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<論文>一般システム理論におけるモデル : 定義と

意味

著者

旭 貴朗

著者別名

Asahi Takao

雑誌名

経営論集

28

ページ

127-153

発行年

1987-03-23

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00005771/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

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目 1. 2. 3. 4. 5.

一 般 シ ス テ ム理 論 に おけ る モ デ ル

定義

と意味-貴

127 旭 次 はじめに モデル システムの分類 一般システム 行動モデル5.1. 入力-出カシステム5.2. 複雑システム 6。 目的論的 モデル6.1. 目標追求シ ステ ム6.2. 二階 層システ ム6.3. 多階 層シ ステム7. おわ りに 1. は じ め に 本稿の 目的は, 数理 的一 般シ ステ ム理論(GeneralSystemsTheory 以下,GST と略子) におけ るモデルを 紹介し つつ , そ のモデ ルの 意 味に つい て 考察す る こ とであ るレ 各モ デルは 記 号を 用い て定義 され てお り, 形式 的 な も の で あ る。GST は, こ れら形 式的 モデルに シ ステ ム論的 な意 味を 付与し て操 作的 演 謬的 に理論 展開を 行 なっ てい る。 筆者 は, 経 営学 の対 象であ る複雑 な組織 現 象を 理解す るため に,GST が思 想的 な貢 献を す るだけ でな く, 理論的 あ るいは実践的 な貢 献を す るこ とを 望 んでい る。 その ため の基 礎 とし て, そ も そ も現実 認識 のた め の枠 組 みとし てGST のモデル がど の よ うな 意味を もっ てい るのかを, なるべ く現実 と の関係を 考え ながら 考察す る ことを試 みた。 第2 節 では モデル の一 般的 な意 味を 述 べ る。 第3 節 では √GST に おけ る モ デル のひ とつ の 分類 を 示す。 この分類 では, 大別し て一 般シ ス テ ムと行動

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一モデル と 目的論 的 モデル の3 つに分け てい る。 第4 節, 第5 節 お よび第6 節 に おい て, そ れぞ れの モデル の意味を 考 察す る。 最終節 は, 結 語であ る。 2. モ デ ル 多 くのシ ス テ ム理論 にお い ては,認 識 対象(現実)を ど の よ うに 認識し た かを 明確にし , 後 の議 論 の土 台 とし て 必要な シ ステ ム・ モデルを 導入す る。 例 えば, ゲー ム理 論におい ては ゲ ー ム の定義 (プレ イヤー,戦略,利得関数だ どの指定) がな され, 待ち 行列 理論にお い ては待ち 行列 系 の定義 (M/M/1 な どの指定)がな され る。 これら のモデル は, 認 識者(モデルの構築者)の立場 に 従 って 現実 のあ る側面を切 り出し , 断面を 描いた もの であ ると言え よう。 この様な モデ ルを 分析す る ことに よって対 象に関 する理 解を 深め ること とな る。 多 く の理 論は, この様なシ ステ ム・ モデルを 研究 の対 象 とし てい る。 シ ステ ム・ モデルは, ①全 体を 構成 す る要 素お よび② 要素間 の関 係を表 現 し てい るもの と考えら れ る。 し かし ながら, 実 際 のモデ ル では√① 対象の持1 つてい る属性お よび② 属性間 の関係 を表 現し てい るもの が見受 けら れ る。 具 え ば, ニ ュートン力学 ではf=:ma と書 くと 肌 あ る物 体の質 量 と加 速度, お よび物 体に 加 わる力 の間 の関係を 表 現し てい る。 質量 , 加 速度お よび力ひ よ うに, 対 象に 関する特 徴 で値を もち うる ものを 「 属性 」 と 呼 んでい る。 ニ ュートン の運動 方程式 は, 属性 間 の関係を 表現し てい る。 この例は, ひとつ の要 素を対 象にし てい るが, 複数 の要素 から なる力学 系 も結局は,位 置, 遠 度 √ 加速 度S など とい った 属性 の間の関 係を 組 み合 わせ て運 動方 程式 を作 る1) ‥ ‥ ‥ こ とに な 乱 対 象の属性 と属性間 関係が 認識 されて お り,そ の複合 体 とし て モ デ ルが構 築さ れてい る○ シ ステ ム・ モデルは, 記 号や 数式を 用い て表現 され てい る場 合 もあ るし, 論 理述 語, 計 算機言語あ るい は自然 言語 で表 現され てい る場合 もあ る。 筆者 は, 言葉 で表 現され たシ ステ ム・モデ ルを 排斥す るつ も りは ない。 例え ば, サ イモン が離 職問題 に関し て「貢 献効用を 上 回 る誘 因 効用 の差し 引 き超過分 の増 加は, 組 織を 去 る個 々の参 加者 の性 向を 減少 させ, また そ の差し 引 き超2 ) 過 分 の減少 は, 逆 の効果を もってい る」 とい う= 般的 な公 準を たてた。 こひ 場合,「貢 献 効用」,「誘因 効用 」お よび 「参 加者 の性 向」 が属 性に相当 する。 上 の公 準は, 自然 言語を 用い て 属性間 の関 係を 表 現し てい る と考え ることがヽ

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一般システム理論におけるモデル129 で きる。 す な わ ち 属 性問 の関 係 の 複合 体 とし て , 自 然 言 語 で 論 理 的 な シ ス テ ム ・モ デ ル を 構 築 す る こ と が で き る と考 え る。 議 論 の 都 合 上 , 現 実 か ら 認 識3) さ れた モ デ ル を , 一 般 的 な 用 語 で は な い が, 個 別 モ デ ル と 呼 ぶ こ とに す る。 数 理的 一 般 シ ス テ ム理 論 (GST ) は , 属 性 間 の 関 係を 表 現 し た メ タ ・モ デ ル を 研 究 の対 象 とし てい る。 メ タ・ モ デ ル は , 一 般 性0 高 い 数 理 的 モ デ ル で あ る。 一 般 性 が 高 い とは , メ タ ・ モ デ ル の変 数 を 特 定 化 (数値を代入) す れ ば , あ るい は 変 数 の集 合 に 特 殊 な 構 造 を 付 加 的 に 仮 定 す れ ば, メ タ ・ モ デ ル が あ る個 別 モ デ ル と一 致 す る とい うこ と であ る。 よ り正 確 に 述 べ る と, メタ ・ モ デル の 属 性 と 個 別 モ デ ル の 属 性 の 間 に 対 応 関 係 を 見 い だ す こ とが 可 能 で あ る こと を 意 味 す る。 し た が っ て , 複 数 の モ デ ル が ひ と つ の メ タ ・ モ デ ル に 包 含 さ れ る可 能 性 を もつ 。 す な わ ち メ タ ・モ デ ル は 諸 個 別 モ デ ル の類 型 であ る と考 え ら れ る。 従 っ て , こ れを メタ ・モ デ ル と 呼 ん で い る。 し かし そ の場 合 , メタ とい う接 頭 辞 に 「重 要 な 」 あ るい は 一「 よ り良 い 」 とい う意 味を 持 だ せ よ うとし て い る訳 で は な い 。 単 に モ デ ル の モ デ ル とい う事 を 表 わし てい る に す ぎな い 。 ま た ,「 モ デ ル のモ デ ル 」 もモ デ ル で あ 乙 こ と に は か わ り な く, 属 性 間 の関 係 を 表 現 し た も の で あ る。 単 に , 議 論 の都 合 上 区 別 を す るに 過 ぎ な い。 本 稿 で は , こ の メタ ・ モ デ ル に つ い て 考 察 す る。 メタ ・ モ デ ル を 研 究 対 象 と す るGST の 研 究 活 動 はレ 少 な く と も3 つ の側 面 を もつ と 考 え ら れ る。1. 分 析 的 , ま た は 記 述 理 論 的 な 活 動 既 存り 個 別 モ デ 片 で発 見 さ れ た シ ス テ ム的 な 概 念 の 解 釈 な ど2. 設 計 的 , 合 成 的 ま た は 規 範 論 的 な 活 動 シ ス テ ム合 成 や 分 解 に 関 す る(シ ステ ム設計上の)基 礎 研 究 な ど3. 新し い 知 見 を 得 る 意 味 で の 発 見 的 な 活 動 新し い シ ス テ ム概 念 の 定 式 化 や , 新し い 概 念 間 関 係 の 発 見 な ど し かし な が ら , ひ とつ の ア プ 戸− ヂ で も複 数 の 活 動 を 内 包 す る こ と があ り。 明 確な 区 別を す る こ とは 不 可 能 であ る。 た と え ば , 階 層 シ ス テ ム理 論 では , 分 析的 な 活 動 と設 計 的 な 活 動 の両 方 を 行 な っ て い る と解 釈 す る こ と も で き る。 本 稿 では , 特 にGST の 分 析 的 な 活 動 に 限 定し て モ デ ル の意 味 を 考 察 す る。 す なわ ち ,「あ る メ タ ・ モ デ ル が ど の よ うな 意 味 で 諸 個 別 モ デ ル の 類 型 な の か 」 に 着 目す る 。 こ の こ とが 結 局 , 間 接 的 に は 現 実 と の か か お り の な か で,

