顎口腔 領域歯性 感 染 症 起 炎菌の相互作用に関する研 究
一 特に 5わ郎わC βC C 〟5 C O 兜5ね侮ねばと 旅ぶ∂わαC才βγよ〟 椚 乃 〟 Cgβαf〟 椚 との相 乗 効 果につ いて ‑
金 沢大 学 医学 部 歯 科口腔 外 科学 講 座 ( 主 任: 山 本悦 秀教 授)
栗 山 智 有
顎口腔 領 域 歯 性 感 染 症の発 症, 進 展と関わりがある と考 えら れ る起 炎菌の相互作 用の解 明を 目 的と し て本 感 染 症か ら高 頻 度に分 離さ れ る 5加桝βC βC C 〟ぶ C O 犯ぶね助鋸5(5. 路 棚扉 肋加) と 助 成彫 励加 椚 肌 血 加 酢軒 別血 融川) に注目し, 両 菌 間の病原 性の相互作 用につ い てマウス ロ底 膿 瘍モデルを 用い検 討を行った. 本 研 究で はモデルと し て雌のI C R CIj マ ウスを 用い, 且
c o n stellatu s H r C C 2 7 8 2 3, F n u cle atu m H r C C 2 5 58 6株 を 実 験に用いた. 病 原 性は膿 瘍の形 成の有 無, 致 死率 卜膿 瘍か らの回 収 菌 数に て測 定し た. こ の2菌の生薗 を 混 合し, マ ウスロ底に接 種し た場 合, 病 原 性の相 乗 作 用が認め ら れ た. 且 粥捉 CJβαわ̀ 椚の
生薗と 且c β乃∫ねJJαわJ ぶの菌 培 養 濾 液との混 合 液 をマ ウスに接 種し た場 合, 尺別山 鹿由仰 の柄 原 性は増 強しなかった.
一 方, 5.
c β 那fβ加わ路の生薗と 且 柁〟CJg αf〟 椚 の薗 培 養 濾 液 を 混 合しマウスロ底に接 種し た場 合, 5. c β刀ざね〟αねJ ざの病 原性は増 強し た. さ ら に加 熱 処理 し た 且 乃〃CJβαオぴ ∽ の菌 培 養 濾 液 を 接 種し た場 合 も, 且c 別 路ね仏滅椚 の病 原 性は増 強し た. こ の こと か ら 5. c ∂刀ぶfgJJαお につい て は その産生物 質で はな く 生 菌 間に よ る作 用が, Å 乃誕CJg 助 椚 について は産生する耐 熱 性の物 質がこ の2菌 間の相 乗 作 用 発 現に関 与し ているものと推 察さ れ る. また興味 深い こと に, 加 熱 処理 し た場 合 を 含む Å 乃 〟CJβαf〟 例 の菌 培 養 濾 液をマウス
の背 部に接 種し, 鼠 c ∂乃ぶ才β伽f〝∫の生菌 をマウスロ底に接 種し た場 合に おいても5. c β形SregJαf鋸ぶの病原性が増 強さ れ た. こ の且
光〟CJg αf〟 椚に よ る増 強 作 用の強さ はその菌 培 養 濾 液の濃 度に依 存し な か った. こ の こと か ら, 凡 作〟CJβαf〟 刑 は その耐 熱 性 産生 物 質が宿 主の免 疫に影 響し, そ れ に よって 5. c β〃ぶfβJ 加鋸ぶとの相 乗 作 用が発 現 するものと推 察さ れ る. 以 上の結 果か ら, こ れ らの相 乗 作 用が顎口腔 領 域 歯性 感 染症の発症に寄与し ていること が示 唆さ れ た.
