平成29年3月1(水) 12634号
比のニッケル鉱山閉鎖、世界で供給不足懸念
住友金属鉱山は、今年の世界のニッケル需要に対し 4 万8,000トン の供 給不 足に なる との 予想 をまと め た。世界最大の輸出国であるフィリピンが今月3日、
国内18のニッケル鉱山を閉鎖、2鉱山を一次停止する と発表しており、実際に閉鎖された場合、昨年の世界 生産量の5.5%に相当する10万~11万トンの供給量が 減少する可能性があると試算している。
一方、2014年からニッケル鉱石の輸出を禁止してい たインドネシアは今年1月、規制緩和を決め、輸出が再 開されれば5万~6万トンの供給増が見込めると予測し
ている。16年のニッケル需要は、インドネシアの輸出禁 止で中国での生産が落ち込んで供給量の伸びが鈍化、6 万1,000トンの供給不足だったとみられている。
石油天然ガス・金属鉱物資源機構によると、国内の 15年のニッケル生産は前年比8.3%増の19.2万トン、
消費は0.7%増の14万トン。需要の6~7割を占めると 推測されるステンレス・特殊鋼生産は10年以降ほぼ横 ばいで、15年の生産量は前年比6.6%減。原料のニッ ケル安の影響を受けた先安観からの需要家の買い控 え、建設分野の内需回復の遅れが要因という。
非鉄金属メーカー「フジクラ」は、ミャンマーの次 代を担う理工系人材を育成するため奨学金制度を設 立、20人に奨学金を授与した。
フジクラは携帯談話・デジタルカメラなどに使われ るブルプリント基盤や光ファイバーの製造で世界的な メーカー。ミャンマーでは2013年に事務所を、15年 には合併会社を設立し、電力、通信インフラの発達に 貢献している。奨学金はヤンゴン工科大学、西ヤンゴ ン工科大学、マンダレー工科大学、工科大学マンダ レー校の4校から応募のあった学生から選考、関係者 を招き、15日にマンダレー、17日にヤンゴンでセレモ ニーをした。今後も毎年、行う予定。
フジクラ、ミャンマーで奨学金制度設立
【人事異動(2/28より3日連続掲載 2日目)】
(カッコ内は旧職)
◆三菱マテリアル株式会社(4月1日付発令)
◇加工事業カンパニーロジスティック本部長(加工事業 カンパニー営業本部基礎製品営業部長)古賀英司◇電子 材料事業カンパニープレジデント(継続:常務執行役 員)木村良彦◇電子材料事業カンパニー企画管理部長
(三菱電線工業株式会社出向)門脇勲◇電子材料事業カ ンパニー戦略・マーケディング部長(電子材料事業カン パニー戦略・マーケティング部副部長)石井利昇◇電子 材料事業カンパニー電子デバイス事業部長(セラミック 工場長)山下幸則◇解環境・エネルギー事業本部環境リ サイクル事業部長兼務(環境・エネルギー事業本部環境 リサイクル事業部長兼務)(継続:環境・エネルギー事 業本部副事業本部長)山口省吾◇環境・エネルギー事業 本部環境リサイクル事業部長(中部エコテクノロジー株 式会社出向)新井義明◇東谷鉱山長(資源部長補佐)重 吉八郎◇堺工場長(マテリアルエコリファイン株式会社 出向)宇佐美知生◇直島製錬所長(生産技術部生産技術 企画室長)池澤広治◇筑波製作所長(筑波製作所副所 長)田中徹也
◇セラミッツクス工場長(セラミックス工場電子デバイ ス開発センター長)乾信一郎◇エネルギー事業センター 所長(エネルギー事業センター営業部長)柴田耕作◇東 北支店長(宇部三菱セメント株式会社出向)佐藤寛◇名 古屋支店長(三菱日立ツール株式会社出向)坂元秀幸◇