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モデルの意味を考えていることになるのではないだろうか。 本稿では メタ' モデルについて考察するが,以下特に誤解が生じないと考 えられる限り, メタ- モデルも固有 モデルも同じ くモデルと称することにす る。 注 幻 葡 萄 文献[1]p.4, ラグランジュ方程式のことをさす。 文献[2]邦訳,p.141. 文献[3]の第2.4 節高原康彦「システム理論」 では, さらに固有モデルや個 別モデルの区別がなされている。 3 。 シ ステム の分類 多階層 シ ステム モデ ル 二階 層 システ ム 一 般 シ ス テ ム1 目標追求 シ ステ ム 行動 モデル 複 雑 シ ステ ム 図1 システムの分類 入力- 出カ シ ステム 図1 は,諸 メタ. モデルのひとつの分類を示している。 一般システ ムは, 最も構造のゆるい メタ・モデルセあ る。ある意味ではシ ステ ムという言葉 の定義をし てい ると考えられる。先に述べた ように,本稿 の対象 とするモデルとは属性間の関係を表現し たものである。一 般システム は,①属性と②属性間の関係を形式的に表現し ている。 また, これに より議 論の対象範囲を限定し,それ以外のモデルは議論の対象 外であることを意味 し ている。 いそ め他のモデルは大別し て行動モデルと目的論的モデルの2 種類がある。 これらのモデルは,ともに内部構造を設定し てい るが, もし この内部構造を1 ) 無視すれば一般システ ムの表現に書き換えることができる。つ まり,一般シ ステ ムの定義の範囲内にある。 また,行動モデルと目的論的モデルは互いに2 ) 他方の表現に書き換えるこ とができる。 これはひとつ のシステ ムでも見方を 変えれば別のモデルとし て認識できることを意味する。

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一般システム理論におけるモデル131 行動 モデ ル とは, シ ステ ムの行動 につ い 七考察するた めの ものであ り,次 の 大力 −出カ シ ステ ムと複 雑シ ステ ムの総称 名詞 であ る。 シ ステ ムの行動 と は , こめレ ベ ルでは 入力 出力 関係(刺激と反応)とし て把 握 され る。独立 単体 の システ ムを 研究す るた め の行動 モデ ルは入 力 −出力シ 不テ ムであ る。 い わ白 ば ,ブラ ッ ク・ボ ックスであ る。 刺激 と反応 のみが 観測 で きる とき, そ こか ら 内部構造を どの よ うに把 握 で きるか, などに興 味があ る。 複雑 シ ステ ムは 複 数0 入力出力 シ ステ ムから成 るシ ステ ムであ る。 複雑 シ ステ ムは,① 構成 部 分シ ステ ムと② 部分シ ス テ ム間 の関係 が認識 されたモ デルであ る。 各 部分 シ ステムは, す でに① 属性 と② 属性 間 の関 係に よって把 握 され てい る。 従っ て 部分シ ステ ム間の関 係 とは具 体的 にはシ ステ ム間相互 干渉 とし て認識 され る。 このレ ベル では, シ ステ ムの合成 や 分解お よびシ ス テ ム間 相互干 渉が問 題 とされる。 目的論的 モデ ルは, 主 とし て意思 決定や 分散管 理あ るいは 大規 模シ ステ ム に 関する階 層的 な理解 のた め のも のであ り, つぎ の 目標追 求 シス テ ムや2 階 層 シ不テ ムお よび多階 層 シ ステ ムの総称 名詞 であ る。 目 標追 求シ ステ ムは 目 的 関数を もつ 最適化 行動 や満 足化 行動 とい った選択的 な 意味 での 意思 決定お よびコント・a− ルを理 解す るた め のモデ ルであ り,独 立 単体 のモ デル であ る。 つ ぎの二階 層シ ステ ムのシ ベル では, 統合 (コーディネーシa ン)の問題 が重 要 しとなる。 プ ロセ スを 操作 す る 目標追 求 シ ステ ムが 複数 存 在し , そ れらが互 い に干渉し あ うために コソ フi; ダ.トあ るいは制約 が生じ る。 そ のよ うな状況 の中で の最 適解,安 定解, 均 衡 解 の意味を どの よ うに理 解す るの か。 また, 上 位の意思 決定者 が実 在す る かまたは 実在し な くとも上 位意 思決定 機 能が考 え られると き, その 上位 意思 決定機 能が 「下位 意思決定 者 達 の調整 」 を行な う ことが可 能な のか, また 可 能な らば どの よ うなアル ゴ リズ ムで解に 達す る の か, な どが問題 となる 。 この よ うな 問題は, 統合 の開 題 と呼ばれ る。 統合 に つい て考察す るときは, 単 に 目的 関 数を 最適化す る0 では な く, 上位 の意 思 決定 者は下 位意思 決定者 の「調整」 を 目的 とし , そ の 目的 が達 成さ れ る状 態 を全体シ ステ ムの解と 呼ぶ, そ の意 味で 目的論的 モ デル と 呼ばれる。 多 階層 シ ステ ムは, 複雑 なシ ステ ムの認識 の仕方につ い て の方 針を示し た も のであ ると考えら れ る。 複 雑なシ ス テ ムを理 解す るため の枠組 み とし て, プ1==・セ ス√ プロセ ス管 理よ 統合, 調節的 適応, 自己 組織 化, の5 層 から成 る

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階 層 シ ス テ ム を 提 案 し て い る 。 し か し な が ら , 調 節 的 適 応 層 お よ び 自 己 組 織 化 層 に 関 し て は ま だ 充 分 な 議 論 が 展 開 さ れ て お ら ず , 二 階 層 シ ス テ ム の レ ベ ル 以 上 の 高 次 の 問 題 に 対 す る ア プ ロ ー チ は こ れ か ら め 課 題 で あ る と 察 せ ら れ る 。 ・ 。 。・ ■ 以 下 の 節 で は , 各 々 の メ タ ・ モ デ ル を 簡 単 に 紹 介 し う つ そ の 意 味 を 考 え る 。 注 抑 たとえば後述する複雑システムは,s ⊂SiXSs ×…XS 。と定義される。部分シ ステムSi が,Si ⊂XiXYi と書け るとき全体システムS は。S

⊂(XiXXs ×…XX .)×(YiXYs ×‥・XYJ

と書き換えることができる。ここで,各Xi ,Y. は 諸属性の直積を成すため,結 局全体システムS は,属性間の「関係」であることに帰着する。各記号の意味は 漸次明らかにしてゆくので,ここでは指摘するだけにとどめる。 2) 文 献[8]p.116. 4. 一 般シス テム1) 〔定義〕Vi (i=l,・・・,n) をn 個 め集合 とす る。 / 十 「関係IS ⊂VIXV2 × …XV 。を一 般シ ス テ ムと定義す る。 た だし,ViXVs × …XV いま集合 の直積(カルテシアン・プ1=・ダクト)を表お し , ⊂は 集合 の包含 関係を表 わし てい る。 この と き各Vi をシ ス テムS の属 性 と呼 ぶ。 ‥ 本 節 で は , 上 記 定 義 の 意 味 す る と こ ろ を 考 察 す る 。 各V ト は , 属 性 の 値 の 集 合 で あ る 。 こ れ を も っ て 属 性 と み な し て い る 。 各 属 性 は 値 を も っ て い る が 。 前 述 し た よ う に 値 は 数 値 で な く 自 然 言 語 で も よ い 。 属 性 の 値V が 属 性V に 所 属 す る と き ,veV と 書 く , 集 合V は 属 性 の 値 の 範 囲 を 示 す も の と 考 え て よV^o 。 ■ ■ ■ 一 般 シ ス テ ム と い う モ デ ルS は , 直 積VIXV2 × …XV 。 の 部 分 集 合 と し て 定 式 化 さ れ て い る 。 こ れ は , 数 学 で は 「 関 係 」 と 呼 ば れ て い る 。 本 稿 で は , 数 学 的 な 意 味 で の 「 関 係 」 と 日 常 用 語 と し て の 関 係 を 区 別 す る 。 一 般 シ ス テ ム と い う モ デ ル は , 属 性Vi,V2, …,v 。 と 属 性 間 の 関 係S が 認 識 さ れ て い る 。。

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一般システム理論におけるモデル133 以 下 で, さら に 詳し く上 記 定 義 の 意 味 す る と ころ を 考 察 す る。 直 積 とい う集 合 , お よ びそ の 部分 集 合 とい う「 関 係 」 の 意 味 を 明ら か に す る た めに, 集 合 の 定 義 の方 法 に 従 っ て 考 察 す る。 集 合 を 定 義 す る方 法 に ① 外 延 的 定義 と ② 内 包 的 定 義 が あ る。 前 者 は 集 合 の要 素 を す べ て列 挙 す る方 法 で あ り, 後 者 は 集 合 の要 素 で あ る か 否 かを 論 理 的 に 決 定 す る 方 法 であ る。 以 下 で ぱ , 簡 単 に 属 性 の 数を2 つ とし ,「 関 係JS ⊂VIXV2 の 意 味 を2 通 り の方 法 で 考え る。 〔外延的定義〕 ト 表1 対象の観測値 Vi VlV2V3V4V4V5 V2 ViV2V2V4VfiV5 今 , 対 象 をVi,V2 と い う 特 徴 で 観 測 し , 表1 が 得 ら れ た と す る 。 こ の 例 で は ,Vi = {Vi,V2,V3,V4,V5},V2 = {Vi,V2,V4,V5} で あ り , こ の シ ス テ ム は ,S

