技術科教育による自己教育力の育成(4)
-コンピュータに対する意識とその変化―
田口浩継*・大迫靖雄*・早田宗生**
OnDevelopmentofPupils,Self-EducationalAbilityin lndustrialArtsEducation(4):
ChangingattitudestowardsUsingComputers HirotuguTAGucHI*,YasuoOHsAKo*andMuneoHAYATA**
(ReceivedNovemberl6,1995)
Inthispaper,weinvestigatetherelationbetweenthejuniorhighschoolpupils,
imagesforcomputerandtheappropriationconditionofcomputerathomeorthe introductionofcomputerintotheinstructionTheresultsobtainedaresummarizedas follow:(1)Theirearlyimagesforcomputerareeffectedbytheexperiencewithcom‐
puteroperationuptothepresentandalsothefamilybackgroundwithcomputer、But,
evenpupilswhohavenotcomputerathome,iftheyareinstructedbyteachingmaterials inconnectionwithcomputer,theyhaveinterestincomputerandremovetheanxietiesfor computer.(2)Thepupilswhohavenegativeideaforcomputershowtheloweringof theirimagepointsforcomputerwiththepassageoftime.(3)Thepupilswhohave enjoyedthecomputergameuptoentranceintoajuniorhighschoolshoweducational effectsbyinstructionwithcomputer、Therefore,inordertoshoweducationaleffective‐
nessforpupilsbyinstructionwithcomputer,itisnecessarytogiveachancetouse computerintheearlyofelementaryschooland,furthmore,tousetheteachingmaterials whichconsiderenjoimentandinterestforcomputer.
てうまく適応できない生徒も存在している.これら の原因を考えるため家庭環境やコンピュータの操作 経験と,授業でコンピュータを使用させる場合に及 ぼす影響や,不適応を起こし易い生徒の傾向との関 係を調査し,その対処法等も検討する必要があると 考える.
以上のようなことを念頭において,本報では中学 校技術・家庭科の「木材加工」領域の学習指導にコ ンピュータを導入した教材・教具の開発を行い,そ してこれらを活用した学習指導による生徒のコンピ ュータに対する意識の変化,および自己教育力の育 成との関係について検討した結果を述べる.
調査および調査方法 調査対象
調査は,熊本大学教育学部附属中学校1年1クラ スの生徒42名を対象とし実施した.学習内容は,「木 材加工」領域の「簡単な木製品の製作」とし,コン ピュータを積極的に活用した授業を設定し実施した.
緒
=ロ既報')では,これからの教育が目指す学力観の中 の自己教育力の育成について,技術科教育がはたす 役割は,きわめて重要であることを述べた.さらに,
筆者らは,自己教育力の育成に効果的な学習カリキ ュラムの開発を目的とした実証的な研究を行ってき た2)3).
ところで,平成元年に公示された学習指導要領の 改訂によって,情報教育の重要性が示され,各種学 校教育において全教科を通じてコンピュータ教育を 含んだ情報教育が推し進められている`).中学校技 術・家庭科においても,各領域でコンピュータの導 入が図られ,学習効果の向上が見込まれる5).
しかし,生徒の中にはコンピュータに対して良い イメージを持っていない者や,コンピュータに対し
津熊本大学教育学部技術教育
**熊本大学教育学部附属中学校
-61-
項目については自己評価を,さらに,木材お よび製図に関する知識・理解・技能面の調査 のためにペーパーテストを実施し,その分析 も行った.
調査方法
「コンピュータに対するイメージ」の調査と して,「木材加工」領域の学習前に1度,その 後2時間に1度の割合で生徒に調査項目に回 答させた.測定後のデータは,質問項目の「プ ラスのイメージ」+2点,「マイナスのイメー ジ」-2点,「どちらともいえない」0点と点 数化した.この他,それぞれの中間をもうけ 5段階による調査を行った.また,その合計 得点をイメージ・ポイントとし,これらの得 点について統計的処理を行った`).なお,第3 回目の木材についての実験ではコンピュータ 表1検証授業計画
数目目目目目目目 回回回回回回回回 業1234567 授第第第第第第第
第9回目
第1,9回目は1時間,他は2時間取り扱い
を使用していないので,「コンピュータに対するイメ ージ」には影響がないと判断し,測定は行わなかっ た.
