EWF管理ソフトウェア

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IFEWF.WIN

EWF 管理ソフトウェア

Classembly Devices ® /FA コントローラ用 Windows ソフトウェア

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第 1 章

はじめに

3

1.1 概要 ...3 1.2 特長 ...3

第 2 章

製品仕様

4

2.1 基本仕様 ...4 2.2 製品構成 ...4

第 3 章

導入方法

5

3.1 インストール手順 ...5 3.2 メモリ監視ライブラリ実行手順 ...5

第 4 章

リファレンス

6

4.1 関数一覧 ...6 4.2 関数個別説明 ...7

第 5 章

サンプルプログラム

11

5.1 実行方法 ...11 5.2 サンプルプログラム一覧 ...11

第 6 章

Interface EWF Manager

12

6.1 使用方法 ...12 6.2 コマンド ...12 6.3 設定ダイアログ ...13

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第1章はじめに

1.1 概要

EWF 管理ソフトウェアは、Interface EWF Manager と、メモリ監視ライブラリからなるソフトウェアです。

Interface EWF Manager は、EWF 設定や、各種メモリの監視を GUI で行うアプリケーションです。メモリ監視ライブラリは、Windows 上のアプリケーションから、EWF のメモリ使用状況を監視する為のソフトウェアです。EWF のメモリ使用状況を Windows 上のアプリケーションから DLL をダイナミックリンクし、API をコールすることにより監視します。本ドキュメントは、Windows 上で EWF 管理ソフトウェアを使用するための情報を掲載しています。

1.2 特長

●EWF の設定を GUI ユーティリティ上で簡単に行うことができます。 ●EWF 使用メモリ容量、物理メモリの空き容量を GUI ユーティリティで確認することができ、しきい値を超えた際にバルーン表示することができます。 ●ライブラリを使って EWF 使用メモリ、物理メモリの使用状況を得ることができます。 ●ライブラリを使って EWF 使用メモリが指定したしきい値を超えた時点でイベントを通知することができます。しきい値を超えたかどうかを確認する周期を ms 単位で指定することができます。

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第2章製品仕様

2.1 基本仕様

Interface EWF Manager ・EWF の有効/無効をドライブごとに設定可能・設定したしきい値を超えた場合に警告表示可能・EWF 使用メモリ容量、物理メモリ空き容量の監視可能・HORM の有効/無効を設定可能・指定ドライブへのコミットを実行可能 EWF 使用メモリ・EWF 使用メモリ容量の取得可能・イベント通知のしきい値をバイト単位で指定可能・イベント通知の監視周期を ms 単位で指定可能機能メモリ監視ライブラリ物理メモリ・メモリ容量、空き容量の取得可能

2.2 製品構成

製品構成ファイル名説明最新情報ドキュメント README.HTM 最新ドキュメント掲載ファイルインストールプログラム SETUP.EXE インストール用ファイルサンプルプログラム volevent イベント通知サンプルプログラムユーティリティ IFEWF.EXE Interface EWF Manager

DLL IFEWF.DLL ダイナミックリンクライブラリファイル

IFEWF.LIB インポートライブラリファイルヘッダファイル IFEWF.H Visual C++用ヘッダファイル

IFEWF.BAS Visual Basic 用ヘッダファイルヘルプ HELP.PDF ヘルプ（PDF 形式）

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第3章導入方法

3.1 インストール手順

README.HTM のインストール方法を参照してください。

3.2 メモリ監視ライブラリ実行手順

基本的な制御の手順は以下の通りです（記述例は C 言語です）。 3.2.1 EWF 使用メモリの取得とイベント IfEwfGetEwfRamData関数を使えば、現在のEWFが使用しているメモリ容量がバイト単位で取得できます。 INT Ret; LONGLONG RamSize; // EWF 使用メモリの取得 Ret = IfEwfGetEwfRamData(&RamSize); また、イベントを使用する場合は、IfEwfSetEventEwfRamData関数に、EWF使用メモリのしきい値、しきい値を超えた際に通知するイベントのハンドル、及びしきい値を超えたかどうかを監視する周期を指定します。 INT Ret; HANDLE VolEvent; LONGLONG RamDataBytes; // イベントの生成

