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工 鉄道整備プロジェクトにおける日本企業との協力に関心を持っている 旨述べた エルデネス タバントルゴイ社及び三井物産間でコークス炭の輸出に関わる協力覚書が締結された モンゴルのニューコム社が日本のソフトバンク社と再生可能エネルギー分野で協力することとなった (UM12 MT13 UN14 UN20

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Academic year: 2021

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モンゴル経済トピック(2012年3月)

今月の主なトピック 詳細は各項目を参照 1. 経済  FIFTA(外国投資庁)及びオックスフォード・ビジネス・グループ等による『2012 年 モンゴル経済報告書』が発行された。(MT2)  2011 年の貿易収支は 17 億米ドルの赤字となり、過去最大の赤字となった。輸 出は 48 億米ドル、外国投資は 53 億米ドルであった。(SH5)  パンの価格が 50-100 トグログ上昇した。(MT5)  5 日及び 6 日、第 3 回モンゴル経済フォーラムが政府庁舎で開催された。「共 に発展へ」をテーマとする今回のフォーラムには国内外の学識経験者等の関係 者約 1000 人が出席した。「鉱物資源の収益の適切な管理」、「リスクマネジメン ト」、「年金制度~社会福祉制度」、「経済成長の貧困率への影響」、「水マネジ メント」、「イノベーション環境、技術」、「モンゴル・エネルギー天国となる可能性」 と題するいくつかの発表が行われた。(MT7)  7 日、臨時国家大会議が開催され、公務員の給料及び年金の引き上げに関す る審議が行われ可決された。2 月 1 日に遡及して施行されるため 2 月分の差 額は 3 月に配布される。(MT8)  バトボルド首相が 10 日~15 日の間、日本を公式訪問した。訪日中の主な出来 事は次のとおり。 ・12 日、バトボルド首相が野田総理大臣と会談し、日本モンゴル EPA 交渉を早 期に開始することで合意した。 ・12 日、モンゴル開発銀行及び三井住友銀行間でインフラ整備、鉱山開発等の 大規模のプロジェクトにおける協力に関する了解覚書が締結された。 ・12 日、モンゴル国大蔵省及び JBIC 間で輸出ローン、鉱山分野開発及びイン フラ整備を目的とする資金協力に関する覚書が締結された。 ・バトボルド首相は、飯島三井物産代表取締役社長との会談の際、「タバントル ゴイ炭田開発プロジェクトへの日本の参画を支援する方針。石炭採掘、石炭加 ・バトボルド首相の訪日時に、日本モンゴルEPA交渉の開始につき合意 (経済) ・モンゴル経済フォーラム開催(経済) ・新鉄道会社「国家鉄道基礎インフラ」の設立(経済)

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工、鉄道整備プロジェクトにおける日本企業との協力に関心を持っている。」旨 述べた。 ・エルデネス・タバントルゴイ社及び三井物産間でコークス炭の輸出に関わる協 力覚書が締結された。 ・モンゴルのニューコム社が日本のソフトバンク社と再生可能エネルギー分野で 協力することとなった。(UM12、MT13、UN14、UN20)  第 53 号閣議決定に基づき、国内食肉市場の安定化対策として 2012 年 7 月 1 日まで食肉の輸出を一時制限することとなった。(MT13)  国家統計局の統計(2 月)によると次のとおり。(SH13) ・1 世帯の平均月収は 55 万 5400 トグログ(前年比 13 万 4700 トグログ増)、 ・1 世帯の平均支出は月額 54 万 8900 トグログ(前年比 10 万 4300 トグログ) ・失業者数は 5 万 8400 人(前年比 50%以上増)、 ・マネーサプライは 2 月末時点で 6 兆 2384 億トグログ(前年同月比 28.2%増)  ダルハンオール県に建設される予定の石油精製工場の政府所有率が 40%に 決定された。  EBRD はニューコム社が建設予定のサルヒト風力発電総合施設の建設への協 力として 4700 万ドルの投資を行うことを決定した。(UN23)  自然環境・観光省の報告によると、2011 年の観光分野の収益は 2826 億米ド ルとなった。(UN27)  モンゴル独自のクレジットカード「トグログカード」が 4 月 15 日から新たに発行さ れる。(UN27)  26 日、国営航空会社のMIAT社は大韓航空社と戦略的パートナーシップの強 化を目指す了解覚書に署名を行った。(UN27)  27 日、臨時閣議において、「国家鉄道基礎インフラ」社を新たに設立することが 決定された。ハヤンヒャルワー大蔵大臣に対して、会社設立のための 5 億 1800 万トグログの融資を政府基金から支出すること、また、「新鉄道」プロジェク トの実施に必要とされる 3990 億トグログのローンを開発銀行が保証するように 調整することを指示した。同社の株式 49%未満を投資家が取得するに際し、所 有可能な株式の割合は、エルデネス・タバントルゴイ社については上限なし、他 の投資家については 10%未満と定められた。(SH28)  鉱物資源・エネルギー省の管轄下にある石油庁と韓国の現代オイルバンク社 及び SK エナジー社間で結ばれた石油製品調達覚書に基づき、モンゴルの M-oil 社と韓国の SK エナジー社が長期協力契約を締結した。これに基づき、28 日 よりモンゴルの市場にユーロ 4 基準の POH93 種のガソリン 1800 トンが輸入さ れた。(SH29)