次に,「家庭におけるコンピュータ環境」について は,「コンピュータ等の所有率」「使用経験ポイント」
および「家庭環境ポイント」の調査を行った.「コン ピュータ等の所有率」は授業開始までにコンピュー タ等を所有していたかの調査を行った.「使用経験ポ イント」は授業開始までに使用経験が「たびたびあ る」2点,「数回ある」1点,「一度もない」0点と 点数化した.また,「家庭環境ポイント」の「使用状 況」は「家族が皆よく使う」2点,に使う人もいる」
1点,「使わない」0点とした.「家族のイメージ」
は「皆プラスのイメージ」3点,「プラスのイメージ 調査は「木材加工」領域の指導計画35時間のうち表
1に示す第1~16時間目の授業を対象とした.なお,
学習ソフトの作成,選定に際しては,自己教育力の 定義を明確にし,自己教育力を育成する授業の方向 性,および自己教育力を育成するためのメディアの 活用について検討を加えた後,「知的ツールとしての 活用」の視点に立ち行った2).
調査内容
「コンピュータに対するイメージ」および「家庭に おけるコンピュータ環境」を調査するために表2,
3に示したアンケートを実施した.さらに,授業に 対する全体的な捉え方を評価するために,「授業の感 想およびコンピュータのイメージ」を自由記述で回 答させた.また,「自己教育力の育成3)」に関連した
表2コンピュータに対するイメージ調査
の言
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授業回数 主な授業内容
第1回目 オリエンテーション
第2回目 木材と私たちの生活(チュートリアル型)
第3回目 木材のJ性質・木材の変形(実験)
第4回目 キャビネット図・等角図(製図データベース)
第5回目 製図(第三角法,CAD)
第6回目 構想のまとめ(製図データベース)
第7回目 構想図の作成(CAD)
第8回目 副題材の製作(のこぎり引き,かんながけ) (シミュレーション型)
第9回目 副題材の製作。まとめ
分類 項目 54321 項目
親近感 楽しい 暖かい 好き
+++++
+++++
+++++
つまらない 冷たい 嫌い 適応への見通し 簡単
自分で学習できる 自分に合っている
+十+++
+++++
+++++
難しい 学習できない 合っていない 積極的活用への態度 知りたい
生活に役立ちそう 家でも役立てたい 他の学習にも役立ちそう 友達との話題になっている
+++++
+++++
+++++
+++++
+++++
知りたくない 役立たない 役立てたくない
他の学習には役立たない
友達との話題にならない
表3家庭のコンピュータ環境についての調査
1.現在,自分の家にパソコンやワープロ,ゲーム機はありますか.また,それは誰の所有ですか.
2.今までに,パソコンやワープロ,ゲーム機を使用したことがありますか.
(たびたびある場合:◎,数回ある場合:○,一度もない場合:×)
3.家族のパソコンに対してのイメージについて当てはまる所に○を付けて下さい.
(あなたの感じた通りを答えて下さい。)
①あなたの家族はよくパソコンや
・丹ワープロを使いますか‘
皆よく使うよく使う人もいる使わない
②あなたの家族はパソコンに対してどのようなイメージを持っていると思いますか。
皆プラスの イメージ
③あなたがパソコンを使うことに対して 家族の人はどのように思ってますか.
プラスのイメー ジの人もいる
どちらとも いえない
マイナスイメー ジの人が多い
積極的に 使うべき
消極的 どちらとも
いえなし
の人もいる」2点,「どちらともいえない」1点,「マ イナスイメージの人が多い」O点とした.さらに,
「家族の反応」は「積極的に使うべき」2点,「どち らともいえない」1点,「消極的」0点とした.