VolEvent = CreateEvent(NULL, TRUE, FALSE, NULL);

// しきい値（256MB）、イベントハンドル、周期（5 秒）を設定 RamDataBytes = 256*1024*1024;

Ret = IfEwfSetEventEwfRamData(RamDataBytes, VolEvent, 5*1000);

EWF の使用メモリが設定したしきい値を超えた際に、指定したシグナルイベントがシグナル状態になります。 3.2.2 物理メモリ情報の取得 IfEwfGetPhysicalMemory関数を使えば、現在の物理メモリの容量と、空き容量が取得できます。 UINT Ret; ULONG Total; ULONG Free; // 物理メモリ容量の取得

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第4章リファレンス

4.1 関数一覧

No 関数名機能 ●EWF メモリ 1 IfEwfSetEventEwfRamData EWF 使用メモリイベントのための設定を行います。 2 IfEwfGetEwfRamData 現在の EWF 使用メモリを取得します。 ●物理メモリ 3 IfEwfGetPhysicalMemory 現在の物理メモリ情報を取得します。

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4.2 関数個別説明

1. IfEwfSetEventEwfRamData

【機能】 EWF 使用メモリのイベント設定、破棄を行います。【書式】 ●C 言語 INT IfEwfSetEventEwfRamData( LONGLONG RamDataBytes, HANDLE EventHandle, ULONG WatchCycle ); ●Visual Basic

Declare Function IfEwfSetEventEwfRamData Lib "ifewf.dll"( _ ByVal RamDataBytes As Currency, _

ByVal EventHandle As Long, _ ByVal WatchCycle As Long _ )As Long 【パラメータ】 RamDataBytes EWF 使用メモリのしきい値をバイト単位で指定します。ここで指定したしきい値を超えた際に、EventHandle で指定したイベントをシグナル状態にします。

Visual Basic をご利用の場合、Currency 型は内部で 10000 倍の値が設定されるため、ご利用の際は実際の値を 10000 で割ってご利用ください。詳細はサンプルプログラムや使用例をご参照ください。 EventHandle EWF 使用メモリが、RamDataBytes で指定したしきい値を超えた際に、シグナル状態にするイベントハンドルを指定します。 C 言語では NULL、Visual Basic では 0 を指定すると、登録していたイベントを破棄します。 WatchCycle EWF 使用メモリがしきい値を超えたかどうかを監視する周期を指定します。単位は ms です。【戻り値】関数が正常終了すると 0 が返ります。 0 以外の値が返った場合は、入力パラメータに間違いがないか、多重登録していないかをご確認ください。

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【備考】本関数を上書き実行しようとするとエラーとなります。しきい値や監視周期を変更したい場合は、EventHandle パラメータを、C 言語では NULL、Visual Basic では 0 に指定して、一旦イベントを破棄してください。【使用例】 ●C 言語 INT Ret; HANDLE VolEvent; LONGLONG RamDataBytes; // イベントを生成

VolEvent = CreateEvent(NULL, TRUE, FALSE, NULL);

// イベント設定

RamDataBytes = 256*1024*1024;

Ret = IfEwfSetEventEwfRamData(RamDataBytes, VolEvent, 5*1000);

●Visual Basic Dim Ret As Long Dim VolEvent As Long

Dim RamDataBytes As Currency Dim WaitRet As Long

' イベントを生成

VolEvent = CreateEvent(0, True, False, 0)

' イベント設定 RamDataBytes = 256

RamDataBytes = RamDataBytes * 1024 RamDataBytes = RamDataBytes * 1024 RamDataBytes = RamDataBytes / 10000

