指尖部損傷に対するOASIS®細胞外マトリックスの使用経験
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(2) 創傷 12(2):59 - 65, 2021. 60. (a). (b). (c). (d). (e). (f). (g). (h). ( i). ( j). (k). ( l). (m). (n). (o). (p). (q). (r). (s). (t). 図 1 症例 1 (a)受傷後 2 日(初診時)掌面像 (c)受傷後 2 日(初診時)レントゲン側面像 (e)受傷後 15 日(人工真皮除去後)側面像 (g)受傷後 16 日(OASIS 初回貼付後 1 日)掌面像 ( i )受傷後 21 日(OASIS 初回貼付後 6 日)掌面像 (k)受傷後 26 日(OASIS 2 回目貼付後 5 日)掌面像 (m)受傷後 30 日(OASIS 3 回目貼付後 2 日)掌面像 (o)受傷後 37 日(OASIS 3 回目貼付後 9 日)掌面像 (q)受傷後 44 日(創閉鎖時)側面像 (s)創閉鎖後 6 ヵ月 掌面像. (b)受傷後 2 日(初診時)側面像 (d)受傷後 15 日(人工真皮除去後)掌面像 (f)受傷後 15 日(OASIS 初回貼付時)掌面像 (h)受傷後 19 日(OASIS 初回貼付後 4 日)掌面像 ( j )受傷後 23 日(OASIS 2 回目貼付後 2 日)掌面像 ( l )受傷後 28 日(OASIS 2 回目貼付後 7 日)掌面像 (n)受傷後 34 日(OASIS 3 回目貼付後 6 日)掌面像 (p)受傷後 44 日(創閉鎖時)掌面像 (r)受傷後 44 日(創閉鎖時)レントゲン側面像 (t )創閉鎖後 6 ヵ月 側面像.
(3) 創傷 12(2):59 - 65, 2021. 61. 創面に合わせてカットした人工真皮を 5-0 ナイロンで. 色にゲル化した領域が出現し(図 2f),再貼付の 7 日. 縫合固定した。人工真皮貼付後より痛みは著明に軽快. 後には OASIS はカラメル色の膜となって創に固着し. した。通院は週 3 回以上の頻度で行い,bFGF 製剤を. ていた(図 2g)。受傷後 20 日目より OASIS が浮き上. 1ml シリンジと 30G 針を用いてシリコーン膜下に 0.1. がりはじめて切除可能となり(図 2h),受傷後 23 日. ~ 0.2 ml ずつ注入した。その後当院で OASIS が新た. 目より自己処置を開始し,受傷後 38 日目(OASIS 初. に使用可能となったため,受傷後 15 日目に抜糸して. 回貼付後 34 日目)に上皮化を確認した(図 2i)。創. シリコーン膜と肉芽組織に置換されていないコラーゲ. 閉鎖後 1 ヵ月程度は患部に物が当たった際,軽い痛み. ンスポンジを愛護的に除去し,OASIS の初回貼付を. があったが,指は問題なく使用でき,創閉鎖後 6 ヵ月. 行った(図 1d ~ f) 。OASIS に変更後も新たな痛み. の最終診察時には瘢痕部に若干の硬さは残るものの,. は生じなかった。翌日,二次ドレッシング越しに観察 を行うと,創縁に該当する部分に,わずかにゲル化し. た黄白色の領域を認めた(図 1g) 。初回貼付の 4 日後 には,黄白色に縁どられた領域はやや狭まり,ゲル化 が増して膿の貯留のようにも見えたため(図 1h),穿. 自覚症状はなく,患者は満足している(図 2j ~ l)。 症例 3:66 歳,男性。左小指末節部尺側の斜切断, 骨露出なし(図 3a ~ k)。. 電動カンナを用いた作業中に誤って左小指末節部尺. 刺を行ったが排膿や排液は認めなかった。OASIS は. 側を斜めに切断し,20 × 7 mm の皮膚軟部組織欠損. ゲル化ののちにカラメル色の薄い膜となり,初回貼. が生じた。