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Microsoft PowerPoint - LinkProof_Introduction

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(1)

Page 1

アジェンダ

アジェンダ

–LinkProof概要 –LinkProofの基本機能 –LinkProofの動作 –LinkProofのアドバンスド機能 –LinkProof導入シナリオ

(2)

Page 3 LinkProof概要 •

LinkProofとは?

–LinkProofは、複数回線のロードバランス(負荷分散)を インテリジェントに行うことができるアプリケーションスイッチ

LinkProof概要

–トラフィックが送信される回線は、ヘルスチェックをパスした回線 の中から選ばれるため、可用性(アベイラビリティ)が向上します 100% Availability –複数回線をActive-Activeの状態で使用することができるため、 パフォーマンスが向上します Maximum Performance –Secure SynAppsライセンスを追加することで、IPS機能を 持たせることも可能になり、セキュリティの向上に寄与します Absolute Security • LinkProofを導入することで、インターネットの接続性に対して アベイラビリティ・パフォーマンス・セキュリティを向上

(3)

Page 5

LinkProofの基本機能

–LinkProofは、以下の3つの基本機能を使用することで、 回線負荷分散を実現しています • ヘルスチェック機能 • 負荷分散機能 • NAT機能

LinkProofの基本機能

(4)

Page 7 ヘルスチェック OK ヘルスチェック OK Active Active Operational Status ISP1 X.X.X.2 ISP2 Y.Y.Y.2 NHR Name NHR Address notInService Active Operational Status ISP1 X.X.X.2 ISP2 Y.Y.Y.2 NHR Name NHR Address ヘルスチェック 失敗 •

ヘルスチェック機能

–どの回線が利用可能かをチェックする機能

• 回線を収容しているルータをNHR(Next Hop Router)として

登録し、そのNHRに対して、Ping等のリクエスト パケットを送信して リプライが返ってきたら、その回線はUpしていると判断する

LinkProofの基本機能

F2:X.X.X.1 X.X.X.2 Y.Y.Y.2 F3:Y.Y.Y.1 Active Active Operational Status ISP1 X.X.X.2 ISP2 Y.Y.Y.2 NHR Name NHR Address •

負荷分散機能

–ヘルスチェックをパスしたNHRの中から、どのNHR(ISP回線)を 経由してトラフィックを送信するのかを、負荷分散アルゴリズムに 基づいて決定する機能

負荷分散

アルゴリズム

ヘルスチェック OK ヘルスチェック OK F2:X.X.X.1 X.X.X.2 Y.Y.Y.2 F3:Y.Y.Y.1 LB decision

LinkProofの基本機能

ISP1を使用

(5)

Page 9

負荷分散機能

–主要な負荷分散アルゴリズム

• Cyclic

– Round Robin

• Fewest Number of Users

– NHR毎にセッション数を見て、少ないNHRにトラフィックを振る

• Least Amount of Traffic

– NHR毎にppsを見て、少ないNHRにトラフィックを振る

• Least Number of Bytes

– NHR毎にBytesを見て、少ないNHRにトラフィックを振る

• Hashing

– Source IP、Destination IPを元にハッシュした結果に基づいて、

トラフィックを振るNHRを決定する •

NAT機能

–LinkProofはNATを用いることにより、マルチホーミング (複数回線の負荷分散)を可能にしています –LinkProofは以下のタイプのNATをサポートします • Static NAT • Dynamic NAT • No NAT • Basic NAT

LinkProofの基本機能

(6)

Page 11

NATの種類

–Static NATとは • 一対一のNAT – 公開サーバが使用するNAT Server 192.168.1.100 NHR#1 ISP1 X.X.X.2 NHR#1 ISP2 Y.Y.Y.2 X.X.X.100で Static NAT Y.Y.Y.100で Static NAT LinkProof

LinkProofの基本機能

NATの種類

–Static NATとは • Static NATアドレスは、公開サーバに対する外部ユーザからの アクセスにも使われます Server 192.168.1.100 NHR#1 ISP1 X.X.X.2 NHR#1 ISP2 Y.Y.Y.2 192.168.1.100へ Static NAT 192.168.1.100で Static NAT LinkProof X.X.X.100へ アクセス Y.Y.Y.100へ アクセス

LinkProofの基本機能

(7)

Page 13

NATの種類

–Dynamic NATとは • PATを使用した多対一のNAT – クライアントのインターネットアクセスのために使用するNAT Client 172.16.1.0/24 NHR#1 ISP1 X.X.X.2 NHR#1 ISP2 Y.Y.Y.2 X.X.X.200で Dynamic NAT Y.Y.Y.200で Dynamic NAT LinkProof Source IP 172.16.1.1 Source Port 1961 Source Port 1025 Source IP 172.16.1.2 Source Port 2034 Source Port 1025 Source IP 172.16.1.3 Source Port 1478 Source Port 1026 Firewall

NATの種類

–No NAT • NATを使用しない – グローバルアドレスが既に付加されている公開サーバに対して、 NATせずにインターネットに出て行く場合に使用するNAT Server X.X.X.100 NHR#1 ISP1 X.X.X.2 NHR#1 ISP2 Y.Y.Y.2 No NAT Y.Y.Y.100で

LinkProofの基本機能

LP

(8)

Page 15

NATの種類

–No NAT • NATを使用しない – 他にNATデバイスがあり、LinkProofでNATをする必要がない場合に 使用する Server 192.168.1.100 NHR#1 ISP1 X.X.X.2 NHR#1 ISP2 Y.Y.Y.2 X.X.X.100で Static NAT Y.Y.Y.100で Static NAT LP No NAT Firewall NAT デバイス

LinkProofの基本機能

NATの種類

–Basic NAT • NAT アドレスのプールを作成し、そのアドレスを使用して Static NATをします – ソースポートを変更したくないアプリケーション (Net meeting等)向けのNAT

LinkProofの基本機能

(9)

Page 17

IPS機能(オプション)

–LinkProofにSecure SynAppsライセンスを追加することで、 アタックトラフィックから内部ネットワークを保護することが可能 –弊社が提供する既知のアタックに対するシグネチャを LinkProofにアップロードすることで、それにマッチする アタックトラフィックをLinkProofが完璧にブロックします –シグネチャは毎週月曜日に更新され、新しい緊急度の高い アタックに対するシグネチャは逐次作成され、提供されます シグネチャ www.radware.com Security Update Serviceページ

シグネチャ アタックトラフィック •

IPS機能(オプション)