大阪支店長(三菱マテリアルトレーディング株式会社出 向)森村匡秀◇経営戦略本部長補佐(電子材料事業カン パニー戦略・マーケティング部長)目代史郎◇金属事業 カンパニープレジデント補佐(技術開発部開発企画室 長)櫻井健◇金属事業カンパニープレジデント補佐(技 術開発部知的財産室長)福田隆◇解金属事業カンパニー プレジデント補佐兼務(金属事業カンパニープレジデン ト補佐兼務)(継続:金属事業顧問)渡瀬研一◇加工事 業カンパニープレジデント補佐(中部エコノロジー株 式)株式会社出向)篠原勝則◇加工事業カンパニープレ ジデント補佐)小林芳廣◇加工事業カンパニー営業本部 精密工具営業部長(人事部担当部長)拇井浩◇電子材料 事業カンパニープレジデント補佐(電子材料事業カンパ ニー電子デバイス事業部長)越智直行◇アルミ事業室副 事業室長・松本一志◇小名浜製錬株式会社出向(総務部 法務室長)松原尚人
【3Pに続く→】
関口冨美雄商店は、2017年3月の洋白及びりん青銅 価格を発表した。
洋白は、ばね用洋白板20円引き上げ、洋白板2種が 23円引き上げ、洋白線2種が23円引き上げ、快削洋白 棒が22円引き上げとなった。
りん青銅は、ばね用りん青銅板が3円引き下げ、り ん青銅板2種が4円引き上げ、りん青銅線が3円引き上 げ、快削りん青銅棒が8円引き上げとなった。
各品種の販売価格は次の通り。
(円/キロ)
◇ばね用洋白板(C7701P) 2,366円
◇洋白板2種(C7521P) 2,215円
◇洋白線2種(C7521W) 2,215円
◇快削洋白棒(C7941B) 2,587円
◇ばね用りん青銅板(C5210P) 2,364円
◇りん青銅板2種(C5191P) 2,127円
◇りん青銅線(C5191W) 2,334円
◇快削りん青銅棒(C5441B) 2,293円
3月の洋白・りん青銅価格を発表 関口冨美雄商店
2017年1月24日付の地元報道等によると、サハ共和 国(ヤクーチア)のウスチ・ヤナ地区における錫採掘 プ ロジ ェク ト(総 額45億 ルー ブル)では、現在、測 量、鉱床FS関連の作業、埋蔵量算定報告書の作成が行 われており、2017年第1四半期にこれらの作業を完了 し、2018年に採掘を開始する予定である。
Yana-Indigirka錫含有地帯に属するウスチ・ヤナ地区 の 鉱 床(Deputatskoe、Churpunnya、Tirekhtyakh)に 相当な錫埋蔵量が集中している。大きな埋蔵量をもつ Ruchey Tirekhtyakh鉱床の砂錫の探査・採掘ライセンス については、Yanolovo社が保有している。
サハ共和国にはロシアの錫確認埋蔵量の37%(63万 t)が賦存する。現在、錫の国内生産分は10%(年間 約500t)にすぎず、輸入が90%を占める。金属錫の輸 入先は中国、ボリビア、ポルトガルである。統計によ ると、ロシアにおける錫の年間需要は7,500tである。
ロシアの錫の資源基盤は、錫埋蔵量170万tの214鉱床
(一次鉱床88、漂砂鉱床126)であり、その大半が極 東に集中している。
2017年1月30日及び31日、加Neo Lithium Corp.社 は、新株発行によりシンジゲートより約25mC$の資金 調達を実施することを発表した。
発表によれば、発行株式数は22.7m単位、単位価格 1.1C$。また、新株1単位につき、さらに1.5株分を単 価1.4C$で購入することができる新株引受権が付随す る。発行株式は全量Sprott Capital Partners社によっ て購入される。
調達資金はアルゼンチンのTres Quebradasリチウ ムプロジェクトの開発に充てられる予定。
【→2Pより続き】
◇株式会社ダイヤメット転社(加工事業カンパニーロ ジスティック本部長)小竹玄二郎◇三菱マテリアル SEA社出向(名古屋支店長)山田耕治
◆三 菱 マ テ リ ア ル 株 式 会 社(6月28日 付 発 令)◇退 任・当社常勤監査役に就任予定(顧問)福井総一◇退 任・当社名誉顧問に就任予定(相談役)井手明彦◇退 任・当社技術顧問に就任予定(常勤監査役)村井俊一
【監査役の移動】(カッコ内は旧職)
◆三菱マテリアル株式会社(6月28日付発令)常勤監 査役(顧問・4月1日付)福井総一◇退任・技術顧問に 就任予定(常勤監査役)村井俊一