さらに,「授業の感想およびコンピュータに対する イメージ」は,キーワードの分類により分析を行っ た.また,基礎的な知識・理解・技能面の測定は平 成6年6月下旬に行われた期末試験でのペーパーテ ストの結果の分析によって行った.
結果および考察
イメージ・ポイントの初期値による生徒の分類
「木材加工」領域の履修前に実施した「コンピュー タに対するイメージ」調査の結果より,初期値がイ メージ・ポイントの変化にあたえる影響を考察する ため,初期値におけるイメージ・ポイント得点の高 い55~46ポイントを上位群,45~40ポイントを中位 群,39ポイント以下を下位群とする3群に分けた.
その結果,調査対象者の分布は上位群12名,中位群 18名,下位群12名となった.以下,これらの3群の 特徴について述べる.
各項目に紗ける3群の比較「コンピュータに対 するイメージ」および「積極的活用への態度」につ いて3群を比較したものを図1,2に示す.図1よ りいずれの調査でも上位群が他の2群に比べ高い値 を示している.しかしながら,中位群,下位群の差 は少ない.また,3群ともコンピュータの使用初期 の段階でイメージ・ポイントは上昇し,その後安定 するという傾向を示した.さらに,初期値と安定時 のポイント差は下位群が最も大きく,そのため第1 回目には中位群との差が0.55あったものが,第8回 目には0.27に縮小している.また,図2より「積極 的活用への態度」について3群を比較した結果,コ ンピュータをデータベースやCAD的に利用した第 4~6回目の授業に,上・中位群は若干ポイントが 低下しているのに対して,下位群は上昇する結果を
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パソコン ワープロ ファミコン等 ゲームポーイ等 記入例
有.無 有・無 有・無 有・無 有・無 ㈲・無
所有者 父
パソコン ワープロ ファミコン等 ゲームポーイ等 記入例
使用経験 ○
表4コンピュータ等の所有率
園 ”上位群|中位群下位群
平均イメージ・ボイン
コンピュータ ワープロ ファミコン 携帯ゲーム機
53.7 73.2 73.2 51.2
50.0 66.7 75.0 50.0
70.6 64.7 70.6 47.1
33.3 91.7 75.0 58.3
第1回第2回第4回第5回第6回第7回第8回 技第回倣
図1初期値lこよって分類した3群のコンピュータ に対するイメージ
表5使用経験ポイント
体上位群中位群下位瀞
2 国
1
0
1|
平均イメージ・承イント 髭'吊雁ケーム感
表6家庭環境ポイント
上位群中位群下位群 使用状況
イメ_ジ 家族の対応
0.67 1.33 1.17
-2
第1回第2回第4回第5回第6回第7回第8回 授築回数
図2初期値lこよって分類した3群の積極的活用へ の態度
夕等の所有率」「使用経験ポイント」および「家庭環 境ポイント」について3群を比較した.その結果を 表4~6に示す.
表4より「下位群」は家庭でのコンピュータの所 有率は,33.3%と全体平均値(53.7%)より低い値 を示し,表5,6より家族の使用状況,およびコン ピュータに対してのイメージについても低いポイン トであることが明らかとなった.
以上の結果より,初期値においてのコンピュータ のイメージの形成は,コンピュータに関する過去の 経験や家庭環境などが影響しているといえる.
イ〆-ジ・ポイントの増減による分類
イメージ・ポイントの増減に関する特徴を明らか にするため,「コンピュータに対するイメージ」調査 の結果より,第1回目と第8回目のイメージ・ポイ ントの差が55ポイント中,8ポイント以上向上した 生徒を「上昇傾向者」集団,8ポイント以上低下し た生徒を「下降傾向者」集団と分類し,これらの2 集団について検討を行う.今回の調査では「上昇傾 向者」集団が9名,『下降傾向者」集団が5名であっ た.
コンピュータに対するイメージとの関係「コン ピュータに対するイメージ」および「家庭での積極 示した.