–弊社セキュリティWebページからシグネチャをダウンロードし、 LinkProofにシグネチャをアップロードします

LinkProofの基本機能

(10)

Page 19

LinkProofの動作

LinkProofの動作

–LinkProofは、これまで説明した基本機能を用いることで、 アウトバウンド、インバウンドの回線負荷分散を実現しています • アウトバウンド トラフィックの負荷分散 – 負荷分散アルゴリズムに基づいたロードバランス • インバウンド トラフィックの負荷分散 – 負荷分散アルゴリズムに基づいたロードバランス – DNSリダイレクション機能 »LinkProofをDNSサーバに設定し、LinkProofがDNSクエリを 受けたとき、負荷分散アルゴリズムに基づいて、外部からアクセス して欲しい公開サーバのNATアドレス(DNSレスポンス)を 返すことにより、インバウンドの負荷分散を実現しています

LinkProofの動作

(11)

Page 21

アウトバウンド トラフィックの負荷分散

–LinkProofの基本機能を用いたアウトバウンド トラフィックの 動作を、以下のシナリオに基づいて説明します • シナリオ – ISP1,ISP2による複数回線を持つ – ISP1から割り当てられたアドレス X.X.X.0/24 – ISP2から割り当てられたアドレス Y.Y.Y.0/24 FireWall Client ヘルスチェックOKな NHRの中から、 負荷分散アルゴリズムに 基づいて、トラフィックを 送信するNHRを決定 ISP1を使用 (NHR#1) ISP1の Globalアドレスで Dynamic NAT

Dest IP: 209.218.228.203(www.radware.com) Dest Port: 80 Src IP: 172.16.1.100 Dest IP: 209.218.228.203 Dest Port: 80 Src IP: X.X.X.200 Src Port: 1200 X.X.X.2 (ISP1) X.X.X.200 172.16.1.0/24 Y.Y.Y.2 (ISP2) Y.Y.Y.200 172.16.1.0/24 Router IP Dynamic NAT IP Local IP NHR#1経由で トラフィックを送信 LB decision クライアント からの Webアクセス Active Active Operational Status ISP1 X.X.X.2 ISP2 Y.Y.Y.2 NHR Name NHR Address

LinkProofの動作(アウトバウンド)

(12)

Page 23

インバウンド トラフィックの負荷分散

–LinkProofの基本機能を用いたインバウンド トラフィックの 動作を、以下のシナリオに基づいて説明します • シナリオ – ISP1,ISP2による複数回線を持つ – ISP1から割り当てられたアドレス X.X.X.0/24 – ISP2から割り当てられたアドレス Y.Y.Y.0/24 – ISP1用の公開サーバのアドレス X.X.X.100 – ISP2用の公開サーバのアドレス Y.Y.Y.100 – LinkProofをDNSサーバとして設定

LinkProofの動作(インバウンド)

Page 24 www IN NS linkproof1 IN NS linkproof2 linkproof1 IN A X.X.X.1 linkproof2 IN A Y.Y.Y.1 外部ユーザ z.z.z.100 www.radware.com? 外部ユーザの ローカル DNSサーバ radware.comに 権限のある DNSサーバ www.radware.com? X.X.X.1Y.Y.Y.1に聞いて! (LinkProof) www.radware.comY.Y.Y.100 www.radware.com? To X.X.X.1 www.radware.comY.Y.Y.100

LinkProofの動作(インバウンド)

X.X.X.2 (ISP1) X.X.X.100 192.168.1.100 Y.Y.Y.2 (ISP2) Y.Y.Y.100 192.168.1.100 Router IP Static NAT IP Local IP DNSレスポンス TTL:0 (キャッシュしないで!) www.radware.comY.Y.Y.100 外部ユーザから Y.Y.Y.100への通信 ヘルスチェックOKなNHRの中から、 負荷分散アルゴリズムに基づいて、 トラフィックを受信するNHRを決定 ISP2を使用 (NHR#2) LB decision 公開サーバのISP2用の StaticNATアドレスを返す 192.168.1.100 www.radware.com Local IP Host URL

(13)

Page 25

LinkProofのアドバンスド機能

–以下の機能を使用することにより、管理者の意図に基づいた より詳細なトラフィックの扱いが可能になります • NHRの管理 • 詳細なヘルスチェック • グルーピング • クライアントテーブル管理 –要件により、以下の機能もご使用ください • 冗長化 • 近接性 • 仮想トンネル

LinkProofのアドバンスド機能

(14)

Page 27

NHRの管理

NHRの管理

–NHR(Next Hop Router)のパラメータを変更することで、

NHRへのトラフィックのリダイレクトの仕方を変更すること が出来ます

• NHR Priority

• NHR Recovery Time & Warm Up Time

• NHR Connection Limits

• NHR Operational Mode

(15)

Page 29

NHR Priority

–他のNHRに対して、どれくらいの割合でトラフィックが振られる

のかを指定するもの(NHRの重み付け)

–もし、負荷分散アルゴリズムがFewest Number of Usersに設定

されていた場合、NHR Priorityの割合に基づいてトラフィックが 振られるセッション数の割合が決まる –Priorityは 1-100を設定可能(Defaultは1) –負荷分散アルゴリズムCyclic(Round Robin)と一緒に使う ことはできません •

NHR Priority

NHRの管理

NHR#1 ISP1 Priority:1 NHR#2 ISP2 Priority:3 負荷分散アルゴリズム

Fewest Number of Users

(16)

Page 31

NHR Recovery Time & Warm Up Time

–NHRがダウンし、その後復旧した際に、LinkProofがそのNHRに 対してどのようにトラフィックを振り始めるのかを設定する • Recovery Time(秒:Defaultは0) – NHRが復旧したとき(ヘルスチェックOKになったとき)、LinkProofが そのNHRにトラフィックを送る前に、ある期間 待つように設定する ことができる – NHRのブートプロセスを完全に終了させるためのもの

NHRの管理

ヘルスチェック 失敗

NHR Recovery Time & Warm Up Time

NHRの管理

負荷分散アルゴリズム

Fewest Number of Users

ヘルスチェック OK ヘルスチェック OK NHR#2 ダウン NHR#2 復旧 Recovery Time 10 [sec] No Users 復旧したNHRのヘルスチェックがOKになっても、 ブートプロセスを完全に終わらせるために Recovery Timeの期間、トラフィックを振らない

(17)

Page 33

NHR Recovery Time & Warm Up Time

• Warm-up Time(秒:Defaultは0)

