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防災研究設備の導入、配備状況・運営実績

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(1)

1

防災研究設備の導入、田備状況@運営実績

ト企業防災システム

(

A

i-SYSTEM)

の提案と新規参加企業の募集

地震防災コンソシアムでは三河地域の企業防災力の向上を目指した研究・技術開発を目的として、 30の事業 所と、地震防災に関わるシステムの試験的利用を進めてきた。 従来、事業計画上の予定では、このシステムの試験的利用は30事業所に限定されており、 2005年度までは 当初の計画通りに試験的な情報利用の枠組みを作ってきたが、コンソシアムの活動についての広報(インターネ ットやメールマガジンなど)・マスコミ取材・報道などを通じて、このシステムに対する注目が集まり,新たに このシステムを利用することを希望する事業所からの問い合わせが相次ぎ コンソシアムでも、このような企業 に対して、システムの利用を行うことが可能な新しい運営の枠組みを検討することとなった。 2006年8月には、気象庁が配信する緊急地震速報が特定の事業者むけには実用化するということもあり、こ のような新規の企業参加に向けた、利用に関わる費用の実費負担などを含む運営の枠組みそ新たに構築した。 新規募集の枠組みは次のような条件に従っている。 1.対象 参加企業:愛知工業大学より、気象庁緊急地震速報など地震・災害に関連する情報の配信を行うことが可能 な事業所を対象とする(一般住宅などは対象外)。これは、緊急地震速報の先行的な提供に含まれる範囲に当 たる(気象庁『緊急地震速報の先行的な利活用に関する手引き~ http://www田町isvo.klishou.gojp/eq/EEW / senkou/20060608_riyotebiki.pdf)業種についての制約は特に設けていない。 参加企業の空間的範囲・当コンソシアムの研究対象地域との関連から、新規に募集する参加企業は主に三河地域・ 尾張地域に立地する企業を対象とする。なお、複数事業所への設置を行う場合には、少なくとも lつの事業所が 三河@尾張地域に入っているものとする。また、情報配信の都合上、常時インターネット接続が可能な地域に立 地している事業所を対象とする。

2

.

内容 参加企業は、企業防災端末の設置によって、地震防災コンソシアムが運営する以下のシステム利用、情報提供を 受けることができる ( 1 )緊急地震速報を含む地震情報のリアルタイム配信 (2)企業防災ポータルサイトの利用 (3)安否確認システムの試験利用 (4)企業防災支援G1 Sなど、企業防災に関わる試験ツールの利用 (5)企業防災ネットワーク「地震に強いものづくり地域の会 あいぼう会」への特別会員としての参加 以上のシステムは企業防災の総合的メニューをサポートするシステムとして、企業防災システム (Ai-SYSTEM~エ

(2)

図1.

Ai-SYSTEM

パンフレット(表紙) 3.費用 参加企業には企業防災端末の設置など情報配信システムの導入に伴う設置費用・配信に関わる通信費などの負 担が必要である。また企業防災端末や地震計などシステム導入開始時の初期費用や、次年度以降はシステム運営 経費の一部負担が必要となる。これらは設置する事業所を単位として発生する。 4.研究ベースでの利用実績の活用 地震防災コンソシアムでは、参加企業に対して、システム利用や改善にかかわる内容、地震発生時の事業所や従 業員の対応など、アンケート調査などの形で情報提供の呼びかけを行う。地震防災コンソシアムは収集したデー タを用いて、より高い水準の企業防災活動の実現に向け、システムの高度化を継続的に進める。 5.システムの今後 文部科学省の補助金を受けて運営されている当コンソシアムの事業は事業年度が2004-2008(平成16~ 20)年度となる都合上、緊急地震速報を含めた地震情報配信システムなどは、地震防災コンソシアムの産学連 携研究の成果をもとにつくられる新組織で継続される。愛知工業大学地域防災研究センターは、引き続きこの新 組織と連携・関与し、企業の防災力の向上のための研究開発をサポートする。 以上のような新たな枠組みに則V), 2006年8月以降新規企業参加の募集を開始し、 2007年7月現在37地 点での利用が行われている。 さらに、 2007年8月には、応募締切を2007年12月末とし、設置完了が2008年3月までとする二次募集 を開始している。

(3)

2

.