同日近医で洗浄とアルギン酸ドレッシング. 付の 6 日後には,ゲル化した領域はさらに縮小して. 貼付が行われ,受傷翌日に当科を受診した(図 3a,b)。. OASIS 全体が創に固着し,創面の観察はできない状. 単純レントゲンで骨損傷はなく,創面への骨露出は認. 態であったが(図 1i) ,少量の浸出液を認めたため,. めなかった。痛みは鎮痛薬内服でコントロール可能で. OASIS の再貼付を行った。受傷後 21 日目に 2 回目,. あった。. 受傷後 28 日目に 3 回目の貼付を行い,それぞれ再貼. 初診当日に OASIS を初回貼付,貼付後より鎮痛薬. 付の 2 日後の診察時にゲル化が最も目立ち,以後はゲ. 内服が不要となった。初回貼付 3 日後の二次ドレッシ. ル化した領域の縮小を認めた(図 1j ~ n) 。受傷後 37. ング越しでの診察で OASIS はゲル化を示さず,初回. 日目より OASIS の辺縁が浮き上がりはじめ(図 1o),. 貼付後 4 日目に二次ドレッシングを除去したところ. 切除と自己処置を開始し,受傷後 44 日目(OASIS 初. OASIS は不明瞭となっており,受傷後 8 日目に 2 回. 回貼付後 29 日目)に上皮化を確認した(図 1p ~ r)。. 目の貼付を行った(図 3c ~ e)。再貼付の 3 日後には. 創閉鎖直後より痛みなく指を使用でき,創閉鎖後 6 ヵ. OASIS 全体が黄白色のゲル状となり,その後周囲よ. 月の最終診察時,軽度の爪の掌側彎曲と,瘢痕の軽度. り乾燥してカラメル色の膜となった(図 3f,g)。受傷. の硬さを認めたが,患者の満足度は高く,追加治療の. 後 15 日目より OASIS が周囲より浮き上がりはじめ,. 希望はない(図 1s,t) 。. 切除と自己処置を開始した(図 3h)。受傷後 22 日目 (OASIS 初回貼付後 21 日目)に OASIS が完全に除去. 症例 2:35 歳,男性。左環指の側爪部斜切断,骨露 出あり(図 2a ~ l)。. され,創閉鎖を確認した(図 3i)。創閉鎖後 4 ヵ月ま では患部に物が当たった際の違和感や軽い痛みを認め. 電動カンナを用いた作業中に誤って左環指尺側の側. たが,指の使用に支障はない程度で,創閉鎖後 6 ヵ月. 爪部を斜めに切断し,15 × 8 mm の皮膚軟部組織欠. の最終診察時には瘢痕は柔らかく,寒冷時に軽い痛み. 損が生じた。同日近医で洗浄とアルギン酸ドレッシン. を自覚するのみで,患者は満足している(図 3j,k)。. グ貼付が行われ,受傷後 4 日目に当科を受診した(図 2a ~ c) 。単純レントゲンで末節骨のわずかな欠損を. 考 察. 認めた。痛みは鎮痛薬の内服でコントロール可能で. 生体組織から細胞成分を除去することで得られる細. あった。. 胞外マトリックス製品は,組織再生のための移植材料. 初診当日に OASIS を初回貼付した。貼付後より鎮. として使用され 1),わが国では,真皮欠損用グラフト. 痛薬内服が不要となった。初回貼付 3 日後の二次ド. としてブタ小腸粘膜下組織由来の OASIS® 細胞外マト. レッシング越しでの診察では,症例 1 で観察された. リックスが 2017 年より販売開始となった。コラーゲ. ような黄白色の領域の出現は判然としなかった(図. ンのほか,種々のグリコサミノグリカン,糖タンパク,. 2d)。その後 OASIS は不明瞭となり,良好な肉芽面. 成長因子を保持し,生体内と同様の三次元構造を有す. となったため,受傷後 10 日目に 2 回目の貼付を行っ. ることから,創部周辺の表皮角化細胞および線維芽細. た(図 2e) 。再貼付の 3 日後,創を縁取るように黄白. 胞の遊走・接着および OASIS 内部での細胞増殖を促.