– Recovery Time終了後、そのNHRに対して、この期間中徐々に

振るトラフィックの量を増加させる(内部的には、そのNHRに振られる トラフィックのweightを徐々にあげていく)

– 負荷分散アルゴリズムがFewest Number of Users等に設定されて

いる場合に、大量のトラフィックが一気にそのNHRに押し寄せてくるの を防ぐ – 負荷分散アルゴリズムCyclic(Round Robin)と一緒に使う ことはできません NHR#2 復旧

NHR Recovery Time & Warm Up Time

NHRの管理

負荷分散アルゴリズム

Fewest Number of Users

Recovery Time 10 [sec] No Users Warm-up Time 30 [sec] 徐々に増加 Warm-up Timeの期間中、徐々に振るトラフィックの量を増加し、 復旧したNHRに、一気に大量のトラフィックが送信されるのを防ぐ

(18)

Page 35

NHR Connection Limits

–NHRに送信するトラフィックの量(コネクション)を制限する機能 –処理能力の低いNHRに対して、LinkProofがトラフィックを 送信するコネクションの数を制限することができる –制限を越えると、そのNHRにはそれ以上トラフィックを振らない –コネクションの数は、クライアントテーブルのエントリ数のこと • すなわち、クライアントテーブルがL4モードであれば、 1コネクション=1セッション となります

NHRの管理

NHR Connection Limits

NHRの管理

負荷分散アルゴリズム Cyclic(Round Robin) Connection Limits リーチ

LinkProof # lp next-hop-router table NHR#1 ISP1 Connection Limits 2 NHR#2 ISP2 Connection Limits 0(制限なし)

(19)

Page 37

NHR Operational Mode

–NHR(ISP回線)をActive・Backupとして設定することが可能 –ActiveのNHRがすべてダウンしたときに初めて、Backupの NHRにトラフィックが振られる –以下の2つのモードがあります • Regular(Active) – トラフィックを処理することが出来る • Backup – Regularに設定されたNHRがすべてダウンした時、トラフィックを 処理することが出来る –通常は、Regularモードに設定されたNHRの中から、負荷分散 アルゴリズムによって、トラフィックが振られるNHRが決まる •

NHR Operational Mode

NHRの管理

NHR#1 Regular NHR#2 Regular NHR#3 Backup NHR#1 ダウン NHR#2 ダウン 負荷分散アルゴリズム Cyclic(Round Robin) Regularモードに設定されたすべてのNHRがダウンして初めて、 BackupモードのNHRにトラフィックが振られる

(20)

Page 39

詳細なヘルスチェック

NHRを通過して、外部へのヘルスチェックをそのNHRの

ヘルスチェック結果に反映したい場合に使用する

–Full Path Health Check –Health Monitoring Module

(21)

Page 41

Full Path Health Check

–NHRのLinkProof側のインターフェースだけでなく、その先の

接続性もチェックするためのもの

–このPath(道)に沿ったヘルスチェックが失敗したら、該当NHRを

ダウンとみなします

–各NHRで、最大10個のFull Path Health Checkアドレスを

設定可能 NHR#1 ISP1 Active NHR#2 ISP2 Not In Service

Full Path Health Check

詳細なヘルスチェック

NHR#1 ISP1 NHR#2 ISP2 1.1.1.100 2.2.2.200 10.0.0.1 10.0.0.2 ヘルスチェック OK ヘルスチェック OK

LinkProof #lp global connectivity-check remote-checks-table

(22)

Page 43

Full Path Health Check

詳細なヘルスチェック

LinkProof #lp global connectivity-check remote-checks-table

NHR#1 ISP1 NHR#2 ISP2 1.1.1.100 2.2.2.200 10.0.0.1 10.0.0.2 ヘルスチェック OK ヘルスチェック 失敗

LinkProof # lp next-hop-router table

Health Monitoring Module

–Pingだけでなく、多数のプロトコルを使用して、より詳細に外部 デバイスに対してヘルスチェックを行い、その結果をNHRの ヘルスチェックに反映するもの –これは、以下の4つの要素によって成り立っています • Network Element – ヘルスチェックを実施する対象。外部のデバイス(ISPルータ、 外部のWebサーバ等) • Checked Element – 負荷分散対象のNHR • Health Check – Network Elementに対して、どのプロトコルを使用して、どれくらいの 頻度でヘルスチェックをするのかを決める • Health Check Biding

– Health Checkの結果をChecked Elementに結びつけるもの

(23)

Page 45

Health Monitoring Module

–Health Checkは単体で動作するので、Checked Elementと

バインドしないと意味をなさない

–1つのChecked Element(NHR)のヘルスチェック結果に、

複数のHealth Checkの結果を結びつけることができる

–その際、Health Check毎にAND・ORを設定することができる

ため、柔軟なヘルスチェックが可能

Health Monitoring Module

詳細なヘルスチェック

DNSサーバ Ping DNS NHR#1 ISP1 Available Ping Webサーバ DNSサーバ DNS HTTP NHR#2 ISP2 Available Checked Element Checked Element Network Element Network Element Network Element Network Element Network Element

(24)

Page 49

Health Monitoring Module

–シナリオ • DNS – DNSサーバへの名前解決 – www.radware.co.jp ⇒ 211.9.211.195 • HTTP – Webページへのアクセス – 209.218.228.203 (www.radware.com)

詳細なヘルスチェック

グルーピング

(25)

Page 53

グルーピング

–以下の3つの情報に基づいて、トラフィックを管理者の意図に 基づいて、特定のNHR(ISP回線)に送信する機能 • ソース ネットワーク – ソースIPアドレス • ディスティネーション ネットワーク – ディスティネーションIPアドレス • アプリケーション – ディスティネーション ポート ※複数のグルーピング設定にマッチするトラフィックが来た場合、 優先順位の高い設定が有効になる • ディスティネーション ネットワーク • アプリケーション • ソース ネットワーク 高 低 •

ソース ネットワーク

グルーピング

FireWall

Client Client Client

ISP1 or ISP2

Client Client

ISP2 or ISP3

Client

(26)

Page 55

ディスティネーション ネットワーク

グルーピング

FireWall Client 172.16.1.0/24

ISP1 or ISP2 ISP2 or ISP3

To 209.218.228.0/24 To 211.9.211.0/24 Page 56

アプリケーション ネットワーク

グルーピング

FireWall Client

ISP1 or ISP2 ISP1 or ISP3

DNSアクセス Dest Port 53

Webアクセス Dest Port 80

(27)

Page 57

クライアント テーブルとは?