地震計ネットワークの実績 1 .観測地震計ネットワークの期要 現在の

A

i

-

n

e

t

概要を表

1

に示す。ネットは

3

種類の地震計から構成されている。 (1)高精度地震計(キネメトリクス社製

ETNA

型地震計)観測網

(

A

I

N

ネット) 現在30地点に設置されており、高精度・高密度の地震記録の取得者E目的としている。リアルタイム牲は無い が

E

-

C

a

t

c

h

e

r

に比較し精度は高い。記録は

P

H

S

(一部

I

S

D

N

)

によって地震後1日程度で回収されセンターーデ ータサーバーに集積される。強震動予測、地下構造解析、設計用地震記録、などの基礎的研究に必要な地震記録 の蓄積を行っている。 (2)リアルタイム高精度地震計(センサーは

E

p

i

C

e

n

s

o

r

、記録器は

I

S

R

)

観測網

(

A

I

R

ネット) 高精度かつリアルタイム性そ有しており、センター・データサーバーと

I

S

D

N

回線で接続されている。渥美半 島2地点、知多半島l地点、三河平野2地点の合計5地点に設置され、東南海@東海地震そにらんだ記録のリア ルタイム獲得を目的としている。また、 24時間常時観測を実施できることから、通常の地震のモニタリングも 可能であり、例えば、遠地地震の記録者E手動で回収し、微小な長周期成分の記録獲得に威力を発揮しているO 企 業設置の端末の画面上に、加速度記録をリアルタイムで表示できる機能も有している。 (3)低価格地震計(応用地震計測社製

E

-

C

a

t

c

h

e

r

型地震計)観測網

(

A

I

E

ネット) 以前、名古屋大学、東海理化(側、応用地震計測(株)で、開発された小型地震計TRQX03を本フ。ロジ、エクトで性能 アッフ。を図った低価格小型地震計で、ある。分解能は1ガル程度であるが、リアルタイム性・演算機能を有してい ることから、企業端末とペアーで設置されている。

E

-

C

a

t

c

h

e

r

で計算された震度(気象庁の認定を受けてないこ とから震度相当値である)、加速度値、

S

I

値はインターネット経由でセンター・データサーバーに一旦収録され、 各地点の

E

-

C

a

t

c

h

e

r

による観測震度と統合されて、震度分布図として再配信されるシステムそ構成している。詳 細は以下の文献に記載されている。 [参考文献]:小出、福和、正木、原、太田、糸魚川:建物観測のためのインターネット活用型低コスト地震計 の開発、日本建築学会技術報告集、第23号、 453-458、2006.6 表

1 A

i

-

n

e

t

を構成する地震観測システム 地震計 製 造 ネット名 通 信 手 段 地点 数

ETNA

キネメトリクス社

A

I

N

PHS

30

A

I

R

I

S

D

N

5

E

-

C

a

t

c

h

e

r

応用地震計測(株)

A

I

E

インターネット 28 (4)センター建屋観測網 (AIDネット)

A

i

-

n

e

t

とは別にセンタ一地盤および建屋内にも

F

B

R

型地震計も設置されている。 2.観測実績

(4)

表2 ネット別観測地震数 年

A

I

N

A

I

R

A

I

E

A

I

D

2006 4 4

5

5

2 6

7 2 2 7 3 2 8 3 10 2 3 9 4 2 10

3

11 2

5

2 12

5

10

5

4 2007 2 6 2 4 2

6

。 。

3 3 14 3 4 観測データはデータベース化され、発生年月日で地震を検索し、観測地点を指定することで図lに示す画面 を取得することができる。画面上には、観測波形(加速度、速度、変位)、応答スペクトル、最大値(加速度、 速度、変位、 SI値)が一枚の画面となって表示されている。 調べたい地域をつリックするとその地域の地図(愛知県ー三重県or愛知県拡大図)が出ます 嘩監且息二主主から選択することもできます) 鐘盟卓二立企主選A 応笹スペクトル 日1 位0' 守u. 00' j20 90 田 ; r .3C スタート時刻 2曲7/01/05田:06相 加 理 度 遺産 一 言匁 車位 図l 名古屋大学と地震データを共有し公開しているホームページ画面

(5)