以上の結果から,コンピュータに対してのイメー ジの変化は第2回目の授業が大きく関与しているこ とが明らかとなった.この傾向は特にコンピュータ に対してのポイントが低い生徒達の値に顕著である ことが示されている.この場合,ポイントが低いこ とは,コンピュータへの親近感などのイメージが低 いことを示している.したがって,コンピュータを 使用することによって,特にイメージ・ポイントの 低い下位群に属する生徒のイメージが上昇すること を示しているといえる.この結果から,全体的なイ メージを上昇させるためには,できるだけ低学年か らコンピュータに触れる機会を設定することが望ま しいといえる.
また,コンピュータに対して高いポイントを示し た生徒は,その後も高いポイントを示しており,こ れらの群に属する生徒は,授業内容にかかわらず好 イメージを持つといえる.したがって,コンピュー タに関するイメージを向上し,さらに,積極的活用 への態度を育成するためには,指導内容を下位群に 合わせたものが効果的であるといえよう.
コンピュータ環境の比較本項では,「コンピュー
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とによりコンピュータは役に立ち,家でも使ってみ たいという意識を持つような傾向が示された.
以上の結果から,コンピュータに対しての経験が 不足している生徒については,適切な題材を提供す ることにより,コンピュータへの興味・関心を喚起 し,不安を取り除くことができることを示したとい える.
イメージ・ポイントの増減状況と自己教育力「白 的活用態度」について2集団を比較したものを図3,
4に示す.また,「コンピュータに対するイメージ」
を自由記述により回答させた第1,2回目の結果を 表7に示す.
「下降傾向者」集団は,全体と比較して第1,2回 目については顕著な差は見られないが,第4回目以 降の低下が顕著である.特に第4回目の製図のデー タベース型ソフト,および8回目の木工具のシミュ レーション型ソフトの使用場面において最も低い値 を示す.さらに,「下降傾向者」集団について各項目 ごとに分析すると,初期値は全体の平均と等しいか,
それ以上の値をとるが,図4に示した「家庭での積 極的活用態度」,および「他の学習への活用」「親近 感(暖かさ)」の3項目については最初から値が低
く,さらに,その後差が広がる傾向を示した.
以上の結果から,「下降傾向者」集団は「家でも役 立てたい」「他の学習にも役立てたい」といった態度 が他の生徒より低く,コンピュータに対してマイナ スの固定観念を持っているという傾向があるといえ る.ただ,コンピュータのおもしろさや便利さ,操 作の簡単なことについては認める傾向がみられた.
「上昇傾向者」集団について分析すると,「適用の 見通し」については初期値は-0.3であったものが,
第2回目では一気に+3.0まで上昇している.
また,表7よりコンピュータに対する感想は,第 1回目ではプラスイメージのキーワードの出現率は 28.6%だったのに対して,第2回目においては91.7
%と急激に増加した.さらに,初期値の分析は他に 比べ使用経験は少ない傾向を示している.また,コ ンピュータの操作は難しいと思っており,生徒同士 の話題にもなっていない.しかし,授業を受けるこ
園
1
0
1|平均イメージ。砿イソト
-2 第1回
図3
第2回節4回第5回第6回第7回節8回 槽欝回敏
コンピュータIこ対するイメージ(傾向lこよる 分類)
2 園
0
1』平均イメージ・瀧イント
-2
鰯1回第2回第4回鮒5回第6回第7回第8回 摂轡回鞍
図4家庭での積極的活用態度
表7上昇傾向者のコンピュータに対するイメージ
-65-
I
、
I
プ フ スイメ
 ̄ジ マイナスイメ
 ̄ジ 第1回目 色々なことができる:2
役立つ:2
● B ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄-- ̄ ̄■ ̄ ̄ ̄■■-- ̄■■ ̄ ̄ ̄■■ ̄ ̄■■■■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄●■ ̄ ̄ ̄
28.6%
難しい:5
,目が悪くなる:1 興味はない:1
,暗い:1 言われた通りにしか動かない:1 一日中ピコピコ:1
71.4%
第2回目 楽しい,面白い:4 便利・役立つ:3
学習できる:2興味がわく:1 言われたことなら何でも:1
91.7%
ちょっと冷たい:1
8.3%
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い傾向があることが明らかとなった.
