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児童の自己統制型と不安に関する研究

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(1)

奈良教育大学学術リポジトリNEAR

児童の自己統制型と不安に関する研究

著者 藤田 正

雑誌名 奈良教育大学教育研究所紀要

巻 23

ページ 71‑80

発行年 1987‑03‑01

その他のタイトル A Study of Children's Locus of Control and Anxieties

URL http://hdl.handle.net/10105/6636

(2)

児童の自己統制型と不安に関する研究*

藤 田   正榊

 (心理学教室)

要旨:奈良県下の平坦部と山間部の小学2,4,6年生を対象に、児童用自己 統制尺度と状態一特性不安尺度を実施し、自己統制型と不安の関係について検 討した。その結果、従来の研究から予想されたように、内的統制型の児童は外 的統制型の児童よりも不安が低いという結果は、状態不安に関しては平坦校の 6年で、特性不安に関しては平坦校の6年と山間校の4年でそれぞれ見い出さ

れた。

キーワード:自己統語1」型(内的一外的統制型)、状態一特性不安

 日常のさまざまな事象や行為が何によって統制されているかという問題はLocus of control のテーマのもとに数多くの研究が行われている(樋口・清水・鎌原,1卿)。Rotter(1966)は、

自己統制の仕方には2つのタイプがあることを提唱した。そのひとつは、事象が自分自身の能力 や努力によって統制されているという信念をもつ場合で、これを内的統制(intemal control)

という。もうひとつは、事象が自分以外のもの、すなわち運や遇然によって統制されているとい う信念をもつ場合で、これを外的統制(extemal contro1)とい㌔

 内的統制型の者は外的統制型の者に比べて、成功・失敗を自分の行動や特性に随伴しているも のとしてとらえ、周囲の環境に対して統制可能感をいだいている。そのため、何らかの事象や行 為に続く行動に対する意欲や期待が生じやすいといわれている。内的統制型の者が外的統制型の 者よりも学校での成績がすぐれているという報告(Messer、ユ972:Nowicki&Walker,1974)

は、自己統制タイプの特徴が反映した結果といえる。また、自己統制型と不安の関係についても 幾つかの研究が行われている。例えば、Watson(1967)は外的統制型は抑制不安が高く、促進不 安の低いことが、内的統制型はその逆の傾向があることを見い出している。わが国においては、

次良丸(1駅3)が高校生を対象に田研式不安傾向診断検査を用いて自己統制型と不安の関係を調 べている。その結果、外的統制型の者は内的統制型の者に比べて、学習不安傾向、対人的不安傾 向、孤独傾向、過敏傾向、衝動傾向が強いことを見い出している。これまでの研究から、自己統 制型と不安に関しては、内的統制型の者は外的統制型の者に比べて不安が低いというのが一致し た結果である。しかし、筆者の知る限りでは、両者の関係について小学校段階で検討した研究は ないように思われる。

*   A Study of Children s Locus of Control and Anxieties

**  Tadashi Fujita(De力〃Cme〃 o∫一P∫y〃0408y,〃〃。 σ加m7∫〃γ o∫ 亙dmoκm,

   Mαm)

(3)

 ところで、Spielberger(1966)は、不安を特性不安(trait anxiety)と状態不安(state an−

Xiety)に区別している。特性不安とは、不安状態の経験に対する個人の反応傾向を反映するもの で、比較的安定した個人の性格傾向を示すものである。他方、状態不安とは、その場その場の状 況により変動する一時的な情緒状態を示す不安である。なお、両不安については、特性不安が高 いと環境をストレス事態として認知しやすくなり、そのために状態不安に変化が生じるという関 係があると仮定されている(古賀,1980)。これまでの研究では、自己統制型と特性一状態不安 の関係については、まだ検討がなされておらず、自己統制型と不安の関係の一般牲を検討する上 からも、これらの不安との関連性について調べる必要性がある。

 本研究では、従来検討されていない発達差、地域差を考慮して、平坦部と山間部の小学生にお ける内的一外的統制型と状態一特性不安の関係について検討することを目的とした。