3

事業所に設置した地震防災端束の実績 1. 2次配信システムと配信手続きの変更 センター2階に設置されたサーバーと事業所に設置された地震防災端末 (PCモニター、等からなる)とをイ ンターネット専用回線で接続し、緊急地震速報、観測震度情報をリアルタイムで配信するシステムが現在構築さ れている。平成 19年 3月における配信先事業所数は 36地点である。緊急地震速報については、気象業務支援 センターと配信業務契約を締結し、 IPVPN専用回線を用いて緊急地震速報をセンター。サーバーに配信しても らい、センター・サーバーから企業端末へ2次配信している。 緊急地震速報の受信・配信に関して平成18年8月1日からこれまでの実験的運用が打ち切られ「先行的分野 への活用」が開始された。これに伴い、本センターから事業所に2次配信に当たっては、愛知工業大学が 2次配 信を行うことの承認、各事業所が愛知工業大学から配信を受けることの承認を気象庁から受けることが必要とな った。承認にあっては、緊急地震速報の仕組みと技術的限界について十分承知していること、事業所内で従業員 の避難等に活用する場合には従業員に教育@訓練を必ず行うことが義務づけられた。申請作業は 8 月 ~9 月に かけて各事業所にお願いし、問題なくすべての事業所に対する配信が承認された。 2.緊急地震速報の配信実績 表lにこれまでにセンターから緊急地震速報が配信された全95地震について40事業所で予測された震度と 観測された震度の関係を全データについて示す。システム稼動以来、最大予測震度は 4、最大観測震度は 3で あり被害が発生するような大きな地震の震度データはまだ得られていなし、。 予測震度が 1-3であるにもかかわらず、地震が観測されない場合( で表示)がかなり多いことが分かる。 その原因について検討中であるが、 (1)予測値が大きすぎる場合、 (2)震度観測に用いる E-Catcherのトリガーレ ベルを5ガル(震度で2-3)に設定していることから実際の震度l以下の場合には地震計が作動せず観測値が 無い場合、 (3)E-Catcherの精度が低く、震度 1~2 の程度のレベルでは実際の震度より小さく観測値が出る場合 がありこの場合には実際は震度が1~2 であっても観測値が無い、等が考えられる。 図 1に予測震度と観測震度との比較を示す。ただし、 l佃の点に複数のデータが重なっている(実数は表 l を参照)。予測値は観測値に対し 45度の実線に対し右側に分布しており、震度で約1程度過大に評価している。 その原因については以下の理由が考えられる。 (1) この程度の低震度領域では E-Catcherの精度があまり良くない。 (2)低震度領域では地震動に含まれる振動数が高く震度が小さく出てしまう可能性がある。 (3)気象庁が推奨する予測式に近い方法を用いているが、この予測式は大きな震度を正確に予測するために提 案された式であり、低震度では元々高めに評価される傾向がある(気象庁の配布資料でも過大評価となっ ている)。

(6)

予 ; .I[JI 震 度 表1 予測震度と観測震度との比較 (96地震、 40事業所の全データ) 7 6

5

6 ~~ 5

5

5 ~~ 4 3 2

7.0 6.0 5.0 曲 目 4.0 自 由 照i 球3.0 2.0 1.0

7

6

。 。 。

6 ~~ 5

。 。 。

。 。 。

。 。 。

。 。 。

。 。 。

。 。 。

。 。 。

。 。 。

。 。 。

。 。 。

1.0 2.0 3.0 観 測 震 度 5~ヨ

。 。。。

4 3 2

。 。。。

。。。。。

。。。。。

。。。。。

。。

6

18 43 7

o

0 8 24 14

o

0

2

。。。。。

。。

4 3

にJ 4.0 5.0 6.0 図l 予測震度と観測震度との比較(1点に複数のデータあり)

3 27 111 16

8 7.0

27 315 957 1138 943

(7)

3.震度予測式の検討 本センターの実績では予測震度が大きめに出る理由のひとつとして震度予測式が適切でないことが考えられ るO (1)震度を予測する式のうち距離減衰については司・翠

f

l

l

(:1999) の式 Log(PGV600) = 0.58Mw十0.0038D- 1.29 - log( x十0.0028

*

10件 0.50Mw)一0.002x /i:用いているが、この式の定数の与え方について以下の2点で気象庁と異なっている。

O

気象庁マグ、ニチュードMjmaからモーメントマグ、ニチュード M wへの換算式 気象庁 M w =明ma-0.171C宇津:1982) 本センター M w = Mjma 0断層最短距離x 気象庁 logL = 0.5M - 1.85 C宇津:1977) から求めた Lの 1/2を半径とする球表面からの距離 とする。 本センター 点震源とし、震源距離とする (2)地盤条件を入れた速度増幅度計算式は気象庁と同じ式を用いている。

0

式に含まれる係数のうち地盤の種別によって異なる係数については、松岡・翠川 (1994)を用いているが、 この係数に問題があり予測値を過大に評価している可能性がある。この点については、観測値と実測値と の比較したデータの蓄積により改善していく予定である。 震度1~4 程度で予測震度を観測震度にあわせるように補正係数を導入することは可能であるが、この場合、 低震度で合わせたために、実際の被害が発生する震度5以上で過小評価にならないかが危倶される。 以上の観点から、能登半島地震のデータを用いて検証を行った。検証の方法は以下のとおりである。 -震度4以下は Ai-netの、震度 4以上は能登周辺の記録保 net及びKik-net) を用いる。 ・予測方法は気象庁方式、愛工大方式とし、比較する。 得られた結果を図2に示す。 (1) 震度4以下では気象庁方式、愛工大方式とも差は無く、震度はどちらの方式を用いても 1程度過大評 価となる。 (2) 震度 4以上では、むしろ過小評価傾向である。若干、愛工大方式のほうが過小評価の傾向が強い (ISK005地点の観測震度 6.3のデータにおいて顕著に現れている)。これは愛工大方式では半球震源 (=Ll2)を用いていないため距離xが大き目に与えられるために予測震度が小さく計算されるためであ る。 この結果、現在の予測方法では、震度4以下では過大評価、震度 4以上でやや過小評価傾向であることがわ かった。他の地震についても検証が必要であるが、震度4以下を無理にあわせることは大きな震度で過小評価と なる可能性があるので慎重に検討する必要がある。