–インバウンド・アウトバウンドのクライアントセッション情報を 保存することで、セッションのパーシステンシー(持続性)を 維持するためのもの • 同一セッションは同じNHR経由で通信させるために使用する –Defaultのエイジングタイムは60秒 • 無通信状態が60秒経過すると、そのエントリは破棄されます

クライアント テーブル管理

(28)

Page 59

クライアント テーブルとは?

–クライアントテーブルには、以下の情報が保存されます • セッション情報(IPアドレス、ポート番号) • NHR(そのセッションのトラフィックが経由するNHR) • NAT(どのNATを使用した通信か T:DN ⇒ ダイナミックNAT) • タイムスタンプ(そのセッションが始まった時刻) • 方向(Dir:To ⇒ アウトバウンド)

クライアント テーブル管理

クライアント テーブルの動作

–クライアントからのトラフィックがLinkProofに到達したとき、 LinkProofはクライアントテーブルにそのセッションのエントリが あるかどうかを調べます • エントリがない場合 – 負荷分散アルゴリズムに基づいて、ロードバランスデシジョンが下され NHRが決定されます。そしてその情報がクライアントテーブルに保存 されます • エントリがある場合 – そのエントリに基づいて、同一のNHRに振られます。この場合、 新たにロードバランスデシジョンは下されません

クライアント テーブル管理

(29)

Page 61 LB decision 負荷分散アルゴリズム によりNHRを決定 そのNHRのISPから 割り当てられた アドレスにNAT そのNHR経由で トラフィックを送信 エントリと同じ NHRを使用 ない ある クライアントテーブル エントリ作成 クライアントテーブル エントリ更新 ISP1を使用

クライアント テーブル エントリの削除

–クライアント テーブルのエントリは以下の3つの場合に 削除されます • トラフィックが振られているNHRがダウンしたとき(Not In Service) • クライアントテーブルのエイジング タイム(Default 60秒)を過ぎた とき(無通信状態が60秒以上続いたら削除)

• “Remove Entry at End of Session” の機能が動作したとき

“Remove Entry at End of Session”の説明は後述します

(30)

Page 63

クライアント テーブル モード

–モードの違いによって、クライアントテーブルに保存する情報や、 いつ新たなエントリを作成するのかが変わってきます –LinkProofは、以下のクライアントテーブルモードを持っています • Layer 3(LinkProofでは使用されないモード) • Layer 4

– Open Entry When Source Port Different – Select New NHR When Source Port Different

クライアント テーブル管理

Layer 3モード(Default)

–LinkProofでは使用されないモード –Layer 3でのパーシステンシーを維持する –トラッキングする項目 • Source IP • Destination IP

–このモードでは、同じSource IPから同じDestination IPにおいて

すべてのセッションは1つのエントリに集約され、同じNHRに 振られます

(31)

Page 65

Layer 3モード(Default)

Dst P NHR Addr Src P Dir Dst Addr Client Addr 192.168.1.100 209.218.228.203 X.X.X.2 0 0 To Client 192.168.1.100 LB decision To 209.218.228.203 Source Port 1960 Source Port 1961 Source Port 1962 Client 192.168.1.200 To 209.218.228.203 Source Port 2345 192.168.1.200 209.218.228.203 Y.Y.Y.2 0 0 To 同じディスティネーションアドレスに対して、 ソースアドレスが同じであれば、異なる ソースポートでも、同じNHRを選択する www.radware.com 209.218.228.203 負荷分散アルゴリズム Cyclic(Round Robin) LBD LBD

Layer 4モード

–Layer 4でのパーシステンシーを維持する –トラッキングする項目 • Source IP / Destination IP

• Source Port / Destination Port

–Layer 4モードはさらに以下の2つに分けられます

• Open Entry When Source Port Different

• Select New NHR When Source Port Different

(32)

Page 67

Layer 4モード

–Open Entry When Source Port Different

• 動作はLayer 3モードと同じだが、ソースポート毎に エントリを作成する – ソースポート毎にエントリを作成 – しかしながら、ソースIP毎にNHRが決められる

クライアント テーブル管理

クライアント テーブル管理

Dst P NHR Addr Src P Dir Dst Addr Client Addr 192.168.1.100 209.218.228.203 X.X.X.2 1960 80 To Client 192.168.1.100 LB decision To 209.218.228.203 Source Port 1960 Source Port 1961 Source Port 1962 Client 192.168.1.200 To 209.218.228.203 Source Port 2345 192.168.1.200 209.218.228.203 Y.Y.Y.2 2345 80 To

Layer 4モード

–Open Entry When Source Port Different

Source Port 2346 Source Port 2347 192.168.1.100 209.218.228.203 X.X.X.2 1961 80 To 192.168.1.100 209.218.228.203 X.X.X.2 1962 80 To 192.168.1.200 209.218.228.203 Y.Y.Y.2 2346 80 To 192.168.1.200 209.218.228.203 Y.Y.Y.2 2347 80 To 同じディスティネーションアドレスに対して、 ソースアドレスが同じでもソースポート毎に エントリを作成するが、同じNHRを選択する www.radware.com 209.218.228.203 負荷分散アルゴリズム Cyclic(Round Robin) LBD LBD

(33)

Page 69

Layer 4モード

–Open Entry When Source Port Differentのオプション • Remove Entry at End of Session

– クライアントテーブルのエイジングタイムが切れる前に、 不必要なエントリを削除する機能 – TCPセッションについてのみ有効 »TCPセッションがクローズした時に、エントリを削除します (FIN、RSTを監視することでセッションクローズを検知) – これを使用することにより、クライアントテーブルのエントリは、 すべて通信継続中のもののみとなり、クローズしたTCPセッション のエントリはすぐに削除されるため、メモリリソースの消費を抑え、 メモリ利用率を低下させることが出来ます •

Layer 4モード

–Select New NHR When Source Port Different • ソースポート毎に新たなエントリを作成

• ソースポート毎にLB decisionが行われる

– セッション毎にLB decisionが行われる

(34)

Page 71

クライアント テーブル管理

Dst P NHR Addr Src P Dir Dst Addr Client Addr 192.168.1.100 209.218.228.203 X.X.X.2 1960 80 To Client 192.168.1.100 LB decision To 209.218.228.203 Source Port 1960 Source Port 1961 Source Port 1962 Client 192.168.1.200 To 209.218.228.203 Source Port 2345 192.168.1.200 209.218.228.203 Y.Y.Y.2 2345 80 To