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2. 経済協力  ハヤンヒャルワー大蔵大臣とロランド世銀モンゴル担当は、「就学前教育プログ ラム」の一環として実施される 1000 万ドルの無償資金協力協定の署名を行っ た。(MT7)  モンゴル政府と ADB 間で実施される「西部垂直道路整備プログラム」の第 1 プ ロジェクトに関する署名権がハヤンヒャルワー大蔵大臣に与えられた。第 1 プ ロジェクトでは 4500 万ドルの借款(償還期間 32 年、据置期間 8 年)を通じてホ ブド県バガオラーンダワーとマンハンを結ぶ全長 103.3 キロの道路整備が行わ れる。プログラム全体の融資については ADB が 1 億 7000 万ドル、モンゴル政 府が 9200 万ドルを 3 段階に分けてそれぞれ拠出する予定。(ZM9)  10~17 日、バヤルトルガ食糧・農牧業・軽工業省政策実施調整局長一行がラ オスを訪問した。双方はラオスのサワンセノ自由貿易地域におけるモンゴル事 務所の設立及びラオスでの米の栽培等について合意した。モンゴルは 5 月か らラオスで 500 ヘクタールの農地で米を栽培するほか、サワンセノ自由貿易地 域において 20 ヘクタールの土地を借りることが決定した。(UN19)  モンゴル政府による「西部縦断道路建設事業への投資計画」(3 段階に亘って 実施予定)の第一段階である有償資金協力(4500 万ドル)の L/A 署名式がハ ヤンヒャルワー大蔵大臣と ADB 駐モンゴル代表との間で執り行われた。現在、 建設会社選定のための入札が公示されている。(ZM21)  ADB 及び韓国の「電子アジア基金」が協力し、モンゴル国債市場の開発に対す る支援を目的に 100 万ドルの技術無償資金協力を実施することが決定した。 (UN21)  モンゴル・ドイツ政府間経済協力協定が締結された。今回の経済協力では、第 4 火力発電所の改善を目的に 850 万ユーロの借款及び食糧供給改善に向け た地方インフラ整備計画の実施を目的に 450 万ユーロの融資が行われる。 (MT23)  水道管理局の人材育成・能力向上研修等を実施する教育センターが 韓国 KOIKA との協力により設立された。(MT23)  モンゴル赤十字協会が国際赤十字協会と協力し、保育園、学校等の衛生管理 改善を目的とするプロジェクトを開始した。(ZM23)  ハヤンヒャルワー大蔵大臣は 3 日間の中国訪問の際、中国財務省と協力に関 する意見交換を行った。前回合意した無償資金協力の残金 3 億 7200 万元を チンギスハーン空港までの全長 13 キロの道路整備等に充てるとともに、今回 新たに合意した 5 億米ドルの借款をウランバートル市内 6 ヶ所の高架橋建設

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及びサージ(グミ科の植物)工場等に充当する予定。また、中国開発銀行と 4 億米ドルのローン契約を締結した。(MT28)  28 日、定例閣議において、韓国の輸出入銀行のローン(利率 0.1%、償還期間 40 年、据置期間 10 年)による第 2 総合病院を拠点とする国家診療センター建 設計画を実施することを可決し、ハヤンヒャルワー大蔵大臣に署名権を付与し た。(MT29) 3. 金融  モンゴルは国際復興開発銀行債によるローン借入が可能となった。このため、 モンゴル政府はモンゴル開発銀行を通じて、国内で 2 千億トグログ、国外で 6 億米ドル相当の債権を発行する予定。(MT8)  7 日、ロンドン証券取引所、モンゴル証券取引所、在イギリス・モンゴル大使館 による IPO Mongolia-2012 フォーラムが開催された。今回のフォーラムは国内 外の民間企業に IPO に関する情報を提供することを目的に開催された。(MT8)  16 日、定例閣議において、モンゴル開発銀行と中国輸出入銀行とのローン契 約締結計画が承認された。ローン契約の目的は公務員用住宅の建設、限度額 は 2 億ドルとされる。(MT19)  モンゴル開発銀行は 5 億 8000 万ドル相当の社債を国際市場で発行した。社債 発行に際して Deutche 銀行及び HSBC Holdings 等と協力した。(19MT)  16 日、モンゴル中央銀行が政策利率を 0.5 パーセントポイント引き上げ、 12.75%としたことを発表した。(AR19)  周小川・中国人民銀行総裁とプレブドルジ・モンゴル銀行(中央銀行)総裁は貨 幣交換契約の SWAP 金額改正契約に署名した。契約の改正により、貨幣交換 取引量が 100 億元、2 兆トグログと前年の 2 倍に増加した。(UN23) 4. 鉱物資源  Commerzbank(独)の調査によると 2012 年は世界的な銅供給不足の最終年と なるが、こうした中で、モンゴルのオヨー・トルゴイ銅・金鉱床が開発され、銅供 給に大きく貢献する見通し。(SH1)  手掘り採掘業者の権益を守るための NGO が設立された。NGO は社会福祉・ 労働省及びスイス開発エージェンシーの協力のもとで手掘り採掘業者の登録な どを実施する予定。2008 年の非公式調査では手掘り採掘業者数は 10 万人 (87%が金を採掘)であったが、現在 20 万人に増加したという。(MT2)