(8)

7.0 6.0 5.0 4.0 制 雌 円高 {tiK 3.0 2.0 1.0

能登半島地震 [平成19年3月25日09時42分] 1l E孟 色色 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 予測震度 図 2 実測震度と予測震度との比較(能登半島地震での実績) 4.今後の方針 これまでの実績から以下の点が明らかになった。 (1)震度4程度以下では震度で約1程度過大評価となっている。 (2)震度5以上では、過小評価になっている。 したがって以下の改良在進める。 (司震度4以下について、現在の方式より震度をl程度低く見積もる式を導入する。 7.0 (b) 半球震源方式(断層長 Lを M から計算し、 LL/2の半球を震源域とする)を採用する。 (c) 増幅度の適正な値の与え方については実績データを蓄積し、さらに研究を進める。

(9)

4

.

建物性能評価

高 橋 郁 夫

愛知工業大学の地域防災研究センターは免震構造であり、

2005

4

月のオープン以来、建物および周辺地盤 に設置された地震計による地震観測を継続して行ってきた。本年3月末までに、大地震は経験していないものの、 中小規模の地震波形がいくつか記録されている。 ここでは、その観測記録から、地域防災研究センターの建物の免震性能の評価を行う。 1 地域防災研究センターの概要 地域防災研究センターの概要在表

u

こ示す。この建物は、

NS

方向約

11m

EW

方向約

27m

のサイズ、を持つ、 2階建ての整形な建物であり、建物は 6台の免震装置に支持された免震構造である。免震装置は、減衰性の高い ゴムを使用した積層ゴムを採用し、ゴ、ム内部で、地震エネルギーを吸収で、きる。 また、架構形式としてボイドラーメン工法を採用している点に特徴がある。この工法は、中空スラブと壁により 耐震架構を形成する工法であり、室内に柱・梁が出ないため、すっきりとした空間を創出することを可能として いる。 表1 地域防災研究センターの概要 建 物 概 要 建 設 地 害田市八草町八千草

1

2

4

7

用 途 学校 建 築 面 積

3

1

9

.

2

9

J:Yf 延 床 面 積

5

2

2

.

3

1

J:Yf 階 数 地 下

0

階 、 地 上

2

階 軒両

9

9

8

7

m

最両両さ

1

0

2

1

2

m

構 造 概 要 構 造 種 別

R

C

造 ( 免 震 構 造 ) 基 礎 形 式 杭 基 礎

(

P

H

C

埋 込 杭 ) 架 構 形 式 EW方 向 壁式構造、 NS方向:ホゃイト守トメン構造

(10)

2 地震観測システムの概要1) 地震計の配置を図 lに示す。既設の建物の地下には、 G.L.-1.6m、12m、-32mの位置に地中観測点があり、また、 地域防災研究センターの西側には地表面の観測点がある。建物に関しては、基礎部、 1階床、 2階屋根の中央部、 および建物端部(北側 :EW、UD、東側 :NS)に観測点がある(ただし、 2階屋根の北側端部に NSの観測点はない)。 .e 合 計 3 地震観測記録の概要 圃免震層 IB3ch 水 平 1ch 上 下 1ch .1F床 │ 日3ch '1F床裏 水 平 1ch 上 下 1ch 岡地表 │ 日3ch '2F天 井 水 平 1ch 新 3ch 水 平 1ch 上 下 1ch │ 日3ch 新 3ch 1台⑧ う壬" イ長@ 1台電器 2台ヶーあ 1台 ⑧ 1台 @ 2台 一 + 1台 交 6台 2台 3台 1台 図1 免震建物地震観測システム 2004 年 4 月から 2007 年 3 月までの約 3 年間で震度 2~3 程度の地震を 4 回観測している。観測された地震の 概要を表 2に示す。最大の震度を観測したのは、 2005年 12月 24日の愛知県西部を震源とする、計測震度 3.1 の地震である。 震源地 愛知県西蔀 岐阜県美濃東部 岐阜県美濃東部 能登半島沖 表2 評価対象とした地震 発 生 時 刻 2005年 12月 24日 11時 02分 2006年 03月 16日 06時 24分 2006年 12月 19日 18時 33分 2Q07年 03月 25日 09時 42分 4 観測記録分析による建物の特性評価 マクミニチ工~" Mj 4. 8 3. 9 4. 3 5. 3 計測震度 3. 1 1.9 3. 0 2.1 図 3~図 10 には、各地震に関して、建物西側の地表面と建物 l 階床中央部の応答加速度波形、および地表面 と 1階床位置における NS、EW、UD方向の加速度応答スペクトル(減衰定数:2%) の比較を示す。