方      法

 調査対象  平坦校では、奈良県磯城郡川西町1校の2,4,6年生の児童352名、山間校で は、同吉野郡天川村の3校(いずれも2級へき他校)の2,4,6年生の児童95名を調査対象と

した。表ユは、地域別に人数の内訳を示したものである。

表1 調査対象の内訳

平 坦 校 山 間 校

2年4年 6年  2年 4年 6年

男児 64 53 66  脆 14 10 女児 53 44 72  12 18 ユ5 合計 117 97 138  38 32 25

 調査内容  ω児童用・自己統制尺度一Nowlckl and Stnckland(M3)の作成した児童 用の内的一外的統制型を測定する尺度で、40項目から成る。これを次良丸が日本語訳したものに 若千の修正を加えたものを調査項目に用いた。付表1は、調査項目と採点基準を示したものであ

る。

 12〕児童用・状態一特性不安尺度一Spielbergerの児童用不安尺度(1973年に作成)を曽我(1983)

が日本語訳したものを用いた。テストは、状態不安と特性不安の2つの尺度から成立っている。

状態不安尺度は、児童が特に今どう感じているかをたずねる20項目、特性不安尺度は、児童がふ だんどう感じているかをたずねる20項目から成っている。付表2は、それぞれの尺度の調査項目 を示したものである。

 実施手続き  調査は、平坦校では昭和61年10月20,2ユ日に、山間校では11月4日に、筆者ら が各校に出向いてクラス単位で実施した。

 実施に際して、児童にはそれぞれの尺度の調査項目を示す番号を印刷した回答用紙が配布され、

調査者がひとつずつ読みあげる項目について回答するよう指示を与えた。最初に全学年とも自己

(4)

統制尺度について回答し、続いて4年生と6年生だけ2種類の不安尺度についても回答した。

 自己統制尺度については、}これからすることは、皆さんがいろいろな事について、どのよう に思っているかを調べるものです。先生が読んだ質問の内容が、自分がいつも思っていることに あてはまっていれば番号に○を、自分がいつも思っていることにあてはまっていなければ番号に xをつけて下さい。 という教示を与え、2件法で回答させた。

 状態不安尺度については、 今から読みあげる文は、私たちが自分で気持ちを言うとさに使う ことばです。よく聞いていて、今、あなたが自分のことをどう思っているかについて答えて下さ い。今のあなたに、とてもよくあてはまる時には番号に○、少しあてはまるときには番号に△、

ぜんぜんあてはまらないときには番号にXをつけて下さい。 また、特性不安尺度については、

。から読みあげる文は、私たちが自分のことを言うときに使うことばです。よく聞いて、ふだ んのあなたにぴったりとよくあてはまると思うときには番号に○、ときどきそう思うときには番 号に△、そう思わないときには番号に×をつけて下さい。 という教示を与え、3件法で回答さ

せた。

 採点法  自己統制尺度は2点評価尺度になっており、外的統制を示す反応に対して1点、内 的統制を示す反応に対しては0点が与えられる。得点は、最低0点から最高40点の範囲で分布す

る。したがって、得点が高くなるにつれて外的統制が強いことを表わしている。

 不安尺度は状態不安尺度、特性不安尺度とも3点評価尺度になっており、各選択反応に対して 1点、2点、3点のいずれかの不安評価がつけられ、最低20点から最高60点の範囲で得点が分布 する。状態不安尺度では、項目2,4,5,7,9,11,i5,16,18,19は不安の存在を示すの で○の場合に3点、xの場合に1点が与えられる。残りの項目は不安の不在を示す項目であるの で、逆にxの場合に3点、Oの場合に1点が与えられる。特性不安尺度では、不安の存在を示す

