小豆島におけるモグラ属(Mogera)2種の採集について-香川大学学術情報リポジトリ

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香川生物(KAGAWA SEIBUrSU),㈹:43−51,1982

小豆島におけるモグラ属(施gβ和)2種の採集について

櫛 橋 秀 晃

香川郡直島町立直島小学校

Occur・renCe Of Two Speciesin肋gera from theIs.of

Sh6do−Shima,Kagawa Prefecture,Japan

HideakKusHIHASHI,Naoshi〝協動・i〝拡rySchool,〈血oshima,KagawaDistrict

761−31,J叩αれ 筆者は,1979年3月30日から1979年11月14日 まで,小豆島全域の平地にある耕地を対象にモ グラ属の採集を行った(第1図)。採集方法は 阿部(1964)を参考に,主に畑地・水田・牧草 地のあぜでモグラの坑道をさがし,市販の金属 製のはさみ式のわなを設置した。採集地点は下 記の通りである(第2図)注 ̄1 A.内海町西村:安養寺境内,および周辺の地 域で,周囲にはミカン畑が点在している。北 向きの山の斜面に∴位置する。 B.内海町安田:東西約900m,南北約300m の農地で,水田・畑・および牧草地として使 われている。台風の被害のため,場所によっ て1976年から1979年にかけて耕作を中止して いたところもある。 C.内海町橘:標高約60mで,東向きの山の斜 面に畑が点在する。台風災害の復旧作業中に 土砂の中から発見されたモグラを瀬川浅男氏 が採集した。 は じ め に 岡田(1955),今泉(1960;1970),および阿 部(1964)によれば,今まで小豆島にモグラ属 (〟ogβγαsp。)が分布することは確認されて いない。しかし,小豆郡内海町に在住の瀬川浅 男氏および水野婿憲氏が同町において1977年8 月から1979年7月22日にかけて採集したモグラ 属4頭の標本を,筆者は当時内海町立内海中学 校,現綾歌郡国分寺町立国分寺中学校渡辺息俊 教諭より譲り受けた。また,筆者自身も,小豆 島において,1979年3月30日から1979年11月14 日にかけて,17頭のモグラ属の標本を採集した。 これらのことにより,小豆島にモグラ属が分布 することが確認され,この種の同定を行ったの で,その結果を報告する。 なお,貴重な標本やデ一夕を提供していただ いた瀬川浅男氏・水野靖憲氏・渡辺息俊教諭・ 高松市香西西町田中未義氏・京都府立威南高等 学校岩渕暁教諭,聞き込み調査に応じて下さっ た香川県立小豆島高等学校片本毅教諭・郡土庄 町立大部小学校中浦正晴教諭,採集に同行して いただいた岡山市立竜操中学校(当時香川大学 教育学部生物学教室学生)青葉堅教諭・筆者の弟 櫛橋亮介氏に深く感謝する。また,同定の労を とられた北大農学部阿部永助教授に深く感謝す る。最後に,本研究をまとめるにあたり,終始 御指導いただいた香川大学教育学部生物学教室 金子之史助教授に心から御礼申し上げる。 採集・計測・および同定の方法 a)採集期間・採集方法・および採集場所 第1図a モグラ属の採集地 0 採集地 △ 坑道を発見した地 × 坑道を発見できなかった地 b 小豆島におけるモグラ属の分布 ○ アズマモグラを採集した地 × コウベモグラを採集した地 ●・モグラの坑道を発見した地 a・bともに上が北を示す.