【執行役員の移動】(カッコ内は旧職)
◆三菱マテリアル株式会社(4月1日付発令)昇任◇常 務執行役員セメント専業カンパニープレジデント(執 行役員セメント専業カンパニーバイスプレジデント)
岸和博◇常務執行役員総務統括本部長(執行役員環 境・エネルギー専業本部長兼エネルギー専業部長)柴 田周◆三菱マテリアル株式会社(4月1日付発令)新任
◇執行役員環境・エネルギー事業本部長兼エネルギー 専業部長(エネルギー専業センター所長)神田正明◇
執行役員セメント専業カンパニーバイスプレジデント 兼海外部長(セメント専業カンパニー海外部長)山田 高寛◇執行役員技術統括本部副本部長兼ものづくり推 進部長(生産技術センター所長)石飛益弘◇執行役員 加工事業カンパニーバイスプレジデント兼製造本部長
(三菱日立ツール株式会社常務取締役)村上靖典◇執 行役員総務統括本部総務部長(経営戦略部門広報・IR 部長)鈴木徹
◆三菱マテリアル株式会社(3月31日付発令)退任◇
宇部三菱セメント株式会社取締役副社長に就任予定
(常務執行役員三菱綜合材料管理・上海・有限公司董 事長兼総経理・中国総代表)森千年◇海外顧問・三菱 綜合材料管理・上海・有限公司董事長兼総経理・中国 総代表に就任予定(常務執行役員総務・人事・安全衛 生・関連事業関係担当)木村光◇顧問・6月28日付で 当社監査役に就任予定(常務執行役員電子材料事業カ ンパニープレジデント、安全衛生関係担当)福井総一
◇MMCリョウテック株式会社取締役社長に就任予定
(執行役員加工事業カンパニーバイスプレジデント兼 製造本部長)松元大陸◇ユニバーサル製缶株式会社常 務執行役員に就任予定(執行役員総務部長)島村健司
【続く→3/1(水)号、3/2(木)号】
ロシア:サハ共和国(ヤクーチア)で 大規模な錫採掘プロジェクトを予定
カナダ:Neo Lithium社、25mC$の 資金調達を実施
28日入電の海外相場は、LME(ロンドン金属取引 所)銅相場のセツルメントで前週末より46.00ドル高 の5,927.00ドルと反発。前週末のLME銅のセツルメン トは5,881.00ドルだった。この日後場の直物買値は前 週末比16.50ドル安の5,910.00ドル。前週末は5,926.50 ドルだった。カーブ取引は、5,934.00ドル~5,934.50 ドルで、前週末比6.50ドル高。NYC(ニューヨーク商 品取引所)の銅相場(3月限)は、前週末の268.00セ ントより0.75セント高の268.75セント。SHFE(上海 先 物取 引所)の銅相 場(3月 限)は、前 週末 日の4万 7,460元より240元高の4万7,700元。LME公認倉庫の銅 在庫は、前週末のおよそ21万1,000トンより約4,000ト ン減のおよそ20万7,000トン。
28日の東京為替市場TTSは、前日比0.38円の円安ド ル 高 で1ド ル が113.56円。NYカ ー ブLME先 物 比 は 19.00ドル高。28日入電の海外銅相(セツルメント)
と東京外国為替市場米ドルTTSから計算した国内採算 値は、前日より8,000円高の71万3,000円。この日、電 気銅建値は70万円に据え置かれた。
為替動向
週明け27日のロンドン外国為替市場で円相場は4日 営業日の続伸となった。前週末24日の16時と比べ0.30円 の円高ドル安、1ドルが112.00円~112.10円で取引され た。28日(現地)に米国のトランプ大統領が議会演説 を控え、様子見ムードが拡がっていた。午前は112.30円 前後の限られた範囲で推移していたが、午後に入り持ち 高調整などで、円を買う動きが優勢になった。
27日のニューヨーク外国為替市場では円相場は4営 業日ぶりに反落した。前週末の終値に比べ0.70円の円 安ドル高、1ドルが112.65円~112.75円で取引を終え た。ダラス連銀のカプラン総裁は27日の講演で追加利 上げに言及、「すぐにでも実施すべきだ」との認識を 示した。講演後にカプラン総裁はメディアに対し「す