地表面加速度の記録としては、 NS方向は NO.1の地震で 42.5Gal、EW方向は NO.3の地震で 47.3Galが最大 である。これに対して、 1階床の加速度記録としては、 NS方向は NO.1の地震で 18目8Gal、EW方向は NO.3の

地震で 12.0Galが最大である。この最大値だけに関していえば、地表面に対する 1階床の最大加速度の割合は、 NS方向で約 44%、EW方向で約 25%となっている。

(11)

地表面の加速度応答スペクトルに関しては、地震によって傾向が異なるが、 NS、

EW

方向とも概ね

0

.

1

~

0

.

2

秒付近で卓越が見られる。ただし、地震

NO

.4に関しては、

EW

方向の

0

.

3

~

0

.

4

秒付近で値が大きくなっている。 一方、建物の

1

階床では、 NS方向では

0

.

6

秒付近および

0

.

1

5

秒付近で、

EW

方向では

0

.

5

秒付近の応答加速度 が卓越しており、これらの卓越周期以外の周期帯域における加速度は地表面の成分と比較して大幅に値が低減さ れている。建物の卓越周期をより明らかにするために、地表面に対する建物1階床中央部の加速度応答スペクト ルの比(減衰定数

:

2

%

)

を図

1

1

に示す。この図から、NS方向では

0

.

6

秒付近に建物のl次の卓越モードが、

0

.

1

5

秒付近に2次の卓越モードがあり、

EW

方向では

0

.

5

秒付近に建物のl次の卓越モードが存在することがわかる。

EW

方向(長辺方向)に比べ、NS方向(短辺方向)の剛性は若干小さくなっている。上下動に閲しては、

0

.

0

5

~

0

.

0

6

秒付近に建物の卓越モードが存在している。 図

1

2

には、地中、地表面および建物の最大加速度応答値分布を示す。縦軸のG.L.の値がマイナスの線は地中 部を、白抜きのシンボルは地表面在、 G.Lの値がプラスの線は建物の最大加速度をそれぞれ表している。また、 実線+.はNS成分を、実線十園は

EW

成分を、波線

+ A

UD

成分をそれぞれ表している。 建物の基礎部と地表面の値そ比較すると、概ね基礎部の値の方が低く、これは杭基礎の拘束効果および地盤と 建物の相互作用の効果によるものと推察される。建物l階床部分と基礎部の水平最大加速度を比較すると、地震

N

O

.

1

~ 3に関しては建物 l階床部分の最大加速度は基礎部と比較して概ね1/3~

1

1

2

となっている。それに対 して、

NO

.4の地震では建物1階部分の方が基礎部よりも値が大きくなっている。この現象は、他の地震に比べて、

NO

.4の地震のスペクトル特性が異なっていて、

0

.

1

~

0

.

2

秒の短周期成分が少なく、建物の

l

次モードである

0

.

5

~0.6 秒付近の成分が相対的に多く含まれていることに起因していると考えられる。 1 階床と 2 階屋根の加速度 を比較すると、

2

階屋根部分のほうが大きくなっているが、増幅度は地震によってやや異なる。

UD

成分に関し ては、基礎部に比べてl階床部分は加速度がやや大きし 2階屋根部分になるとさらに大きく増幅していること がわかる。

5

まとめ 地域防災研究センターの地震観測の開始から約3年間で観測された記録をもとにして、免震効果に関する評価 そ行った。この観測結果から、地表面の応答加速度に比べて、 1階床部分の応答は概ね

1

1

3

~ 1/2程度低減さ れていること、上下動に関しては、建物上部でやや応答が増幅していることなどが明らかとなった。しかしなが ら、建物1階床部分の応答が低減されない場合もあり、この原因についてはより詳細な検討によって明らかにす る必要があると考えられる。 参考文献

1

)

愛知工業大学地域防災研究センター年次報告書

v

o

.1

2

(平成

1

7

年度)、

2

0

0

6

.