(2)

第2囲 モグラ属の採集地

全て上が北を示す1特に記載のないもの以外はGと同縮尺である.A∼Gの地点名は本文中に記す. 記号は第1図bとおなじである

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D.内海町福田:約50m四方の畑が点在する森 庄川下流の土地である。1モグラの坑道が発見 された。 E.内海町吉田:東西約300m,南北約80mの 農地である。吉田川下流に位置し,東側以外 は山に囲まれている。 F・土庄町小部:約10aの水田と畑が点在す・る。 モグラの坑道が発見された。 Gり 土庄町小海:空地から畑地へ通じる道沿い にモグラの坑道が発見された。 b)年令査定・計測・およびスケッチの方法 年令査定はAbe(1967)により行った。これ は,歯の磨耗度を基準とするものである。今回 は上顎白歯のPr・otoCOne・Paracone・および Metaconeの磨耗状態により3つの年令群に分 けた。 Age−1:満1才未満で,磨耗はほとんどなく, PrIOtOCOne・Par・aCOne・Metaconeの先端は とがっている。 Age−2:満1才以上,満2才未満で,磨耗が 進み,PrIOtOCOneの先端は鋭いが,Par・aCOne およびMetaconeは平旦になってきている。 Age−3:満2才以上で,白歯はほとんど平月 である。 なお,年令の更新は,巣立ち後の個体の出て くる6月以後より行うこととした。 頭骨各部および外部形態の計測は,阿部(1964) 阿部ほか(1968),Abe(1967)・および今泉 (1970)により行った。 頭骨各部の寸法は,主に最小目盛1/100mmの ノギスを用いて1/10mmまで計測し,ノギスが使 えない部位は,デバイダ・−で寸法をとり,それ を最小目盛1mmの全長30cmのものさしを用いて 1/ハOmmまで計測した。外部形態は最小目盛1mm の全長30cmのものさしを用いて1//10mmまで計 測した。また,重量は,上皿直視天秤で1/パOg まで計測した。計測した頭骨および外部形態の 部位は下記の通りである。 ① 頭骨全長(G。L。S):前顎骨の前縁から上 後頭骨の後縁までの距離。 ② 吻幅(RostralBreadth):左右の犬歯の 最外部間の距離。 ⑨ 限窟中隔幅(Interor・bitalBreadth):限 窟の張り出しの最大幅。

④ 上歯列長(Length of Upper・Tooth Row)

:上顎最前位の門歯歯槽前縁から最後位臼歯

の歯槽後縁までの距離。

⑥ 上顎骨歯列長(Length of Maxillary

Tooth Row):上顎犬歯歯槽前縁から最後位 臼歯の歯槽後縁までの距離。C−ユーM−j。

㊥ 脳函後部長(Length of Posterior Half

Braincase):乳様突起の端を結んだ線と上 後頭骨の後縁までの距離。

⑦ 脳函後部幅(Breadth of PosterIior Half

Braincase):脳函の最大幅。

⑧ 白歯間幅(Breadth across Molars):

左右の臼歯の外側の最大幅。 ⑨ 口蓋長(PalatalLength):骨口蓋後縁部 中央の凹みの最前端と中央門歯歯槽の後縁間 の最麺距離。 ⑲ 吻幅/限窟中隔幅:②÷④×100(繋)。計 算により求める。 ⑪ 上顎門歯列の突出慶:(塗)一毎))÷⑦×100 (珍)。計算により求める。 ⑭ 脳函後部の縦横比:(む÷(牟×100(珍)。計 算により求める。 ⑯ 臼歯間幅/口蓋長:⑧÷⑨×100(%)。計 算により求める。

⑭ 体重(Body Weight)