○の場合に3点、不安の不在を示す×の場合に1点が与えられる。したがって、いずれの尺度に おいても得点が高い程、不安が強いことになる。

結果と考察

 自己統制の発達差・地域差  表2は、自己統制得点の平均値と標準偏差を示したものである。

平均値について3(学年)×2(地域)の分散分析を行った。その結果、学年(戸=25140 d∫

三2と441,戸<.01)の主効果のみ有意になった。この結果は、自己統制得点に関しては地域差 はみられず、両地域とも2年から6年にかけて得点が低くなったことを示している。減少は、特 に2年から4年にかけて顕著であった。自己統制得点が学年とともに減少し、内的統制が強くな るという結果はNowicki and Strick1and(1973)の結果とほぼ一致した。ただし、本研究では2 年から4年にかけて得点の減少が顕著であったのに対して、Nowickiらの結果では4年から6年 にかけて大きな得点の減少が生じたという点においては相違がみられた。

(5)

表2 自己統制得点の平均値と標準偏差

4        6

平坦校 山間校

19.2(4.04)

18.0 (2.49)

16.1 (3.28)     15.4 (3.38)

15.6 (3,37)     15.3 (2,25)

      ( )内の数値は標準偏差

 不安の発達差・地域差  表3は状態不安得点の平均値と標準偏差を示したものである。平均値 について2(学年)×2(地域)の分散分析を行った結果、学年(F=3.89,〃=1と288,P<.05)

の主効果のみ有意になった。これは4年よりも6年の方が状態不安が低いことを示している。

妻3 状態不安得点の平均値と標準偏差 学   年 4        6

平坦校 34.5(7.O1)

山間校 32.7(7.l1)

31.3 (7137)

31.7 (6.75)

( )内の数値は標準偏差

 表4は特性不安得点の平均値と標準偏差を示したものである。平均値について2(学年)×2

(地域)の分散分析を行った。その結果、学年(F=7.16,〃=1と288,ρ<.O1)の主効果、

および学年×地域(戸=7.16,〃=1と288,P<.O1)の交互作用が有意になった。交互作用が 有意になったので単純効果の検定を行ったところ、平坦校では4年から6年にかけて変化はみら れなかったが、山間校では減少がみられた(オ(55)=1.82,.鵬<ρ<.10)。また、4年では地 域差がみられなかったが、6年では山間校の方が不安が低かった(オ(161)=13.89,P<.001)。

表4.特性不安得点の平均値と標準偏差 学    年

4        6

平坦校 35.7(7.16)

山間校 36.8(7.46)

35.7 (6.76)

31.3 (6.11)

( )内の数値は標準偏差

 状態不安と特性不安に関して、曽我(1983)が日本版児童用不安尺度の標準化を行った際の結 果と比較しれ曽我の結果では、状態不安については4年(34.7)、6年(33.8)であり、特性不 安については4年(訓.0)、6年(35.8)であった。厳密な比較ではないが、状態不安は4年では、

平坦校の値とほぼ同様であったが、6年では、両地域よりも高い値であった。特性不安は4年で

(6)

は山間校の値とほぼ同様であり、6年生では平坦校の値とほぼ同じであった。また、発達差につ いては、状態不安は山間校と、特性不安は平坦校と類似した変化を示していた。

 自己統制型と不安  自己統制尺度得点の上位25%を外的統制型、下位25%を内的統制型とし た。それぞれのタイプの得点の範囲と人数の内訳は次の通りである。平坦校では、内的統制型の

4年(9〜14点)釦名、6年(8〜12点)31名、外的統制型の4年(18〜25点)29名、6年(18

〜26点)31名であった。山間校では、内的統制型の4年(10〜13点)10名、6年(12〜13点)6 名、外的統制型の4年(18〜23点)8名、6年(17〜20点)7名であった。以下これらの者のデ

ーターを分析の対象とした。

 妻5は、内的統制型と外的統制型の状態不安得点の平均値と標準偏差を示したものである。平 均値について2(統制型)x2(学年)x2(地域)の分散分析を行った。その結果、統制型(F