7

謝辞 本検討の結果の波形の図化に当たっては、防災科学研究所の強震ネットワークK-NETのユーティリティープロ

(12)

AID.GRD 2005/12/2411 :01 :53 Seismic Intensity : 3.07 Acceleration lgallNS 5.36e+001 ー5.36e+001 Acceleratlon igallEW 5.36e+001 -5.36e+001 Acc~~e!ati'?~ !gal] UD 5.36e+001 -5.36e+001

10 Max.= ゆが仰ゆ俳吋μv Max.= Max.=

4

問料相脚仰向桝酬や静物船

20 30 Time [s]

(

a

)

地表面

AID.1 FC 2005/12/24 11 :01 :53 Acceleration [gallNS 2.9ge+001 Max.= 】2.9ge+001 Acceleration [gal] E W Max.=

一時~州内相川

-2.9ge+001 Acceleration [gal] UD Max.= 2.9ge+001 -2.9ge+001

10 20 30 Time [s] (b)

建物

1

階床

3

応答加速度波形(地震

NO.1) AID.GRD.20051224110130 53.6385 Min.= 戸42.4978 37.2793 Min.= -38.0416 13.1114 Min.= -14.0600 40 50 AID.1FC.20051224110133 19.8081 Min.= 同18.7972 9.7345 Min.= -10.4136 26.0466 Min.= -29.9247 40 50

(13)

300.0

8

5200 0

望ユ

00.0 0

300.0 300.0 I I II I I II lTl寸 F-FLOO (NS, Cillむを R) pROUND(S , SURFAC~) I~ ." J ¥ / 1,¥ "; I11 1J11 14 1 i i、 ハfllJ 、 、 1¥1'-' j ¥ ¥

I I I 0.0 0.05 O.ユ 0.2 0.5 1.0 2.0 NATURAL PER工OD (SEC)

(

a

)

NS

成分

5.0 10.0 J v -¥ ハ ハ r 0.0 0.05 0.1 0.2 0.5 1.0 2.0 NATUR且JPERIOD (SEC) 5.0 10.0

(

b

)

EW

成分

(14)

AID.GRD 2006/03/16 06:24:20 Acc.el:.:ati~~ (gal] NS 1.53e+001 -1.53e+001 Acc.e~.:ati~~ (gal] E W 1.53e+001 同1.53e+001 Acc.e~.:ati~~ (gal] UD 1.53e+001 同1.53e+001

Max.= Max.= Max.= 10 20

(

a

)

地表面 AID.1FC 2006/03/1606:24:19 Acc~el:~ati~~lgal] NS 6.57e+000 -6.57e+000 Acc~el:~ati~~lgal] E W 6.57e+000 -6.57e+000 Acc~el:~ati~~lgal] UD 6.57e+000 -6.57e+000

Max.= Max.= ~m Max.= 10 Time [s] (b) 建物 1階床 図 5

応答加速度波形(地震

NO.2) AID.GRD.20060316日62350 10.4026 Min.= -8.0669 15.2604 Min.= -13.3753 7.8276 Min.= -6.8036 30 40 AI 0.1 FC.20060316062359 3.1757 Min.= -3.0271 4.3982 Min.= -4.7754 5.9102 Min.= 6.5707 30 40

(15)

l

J

I

l

l

I I II I I II F-FLOO (NS,CENT R) [;ROUND( S,SURFAC$) 1 1 A 11 11 11 11

l

f

i

ペ 1 , 1 , 1 , 、 、

[

I~

I I II ー I I II 100.0 75.0 50.0 25.0 ( A d σ ) Z D -出 H U 田山∞同∞ ZO 向 ∞ 回 出 0.0 0.05 0.2 0.5 1.0 2.0 5.0 10.0 NATURAL PERIOD (SEC)

o

.

ユ NS

成分

7寸TT I I II ITTI え却(し日WSU,RCEFAJC RT) I i 1 ' lハ 1 1 ¥J ¥ / 1¥ ぺ l '11

"

^

1 ¥ ~ 1 I!

i

J

:

1

i

(¥1、 J ' i '1 ¥1¥ へ

h

I I II (a) ユ00.0 75.0 50.0 25.0 ( A d d ) 宮 口 出 ド U 岡山∞国∞ ZO 臼 ∞ 同 出 工0.0 5.0 0.2 0.5 ユ.0 2.0 NATURAL PERIOD (SEC) 0.1 0.0 0.05

EW成分

I I II I I II I I II

品開?

