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咬合力と体力及び顎顔面形態に関する研究 第1編 スポーツマンの咬合力と体力 第2編 咬合力と顎顔面形態との関係

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Academic year: 2021

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Title

咬合力と体力及び顎顔面形態に関する研究 第1編 スポーツ

マンの咬合力と体力 第2編 咬合力と顎顔面形態との関係(

内容の要旨(Summary) )

Author(s)

岩崎, 秀哉

Report No.(Doctoral

Degree)

博士(医学)乙 第992号

Issue Date

1995-09-13

Type

博士論文

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/15273

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

氏名 (本籍) 学位の種類 学位授与番号 学位授与日付 学位授与の要件 学位論文題目 審 査 委 員 岩 崎 秀 哉(岐阜県) 博 士 (医学) 乙第 992 号 平成 7 年 9 月13 日 学位規則第4条第2項該当

噴合力と体力及び顎顔面形態に関する研究

第1編

スポーツマンの噴合力と体力

第2編

噴合力と顎顔面形態との関係

(主査)教授

田 弘 敏 (副査)教授 岡 伸 光 教授 正 村 静 子 論 文

容 の 旨 岨囁器官は消化器官をはじめ身体各部の影響を受け協調的に機能しているが,これとは逆に岨噂器官に異常が 生じれば消化器官や身体各部に悪影響を及ぼす可能性がある。したがって岨囁機能は身体の健康状態を知る重要 な指標の一つと考えられる。一方,近年歯科疾患の原因となりうる叢生が増加していることが報告されている。 叢生は頭痛,肩こり,目まいを生じる可能性のある不正校合の一つであり,叢生が生じる原因は,現代人が軟性 食物噂好により顎顔面形態が縮小しているためとの報告がある。 そこで申請者は岨囁機能の評価法の一つとして,上下一対の歯によって噛みしめた時に出される圧力である校 合力に着目し,スポーツクラブ員の校合力と体力測定値との関係を検討した。また,口腔模型上の距離測定及び 頭部Ⅹ線規格写真上の距離測定,角度測定を行い,校合力と顎顔面形態との関係を検討した。 対象と方法 1)スポーツマンの唆合力と体力 対象者は男性自衛隊員であり,口腔診査を行った結晃生活歯髄を有し,冠処置を施行していない第一大臼歯 が健在し上下に横合している者94名である。その内スポーツクラブ員82名(平均年齢27.4±5.2歳),スポーツク ラブ無所属者12名(平均年齢28.7±5.6歳)である。スポーツクラブ員は1週間に最低3日以上 かつ1日1時 間以上それぞれのクラブで練習している者である。対象者の上顎第一大臼歯の機能嘆頭である近心舌側曖頭に唆 合力計(MPM3000:日本光電工業)のセンサーの凸部を接触させるように横合させて,その最大校合力を測定 した。このように最大校合力を2回づっ左から測定して2回のうち大きい方の値を採用した。ただし左右最大校 合力に差が生じた場合,左右のうち大きい方の値を採用した。習慣的岨囁側と非習慣的岨囁側を決定し,それぞ れの校合力の大きさを比較検討した。また,握力,背筋力,懸亀反復横跳び,50m走の休力測定を行い,校合 力との相関関係を検討した。 2)校合力と顎顔面形態との関係 対象者は自衛隊員の男子看護学生40名(平均年齢26.1±3.9歳)であり,前述した口腔内診査の基準を満たした 者である。聴き取り調査により習慣的岨囁側から唆合力を測定し,どちらとも判別できない者は左側から測定し た0次に口腔模型を制作し,上下顎それぞれについて以下の測定を行った。①歯冠近遠心幅径の総和 ②歯列弓 長 ③ディスクレパンシー値(ディスクレパンシー値=②-①)④歯列弓幅径 ⑤歯列弓長径 次に側面及び正面について被験者の中心校合位での頭部Ⅹ線規格写真を撮影した。トレース後,適法に従いⅩ 線写真上の距離測定,角度測定を行った。口腔模型及び頭部Ⅹ線写真の測定値と校合力との相関関係を検討した。 65

(3)

結果と考察 1)スポーツクラブ員の校合力は無所属者のそれより有意に高値を示し(p<0・01)・特にラグビー部員・柔道 部員の校合力が高かった○岨囁側校合力(左側)は有意に高値を示した(p<0・01)0岨囁側校合力(右側)は 有意ではなかったが,高値を示した○スポーツクラブ員の校合力と握九背筋力との間には有意な正の相関関係 が認められた(p<0.01)○ラグビー部員と剣道部員の校合力と懸垂との間には有意な正の相関関係が認められた (p<0.05)。ラグビー部員の校合力と反復横跳びとの間には有意な正の相関関係が認められた(p<0・05)。野球 部員とラグビー部員の嘆合力と50m走との間には有意な負の相関関係が認められた(p<0・01)。 2)校合力の大きい者は,前顔面高とは関係がなく後下顔面高・唆筋の付着部間の距離や下顎下縁平面と後鼻 頼の間の距離が長い傾向にあり,下顎角が小さく・校合平面や下顎下線平面が前頭蓋底や眼耳平面に接近する傾 向にあることが認められた○さらに校合力の大きい者は・歯冠近遠心幅径の総和とは関係がなく,歯列弓長径, 歯列弓幅乱歯列弓長及びディスクレパンシー値が大きくなることが認められた0 以上のことより校合力が低下しているものは顎骨が縮小しており・不正唆合の一つである叢生である可能性が ぁる。従って叢生を予防するためには,スポーツ活動が有効であると考える0スポーツ活動は校合力を高め・唆 合力に正比例して他の体力測定値も高めると考えられる。一方・校合関係に障害がある者はt筋力等の体力が向 上しない可能性がある。従って体力を向上させるためには一つまり健康保持,増進のためには岨囁器官を正常に 保つことが必要であり,岨噂機能を評価する指標の一つとして校合力に着目する価値があると考える0

論文審査の結果の要旨

申請者岩崎秀哉は主としてスポーツクラブ員を対象に嘆合力と休九また別の対象で校合力と顎顔面形態と の関係を検討し,唆合力が顎骨の縮小や体力低下と関連があることを実証した。この研究は校合力を高めること が叢生予防,健康保持・増進に少なからず寄与することを明らかにしたもので・予防医学上,口腔衛生上価値あ るものと認める。 [主論文公表誌] 曖合力と体力及び顎顔面形態に関する研究 第1編 スポーツマンの校合力と体力 平成6年8月発行 日本衛生学雑誌 49(3):654∼659 第2編 校合力と顎顔面形態との関係 平成7年6月発行 日本衛生学雑誌 50(2):鴎3∼692 66

参照

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