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(1)

QoS . . . 3

プライオリティータグと送信キュー . . . 3

送信キューのスケジューリング . . . 4

ポートプライオリティーの割り当て . . . 5

ポリシーベースQoS . . . 6

概要 . . . 6

構成要素. . . 6

スイッチポート. . . 7

QoSポリシー . . . 7

トラフィッククラス . . . 8

フローグループ. . . 8

クラシファイア. . . 8

パケットの照合順序について . . . 9

基本設定. . . 12

QoSポリシーとスイッチポート. . . 12

トラフィッククラス . . . 13

フローグループ. . . 14

クラシファイア. . . 15

詳細設定. . . 16

最大帯域(帯域制限) . . . 16

DSCPフィールドの書き換え . . . 16

送信優先度の設定 . . . 17

設定例 . . . 18

DiffServ . . . 18

コマンドリファレンス編 . . . 26

機能別コマンド索引 . . . 26

ADD QOS FLOWGROUP . . . 27

ADD QOS POLICY . . . 28

ADD QOS TRAFFICCLASS . . . 29

CREATE QOS FLOWGROUP . . . 30

CREATE QOS POLICY . . . 32

CREATE QOS TRAFFICCLASS . . . 34

DELETE QOS FLOWGROUP . . . 36

DELETE QOS POLICY . . . 37

(2)

DESTROY QOS POLICY . . . 40

DESTROY QOS TRAFFICCLASS . . . 41

PURGE QOS . . . 42

RESET QOS POLICY COUNTER . . . 43

SET QOS . . . 44

SET QOS FLOWGROUP . . . 46

SET QOS POLICY . . . 48

SET QOS SCHEDULING . . . 50

SET QOS TRAFFICCLASS . . . 51

SHOW QOS . . . 53

SHOW QOS FLOWGROUP . . . 55

SHOW QOS POLICY . . . 57

SHOW QOS POLICY COUNTER . . . 59

SHOW QOS TRAFFICCLASS . . . 61

(3)

QoS

パケットごとに送信時の優先度を変化させるQoS(Quality of Service)機能について解説します。本製品 はIEEE 802.1p準拠のプライオリティータグに基づくQoSに対応しています。

✎ EAPパケットとBPDUパケットに対しては、QoSは動作しません。

プライオリティータグと送信キュー

802.1QのVLANタグヘッダーには、3ビットのユーザープライオリティーフィールド(802.1p)が設けら れています。

Destination MAC Address

Source

MAC Address Type Data FCS

6 6 2 2 2 46-1500 4

(Octets)

TPID 8100

Tag Protocol ID 8100 TCI

Tag Header

VLAN ID

CFIUser

Priority

3 1 12

16 (Bits)

本製品は、このフィールドの値にしたがって、受信フレームの送信に優先度をつけることができます。

本製品の各ポートは、それぞれ8レベル(07)の送信キューを備えています(キュー7が優先度最高)。フ レームは相対的に最も優先度の高いキューからのみ送信されます。たとえば、キュー7とキュー6にフレー ムが格納されている場合、キュー7が空になるまでキュー6内のフレームは送信されません。

割り当てられる帯域は次のようになります(数値は一番左が相対的に最もレベルの低いキュー、一番右が相 対的に最もレベルの高いキューに割り当てられる帯域(%)を示しています)。

同時に2つのレベルのキューにパケットがある場合 →0:100

同時に3つのレベルのキューにパケットがある場合 →0:0:100

同時に4つのレベルのキューにパケットがある場合 →0:0:0:100

受信フレームがどのキューに入れられるかは、ユーザープライオリティー値とキューのマッピング設定に よって決まります。

デフォルトのマッピングは次のとおりです。キューは番号が大きいほど優先度が高くなります。

ユーザープライオリティー キュー番号

0 1

(4)

1 0

2 2

3 3

4 4

5 5

6 6

7 7

表1:

■ ユーザープライオリティー値とキューのマッピングを変更するには、SET QOSコマンド(44ページ)を 使います。たとえば、下図のようなマッピングにするには、次のコマンドを実行します。

SET QOS COSP=0 QID=1 ↵ SET QOS COSP=1 QID=1 ↵ SET QOS COSP=2 QID=1 ↵ SET QOS COSP=3 QID=3 ↵ SET QOS COSP=4 QID=3 ↵ SET QOS COSP=5 QID=5 ↵ SET QOS COSP=6 QID=5 ↵ SET QOS COSP=7 QID=7 ↵

ユーザープライオリティー キュー番号

0 1

1 1

2 1

3 3

4 3

5 5

6 5

7 7

表2:

■ ユーザープライオリティーとキューのマッピングを確認するにはSHOW QOSコマンド(53ページ)を 使います。

送信キューのスケジューリング

特に設定を行わないと、前述の帯域割り当てでも説明したように、送信キューのレベル(優先度)の高いパ ケットが優先的に送信され、レベルの高いキューのパケット送信が終了するまで次のレベルのキューのパ ケットは送信されません。(Strict priority)

(5)

本製品では、高いレベルの送信キューのパケット送信が終了するまで待つことなく、低いレベルのキューの パケット送信を行うように設定することが可能です。

送信キューの重み付けを行い、ラウンドロビン(Weighted round robin priority)で送信を行います。

■ 設定は、SET QOS SCHEDULINGコマンド(50ページ)で行います。

送信キューに重み付けを行う場合には、次のように設定します。

SET QOS SCHEDULING=WRR WEIGHTS=1,1,3,5,7,10,12,15 ↵

この比率に従って、各キューのパケットは順番に送信されます。

✎ 送信キューに重み付けを行うには、すべてのキューに最大送信パケット数の設定を行ってください。最大送信パ ケット数が設定されているキューと設定されていないキューがあると、設定されていないキューのパケットが先 に送信されます。

■ 送信キューのスケジューリングに関する設定は、SHOW QOSコマンド(53ページ)で確認できます。

ポートプライオリティーの割り当て

本製品では、受信パケットの優先度の決定において、タグヘッダー内のユーザープライオリティー値ではな く、ポートごとに割り当てられたプライオリティーを優先させることも可能です。

ポートプライオリティーを優先させるポートで受信したタグ付きフレームは、タグヘッダー内のユーザープ ライオリティー値ではなく、ポートプライオリティーによって、どの送信キューに入るかが決まります。

また、タグなしフレームの場合は、受信したポートに割り当てられたプライオリティーに対応する、送信 キューに入ります。

■ ポートプライオリティーの設定は、SET SWITCH PORTコマンド(「スイッチング」の146ページ)で 行います。

SET SWITCH PORT=1 PRIORITY=7 OVERRIDEPRIORITY=YES ↵

上記の設定を行った場合、ポート1で受信したタグ付きパケットは、タグヘッダー内のユーザープライオリ ティー値に関係なく、すべて送信キュー7に入ります。(デフォルトのマッピングによる)

✎ タグVLANにしか所属していないポートでは、PRIORITYパラメーターとOVERRIDEPRIORITYパラメー ターを設定できません。

(6)

ポリシーベース QoS

本製品は、ユーザーが定義したポリシーに基づき、各種トラフィックに任意のサービスレベルを割り当てる ポリシーベースQoS(Quality of Service)機能を備えています。

概要

ポリシーベースQoSでは、クラシファイアと呼ばれる汎用のパケットフィルターを用いてパケットを分類 し、クラスごとに帯域を割り当てます。

ポリシーベースQoSを使うと、次のことが可能です。

帯域制限:特定のトラフィッククラスに与える帯域を、一定値までに制限します。

DiffServ:IPヘッダーのDSCP(DiffServ Code Point)フィールド値による帯域制御が可能です。

また、送信時にDSCPフィールドを書き換えることができます。

優先度変更:トラフィックごとに送信の優先度を変更することができます。

✎ 出力ポートにQoSポリシーを関連づけた場合、フィルターの対象となるのは学習済みのユニキャストアドレス 宛てのトラフィックのみです。未学習のユニキャスト/マルチキャストアドレス、およびブロードキャスト宛て のトラフィックは対象になりません。また、学習済みのマルチキャストアドレス宛てのトラフィックも対象にな りません。