主lJD何,DSU,RCEFAむC R)

v

c

ド「

、 、 , a ' / 1 n u 〆 ' t 、 100.0 75.0 50.0 25.0 ( A d d ) Z D N 凶 L F U 回 向 切 回 ω Z O 向 ∞ 回 出

(16)

AID.GRD.20061219183230 AID.GRD 2006/12/19 18:33:00 Acc~~;ati~~ ~gal] NS 4.73e+001 Max.= 28.9545 Min.= -39.9422 -4.73e+001 Acc~~;ati~~ ~gal] EW 4.73e+001 Max.= 38.0455 Min.= -47.3410 D H U -a 門 u d 1 1 7 nunnv n u n u n U +HU+ eae qur

内 。

7 同 7 4 但 4 p u A -4.73e+001 Max.= 27.6544 Min.= -28.5542

10 20 30 40 Time [s]

(

a

)

地表面

AID.1 FC.2006121918323日 AID.1 FC 2006

2/1918:32:58 Acceleration IgallNS 5.30e+001 5.30e+001 Acceleration [gal] E W Max.= 12.2851 Min.= -12.0072

t,

l

d

n

ll' " M ' 1r~ -5.30e+001 Acceleration [gal] UD Max.= 53.0307 Min.= 51.2422 5.30e+001 ー5.30e+001 Max.= 14.7250 Min.= 15.8766

10 20 30 40 Time [s] (b)

建物

1

階床

7

応答加速度波形(地震

NO.3)

(17)

300.0 [j) 0.0 300.0 [j) 0.0 800.0 円 υ 円 U 円 U f o J d σ ) 円 U 円 U ハ U ハ U 円 U ハ U 4 -n ノ ム 2 D 出 ド U 国向∞同∞ Z O 臼 ∞ 回 出 ,A 11 , 1 1 1 1 1 1 1 ハ iI , f1 1 ¥ / 1/111 ; 1 ¥ ¥ ¥ , ¥ 1 1 , ¥ 1 1 ¥ , ¥ t.¥'¥ /¥- ¥ J ,¥l 、 ! ¥, ,¥ I I I I I I I 0.05 0.1 0.2 0.5 ユ.0 2.0 5.0 10.0

NATURAL PERIOD (SEC)

(a) NS成 分 I I I I I I I I え EW(E,JWSU,│RCEFAN│ C T I I I I F-FLOO R) [jROUND( ' ¥ ¥ 1 " " 11 11 , ¥¥ 1 1 ¥ 1"¥ 1¥ 1 " 1¥ 1¥ 1¥ J i f Fi l / ¥ 1 ¥ I If¥ 1 ¥ 、 ¥ 1 ¥1 ¥

l

i

/

l

b

L

_

_

j

I I I I 0.05 0.1 0.2 0.5 ユ.0 2.0 5.0 10.0

NATURAL PERIOD (SEC)

(

b

)

EW

成 分 I I I I I I I I I I I I F-FLOO ミ JD(U,DSU,RCEFANC TR) pROUND(

1

1

k

(18)

AID.GRD.20070325日942日日 AID.GRD 2007/03/2509:42:09 Seismic Intensity : 2.11 Acceleration [gallNS 9.06e+000 Max.= 5.3487 Mi円 = -5.9546 -9.06e+000 Acc~e~e~a!i~~lgal] EW

9.06e+000 Max.= 7.4369 Min.= -9.0569

-9.06e+000 Acc~el~~a!i~~lgal] UD 9.06e+000 -9.06e+000 Max.= 3.2915 Min.= -2.8696

o

10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150

(

a

)

地表面

AID.1 FC.200703250942日9 AID.1 FC 2007/03/2509:42:09 Acc.el:~a!i~~ !gal] NS 1.10e+001 Max.= 5.8851 Min.= 6.1173 -1.10e+001 Acceleration [gall Emf 1.10e+001 M日x.= 7.7164 Min.= -10.9785 円 υ 川 U l g u 門 u a 1 1 1 n u n H n u n u n ︾ n U + H + ρundρv n U げ 叶 n U 1 h 1 4m-A -1.10e+001 Max.= 3.1958 Min.= 3.3847

o

10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150 Time [s] (b) 建 物 1

階床

9

応答加速度波形(地震

NO.4)

(19)

100.0 75.0 50.0 25.0 ( A d σ ) 宮 口 出 L F U 向 山 ω 国 ω Z -O 臼 ∞ 伺 以 10.0 5.0 l.0 2.0 (SEC) 0.5 NATURAL PERIOD

(

a

)

N

S

成分

0.2 0.1 0.0 0.05 100.0 75.0 50.0 25.0 ( A d σ ) Z D -出 ド U 向 山 切 回 ω Z O 向∞周回 10.0 5.0 0.2 0.5 l.0 2.0

NATURAL PERIOD (SEC) 0.1 。 ー 0 0.05

EW成分

、 ︼ F ノ LU 〆 , a 町 、 100.0 75.0 50.0 25.0 ( A d σ ) Z D N 同 L F U 同仏∞同∞ ZO 向 ω 同 出

(20)

6.0

8

~ 4.0

g

g

0.0 0.05 0.1 0.2 0.5 ユ.0 2.0 6.0

8

~ 4.0

g

g

E

0.0

NATURAL PERIOD (SEC)