コンピュータイメージ・ポイントの変化傾向とコン ピュータ環境
コンピュータ環境の関連項目について,「上昇傾向 者」集団と「下降傾向者」集団を比較した結果を表
8~10に示す.
表8から,コンピュータ,ワープロの所有率は「下 降傾向者」集団の方が高い.しかし,携帯ゲーム機 の所有率は「上昇傾向者」集団は85.7%に対して「下 降傾向者」集団は0%を示し「下降傾向者」集団が 極端に低い値を示している.この結果は,「上昇傾向 者」集団はコンピュータの所有率は低いが,ゲーム に関係する機器類の所有率は高く,コンピュータな どを遊びの道具としてすでに使いこなし,楽しむと いう経験があることを示しているといえる.
また,表9,10よりコンピュータに対する家庭環 境ポイントを分析すると,「下降傾向者」集団の家庭 の方が使用経験も多く,プラスイメージのポイント も高い.しかし,本人がコンピュータを使用する事 に対しての積極的な働きかけは少ないという結果が 示された.
以上の結果は,コンピュータに対するイメージア ップをはかるためには,中学校教育でコンピュータ
2 国麺
上
(U
QLの凸
一両〒均自己紋育力ポイント
第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回第9回 授業回数
図5自己教育力ポイントの推移
己教育カポイントの推移」についてイメージ・ポイ ントの増減状況の異なる2集団を比較したものを図 5に示す.自己教育力については全体的に顕著な差 は見られないが,「下降傾向者」集団は第9回目のコ ースター製作(完成)の時点で急激に値が低下する という傾向を示した.この傾向は「学び方の知識と 技能」「達成・向上の意欲」「自己統制力」「自信・プ ライド・安定性」において顕著にあらわれた..また,
「学び方の知識・技能」と「達成・向上の意欲」につ いては第4回目の頃から下降傾向が見られた.
以上の結果から,「下降傾向者」集団は製作終了と 共に意欲が低下する傾向があることが明らかとなっ た.また,副題材について,今後さらに検討するこ とが必要と考えられる.
コンピュータイメージ・ポイントの「下降傾向者」
集団の性格の分析
「下降傾向者」集団の性格を自己教育力指導検査 (教研式・平成6年7月実施)で見ると,努力事項と して「自主性・集中力」「生活体験・自主性」「主体 的思考・自主性」「主体的思考・自律的生活」が挙が っている.また,質問項目でみると「授業でおもし ろい話を聞くと後で調べたい」「本を読んで色々考え るのが好きだ」「困っていても人に頼らないで解決す る」「計画を立てるのが好きだ」「よいと思ったこと は進んでやる」「図書室や図書館で本をよく借りてい る」などに共通して望ましい回答は得られていない という結果となった.
また,教師による総合的な性格分析から各生徒に 共通することは,「自分の考えは持っているが一つの 型に入るとそれをなかなか変えようとしないところ がある」となっている.
以上の結果から,コンピュータに対してその有用 性を見いだせない生徒やマイナスの固定観念を持っ た生徒が,コンピュータへのイメージが下降しやす
表8コンピュータ等の所有率
、上昇傾向者 下降傾向者 60.0 100.0 600 0.0 コンピュータ
ワープロ ファミコン 携帯ゲーム機
53.7 73.2 73.2 51.2
42.9 85.7 85.7 85.7
表9使用経験ポイント
上昇傾向者 下降傾向者 1.60 1.40 1.40 0.80 コンピュータ
ワープロ ファミコン 携帯ゲーム機
1.29 1.24 1.51 1.32
1.29 1.57 1.57 1.43
表10家庭環境ポイント
体上昇傾向者 下降傾向者 0.80 2.00 1.20 使用状況
イメージ 家族の対応
0.71 1.14 1.57
-66-
可
、