⑯ 頭胴長(Head&Body Length):吻の先

端から尾のつけ根までの距離。

⑯ 掌長(ForIeFoot Length):掌の後端か

ら第3指の先端までの距牒鮎 ただし爪は除く。 左右の平均値を求めた。

㊥ 掌幅(Fore Foot Width):掌のひらの最 大幅。ただし毛は除く。左右の平均値を求め

た。

⑯ 後足長(Hind Foot Length):かかとの 後端から第3指の先端までの距離。ただし爪 は除く。左右の平均値を求めた。

⑭ 尾長(′hilLength):背面の尾のつけ根 から尾の先端までの距離。ただし毛は除く。

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より求める。 スケッチは万能投影機を用いて頭骨標本を約 10倍に拡大し,トレ‥−シソグベ・−・/く・一 にトレ−・ スするという方法をとった。スケッチをしたの は,上顎門歯列の形状および下限窟孔の後下角 の形状である。 C)同定の方法 モグラ属の同定は,阿部(1964),Abe(1967) ;および今泉(1960;1970)によった。 阿部(1964),およびAbe(1967)によれば, 日本産モグラ属は,アズマモグラ(〟ogβγα 卿0占悔γα),コウべモグラ(〟い加ゐβαβ),およ びサド・モグラ(肱ね以αβ)の3種である。主 な区別点は,下記の通りである:①頭骨全長: 計測値を示すと,アズマ・モグラは315Ⅲm一∼385 mm,コウべモグラは330mm∼421mm,サドモグ ラは38Omm・∼亜3mmである。(む上顎門歯列の形 状では,アズマ・モグラはⅤ字形,コウべ・モグラ はU字形,サドモグラはⅤ字形である。③下限 窟孔の後下角の形状では,アズマモグラはくさ び形,コウベモグラは円形,サドモグラは円形 である。 また,Abe(1967)は,頭骨全長と頭骨各部 の比との関係より考えられる年令的形態分化の 系列を日本産モグラ属を3種に分ける根拠とし, 下記の4点をあげている:①吻幅/眼窟中隔幅 :数値が大きいほど吻は太めでがっしりしてく る。アズマモグラは497珍∼6769ら,コウべモ グラは5619ら∼7299ち,サドモグラは5759ら∼ 674労である。②上顎門歯の突出度:数値が大 きいほど上顎門歯は突出している。アズマモグ ラは204飾∼4259ら,コウべモグラは1419ら∼ 292珍,サドモグラは218∼358労である。④ 脳函後部従横比:数値が大きいほど脳函後部は 細長い。アズマモグラは5439ら・∼6489ら,コウ べモグラは5059ら∼627ヲち,サド・モグラは513 労∼5709らである。④白歯間幅/口蓋長:数値 が大きいほど口蓋は太くなる。Abe(1967)で はグラフでの記載のみである。アズマモグラは G・L。Sが大きくなると数値が大きくなり, コウベモグラはGL・Sが大きくなると数値が 小さくなり,サド・モグラはGL.S.の大きさに はあまり関係がない。アズマモグラやコウベモ グラの数値よりやや小さい数値である。 今泉(1960,1970)によれば日本産・モグラ属 はアズマモグラ,コウべモグラの2種である。 主な区別点は以下−の通りである:①頭骨全長で はアズマモグラは普通37mm以下,コウべモグラ は普通36mm以上である。②上顎門歯列の形状で は,アズマモグラはⅤ字形,コウべそグラはU 字形である。(参下限窟孔の後下角の形状では, アズマモグラはⅤ字形,コウべモグラはU字形 である。④下限窟孔の後下角の形状ではアズマ モグラはくさび形,コウべモグラは円形である。 結 果 a)採集の結果 今回採集した標本は21頭で,うち17頭は筆者 が採集し,残りは他の人が採集したものである (第2図;第1表)。 b)計測・スケッチの結果 採集した標本の計測値は,頭骨全長の大きい 順に並べて第2∼4表に示した。ただし頭骨全 長が計測できなかったものや,頭骨全長が同じ 値であったものは口蓋長の大きな順に並べてい る。上顎門歯列の形状および下限窟孔の後下角 ㊥ ♂㌔璧無 Ⅳ○−(X〉5 Ⅳ○_(X)5 No−006