=3.88,〃=1と1幽,.05<P<一10)、学年(F=7.24,〃=1と1仏,戸<。01)の主効果、

統制型x学年(F=3.96,〃=ユと1幽、P<.05)、および統制型×学年x地域(戸=4.工4,a∫

=1と1幽,ρ<.05)の交互作用にそれぞれ有意差、または有意な傾向がみられた。2次の交互 作用について単純効果の検定を行ったところ、山間校では4年でも、6年でも内的統制型と外的 統制型の間には統計的に有意な差はみられなかった。他方、平坦校では4年では内的統制型と外 的統制型の間には有意な差はみられなかったが、6年では有意差がみられ、内的統制型の方が外 的統制型よりも不安が低かった。また、平坦佼では内的統制型の者の不安は4年よりも6年で低 かった。 (C=(59)13.77,ρ<.001)。しかし、山間校では、いずれの統制型においても学年差 はみられなかった。

表5 内的統制型と外的統制型の状態不安    得点の平均値と標準偏差

学    年 統制型 4        6

       内的統制  34.7(7.42)  27.8(6.62)

平 坦 校

       外的統制  33.7(6.88)  33.6(7171)

       内的統制  30.9(5.74)  31.7(5.65)

山 間 校

       外的統制  34.8(7.坐)  30.4(7.50)

( )内の数値は標準偏差

 表6は、内的統制型と外的統制型の特性不安得点の平均値と標準偏差を示したものであを。平 均値について2(統制型)×2(学年)x2(地域)の分散分析を行った。その結果、統制型(F

=17−1ユ,〃=1と1似,ρ<.01)の主効果、および統制型x学年×地域(F=4.81,〃=1と1必,

P<.05)の交互作用がそれぞれ有意になった。交互作用について単純効果の検定を行ったところ、

平坦校の4年では統制型による有意な差はみられなかったが、6年では内的統制型の方が外的統 制型に比べて有意に不安が低かった( (60)=4.0i,P<.001)。他方、山間校では4年で、内

(7)

的統制型が外的統制型よりも有意に不安が低かった(f(16)=2.28,戸<.05)が、6年において は統制型による違いはみられなかった。さらに、統制型別に学年差を分析したところ、平坦校で は内的統制型(チ(59)=6.45,戸<.001)も、外的統制型(云(58)=4.26,戸<.OO1)も4年よ りも6年で不安が低かった。他方、山間校ではいずれの統制型においても統計的に有意な差はみ られなかった。

表6 内的統制型と外的統制型の特性不安    得点の平均値と標準偏差

学    年 統制型 4        6

       内的統制  34.8(7.33)  31.8(6.61)

平 一理 校

       外的統制  36.9(6.27)  38.0(5.29)

       内的統制  30.8(7.33)  31.8(2.04)

山 間 校

       外的統制  38.9(6.73)  32.9(8.ユ9)

( )内の数値は標準偏差

 自己統制型と不安の関係について、本研究の結果をまとめると次のようになる。状態不安につ いては平坦校の6年で、特性不安については平坦校の6年と山間校の4年において、従来の研究

(次良丸,1973:Watson,1967)から予想されたように、内的統制型の者は外的統制型の者より も不安が低いという結果が見い出された。したがって、自己統制型と不安の関係についての仮説 は、状態不安や特性不安の場合にも適用できると言える。また、平坦校では6年で、山間校では

4年で予想を支持する結果が得られたことから、少なくとも児童期中頃以降になると、自己統制 型と不安の問には関連性が出てくることを示唆する結果と言える。なお、山間校と平坦校との結 果の差異については、根拠のある適当な理由もみあたらないので、強いて解釈を行わないことに

した。

要      約

 奈良県下の平坦部と山間部の小学2年、4年、6年生幽7名を対象に、児童用自己統制尺度(全 学年を対象)と状態一特性不安尺度(4年、6年のみを対象)を実施し、自己統制型と不安の関 連性を調べた。

 その結果、ω自己統制型得点には地域差はみられず、学年が進むにつれて内的統制傾向が強く なった。12)状態不安に関しては、地域差はみられず、4年よりも6年で不安が低かった。また、