(4) 創傷 12(2):59 - 65, 2021. 62. (a). (b). (c). (d). (f). (g). (h). (i). (j). (k). ( l). 図 2 症例 2 (a)受傷後 4 日(初診時)背面像 (c)受傷後 4 日(初診時)側面像 (e)受傷後 10 日(OASIS 初回貼付後 6 日)側面像 (g)受傷後 17 日(OASIS 再貼付後 7 日)側面像 ( i )受傷後 38 日(創閉鎖時)側面像 (k)創閉鎖後 6 ヵ月 掌面像. (e). (b)受傷後 4 日(初診時)掌面像 (d)受傷後 7 日(OASIS 初回貼付後 3 日)側面像 (f)受傷後 13 日(OASIS 再貼付後 3 日)側面像 (h)受傷後 20 日(OASIS 再貼付後 10 日)側面像 ( j )創閉鎖後 6 ヵ月 背面像 ( l )創閉鎖後 6 ヵ月 側面像. 進する足場として機能し,創傷治癒を促進する 2 ~ 4)。. 較して機械的強度が高い。また OASIS は酵素分解さ. OASIS はわが国においては単層タイプと 2 層タイ. れ,時間とともに創面に組み込まれるが,2 層タイプ. プが販売され,また,それぞれに有窓タイプ(3 ×. はより耐久性が高く,創面に長く存在するため,単層. 3.5 cm,3 × 7 cm)とメッシュタイプ(7 × 10 cm,7. タイプよりも追加貼付の頻度が少なく済む可能性があ. × 20 cm)が存在する。2 層タイプは単層タイプと比. る 5)。有窓タイプよりもメッシュタイプのほうが多数.
(5) 創傷 12(2):59 - 65, 2021. 63. (a). (b). (c). (d). (f). (g). (h). ( i). (j). (k). 図 3 症例 3 (a)受傷翌日(初診時)掌面像 (c)受傷後 4 日(OASIS 初回貼付後 3 日)側面像 (e)受傷後 8 日(OASIS 初回貼付後 7 日)側面像 (g)受傷後 13 日(OASIS 再貼付後 5 日)側面像 ( i )受傷後 22 日(創閉鎖時)側面像 (k)創閉鎖後 6 ヵ月 側面像. (e). (b)受傷翌日(初診時)側面像 (d)受傷後 5 日(OASIS 初回貼付後 4 日)側面像 (f)受傷後 11 日(OASIS 再貼付後 3 日)側面像 (h)受傷後 15 日(OASIS 再貼付後 7 日)側面像 ( j )創閉鎖後 6 ヵ月 掌面像. の切り込みを有しており,より多くの浸出液透過が可. ては,一般的に創傷が再上皮化するまでは 3 ~ 7 日ご. 能である。当院では 2 層有窓タイプの 3 × 3.5 cm サ. との再貼付を要すると記載される。文献を渉猟しえた. イズのみを採用していたため,2 層有窓タイプを使用. 限りでは,ドレッシング交換の頻度は週 1 回で,そ. した。添付文書には,二次ドレッシングの交換の頻度. の際に必要に応じて OASIS の再貼付を行うという報. は明記されておらず,また,OASIS の再貼付につい. 告が多かった 4 ~ 9)。自験例では,指の使用を制限しな.
(6) 創傷 12(2):59 - 65, 2021. 64. かったため外からのドレッシング汚染が心配されたこ. や皮弁での再建,断端形成術などの手術療法が選択さ. とと,OASIS の使用経験に乏しいため慎重を期して,. れる 10)。. 初回貼付および再貼付から約 1 週までは週 2 ~ 3 回の. 指尖部損傷に対する皮弁での再建は,多数の術式. 頻度でドレッシング交換を行い,貼付後約 1 週で再貼. が報告される。皮弁の選択は,可能な限り oblique. 付の必要性を判断し,再貼付しない場合には患者の同. triangular flap や逆行性指動脈島状皮弁などの損傷指. 意が得られ次第,自己処置に切り替えた。. からの皮弁が検討され,次いで指交叉弁などの他指か. 今回,指尖部損傷に対して OASIS を使用したきっ. らの皮弁や,母指球皮弁などの指以外からの遠隔皮. かけは,骨断端を十分な組織で被覆して使用に耐え. 弁,足趾からの遊離皮弁が考慮される。治療期間の短. うる丈夫な指尖を形成するため,皮弁手術の適応と. 縮のため二期的手術を要さない術式が望ましく,ま. 考えた症例 1 で手術の同意が得られず,断端へのよ. た,知覚の再建や,欠損部と類似した皮膚の使用,爪. り強力な肉芽形成を期待したためであった。しかし. の形態など整容面にも配慮した再建が求められる。十. OASIS 貼 付 後 よ り OASIS の 下 で 上 皮 化 が 進 行 し,. 