ぐにでもというのは近い将来を意味する」と説明した と伝えられ、連邦準備理事会の早期利上げ観測が改め て意識され米長期金利が上昇。日米金利差が縮むとの 観測がいったん後退し円売りドル買いが優勢になった 28日午前の東京外国為替市場で円相場はやや下げ 渋っていた。10時時点で前日17時に比べ0.41円の円安 ドル高、1ドルが112.60円~112.63円の水準で推移し ていた。日米の金利差が拡大するとの観測が後退して 円売りドル買いが優勢になるなか、国内輸出企業によ る円買いドル売りが円の下値を支えた。
LME銅相場地合いはやや改善 計算値では建値に上げ含みも
おしらせ 小紙『日刊金属』では、バッ クナンバー閲覧用サイトを設置いたしまし た。運用テスト期間中は、どなたでもご利 用になれます。
dailiesmetal.com
2月20日~2月24日(現地)
28日入電の海外相場は、銅の直物がLME(ロンドン 金属取引所)の公式値ベースで、前週末の5,880.50ド ルより46.00ドル高の5,926.50ドル。3か月物も前週 末 の5,892.50ド ル よ り42.00ド ル 高 の5,934.50ド ル。
LME公認在庫銅は、前週末のおよそ21万1,000トンよ り 約4,000ト ン 減 の お よ そ20万7,000ト ン。COMEX
(ニューヨーク商品取引所)の銅相場(3月限)は、
前週末より0.75セント高の268.75セント。カーブ取引 は 前 週 末 比6.50ド ル 高 の5,934.00ド ル ~5,934.50ド ル。SHFE(上海先物取引所)の銅相場(3月限)は、
前週末の4万7,460元より240元高の4万7,700元。
錫は続伸
LME錫相場の直物は、前週末の1万9,237.50ドル より70.00ドル高の1万9,307.50ドル。3か月物も、前 週末の1万9,242.50ドルより45.00ドル高の1万9,287.50 ドル。
鉛は反発
LME鉛相場の直物は、前週末の2,230.50ドルより 26.00ドル高の2,256.50ドル。3か月物も、前週末の 2,240.50ドルより18.50ドル高の2,259.00ドル。
亜鉛は続落
LME亜鉛相場の直物は、前週末の2,821.50ドルよ り8.25ドル安の2,813.25ドル。3か月物も、前週末の 2,820.50ドルより3.00ドル安の2,817.50ドル。
アルミは反発、アルミ合金は下落、北米特殊アルミ合 金はまちまち
LMEアルミ相場の直物は、前日の1,876.50ドルよ り31.00ドル高の1,907.50ドル。3か月物も、前週末の 1,880.50ドルより24.75ドル高の1,905.25ドル。LMEア ルミ 合金相場 の直物 は、前週末の1,645.00ドルよ り 10.00ド ル 安 の1635.00ド ル。3か 月 物 も、前 週 末 の 1655.00ドルより5.00ドル安の1650.00ドル。LME北米 特殊アルミ合金相場の直物は、前週末の1,895.00ドル よ り5.00ド ル高 の1,900.00ド ル。3か 月物 は、前週 末 の1,915.0ドルより5.00ドル安の1,910.00ドル。アルミ のLME公式在庫は、前週末のおよそ218万2,000トンよ り約2万8,000トン増のおよそ221万トン。
ニッケルは続伸
LMEニッケル相場の直物は前週末の1万0,677.50 ドルより217.50ドル高の1万0,895.00ドル。3か月物 も 前 週 末 の1万0,755.00ド ル よ り202.50ド ル 高 の1万 0,957.50ドル。
LME銅公式値ベースで反発 カーブ取引も反発 COMEX銅は続伸 くすぶる供給懸念が下支え
LME非鉄はまちまち 米トランプ大統領の演説控え出来高低調
2月20日~2月24日(現地)