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論文内容要旨 論文題名

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Academic year: 2021

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論文内容要旨

論文題名

The time-dependent changes in occlusal status in the implant-supported prosthesis at mandibular first molar from prosthesis placement to 3 months after.

(装着直後から 3 カ月後の下顎第一大臼歯部インプラント補綴装置の咬 合状態の変化)

掲載雑誌名

International Journal of Implant Dentistry(投稿中)

高齢者歯科学 寺澤 真祐美

内容要旨

目的: インプラント補綴装置に働く力学的因子を解明するために,かみ しめ強さの規定下にて,咬合力診断用感圧フィルム(以下プレスケール) とシリコーン検査材(以下ブルーシリコン)を使用して,下顎第一大臼歯 部インプラント補綴装置の咬合接触状態が,補綴装置装着後から 3 カ月間 で,経時的にどの様に変化するかを明らかにすることを目的とした.

方法: 被験者はインプラント部以外に喪失歯のない,下顎第一大臼歯部 にインプラント補綴を行った 8 名とした.補綴装置装着直後,及び 3 カ月 後において以下の方法により資料採得を行い,結果を比較・検討した.最 初に,咬筋筋活動量をモニターし,最大かみしめ強さ 100 % MVC (maximum voluntary contraction) を規定した.次にプレスケールと咬合力測定装 置を用い,咬合荷重量と咬合接触面積を 40,60,80,100 %MVC のかみし め強さで各 3 回計測した.最後にブルーシリコンと咬合接触測定装置を用 い,咬合接触面積を 20,40,60 %MVC のかみしめ強さで,咬合接触面積を 各 1 回計測した.得られたデータを解析し,補綴装置装着直後と 3 カ月 後で比較検討した.

結果:両側臼歯部の咬合荷重量・咬合接触面積は,補綴装置装着直後,3 カ月後を比較すると全てのかみしめ強さで増加した.しかし,両側臼歯部 の咬合接触面積を咬合荷重量で除した値は,全てのかみしめ強さにおいて,

3 カ月後との間に有意な変化は認められなかった.インプラント補綴装置

の咬合荷重量も有意な変化は認められなかった.インプラント補綴装置の

(2)

咬合接触面積と,咬合接触面積を咬合荷重量で除した値(以下,接触面積

/荷重量)は,かみしめ強さ 100%MVCにおいて,3 カ月後で有意に増 加した.

結論:インプラント補綴装置を装着し 3 カ月で,かみしめ強さが増加する ことにより,両側臼歯部全体の咬合接触面積・咬合荷重量が増加した.

インプラント補綴装置は装着から 3 カ月間で強いかみしめ強さにおいて,

咬合接触面積が増加する可能性が示唆された.

参照

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