分な軟部組織の充填によって,使用に耐えうる丈夫な. OASIS は治癒組織に組み込まれなかった。同様の現. 指尖が再建でき,指の長さが長く保たれ,指尖部の組. 象は,同じく急性創傷である II 度熱傷に OASIS を使. 織量減少と瘢痕化に伴う爪の弯曲を回避できるという. 5). 用した Salgado らの報告に記載される 。Salgado ら. 大きな利点があり,保存的治療と比較して早期の創閉. は組織学的検討の結果,OASIS は治癒組織に組み込. 鎖が期待できる。欠点としては,皮弁壊死の可能性や. まれずに細胞移動を促進して熱傷治癒を促し,上皮化. 皮弁採取部の犠牲があげられる。逆行性指動脈島状. 後も OASIS は表面に付着したままであることを示し. 皮弁などの一側の指動脈を犠牲にする術式では,cold. た。症例 1 では肉芽の増生効果は判然としなかったも. intolerance が発生することがある。また,皮膚切開. のの,すみやかに上皮化が得られ,ほかに外用薬を. 部の瘢痕拘縮や術後安静に伴って関節拘縮が生じるこ. 必要とせず処置が簡単であったため,症例 2 と 3 で. とがあり,欠損の部位や大きさのほか,患者の年齢,. OASIS を使用したところ,受傷後 1 日目と 4 日目に. 基礎疾患,社会的背景などを考慮して皮弁の種類が決. 使用した OASIS は創に組み込まれて良好な肉芽面を. 定される 10, 11)。しかし患者によっては,家庭の事情や. 形成し, 一方で受傷後 8 日目以降の使用(再貼付)では,. 仕事の都合,経済的理由などで入院や手術での再建を. 貼付の 3 日後に症例 1 と同様にゲル化が目立った後に. 希望しない場合があり,そのような症例には保存的治. 膜状となり,OASIS の下で上皮化が進行した。膜状. 療を選択せざるを得ない。. に固着した OASIS は,上皮化の過程で消費・分解さ. 代表的な保存的治療には,アルミホイル法や各種創. れなかった OASIS が残ったものと考えられ,除去す. 傷被覆材の使用,人工真皮の貼付,bFGF 製剤の併用. るまで創閉鎖の確認ができないという点は不便であっ. があげられる。アルミホイル法は低コストで簡便であ. たが,患部が覆い隠されたことで患者の自己処置に対. り,上皮化までの期間は軟部組織のみの損傷で 2 ~ 4. する抵抗感が少なく,自己処置は絆創膏の交換程度の. 週間,骨露出を伴う症例で 4 ~ 8 週間程度を要すると. 簡単なもので済み,指の使用の妨げになりにくいとい. される 12)。創傷被覆材による治療はアルミホイル法. う利点があった。また,3 症例とも,OASIS の使用. と比較して,治療期間に差はないが,皮膚の浸軟や接. 開始後より通常時やドレッシング交換時の痛みは訴え. 触時痛が少ないという利点がある 13, 14)。人工真皮は,. ず,OASIS には疼痛軽減効果も期待できる。理由と. 類真皮化,すなわちコラーゲンスポンジ内に細胞や毛. して,OASIS が薄くしなやかで縫合固定を要しない. 細血管が侵入することにより良好な肉芽組織の構築を. ため創への刺激が少ないことや,治療の初期段階では. 得ることを目的として貼付され,若干の骨突出は短縮. ®. 創よりも大きく貼付した OASIS をメピテル ワンで. が不要で,創閉鎖が完了するまで切断面が露出しない. 固定し,最終的には固着した OASIS が創面を覆った. ため浸出液や疼痛が少ないという利点がある。治療期. ことで断端部が保護され,ドレッシングのずれによる. 間は単独使用では平均 40 日以上を要するが,bFGF. 創面の露出や乾燥が生じなかったことが疼痛軽減に役. 製剤の併用により約 38 日に短縮し 15 ~ 17),加えてシ. 立ったのではないかと推測する。. リコーン膜を早期除去することでさらに早期の創閉鎖. 指尖部損傷の治療において,切断組織の利用が可能. が報告されている 18)。受傷後早期から OASIS を使用. な場合には,composite graft 法や再接着術などによ. した症例で比較すると,骨露出を伴う症例 2 は受傷か. り機能的,整容的に良好な結果が期待できるが,高度. ら 38 日,軟部組織のみの損傷である症例 3 は受傷か. の損傷や紛失などで利用ができない場合には,症例に. ら 22 日で創閉鎖が得られ,これまで報告される治療. 応じて occlusive dressing 法を中心とした保存的治療. 法と比較して遜色ない結果であった。.