={ (Vl,Vi ), (Vo,Vh ), (Vq,V2 ), (V4,V4 ), (V4,V5 ), (V5,V5 )} で あ る 。 こ れ は , 外 延 的 に 定 義 さ れ て い る 。 例 と し て , 太 郎 と 花 子 の 日 常 行 動 を 取 り 上 げ る 。 属 性V1 を 「 太 郎 の 所 在 」。 属 性v. を 「 花 子 の 所 在 」 と す る 。Vi = 教 室 ,V2 = 食 堂 ,V3 = ク ラ ブ の 部 室。'V4 = 書 店 ,V5 = フ ァ ー ス ト ・ フ ー ド 店 と す る 。 観 測 者 は. 太 郎 と 花 子 が 同 じ 時 刻 に ど こ に い る か を 観 測 し て い る も の と す る 。 そ の 結 果 表1 が 得 ら れ た と / 考 え る の で あ る 。 シ ス テ ムS は , ふ た り が 同 じ 時 刻 に ど こ に い た の か を 列 挙 し た も の で あ る 。 た と え ばS の な か の ひ と つ の 要 素 (V3,V2 ) は ベ ク ト ル 表 示 こ さ れ て い る が , こ れ は , あ る 時 刻 に 太 郎 は ク ラ ブ の 部 室 に , 花 子 は 食 堂 に い ・ だ こ と を 示 し て い る ○’ 一 方 , 直 積VIXV2 と は , こ の よ う な ベ ク ト ル 表 示 の あ ら ゆ る 可 能 性 を 列 挙 し た 集 合 で あ る 。 属 性Vi は5 つ の 要 素 , 属 性Vs は4 つ の 要 素 を 持 っ て い る か ら , 合 計20 個 の 可 能 性 か お る 。 と こ ろ が 実 際 に 起 こ っ た 現 象 は,s の卜 要 素 を 数 え る と 合 計6 個 し か な い 。 し た が っ て ,s はVlXV2 の 部 分 集 合 で あ る 。 こ の 事 情 を 表 現 し て い る の が , 図2 で あ る 。 こ の よ う に , 属 性 に 基 づ い て 観 測 し , あ ら ゆ る 可 能 性 の 中 か ら あ る 特 殊 な ・ 偏 っ た 結 果 が 起 こ る 場 合 に , 属 性 間 の 関 係 が あ る と 認 識 さ れ る 。 太 郎 と 花 子

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Vs Vi V2 Vi V, Vi S VaVaV4Vs 図2 表1 を 座 標 上 に 図 示 し た も の 上 図 は す べ て の 可 能 性20 個 の 点 を 図 示 し て い る 。 特 に ○ 印 は シ ス テ ムS の 要 素 で あ る 。 Vt の例では,表1 あるいは それと 等価な図2 がまさに認識された関係(すなわ ち現象を切り取った断面)で あ り,この関係は一般システムの定義を満たし て い る。太郎と花子の間には, このような意味での「関係」が存在し ている。 し かし ながら,彼らの「関係」は日常用語とし ての関係概念とは異なって い る。彼らの関係が 日常生活のなかでどのような意味をもつのかは不明であ∧ る。たとえば,図2 から彼らが親友関係にあるか否かを断定するには,さら な る調査や分析を必要とする。 それは,数学的な意味での相関関係が必ずし も因果関係を意味し ない のと同様である。いずれにせよ一般システムの意味 する「関係」は丿 日常用語としての関係とは異なっている。 彼らの 日常行動をモデル化するときには, 別の切口(属性)や「関係」を 」 複数個必要 とする。 モデルは「関係」 の複合体であると考えられる。 また, 理論構築においては,個々の「関係」に対し て個別の現象に応じた意味付与 \ がなされる。一般システム理論はその様な個別の現象に依存する意味を捨て, モデルそ のものに焦点をあて ている。 \

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一般システム理論におけるモデル135 〔内包的定義〕 次に, 対 象が変 数 間 の関 係 とし てす でに モデル 化され てい る場 合を 考える。 簡 単な物理 モ デルを 考え よ う。い ま, ひ とつ の物 体( 質量m) に力f =f(t)が 加 えら れ てい るとす る。 た だしf は時 間に 沿っ て変 化す る。 こ のとき の運動 方 程式はf =ma であ る。 加速 度a は 力f の変化 に伴っ て時 間的 に変化 する。 こ のシス テ ムを(f,a)GS ←−→f=ma で定 義 する ことが き る。 こ れは内 包的 な定義であ る。 この こと の意味を 考え る。(f.a) とは, 物体 の属性 とし て力 と加速 度を採 択し た ことを 意味す る。 ま た,(f,a)GS は, 注 目し てい る物体り 実 際の力 と加速 度 がf とa であった こ と,あ るいは 理 論的な予 測を 表現し てい る。 それがi =ma とい う式 を満 足 するかど うぃかに よって実 際に ど の ように運 動す るかを 決定 する方 法が与え られてい る。 これが, 式(f,a)GS ←−・・f=ma の意味 であ る。 たとえば, 力f が一 定なら ば 加速度a も一定 であ る。 ところ が力f が変化 し たのに 加速度a が変 化し ない場 合は 考えら れない。 図3 参照。 f L理 論 値 ] 時 間E あり えな い場合]1 図3 力f と加速度a の関係 時 間 このように,む や みや たら な運 動 では な く法則に 従 った運 動し か起 とら な い 自然現象を モデ ル化し た ものがi =ma であ る, と見 る∧こと もで きる。 可能 なすべて の力f (時間関数)を 集め た集合 をVi とし , 可能 なす べて の加 速度a (時間関数)を 集 めた集 合をVo とす る。 このと き, あ りえ ないむや みやた ら な運動 も含め たすべ て の運 動 の集合が, まさに 直積VIXV2 であ る。 とこ ろ で一方, 上で定義 さ れたS は, この 直積全体 では なく, そ の制限さ れた部

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分 である。すなわち,s ⊂ViXVo である。 以上,変数間の関係を記述し たモデルの例 とし て物体の運 動を説明し た。 漣 動法則は, 現象から認識されたモデルであ る。 また,それは一般システム の 定 義 を 満 足 し てい る。 こ の よ うに あ る 種 の 固有 モ デ ル は 一 般 シ ス テ ムと い2),3) う メタ・モ デルに 書 き換 える ことがで きる。 注 1-HCMCO 文 献[4]p.11,Definition1.1 ・ 文 献[5,9 ]でlit.多 くの例示 がされてい る。 広島大学の古川教授らは文献[6 ]のなか で,利用可能な技術 と得られる品質 と の関係を,数学的な関係とし て把握し 品質管理論 とそ の具体的な応用論を展開し てい る ○ ・ 5. 行 動 モ デ ル 行動 シ ス テ ムは, シ ステ ムの入力 出力 の動 きを 知 って 内部構 造を把握し た ぞ), 複数 のシ ステ ムが結合す る と全体 とし て どの よ うな動 きを す るのか, な ど を演 輝的 操 作的に 理解し よ うとす るた め のメタ ・モ デル であ る。 5.i 入力 −出力システム1) 〔定義〕 属性 間 の関係す なわち一 般シ ステ ムS ⊂VIX …XV 。 を 考え る。h 個 の属 性を2 つに 分類し,し入力 と出力に 分け たとす る。 たと えば,最初 のm 個Vi × …xV 。を 入力 とし これをX と書 く, 残 りのV ≪+i× …XVy を出力 とし これ をY と書 くことにす る。X =VIX …xV 。,Y =V 。十iX…xV 。。こ のときシ ス テ ムS は,ScXxY と書け る。 こ れを 入力 −出カ シ ステ ムと呼 ぶ。 X lC4VV Vni Vm+l Vn,,2 Vn Y 図4 入力 −出力シ ステム

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一 般 シ ス テ ム 理 論 に お け る モ デ ル137 こ の モ デ ル で 注 意 す べ き こ と は , 諸 属 性 の な か か ら ど れ を 入 力 と 考 え , ど 九 を 出 力 と 考 え る の か は , モ デ ル 構 築 者 に ま か さ れ て い る こ と で あ る 。 す な わ ち , 同 じ 対 象 で あ っ て も 認 識 者 が 異 な れ ば , 異 な る モ デ ル が で き あ が る 可 能 性 が あ る 。 こ れ は 意 味 付 与 の 問 題 で あ り , 観 察 し て い る 現 象 と , そ れ を 認 識 す る 観 測 者 の 立 場 や 理 解 の 程 度 に 依 存 し て い る 。 一 般 シ ス テ ム 理 論 で は ,-ぞ こ ま で 立 ち 入 っ て 考 え ず , で き あ が っ た モ デ ル に の み 注 目 す る 。 し か し な が ら レ モ デ ル が で き あ が っ た あ と に , そ れ が 提 案 し て い る 入 力 と 出 力 に 関 し て , 「 工 学 的 な 」 意 味 で の ふ さ わ し さ を 判 定 す る 条 件 を 求 め る こ と ぱ 可 能 で あ る 。 文 献 [16 ] は , こ の 問 題 を 扱 っ て い る 。 ヶ 入 力 集 合X の 要 素 は , 属 性Vi,V,, …,*m の と り う る 値 を ベ ク ト ル 表 示 し た も の で あ る 。 た と え ば , (Vi,V2, …,v 。 と 書 け る 。 つ ま り , 入 力 集 合X は , あ ら ゆ る 可 能 な 入 力 値 の 範 囲 で あ り , 限 界 を 示 し て い る 。 同 様 に 出 力 集 合Y の 要 素 ぱ , 属 性V 。 ト1,…,V 。 の と り う る 値 を ベ ク ト ル 表 示 し た も の で あ る 。 出 力 集 合Y は , あ ら ゆ る 可 能 な 出 力 値 の 範 囲 で あ り , 限 界 を 示 し て い る 。 し た が っ て , 集 合 の 直 積XXY は , あ ら ゆ る 入 力 と 出 力O 組 み 合 わ せ を 表 わ し て い る 。 こ の 組 み 合 わ せ の な か に は , 実 際 の シ ス テ ム の 動 き か ら は 不 可 能 な 組 み 合 わ せ も 含 ん で い る 。 と こ ろ が , 実 際 の シ ス テ ム は , 内 部 メ カ ニ ズ ム に よ る 制 限 を も っ て い る 。 そ の 制 限 や 対 応 関 係 に 応 じ た 入 力 出 力 の 動 き し か と る こ と は で き な い 。 つ ま り , 実 際 の シ ス テ ム の 動 きS は , 不 可 能 な 入 力 と 出 力 の 組 み 合 わ せ を 含 む あ ら ゆ る 組 み 合 わ せXXY で は な く , そ の 部 分 集 合 で あ る 。 つ ま り ,S (二XxY で あ る 。 こ れ は , 数 学 的 な 意 味 で の 「 関 係 」 で あ る 。 犬 ニ ま と め る と , 入 力 出 力 シ ス テ ムS ⊂XXY で は レ ① 属 性 を 基 礎 と す る 入 力 と 出 力 が 認 識 さ れ て い る 。 ま た ② 入 力 と 出 力 の 問 の 「 関 係 」 が 認 識 さ れ て い る 。 そ の よ う な モ デ ル を 類 型 化 し , そ れ を 理 解 す る た め の メ タ ・ モ デ ル で あ る と 考 え ら れ る 。 こ の 場 合 の 関 係 と は , 入 力 と 出 力 の 間 の あ ら ゆ る 組 み 合 わ せ で は な く , そ の 部 分 的 な ( 偏 っ た , 可 能 な , 実 際 に 起 こ る ) 組 み 合 わ せ と い う 意 味 で あ る ○ ■■ ■ た とえば, 時 間に よ って変 化し ない 入力 と出力を もつ 静態 的 モ デル とし て,2 )__. 変 数の関係が連立方程式で表現されている場合。あるいは,時間によって変 化 する入力 と出力を もつ 動態的モデルとし て入力出力関係が微分方程式(差