✎ 出力ポートにQoSポリシーを関連づけた場合、ルーティング処理後のトラフィックは対象になりません。

構成要素

本製品のポリシーベースQoS機能は、以下の基本要素から成り立っています。

スイッチポート

QoSポリシー

トラフィッククラス

フローグループ

クラシファイア

(7)

Classifier 1

Flow Group 1

Switch Port 1

Switch Port 5

Switch Port 9 Traffic Class

1

QoS Policy 1

Traffic Class 4 Flow

Group 5

Flow Group 21

Flow Group 22 Classifier

5

Classifier 101

Classifier 102

Classifier 21

Classifier 25

Classifier 121

フローグループでのQoS制御   DSCP書き換え、プライオリティー設定 

QoSポリシー 

  トラフィッククラス間で    ポートの送信帯域を配分、 

  プライオリティー設定   

クラシファイアによる  パケット分類 

トラフィッククラスでのQoS制御   最大帯域制限、DSCP書き換え、 

 プライオリティー設定 

以下、各要素について説明します。

スイッチポート

本製品のQoS機能は、スイッチポート(入力および出力)ごとに設定します。これは、後述するQoSポリ シーをスイッチポートに割り当てることで行います。

本製品は、ポートを通過するパケットをトラフィッククラスに分類し、各クラスの設定に基づいて送信帯域 や送信順序を制御します。

QoS ポリシー

(8)

QoSポリシーは、入力および出力ポートで帯域制御を行う、またトラフィックの送信優先度を決めるための メカニズムで、ポリシーベースQoSの中心となる構成要素です。QoSポリシーは、トラフィッククラスの 集合として定義します。

本製品では、QoSポリシーを64個まで作成可能です。

QoSポリシーをスイッチポートに関連付けると、指定したポートで入力および出力するトラフィックに対し て、該当するトラフィッククラスで定められた最大帯域の割り当てや、送信の優先度の変更が行われます。

トラフィッククラス

トラフィッククラスは、同等のQoS(帯域)を与えるべきパケットフローをひとまとめにしたものです。

トラフィッククラスはフローグループの集合として定義します。帯域割り当てや送信の優先度の変更など、

QoSパラメーターの多くはトラフィッククラス単位で設定します。QoSポリシー内のトラフィッククラス は、各クラスの設定に基づき、ポート帯域を分け合うことになります。

ポリシーベースQoSでは、トラフィッククラスごとに送信時の最大帯域幅、送信の優先度などを設定でき ます。

たとえば、トラフィッククラス「TCP」とトラフィッククラス「UDP」を定義し、TCPにポート帯域の70%、 UDPに20%、その他に10%を割り当てるようなことができます。

✎ 実際のトラフィッククラスは「TCPUDP」のような名前ではなく、番号で識別します。ただし、覚え書きと して文字列を割り当てることはできます(DESCRIPTIONパラメーター)。

本製品では、トラフィッククラスを64個まで作成可能です。

トラフィッククラスは、QoSポリシーに割り当てて使います。

✎ トラフィッククラスは64個まで作成可能ですが、1つのQoSポリシーに割り当てられるのは63個までです。

フローグループ

フローグループは、同等な性格を持つパケットのフロー(流れ)をグループ化したものです(アプリケーショ ンの「行き」と「戻り」など)。QoSパラメーターの多くはトラフィッククラスのレベルで設定しますが、ト ラフィッククラスに割り当てられた帯域の中でより細かい制御を行いたい場合は、フローグループごとに帯 域制御の方法を微調整することができます。

たとえば、前述のトラフィッククラス「TCP」に対し、「Web」、「FTP」、「その他」という3つのフローグ ループを定義し、「FTP」、「Web」、「その他」のそれぞれに対して異なる送信の優先度を設定することができ ます。

✎ 実際のフローグループは「Web」「FTP」「その他」のような名前ではなく、番号で識別します。ただし、覚え書 きとして文字列を割り当てることはできます(DESCRIPTIONパラメーター)。

本製品では、フローグループを64個まで作成可能です。

パケットフローは、クラシファイアと呼ばれる汎用のパケットフィルターによって定義します。したがって、

フローグループはクラシファイアの集合として定義します。また、フローグループは、トラフィッククラス に割り当てて使います。

フローグループは、QoSパラメーターの最小設定単位です。

(9)

クラシファイア

クラシファイアは、IPアドレス、プロトコルなど、さまざまな条件に基づいてパケットを「フロー」に分類 する汎用のパケットフィルターです。本製品では、ハードウェアパケットフィルターとポリシーベースQoS の両機能でクラシファイアを使用しています。

ポリシーベースQoSでは、クラシファイアを使ってパケットを「フロー」に分類します。ただし、QoSパ ラメーターの設定は、フローを束ねた「フローグループ」またはフローグループを束ねた「トラフィックク ラス」を単位として行います。

パケットの照合順序について

パケットとクラシファイアの照合は、次の順序で行われます。

図中のトラフィッククラス、フローグループ、クラシファイアは、いずれも番号の小さいものから大きなも のの順に上位のオブジェクトに追加されたものと仮定しています。

なお、ここでの「上位のオブジェクト」とは、トラフィッククラスに対するQoSポリシー、フローグループ に対するトラフィッククラス、クラシファイアに対するフローグループを意味しています。

(10)

Classifier 1

Flow Group 1

Switch Port 1

Switch Port 5

Switch Port 9 Traffic Class

1

QoS Policy 1

Traffic Class 4 Flow

Group 5

Flow Group 21

Flow Group 22 Classifier

5

Classifier 101

Classifier 102

Classifier 21

Classifier 25

Classifier 121

パケットとクラシファイアの照合順序 

マッチした  場合 

フローグループでのQoS制御 

  DSCP書き換え、プライオリティー設定 

QoSポリシー 

  トラフィッククラス間で    ポートの送信帯域を配分、 

  プライオリティー設定  クラシファイアによる 

パケット分類 

トラフィッククラスでのQoS制御    最大帯域制限、DSCP書き換え、 

  プライオリティー設定 

次に例をあげて解説します。下記のコマンドを実行し、QoSポリシー「1」を ポート「1」に適用するとし ます。

### QOS ポリシーの作成 (1) create qos policy=1

### トラフィッククラスの作成とポリシーへの割り当て (2) create qos trafficclass=1

create qos trafficclass=2

add qos policy=1 trafficclasslist=1 add qos policy=1 trafficclasslist=2

(11)

### フローグループの作成とトラフィッククラスへの割り当て (3) create qos flowgroup=11

create qos flowgroup=12 create qos flowgroup=21

add qos trafficclass=1 flowgrouplist=11 add qos trafficclass=1 flowgrouplist=12 add qos trafficclass=2 flowgrouplist=21

### クラシファイアの作成とフローグループへの割り当て (4)

create classifier=111 <フィルター条件は割愛(以下同じ)>...

create classifier=112 ...

create classifier=113 ...

add qos flowgroup=11 classifierlist=111 add qos flowgroup=11 classifierlist=112 add qos flowgroup=11 classifierlist=113 create classifier=121 ...

create classifier=122 ...

add qos flowgroup=12 classifierlist=121 add qos flowgroup=12 classifierlist=122 create classifier=211 ...

create classifier=212 ...

create classifier=213 ...

add qos flowgroup=21 classifierlist=211 add qos flowgroup=21 classifierlist=212 add qos flowgroup=21 classifierlist=213

### QOS ポリシーのポートへの割り当て (5) set qos policy=1 egressport=1

この場合、パケットとクラシファイアの照合は、クラシファイア111, 112, 113, 121, 122, 211, 212, 213の順 に行われます。

ここで注意すべきことがあります。照合順序を決めるのはトラフィッククラス、フローグループ、クラシ ファイアのID(番号)ではなく、それらを上位のオブジェクトに追加した順序だということです。

例では、ID順 = 追加順となるように設定しているため見落としがちですが、照合順序はID順ではなく追 加(ADD)順によって決まります。

たとえば、上記設定例の(2)の部分を次のように変更した場合(3、4行目を入れ替えた)、照合順序は211, 212, 213, 111, 112, 113, 121, 122となります。

### トラフィッククラスの作成とポリシーへの割り当て (2) create qos trafficclass=1

create qos trafficclass=2 add qos policy=1 trafficclass=2 add qos policy=1 trafficclass=1

なお、追加順序の確認は下記のコマンドで行います。

■ トラフィッククラスの追加順は、SHOW QOS POLICYコマンド(57ページ)のTraffic Class Listで確

(12)

認できます。

次の出力例では、トラフィッククラス2, 1の順に、ポリシーへの追加が行われていることがわかります。

# show qos policy=0

--- Policy ID ... 0

Description ...