Eey w o rds o r ofa cial odo ntoge nicinfe ctio n, mic r ob ial inte r a ctio n , O r al flo o r abs c e s s m odel,
Sfγ呼わc ∂C C 〟ぶ C ∂乃ざfβggαお , ぬぶ0わαCfβわ〟 研 乃祝CJβαオ〟 椚
顎口腔 領 域に発 症 する化 膿 性 炎症の多 くは歯 牙お よ び歯 周 組 織の炎症に起 因し ている. 国 民の口腔衛生 に対す る認 識の向上,
高度 化する歯 科 治 療 技 術, さ ら に は抗 菌 薬の発達な ど にも 関わ らず, 現 在, 歯 科口腔 外 科の臨床に おいて顎仁柑空領 域l敵性 感 染 症は最 も高 頻 度に遭 遇する疾 患であり, かつ免疫 能に な ん ら問 題のない健 康なヒト にも 発症し, 進 展す る特 異な感 染症でも あ る. その‑・‑▼‑・・・方で, 我が国の高 齢 化や糖 尿 病を は じ め と し た慢 性 疾患患 者の増 加, 各 種抗 菌 薬への耐性 化等か ら治 療に難渋 する 症例は増 加 傾 向にある. 本感 染 症の発 症, 進 展 機 序の解 明は,
より 確 実かつ 効 果 的な治 療 法の理論 的 根 拠と なり 得ること か ら臨 床 的に非 常に重 要である が, 未だ不 明な点が多い. 本 感 染症は細 菌 感 染 症である が, 分 離 菌のほ と ん ど がl̲̲l艦 内 常 在 菌である1). 以前の研 究で は 5オγ郷∂C ♂C C 〟 g, 5 瑚 ゐ〆∂C βC C 〟 ぶ,
C 叩乃 e∂αC才βγダ〟 椚等の通 性 嫌 気 恰 もしくは好 気 惟 菌が多く 分 離 さ れ ていた2)3). し か し な が ら, 近 年の検 体 採 取, 保 存 法の改 啓, 嫌気 性 菌に対 する培 養 技 術の発 達か ら, 口腔 内の椎 菌 混入 喝度が減 少し, 従 来 検 出 困難と さ れ た嫌 気 性 菌の分 離が飛 躍 的
に増 加し た. こ の結 果, 近 年で は本 感 染 症か ら主に通 性棟 気惟
菌である 5fγ勿加♂C C 〟ぶ, 偏性 嫌 気 性 菌である鞄紳助ゆ加鍬 邪,
Pγβ〃βねJJα, 拘ぶβみα Cfβγf〝 ∽ 等が分 離さ れ, 以 前多く 分 離さ れて いた好 気性 菌の分 維 頻 度は相 対 的に少なく なった4卜6). し か し な が らこれ らの菌はいずれもl̀調空内常 在 菌であり
, そ れ単 独で
化膿 性 炎症の起 炎 菌に な る 理由について は不 明である.
興 味 深い こと に, 本感 染症で はこれ らの歯が単 独に分 離さ れ ること は稀であり, 多くの場 合, 1 症 例か ら同時に複 数の菌が 分 紅さ れ る7) 瑚 一般に複 数 菌に よ る感 染 症に おい て は薗の相 射乍用が存 在し, これ が炎症の発 症, 進展に大 きな役 割 を 果た し ているものと考え ら れて いる9jl (〕). 例 えば, 腹 膜 炎に おいて その代 表 的 な 起 炎 菌で あ る 且5ゐβ γgCゐfα C βJ才(且 c ∂Jブ) と βαCオg 和才dg ざ 触 血 (且 如 拙) はいずれも下郎 消 化 管の常 在 菌 である がI l), その発 症に おいてこ の2菌 間に相互作 用が存 在 す ること が知ら れ て おり, その機 序と し て, 炎 症 初 期に おいて は 好 気 惟 菌である 且 n痛 が増 殖し, 局所の酸 素 を 消 費し, これ に より 発 育 環 境が整った後, 偏 性 嫌 気 性 菌である 且ルαgよ掠 が増
平 成1 0年11 月4 日受付, 平 成1 0年1 1月1 8 日受理
A b br e viatio n s : A T C C, Am e ric a n Type C ultu r e Colle ctio n;B . g ing iv alis
,B a cte r oide s gingiv alis; B ・ 什ag ilis, Ba cte r oide s b w ilis; Cfu , C Olo nyfo r ming u nit; E. c oli, Eshe rich ia c oli;F ・ n u Cle atu m , 助s oba cte riu m n u cle atu m; I L
,inte rle ukin; P . inte r m ed ia , Pr e v otella inte r m edia; P Y G ブロ ス
,peP tO n e‑ye a St e Xtr a Ct‑glu c o s e br oth; 鼠 伽 職由㈲血 脈 ,5 れ妙わC 即 C 〟ぶ C ∂乃ぶねg 加〟5
4 1 0
殖 すること が ラッ トを 用いた実験 的 研 究に て明ら か と な ってい る1 2)1 3). 従って複 数 菌 感 染 形 態 をと る顎口腔 領 域 歯 性 感 染 症に おいても, こうし た起 炎 菌の相互作 用が存 在し, これ が炎 症の 発 症, 進 展に深 く 関 与し ている 可能 性が考 えら れ る.