Layer 4モード

–Select New NHR When Source Port Different

Source Port 2346 Source Port 2347 192.168.1.100 209.218.228.203 Y.Y.Y.2 1961 80 To 192.168.1.100 209.218.228.203 X.X.X.2 1962 80 To 192.168.1.200 209.218.228.203 X.X.X.2 2346 80 To 192.168.1.200 209.218.228.203 Y.Y.Y.2 2347 80 To 同じディスティネーションアドレスに対して、 ソースアドレスが同じでもソースポート毎に エントリを作成し、異なるNHRを選択する www.radware.com 209.218.228.203 負荷分散アルゴリズム Cyclic(Round Robin) LBD LBD LBD LBD LBD LBD

アプリケーション毎のエイジングタイム

–クライアントテーブルのエイジングタイムは、アプリケーション毎に 変更することができます –無通信状態が続いてもエントリを削除せず、パーシステンシーを 長時間維持したい場合に使用します –例 • LinkProof を経由してTelnetをしている状態で、無通信状態が 長時間続いたあとも、継続してアクセスできるようにしたい

クライアント テーブル管理

(35)

Page 73

どちらのクライアントテーブルモードを選択すべきか?

–Open Entry When Source Port Different

–Select New NHR When Source Port Different

–シナリオ

–社内のユーザがプロキシを経由して、Webブラウジィングを

しいている環境の場合

• LinkProofに到達するソースアドレスは、プロキシのアドレスになる

– Open Entry When Source Port Differentを使用すると、プロキシ経由 のトラフィックは、同一の宛先に対して、同一のNHRを選択してしまう

– ロードバランス結果に偏りがでてしまう可能性がある

– Select New NHR When Source Port Different

(36)

Page 75

LinkProofは以下の2つの冗長構成をサポートします

–Proprietary ARP –VRRP(推奨) •

冗長構成時におけるセッションパーシステンシー

–クライアントテーブル エントリのミラーリング

LinkProofの冗長化

Proprietary ARP

–ARPを使用したヘルスチェックを用いた冗長構成 • BackupデバイスがMainデバイスのインターフェースに ARPリクエストを送信する。ARPリプライが返ってきたら、 そのインターフェースはUpしていると判断する • ARPリプライが来ないと、Backupデバイスは、Mainデバイスが ダウンしていると判断する。そしてネットワーク上のホストの ARPテーブルを更新するためにGratuitous ARPを送信し、 MainデバイスのIPアドレスをBackupデバイスが引き継ぐ

LinkProofの冗長化 - ARP

(37)

Page 77

Proprietary ARP

–正常時

ARP Request

ARP Request ARP Reply

Main

LinkProof

Backup LinkProof

ARPテーブル

Internet Address Physical Address Type 192.168.1.1 00-03-b2-1f-1c-80 dynamic 192.168.1.2 00-03-b2-1f-1a-80 dynamic DG:192.168.1.1 F-1:192.168.1.1 00-03-b2-1f-1c-80 F-1:192.168.1.2 00-03-b2-1f-1a-80 NHR#1 NHR#2 ARP Reply

Proprietary ARP

–障害時

LinkProofの冗長化 - ARP

ARP Request ARP Request Main LinkProof Backup LinkProof ARPテーブル

Internet Address Physical Address Type 192.168.1.1 00-03-b2-1f-1c-80 dynamic 192.168.1.2 00-03-b2-1f-1a-80 dynamic DG:192.168.1.1 F-1:192.168.1.1 00-03-b2-1f-1c-80 F-1:192.168.1.2 00-03-b2-1f-1a-80 Main LinkProofの ダウン検知

Internet Address Physical Address Type 192.168.1.1 00-03-b2-1f-1a-80 dynamic

Gratuitous ARPを ブロードキャスト 192.168.1.1のMACは

00-03-b2-1f-1a-80(Backup LinkProof)

(38)

Page 79

Proprietary ARPのパラメータ

–Interface Grouping(MainデバイスでEnable) • Mainデバイスの1つのインターフェースが落ちると、他のすべての インターフェースでのARPリクエストに対する応答をしない • これによってBackupデバイスは、Mainデバイス全体のダウンと 判断し、切り替わる

LinkProofの冗長化 - ARP

Proprietary ARP

–障害時

LinkProofの冗長化 - ARP

Main LinkProof Backup LinkProof ARPテーブル

Internet Address Physical Address Type 192.168.1.1 00-03-b2-1f-1c-80 dynamic 192.168.1.2 00-03-b2-1f-1a-80 dynamic DG:192.168.1.1 F-1:192.168.1.1 00-03-b2-1f-1c-80 F-1:192.168.1.2 00-03-b2-1f-1a-80 Main LinkProofの ダウン検知

Internet Address Physical Address Type 192.168.1.1 00-03-b2-1f-1a-80 dynamic 192.168.1.2 00-03-b2-1f-1a-80 dynamic Gratutos ARPを ブロードキャスト 192.168.1.1のMACは

00-03-b2-1f-1a-80(Backup LinkProof) Interface Grouping Enable インターフェース ダウン ARPリクエストに 答えない ARP Request ARP Request NHR#1 NHR#2

(39)

Page 81

Backup Interface Grouping (BackupデバイスでEnable)

–Mainデバイスのすべてのインターフェースへのヘルスチェックが 失敗したときに切り替わりる。冗長LPが冗長のスイッチに 接続している場合に有効である –もしスイッチ間の接続がフェイルしても、Mainデバイスは依然 としてActiveのまま動作する •

Proprietary ARP

–障害時

LinkProofの冗長化 - ARP

Main LinkProof Backup LinkProof スイッチ間の リンクダウン ARP Request ARP Request Backup Interface Grouping Enable ARP Reply ARPリプライが 来ない 全てのインターフェースが ダウンにならないと 切り替わらない NHR#1 NHR#2

(40)

Page 83

Proprietary ARPのパラメータ

–Interface GroupingとBackup Interface Groupingの設定の意図 • どのような場合に切り替わるのかを、設定によって変更したい –Default設定における両デバイスの動作意図 • Mainデバイスの動作意図 – 自分に何かの障害があった場合には、すぐに切り替わってほしい » 1つのインターフェースがダウンしたら、すべてのインターフェース がダウンしたようにみせる • Backupデバイスの動作意図 – Mainデバイスが完全にダウンした場合に、切り替わる » MainデバイスへのARPによるヘルスチェックが、すべての インターフェースにおいて失敗したときにのみ、切り替わる