Remark DSCP ... None In DSCP Overwrite ....

Traffic Class List ...2, 1 Redirect Port ...

Ingress Port List ....

Egress Port List ...

Is Active ... No

■ 同様に、フローグループの追加順はSHOW QOS TRAFFICCLASSコマンド(61ページ)のFlow Group Listで確認できます。

■ 同様に、クラシファイアの追加順はSHOW QOS FLOWGROUPコマンド(55ページ)のClassifier Listで確認できます。

基本設定

ポリシーベースQoSの設定は、QoSポリシーを作成し、スイッチポートに関連付けることによって行いま す。QoSポリシーは前図のような階層構造になっているため、ポリシーの作成はこの階層を形づくる作業と 言えます。

QoSポリシーの作成手順に明確な決まりはありません。最終的にすべての構成要素を1つにまとめられれ ば、どのような順番でもかまいません。ここでは、一例として次の手順をあげておきます。

✎ QoSポリシーをスイッチポートに関連付ける場合には、トラフィッククラスをQoSポリシーに割り当ててから 行ってください。

1. QoSポリシーを作成する 2. トラフィッククラスを作成する

3. トラフィッククラスをQoSポリシーに割り当てる 4. フローグループを作成する

5. フローグループをトラフィッククラスに割り当てる 6. クラシファイアを作成する

7. クラシファイアをフローグループに割り当てる

8. QoSポリシーをスイッチポートに関連付ける

以下、QoSポリシーの基本的な設定項目について解説します。ポリシーの詳細設定については、次節「詳細 設定」をご覧ください。また、全体的な設定例については、次々節「設定例」をご覧ください。

QoS ポリシーとスイッチポート

(13)

ポリシーベースQoSの基本要素はQoSポリシーです。本製品では、スイッチポートにQoSポリシーを関 連付けることで、該当ポートの動作を制御します。

■QoSポリシーを作成するには、CREATE QOS POLICYコマンド(32ページ)を使います。

CREATE QOS POLICY=1 ↵

■QoSポリシーをスイッチポートに割り当てるには、SET QOS POLICYコマンド(48ページ)を使いま す。これにより、該当ポートから送出されるパケットにQoSポリシーが適用されます。

CREATE QOS POLICYコマンド(32ページ)で設定することもできます。

SET QOS POLICY=10 INGRESSPORT=1 ↵ CREATE QOS POLICY=20 EGRESSPORT=8 ↵

✎ スイッチポートには、QoSポリシーを1つだけ割り当てることができます。

✎ QoSポリシーは、複数のスイッチポートに割り当てることができます。また、QoSポリシーには、複数のトラ フィッククラスを割り当てることができます。

✎ 出力ポートに割り当てたポリシーは、フラッディングフレームには動作しません。

✎ 出力ポートに割り当てたポリシーは、ルーティング処理後のフレームには動作しません。

■ ポートからQoSポリシーを削除(関連付けを削除)するには、SET QOS POLICYコマンド(48ページ)

のINGRESSPORTまたはEGRESSPORTパラメーターにNONEを指定します。

SET QOS POLICY=1 INGRESSPORT=NONE ↵

トラフィッククラス

トラフィッククラスは、同等のQoSを与えるべきトラフィック(たとえば、「TCPトラフィック」)をひと まとめにしたものです。QoSパラメーターの多くは、トラフィッククラスごとに設定します。

QoSポリシーは、複数のトラフィッククラスで構成されます。QoSポリシー内の各トラフィッククラスは、

各クラスの設定に基づきポート帯域を分け合うことになります。

■ トラフィッククラスを作成するには、CREATE QOS TRAFFICCLASSコマンド(34ページ)を使い ます。

CREATE QOS TRAFFICCLASS=1 ↵

■ トラフィッククラスに割り当てる最大帯域(上限値)、DSCPフィールドの書き換え設定(後述)は、そ

(14)

れぞれMAXBANDWIDTH、MARKVALUEパラメーターで指定します。

CREATE QOS TRAFFICCLASS=1 MAXBANDWIDTH=500 ↵

■ 作成したトラフィッククラスの設定を変更するには、SET QOS TRAFFICCLASSコマンド(51ページ)

を使います。

SET QOS TRAFFICCLASS=1 MAXBANDWIDTH=500 ↵

■ トラフィッククラスをQoSポリシーに割り当てるには、ADD QOS POLICYコマンド(28ページ)を使 います。パケットのチェック(クラシファイアとの照合)は、ポリシー内のトラフィッククラス追加順、ト ラフィッククラス内のフローグループ追加順、フローグループ内のクラシファイア追加順に行われます(前 掲の図を参照)。

ADD QOS POLICY=1 TRAFFICCLASSLIST=1-3 ↵

✎ QoSポリシーには複数のトラフィッククラスを割り当てることができます。

✎ トラフィッククラスは、1つのQoSポリシーにしか割り当てることができません。あるポリシーに割り当てたト ラフィッククラスは、別のポリシーでは使用できません。

✎ トラフィッククラスには、複数のフローグループを割り当てることができます。

フローグループ

フローグループは、トラフィッククラスをさらに細分化したものです。QoSポリシーの設定の大半はトラ フィッククラスのレベルで行いますが、同一トラフィッククラス内でより細かな設定をしたい場合は、トラ フィッククラスを構成するフローグループごとに微調整が可能です。

フローグループは、クラシファイアによって分類された「フロー」をグループ化したものです。同じ性格を 持つフロー(特定アプリケーションの「行き」と「戻り」など)を束ねたものと言えます。フローグループ は、複数のクラシファイアで構成されます。

トラフィッククラスに割り当てられた帯域の中で、より細かい制御を行いたい場合は、フローグループごと に帯域制御の方法を微調整することができます。

■ フローグループを作成するには、CREATE QOS FLOWGROUPコマンド(30ページ)を使います。

CREATE QOS FLOWGROUP=1 ↵

■ パケットがどのフローグループに所属するかを決定するのは、汎用のパケットフィルターであるクラシ ファイアです。クラシファイアはCREATE CLASSIFIERコマンド(「クラシファイア」の6ページ)で作 成します。たとえば、Webトラフィック(HTTPとHTTPS)に対応するクラシファイアは次のようになり

(15)

ます。

CREATE CLASSIFIER=1 TCPDPORT=80 ↵ CREATE CLASSIFIER=2 TCPSPORT=80 ↵ CREATE CLASSIFIER=3 TCPDPORT=443 ↵ CREATE CLASSIFIER=4 TCPSPORT=443 ↵

■ フローグループにクラシファイアを関連付けるには、ADD QOS FLOWGROUPコマンド(27ページ)

