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垂直抗力

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Academic year: 2021

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(1)

Q&A

Q: (超常現象について)そういうものは信じていません。

A: 私も、すべて科学的に説明ができると思っています。宇宙のはじまり等、まだわかっていないことも多 数ありますが、それは物理学がまだ発展途上にあるためです。

A: 私も見えることがあります。

(以下古川中央眼科HPより転載) 目の前に虫や糸くず、スス、水玉のような物が飛んでいるように見え、

目を動かすとふわっと一緒に動き、まばたきをしても目をこすっても消えません。明るいところや白い壁な どを見る時に目立ち、暗い所では気にならなくなります。 このような症状を「飛蚊症」(ひぶんしょう)と言い ます。飛蚊症は眼球の内容物である硝子体(しょうしたい)の中に濁りが出てきていることで起こります。硝 子体とは眼球の中にある透明なゼリー状の物質です。この中に濁りが生じると、明るいところを背景にし て物を見た時に、濁りの影が虫や糸くずのように見え、目を動かすと影も少し遅れて動いてくるように見え ます。

Q: 放物運動の例題で座標軸や原点をうまく選ぶとありましたが、高校のときにその設定が上手くできず に苦しんだ記憶があります。慣れですか?

A: 実際の生活等で出会う物理現象について考えるときは、当然、座標軸や原点の設定などしてありませ んから、自分で設定しなければなりません。ですので、このような設定を適切に行う能力は重要です。基 本的には、なるべく簡単になるように(余計な軸や定数が無くてすむように)すれば良いのですが、慣れも あるかもしれません。

Q: 異なる2つの影を近づけるとくっつこうとするのはなぜか。

A: 面白い質問ですね。私もそれを感じることがあります。まずはプロジェクターの光で実験してみましょう。

知恵袋にわりとわかりやすい説明があったので以下に転載します。

影には本影と半影があります。本影というのは光源からの光が直接はまったく来ないところ、半影は光の 一部が来るところです。たとえば光源として太陽を考えてみます。太陽は地球から見てもある程度の広が りをもっています。だから影のほうから太陽をみると、太陽が完全に隠れるところ、一部だけ隠れるところ、

全部出ているところがあります。完全に隠れているところが本影、一部だけ隠れているところが半影です。

普段は本影だけを影として認識しています。ところが影同士が近づいてくると、本影の周りの半影同士が 重ります。その重なった部分は太陽からくる光がぐっと減ります。これが本影と同じように感じてしまうので す。そのため影同士が近づくと、影がくっついてしまうように見えるのです。

みなさんも、実験してみて下さい。いろいろやってみると、納得することや、新たな発見、疑問がでてきて面 白いですよ。

(2)

問題:v-tグラフを書け。

霧吹きの実験

霧吹きから出る小さな水滴は、すぐに終端速度になり、ゆっくりと落下する。

(1)霧吹きから出る小さな水滴を観察し、終端速度を求めよ。

(2)小さな水滴は、表面張力で球形となっている。ストークスの法則を用いて水滴の半径を推定せよ。

ただし、空気の粘度h は1.8×10-5[m2/s] , g= 10 m/s2とせよ。

単位に注意

水:1cm3= 1 g , 1 m3= 1000 kg

v

t

v(t) = ( 1mg e-(b/m)t ) b

O

問題:時刻t = 0 加速度は?

F= 6phRv

(3)

接触面を通して面に垂直に相手の物体に作用する力を 垂直抗力 という

垂直抗力

(p32)

物体

重心は7章で勉強、今は中心と考えて

問題:雲はなぜ落ちてこないのか?

雲の粒:0.01 mm = 10 mm → 落下速度:約1.2 cm/s

高気圧 低気圧

断熱膨張 温度低下 雲が発生 断熱圧縮

温度上昇 雲が消滅

下降気流 上昇気流

雲の消滅 雲の発生

(4)

摩擦力

接触する2物体が互いに接触面に 平行 に作用し合う力。静止摩擦力と動摩擦力がある。

静止摩擦係数

最大摩擦力Fmaxは、 垂直抗力N の大きさにほぼ比例 Fmax= mN

比例定数m が静止摩擦係数

mは、物体や床の材質で決まる定数(滑りにくさの指標)

接触面の面積にはあまり関係しない。

W 物体

N F

f

床から受ける力のうち、

面に垂直な成分を垂直抗力 平行な成分を摩擦力 とした方がわかりやすい

静止摩擦力

2物体の速度に差がない場合の摩擦力

(すべってない時の摩擦力)

摩擦力F= f

最大摩擦力

物体を押す力がある限度を超えると物体は動き出す この静止摩擦力の最大値が最大摩擦力

記号:Fmax

Ffで、物体を左回りに回転させようとするが WNは物体を右回りに回転させようとする。

結果として、物体はどちらにも回転せず静止している。

垂直抗力の作用点は、そういう事情で左側にずれている。

詳しくは第8章で勉強するので、今は深く考えなくてもよい。

静止摩擦力

問題:水平なアスファルトの路面に乗用車(質量1000 kg )が静止している。乗用車のタイヤはブレーキが かかっており回転しないようになっている。乗用車を水平方向に押して動かすためには、どれだけ以上の 力で押せばよいか?ただし、タイヤと路面の静止摩擦係数m は0.7 とする。垂直抗力と摩擦力は、各タイ ヤに分散するが、合計すれば元に戻るので、4つのタイヤがあることは忘れてよい。上の図のような直方 体と同じように考えよ。重力加速度gは10 m/s2とせよ。)

問題:同じことを、水平な凍結した路面で行った。タイヤと凍結した路面の静止摩擦係数は0.05 とすると、

乗用車を動かすためには、どれだけ以上の力で押せばよいか?

水平方向については 手が押す力f 摩擦力Fがつり合って

静止している

参考:垂直抗力は、接触面に垂直

(注)摩擦係数mは接触する2つの物質の組み合わせで決まる。

(5)

実験・問題:(1)下の図のような水平面と角qをなす斜面の上に、物体が静止している。物体働く重力W、 斜面からの垂直抗力N、静止摩擦力Fを図示せよ。物体に働く力はつり合っていることに注意すること。

q

(2)NとFの大きさをW とq を用いて表せ

(3)qを大きくしていくと、qmaxになったとき 物体は滑り出した。静止摩擦係数mqmax

の関係を求めよ。

(4)実験をして静止摩擦係数mを求める。

アルミと木(底面積大):m= アルミと木(底面積小):m= アルミとゴム:m=

作図に関しては、第8章で 正確な説明をします。

滑りにくいトレイで実験:トレイとゴム: m=

問題:前ページの問題の条件において、アスファルトの路面上に車を駐車する際の 路面の傾斜角度の最大値(限界値、これ以上傾斜が大きいと滑り落ちてしまう値)を求めよ。

また、凍結した路面においてはいくらか?

(6)

ガリガリ・プロペラ(解説)

回転する不思議なものシリーズ第3弾

回転する原理

手で持つ=支点

ガリガリすると

棒の先は直線的な往復運動ではなく 円を描くように振動する。

溝の左右どちらかをガリガリこする。

実演

棒に大きなプロペラをつけ、棒の先を円運動させてみる。

棒の先と、プロペラの穴との摩擦力でまわる。

右側をこするか、左側をこするかで 棒の先の回転運動の向きが変わる。

プロペラに作用する摩擦力

棒の先の運動方向

うまく回すコツは、いかに棒の先を往復運動でなく、円運動させるかにある。

溝の左右でなく、真上をガリガリすると、単純な振動(往復運動)になリ 回らないのは、上の説明より明らか。

参照

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