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骨転移患者における在宅療養が不可能となる要因の検討

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Academic year: 2021

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骨転移患者における在宅療養が不可能となる要因の検討

      緩和ケアチーム        ○北岡 智子  近藤 恵子  川崎 元敬  石田 健司       竹内 美幸  船越 拓   小栗 啓義  尾木 恭子       掛田 恭子       地域医療連携室       中澤 知早子       がん治療センター       小林 道也 【はじめに】当院の緩和ケアチーム(以下 PCT)は、整形外科医がコアメンバーに加わり、骨転移を伴うが ん患者の診断・治療、在宅移行支援を行っている。2007 年 5 月~ 2009 年 12 月における PCT 紹介がん患者 260 名中、骨転移を伴う者は 68 名(26%)みられ、在宅移行ができた者が 20 名(29%)、残り 48 名中、在 宅療養を希望したが実現できなかった者が 15 名みられた。 【目的】骨転移を伴う患者の在宅移行を推進するため、在宅移行ができなかった 15 名の骨転移を伴う患者を 対象に、在宅移行を不可能にした要因を明らかにし、課題を検討する。 【方法】対象者の診療録から在宅移行を不可能にした要因を抽出し、課題を検討した。倫理的配慮として個 人が特定されぬようデータを抽象化した。 【結果】骨転移を伴う患者の在宅移行を不可能にした要因は、身体的問題(ADL の低下)が最も多く、次い で患者の在宅療養を支援する家族の受け入れ困難、急激な病状悪化、在宅療養に対する患者の不安であった。 また、痛みや骨転移が生じた部位も関連し、脊椎転移が在宅移行を最も困難にしていた。 【考察】骨転移を伴う患者の在宅移行支援には、原疾患の評価に骨転移の状態や可動性等の整形外科的評価 を加えながら、患者の身体機能や精神状態、家族の介護力、患者・家族の生活への影響を考え、在宅療養が 実現可能かどうかを見極め、早期から在宅移行準備を行うことが重要と考える。 平成 22 年 6 月 18・19 日 第 15 回日本緩和医療学会(東京)にて発表

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