を使います。クラシファイアのチェックは、本コマンドで追加した順番で行われます。

ADD QOS FLOWGROUP=1 CLASSIFIERLIST=1-4 ↵

■ 通常、QoSパラメーター(最大帯域、DSCP値、送信の優先度)はトラフィッククラス単位で設定しますが、

DSCP値および送信の優先度はフローグループ単位で設定することもできます。これらは、CREATE QOS FLOWGROUPコマンド(30ページ)、SET QOS FLOWGROUPコマンド(46ページ)のMARKVALUE パラメーターおよびPRIORITYパラメーターで指定します。

SET QOS FLOWGROUP=1 MARKVALUE=30 ↵

DSCP値や送信の優先度がフローグループとトラフィッククラスの両方に設定されている場合は、フローグ ループの設定が使用されます。フローグループで設定されていないパラメーターについては、トラフィック クラスの設定が使用されます。

■ フローグループは、トラフィッククラスに割り当てて使います。フローグループをトラフィッククラス に割り当てるには、ADD QOS TRAFFICCLASSコマンド(29ページ)を使います。パケットのチェック

(クラシファイアとの照合)は、ポリシー内のトラフィッククラス追加順、トラフィッククラス内のフローグ ループ追加順、フローグループ内のクラシファイア追加順に行われます(前掲の図を参照)。

ADD QOS TRAFFICCLASS=1 FLOWGROUPLIST=2,4 ↵

✎ フローグループは、1つのトラフィッククラスにしか割り当てることができません。一方、トラフィッククラス には、複数のフローグループを割り当てることができます。

クラシファイア

ポリシーベースQoS機能の中心要素がQoSポリシーだとすると、末端の要素はクラシファイアです。クラ シファイアは、ハードウェアパケットフィルターでも用いられる汎用のパケットフィルターで、アドレス、

プロトコルなどをもとにパケットを「フロー」に分類する働きを持ちます。

ポリシーベースQoSでは、パケットをフローグループやトラフィッククラスに分類して、グループやクラス ごとに処理を行いますが、これらの分類の第一歩はクラシファイアによって行われます。

■ クラシファイアはCREATE CLASSIFIERコマンド(「クラシファイア」の6ページ)で作成します。ク

(16)

ラシファイアの詳細については、「クラシファイア」の章をご覧ください。

CREATE CLASSIFIER=101 IPDADDR=192.168.10.5/32 ↵

■ フローグループはクラシファイアの集合として定義します。フローグループにクラシファイアを割り当て

るには、ADD QOS FLOWGROUPコマンド(27ページ)を使います。クラシファイアのチェックは、本

コマンドで追加した順番で行われます。

ADD QOS FLOWGROUP=1 CLASSIFIERLIST=101 ↵

✎ クラシファイアは、複数のフローグループに割り当てることができます。ただし、同一ポリシー内で同じクラシ ファイアを複数回指定しないでください。

✎ クラシファイアは、フローグループ、トラフィッククラスをポリシーを介してポートに割り当てられますが、1 ポートに割り当てられるクラシファイアの数は、128個までです。

詳細設定

ここでは、より詳細なQoS設定に必要となる設定項目について解説します。

最大帯域(帯域制限)

トラフィッククラスには、それぞれ最大帯域(割り当てる帯域の上限値)を設定できます。

■ 最大帯域はCREATE QOS TRAFFICCLASSコマンド(34ページ)、SET QOS TRAFFICCLASSコマン ド(51ページ)のMAXBANDWIDTHパラメーターで設定します。単位はM(Mbps = 1000Kbps)とな ります。

SET QOS TRAFFICCLASS=10 MAXBANDWIDTH=500 ↵

DSCP フィールドの書き換え

DiffServ(Differentiated Service)ドメインを運用する場合、IPパケットのDSCP(DiffServ Code Point) フィールドに基づいてQoSを割り当てたり、DSCPフィールドを書き換えたりする機能が必要になります。

ポリシーベースQoSでは、ポリシー、トラフィッククラスまたはフローグループ単位で、DSCPフィールド の書き換え設定が可能です。この機能は、おもにDiffServドメインのエッジルーター(スイッチ)で使い ます。

■ トラ フィックク ラスに所 属するパ ケットのDSCPフィー ルドを書 き換えるに は、CREATE QOS TRAFFICCLASSコマンド(34ページ)、SET QOS TRAFFICCLASSコマンド(51ページ)のMARKVALUE パラメーターを使います。DSCP値の有効範囲は0〜63です。MARKVALUEパラメーターを指定しなかっ た場合、あるいは、NONEを指定した場合はDSCPを書き換えません。

(17)

たとえば、トラフィッククラス「2」のパケットにDSCP値20を設定するには次のようにします。

SET QOS TRAFFICCLASS=2 MARKVALUE=20 ↵

■ フローグループに所属するパケットのDSCPフィールドを書き換えるには、CREATE QOS FLOWGROUP コマンド(30ページ)、SET QOS FLOWGROUPコマンド(46ページ)のMARKVALUEパラメーター を使います。DSCP値の有効範囲は0〜63です。MARKVALUEパラメーターを指定しなかった場合、あ るいは、NONEを指定した場合はDSCPを書き換えません。

たとえば、フローグループ「10」のパケットにDSCP値25を設定するには次のようにします。

SET QOS FLOWGROUP=10 MARKVALUE=25 ↵

■ ポリシーでDSCPフィールドを書き換えるには、CREATE QOS POLICYコマンド(32ページ)、SET QOS POLICYコマンド(48ページ)のINDSCPOVERWRITEパラメーターを使います。DSCP値の有効 範囲は0〜63です。INDSCPOVERWRITEパラメーターを指定しなかった場合、あるいは、NONEを指定 した場合はDSCPを書き換えません。また、REMARKINDSCPパラメーターがNONEの場合も、書き換 えは行われません。

たとえば、ポリシー「1」のパケットにDSCP値25を設定するには次のようにします。

SET QOS POLICY=1 REMARKINDSCP=ALL INDSCPOVERWRITE=25 ↵

なお、フローグループにMARKVALUEが設定されている場合は、該当フローグループのMARKVALUE に基づいてDSCPフィールドの書き換えが行われます。フローグループにMARKVALUEが設定されてい ない場合は、トラフィックグループのMARKVALUEが使用されます。フローグループおよびトラフィッ クグループにMARKVALUEが設定されていない場合は、ポリシーのINDSCPOVERWRITEが使用され ます。

送信優先度の設定

本製品では、トラフィッククラスやフローグループごとに、送信優先度(プライオリティー)を設定するこ とができます。

パケット送信時の優先度は、タグヘッダー内の、ユーザープライオリティーフィールド(802.1p)のフィー ルド値に従って決定されますが、トラフィックやフローグループでプライオリティーが設定されていた場合 は、この値が優先されます。

■ トラフィッククラスに所属するパケットのプライオリティーを設定するには、CREATE QOS TRAFFIC- CLASSコマンド(34ページ)、SET QOS TRAFFICCLASSコマンド(51ページ)のPRIORITYパラメー ターを使います。プライオリティーの有効範囲は0〜7です。タグヘッダー内のユーザープライオリティー 値を、トラフィッククラスに設定したプライオリティーで上書きするする場合には、REMARKPRIORITY パラメーターにYESを設定します。REMARKPRIORITYパラメーターにNOを設定した場合は、上書き は行われません。

たとえば、トラフィッククラス「2」のパケットにプライオリティー7を設定するには次のようにします。

(18)

SET QOS TRAFFICCLASS=2 PRIORITY=7 ↵

■ フローグループに所属するパケットのプライオリティーを設定するには、CREATE QOS FLOWGROUP コマンド(30ページ)、SET QOS FLOWGROUPコマンド(46ページ)のPRIORITYパラメーターを使 います。プライオリティーの有効範囲は0〜7です。タグヘッダー内のユーザープライオリティー値を、ト ラフィッククラスに設定したプライオリティーで上書きするする場合には、REMARKPRIORITYパラメー ターにYESを設定します。REMARKPRIORITYパラメーターにNOを設定した場合は、上書きは行われ ません。