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3) 分 方 程 式 ) で 表 現 さ れ て い る よ う な も の を 対 象 と し て い る 。

5。2 複雑システム4) 〔定義〕n

個の入力 −出カシステムSi ⊂XiXYi を 考える(i =l,2,…,n)

「関係JS ⊂oiX02 ×…xS 。 を 複雑システムと呼ぶ。 図53 つのシ ステ ムの結合図 図5 では3 つの入力 − 出カシステムが結合し て いる様子を描いている。 通常,構成部分シ ステ ム を箱で表おし,それらの あ い だ の ( 情 報 の や り 取 り5 ) とし ての)結合 関係 の様子を 描い た 図 の ことを ,ブl=Zツク線 図と呼 んでい る。 複 雑シ ステ ムの研究対 象 とす る モデルは, この よ うな結合 関係を 表現 する も の で あ る[後述するが, 複雑y ステムはブロック線図で書きえないような結合関係 も表現し ている]。 ブ ロ ッ ク線図 は, 複数 の構成 部分 から なるシ ステ ムの全体 的 な構図を 見 る ときや ,構 成 部分間 の 情報 のや り取 り, コント ロ ール のし か たや フ ィードバ ッ クの関係 な どを 理解す る のに 非常に 重要 であ り,(電気回路 などの)制 御理論や シ ステ ム設 計 な どに 幅広 く利 用され てい る。し たが って, 複雑シ ステ ムの研究は この よ うな 領域 で用いら れ る固 有 モデル で得ら れた概 念 のシ ステ ム論的 な理 解や, 意 味付け の作 業を 含 んでい る。 たとえ ばレ 図5 め よ うなシ ステ みが全体 とし て どの よ うな動 きを す る のか, 制 御可能 性はあ る か,安 定性 は変わ る か, 定常 性はあ る かな どが問題 とな る。 以下 で, 複雑シろ デ ムの 意味 する ところを 考察す る。

ひ とつ の構成 部分シ ス テ ムSi ⊂XIXY1 は 入力 の範 囲Xi と出力 の範囲Yi が認 識さ れてお り, シ ステ ムの動 きは そ の範 囲のなか であら ゆ る組 み合わせ を とるの では な くて, 内部構 造 に応じ た制 限 された入 出力 の組 み合 わせを と る。Si は √そ の よ うな制 限さ れな 入出 力の 組み合 わせを 集め たも のであ る。 い ま複数 個 の構 成部 分シ ステ ムSi,S2, …,S 。が与え ら れてお り, 複雑シ ス テ ムはそ れ ら の間 の 「関係」 であ る。 このこ とは 次の よ うに 考え ることがで

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一 般 シ ス テ ム理 論 にお け る モ デ ル139 き る 。 こ れ ま で の 議 論 か ら 推 察 さ れ る よ う に , 直 積blXO2 × …XSnit, 構 成 部 分 シ ス テ ム が ( そ れ 自 身 の 制 限 の 範 囲 内 で ) ひ と つ ひ と つ 勝 手 に 動 く 場 合 の 。 あ ら ゆ る 動 き の パ タ ー ン を 集 め た も の ( 集 合 ) で あ る 。 た と え ば , 無 制 限 に 個 々 の 構 成 部 分 が 動 く 場 合 を 考 え れ ば よ い 。 と こ ろ が , 全 体 シ ス テ ム は , 部 分 シ ス テ ム の 間 に あ る 結 合 や 相 互 作 用 に よ っ て 限 ら れ た 動 き し か と る こ と は で き な い 。 そ の 意 味 で , 全 体 シ ス テ ム の 動 き ( パ タ ー ン ) は 制 限 さ れ た もO に な っ て い る 。 こ の パ タ ー ン を 集 め た も の が,s で あ る 。 し た が っ てS ⊂Si 器S2 × …xS 。と な る 。 複 雑 シ ス テ ム と い う 「 関 係 」 は , そ の よ う な 意 味 の 関 係 で あ る 。 ■ ■ ■ ㎜■ ■ ■ ま と め る と , 複 雑 シ ス テ ム で は, ① 入 力 − 出 力 シ ス テ ム と い う 構 成 要 素 が 認 識 さ れ, ま た ② 構 成 要 素 間 の 「 関 係 」 が 認 識 さ れ て い る 。 そ の よ う な モ デ ル を 類 型 化 し , そ れ を 理 解 す る た め の メ タ ・ モ デ ル で あ る と 考 え ら れ る 。 こ の 場 合0 「 関 係 」 と は , 部 分 シ ス テ ム が 自 分 勝 手 に 行 動 す る の で は か く , 内 部 の 相 互 作 用 に よ う て 制 限 さ れ た 行 動 パ タ ー ン し か と れ な い と い う 意 味 で あ る 。 さ て , 制 限 さ れ た 行 動 パ タ ー ン , す な わ ち 構 成 要 素 間 め 「 関 係 」 に つ い て さ ら に 考 察 す る 。 複 雑 シ ス テ ム の 研 究 で は , 本 節 の は じ め に 述 べ た よ う に 結 合 や 分 解 , あ る い は 設 計 に 関 す る も の が あ る が , そ れ 以 外 に も 相 互 作 用 の 問 題 か お る 。 こ こ で は , 全 体 シ ス テ ム の 行 動 パ タ ー ン を 制 限 す る , 内 部 の 相 互 作 用 に つ い て 考 え る こ と に よ っ て 構 成 要 素 間 の 「 関 係 」 の 意 味 す る と こ ろ を 明 ら か に し よ う 。 結 論 か ら 言 え ば , ブ= ツ ク 線 図 で 描 き え な い 部 分 シ ス テ ム 間 の 関 係 を も 意 味 し て い る こ と が わ か る 。 相 互 作 用 に は 大 別 し て3 種 類 あ る 。Coupling 型 とCohesive 型 で あ る 。 前 者 のCoupling 型 は , 前 述 し た ブ ロ ッ ク 線 図 で 表 現 で き る よ う な , ま さ に 情 報 の や り 取 り を 結 合 関 係 と す る 相 互 作 用 で あ る 。 後 者 のCohesive 型 は , 各 部 分 シ ス テ ム の 入 力 範 囲 ま た は 出 力 範 囲 が , 相 互 作 用 の 影 響 を う け て 変 化 す る 場 合 で あ る 。 実 際 の 複 雑 シ ス テ ム は , こ の ふ た つ の 型 の ど ち ら か ひ と つ , 6) ま た は ふ た つ の 型 を 混 合 し て も っ て い る 。 後者のCoh ・esive型では, 各部 分シ ステ ムの 入力範 囲 またぱ 出力範囲が√ 相互作用 の影響 をうけ て変 化す る。 た とえ ば, 構 成 部分シ ステ ムs. ⊂XiXYi は 入力範囲Xx と出力範 囲Y1 を もってい る。 相互作用 がなけ れば, この範 囲 内の値を すべ てとるこ とが で きる(ただし,Si=XiXYi という意味ではない)。

