n=705) (n=608) (n=241) (n=79)
56 59 61 61 61
37 41 39 35 19
21 22 22 20 24
11 11 14 19 14
6 10 11 14 20
5 5 7 13 10
14 11 12 9 16
単位:%
世帯年収(税込) 単位:万円
0% 20% 40% 60%
59
38
21
13
11
7
12
制度運営の効率化(人員削減・合理化等を含む)
保険料の増額(高所得者の負担を高くする累進的な増額)
税金の投入
医療機関で受診する時の自己負担の増額
給付の減額・抑制
保険料の増額(所得にかかわらず一律的な増額)
その他
全体 (N=2000) 全体 +5ポイント以上
全体 -5ポイント以上
300未満 300~
600未満
600~
1,000未満
1,000~
1,500未満 1,500以上
(n=361) (n=705) (n=608) (n=241) (n=79)
56 59 61 61 61
37 41 39 35 19
21 22 22 20 24
11 11 14 19 14
6 10 11 14 20
5 5 7 13 10
14 11 12 9 16
単位:%
世帯年収(税込) 単位:万円
0% 20% 40% 60%
59
38
21
13
11
7
12
制度運営の効率化(人員削減・合理化等を含む)
保険料の増額(高所得者の負担を高くする累進的な増額)
税金の投入
医療機関で受診する時の自己負担の増額
給付の減額・抑制
保険料の増額(所得にかかわらず一律的な増額)
その他
全体 (N=2000)
0% 20% 40% 60%
59
38
21
13
11
7
12
制度運営の効率化(人員削減・合理化等を含む)
保険料の増額(高所得者の負担を高くする累進的な増額)
税金の投入
医療機関で受診する時の自己負担の増額
給付の減額・抑制
保険料の増額(所得にかかわらず一律的な増額)
その他
制度運営の効率化(人員削減・合理化等を含む)
保険料の増額(高所得者の負担を高くする累進的な増額)
税金の投入
医療機関で受診する時の自己負担の増額
給付の減額・抑制
保険料の増額(所得にかかわらず一律的な増額)
その他
全体 +5ポイント以上
全体 -5ポイント以上
全体 +5ポイント以上
全体 -5ポイント以上
全体 (N=2000)
図 8:歳出削減や制度運営効率化だけでは財源確保が不可能な場合にふさわしいと
思われる財源
問:財政再建や年金、医療保険など社会保障制度の維持が、歳出削減や制度運営の効率化の努力だけでは不可
能な場合、財源確保のための税源等としてふさわしいものはどれだと思いますか。(複数回答可)
ぜいたく品に対する物品税の課税
たばこ税のアップ
高額所得者の所得税や住民税などの個人所得課税のアップ
生活必需品は非課税とした消費税の税率アップ
地方道路税や電源開発促進税など目的税の使途見直し
法人税・事業税など法人課税のアップ
酒税のアップ
環境税(炭素税)の創設
贈与税のアップ
消費税の税率アップ
自動車税のアップ
固定資産税のアップ
一律的な所得税や住民税などの個人所得課税のアップ
社会保険料や自己負担率のアップ
その他
62
56
54
37
36
34
28
18
18
16
11
6
4
4
7
0% 20% 40% 60% 80%
全体 (N=2000)
ぜいたく品に対する物品税の課税
たばこ税のアップ
高額所得者の所得税や住民税などの個人所得課税のアップ
生活必需品は非課税とした消費税の税率アップ
地方道路税や電源開発促進税など目的税の使途見直し
法人税・事業税など法人課税のアップ
酒税のアップ
環境税(炭素税)の創設
贈与税のアップ
消費税の税率アップ
自動車税のアップ
固定資産税のアップ
一律的な所得税や住民税などの個人所得課税のアップ
社会保険料や自己負担率のアップ
その他
ぜいたく品に対する物品税の課税
たばこ税のアップ
高額所得者の所得税や住民税などの個人所得課税のアップ
生活必需品は非課税とした消費税の税率アップ
地方道路税や電源開発促進税など目的税の使途見直し
法人税・事業税など法人課税のアップ
酒税のアップ
環境税(炭素税)の創設
贈与税のアップ
消費税の税率アップ
自動車税のアップ
固定資産税のアップ
一律的な所得税や住民税などの個人所得課税のアップ
社会保険料や自己負担率のアップ
その他
62
56
54
37
36
34
28
18
18
16
11
6
4
4
7
0% 20% 40% 60% 80%
全体 (N=2000)
62
56
54
37
36
34
28
18
18
16
11
6
4
4
7
0% 20% 40% 60% 80%
全体 (N=2000)
全体 (N=2000)
(7)図 9:自分が負担している所得税の税率・税額の認知
問:あなたは、現在ご自分の負担している所得税の税率または税額をご存知でしたか。
24
20
23
22
30
38
41
31
41
47
44
33
36
49
36
31
26
29
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (N=2000)
300万円未満 (n=361)
300万円以上~600万円未満
(n=705)
600万円以上~1,000万円未満
(n=608)
1,000万円以上~1,500万円未満
(n=241)
1,500万円以上 (n=79)
世帯年収
24
20
23
22
30
38
41
31
41
47
44
33
36
49
36
31
26
29
0% 20% 40% 60% 80% 100%
所得税の税率または税額を知っていた
住民税や社会保険料などと合わせて給与から天引きされる控除額の
合計は知っていたが、所得税率や税額は知らなかった
住民税や社会保険料などと合わせた控除額合計もよくわからない
所得税の税率または税額を知っていた
住民税や社会保険料などと合わせて給与から天引きされる控除額の
合計は知っていたが、所得税率や税額は知らなかった
住民税や社会保険料などと合わせた控除額合計もよくわからない
全体 (N=2000)
300万円未満 (n=361)