たとえば、フローグループ「10」パケットにプライオリティー4を設定するには次のようにします。

SET QOS FLOWGROUP=10 PRIORITY=4 ↵

なお、フローグループにPRIORITYが設定されている場合は、該当フローグループのPRIORITYに基づい て送信優先度が決定されます。フローグループにPRIORITYが設定されていない場合は、トラフィックグ ループのPRIORITYが使用されます。

設定例

ここでは、ポリシーベースQoSの基本的な設定方法について説明します。

QoS機能を使用すると、IPアドレスやTOS優先度などのIPヘッダー情報、TCPやUDPのポート番号な どに基づき、パケット送信時の最大帯域を設定することができます。

最初に必要なのは「ポリシー」を設計することです。どのトラフィックにどの程度のQoSを提供するのかを よく考えてください。

DiffServ

DiffServ(Differentiated Service)は、ネットワーク境界(エッジ)で流入トラフィックをクラス分け・マー キングし、ネットワーク内部ではマーカーだけを見てQoSを適用できるようにする技術です。

DiffServでは、マーキング用にIPヘッダーのTOSオクテットを再定義しています。従来、TOSオクテット は3ビットの優先度フィールドと、3または4ビットのTOSフラグフィールド、および予約済みフィールド で構成されていましたが、DiffServでは先頭6ビットをDSCP(DiffServ Code Point)として定義しなお しています。DSCPフィールドは0〜63の値をとるマーカーフィールドであり、各値の意味は個々のネット ワーク主体(DiffServドメイン)が独自に定義します。たとえば、DSCP=20は低遅延・狭帯域、DSCP=21 は中遅延・広帯域などといった定義が可能です。

(19)

DiffServドメインA

スイッチA

スイッチB スイッチC 非DiffServドメイン

DiffServドメインB

IPアドレスなどで パケットを分類し、

DSCPを割り当て、

帯域を制御。

DSCPでパケットを 分類し、帯域を制御。

DSCPでパケットを 分類し、帯域を制御。

DSCPを書き換えて 別のDiffServドメインへ DSCP=0

DSCP=21

DSCP=21

DSCP=11

ここでは、スイッチA、B、CのDiffServ設定を示します。

スイッチAの設定

1. QoSポリシー「1」を作成します。

CREATE QOS POLICY=1 ↵

2. 8つのトラフィッククラス「1」〜「8」を定義し、それぞれに最大帯域を割り当てます。また、各ク ラスに対し、DSCP値「21」〜「28」を付加するよう設定します。

CREATE QOS TRAFFICCLASS=1 MAXBANDWIDTH=50 MARKVALUE=21 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=2 MAXBANDWIDTH=30 MARKVALUE=22 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=3 MAXBANDWIDTH=20 MARKVALUE=23 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=4 MAXBANDWIDTH=10 MARKVALUE=24 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=5 MAXBANDWIDTH=5 MARKVALUE=25 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=6 MAXBANDWIDTH=5 MARKVALUE=26 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=7 MAXBANDWIDTH=5 MARKVALUE=27 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=8 MAXBANDWIDTH=5 MARKVALUE=28 ↵

3. トラフィッククラス「1」〜「8」をQoSポリシー「1」に割り当てます。

ADD QOS POLICY=1 TRAFFICCLASS=1-8 ↵

4. トラフィックグループ「1」〜「8」と1対1で対応するフローグループ「1」〜「8」を作成します。

(20)

CREATE QOS FLOWGROUP=1 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=2 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=3 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=4 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=5 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=6 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=7 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=8 ↵

5. トラフィッククラス「1」〜「8」にフローグループ「1」〜「8」を割り当てます。

ADD QOS TRAFFICCLASS=1 FLOWGROUP=1 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=2 FLOWGROUP=2 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=3 FLOWGROUP=3 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=4 FLOWGROUP=4 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=5 FLOWGROUP=5 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=6 FLOWGROUP=6 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=7 FLOWGROUP=7 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=8 FLOWGROUP=8 ↵

6. ヘッダー情報に基づいてパケットを分類するクラシファイアを作成します。

CREATE CLASSIFIER=1 TCPSPORT=80 ↵ CREATE CLASSIFIER=2 TCPSPORT=20 ↵ CREATE CLASSIFIER=3 TCPSPORT=25 ↵ CREATE CLASSIFIER=4 IPPROTOCOL=TCP ↵ CREATE CLASSIFIER=5 UDPSPORT=53 ↵ CREATE CLASSIFIER=6 UDPDPORT=53 ↵ CREATE CLASSIFIER=7 IPPROTOCOL=UDP ↵ CREATE CLASSIFIER=8 IPPROTOCOL=ICMP ↵

✎ 本例はあくまでも説明のためのサンプルです。トラフィッククラスは綿密な計画とテストに基づいて作成 してください。

7. フローグループにクラシファイアを割り当てます。

(21)

ADD QOS FLOWGROUP=1 CLASSIFIER=1 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=2 CLASSIFIER=2 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=3 CLASSIFIER=3 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=4 CLASSIFIER=4 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=5 CLASSIFIER=5 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=6 CLASSIFIER=6 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=7 CLASSIFIER=7 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=8 CLASSIFIER=8 ↵

8. QoSポリシー「1」をスイッチポートに関連付けます。

SET QOS POLICY=1 INGRESSPORT=8 ↵

スイッチBの設定

1. QoSポリシー「1」を作成します。

CREATE QOS POLICY=1 ↵

2. DSCP値「21」〜「28」に対応する8つのトラフィッククラスを定義し、それぞれに最大帯域を割り 当てます。

CREATE QOS TRAFFICCLASS=1 MAXBANDWIDTH=50 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=2 MAXBANDWIDTH=30 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=3 MAXBANDWIDTH=20 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=4 MAXBANDWIDTH=10 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=5 MAXBANDWIDTH=5 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=6 MAXBANDWIDTH=5 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=7 MAXBANDWIDTH=5 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=8 MAXBANDWIDTH=5 ↵

3. トラフィッククラス「1」〜「8」をQoSポリシー「1」に割り当てます。

ADD QOS POLICY=1 TRAFFICCLASS=1-8 ↵

4. トラフィックグループ「1」〜「8」と1対1で対応するフローグループ「1」〜「8」を作成します。

(22)

CREATE QOS FLOWGROUP=1 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=2 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=3 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=4 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=5 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=6 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=7 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=8 ↵

5. トラフィッククラス「1」〜「8」にフローグループ「1」〜「8」を割り当てます。

ADD QOS TRAFFICCLASS=1 FLOWGROUP=1 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=2 FLOWGROUP=2 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=3 FLOWGROUP=3 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=4 FLOWGROUP=4 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=5 FLOWGROUP=5 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=6 FLOWGROUP=6 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=7 FLOWGROUP=7 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=8 FLOWGROUP=8 ↵

6. IPヘッダーのDSCP値によってパケットを分類するクラシファイアを作成します。

CREATE CLASSIFIER=1 IPDSCP=21 ↵ CREATE CLASSIFIER=2 IPDSCP=22 ↵ CREATE CLASSIFIER=3 IPDSCP=23 ↵ CREATE CLASSIFIER=4 IPDSCP=24 ↵ CREATE CLASSIFIER=5 IPDSCP=25 ↵ CREATE CLASSIFIER=6 IPDSCP=26 ↵ CREATE CLASSIFIER=7 IPDSCP=27 ↵ CREATE CLASSIFIER=8 IPDSCP=28 ↵

7. フローグループにクラシファイアを割り当てます。

(23)

ADD QOS FLOWGROUP=1 CLASSIFIER=1 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=2 CLASSIFIER=2 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=3 CLASSIFIER=3 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=4 CLASSIFIER=4 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=5 CLASSIFIER=5 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=6 CLASSIFIER=6 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=7 CLASSIFIER=7 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=8 CLASSIFIER=8 ↵