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し か し な が ら,Cohesive 型 の 相 互 作 用 が あ る ば あ い に は レ こ の 範 囲 内 の す べ て の 値 を と る こ と は で き な い 。 つ ま り , 単 に 情 報 を や り 取 り す る こ と に よ っ て 入 力 出 力 の 対 応 関 係 を 変 え る の で は な く , 情 報 を 受 け 取 る ( あ る い は , 情 報 を わ た す ) 間 口 が 変 化 す る の で あ る 。 こ の よ う な 影 響 力 の よ う す を , 認 識 さ れ た 構 成 部 分 シ ス テ ムSi,S2, …,s 。 だ け を も ち い て , ブ=t ツ ク 線 図 で 書 く こ と は で き な い 。 む し ろ 相 互 作 用 そ の も の を さ ら に 分 析 す る こ と に よ っ て , こ の 間 口 の 変 化 の 仕 方 を 把 握 し , そ の 機 能 を あ ら た に ブ ロ ッ ク 線 図 に 付 け 加 え る こ と が 必 要 に な る だ ろ う 。 し か し な が ら , 後 雑 シ ス テ ム と し て モ デ ル を 認 識 す る こ と は ブpt ツ ク 線 ぼ を 書 く こ と が 目 的 で は な い 。 複 雑 シ ス テ ム で は ブ│==zツ ク 線 図 懲 書 く こ と の で き る モ デ ル も 研 究 対 象 と し て い る が レ そ れ だ け で な く , 構 成 部 分 シ ス テ ム が 一 般 的 な 意 味 で 相 互 作 用 を す る よう な 対 象 の モ デ ル を 研 究 対 象 と し て い る 。 そ れ が も つ シ ス テ ム 論 的 な 概 念 含 理 解 す る た め の メ タ ・ モ デ ル で あ る と 考 え ら れ る 。 以 上 の 議 論 を 相 互 作 用 の 視 点 か ら 再 び ま と め る と , 複 雑 シ ス テ ム で は , ① 入 力 − 出 カ シ ス テ ム と い う 構 成 要 素 が 認 識 さ れ , ま た ② 構 成 要 素 間 の 「 相 互 作 用 」 が 認 識 さ れ て い る 。 そ の よ う な モ デ ル を 類 型 化 し , そ れ を 理 解 す る た め の メ タ ・ モ デ ル で あ る と 考 え ら れ る 。す な わ ち,「 関 係 よS ⊂S1XS2 × …xS 。 は 相 万T作 用 そ の も の を 表 わ し て い る と 考 え ら れ 乱 ,  ̄ ̄●・● ̄●− ●・Fミミ-w ミ −w’ ̄ ”  ̄w ゛ミミy 。 ̄w 注 幻 匈 匈 葡 萄 句 文 献[4],p.11,Definition1.2. 社会科学 で用い られるモデル のなかでは,時間を 考慮す るか否かに関わらず連 立方程式 でモデルをた てる場合が見受けられ る。 また外生変数 と内生変数 の用語 が使用される。モ の場合,外生変数はたし かにシ ステムの外部から の入力である が,内生変数はシステ ムの状態と考えられてお り,それを 出力 とは考えにくい。 し かし ながら, 内生変数も属性であ ることにはかわ りがない。 状態‥=出力あるい は状態の観測 結果 =出力 とい り特殊な見方をすることも可 能であ る。これは解釈 上 の問題 であ り, モデルその ものを変化 させ るもめではない。 文献[7] などで,対 象となってい るモデルをさす。く 文献[8],pp.117-118. 文献[7],p.3. 文献[11 ] の諸定理。

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一般システム理論におけるモデル1416. 目 的 論的 モ デ ル まず , 基 本的 な 考 え 方 を 述 べ る。 全 体 シ ス テ ムを , 意 思 決定 と プr=2セス と か う2 つ の 部分 シ ス テ ム (機能) か ら 成 る と 考 え, そ の 結 合 体 とし て 全 体シ ス テ ムを 認 識 す る。 す な わ ち , 操 作 さ れ る プr=1セ ス と。 操 作 を 行 な うシ ス テ ム の2 つ の 部 分 シ ス テ ムの 結 合 体 と 考 え る。 。 プT, セ スP は , 意 思 決 定 者Q に と っ て 操 作 可 能 な 入 力 変 数m と操 作不 可 能 な 入 力 変 数x を も っ てお り, そ の組 み合 わ せ に 応 じ て プ ロ セ ス の 結果y を 出 力 す る6 一 方 , 意 思 決定 者Q は , あ る 目的 (目標) を も っ て お り, プ=f セ ス の行 動 が そ の 目的 を 達 成 す る よ うに 操 作 変 数m を 決 定 し , 実 行 す る。 このよ うな見方 で全体シ ス テ ムを 認 識し た ものが, 目的論的-t デル で 麓)る。 し かし なが ら, 現実シ ス テ ム ∼ ∼: が 意思 決定者Q とプロセ スP とい う2 つ の部分を 「実 体 とし て」 持つ か ご うかについ ては興 味は ない。 つ ま り,意 思 決定者Q が存 在し ていな く X 図6 日 的 論 的 モ デ ル y て も, 機 能的 にそ の よ うな部分 が考え ら れる とき, また は, 意思 決定 者Q の 存 在を 仮定 す る ようなモ デルを 構築 す るこ とに よって, 現実 のシ ステ ムの理 解 が深 まるとい った場合を 想定し てい る。 た とえ ば, 現代物理 学 では, ハ ミ ル ト ニアンやラ グランジ ュアソ とい っ た 目的 関数を 考 え, それを( ある意味で) 最 小化す る よ うに物体が 運動 する とい った モデルを 立 ててい1) 。そ の結匙 −ニ ュ'' に /力学 が統一的 に整 理され一 貫し た理解 が得 ら れる よ うにな った。 この場合 では, 意思 決定者Q は実 体 と し ては 存在せ ず, 仮想的 な ものとし て 取り扱 われ てい る。 目的論的 モ デル は, こ のよ うな仮 想的に 意思決定者Q が 存在す る とし て構築 さ れたモ デル も研究 対象 とし て扱 う。 以下 で, 巨標追 求シ ステ ムを定 義 す るがニ 定 義 の解釈 の仕方 に 複数 の立場 が 考え られ るの で, それにつ い て述 べ る。 広 義に は, 意思決定 者Q とプロ セ スP を合 わせ たシス テ ムが 目標追 求シ ス テ ムと定 義 され るが, 狭義 には, と意思決定 シ ステ ムQ そ れ 自身を 目標追 求シ ステ"ムと定義 する ことも可能 であ る。 この違い は, 理論を 解釈す る対 象領 域に 応じ て変化 する よ うであ る。 こ れ まで の研究 を 振 り返 ると, 混用 され てい る こと もあjる 。詳 細は, 次節 で述

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べ る。とりあえず本稿では広義と狭義を区別し ておき, とくに意思決定論と の関係に重点を置くために,狭義の意味に解釈し て説明を行な う。 6.1 日 標 追 求 シ ス テ ム2 ) 〔定 義 〕7 項 組 (M,X.Y.P,V,G,r ) を 目 標 追 求 シ ス テ ム (GoalSeekingSystem:GSS> と い う 。 た だ し , 各 々 の 記 号 は , つ ぎ の 性 質 を 持 つ も の と す る 。M を 代 替 案 集 合,X を 外 乱 集 合 ,Y を プg セ ス の 結 果 の 集 合 と 呼 び , そ れ ぞ れ は 集 合 で あ る 。 づP ⊂(MXX )XY を プ ロ セ ス の モ デ ル と 呼 び,M とX を 入 力,Y を 出 力 と す る 入 力 − 出 力 シ ス テ ム で あ る 。V は , 評 価 値 の 集 合 と 呼 び , 集 合 で あ る 。 \G :P →V ニを 評 価 関 数 と 呼 び , プ ロ セ ス の 行 動 に 評 価 値 を 対 応 さ せ る 関 数 で あ る 。F を 除 い た6 項 組D =(M,X,Y,P,V,G ) を 意 思 決 定 問 題 と 呼 ぶ 。r を 決 定 原 理 と 呼 ぶ 。 こ れ は , ひ と つ の 意 思 決 定 問 題D に 対 応 し て , ひ と つ ま た は 複 数 の 代 替 案m を 選 択 す る 関 数 で あ る 。 ゝ遜 沢 石 れ に 代 菅 条mココlt卜w ・ ・ /tへ4}J-ゞ-・ ヒ 臥_-JT?●│/・`Vノノ 乞 息 思 沢 疋 り 所 と 廿 ふo\ 、twm ぇ,らft.7-t1 べ 、い \ 注 意 ) 目 標 追 求 シ ス テ ム は , 意 思 決 定 問 題D を 用 い 七 , (D,W ) と 略 記 す る こ と に ム す る 。 X 図7 日 標追求システ ム y 本 稿で は, 目標追求 シ ステ ムを つ ぎ のよ う に 解釈し てい る。前図G に おけ る意 思決定者 (あるいは,そ の よ う な 機能)Q は, 現在時点 ま でのあ いだに 蓄積 さ れ たプ ロ セ スP に 関す る情報から, 自分が直面する意思決定の状況をD =(M,X,Y,P,V,G )と認 識し ている。 さらに,レ決定原理r にし たがって意思決定を行なわなければな らない。すなわち,意思決定者がもっ七いる認識された問題D と決定原理の