特性不安に関しては、4年では地域差がみられなかったが、6年では山間校の方が不安が低かっ た。なお、平坦校では学年差はみられなかったが、山間校では4年よりも6年で不安が低かった。

13〕自己統制型と不安の関係については、内的統制型の者は外的統制型の者よりも不安が低いとい う結果は、状態不安に関しては平坦校の6年でのみ、また特性不安に関しては平坦校の6年と山

(8)

問校の4年において見い出された。

 以上の結果について、従来の研究結果と関連づけて考察を行った。

引 用 文 献

樋ロー辰・清水直治・鎌原雅彦 1駅9 Locus of Controlに関する文献的研究 東京工業大   学人文論叢,5,95−132.

次良丸睦子 1973内的統制型一外的統制型の不安と学力について 日本教育心理学会第15回総   会発表論文集,236−237.

古賀愛人 1卿 状態不安と特性不安の問題心理学評論,23,269−292.

Messer,S.B.1972The relation of inter I〕al−extemal control to academic performance−

  C〃〃Dem伽mm 、43,145−146.

Nowicki,Jr.,S.,&Strickland,B.R.1㎝3Alocusofcontrolscaleforchildren.

  ∫omm〃 ぴ Con5mmng αnd C〃m c〃 ρ5ツ。比。え。gツ.40, 148一 154−

Nowicki,Jr.,S.,&Walker,C.1974The ro1e of generalized and specific exp㏄tancies   in detemining academic achievement.ノ。〃伽ノ。∫&c〃 P∫ツ。伽 ogツ,94,275−280.

Rotter,J,B.1966 Generalized expectancies for internal versus external control of   reinforcement.P3γc〃。∫o釦。〃Mon㎎m肋∫,80(Whole No.609),1−28、

曽我祥子 1983 日本版STA I C標準化の研究 心理学研究,54.2i5−221.

Watoson,D 1%7 Relationship between1ocus and anxiety一∫omna o∫Pe7∫om〃ツ

  0m4 ∫0c4α! 戸sツ。あ0!0gy, 6,91− 92。

〈付記〉本研究を行うにあたり、磯城郡川西町立結崎小学校、吉野郡天川村立天之川小学校、天 川西小学校、側11小学校の校長先生ならびに諸先生方、児童の皆さんの御協力を得、資料の整理、

分析に際しては心理学専攻学生植木美香さん、岡山雅也君、前田喜美代さんの協力を得ました。

以上の皆様方に、記して厚く感謝の意を表します。

(9)

付表1.児童用自己統制尺度

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

ユ01 11.

121

13.

14.

ユ51

ユ6.

ユ7.

18.

ユ9.

20.

21.

22.

23.

どんな問題でも、いっしょうけんめい考えれば、できるようになると思いますか。

カゼは、自分で気をつけていればひかないようにすることができると思いますか。

運のよい子と悪い子がいると思いますか。

よい成績をとるのは、すばらしいことだと思いますか。

あなたが悪くないのにしかられることがよくありますか。

(×)

(×)

(O)

(X)

(○)

いっしょうけんめい勉強すれば、どんな科目でもよくできるようになると思いますか。(×)

物事はうまくいかないことが多いから、いっしょうけんめいやってもムダだと思いますか。(○)

期することがうまく行けば、その日は何をやっても、うまくいくと思いますか。  (○)

たいていのとき、親は子どもが言いたいことをよく聞いてくれると思いますか。  (×)

いいことがおこってくれますようにと思うと、それがほんとうにおこると思いますか。(○)

理由もないのに、よくしかられると思いますか。       (O)

友だちの考えを変えさせるのは、むずかしいと思いますか。       (○)

チームが勝つのには運よりも応援のほうが、だいじだと思いますか。       (×)

親の意見を変えさせることなど、ほとんどできないと思いますか。        (○)

あなたの両親はたいてい、あなたが自分で決めたことをゆるしてくれると思いますか。(×)