8. QoSポリシー「1」をスイッチポートに関連付けます。

SET QOS POLICY=1 INGRESSPORT=8 ↵

スイッチCの設定

1. QoSポリシー「1」を作成します。

CREATE QOS POLICY=1 ↵

2. DSCP値「21」〜「28」に対応する8つのトラフィッククラスを定義し、それぞれに最大帯域を割り 当てます。また、各クラスに対し、DSCP値を「11」〜「18」に書き換えるよう設定します。

CREATE QOS TRAFFICCLASS=1 MAXBANDWIDTH=50 MARKVALUE=11 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=2 MAXBANDWIDTH=30 MARKVALUE=12 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=3 MAXBANDWIDTH=20 MARKVALUE=13 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=4 MAXBANDWIDTH=10 MARKVALUE=14 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=5 MAXBANDWIDTH=5 MARKVALUE=15 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=6 MAXBANDWIDTH=5 MARKVALUE=16 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=7 MAXBANDWIDTH=5 MARKVALUE=17 ↵ CREATE QOS TRAFFICCLASS=8 MAXBANDWIDTH=5 MARKVALUE=18 ↵

3. トラフィッククラス「1」〜「8」をQoSポリシー「1」に割り当てます。

ADD QOS POLICY=1 TRAFFICCLASS=1-8 ↵

4. トラフィックグループ「1」〜「8」と1対1で対応するフローグループ「1」〜「8」を作成します。

(24)

CREATE QOS FLOWGROUP=1 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=2 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=3 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=4 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=5 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=6 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=7 ↵ CREATE QOS FLOWGROUP=8 ↵

5. トラフィッククラス「1」〜「8」にフローグループ「1」〜「8」を割り当てます。

ADD QOS TRAFFICCLASS=1 FLOWGROUP=1 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=2 FLOWGROUP=2 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=3 FLOWGROUP=3 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=4 FLOWGROUP=4 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=5 FLOWGROUP=5 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=6 FLOWGROUP=6 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=7 FLOWGROUP=7 ↵ ADD QOS TRAFFICCLASS=8 FLOWGROUP=8 ↵

6. IPヘッダーのDSCP値によってパケットを分類するクラシファイアを作成します。

CREATE CLASSIFIER=1 IPDSCP=21 ↵ CREATE CLASSIFIER=2 IPDSCP=22 ↵ CREATE CLASSIFIER=3 IPDSCP=23 ↵ CREATE CLASSIFIER=4 IPDSCP=24 ↵ CREATE CLASSIFIER=5 IPDSCP=25 ↵ CREATE CLASSIFIER=6 IPDSCP=26 ↵ CREATE CLASSIFIER=7 IPDSCP=27 ↵ CREATE CLASSIFIER=8 IPDSCP=28 ↵

7. フローグループにクラシファイアを割り当てます。

(25)

ADD QOS FLOWGROUP=1 CLASSIFIER=1 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=2 CLASSIFIER=2 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=3 CLASSIFIER=3 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=4 CLASSIFIER=4 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=5 CLASSIFIER=5 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=6 CLASSIFIER=6 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=7 CLASSIFIER=7 ↵ ADD QOS FLOWGROUP=8 CLASSIFIER=8 ↵

8. QoSポリシー「1」をスイッチポートに関連付けます。

SET QOS POLICY=1 INGRESSPORT=8 ↵

(26)

機能別コマンド索引

QoS

PURGE QOS . . . 42 SET QOS . . . 44 SET QOS SCHEDULING . . . 50 SHOW QOS . . . 53

ポリシーベースQoS

ADD QOS FLOWGROUP . . . 27 ADD QOS POLICY . . . 28 ADD QOS TRAFFICCLASS . . . 29 CREATE QOS FLOWGROUP . . . 30 CREATE QOS POLICY . . . 32 CREATE QOS TRAFFICCLASS . . . 34 DELETE QOS FLOWGROUP . . . 36 DELETE QOS POLICY . . . 37 DELETE QOS TRAFFICCLASS . . . 38 DESTROY QOS FLOWGROUP . . . 39 DESTROY QOS POLICY . . . 40 DESTROY QOS TRAFFICCLASS . . . 41 RESET QOS POLICY COUNTER . . . 43 SET QOS FLOWGROUP . . . 46 SET QOS POLICY . . . 48 SET QOS TRAFFICCLASS . . . 51 SHOW QOS FLOWGROUP . . . 55 SHOW QOS POLICY . . . 57 SHOW QOS POLICY COUNTER . . . 59 SHOW QOS TRAFFICCLASS . . . 61

(27)

ADD QOS FLOWGROUP

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

ADD QOS FLOWGROUP=0..1023 CLASSIFIERLIST={rule-list|NONE}

rule-list:クラシファイア番号(1〜9999。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

フローグループに関連付けるクラシファイアを追加する。

パラメーター

FLOWGROUP フローグループ番号。

CLASSIFIERLIST フローグループに対応づけるクラシファイア番号。

■フローグループ1にクラシファイアを追加する。

ADD QOS FLOWGROUP=1 CLASSIFIERLIST=1-3

関連コマンド

CREATE QOS FLOWGROUP(30ページ)

DELETE QOS FLOWGROUP(36ページ)

SET QOS FLOWGROUP(46ページ)

SHOW QOS FLOWGROUP(55ページ)

(28)

ADD QOS POLICY

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

ADD QOS POLICY=0..255 TRAFFICCLASSLIST={tc-list|NONE}

tc-list:トラフィッククラス番号(0〜511。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

QoSポリシーにトラフィッククラスを割り当てる。

パラメーター

POLICY QoSポリシーの番号。

TRAFFICCLASSLIST QoSポリシーに対応づけるトラフィッククラス番号。

■QoSポリシー1にトラフィッククラスを追加する。

ADD QOS POLICY=1 TRAFFICCLASSLIST=1-3

関連コマンド

CREATE QOS POLICY(32ページ)

DELETE QOS POLICY(37ページ)

SET QOS POLICY(48ページ)

SHOW QOS POLICY(57ページ)

(29)

ADD QOS TRAFFICCLASS

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

ADD QOS TRAFFICCLASS=0..511 FLOWGROUPLIST={flow-list|NONE}

flow-list:フローグループ番号(0〜1023。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

トラフィッククラスにフローグループを割り当てる。

パラメーター

TRAFFICCLASS トラフィッククラスの番号。

FLOWGROUPLIST トラフィッククラスに対応づけるフローグループ番号。

■トラフィッククラス1にフローグループを追加する。

ADD QOS TRAFFICCLASS=1 FLOWGROUPLIST=1-3

関連コマンド

CREATE QOS TRAFFICCLASS(34ページ)

DELETE QOS TRAFFICCLASS(38ページ)

SET QOS TRAFFICCLASS(51ページ)

SHOW QOS TRAFFICCLASS(61ページ)

(30)

CREATE QOS FLOWGROUP

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

CREATE QOS FLOWGROUP=0..1023 [DESCRIPTION=string] [MARKVALUE={0..63| NONE}] [PRIORITY={0..7|NONE}] [REMARKPRIORITY={YES|NO|ON|OFF|TRUE| FALSE}] [TOS={0..7|NONE}] [MOVETOSTOPRIORITY={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}] [MOVEPRIORITYTOTOS={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}]

[CLASSIFIERLIST={rule-list|NONE}]

string:文字列(1〜31文字。空白を含む場合はダブルクォートで囲む)

rule-list:クラシファイア番号(19999。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

フローグループを作成する。

フローグループは、クラシファイア(汎用パケットフィルター)を用いて、パケットを一連の「フロー」と して定義するもの。

パラメーター

FLOWGROUP フローグループの番号。

DESCRIPTION フローグループの説明。

MARKVALUE IPヘッダーのDSCP(DiffServ Code Point)フィールドに書き込む値。トラフィックク ラスのMARKVALUEおよびポリシーのINDSCPOVERWRITEよりも優先される。デフォルトは、