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一般システム理論におけるモデル143 組(D, \)を 目標追 求シ ス テ ムと考 え ることにす る。 認識 された 間題D は,6 項 組(M,X,Y,P,V,G )から な る。 これは, 現 在時 点 までに 蓄えら れた プF セ スF に 関す る情報を基 に構築 された と考えら れ るj。 最 初の4 項 は, プ ロ セスP の モデルP ⊂(MXX )XY に関 す る ものであ る。 す なわち, 意思 決定者 は プpi セ スのモデルを 持っ てい る。 こ のモデ ルP は, もとのプ ロセ スp と異 な ってい る ことがあ るか も知 れない。 代替 案 集合M , 外 乱集合X, プF セ スの結果 の集合Y や プg セスの メカ ユズ ムP そ のも のが, も とのも のとは異 な る可 能性 があ る。・ 一般に, 人 間を 含むシ ステ ムの場 合 にはそ の ような こ とがあ り うる。し か も ながら, 人 工的 なシ ス テ ムの設 計に おい では, 意 図す るプ ロセ スP の機 能'it 設計者 自身が 分 かっ てい るめだ から, そ れを操 作す るシ ステ ムQ の なかに 反 映される モデルP は元 のプl=,セスP と同じ と考え て も良い。 す なわち,p =p の場合 もあ り うる。 こ の場 合には √ 目標追求シ ス テ ム(図7 ) と元 のシ ス テム(図6 )は, 一 致す る。 この節 の最初に述 べた よ うに 狭義 の目標追求 ヽシ ステ ムと広義 の 目標 追求 シ ステ ムは 混同しや すい。 だ が,p =p の場合に ぱ 両者が一 致す るこ とにな る。 本稿 でぱ とりあえ ず, 目標追 求シ ステ ム(D 。 ∼W )は元 のプ=i セ スP とは, 独 立に 定義 された と考えて お く。 さて,認 識さ れた 問題D の最 後 の2 項V,G につい て考 え る。G は, プ13 セ スの行動に評 価 値を対 応 させ る関数 であ る。 プ1= モスP ノの要 素(m,X,y )は, 一 般シ ステム のところ (4 節)トで 述べ た よ うに, 観㈲ さ れたあ るい は予測 さ れ たプロセスP のひ と つ の 行動(入力出力の値)であ る。 これを 意思 決定 め 結 果と呼 ぶこ ともあ る。 関数G は,p の行動(入力出力の値)のひ とつ ひと つ に対し て評 価を 与 え る。 そ の評 価値 の集合がV であ る。 単 純に評 価 値集合 を 数値の集合 とし て定義 す る場合 もあ るが, プ9 セスの状 況を 表現 す る命題 の 集合 であ っ ても よい。 た とえ ば後述 す る二 階層 システ ムにおけ る上 位意思 決 定者は, 下 位意思 決定 者 間 のコソフ リクトを 調整す るため下 位意思 決定 者 か 含む シ ステ ムを プ ロセ スと考 えて, そ のプ1= セ スを評 価 す るために 「実行 可 能性を満足 す る か」 とい う命 題な どを用 いてい る。 こ の よ うに評 価 とい う も のを,p の行動 (入力出力の値)の ひとつ ひとつ に対し て 数値や 言 語に対応 さ せる関数 であ る と考え る ことが でき る。 最後に, 決定原 理r に つい て考え る。 これは, ひ とつ の決定 問題D に対 応

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L で, ひ とつ または複数 の代替案m を 選択す る関 数 であ る。 決定原 理は, こ こでは, アル ゴリズ ムであ る と考え てい る。 すな わち, ひとつ の決定問題 か 与え ら れ れば, このアル ゴ リズムに 従 って計 算し , そ の結 果, 意思 決定 の解 が 得ら れ る。 また, 異な る決 定問題 が与えられ れば 異な る 意思 決定 の解が得 ら れ る。 そ こで 考え られ るあ らゆ る決定 問題 の集 合をD と 書 く こ と に す る ー に のときD は旦のひとっの要素である) と, 決 定原 理 の よ, 次 のよ うな関数で あ る。r :D →M 。 ただし,M は,M の部分集 合 の全 体 であ る。 換言す ると 一 一 一 決定 原 理は, 構 造D (決定問題) の集 合 から代替 案 部分集 合 へ の関数 である。 目標追 求シ ステ ム(D,r ) のもっ・てい る 目標 は, 決定 原 理r のなかに組刄 込 まれ る こ とに なることに なる。 た とえ ば, 評 価 関数G の値 の集合V が数値 であ る とき,エプ1==・セスの行動 は数値に よって 評価 され る ことを 意 味す る。 と の とき 決定 原 理が 「評 価値を 最大 /最 小にす る よ うな代 替 案を 選択す る」 と い う形 で定義 されれば, まさに最 適化 が 目的 であ る。∇最 適化 の場合には, 決 定原 理 の本質 は代替 案集合 の中に 順序を 入 れる こと であ る。 そ の順序 におい て最 大 /最 小 のものを 選択 す ることに なる。 し たが っ て最適 化 決定原 理は丿 代 替 案集 合 の中 に順序を 入 れる関数 φとそ の順 序に お い て 最大 のものを 選択 す る関 数Max 分組み合 わせr =Max ・φ と書 くこ とに な る。 この他 に,満3) 足 化 原 理 も組 み込む ことが可 能 であ る。 十 犬 べ 構 造 を 付 加 的 に 仮 定 す る と , 既 存 の 意 思 決 定 理 論 の モ デ ル に 一 致 す る 。 こO4 ) ‥ 意 味 で メタ・ モデル であ る。 ト ま とめる と, 目標追 求シ ステ ムでは, ① プ ロセ スF と意 思 決定者Q が認識 され てお り, そ れら の間 の結合関 係 が図6 の よ うに 規定 され てい るこ とを前 提 とし てい る。 さらに, ② 意思決定者Q は, プ ロセス の モデルP と評価関数G から成 る意思 決定問題D お よび, ③ 決定原理r を もつ 。 こ の ような モデル を類 型 化し , そ れを理解し ようとす るため の メタ・モ デル であ ると言え るひ で は ないだろ うか。 「関 係」 慨 念 の視点 から みると, 次 の よ うに な る。 プ ロセ ス の モ デ ルp は, 属 性M,X,Y の間 の「関係」 を表 わし , 評価 関数G は, 毎デルP と評 価 値v の「関 係」を表 わし てい る。 意思 決定問 題D は, それら2 つ の「関係」 の 組 であ る。 さらに 決定原 理r は, 決定 問題 の集合D と代替 案集 合M の「関

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一般システム理論におけるモデル145 係 」を 表 わし て い る 。 こ の よ うに 目標 追 求シ ス テ ムは重 層 的 な 「 関 係 」 構 造 を もっ てい る と 言 え よ う。 十 6.2 二階層システム5) 〔定義〕 二階 層シ ステ ムとは, ①n 個 の部分 プロセ スPi ⊂(MiXX;)xYi(i =l,2, …,n) から 成 る 複雑シ ステ ムP ⊂PiXPs ×… 〉<Pnと, ②各部 分 プ ロセ スPi を 管理 するn 個 の下 位 意思 決定者 亀 =丿(Di(?%・),r),(n =l,2, ‥,11) と,③

すべて の下 位意 思 決定者Qi を 管理 す る上位 意思 決定者Qo =(Do, わ) の3 種類の事柄 が定義 され たシ ステ ムであ る。 X y 犬 図8 二階層システム プロセス・シ ステム全体は複雑システムであるため部 分プl=,セスPi は相 互作用を及ぼし あっている。そのため,これらを管理する下位意思決定者Qi はコソフ リクトに直面し ている。 こ れ を調整することが上位意思決定者Q , の目的である。二階層システムは, 複雑な構造を持っている。 これを理解す るために,簡単な表現に書きなおし てゆこう。図9 参照。 し 〔プロセスレ プr=,セスの全体P は複雑システムであるが,これもまた入力 −出力シ ステ ムである。全体 の入力集合M とX を,それぞれ,M =MiXM2 ×…XM 。X =XiXXs

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X 上 位意思決定者Qo 図9 二 階 層 シ ス テ ム の 簡 略 図 この図 は,上 位 意思 決定者Qo の視点 か ら下 位シ ステ ムPo を ながめ た ものであ る y で定義する。 とのとき,プロセスの全体はP ⊂PiXPs × …XP 。⊂(MXX)XY と書 くことができる。[ 下位意思決定者]

下 位意思決定者Qi は,部分シ ステムPi を管理するため意思決定問題Di( γi)=(Mi(γ),Xi(γ),Yi(γi),F,(r),Vi(r) 。Gi(アi))

を持ってい るが, それは, 上位意思決定者Qo から与 えられる統合変数 γx に ょって変化するものと考えてい る。し かし ながら, 同時に,下位意思決定 者Qi は,自分自身の決定原理 貳 に よって独立に意思決定を行な うことが で きる。その結果意思決定の解 血iをプr=,セスPi に作用させる。そのこと を,Qi =(Di(γi), 鸚) で表現し ている。

さて, 下位意思決定者Qi は意思決定問題Di( γi)を もっているが, その な かには,各Qi が管理し ているプ1==・セスのモデルPi(ri) を含んでいる。プ ロセスの全体を 簡単な表現に書きなおし たのと同様の考え方で, このモデル

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一般システム理論におけるモデル147 の 全体を 簡 単な 表現に書 きなおし てゆ ご う。全 体 の入力 集 合M(r) とx(r) を, それぞ れ,M(r) =Mi( γ)xM2( γ)× …xM 。(r),X( γ)=Xi(γ)xX2( γ)× ・・・XX 。(r) で定 義す る。全 体 の出力 集合Y(r) を,Y(r) =Yi( γ)xY2(

