DPC制度について
医事課
入院係 鵜沢
■DPCとは…
■ Dagnosis
Procedure
Combination (DPC)
(診断)
(治療や手術の行為、手法)
(組み合わせたもの)
日本語:診断群分類包括評価
従来の診療行為ごとの点数をもとに計算する「出来高払い方式」とは
異なり、入院期間中に治療した病気の中で最も医療資源を投入した一
疾患のみに厚生労働省が定めた1日当たりの定額の点と従来どおりの
DPCにより包括されない
出来高評価部分
(手術、胃カメラ、リハビリ等)
を組み合わせて計算する方式です。
1日当たりの定額の点数は、「診断群分類」と呼ばれる区分ごとに、入
■診療報酬における出来高と包括
■DPCの対象となる患者
・一般病棟(2A・3A・2B・3B・2C)の入院患者
(3C病棟は障害者病棟の為、対象外)
・包括評価の対象となった診断群分類(DPC)に該当
した患者
■DPC対象外の患者
• 健康保険以外の患者(自費・自賠・労災)
• 入院後(入院した時間から)24時間以内に死亡した患者
• 生後7日以内の新生児の死亡
• 治験の対象患者
• 臓器移植患者の一部(同種腎移植術・骨髄移植等)
• 高度先進医療の対象患者
• 急性期以外の特定入院料の算定対象患者(3C病棟)
• 保険改正等で高額薬剤・手術・処置などを施行し認められ
た患者
■DPC(診断群分類)の決定
傷病名の決定
入院期間を通じて治療の対象となっ た傷病のうち、医療資源を最も投入し た傷病名をICD10に規定されている 傷病名より決定。 *医療資源=人的コスト・物的コスト診断群分類の決定
決定した傷病名が分類されているDP C疾患名(6桁コード)を検索し全診断群 分類が示されてる「ツリー図」とその分 岐(医療行為や定義副傷病名等)を定 義している「定義テーブル」を活用し診 断群分類(診断群分類コード)を決定■ ツリー図
診断群分類番号 例)白内障 定義テーブル に記載された 診療行為に 対応する分岐 を選択し診断 群分類を決定 定義テーブル■診断群分類コードの構成
◎14桁のコードにはそれぞれ意味が あります。 • DPCでは,14桁の診断群分類コード で表されます(左記) ・14桁の診断群分類コードごとに一 日当たりの金額が決まっています。■診断群分類コードについて
①最初の6桁は,入院期間中に「医療資源を最も投入した傷病名」に基づく分類コードです。 ②7桁目は入院目的等の「入院種別」を表すコード。
③8桁目は特定の条件を表すコードで,年齢・出産時体重・JCS(Japan Coma Scale)等が医療 資源の投入量に影響する場合に使用されます。 ④9-10桁目は,この2桁で「手術等サブ分類」を表し,基本DPCとの関係の深さに応じたコ ードが振られます。 ⑤11桁目と12桁目は,補助手術や化学療法,放射線療法等の有無や種類で分類され るコードになります。 ⑥13桁目は医療資源の投入量に影響を与えるような入院時併存症や入院後続発症の 「副傷病名」を表すコードです。 ⑦14桁目は,13桁目までで表現できなかった医療資源投入量に影響を与えるような「重症 度等」を表すコードになります。
■ 診断群分類点数表
脳梗塞の例(010060x099030x) 「脳梗塞(JCS10未満)・手術なし・手術処置1なし・手術処置2 3あり(エタラボン)・副傷病なし」の患者 ・入院期間「Ⅰ」 入院から9日まで ①3,823点 ・入院期間「Ⅱ」 10日目から17日目 ②1,923点 ・入院期間「Ⅲ」 18日目から36日目 ③1,635点 *37日目からは出来高算定となる・DPC入院期間点数の設定には2003年4月開始時点では、国立病院・大学病院等の82施設から始まりました。 発足1年で見直しされその結果データ収集の為に調査協力していた92医療機関な中から手を挙げて参加する 方式を採用。現在では1,585施設(平成26年4月現在)がDPC対象病院となっています。又、DPCによる点数は2 年ごとに点数設定が変更しています。 ※上記の図はDPC病院になったことでのプラス点、マイナス点を表した表となります。黒線が平均治療を表し たもので、赤線は平均治療から外れたことを表す線となります。