NONE。

PRIORITY フローグループで設定するプライオリティー。デフォルトは、NONE。

REMARKPRIORITY 受信パケットのユーザープライオリティー値を、PRIORITYで設定したプライオ リティーで上書きする(YES)かしない(NO)。デフォルトは、NO

TOS IPヘッダーのToSフィールドの値。

MOVETOSTOPRIORITY IPヘッダーのToSフィールドの値をプライオリティーに反映させるかどう か。デフォルトは、NO。

MOVEPRIORITYTOTOS プライオリティー値をToSフィールドの値に反映させるかどうか。デフォル トは、NO。

CLASSIFIERLIST フローグループに対応づけるクラシファイア番号。デフォルトはNONE。

■フローグループ1を作成する。

CREATE QOS FLOWGROUP=1

(31)

備考・注意事項

MARKVALUEパラメーターとTOSパラメーターは併用できない。

PRIORITYパラメーターとMOVETOSTOPRIORITYパラメーター、REMARKPRIORITYパラメーター とMOVETOSTOPRIORITYパラメーターは併用できない。

MARKVALUEパラメーターとMOVEPRIORITYTOTOSパラメーターは併用できない。

TOSパラメーターとMOVEPRIORITYTOTOSパラメーターは併用できない。

関連コマンド

ADD QOS FLOWGROUP(27ページ)

DESTROY QOS FLOWGROUP39ページ)

SET QOS FLOWGROUP(46ページ)

SHOW QOS FLOWGROUP(55ページ)

(32)

CREATE QOS POLICY

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

CREATE QOS POLICY=0..255 [DESCRIPTION=string] [INDSCPOVERWRITE={0..63| NONE}] [REMARKINDSCP={ALL|NONE}] [TOS={0..7|NONE}]

[MOVETOSTOPRIORITY={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}] [MOVEPRIORITYTOTOS={YES| NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}] [SENDTOMIRROR={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}]

[TRAFFICCLASSLIST={tc-list|NONE}] [REDIRECTPORT={port-number|NONE}] [INGRESSPORT={port-list|ALL|NONE}] [EGRESSPORT={port-number|NONE}]

string:文字列(131文字。空白を含む場合はダブルクォートで囲む)

tc-list:トラフィッククラス番号(0〜511。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

port-number:スイッチポート番号

port-list:スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

QoSポリシーを作成する。

QoSポリシーはパケットの帯域制御などを行うためのメカニズムで、ユーザー定義のトラフィッククラスか ら構成される。

QoSポリシーをスイッチポートに関連付けると、入力トラフィックに対して、該当するトラフィッククラス で定められた最大帯域が割り当てられる。

パラメーター

POLICY QoSポリシーの番号。

DESCRIPTION QoSポリシーの説明。

INDSCPOVERWRITE IPヘッダーのDSCP(DiffServ Code Point)フィールドに書き込む値。デフォ ルトは、NONE。

REMARKINDSCP IPヘッダーのDSCP(DiffServ Code Point)フィールドの値を書き換えるかどうか。

ALL(すべて書き換える)またはNONE(書き換えない)から選択。デフォルトは、NONE。 TOS IPヘッダーのToSフィールドの値。

MOVETOSTOPRIORITY IPヘッダーのToSフィールドの値をプライオリティーに反映させるかどう か。デフォルトは、NO。

MOVEPRIORITYTOTOS プライオリティー値をToSフィールドの値に反映させるかどうか。デフォル トは、NO。

SENDTOMIRROR クラシファイアの条件に当てはまるパケットをミラーリングするかどうか。デフォ ルトは、NO。

TRAFFICCLASSLIST QoSポリシーに対応づけるトラフィッククラス番号。デフォルトはNONE。 REDIRECTPORT トラフィックの出力先ポート。指定したポートに出力先が変更される。デフォルトは

NONE。

(33)

INGRESSPORT QoSポリシーを割り当てる入力ポート。デフォルトはNONE。 EGRESSPORT QoSポリシーを割り当てる出力ポート。デフォルトはNONE。

■QoSポリシー1を作成する。

CREATE QOS POLICY=1

備考・注意事項

INDSCPOVERWRITEパラメーターとTOSパラメーター、REMARKINDSCPパラメーターとTOSパラ メーターは併用できない。

INDSCPOVERQRITEパラメーターとMOVEPRIORITYTOTOSパラメーター、REMARKINDSCPパラ メーターとMOVEPRIORITYTOTOSパラメーターは併用できない。

TOSパラメーターとMOVEPRIORITYTOTOSパラメーターは併用できない。

関連コマンド

ADD QOS POLICY(28ページ)

DESTROY QOS POLICY(40ページ)

SET QOS POLICY(48ページ)

SHOW QOS POLICY(57ページ)

(34)

CREATE QOS TRAFFICCLASS

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

CREATE QOS TRAFFICCLASS=0..511 [DESCRIPTION=string] [EXCEEDACTION={DROP| REMARK}] [EXCEEDREMARKVALUE={0..63|NONE}] [MARKVALUE={0..63|NONE}] [MAXBANDWIDTH={0..1016|NONE}] [BURSTSIZE={4..512|NONE}] [PRIORITY={0..7| NONE}] [REMARKPRIORITY={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}] [TOS={0..7|NONE}]

[MOVETOSTOPRIORITY={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}] [MOVEPRIORITYTOTOS={YES| NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}] [FLOWGROUPLIST={flow-list|NONE}]

string:文字列(131文字。空白を含む場合はダブルクォートで囲む)

flow-list:フローグループ番号(0〜1023。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

トラフィッククラスを作成する。

トラフィッククラスは、同等のQoS(帯域)を与えるべきフローグループをひとまとめにしたもの。トラ フィッククラスは、複数のフローグループで構成される。

ポリシーベースQoSでは、トラフィッククラスごとに送信時の最大帯域幅を設定する。トラフィッククラ スは、QoSポリシーに割り当てることによって効果を発揮する。

パラメーター

TRAFFICCLASS トラフィッククラスの番号。

DESCRIPTION トラフィッククラスの説明。

EXCEEDACTION トラフィッククラスに割り当てられた最大帯域を超えた場合の処理。DROP(破棄)ま たはREMARK(IPヘッダーのDSCP(DiffServ Code Point)フィールド値を、EXCEEDREMARK-

VALUEで指定した値に書き換えて転送)から選択。デフォルトは、DROP

EXCEEDREMARKVALUE EXCEEDACTIONでREMARKを選択した場合に、IPヘッダーのDSCP

(DiffServ Code Point)フィールドに書き込む値。MARKVALUEの設定に優先する。デフォルト は、NONE。

MARKVALUE IPヘッダーのDSCP(DiffServ Code Point)フィールドに書き込む値。デフォルトは、

NONE。

MAXBANDWIDTH トラフィッククラスに割り当てる最大帯域幅(Mbps)。該当クラスに割り当てる帯 域は、ここで指定した値までに制限される。有効範囲は0〜1016。0は帯域ゼロの意味。デフォルト は、NONE。

BURSTSIZE トラフィッククラスのバッファのサイズ(トークンバケットのサイズ)を指定する。このパ ラメーターを指定する場合は、MAXBANDWIDTHも設定しなければ機能しない。有効範囲は、4

〜512(Kbps)。デフォルトは、NONE。

PRIORITY トラフィッククラスで設定するプライオリティー。デフォルトは、NONE。

REMARKPRIORITY 受信パケットのユーザープライオリティー値を、PRIORITYで設定したプライオ

(35)