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 proactiveinvestors.com ウェブサイトによると、オーストラリアの Black Ridge Mining 社はウランバートルから 80 キロ離れたレアアース鉱床(トゥブ県)の開発 に参画する(シェア率 80%)ことになった。同社はこれから 3 年間で 550 万ドル の投資を実施する予定。(UN5)

 ロンドン証券取引所に上場している中国の Origo Partners 社が投資する Moly world 社が実施しているフブスグル県ツァガーンオール郡から 40kmの距離に 所 在す る Mandal Moly モリ ブデ ンプ ロジ ェク ト の モリ ブデ ン埋 蔵 量 を 濃度 0.1261%、2 億 304 万トンと確定した(JORC 基準)。(UN22)  ツァガーンソブラガ銅鉱床(ドルノゴビ県、マンダル郡)の付近に銅・モリブデン の加工工場を建設するプロジェクトに MAC 社の依頼でオーストラリアの大手 Worley Parsons 社が協力することを表明した。(SH27)  埋蔵量が国際基準で 3 億 7400 万トン(モンゴルの基準では 1 億 9810 万トン) とされるシャリンゴル 2 炭田(ダルハンオール県)が鉱物資源・エネルギー省に 登録された。(MT30)  エルデネス・タバントルゴイ社の国際市場での IPO に向けた協力契約にエネビ シ・エルデネス・タバントルゴイ社長とフィッチェン・Deutche 銀行幹部員が署名 した。 5. インフラ  開発銀行を通じて鉄道整備に 4050 億トグログ、10 万世帯住宅計画に 1527 億 トグログ、道路整備に 1740 億トグログがそれぞれ当てられる予定。(SH28) 6. エネルギー  モンゴル初の風力発電所の建設が来月から開始される。ニューコム社が担当 するサルヒト風力発電所の建設事業は 2012 年末に終わる予定。首都ウランバ ートルの近辺に所在する同風力発電所の発電能力は 168.5kWt /hとされ、モン ゴル国内の電力需要の 5%を供給するとのこと。  サルヒト風力発電所プロジェクトを実施しているニューコム社が実施するゴビ地 帯における風力発電所建設プロジェクトにおいて、日本のソフトバンク社(機材 供与)及び韓国のKEPCO社(通信、送電)が協力することとなった。(UN12)  10 日、ニューコム社、日本再生エネルギー基金及びモンゴル国家再生エネル ギーセンター間で協力覚書が締結された。協力覚書の内容はモンゴルにおけ る 太 陽 光 及 び 風 力 発 電 に よ る 電 力 を 日 本 に 輸 出 す るこ と を 目 的 と す る 。 (MT19)

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7. 教育  オーストラリア政府は国際開発庁を通じてモンゴル内閣府と協力し、38 人を対 象とする留学奨学金プログラムを開始。(TR1)  26 日、オトゴンバヤル教育・文化・科学大臣がカナダのブリティッシュ・コロンビ ア大学との協力覚書に署名した。(UN27) 8. 農牧業 (特記事項なし。) 9. 保健医療 (特記事項なし。) 10. 環境 (特記事項なし。) 11. 情報通信 (特記事項なし。) 12. その他 (特記事項なし。) ※括弧の中の記号は新聞名と日付を表す。 (US ウドゥリーン・ソニン紙、ZM ゾーニー・メデー紙、UN ウヌードゥル紙、MM モンゴリン・メデー紙、TR モ ンゴリーン・ウネン紙、AE アルディン・エルフ紙、SH ウンデスニー・ショーダン紙、NT ニーゲミ―ン・トリ紙、 MP ウグルーニー・ソニン、MT モンツァメ通信、DP ウドゥリーン・ショーダン紙、UT ウルストゥリーン・トイム 紙、AR アルドチラル紙、UM ウンデスニーメデー紙) (了)

参照

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