300万円以上~600万円未満
(n=705)
600万円以上~1,000万円未満
(n=608)
1,000万円以上~1,500万円未満
(n=241)
1,500万円以上 (n=79)
世帯年収
全体 (N=2000)
300万円未満 (n=361)
300万円以上~600万円未満
(n=705)
600万円以上~1,000万円未満
(n=608)
1,000万円以上~1,500万円未満
(n=241)
1,500万円以上 (n=79)
世帯年収世帯年収
図 10:所得税の税率構造の推移
昭和
49年
昭和
59年
昭和
62年
昭和
63年
平成
元 年
平成
7 年
平成
11年
平成
19年
税 率(%)
(カッコ内は課税所
得:万円
※昭和 63 年以前
は省略)
10 10.5 10.5 10 10(~300) 10(~330) 10(~330) 5(~195)
12 12 12 20 20(~600) 20(~900) 20(~900) 10(~330)
14 14 16 30 30(~1,000) 30(~1,800) 30(~1,800) 20(~695)
16 17 20 40 40(~2,000) 40(~3,000) 37(1,800~) 23(~900)
18 21 25 50 50(2,000~) 50(3,000~) 33(~1,800)
21 25 30 60 40(1,800~)
24 30 35
27 35 40
30 40 45
34 45 50
38 50 55
42 55 60
46 60
50 65
55 70
60
65
70
75
住民税の
最高税率 18% 18% 18% 16% 15% 15% 13% 10%
住民税と合わせた
最高税率 93%
(注)
88%
(注)
78% 76% 65% 65% 50% 50%
税率の刻み数
(住民税の税率の
刻み数)
19
(-13)
15
(-14)
12
(-14)
6
(-7)
5
(-3)
5
(-3)
4
(-3)
6
(-1)
(8)図 11:高額所得者となった場合に負担してもよい所得税の税率
問:財政危機や格差社会の問題を背景に、高額所得者の税負担を増やすべきとの声もあがっています。さて、あな
たが年間の課税所得金額(各種所得控除を差し引いた後の金額) が 1000 万円以上の高額所得者になったと仮定
した場合、所得税率として何%くらいの税率なら負担していいと思いますか。
3.5
7.0
14.8
4.1
20.4
11.0
22.8
4.2
7.3
0.8
3.4
0.1
0.3
0.1
0.4
0.2
0% 10% 20% 30%
0%以上~5%未満
5%以上~10%未満
10%以上~15%未満
15%以上~20%未満
20%以上~25%未満
25%以上~30%未満
30%以上~35%未満
35%以上~40%未満
40%以上~45%未満
45%以上~50%未満
50%以上~55%未満
55%以上~60%未満
60%以上~65%未満
65%以上~70%未満
70%以上
不明
3.5
7.0
14.8
4.1
20.4
11.0
22.8
4.2
7.3
0.8
3.4
0.1
0.3
0.1
0.4
0.2
0% 10% 20% 30%
3.5
7.0
14.8
4.1
20.4
11.0
22.8
4.2
7.3
0.8
3.4
0.1
0.3
0.1
0.4
0.2
0% 10% 20% 30%
0%以上~5%未満
5%以上~10%未満
10%以上~15%未満
15%以上~20%未満
20%以上~25%未満
25%以上~30%未満
30%以上~35%未満
35%以上~40%未満
40%以上~45%未満
45%以上~50%未満
50%以上~55%未満
55%以上~60%未満
60%以上~65%未満
65%以上~70%未満
70%以上
不明
0%以上~5%未満
5%以上~10%未満
10%以上~15%未満
15%以上~20%未満
20%以上~25%未満
25%以上~30%未満
30%以上~35%未満
35%以上~40%未満
40%以上~45%未満
45%以上~50%未満
50%以上~55%未満
55%以上~60%未満
60%以上~65%未満
65%以上~70%未満
70%以上
不明
課税所得1000万円の場合
(N=2000)
課税所得1000万円の場合
(N=2000)
3.1
3.9
7.2
4.4
11.6
7.5
16.3
7.7
19.2
5.2
9.7
0.9
2.0
0.2
1.2
0.3
0% 10% 20% 30%
3.1
3.9
7.2
4.4
11.6
7.5
16.3
7.7
19.2
5.2
9.7
0.9
2.0
0.2
1.2
0.3
0% 10% 20% 30%
課税所得2000万円の場合
(N=2000)
課税所得2000万円の場合
(N=2000)
2.7
3.2
5.4
2.8
6.2
2.9
15.8
4.8
15.9
6.7
18.1
2.2
7.4
1.2
4.7
0.3
0% 10% 20% 30%
2.7
3.2
5.4
2.8
6.2
2.9
15.8
4.8
15.9
6.7
18.1
2.2
7.4
1.2
4.7
0.3
0% 10% 20% 30%
課税所得3000万円の場合
(N=2000)
課税所得3000万円の場合
(N=2000)
本調査の概要
本調査は、ノルド社会環境研究所の自主調査「社会環境に関するアンケート調査」の一環として行いまし
た。その概要は以下の通りです。
調査対象:全国の20 歳~59 歳の男女個人(インターネットユーザー)
調査方法:Web アンケート
サンプル抽出方法:生活者モニターからの無作為抽出(性・年齢・地域別の人口比に応じて抽出)
有効回収集計対象サンプル数:2000 サンプル
調査時期:2008 年 7 月 7 日~14 日
※2006 年、2007 年調査は、同様の方法で 2006 年 7 月、2007 年 7 月にそれぞれ実施
株式会社ノルド社会環境研究所
“ピープルズシンクタンク”を理念とする独立系民間調査研究機関。社会環境政策、地域計画、マーケティング、CSR、
広報・コミュニケーション分野の調査研究及びコンサルティングを行なっている。