さ て, 顎口腔 領 域 歯 性 感 染 症の研 究に おいて動 物 を 用い た実 験モデルは必 要である. 単に菌の病 原 性を検 討 する だけである な ら ば, 動 物の背 部 もしくは鼠 樗 部の皮下組織 を月弓いること が 多い1 4卜1 !り. し か しなが ら, 本 感 染 症の臨床 的 特 異 性 を 考 慮 す る と, 顎口腔 領 域の組 織を用い, ヒト に おける臨床 像を 可及 的 に反 映し たモデルでの研 究が望 まれ る.
そこで本 研 究で は, 顎口腔 領 域 歯 性 感 染 症モデルと し て独 自 にマウスロ底 膿 瘍モデルを 製 作し, この モデルを 用いて顎口腔 領 域 歯性 感 染症の発 症, 進 展と大 きな関わり を持つ と推 察さ れ る起 炎薗の相互作 用について研 究 する こ と と し た. 特に本 感 染 症の代表的な起 炎 菌である 鋸明 抽 肌 肌 肌 り 銅融 招 加 那 (5.
〝 批由瓜加那) と 都路妨鋸ね戒 初犯 椚血 如血相 (且兜 〃CJβαねJ 研) に注 目 し, その混 合 感 染 時の菌の相互作 用の存 在お よ び その発 現 横 序 について検 討し た.
材 料 と 方 法 L 使 用 動 物
使 用し た動 物は, I C R C再C D‑1 マウス(日本チャ ー ルズ リバ
ー
, 横 浜), 雌5 過 齢 ( 体 重2 5g 〜2 8g). マ ウスは 7 日間の予 備 飼 育の後に便 用し た. 飼 料は実 験 動 物 用 固 形 飼 料M F (オ リエ
ンタル酵 母, 束 京) を与 え, 飲 料 水は水 道水 を使 用し, そ れ ぞ れ自 由 摂 取さ せ た. 本 実 験に おいてマ ウスは1群1 0 匹と設 定 し た.
Ⅰ. 使 用 菌 棟
使 用し た菌 株は, アメリ カ菌 株 保 存 機 関 (A m e ric a n Ty pe
Cultu r e Colle ctio n, A T C C) 由来のS. c o n stellatu s År C C 2 7 8 2 3,
ダ∴椚 此張Ⅵね川 射A T C C 2 5 5 8 6 である.