ア)×-・・xY^C γ) で定 義す る。 このとき, モデル の全 体はp( γ)=Pi(アi)xP2(γ2)× …XP 。(rn)⊂(M( γ)xx( γ))xY( γ) と 書 くこ とが で き る。 ここで, プ1=1セ スP とモデルP(r) の間 の関係を 考え る。 まず プロセ スP ぱ 包含関 係 ⊂に よっ て定義 され てい るが, モデ ルP(r) は等 号関 係==に よう て定義され てい る。 前者 は部分 シ ステTム間 の相 互 作用を 持っ てい るために, あ らゆる入力 出力 の対応を 実現 でき ない ことを 意味し て い る。 一 方, 後者 の 場 合,下 位意 思 決定者Qi が考 えてい る モデルPi( γ) の よせあつ めに す ぎ な い ことを 意味し てい る。 これは,下 位 意思決定 者 の間 で 意思 疎通( 情報交換) が なされない 事 情に よる ものであ る。 二階層 シ ス テ ムの基 本的 な仮定 である。 下 位意思 決定 者 間 の意思 疎通( 情報交換) は, つ ぎ の上 位 意思 決定 者qo を 通 じ て行な うこと にな る。 て上位意思決定者] 上 位意思 決定 者Qo は , 自分 より 下位 のシ ステ ム全 体 を プ=t セス と考 え, そ れを管 理 す るた めの独 自 の意思決定 問題Do と決定原理 恥 を 持 ってい る。 そ の決定 原 理に基 づ いて選択 さ れる のが 統合変 数r =(ri,γ2,…,r 。 であ る。 こ め統合変 数 γを下 位意思 決定者た ちに 指示 す る。 そ の 結果, 下位 意思決定 者 だも の考 え てい るモデルPi( γ) が決定 され る。 すな わち, 下 位 意思 決定 者だも の考 える プロ セス のモデルは 上位 意思 決定者 に よ って与 えら れる。 こ こに・コソ フ リクト解 消 の可 能性を見い だす の であ る。 さて,上 位 意思 決定 者Qo が考 えてい る意思 決定 問題Do に つい て考え よう。 基 本的か仮 定は , 上位意 思決定者Qo は, ①プ ロ セ スの全 体構造P ⊂(Mxx)xY と② プ ロセ スのモデ ル の全 体構造P(r) ⊂(M( γ)xx( γ))xY( γ) を完全 に 把握し てい る, とい うこと であ る( もちろん,・ 上位意思決定者Qo は,たとえば,Ml,X,,Yi などといった具体的な個々の実現値には関知ぜず, もっと高次の情報を入 手することになる[ 後述する評価関数Go のことである])。 こ の ことは上 位意思決 定 者 の考 え てい る下位 シ 不テ ム全体 の イメ ー ジ( モデル)ダが, 現実 と異たっ て いない こ とを 意味す る。 逆に 言えば, もし も, 異 なっ てい たならば 上位意

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思 決定者は, 下位シ ステ ムのコソ フ リ クトを 調整 で き るだろ うか。 この基 本 的 な仮定は, 理 論的 な要 請から きた も のであ る。 さて上で述 べた基 本的 な仮 定を 踏 まえた上 で, 上位 意思 決定 者が もってい る下位シ ステ ムの構造 モデ ルを (複雑であるので)簡単 にPo と記述 す ること にし , 下位シ ステ ムリ モデ ル と呼 ぶこ とに し よ う(ただし上述し たように,こ れは下位システムモのものでもある)。 下位シ ステ ムのモデ ル の操 作変 数は, 統 合 変 数 アの集 合r であ る。 また, 外 乱集合はX, 出力 集合 はY であ る。し た がら て下位シ ス テムの モデル は,Po ⊂(rxX )xY と書 くこ とが で きる。 た だし , これは 簡略 な表 現 であ る。 実 際には 内部構 造を 完全に 把 握し てい るの で, 正 確には すべ ての 内 部変 数を 属性 とす る「関 係」 とし て 表 現さ れてい る も のと考え る。 つ っ ぎに, 上位 意思 決定 者が下 位シ ス テ ム(のモデル)を ど のよ うに 評価す るの かを考 え よ う。 評 価 関数をGo:Po ヤVo と書 くこ とに す る。 このレベルtr は もはや評 価 値とし て数 値を 考 える こと はで きない。Vo ={true,false} と し てお く。 これは, 評 価 とい うものを 「あ る論 理命題 を 満足 するか 否 か」 で 判断し ようとい うこ とを 意味す る。 つ まり評 価関 数Go は, あ る論理 命題を 満 足す ると きtrue を, 満足し ない と きfalse を 与 える 関数であ る。 評 価に 用い られる論 理命題 に は,い まのと ころ 具 体的 に は次 の3 つ が提 案 されてい る。 ①実 行可 能性条 件, ②動 作整 合性条 件, ③ 目的 整合 匝条 件であ る。 たと え ばに 実行可 能性条 件 とは, つ ぎ の よ うな条件 であ る。 上位 意思 決定者Qo が統合変 数 γを 下 位 意思 決定者 たち に与 えた とす る。 そ のと き下 位 意思決定 者 はプ1=iセ スのモ デルP (r) と決定 原 理 げi}にし たが う て最適 解 血 を 選択 す る。そ の とき, こ の 血 は実 は モデ ルの上 で の代替 案(つまり, 函eM (r))に す ぎ ない が, 本当に実 行 可能 だろ うか。 つ まり, 血GM だろ うか。 そ うい う 意 味 の論 理命題 であ る。し かし ながら, 本稿 では 二階 層シ ステ ムの全体 像を 把 握す るこ とを 目的 とし てい る ので, 具体的 な形 は 無視し , 評 価関 数Go を 6) Vo へ の 一 般 的 な 関 数 と か ん が え て お く 。 最後に上位意思決定者の決定原理 ら について述べる。 上位意思決定者の 決定原理は, これ までの議論からわかるように,「評価関数Go の値をtrue とするような統合変数γを 選択せよ」とい う意味で満足化原理である。 また 評価関数Go の値をtrue とするような統合変数γが存在するとき,「統合が

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達成可能であ る」 とい う。 一 般 シ ス テ ム理 論 に お け る モ デ ル149' 以上, 二階 層シ ステ ムの定 義が 意味す る ところを 簡略 な 図9 を もとにし て 述べ てきた。 結局,下 位意思 決定者 が 直面し てい るコソ フ リクトを 調整 する とい う概念は 統合 概念 とし て定式 化さ れた。 統合 概 念は, 今 のところ ①実行 可 能統合, ② 動作整合 統合, ③ 目的 整合 統合 の3 種類が 提 案され てい るが, そ の他に もあ る かも知れない。 今後 の研 究 課題 ではない だ ろ うか。 二階 層シ ステ ムを 用い る と, 意思 決定者を 複数人 含 有シ ス テ ムの数 理理論 (たとえば, ゲーム理論,チーム理論,資源配分理論など)に お け る解や均 衡概念 の意 味を統 ¬ 的 な枠組 み のなかで 解釈 す ることが で き7)。 これは 分析 的な アプlコーチで あ る。コまた, 二階 層シ ステ ム全体 とし て 目 標(だと胤ば, 組織全体とし ての利 潤の最大化など)が与 えら れ てい る場 合に つい ては 触れ なか ったが,そ の場合 には,統 合 の達成 が全体 目標 の達 成を 導 くよ うな構造 化が 重 要問題 となる。 つ ま り, 下 位意思 決定 者Qi =(Di(γi),W )と上 位 意思決 定者Qo =(Do ,ら ) を どのよ うに 設定 する かが問題 とな る。 これを 統合方式 の問 題と呼 ぶ, 統合 方式 の問題に 取 り組む ことは, 二階 層シ ステ ムの合成 問題 あ るい は設 計的 な アプa ーチ とい え よミ;)。 \ … … 最後に メタ・モデルとし ての二階層システムの意味を考える。二階層シス テムでは, 犬a) まずプロセスF が認識されている。 これは部分プ=t セスPi から成る 複雑システムである。すなわち①部分プ1=,セスと②部分プロセス間の「関係」 が認識されている。b) つぎに各々の部分プ1==・セスを 管理するための下位意思決定者あるいは そのような機能Qi が認識されている。すなわち③各Qi は,それぞれ,上位 意思決定者から与えられた決定問題Di( γ) をもっており, ④自分自身の決 定原理 鸚にしたがって意思決定を くだす。 また ⑤ それぞ れの下位意思決定 者は意思疎通( 情報交換) がなされない,すなお ぢ 無関係”である。c) 各下位意思決定者のもづ 決定問題は, ⑥部分プl=・セ スPi のモデルか 「関係jPi(γi)⊂Mi(γi)XXi(γi)XYi(γi) とし て あたえられてお り, さ ら に ⑦評価関数Gi( γi)に よってこれを評価するように設定されている。

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) 上 位 意思 決定 者Qo は, 下位 意思 決定 者を 管 理 す るた めの ⑧ 意思決定 問 題Do を 持 ってお り, ⑨ 自分 自身 の 決定 原理 侭)にし たが って意思 決定を く だ す6e ) 上位 意思 決定 者 の意思 決定問題 は, ⑩下位シ ス テ ム全 体を完全 に把握 し たモデ ルPo ⊂(77XX )XY と⑧ 具体的 な個 々の実 現 値 には 関 知せず, より 高 次 の情 報を 入手し 評 価す るた めの評 価関 数Go から 成 る。 二 階層シ ス テ ムは, この よ うなタ イプの囚有 モデル を 類 型化し , そ れを 理 解 す るため の メタ `・ モデル であ ると考えら れる。 6。3 多階層システム 目 標 追 求 シ ス テ ム を 構 成 要 素 と す る 複 雑 シ ス テ ム を 研 究 す る と き , 次 の よ9 ) うな特殊 化し た枠 組 みを 用い る。 図10 多階層システム 上記 の多階 層シ ス テ ムで は, プ= ヤスの 上に 位置す る 意思決定 者群(ある い は,そのような機能)は4 つ の層 (layer) に 分 かれて お り, 一 番下 の層は管 理的 意思 決定(単純な最適化あるいはフィード・≒ ク的制御), 次 の層 は管理層を 統 合し 互い のコン フ リ クトを 調整す る統合層,3 番 目 の層 は, 外部入力(外