Ret = IfEwfSetEventEwfRamData(RamDataBytes, VolEvent, 5 * 1000) しきい値を 256MB、監視周期を 5 秒に設定します。

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2. IfEwfGetEwfRamData

【機能】 EWF が現在使用しているメモリ容量を取得します。【書式】 ●C 言語 INT IfEwfGetEwfRamData( LONGLONG* RamDataBytes ); ●Visual Basic

Declare Function IfEwfGetEwfRamData Lib "ifewf.dll"( _ ByRef RamDataBytes As Currency _

)As Long

【パラメータ】

RamDataBytes

現在の EWF 使用メモリ容量の格納先です。単位はバイトです。

Visual Basic をご利用の場合、Currency 型は内部で 1/10000 の値が設定されるため、ご利用の際は実際の値を 10000 倍してご利用ください。詳細は使用例をご参照ください。【戻り値】関数が正常終了すると 0 が返ります。 0 以外の値が返った場合は、入力パラメータに間違いがないかご確認ください。【使用例】 ●C 言語 INT Ret; LONGLONG RamSize; Ret = IfEwfGetEwfRamData(&RamSize); ●Visual Basic Dim Ret As Long

Dim RamSize As Currency

Ret = IfEwfGetEwfRamData(RamSize) RamSize = RamSize * 10000

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3. IfEwfGetPhysicalMemory

【機能】物理メモリ情報を取得します。【書式】 ●C 言語 INT IfEwfGetPhysicalMemory( ULONG* TotalBytes, ULONG* FreeBytes ); ●Visual Basic

Declare Function IfEwfGetPhysicalMemory Lib "ifewf.dll"( _ ByRef TotalBytes As Long, _

ByRef FreeBytes As Long _ )As Long 【パラメータ】 TotalBytes 物理メモリ容量の格納先を指定します。単位はバイトです。 FreeBytes 物理メモリの空き容量の格納先を指定します。単位はバイトです。【戻り値】関数が正常終了すると 0 が返ります。 0 以外の値が返った場合は、入力パラメータに間違いがないかご確認ください。【使用例】 ●C 言語 INT Ret; ULONG Total; ULONG Free;

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第5章サンプルプログラム

5.1 実行方法

サンプルプログラムには実行形式のファイルが付属していません。

ソースコードをコンパイルして実行ファイルを生成してから、動作させてください。

●Visual C++の場合

Visual C++（Visual Studio）を起動し、「ファイル」メニューから「ワークスペースを開く」を選び、ファイルの種類で「プロジェクト(dsp)」を選んだ後、各サンプルプログラムのプロジェクトファイル「*.dsp」を開き、ビルドしてください。 ●Visual Basic の場合 Visual Basic を起動し、各サンプルプログラムのプロジェクトファイル「*.vbp」を開き、ビルドしてください。

5.2 サンプルプログラム一覧

サンプルプログラム名概要 volevent EWF 使用メモリが 256MB を超えたかどうかを 5 秒周期で監視します。 256MB を超えた場合は、メッセージを表示してプログラムを終了します。

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第6章 Interface EWF Manager

Interface EWF Manager を使用することで、下記が可能になります。

・EWF の有効/無効をドライブ単位で設定・指定したドライブへのコミットを実行（1 回だけ実行）・EWF 使用メモリ容量、物理メモリ容量、物理メモリ空き容量の監視・EWF 使用メモリ、物理メモリの空き容量のしきい値を決め、しきい値を超えた際にバルーン表示で警告表示・HORM の有効/無効を設定

6.1 使用方法

本ユーティリティは、OS 起動時に自動的に起動します。ユーティリティが起動しているかどうかはタスクトレイをご確認ください。ユーティリティが起動している場合、下記のアイコンが表示されます。