Ⅱ. 菌の培 養お よび接 種 液の準 備 1. 菌 懸 濁 液の作 製
5. 甜 肌加丑加那 は 5 % ヒ ツジ 血液 加ブルセ ラ H K 寒天培 地 ( 極 東 製 薬, 束 京) 上 で 1 0 % C O2, 2 0 % Ⅲ2, 7 0 % N2の環 境下 に て 3 7 ℃, 4 8時 間 培 養し た. 且 調〝 CJβαね̀ ∽ は 5 % ヒ ツジ血 液 加ブル セ ラ H K寒天培 地上 で 5 % C O2, 1 0 % H2, 8 5 % N2の環境下 に て 3 7 ℃, 7 2 時 間 培 養し た. 発 育し た寒天培 地上の集 落 を 集め,
ペプ トン ・ イ ー ス ト ・ グルコ ー ス培 地 (pep to n e‑ye a St e Xtr a Ct‑ glu c o s e br oth, P Y G プロ ス) に 1.0 ×1 0f) コ ロ ニ ー 形 成 単 位 (c olo nyfo rm ing u nit, Cfu) /ml お よ び 4.0 ×1 09cfu/ mlの濃 度に な る よう 懸 濁し た. な お今 回用いた P Y G ブロスは 0.1 % ビ タ ミ ンK (和 光純 薬, 大 阪), 1 0 % ペ プ トン(Ba cto‑Pepto n e) (D ifc o, Detr oit, U S A), 1 0 % イ ー スト Ⅳe a st‑e Xtr a Ct) (D ifc o), 1 0 % グ ルコ ー ス の組 成である.
2. 菌 培 養 液お よ び菌 培 養 濾 液の作 製
S. c o n stellatu slj:P Y G ブロ ス に て 1 0 % C O2, 2 0 % H2, 7 0 % N2の環 境下 で 3 7 ℃, 4 8 時 間培 養し た. これを5. 〝 那加批め路蘭 培 養 液と し た. こ の菌 培 養 液 中の生 菌 濃 度は 4.0 ×1 09c山/ ml で あった.
一 方, ∫∴椚 此張協ね㈲ は P Y G ブロ ス に て 5 % C O2, 1 0 % H2, 8 5 % N2環境下 に て 3 7 ℃, 7 2 時 間 培 養し た. こ れをダ.
捌眈加矧如椚 菌 培 養 液 とし た. この菌 培 養 液 中の生菌濃 度は 7.0 × 1 09c血/ ml であっ た.
∫. 〝 肌由舶如購 お よ び 尺 兜〃 Cgβαf〟 刑の蘭 培 養 液 を3 0 0 0回 転/
分, 1 0分 間 遠 心 分 離し た私 直 径0.2 2〃m の濾 過フ ィ ルター (M ille x‑G S, M illipo r e, Bedfo rd, U S A) に て濾 過 滅菌し た. こ
うし て得ら れ た濾 過 滅 菌 液 をそ れ ぞ れの菌の菌培 養 濾液と し た.
さ ら にこれ らの菌培 養 濾 液の 一部を取 り 出し, オ ー ト クレー ブ(三洋 電 機, 大 阪) に て 12 1 ℃, 2 0 分加 熱し た.
.Ⅳ. マウスヘの接 種 液の接 種
1. 2菌 を 同一部 位に接 種 する場 合につ いての検 討
マウスをジエ チルエ ー テル ( 和 光 純 薬) に て麻 酔さ せ, 7 0 %
エ タノー ル(和 光 純 薬) に てマ ウス のオ ト ガ イ部か ら顎下部か けての皮 膚 を 消 毒し, 2 6 ゲー ジ ディ スポ ー ザ ブル注 射 針 (テル
モ
, 東 京) を用いて皮 膚 側か ら針 を 進め, 口底の粘 膜1rの筋層 部に接 種 液 を0.1ml接種し た. 接 種 液は 5. c β乃ざfβJ 加鋸Sもしくは 且 乃〟CJβα≠〟 別 の菌 懸 濁 液と他 方の菌の菌 培 養 液, 未 加 熱 処理の
菌 培 養 濾液, 加 熱 処理した菌培 養 液 液のう ちのど れ か と等 量混合 すること に より作 製し た. またコ ントロ ー ルに は S. 川 那賊 肋励
もしくは 且 乃〝 Cgg α才〟 別の菌 懸 濁 液と末 培 養のP Y G ブロスを等量 混 合し たものを接 種し た.