♂狩も約命

〔〆和℃感禁b♂⑦鴨 No._010

♂添㊥鋼 No◆015

条令プ=牟

飛綬≡知咤熟 〃0_017

㊥飛umm

Ⅳ○_021 第3図 採集したモグラ属の上顎門歯列の形状. No−018の黒い部分は歯根の跡を示す. −46−

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頭骨各部の比を頭骨全長312m皿へJ324mmの群 と頭骨全長37…6mmの群とで比較すると,前者の 群は吻幅/眼窟中隔幅比は54.8∼556労,上顎 門歯の突出度は325【・′341%,脳函後部縦横比 は576∼604%,白歯間幅/口蓋長比は618∼ 6449ちで,後者の群は吻幅/眼窟中隔幅比は 627・・−738珍,上顎門歯の突出虔は155∼286 珍,脳函後部縦横比は527′・、−604労,臼歯間隔 /口蓋長比は627・∼684%であった。このこと から両群の数値の間にギャップが存在すること がわかる。又,前者の数値はアズマモグラの値 に,後者の値はコウべモグラの値にそれぞれよ く−、致する。これらのことからNlOO2,003,015, 016,017はアズマモグラと同定きれ,軋001, 004,005,006,007,008,009,010,011,012, 013,014,018,019,020,021はこコウべ・モグラと 同定される。 つぎに今泉(1960;1970)による同定の方法 の結果にしたがうと頭骨各部の形状については Abe(1967)と同一−・の見解であるので省略す−る。 また,頭骨全長37Ⅲm以下のものは恥002,003, 015,016,017で,頭骨全長36mm以上のものはNl OOl,004,005,006,007,008,009,010,011, 012,013,014,018,019,020,021であった。こ れらのことから恥002,003,015,016,017は:・モ グラ(肱卿0卵(ク●α)と同定され,恥001,004, 005,006,007,008,009,010,011,012,013, 014,018,019,020,021はコウべモグラと同定 される。これは阿部(1964),およびAbe(1967) による同定の結果と種の段階では同じ結果とな った。 小豆島におけるモグラ属の分布と地埋的変異 今回の採集結果と同定の結果から小豆島には アズマモグラとコウべモグラが分布することが 確認された。アズマモグラが分布するのは内海 町西村・橘・青田で,コウべモグラが分布する のは内海町西村。安田であった。また,坑通が 発見された内海町福田・土庄町小部・小海には 上記の小豆■島におけるアズマモグラとコウべモ グラの分布の傾向から,アズマモグラが分布し ている可能性があると思われる(第1図)。

二⊥ニ ̄」

こ⊥二二

H−(カ5 Ⅳ○−0飢

こ三

No−001 No−002 No−014

No_007 Ilo−(X旧 ≒・㌧二‡こ÷÷ No−015 二£−△」⊃ゝ二』ユゝ

恥 ̄017

m

第4囲 採集したモグラ属の下限属孔の後下角の 形状.国中左側が前方を示す. の形状は第3囲および第4図に示した。 c)同定の結果 阿部(1964),およびAbe(1967)による同 定の、方法にしたがうと,今回採集した標本は(第 2表および第3表),頭骨全長によって2つの 群に分けられる。1つは頭骨全長312mm∼324 mmの群で,前記のアズマモグラの計測値とほぼ −・致するもので,恥002,003,015,016,017,で 構成されている。もう一つは頭骨全長376mm∼ 399血mの群で,前記のコウべモグラおよびサド モグラの計測値とほぼ一致す−るもので,恥001, 004,005,006,007,008,009,010,011,012, 013,014,018,019,020,021で構成される。 前顎門歯列の形状は恥003,015,016,017は Ⅴ字形で,NLOO2,004,005,006,007,008,009, 010,011,012,013,014,018,019,020,021は U字形であった。‰−001の頭骨標本の門歯は 抜けてしまったが,歯根の入っていた穴の並び 方はU字形であった。 下限窟孔の後下角の形状がくさび形であった のは軋002,003,015,016,017で,円形であっ たのはNlOOl,004,005,006,007,008,009, 010,011,012,013,018,019,020,021であっ た。また,軋014ではくさび形と円形の中間的 な形状であった。

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よび安田に分布することが確認された。 4)計測結果により,小豆島産モグラ属は,2 種とも広島県比和町産の個体群と計測値が似 ていることがわかった。 引 用 文 献 阿部永.1964。日本の晴乳類 1食虫目(モグ ラ属)アズマモグラ。哺乳類科学(7):1−10

Abe,H・1967・Classification and biology ofJapaneseinsectivora(Mammalia)