(7) 創傷 12(2):59 - 65, 2021. まとめ. 65. chronic leg ulcers: a randomized clinical trial. J Vasc Surg, 2005; 41: 837-43.. 切断組織が使用できない指尖部損傷 3 例に OASIS. 7)Niezgoda JA, Van Gils CC, Frykberg RG, et al:. を使用し,初回貼付から 3 ~ 4 週目に創閉鎖が得られ. Randomized clinical trial comparing OASIS Wound. た。自験例では,受傷後早期に貼付した OASIS は創. Matrix to Regranex Gel for diabetic ulcers. Adv Skin. に組み込まれて良好な肉芽面を形成し,受傷後 8 日目. Wound Care, 2005; 18: 258-66.. 以降の使用では貼付から 2 ~ 4 日後にゲル化が目立ち,. 8)Barendse-Hofmann MG, van Doorn LP, Oskam. その後膜状に固着して OASIS の下で上皮化が進行し. J, et al:Extracellular matrix prevents split-skin. た。処置が簡便で,疼痛軽減効果も期待でき,指尖部. grafting in selected cases. J Wound Care, 2007; 16:. 損傷の保存的治療において有効な一選択肢であると考. 455-8.. える。. 9)Brown-Etris M, Milne CT, Hodde JP:An ® extracellular matrix graft(Oasis wound matrix). 本論文の要旨は,第 11 回日本創傷外科学会総会・学術. for treating full-thickness pressure ulcers: A. 集会(2019 年 7 月 5 日,於長崎)にて報告した。. randomized clinical trial. J Tissue Viability, 2019; 28: 21-6.. 利益相反:本論文について,他者との利益相反はない。. 10)福本恵三:皮弁による再建と保存療法による指尖部 損傷の治療 . PEPARS, 2010; 40: 35-43.. 文 献 1)岸田昌夫:脱細胞化生体組織の現状と将来展望 . Organ Biol, 2018; 25: 27-34.. 11)田中克己 , 吉本 浩 , 平野明喜:逆行性指動脈皮弁 による指尖部再建 . 形成外科 , 2012; 55: 605-14. 12)岩本卓士 , 佐藤和毅:湿潤療法;アルミホイル法 . MB Orthop, 2013; 26: 1-5.. 2)Nihsen ES, Johnson CE, Hiles MC:Bioactivity. 13)栗山幸治 , 森友寿夫 , 村瀬 剛 , ほか:指尖部損傷. of small intestinal submucosa and oxidized. に対する親水性ポリウレタンドレッシングを用いた. regenerated cellulose/collagen. Adv Skin Wound Care,. 保存的療法 . 日手会誌 , 2006; 23: 516-9.. 2008; 21: 479-86.. 14)藤田珠美 , 杉本禎志 , 三名木泰彦 , ほか:指尖部損. 3)Shi L, Ronferd V:Biochemical and biomechanical. 傷に対する創傷被覆材(ソーブサン・ハイドロサイ. characterization of porcine small intestinal. ト)を用いた保存療法の経験―本法とアルミホイル. submucosa(SIS): a mini review. Int J Burn Trauma,. 法との比較―. 北海道整災外 , 2006; 48: 36-9.. 2013; 3: 173-9.. 15)菅又 章 , 犬塚 潔 , 田中 祝 , ほか:人工真皮を. 4)Hodde JP, Allam R:Small intestinal submucosa. 用いた指尖部切断の治療 . 日手会誌 , 1997; 14: 56-61.. wound matrix for chronic wound healing. Wounds,. 16)黒川正人 , 玉井求宜 , 中西 新 , ほか:指尖部損傷. 2007; 19: 157-62. 5)Salgado RM, Bravo L, García M, et al:Histomor-. に対する人工真皮とヒト塩基性線維芽細胞増殖因子 の併用による治療 . 整・災外 , 2007; 50: 701-6.. phometric analysis of early epithelialization. 17)亀渕克彦 , 林田健志 , 遠藤淑恵 , ほか:手指に人工. and dermal changes in mid-partial-thickness. 真皮と bFGF の併用により治療を行った 21 例 29 指. burn wounds in humans treated with porcine. の検討―人工真皮のみで治療を行った 102 例 127 指. small intestinal submucosa and silver-containing. との比較検討―. 日手会誌 , 2009; 25: 745-7.. hydrofiber. J Burn Care Res, 2014; 35: 330-7. 6)Mostow EN, Haraway GD, Dalsing M, et al: Effectiveness of an extracellular matrix graft (OASIS Wound Matrix)in the treatment of. 18)菅又 章 , 吉澤直樹 , 大山聡美:人工真皮と bFGF 製 剤 を 併 用 し た 指 尖 部 切 断 の 治 療 法 . Prog Med, 2006; 26: 2731-5..
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