LinkProofの冗長化 - ARP

Proprietary ARPのパラメータ

–Backup Fake ARP(BackupデバイスでEnable)

• Mainデバイスが復旧したときに、Backupデバイスが引き継いだ IPアドレスが、またMainデバイスに戻ったというGratutousARPを、 Backupデバイスが投げることで、切り戻しの時間を短縮するもの • これによってホストのARPテーブルを書き換え、Mainデバイスへ の切り戻しをより高速に行うことができる

LinkProofの冗長化 - ARP

(41)

Page 85

VRRPの基本コンセプト

–VR(Virtual Router:仮想ルータ) –VRには、VRIDを付加し、それと関連付けるIPアドレスを設定する (このアドレスに対して冗長化が提供される) –VRには、自動的にVRMACが付加される Main LinkProof Backup LinkProof 192.168.1.1 00-03-b2-1f-1c-80 192.168.1.2 00-03-b2-1f-1a-80 VR VRID:1 192.168.1.1 00-00-5e-00-01-01

VRのプライオリティ(優先度)

–各々のデバイスで、VRに異なるプライオリティを設定 –最もプライオリティが高いデバイスが、そのVRのMasterになる –VRのMasterデバイスは、自分がUpしていることを示すために、 他のデバイスに常にHelloパケットを送る

LinkProofの冗長化 - VRRP

Main LinkProof Backup LinkProof 192.168.1.1 00-03-b2-1f-1c-80 192.168.1.2 00-03-b2-1f-1a-80 VR VRID:1 192.168.1.1 00-00-5e-00-01-01 VRID:1 Priority:255 VRID:1 Priority:254 Master Backup

(42)

Page 87 –Backupデバイスは、そのHelloパケットが受信できなくなると、 そのVRのMasterがダウンしたと見なします –Masterがダウンしたら、次にプライオリティの高いデバイスが Masterになります

LinkProofの冗長化 - VRRP

LinkProof LinkProof 192.168.1.1 00-03-b2-1f-1c-80 192.168.1.2 00-03-b2-1f-1a-80 VR VRID:1 192.168.1.1 00-00-5e-00-01-01 Helloパケットが 来ない VRID:1 Priority:255 VRID:1 Priority:254

Master BackupMaster Masterの ダウン検知 •

冗長化したIPアドレスに対するトラフィックの処理

–LinkProof手前のルータは、Gatewayとして、VRに関連付けた IPアドレスを指定します(DG:192.168.1.1) –このアドレスのMACは、VRMACになります –MasterのデバイスがVRMAC宛のトラフィックを処理します

LinkProofの冗長化 - VRRP

LinkProof LinkProof 192.168.1.1 00-03-b2-1f-1c-80 192.168.1.2 00-03-b2-1f-1a-80 VR VRID:1 192.168.1.1 00-00-5e-00-01-01 VRID:1 Priority:255 VRID:1 Priority:254 Master Backup DG:192.168.1.1

(43)

Page 89

VRRPの構成

–LinkProofの標準的な構成では、VRはインターネット側と サーバ側(内部ネットワーク側)の2つ作成します • VR-I – インターネット側 • VR-S – サーバ側(内部ネットワーク側) –Defaultパラメータによる切り替わり動作 • 障害時において上記2つのVRが同時に切り替わります VR-I VR-S

Master BackupMaster

VRRP

–正常時

LinkProofの冗長化 - VRRP

Main LinkProof Backup LinkProof DG:192.168.1.1 VR-I VR-S Master Backup NHR#1 NHR#2

(44)

Page 91

VRRP

–Main LP 障害

LinkProofの冗長化 - VRRP

Main LinkProof Backup LinkProof DG:192.168.1.1 LinkProof Gratuitous ARPを ブロードキャスト Gratuitous ARPを ブロードキャスト VR-I VR-S Master Backup Helloパケットが 来ない Master Helloパケットが 来ない NHR#1 NHR#2

VR(仮想ルータ)のパラメータ

–LinkProofがVRRPの動作において、VR毎の切り替わりではなく すべてのVR毎(デバイス毎)の切り替わりをするためには、 以下のパラメータが関連します • Interface Grouping

• Backup Interface Grouping

(45)

Page 93

VR(仮想ルータ)のパラメータ

–Interface Grouping(MainデバイスでEnable) • VRの1つのインターフェースがダウンすると、他のVRの インターフェースからのHelloパケットの送信も止める • Backupデバイスに対して、MainデバイスのすべてのVRが ダウンしたように見せる •

VRRP

–Main LP 障害

LinkProofの冗長化 - VRRP

Main LinkProof Backup LinkProof DG:192.168.1.1 Gratuitous ARPを ブロードキャスト Gratuitous ARPを ブロードキャスト VR-I VR-S Master Backup Helloパケットが 来ない Master Helloパケットが 来ない インターフェース ダウン Helloパケット 送信停止 Backup Interface Grouping Enable NHR#1 NHR#2

(46)

Page 95

VR(仮想ルータ)のパラメータ

–Backup Interface Grouping(BackupデバイスでEnable) • 全てのVRのHelloが来なくなったら、VRのステータスを BackupからMasterにステータスを変える • 複数VRがあり、1つのVRだけHelloが来ない場合は、 切り替わらない

LinkProofの冗長化 - VRRP

VRRP

–スイッチ間 リンク障害

LinkProofの冗長化 - VRRP

Main LinkProof Backup LinkProof VR-I VR-S Master Backup Backup Interface Grouping Enable スイッチ間の リンクダウン Helloパケットが 来ない VR-I Up VR-S Down VR-S Up VR毎には 切り替わらない NHR#1 NHR#2

(47)

Page 97

VR(仮想ルータ)のパラメータ

–Interface GroupingとBackup Interface Groupingの設定の意図 • どのような場合に切り替わるのかを、設定によって変更したい –Default設定における両デバイスの動作意図 • Mainデバイスの動作意図 – 自分に何かの障害があった場合には、すぐに切り替わってほしい »1つのインターフェースがダウンしたら、すべてのインターフェース がダウンしたようにみせる(Helloパケットの送信を止める) • Backupデバイスの動作意図 – すべてのVRがダウンした場合に、切り替わる »Mainデバイスから、すべてのVRのハローが来なくなったときのみ、 切り替わる •