何かを失敗したとき、やりなおしはできないものだと思いますか。

こどもはみな生まれつきスポーツがうまいと思いますか。

あなたと同じ年のこどもは、みんなあなたよりも強いと思いますか。

何かこまったことがおこったときは何もしないのが、いちばんよいと思いますか。

あなたは友だちをだれでも自由にえらぶことができると思いますか。

四つ葉のクローバーを見つけると、何かよいことがあると思いますか。

宿題をするかしないかによって、成績が大きく変わると思いますか。

あなたと同じくらいの年の子どもが、あなたになぐりかかってきナこら、どうにも止め ようがないと思いますか。

24.あなたは運がよくなるお守りをもったことがありますか。

25、よい子にしていれば、みんながあなたを好きになってくれると思いますか。

26、あなたの両親は「てつだって」と言えば、てつだってくれますか。

27.理由もないのに、人はあなたにいじわるをすると思うことがありますか。

28.あなたの今日することによって、あしたのことまで変えられると思いますか。

29.悪いことがおこりはじめると、もう止めようがないと思いますか。

30.こどもがわがままを言いつづけると、わがままが通るものだと思いますか。

31.家ではわがままを言っても、ムダだと思うことがよくありますか。

32、よいことがおこるのは、いっしょうけんめいやったからだと思いますか。

33.誰かがあなたの敵になろうとしたら、もうどうしょうもないと思いますか。

34.あなたがしてほしいことを、どもたちは気軽にやってくれると思いますか。

(○)

(O)

(O)

(O)

(×)

(×)

(×)

(O)

(O)

(×)

(X)

(O)

(X)

(O)

(X)

(O)

(×)

(O)

(×)

(10)

35.家で食べさせてもらうものについて、何も文句を言うことはないと思いますか。  (○)

36.誰かがあなたをきらいだとしても、あなたはどうしょうもないと思いますか。   (○)

37.学校ではあなたよりも、みんなよくできるので、がんばってもムダだと思いますか。(O)

38.あなたははじめに計画をたてると、ものごとはうまくいくと考えるほうですか。  (O)

391あなたの家族がきめることについて、あなたは何も文句をいうことはないと思いますか。(○)

40.運にまかせてほっておくよりは、きちんと考えるほうがよいと思いますか。    (×)

(注)質問項目の末尾にある(Oまたはx)は、得点(1点)の対象を表わす。

付表2. 児童用不安尺度

状態不安尺度 特性不安尺度

1.

2,

3.

4.

5.

6.

7.

8.

91

ユO.

ユ1.

ユ2.

ユ3.

14.

151

16.

17.

18.

19.

20.

私は今、落ち着いています。

私は今、心がみだれています。

私は今、気楽な気分です。

私は今、いらいらしています。

私は今、じっとしておれないような気持

ちです。

私は今、ゆったりした気持ちです。

私は今、不安です。

私は今、のんびりした気持ちです。

私は今、何か心配です。

私は今、満足した気持ちです。

私は今、びくぴくしています。

私は今、安心しています。

私は今、平気な気持ちです。

私は今、安らかな気分です。

私は今、どきどきしています。

私は今、何か不満な気がします。

私は今、ほっとした感じです。

私は今、おびえています。

私は今、きんちょうしています。

私は今、楽な気持ちです。

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

1O.

11.

12.

まちがいをしないかと気になります。

泣きたいような気持ちになります。

何をしても、うまくいかないような気がし

ます。

なかなか決心がつきません。

むずかしいことから、にげようとします・

いろいろと気にしすぎます。

家にいるときでも、気持ちが落ち着きませ

ん。

はずかしがりやです。

何か、不安な気がします。

小さなことでも、くよくよ考えてしまいま

す。

学校のことが気になります。

どうしたらよいか、なかなか決められませ

ん。

13.心臓がどきどきするのが、わかります。

14.心の中でいろいろ気にすることがあります。

15.おとうさんやおかあさんのことが気になり   ます。

16.手に、あせをかきます。

17.何かおこらないかと、気になります。

18.夜、なかなか、ねむれません。

19.おなかの調子が、悪いような気がします。

20.他の人が、私をどう思っているのか、気に   なります。

(11)

参照

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