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細胞は採取時の状況が関係した。X線所見は気管支鏡
所見程直接密接な関係は認められず,類似のX線所見
を有する例でも,.気管支鏡所見の程度によって細胞学
的所見は異なり,X線所見に改善が明瞭でなくとも気
管支鏡所見が改善すれば細胞所見も著明に改善され,
細胞学的所見は局所の診断には最も適切であ.つた◎
(腫瘍細胞については特}こ細∼溢・の注意を払ったが,X
線上腫瘍の疑診の例は非常に少数であった7め明瞭な
腫瘍細胞はプ例も検出できなかった。)
7. ラット睾丸の電子顕微鏡的研究(第∬報)
(解剖)串田つゆ香
成熟ラットの睾丸組織を0.44M藤糖液中で軽く磨
・砕し,、次いで傘モゲォイザーで磨砕後,遠心分離を行
った。
まず200×gにて10分間遠心することにより細胞
質を破壊しその崩壊物を分離するζとができる。次い
で700×g20分間遠心することにしてより精細胞核が
分離できる。分離した核をZenker−Fomlol, Bouin,ア
ルコール等に固定し,パラフィン包埋後,切片となし
.光学顕微鏡にて観察する一方1%中性オスミウム酸酢
酸緩衝液にて固定し超薄切片となし電子顕微鏡的に観
察した。
精細胞の各核は700×920分間遠心すること}t *り
略分離せられるが,精細胞の各段階にしたがって核の
落ち方にはかなりの差がある。すなわち成熟前期の精
子細胞が最も早く,次いで精母細胞であり,精祖細胞
が最ち分離し難い。セルトリー氏細胞および問軍の諸
細陶ま精細胞核分離の操作では,なお核は分離でき
ず,必ず細胞質を伴っている。
成熟前期の精子細胞における類体および頭帽形成に
、衡与するGolgi小体が・核分離を行った場合もなお核
とともに存在することはすでに報告しアこが,この時期
の精子細胞核は核分離を行った場合も屡々癒合してい
る。更に10000×gにて遠心を行った場合もなお癒合
し’ている。
成熟後期の精子細胞では,核分離を行った面差,丁
度核のごとき細胞質すなわち中片を伴っている。この
場合は内部には必ずCaudal Sheathを認める。
、核分離型の上澄液に13000〆9・10分間の超遠心操
作を加えることによりミbゴンドリアを分離すること
ができる。分離せるミ〉ゴンドリアに.おい:ても限界
膜,いわゆるCristae mitochbndriales等が認められ
る。
色識別に閲する淡水魚網膜内の機構について
(菊地生理)渡辺宏助・登坂恒夫
鮒の劇離網膜を用い,近接せる部位に2本の超微小
電極を刺入し,白色光刺激により最も大きな膜内活動
電位・(EIRG)が誘導される深さに両電極を固定
し,電極刺入部位に交互に連続的に波長を変化し「うる
小スポットの単色光刺激(長波長から短波長へ,また
その逆)を与えた。その結果,両電極より誘導される
スペクb 7tr.反応曲線の大きさは異なるがそのPattem
は変らない。この場合散乱光の影響は非常にわずか認
あられるが,ほとんど,無視しうる程度でφる。従っ
てスベクPヒ反応曲線のPatternは刺激部位}こは関係
なく電極刺入部位によって決定されるという結論をえ
た。一方冨田(1957),冨田ら(1958)の報告のぐとく,
EIRGの主発生部位は視細胞層ではなく,それより
Proximalであるという結論とも合致する。以上の事
から淡水魚網膜の機能的組織構造を推論レた。.
9. 発煙ξ内分泌臓器に関する動物実験
(薬理訓水原房子
当教室では,鋤物を使用レて,内分泌に関する研究
を続けているが,その一環として私は発情と内分泌臓
器について研究を行っている。今回は,副腎捌出t}去
勢,および去勢と副腎捌出を合併施行したマウス3系
統およびラット1系統について,一定の飼育管理下に
おいてそれぞれ検索を行つt。注射薬はエストラジナ
ーフレ浮游液5万単位(オバホフレモンベソツアー.L帝
国臓器)を用い,注射量は,5千単位の皮下注射を行っ
た。スミアテス}は1日1回採取小山一面尾法によっ
た。実験成績を総括すると,去勢動物}C =ス.ト・ジェ
ン注射を行えば連続発情が起るのは,周知の事実であ
るが,注射後,発情.までの日数は,去勢動物は,副腎
別出,去勢+副腎別出合併および,正常動物に比べて
長い時間を要する。しかるに,副腎別出群では,ユE席
機とほぼ同様または,やや短かい。発情持続期間は,
副腎導出群が最:も長い。これらの実験結果より副腎皮
質機能中IC=Xトロジェン抑制機構のあることを暗示
している事を知った。
質問 青島雄吾(第一生理)・
この実験で血中エス}・ゲン量を測定比較しており
ましたらお知らせ下さい。
応答 小山良修(薬理)
血中工■トロゲンの測定は無理でしよう。エスbm
ゲンの血液申の多少についての意義がはっきりしませ
ん。
10.副腎皮質ホルモンめ臨床応用例
(三神内科)○荒木仲子・長田富蚕
大久保つる・村田みどり
1949年Hench等がCortisoneをリウマチ性疾患
のすぐれた治療薬として発表して以来,副腎皮質ホル
モンは内科的に多数の難治疾患に広く応用される様に
なつ7。しかしその作用機序に関してはなお不明の点
が多く,また適応,使用法などについても今後の研究
に侯つ所であり;なお多くの問題が残されている。す
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