• 検索結果がありません。

ファジィ制御を用いたライントレースカーの開発と

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "ファジィ制御を用いたライントレースカーの開発と"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

高知工科大学システム工学群電子・光工学専攻 学士論文要旨 2019 年 2 月 14 日

ファジィ制御を用いたライントレースカーの開発と ラインスキャンカメラによる制御方法の検討

1190122 西山 由華 (Soft Intelligent System on Chip

研究室)

(指導教員 星野 孝総 准教授)

1.はじめに

モータリゼーションの発展は,国家や経済,物流などの発 展に大きく影響してきた一方で,道路渋滞,交通事故など,

さまざまな社会問題を引き起こしている.このような社会問 題を解決し,モータリゼーションを発展させる交通システム として,コネクテッドカーとADAS (Advanced Driver Assistance

System) の研究開発が活発に行われている.コネクテッド技

術はADASのような制御装置のソフトウェア更新を容易にし,

自動車メーカーでの導入が進んでいる.

また,ADAS には車載カメラが搭載されており,現在はエ リアセンサカメラが主流である.これからの車載カメラは,

現在よりも正確かつ高速な処理の実現が求められているため,

高速処理を可能とするラインスキャンカメラを用いた手法を 提案する.

本研究ではフォトリフレクタとラインスキャンカメラを搭 載したライントレースカーへのファジィ制御を適用と,その 走行状態のリアルタイム解析・修正を目的とし,本稿では,

ファジィ制御を用いたライントレースカーの開発とラインス キャンカメラによる制御方法の検討について述べる.

2. ライントレースカーのシステムの構成

本研究ではモータのファジィ制御を行う試作機 M と操舵 角のファジィ制御を行う試作機S2台のライントレースカ ーを開発した.試作機 M のシステム構成の概要を図 1に示 す.これらのライントレースカーには,同様のマイクロコン

トローラESP32-divKitC,フォトリフレクタ,ラインスキャン

カメラを搭載している.

図 1 ライントレースカーのシステム構成

フォトリフレクタの実測値によってモータファジィ制御を行 い,走行データをWi-Fiを用いてPCに送信した後,グラフ 化し分析を行う.送信する走行データは,フォトリフレクタ の実測値,ファジィ制御によるモータ出力値,ラインスキャ ンデータの3種類である.

ファジィ制御は設定した言語ルールを定式化し,簡略型推 論法を用いたファジィ推論を行った.

モータ出力は以下の式から求められる.{𝑎𝑖}𝑖=14 4つのフォ トリフレクタの実測値,{𝜇𝑖}𝑖=14 は制御量を表す.

LP =4𝑖=1{𝜇𝑖𝑎𝑖(𝑡)}

𝑎𝑖(𝑡)

4𝑖=1 × 255 (1) RP =4𝑖=1{𝜇(5−𝑖)𝑎𝑖(𝑡)}

4𝑖=1𝑎𝑖(𝑡) × 255 (2)

3.検証実験

本研究ではファジィ制御を適用したライントレースカーの 動作検証とラインスキャンカメラの制御方法の検討を行うた めに 2 つの実験を行った.1 つ目の実験では,4 パターンの

ファジィ制御の制御量パラメータを適用し,走行実験により ライントレースカーの走行挙動を比較・検討した.その際に ラインスキャンカメラを搭載し,取得したラインスキャン画 像を解析することで,モータ制御に対するラインスキャン画 像の有用性を検討する.また,送信データ量が走行に及ぼす 影響を確認するために,ラインスキャン画像は3bit12bit 2 つの送信データ量で送信する走行実験を行った.2 つ目の 実験では,ラインスキャンカメラから取得したデータに対し てファジィ制御を適用し,走行制御を試みた.

4.検証結果

制御量パラメータごとに,走行状態の違いを確認した.最 も速く走行した制御量パラメータにおけるフォトリフレクタ の実測値,モータ出力値,1周の取得画像を図2-図4に示す.

2 フォトリフレクタ実測値

3 モータ出力値

4 ラインスキャン画像 (1周走行時)

制御量パラメータごとに操舵角の大小やモータの平均出力 値が変化した.また,ラインスキャン画像は正確なコース情 報を取得した.

5.おわりに

本研究ではファジィ制御を用いたライントレースカーの開発 とラインスキャンカメラによる制御方法の検討を行った.検 証実験から,ライントレースカーへのファジィ制御の適用が 可能であることが確認できた.しかし,設定する制御量パラ メータによって走行状態に大きな差が発生したため,パラメ ータの最適化が必要である.

また,ライントレースカーにおけるラインスキャンカメラ の有用性が高いことを確認したが,ラインスキャンカメラを 用いた制御においては両端のラインが左右どちらのラインな のかを認識する必要性を確認した.今後は,コース情報の認 識を高めるとともに,受信した走行情報を基にしたライント レースカーの走行改善を行う予定である.

参考文献

[1] 小沼寛,寺島美昭,清原良三, et al.自動運転時代における効 率的な車載ecu向け分散ソフトウェア更新方式.第79回全国 大会講演論文集, 2017(1):397-398, 2017.

参照

関連したドキュメント

会にていただきました御意見を踏まえ、本市の意見を大阪府に

現状の課題及び中期的な対応方針 前提となる考え方 「誰もが旅、スポーツ、文化を楽しむことができる社会の実現」を目指し、すべての

従って、こ こでは「嬉 しい」と「 楽しい」の 間にも差が あると考え られる。こ のような差 は語を区別 するために 決しておざ

睡眠を十分とらないと身体にこたえる 社会的な人とのつき合いは大切にしている

する議論を欠落させたことで生じた問題をいくつか挙げて

• 問題が解決しない場合は、アンテナレベルを確認し てください(14

えて リア 会を設 したのです そして、 リア で 会を開 して、そこに 者を 込 ような仕 けをしました そして 会を必 開 して、オブザーバーにも必 の けをし ます

問題解決を図るため荷役作業の遠隔操作システムを開発する。これは荷役ポンプと荷役 弁を遠隔で操作しバラストポンプ・喫水計・液面計・積付計算機などを連動させ通常