VR(仮想ルータ)のパラメータ

–Preemption • Mainデバイスに障害が発生すると、Backupデバイスはすべての VRのマスタを引き継ぎます • その後、Mainデバイスが復旧した際、即座にMainデバイスに Masterが移るか、もしくは復旧してもBackupにとどまるかの設定 – True »復旧したMainデバイスが、即座にVRのMasterになる – False »復旧したMainデバイスが、VRのBackupにとどまる

LinkProofの冗長化 - VRRP

(48)

Page 99

クライアントテーブル エントリのミラーリング

–冗長化の切り替わり後も、セッションのパーシステンシーを 維持するための機能 –Mainデバイスの障害による切り替わりに備えて、Mainデバイス のクライアントテーブル エントリをBackupデバイスにコピーします • ミラーリングの動作 – 10秒おきに、MainデバイスからBackupデバイスに、クライアント テーブルの新規エントリをコピーする。

– プロトコルはUDP, Source Port:2092, Destination Port:2092を使用

– エントリが、1パケットに収まらない場合は、複数パケットを送信 – Mainデバイスのエントリが消えた時には、Backupデバイスに通知し、 Backupデバイスのエントリも削除 – エントリの削除通知をする前に、Mainデバイスがダウンしてしまった 場合、Backupデバイスのエントリのエイジングは、Backupデバイスの クライアントテーブルのエイジングタイムに準じます

LinkProofの冗長化

クライアントテーブルミラーリング

LinkProofの冗長化

80 Dst P X.X.X.2 NHR Addr 1661 Src P To 209.218.228.203 192.168.1.100 Dir Dst Addr Client Addr Main LinkProof Backup LinkProof ISP1 X.X.X.2 VR-I VR-S Master Backup ISP2 Y.Y.Y.2 80 Dst P X.X.X.2 NHR Addr 1661 Src P M 209.218.228.203 192.168.1.100 Dir Dst Addr Client Addr クライアント テーブル ミラーリング Main LinkProof Backup LinkProof

(49)

Page 101 80 Dst P X.X.X.2 NHR Addr 1661 Src P To 209.218.228.203 192.168.1.100 Dir Dst Addr Client Addr Main LinkProof Backup LinkProof ISP1 X.X.X.2 VR-I VR-S Master Backup ISP2 Y.Y.Y.2 80 Dst P X.X.X.2 NHR Addr 1661 Src P M 209.218.228.203 192.168.1.100 Dir Dst Addr Client Addr Main LinkProof Backup LinkProof LinkProof Master

近接性(Proximity)

(50)

Page 103

近接性とは?

–通信相手に対して、どちらの回線を利用した方が、ネットワーク 的により近いのかを動的に判断する機能 –近接性を確認するために、通信相手に対して近接性チェック (Proximityチェック)を行います –近接性チェックは、実際の環境で行うので、ラウンドロビンや リースト コネクションなどでは計れない、実際インターネットの ネットワークの状況を元に、通信相手に対して、より効率的な 回線を選択することができます –LinkProofは、近接性を遅延時間やホップ数を元に計算します –近接性は動的に計測することも、静的に設定することも可能です

近接性

アウトバウンド トラフィックの制御

–アウトバウンド トラフィック(内部から外部へのトラフィック)を 近接性チェックを使用して、制御する –アウトバウンド近接性チェックの動作 • ある宛先ホストに対しての、初めの通信は、通常のLB decisionを 元に行われます • その後、その宛先ホストに対して、近接性チェックを行います • 近接性チェックの結果は、/24でProximityテーブルに保存されます • 以降、同一の宛先(/24)への通信は、近接性チェックの結果を元に、 最も効率的な回線を使用して、通信をすることができます

近接性

(51)

Page 105 FireWall Client 172.16.1.100 ヘルスチェックOKな NHRの中から、 負荷分散アルゴリズムに 基づいて、トラフィックを 送信するNHRを決定 ISP1を使用 (NHR#1) ISP1の Globalアドレスで Dynamic NAT

Dest IP: Z.Z.Z.100(Webサーバ) Dest Port: 80

Src IP: 172.16.1.100 Src Port: 2245

Dest IP: Z.Z.Z.100(Webサーバ) Dest Port: 80 Src IP: X.X.X.200 Src Port: 1200 X.X.X.2 (ISP1) X.X.X.200 172.16.1.0/24 Y.Y.Y.2 (ISP2) Y.Y.Y.200 172.16.1.0/24 Router IP Dynamic NAT IP Local IP NHR#1経由で トラフィックを送信 LB decision クライアント からの Webアクセス Active Active Operational Status ISP1 X.X.X.2 ISP2 Y.Y.Y.2 NHR Name NHR Address Web サーバ Z.Z.Z.100 宛先サーバに対して、 Proximityチェックを行う F2:X.X.X.1 X.X.X.2 Y.Y.Y.2 F2:Y.Y.Y.1 Proximityチェックは、ISP1経由、 ISP2経由供に行い、その結果を Proximityテーブルに/24の ネットワークで載せる 以後、同一サブネットに対しての通信は、 この結果を元に、使用するISPを選択する Proximityチェック To Z.Z.Z.100 From X.X.X.1 Proximityチェック To Z.Z.Z.100 From Y.Y.Y.1

Dynamic proximity table Subnet

Server Latency Hops ... Z . Z . Z . 0 Hits counter 0 Y. Y. Y. 2 13 102 X. X. X. 2 17 224

近接性

(52)

Page 107

インバウンド トラフィックの制御

–インバウンド トラフィック(外部から内部へのトラフィック)を 近接性チェックを使用して、制御する –LinkProofをDNSサーバとして設定し、外部からアクセスして 欲しいISP回線のアドレスで、DNSレスポンスを返すことにより、 インバウンドトラフィックを制御する –インバウンド近接性チェックの動作 • 内部ホストに対してのDNSクエリに対して、そのStatic NAT アドレスを返す • DNSクエリをしてきたホストに対して、近接性チェックを行う • 近接性チェックの結果は、/24でProximityテーブルに保存されます • 以降、同一の送信元(/24)からのDNSクエリに対しては、近接性 チェックの結果を元に、最も効率的な回線を使用したStatic NAT アドレスを返答します

近接性

Page 108 www IN NS linkproof1 IN NS linkproof2 linkproof1 IN A X.X.X.1 linkproof2 IN A Y.Y.Y.1 外部ユーザ z.z.z.100 www.radware.com? 外部ユーザの ローカル DNSサーバ radware.comに 権限のある DNSサーバ www.radware.com? X.X.X.1Y.Y.Y.1に聞いて! (LinkProof) www.radware.comY.Y.Y.100 www.radware.com? To X.X.X.1 www.radware.comY.Y.Y.100