1。Studies on variation and classificaT

tion.J∴円け血.Agγ.ガ0ゐ烏α五do打耽五γり ぶαppOγ0 55:192−269。 阿部永・朝田稔・東滋・川村俊蔵・小林恒明・ 折原美代治・太田嘉四夫・吉場健ニ・1968。 哺乳動物調査法 文部省科学研究費特定研究 「生物圏の動態」各種陸上生態系における二 次生産構造の比較研究JIBP/CT−Sセクショ ソにおける陸上動物相調査法:1−49。 今泉告典.1960.原色哺乳類図鑑.保育社,大 阪. 今泉書典。1970。日本哺乳類図説,上巻.新思 潮社,東京. 岡田康稔.1955。小豆島の哺乳煩.小豆島の自 然:14−15。 注一1)この他に土庄町琴壕・尾形崎・および 目島でモグラの坑道らしきものを発見した。ま た,「土庄町大部ではネコが・モグラを獲ってい る。」という話を大部小学校中浦正晴教諭より聞 いた。 今回採集したアズマモグラとコウべモグラの 計測値の平均値を第5表と第6表に示した。こ の計測値を今泉(1970)による他の地域の同種 の個体群の計測値を較べてみると次のようなこ とが言える。 第1には小豆島産のアズマモグラの個体群は, アズマモグラの中では小形の個体群で,広島県 比和町産の個体群と計測値が似ている。第2に 小豆■島産のコウべ・モグラの個体群はコウべモグ ラの中では中形の個体群で,広島県比和町産の 個体群と計測値が似ている。また,四国本島産 の個体群(N=4)に較べてやや大形であるが, 岩渕(未発表)による1977年から1978年にかげ て香川県高松市内で採集された標本の頭骨全長 の値(N=96),373∼407mm,M±SD394 ±08mmに較べるとやや小形である。 したがって小豆島産のモグラ属は2種とも広 島県比和町産の個体群と体の大きさがよく似て いることがわかる。この間題の生物地理学的な 意味については今後の検討課題としたい。 要 約 1)筆名等は,1977年8月から1979年11月14日 にかけて小豆島全域の平地にある耕地におい てモグラ属を採集し,21頭の標本を得た。 2)採集した標本は計測およびスケッチを行い, その結果をもとに同定を行った。 3)採集結果と同定の結果より,小豆島ではア ズマ・モグラは,内海町西村・橘・および吉田 に分布し,コウべモグラは,内海町西村・お −48−

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第1表 標本の採集結果 標本番号 採集地点* 採集年月日 採集者増* 採 集場所 の 状況 A ′77年8月 水野婿憲 安着寺東側の路上で死体を採集した。 A ′77年10月 水野婿憲 安着寺境内で死体を採集した。 C ′78年10月 瀬川浅男 採集地の標高約60m,災害復旧作業中発見。 B ′79年3月30日 畑のあぜ B ′79年3月30日 畑のあぜ B ′79年4月20日 畑のあぜ B ′79年4月29日 畑のあぜ B ′79年5月1日 畑 砂土 B ′79年5月11日 水田 エンドウマメの根本 B ′79年5月11日 砂土 B ′79年5月29日 溝のわき B ′79年6月24日 休耕田 砂土 B ′79年7月8日 畑 B ′79年7月22日 瀬川操男 農道上にて発見。 E ′79年10月26日 畑のあぜ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 E ′79年10月27日 畑のあぜ E ′79年10月27日 畑のあぜ B ′79年11月9日 畑のあぜ B ′79年11月10日 畑のあぜ B ′79年11月14日 畑のあぜ 土土土士土 砂砂粘粘赤 坑道に足跡あり。 坑道に足跡あり。 B ′79年11月14日 畑のあぜ 坑道に足跡あり。 * 採集地点の記号については本文中に記した。 ** 記載のないものは全て櫛橋秀晃である。 第2表 採集されたモグラ属の頭骨計測値 (mm) 吻 長 全 骨 顕 別 性