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一般シ不テム理論におけるモデル151 乱) の変 化 に 応 じ て ,「 現 在 の 安 定 」 を 守 るべ くシ ス テ ム の 構 造 パ ラ メ ー タ を 調 整す る 適 応 層, 最 も上 位 の 層は , 同 じ く 外 部 入 力 に 応 じ て √ 適 応 に よ っ て 対 処し き れ な い 場 合 に ,「 新し い 安 定 」 を 作 り 出 す べ く 構 造 を 変 革 す る 自 己 組 織化 層 で あ る。 こ れ ま でに 説 明を し て き た 二 階 層 シ ス テ ムは , こ の 図 の 中 か ら 統 合 層 ま で を 抜 き出し た部 分 のツ ス テ ム であ っ た 。 と く に 適 応 層レ 自 己 組 織 化 層 と のち が い に つ い て述 べ よ う。 重 要 だ と 思 わ れ る 違 い は , 管 理 層 と 統 合 層 は そ れ 自 身 は 外 部 入 力 (外乱) の 直 接 の 影 響 を 受 け な い こ と で あ る 。 す な わ ち , い っ た ん構 造 の固 定 さ れ た あ と の シ ス テ ム であ る と 言え よ う。 一 方 , 適 応 層 と 自 己 組 織 化 層 は 外 部 入力 に 応 じ て 意 思 決 定 の 結 果 が 変 化 す る 。 また , 両 層 の 結 果 は そ れ よ り下 位 の シ ス テ ム 構 造 を 変 化 さ せ る よ うに は た ら く。 こ の よ うな タ イプ の 認 識 枠 組 み を 多 階 層シ ステ ム と 呼 び , 目 標 追 求 シ ス テ ムを 構成 要 素 と す る 複 雑 な シ ス テ ム( 大規 模シス テム) の 研 究 の た め に 提 案し てい る。 た だ 残 念 な こ と に 適 応 機 能 や 自 己 組 織 化 機 能に 関 す る 確 か な 理 論 は まだ な く, 高 次 の 問 題 に た い し て の 研 究 は , 発 展 途 上 で あ る と 察 せ ら れ る。 し た が っ て, い ま の と こ ろ 多 階 層シ ス テ ムは 大 規 模 シ ス テ ム の 研 究 方 針, あ る い はそ の た め の 見 取 図 で あ る と 考 え た ほ うが 良 い の で は な い だ ろ う か。 注 1) 文献[1] 参照。2 ) たとえば文献[4,9 ]な どでは,GSS の定義は明 確にこの ような形で定義され ておらず,解説的に定義されてい る。 また,文 献[12,14,15 ] などでは,後述す る代替案に順序を導入す る関数 φを,w のかわ りに用い てい る。 一方文献[10] では, φを論理命題とし てい る。つ まり流動的であ り, 考察対象にお うじ て定義 をおこな ってい る。 本稿におけ るGSS の定義は, それらすべ てを含む ような形 で定義し てい る。3 ) 文献[14 ] 参照。4 ) 文献[14,15 ] では, 不確実下 の意思決定原則φについ て論じ ている。 また, 文献[13 ]では,人工知能におけ る専門家シ ステム(一般に は探索 行動)がGSS とし て認識可能であることを述べている。5 ) 二階層シ ステムの定式化もGSS の定式化とおなじ く, 解説的 構成的になされ てきた。そ の理由は対象し た がってそのモデルが複雑であ るため と察せられ る。 これを簡潔に述べ ようとし て, このような定義を行な った。6 ) 文献[10 ]にならった。 具体的 な形は,文献[8 ]を参照されたい。

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7 )8 )9 ) 文献[8,12] 文献 [8]p.139. 文献[8]p.119. 7. お わ り に 本 稿 では, 数理的 一 般シ ステ ム 理論 のな かで用 いら れ てい るモ デル(すな お ちタタ・モデル・)を紹 介し つつ そ の定義 の意味を個 別 モデル との関係に注 目 し て考察し た。 モデ ルは, すべ てシ ステ ム と名付け ら れてい る。 本稿 のねら い は, さ まざ まなシ ス テ ムの定 義 の背 後にあ るシ ステ ム認 識 の仕方を 明ら か に し てゆ く作業 を通じ て, 定義 の意 味を 浮かび上 がら せる ことであ づた。 そ の ねらいを 実 現す るために, 次 の ことに 注意を払 ったっ も りであ る。 ①で き る だけ簡 単な 数学の 概念を 用いた 。 ここ では, 集 合と 関数お よび直 積だけし か 用い てい ない。しそ のほかは, こ れら の概念 の組 み合 わせ であ る。 た とえ ば 数 学 におけ る 「関係 」は 直積 の部 分 集合 であ る。し か も直 積 と 「関 係」 の概 念 は第4 節 で詳説し た。 ②ギ ー概念 を 「関係」 だけ にし ぼ り こんで考察し た。 各 シ ステ ムの定義 には 必ず 「関 係」 概 念があ らわ れて いるが, そ れにさ まざ まな シス テ ム論的 意 味(例,属性,入力出力,相互作用, 決定原理, およびそれら の組み合わせによる定常性,安定性,統合など)を 込め て定 義 が なさ れている。 そ の意味を くみ取 ろ うとし た。 本来, シ ス テム論的 意味はそ れ だけ で独立し た役 割を もってお り,GST の 理 論構 築はそ の意味 世 界のな かだけ で完 結し てい る ものであ る。し たが っ て , 本稿 の よ うに, 個別モ デル と の関 係に 注 目し て定 義を解 釈 する作業は, 数 学 におけ る 「大き さ のな い点」 を現 実 の 「大 き さのあ る点」 とし て解釈す る不 自然 さを 伴 うものであろ う。し かし な がら, 筆者 は理 論的 創造力 の源泉 ぱ 現実世 界 の矛盾 のな かに あ る と考え る。 この よ うな 解釈 もあ ながち無駄 で は ない と考え る。 結果 とし て, こ の よう な論文 体裁 にな ってし まった。 まだ まだ 考察は不 充分 であ るか もし れ ない が, 経営 学 の対 象 とし てい る複雑な組 織 の理論研 究 のた めには, この よ うな基 礎研 究 も必要 であ ると思われ るので あ る。 上 尚

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一般 シ ステ ム理 論 にお け る モデル 153

文 献ri

]Jl.Jl.JIaH;i;ayHE.M.JTh φm 皿 ,MEXAHHKA ,HayKa (1973 ). 広 重 徹 他 訳 『 力 学 : 理 論 物 理 学 教 程1. 』 東 京 図 書 (昭 和49 年 )。 [2 ]J.G.MarchandH.A.Simon,Organizations,JohnWiley&Sons (1958 ). 土 屋 守 章 訳 『 オ ー ガ エ ゼ ー シ ョ ソ ズ』 ダ イ ヤ モ ソ ド 社 ( 昭 和52 年 )。 [3 ] 浅 居 喜 代 治 編 『 現 代 経 営 工 学 概 論 』 オ ー ム社 ( 昭 和58 年 )。 [4 ]M.D.MesarovidandY.Takahara,GeneralSystemsTheory:Mathemat-icalFoundation,AcademicPress (1975 ). [5 ] 高 原 康 彦 『 シ ス テ ム 工 学 の 理 論 』 日 刊 工 業 新 聞 社 ( 昭 和49 年 )。 [6 ]O.Furukawa,H.IkeshojiandA.Ohmori,"AMethodologyforQualityGoal-seekingandCoordinationandthePracticalApplication,"SystemsRe-search.Vol.1,No.1,pp.71-82, (1984 ). [7 ] 高 橋 安 人 『 シ ス テ ム と 制 御 第2 版 』 岩 波 書 店 ( 昭 和53 年 )。 [8 ] 宮 沢 光 一 編 『 経 営 意 思 決 定 : 現 代 経 営 学 全 集6 』 ダ イ ヤ モ ン ド 社 ( 昭 和58 年 )。 [9 ]M.D.Mesarovic,D.MackoandY.Takahara,TheoryofHierarchical,Multilevel,Systems,AcademicPress (1970 ). [10 ] 木 嶋 恭 一 , 高 原 康 彦 , 中 野 文 平 「 シ ス テ ム・環 境 関 係 の 代 数 的 定 式 化 一 最 小 多 様度 の 法 則 と 内 部 モ デ ル 化 原 理 を 基 礎 とし て ー 」 東 京 工 業 大 学 経 営 工 学 科 テ ク ニ カル ・ レ ポ ー ト (昭 和59 年1 月 )。 [11 ]Y.TakaharaandB.Nakano,"ACharacterizationofInteraction,"Inter-nationalJournalofSystemsScience,Vol.7, (1981 ). [12 ]M.D.MesarovicandY.Takahara,ComplexCyberneticSystems( 近 刊 )・ [13 ] 高 原 康 彦 , 飯 島 淳 一 , 古 川 忠 始 「 意 思 決 定 シ ス テ ム に よ る 探 索 に 対 す る 考 察 」 シ ス テ ム ・ シ ン ポ ジ ウ ム ( 昭 和60 年8 月 )。 [14 ]Y.Takahara,B.NakanoandK.Kijima,"CharacterizationoftheSatis-factoryDecisionPrinciple,"JournalofoperationsResearchSocietyofJapan,Vol.21,No.3,pp.347-370 (1978 ). [15 ]Y.Takahara,B.NakanoandK.Kijima,"CharacterizationoftheLinearWeightedSumDecisionPrinciple,"InformationScience,19.pp.199-228 (1979 )。 [16 ]Y.Takahara,B.NakanoandH.Kubota,"CausalOrderingandtheSymmetryProblemofBasicLinearSystems,"InternationalJournal げSystemsScience,Vol.12,No.12,pp.1399-1415 (1981 )。 ご

参照

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【その他の意見】 ・安心して使用できる。

(自分で感じられ得る[もの])という用例は注目に値する(脚注 24 ).接頭辞の sam は「正しい」と

一︑意見の自由は︑公務員に保障される︒ ントを受けたことまたはそれを拒絶したこと