(

a

)

NS

成分

0.05 0.1 0.2 0.5 1.0 2.0 6.0

3

~ 4.0 出 t-< 同

2.0

8

出 0.0

NATURAL PERIOD (SEC)

(

b

)

EW成 分

0.05 0.1 0.2 0.5 1.0 2.0

NATURAL PERIOD (SEC)

(

c

)

UD成 分

5.0 10.0

5.0 10.0

5.0 10.0

(21)

G.L.(m) 10

一10 -20 一30 -40 0 G.L.(m) 10

-10 -20 -30 -40 0 2005/12124 G.L.(m) 10

-

J

-

-

A

-

E

ぞ?当開吋事ー -!---0---

10 20 -10 -40 20 30 40 50 60 0 最大加速度(Gal) 2006/12/19 冨益玄 回選. G.L.(m) 10 一--B巡 ♂

6

:

-

-

-

-

-

-

-

-

.

)

-

~---I 一 10 20 -30 白抜きシンボルは建物西側│の地表面 -40 40 60 80 0 2006/03/16 5 10 最大加速度(Gal) 3 6 9 15 20 12 15

(22)

5

.

端末の実利用状況(サイレン@設備停止等)

企業防災システム

(

A

i

-

S

Y

S

T

E

M

)

の利用は、

2

4

3

7

地点

(

2

0

0

7

7

月現在)の事業所で行われている。導 入企業の業種構成としては、製造業

1

8

社、建設業3社、運輸業

1

社、医療

1

、教育l、NPO法人 lとなっており、 また導入事業所の立地点としては、豊田市

5

、名古屋市

4

、岡崎市

4

、刈谷市

4

、安城市

4

、豊橋市

2

、音羽町 2、清須市l、春日町I、大口町l、東郷町

1

、大府市l、半田市l、高浜市l、碧南市

1

、西尾市

1

、幸田町 l、田原市 l、静岡県湖西市 1となっている。 企業防災システム

(

A

i

S

Y

S

T

E

M

)

のメインメニューのひとつである地震情報配信システムは、気象業務支援セ ンターからの緊急地震速報の配信,事業所内に設置した小型地震計の情報表示、

A

i

-

S

Y

S

T

E

M

加入事業所相互間@ 愛知工業大学が設置したリアルタイム地震計情報などの実測地震情報の共有を可能としている。以上の地震情報 は、当該事業所各地点に設置された地震防災端末によって取得されてり、端末に接続されたパトライト・端末画 面内での地震情報の表示によって警報を鳴らす仕組みが用いられている。 一方、この端末に接続されたパトライトや画面表示による警報の場合、実際に警報の伝達を受けることが可能 な範囲は端末そのものの動作状況を見渡せる範囲に限られる。地震防災端末には、 2系統の外部への信号出力を 可能とする接点ボックスが設置されており、これらの外部出力信号を活用して、大きな揺れが予測される場合に 事業所構内全体に緊急自動放送を行ったり、設備の機器停止など、の制御を行ったりするなどの活用策が進みつつ ある。現在は

1

1

社・

1

8

地点

(

2

0

0

7

3

月末現在)で放送設備や生産設備への接続が行われている。 また、外部機器の制御情報についても、伝達された緊急地震速報に基づくリアルタイムの制御、主要動到達ま での予測猶予時聞による制御、緊急地震速報の報数による制御(緊急地震速報は、震源情報が、地震データの取 得地点数の増加とともに修正されるため、初報から確定報に至る数 十数報までの速報が流される)、キャンセ ル報(地震計の誤動作などによって実際には生じていない誤った地震情報が流れたときに出されるキャンセル情 報)による制御などの多様な制御方法を行えるようにプログラムの改修を行い、現場現場のニーズに応じた報知 が出来るような仕組みを整えた。このプログラムを利用して、事業所ごと、事業所内の部署ごとに重なる多彩な 機器の制御方法がとられている。 今後、放送設備への接続在検討している事業所が9地点、生産設備への接続を検討している事業所が 7地点、 その他にも警報が聞こえない場所への視覚的な警報を行う機器への接続が行われるなど各々の職場の状況に応じ た活用が今後も進められる予定である。

表 2 ネット別観測地震数 年 月 A I N  A I R  A I E  A I D  2006  4  4  。 5  5  2  6  。 7  2  2  7  3  2  8  3  1 0  2  3  9  4  2  1 0  。 3  。 1 1  2  5  。 2  1 2  5  1 0   5  4  2007  2  6  2  4  2  。 6  。 。 3  3  1 4   3  4  観測データはデータベース化され、発生年月日で地震を検索し、観測地点を指定することで図

参照

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