本号 標番 幅警隔雷上歯列長音歯列雲霞部雲霞部憲 長 蓋 口 歯幅 日間

9400997775542086449一2

39 393939383838383838383838383737323231 31 0T ♀OT QT OT OT 小○︿0爪0∧0 ︵0︵0︿0 谷 ︵0︿0∧b︵0 ︿○︵○ ︿0 2 2 3 1 3 1▲ 1 3 3 1 1 2 2 2 2 2 1 1 2 1 2 9 2 7 1⊥ 8 3 1 6 9.4 5 0 4 8 0 1 6 7 5 3 2 0 1 0 2 1 1 0 0 1 1 0 2 0 0 1﹂ l l l 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 5 5 5 5 4 5 5 5 5 5 5 5 5 5 4 4 4 4一4 4 9 8 5 6 9 7 5 8 3 4 6 7 5 4 4 9 0 1▲ 0 0 0 8 00 8 8 8 7 8 8 7 8 8 00 7 8 7 7 7 7 7 7

00004う107011牒〇872﹂3一っ

6 6 5 6 6 5 5 5 6 6 6 5 5 5 5 3 3 2 3 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1

318214一97100544426817

1 0 9 9 0 0 9 5 9 8 0 4 4 11 35990− 9 8 8 8 9 1 1 1 1 1 2 2 5 5 5一 〇 〇 〇 〇 〇 l l l l 1 3 2 6 0 8 1 5 5 4 5 4 4 1⊥ l l l l l 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 4 5.4 2 2 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 ﹁⊥ l l l 7 6 6 6 2 0 6 3 1 2 0 0 7 9 0 8 9一4 5 3 8 0 4 8 6 1 00 4 4 0 1 4 1 3 8 8 00 8 8 8 8 8 8 8 5 5 5 ﹁⊥ l l l l l l l l l l l 1 3 3 2 5 4 7 4 7 0 3 3 7 9 0 0 0 0 0 0 0 9 0 0 9 只︶ ︵占 l l l l l 1 1 1 1

一86776422Ⅷ92584

4 4 4 4 4 4 4 4 4 12 111 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1

−818109一7719066

9 1 8 5 14 6

(8)

第3表 採集されたそダラ属の頭骨各部の此 脳函後部の 縦横比(労) 頭骨全長 標本番号

(mm)眼中幅開㌢

令 399

73 8 谷 39 4 72 5

合 390

68 8 合 39 0 70 0

♀ 389

70 2

合 389

62 7

谷 387

67 9 含 38 7 725

♀ 387

68 8 省 38 5 675

♀ 385

69 1 含 38 4 70 4

る 382

70 5 谷 38 0 67 5 谷 37 8 69 2 ♀ 37 6 63 6 令 32 4 55 6 令 32 4 55 4

♀ 319

548 ♀ 省 312 54 8 169 52 8 66 9 155 551 63 5 218 55 6 62 8 214 55 6 64 1 220 553 68 4 27 7 62 7 57 2 2 2 3 1 3 1 1 3 3 1 1 2 2 2 2 2 1 1一2 1 2 9 2 7 1 只︶ 3 1 6 9 4 5 0 4 8 0 1 6 7 5 3 2 0 1 0 2 1 1 0 0 1 1 0 2 0 0 1 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 史U 9 2 6 0 2 2 6 5 1 5 5 5 9 0 5 3 4 0 2 2 8 2 4 2 2 2 1 2 2 2 2 2 2 2 2 3 3 3 3 3 56 0 54 3 56 5 57 5 56 9 56 5 52 7 55 6 56 9 60 4 57 6 582 58 2 4 6 4 7 6 3 6 6 6 6 6 6

1 9 5 3 7 1一7 5 8 7 0 8 4

4 5 2 3 4 1 4 6 6 6 6 6 6 6 第4表 採集されたそグラ属の外部計測値 性別 鞘群 号 香 木 標 頭骨全長 体 重 頭胴長 掌 長 掌 幅 後足長 尾 長 尾 率 (mm) (g) (mm) (mm) (mm) (mm) (mm) (%)