リティーで上書きする(YES)かしない(NO)。デフォルトは、NO。 TOS IPヘッダーのToSフィールドの値。

MOVETOSTOPRIORITY IPヘッダーのToSフィールドの値をプライオリティーに反映させるかどう か。デフォルトは、NO。

MOVEPRIORITYTOTOS プライオリティー値をToSフィールドの値に反映させるかどうか。デフォル トは、NO。

FLOWGROUPLIST トラフィッククラスに対応づけるフローグループ番号。デフォルトはNONE。

■トラフィッククラス1を作成する。

CREATE QOS TRAFFICCLASS=1

備考・注意事項

EXCEEDACTIONパラメーターとTOSパラメーター、EXCEEDREMARKVALUEパラメーターとTOS パラメーター、MARKVALUEパラメーターとTOSパラメーターは併用できない。

PRIORITYパラメーターとMOVETOSTOPRIORITYパラメーター、REMARKPRIORITYパラメーター とMOVETOSTOPRIORITYパラメーターは併用できない。

MARKVALUEパラメーターとMOVEPRIORITYTOTOSパラメーターは併用できない。

MAXBANDWIDTHパラメーターに0を指定すると、帯域ゼロのトラフィッククラスが作成されるが、こ

のトラフィッククラスが割り当てられたQoSポリシー作成直後の一定量の通信、および本製品再起動直後 の一定量の通信に限り、該当ポートからのトラフィックがフィルターされない(帯域ゼロにならない)。

関連コマンド

ADD QOS TRAFFICCLASS(29ページ)

DESTROY QOS TRAFFICCLASS(41ページ)

SET QOS TRAFFICCLASS(51ページ)

SHOW QOS TRAFFICCLASS(61ページ)

(36)

DELETE QOS FLOWGROUP

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

DELETE QOS FLOWGROUP=0..1023 CLASSIFIERLIST={rule-list|NONE}

rule-list:クラシファイア番号(1〜9999。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

フローグループからクラシファイア(汎用パケットフィルター)を削除する。

パラメーター

FLOWGROUP フローグループ番号。

CLASSIFIERLIST クラシファイア番号。

■フローグループ1からクラシファイアを削除する。

DELETE QOS FLOWGROUP=1 CLASSIFIERLIST=1-3

関連コマンド

ADD QOS FLOWGROUP(27ページ)

CREATE QOS FLOWGROUP(30ページ)

SET QOS FLOWGROUP(46ページ)

SHOW QOS FLOWGROUP(55ページ)

(37)

DELETE QOS POLICY

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

DELETE QOS POLICY=0..255 TRAFFICCLASSLIST={tc-list|NONE}

tc-list:トラフィッククラス番号(0〜511。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

QoSポリシーからトラフィッククラスを削除する。

パラメーター

POLICY QoSポリシーの番号。

TRAFFICCLASSLIST トラフィッククラス番号。

■QoSポリシー1からトラフィッククラスを削除する。

DELETE QOS POLICY=1 TRAFFICCLASSLIST=1-3

関連コマンド

ADD QOS POLICY(28ページ)

CREATE QOS POLICY(32ページ)

SET QOS POLICY(48ページ)

SHOW QOS POLICY(57ページ)

(38)

DELETE QOS TRAFFICCLASS

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

DELETE QOS TRAFFICCLASS=0..511 FLOWGROUPLIST={flow-list|NONE}

flow-list:フローグループ番号(0〜1023。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

トラフィッククラスからフローグループを削除する。

パラメーター

TRAFFICCLASS トラフィッククラスの番号。

FLOWGROUPLIST フローグループ番号。

■トラフィッククラス1からフローグループを削除する。

DELETE QOS TRAFFICCLASS=1 FLOWGROUPLIST=1-3

関連コマンド

ADD QOS TRAFFICCLASS(29ページ)

CREATE QOS TRAFFICCLASS(34ページ)

SET QOS TRAFFICCLASS(51ページ)

SHOW QOS TRAFFICCLASS(61ページ)

(39)

DESTROY QOS FLOWGROUP

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

DESTROY QOS FLOWGROUP={flow-list|ALL}

flow-list:フローグループ番号(0〜1023。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

フローグループを削除する。

パラメーター

FLOWGROUP フローグループ番号。

■フローグループ1を削除する。

DESTROY QOS FLOWGROUP=1

関連コマンド

CREATE QOS FLOWGROUP30ページ)

SHOW QOS FLOWGROUP(55ページ)

(40)

DESTROY QOS POLICY

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

DESTROY QOS POLICY={policy-list|ALL}

policy-list:ポリシー番号(0〜255。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

QoSポリシーを削除する。

パラメーター

POLICY QoSポリシーの番号。

■QoSポリシー1を削除する。

DESTROY QOS POLICY=1

関連コマンド

CREATE QOS POLICY(32ページ)

SHOW QOS POLICY(57ページ)

(41)

DESTROY QOS TRAFFICCLASS

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

DESTROY QOS TRAFFICCLASS={tc-list|ALL}

tc-list:トラフィッククラス番号(0〜511。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

トラフィッククラスを削除する。

パラメーター

TRAFFICCLASS トラフィッククラスの番号。

■トラフィッククラス1を削除する。

DESTROY QOS TRAFFICCLASS=1

関連コマンド

CREATE QOS TRAFFICCLASS34ページ)

SHOW QOS TRAFFICCLASS(61ページ)

(42)

PURGE QOS

カテゴリー:QoS / QoS

PURGE QOS

解説

QoS設定をデフォルト状態に戻す。

備考・注意事項

ランタイムメモリー上にあるQoS関連の設定がすべて削除されるため、運用中のシステムで本コマンドを 実行するときは十分に注意すること。

関連コマンド

SET QOS(44ページ)

SET QOS SCHEDULING(50ページ)

SHOW QOS(53ページ)

(43)

RESET QOS POLICY COUNTER

カテゴリー:QoS /ポリシーベースQoS

RESET QOS POLICY[={policy-list|ALL}] COUNTER

policy-list:ポリシー番号(0〜255。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)

解説

指定されたQoSポリシーのフローグループに割り当てられているクラシファイアごとのカウンターをリセッ トする。

パラメーター

POLICY QoSポリシーの番号。省略時およびALLを指定した場合は、QoSポリシーのフローグループに 割り当てられているクラシファイアごとのカウンターがすべてリセットされる。

関連コマンド

ADD QOS POLICY(28ページ)

CREATE QOS POLICY(32ページ)

DELETE QOS POLICY(37ページ)

DESTROY QOS POLICY(40ページ)

SET QOS POLICY(48ページ)

SHOW QOS POLICY(57ページ)

SHOW QOS POLICY COUNTER(59ページ)

(44)

SET QOS

カテゴリー:QoS / QoS

SET QOS COSP=0..7 QID=0..7

解説

QoS(Quality of Service)機能の設定を変更する。

具体的には、プライオリティータグフレームのユーザープライオリティー値と、本製品の送信キューのマッ ピングを変更する。

パラメーター

COSP ユーザープライオリティー。0〜7で指定する。

QID ユーザープライオリティーに対応するプライオリティーキューを指定する。キューはポートごとに0

〜7の8つがあり、7が最も優先度が高い。フレームは相対的に最も優先度の高いキューからのみ送信 される。すなわち、上位のキューにフレームが1つでも格納されている場合、それより下位のキュー からはフレームは送信されない。ただし、SET QOS SCHEDULINGコマンドで、スケジューリング を変更することも可能。デフォルトは別表を参照。

ユーザープライオリティー キュー番号(大きいほど優先度が高い)

0 1

1 0

2 2

3 3

4 4

5 5

6 6

7 7

表3:ユーザープライオリティー値-プライオリティーキューのデフォルトマッピング

■ユーザープライオリティー0に対し、送信キュー3を割り当てる。

SET QOS COSP=0 QID=3

関連コマンド

(45)

SET QOS SCHEDULING(50ページ)

SHOW QOS(53ページ)

参照

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