LinkProofの動作(インバウンド)

X.X.X.2 (ISP1) X.X.X.100 192.168.1.100 Y.Y.Y.2 (ISP2) Y.Y.Y.100 192.168.1.100 Router IP Static NAT IP Local IP DNSレスポンス TTL:0 (キャッシュしないで!) www.radware.comY.Y.Y.100 外部ユーザから Y.Y.Y.100への通信 ヘルスチェックOKなNHRの中から、 負荷分散アルゴリズムに基づいて、 トラフィックを受信するNHRを決定 ISP2を使用 (NHR#2) LB decision 公開サーバのISP2用の StaticNATアドレスを返す 192.168.1.100 www.radware.com Local IP Host URL

(53)

Page 109 外部ユーザ z.z.z.100 外部ユーザのローカル DNSサーバ Z.Z.Z.200 www.radware.com? To X.X.X.1 From Z.Z.Z.200 www.radware.com LinkProofは、DNSクエリを 送信したサーバに対して、 Proximityチェックを行う F2:X.X.X.1 X.X.X.2 Y.Y.Y.2 F2:Y.Y.Y.1 Proximityチェックは、ISP1経由、 ISP2経由供に行い、その結果を Proximityテーブルに/24の ネットワークで載せる 同一サブネットからのDNSクエリに 対しては、この結果を元に返答する Proximityチェック To Z.Z.Z.200 From X.X.X.1 Proximityチェック To Z.Z.Z.200 From Y.Y.Y.1

Dynamic proximity table Subnet

Server Latency Hops ... Z . Z . Z . 0 Hits counter 0 Y. Y. Y. 2 10 124 X. X. X. 2 15 204

仮想トンネル(Virtual Tunneling)

(54)

Page 111

仮想トンネルとは?

–NATデバイス越えが困難なアプリケーション(SIP等)に 対しても、回線負荷分散の構成を提供するための機能 • ソースアドレスがパケットヘッダだけでなく、パケットのペイロード (データ部)にも埋め込まれるタイプのアプリケーション向けの機能 –シングル-エンド-ポイントしか指定できないVPN装置に対しても、 回線負荷分散の構成を提供するための機能

仮想トンネル

ペイロードにアドレスが埋め込まれるタイプの

アプリケーションは、なぜNATデバイス越えが

できないのか?

–NATされたソースアドレスとペイロードに埋め込まれた オリジナルのアドレスが違う場合、宛先サーバにおいて、 そのパケットは破棄され、通信が成り立ちません

仮想トンネル

NATされたアドレス オリジナルのアドレス

(55)

Page 113

シングル-エンド-ポイントしか指定できないVPN装置に、

なぜ回線負荷分散の構成が提供できないのか?

–一方のサイトでマルチホーミング構成を取っていても、そこに アクセスしてくるVPN装置が、対向のアドレスを1つしか設定 できない場合、使用中のISP経由の通信に障害が発生した時、 自動的に相手先を切り替えることが出来ない 本社 支店 To:X.X.X.100 VPN装置 VPN装置

仮想トンネリング動作内容

–前記の問題を解決するために、サイト間にLinkProof を配置し、 仮想トンネル間で、パケットをカプセル化してトラフィックを やり取りします –カプセル化をする際に、ソースアドレスとディスティネーション アドレスの両方をNATします

仮想トンネル

LinkProof 仮想トンネル4 仮想トンネル4 LinkProof 仮想トンネル3 仮想トンネル2

(56)

Page 119

回線障害時の動き

–トンネルのヘルスチェックが失敗する –クライアントテーブルの該当エントリ消え、新たなクライアント テーブルが作成される –それに伴い、カプセル化するNATアドレスを変更する –カプセル化するNATアドレスは、送信先に届くアドレスには 影響を与えないので、End-to-Endで通信が滞ることはない

仮想トンネル

TRP(トンネリング レポート プロトコル)

–LinkProof独自の内部通信用プロトコル –仮想トンネルの構築、維持のために使用される –LinkProof間で、UDP 2090を使用して行う

仮想トンネル

(57)

Page 124

導入シナリオ

–シナリオ1 • 新規構築シナリオ –シナリオ2 • ISP回線 追加シナリオ(既存回線あり)

導入シナリオ

(58)

Page 126

シナリオ1

–インターネット周りを新規構築 –インターネットへの回線はISP1、ISP2の2回線を用意 –ISP1から割り当てられたアドレス X.X.X.0/24 –ISP2から割り当てられたアドレス Y.Y.Y.0/24

導入シナリオ

FireWall Public Servers 192.168.1.0/24 F2:X.X.X.1 X.X.X.2 Y.Y.Y.2 X.X.X.2 (ISP1) X.X.X.100 192.168.1.100 Y.Y.Y.2 (ISP2) Y.Y.Y.100 192.168.1.100 Router IP Static NAT IP Local IP F3:Y.Y.Y.1 192.168.1.100 ISP2経由で出て行く場合は、 ISP2のGlobal IPでStatic NAT して出て行く

ISP1経由で出て行く場合は、 ISP1のGlobal IPでStatic NAT して出て行く

(59)

Page 128

シナリオ2

–既に1回線のインターネット接続がある –既存ISP1から割り当てられたアドレス X.X.X.0/24 –新規にISP2と契約し、2回線目追加 –新規ISP2から割り当てられたアドレス Y.Y.Y.0/24 –公開サーバには、ISP1のGlobal IPを付加済み FireWall Public Servers X.X.X.0/24 X.X.X.1 X.X.X.100 既存環境 公開サーバに、ISP1から割り当てられたGlobal IPを付加

導入シナリオ

(60)

Page 130 X.X.X.1 (ISP1) X.X.X.100 X.X.X.100 Y.Y.Y.1 (ISP2) Y.Y.Y.100 X.X.X.100 Router IP Static NAT IP Local IP ISP2経由で出て行く場合は、 ISP2のGlobal IPでStatic NAT して出て行く ISP1経由で出て行く場合は、 NATせず、そのまま出て行く(No NAT) 公開サーバのアドレスを変更することなく 追加の回線を収容する事ができる

導入シナリオ

FireWall F2:X.X.X.1 X.X.X.2 Y.Y.Y.2 F3:Y.Y.Y.1 Public Servers X.X.X.0/24 X.X.X.100

参照

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