009 2 谷 399

012 2 谷 394

007 3 谷 39 0

021 1 令 39 0 123 0 1475 19 6

018 3 ♀ 38 9 1281 153 6 205

013 1 谷 38 9

001 1 $ 38 7 − 146 9 19 5

006 3 杏 387

019 3 ♀ 38 7 1295 1531 223

014 1 谷 38 5 86 4 133 7 218

005 1 ♀ 38 5

020 2 谷 38 4 1332 159 8 22 8

004 2 省 382

008 2 省 38 0

010 2 省 37 8

011 2 ♀ 376

016 1 谷 324 60 9 1211 185

017 1 谷 324 56 4 112 6 16 9

015 2 ♀ 319 540 1101 16 4

003 1 ♀

− 112 2 15 2

002 2 谷 312

− 1101 15 0 − 207 251 − 206 14 6 20 5 213 225 221 19 0 22 4 196 196 257 214 20 9 17 6 212 20 5 23 2 23 9 216 20 8 15 3 146 17 5 11 5 174 13 O 19 6 173 173 17 3 153 16 7 14 7 14 8 148 16 4 8 7 2 6 6 6 8 7 6 6 1 1 1 1 1 4 1 9 6 3 0 1﹂ 8 8 8 2 2 1 1 1 −50−

(9)

第5衰 小豆島産アズマモグラの計測値 項 目

︶︶︶︶︶︶︶︶︶ヽノ︶︶︶︶︶︶︶︶︶︶

N 最小値∼最大値 M±s.D。 mm mm m mm mm mm mm mm mm%∵%∴笹∴浄g m m mm mm mm労 ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ′\ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ 頭骨全長 吻幅 眼窟中隔幅 上歯列長 上顎骨歯列長 脳函後部長 脳函後部幅 白歯間幅 口蓋長 物幅/限窟中隔幅 上顎門歯列の突出度 脳函後部の縦横比 白歯間幅/口蓋長 体重 頭胴長 32 0± 06 40 ± 0 7 3± 01 131± 0 4 118 ± 03 89 ± 0 3 151± 0 4 7 8 ± 0 2

124士 04

55 2 _f O 4 32 8 f O 7 58 6±12 63 3±10 571± 3 5 113 2f 4 66 164±14 16。3± 21 165 ±10 195 ±12 17 2f O 99 4 312′、一 324 5 40 ′、・ノ 41 4 72 ∼ 74 5 12 7 ∼13 6 5 114 ′■〉12 2 4 85 へ′ 9 3 4 14 6 ∼154 5 76 ∼ 81 5 118、′12 9 4 54 8∼ 556 5 325 ∼ 341 4 576∼ 604 5 618 ∼ 64 4 3 540 ′、− 609 5 1101∼1211 5 15 0へ′18 5 5 147 ′■〉196 5 148 ∼17 3 5 183・∼ 211 5 16 6 ∼187 長

長幅足長率

掌掌後尾尾

第6表 小豆島産コウベモグラの計測値 項 目 N 最小値∼最大値 M±s\D. 頭骨全長 吻幅 眼窟中隔晴 上歯列長 上顎骨歯列長 脳函後部長 脳函後部幅 臼歯間幅 口蓋長 吻幅/限窟中膵臓 上顎門歯列の突出度 脳函後部の縦横比 白歯間暗/口蓋長 体重 頭胴長 掌長 掌幅 後足長 尾長 尾率 ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ヽノ mm mm mm m mm mm mm mm mm%浄罪労g mm m m m 仙界 ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ 38 6± 0 6 5 5 ± 0 3 8 0± 0 2 15 8± 03 146± 04

103士 02

Is 5f O 44 9 9士 0 3 15 3 f O 3 16 37 6 ′、・ノ399 16 47 ∼ 59 16 7 5 ∼ 84 15 15 4 ∼163 15 140 へ′153 15 97 ∼107 15 180 ∼193 14 94 ∼105 6 丘U 5 5 4 1 1 1 1 1 14 8 ∼15 7 627 ∼738 69 1f 2 99 22 lf 3 66 556±15 651±19 120 0±19 2 1491± 89 211±14 215±15 20 5f O 99 215± 3 8 149± 2 4 155 ∼286 52 7・∼57 5 62 7 ∼684 86 4 一・、一133 2 133 7 ∼159 8 195 ∼228 19 6 ∼23 9 190 ∼216 14 6 へ−′25 7 115 ∼175 5 6 6 6 ︵む nO 6

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