6.2 コマンド

Interface EWF Manager のアイコンを右クリックすると、下記のようなコマンドウィンドウが起動します。

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6.3 設定ダイアログ

Setting コマンドを選択すると、下記の設定ダイアログが表示されます。

各表示の内容は下記の通りです。

表示内容

HORM Enable チェックを付けると HORM が有効となり、OS が高速起動状態となります。 ※ HORM を有効にする為には、下記の手順に従って設定を行う必要があります。また、HORM を無効にする際も、再起動が必要となります。 1. OS の設定変更を保存するため、予め C ドライブを EWF 無効に設定しておきます。 2. 「電源オプション」の設定画面から「休止状態」を有効にし、 OS を再起動します。

3. Interface EWF Manager の設定画面で全てのドライブを EWF 有効に設定し、OS を再起動します。

4. Interface EWF Manager の設定画面で HORM を有効に設定し、画面の指示にしたがって休止状態に移行します。

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チェックを付けると EWF が有効となります。変更が反映されるのは OS 再起動後になります。

Drive D EWF D ドライブの EWF を有効にします。

チェックを付けると EWF が有効となります。変更が反映されるのは OS 再起動後になります。

EWF Threshold EWF 使用メモリ容量のしきい値です。単位は KB です。

ここで指定したしきい値を、EWF 使用メモリ容量が上回ると、警告のバルーンが表示されます。

チェックを外すと警告はでません。 EWF RAM 現在の EWF 使用メモリ容量です。

単位は KB で読み取り専用です。 Free Threshold 物理メモリの空き容量のしきい値です。単位は KB です。ここで設定したしきい値を、物理メモリ空き容量が下回ると、EWF 使用メモリと同様に警告のバルーンが表示されます。チェックを外すと警告はでません。 Free Memory 現在の物理メモリの空き容量です。単位は KB で読み取り専用です。 Warning Total Memory システムに実装されている物理メモリの容量です。単位は KB で読み取り専用です。

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下記のダイアログが表示され、コミットを行うドライブにチェックを入れます。「COMMIT and Reboot」ボタンをクリックすると、指定したドライブへのコミット後に OS の再起動が実行されます。

※SSD のライトプロテクトに対応した機種でライトプロテクトスイッチを有効に設定している場合、下記のメッセージが表示され設定の確認のみ可能な状態となります。

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第7章重要な情報

保証の内容と制限弊社は本ドキュメントに含まれるソースプログラムの実行が中断しないこと、またはその実行に誤りが無いことを保証していません。本製品の品質や使用に起因する、性能に起因するいかなるリスクも使用者が負うものとします。弊社はドキュメント内の情報の正確さに万全を期しています。万一、誤記または誤植などがあった場合、弊社は予告無く改訂する場合があります。ドキュメントまたはドキュメント内の情報に起因するいかなる損害に対しても弊社は責任を負いません。ドキュメント内の図や表は説明のためであり、ユーザ個別の応用事例により変化する場合があります。著作権、知的所有権弊社は本製品に含まれるおよび本製品に対する権利や知的所有権を保持しています。本製品はコンピュータソフトウェア、映像/音声(例えば図、文章、写真など)を含んでいます。医療機器/器具への適用における注意弊社の製品は人命に関わるような状況下で使用される機器に用いられる事を目的として設計、製造された物では有りません。弊社の製品は人体の検査などに使用するに適する信頼性を確保する事を意図された部品や検査機器と共に設計された物では有りません。医療機器、治療器具などの本製品の適用により、製品の故障、ユーザ、設計者の過失などにより、損傷/損害を引き起こす場合が有ります。複製の禁止弊社の許可なく、本ドキュメントの全て、または一部に関わらず、複製、改変などを行うことはできません。責任の制限弊社は、弊社または再販売者の予見の有無にかかわらず発生したいかなる特別損害、偶発的損害、間接的な損害、重大な損害について、責任を負いません。本製品(ハードウェア，ソフトウェア)のシステム組み込み、使用、ならびに本製品から得られる

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商標/登録商標

EWF管理ソフトウェア