2. 2菌 を 異な る部 位に凝 種し た場 合についての検 討
一 方, 次のようなマ ウスヘ の接 種 も 行っ た. す なわち, 5.
c β乃ぶねJ 加祝ぶもしくは ダ∴ 那 〟皮α如拙 の菌 懸 濁 液に未 培 養のP Y G ブ
ロ ス を加 え0.1 ml と し, これをマウス の口底に接 種し た. 同時 に他 方の菌の未 加 熱 処理もしくは加 熱 処 理し た菌 培 養 濾液 を未 培 養のP Y G ブロ スを混合し 0.1ml と し, これ を同じマウス の背 部 皮 下に接 種し た. コ ントロ ー ルと し て菌 懸 濁 液を 口底に接種 し, 末 培 養のP Y G ブロ スをマ ウス の背 部 皮下 に接 種し たもの を 設 定し た.
3. 相互作 用に おける菌 培 養 濾 液の 濃 度の影 響につい て の
検 討
さ ら に, 且 乃 〟 CJβαわ̀ ∽ の菌 培 養 濾 液 をP Y G ブロ スに て1 0段 階 希 釈し, これ を S. c ∂ 乃ぶ才β侮 加 の菌 懸 濁 液と等 量に混 合し,
0.1mlをマ ウスロ底に接 種し た. またl 希 釈し た 且 乃 〟CJβαわ̀ 椚
菌 培 養 濾 液 を 末 培 養のP Y G ブロス と混 合し0.1mlをマウス背部 皮で
̀
に接 種し, 同 時に末 培 養のP Y G ブロ スと等 量 混 合し た5.
0
0 ㈲由蘭扉那菌 懸濁 液0.1ml をマ ウスロ底に接 種し た.
なお, こ の 一連の実 験に用いた全ての接 種 液の pH は 6.8 \ 7.0 であっ た.
Ⅴ. 病原性の測 定
接 種か ら 7 日間の マウス の致死率を検 討し た. ま た, 接 種か ら 7 日後に ジュテル エ ー テル下 に てマウスを屠 殺し, 膿 瘍の形 成 率お よ び膿 壕か らの回 収生菌 数 を 求め た. 膿 瘍の判定につ い
て は, S hapir o ら2 (1)の方 法に準じて行っ た. すな わ ち, 肉 眼で 検 索さ れ る大 きさ で, グ ラム染 色で多核 白血球と接 種 菌体の確 認が できる膿 汁を多 量に含む内 腔のある腫癒で, 内容 液 ( 膿汁)
か ら接 種 薗 を 回 収できるものを 膿 瘍と判 定し た. 膿 瘍か らの鞋 菌 数の測 定は次のように行った. すな わ ち無 菌 的に採 取し た膿 瘍 をガ ラス製ホモジ ナ イ ザ ー ( 池本理化 学工業, 束 京) にて1ml のP Y G ブロ スに粉 砕 溶 解 後, 5 % 羊血液 加ブルセ ラ寒天培 地お よ び 0.7 5 % バ ロモ マ イ シン( 協 和 発 酵, 東 京), 0,0 2 5 % バ ンコ
マイ シン (塩 野 義 製 薬, 東 京), 5 % 羊血液 加ブルセ ラ H K 寒天 培 地 を月弓いて寒天平 板 希 釈 法に て菌 数 を 定 量し た.
Ⅵ. 統 計 学 的検 討
統計 学 的 処理について は, 致 死 率, 膿 瘍 形 成 率について は 方2 検 定 を, 匝川又蘭 量について は Stude nt‑t検 定 を用いて そ れ ぞ れの 群 をコ ントロ ー ル群と比 較 検 討し, 危 険 率が 5 % 未 満を有意差