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どうかと思う 事務局 : 入館料は微妙なところがあり 博物館の入口までは来るが入館料 30 0 円というのを聞いて帰る人もいる 八木委員長 : 夜間入場には特別な保険は掛けているのか 事務局 : 入館者一人一人には対応していない 入口階段に蛍光テープを張る等危険性の除去には出来るだけ配慮している 菊

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Academic year: 2021

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1 平成27年度第2回山形県立博物館協議会 議事記録 日時:平成28年2月23日(火) 午後 1 時 30 分~ 場所:山形県立博物館 講堂 1 開 会 2 あいさつ (1)山形県教育庁文化財・生涯学習課長 (2)山形県立博物館長 3 委員紹介 4 会長あいさつ 5 報告・協議事項 (1)平成27年度主要事業の進捗状況について(事務局より説明) 〈質疑応答〉 堀川委員:たくさんの事業がありご苦労されていることがわかる。結果として 入館数が重視されているが、入館料の動きはどうなっているのか。入館 無料の日に人が入るのはいいが、ナイトミュージアムなどは入館料をと るということも考えてみたらどうか。「県民のあゆみ」などに博物館入館 クーポンを付ける等のことも考えられないだろうか。 事務局:1月末の状況ではあるが、平成27年度は前年度に比較して有料入館 者数は1,581名の減であるが、無料入館者数は4,983名の増と なっている。入館料は条例によって決められているので、いただいたご 意見は参考としたい。 堀川委員:入館者の負担は当たり前なので、取れるときには取るということで もいいのではないか。 八木委員長:ナイトミュージアムは親子参加が多いのか。 事務局:夜間ということもあり、ほとんどが親子参加となっている。マスコミ にも取り上げられ感謝している。料金については、この他にも無料の日 があるので文化財・生涯学習課とも相談したい。 八木委員長:普段は、小中学生は無料ということか。 事務局:小中高校生は無料であるが、大人は有料である。 八木委員長:家族で入館した時、大人だけ支払うということになっているのも

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2 どうかと思う。 事務局:入館料は微妙なところがあり、博物館の入口までは来るが入館料30 0円というのを聞いて帰る人もいる。 八木委員長:夜間入場には特別な保険は掛けているのか。 事務局:入館者一人一人には対応していない。入口階段に蛍光テープを張る等 危険性の除去には出来るだけ配慮している。 菊地委員:博物館資料の館内利用とは。 事務局:博物館資料の申請書を提出しての資料利用であり、メモや写真をとる などのことが行われている。申請者はデータベースで検索して申請し、 実物を見ていただいている。 菊地委員:どこで見ているのか。 事務局:大きさにもよるが、講堂や会議室あるいは相談コーナーなどで見てい ただいている。 菊地委員:職員の準備が大変なのではないか。 事務局:申請資料が大量にあると1回で対処し切れないので、何回かに分けた りして時間をいただくことがある。 菊地委員:11月の利用者が増加したのはどういう理由か。 事務局:各学校にパネルなどを持参して出張展示を行った結果である。土器や 石器、化石などをケースに入れて展示した。 菊地委員:外部のお客さんではなく生徒であるということか。 事務局:そうである。本館は小学生が利用の中心であり、高校生は少ない。高 校卒業後は県外へ出て行く人がいるので、山形の宝を知ってもらいたい と思って実施している。 中村委員:ナナビーンズには高校生が来ている。「学びの場」を博物館でも設け られないか。20歳以上の県民に対する県政アンケートで、ここ 1 年間 で美術館・博物館に行った回数が0回の県民が48パーセントいる。こ のことは大人になってから来ないということで、高校生向けの空間を作 って対応できないだろうか。 事務局:参考とさせていただきたい。県政アンケートの数字をどう読むかはこ ちらでも考えなくてはならないと思っている。 謝委員:48パーセントしか来ないということは、大人向けのアピールを考え なくてはならないということ。数字にだけ目が向くのはしょうがないが、 展示の中身を充実させていただきたい。研究も少ないのではないか。大 人向けのアピールを考え、外部、特に県外から来る人に山形のものを見 せることを大事にしてもらいたい。 事務局:教育普及活動を土日中心に行っているが、県政アンケートを参考とし

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3 ながらこれから考えてみたい。 酒井委員:新聞記事にもあったが、県政アンケートの数字はショックだった。 刀の世界では、本物・実物のいいものを見ろと教わる。見る目を養うこ とが肝心だ。いまは刀剣女子が流行っていて、東京国立博物館では展示 されている三日月宗近は、若い女性が押し寄せて見れないことも起こっ た。米沢上杉博物館や致道博物館でも刀剣の展示を行った。ゲームから 入るか何から入るかということはあるが、20~30代の女性がこうい うゲームから刀剣の世界に入るのはいいことだと思う。岡山県まで刀を 見に行く当館女性職員もいるくらいだ。 佐々木委員:多種多様な取り組みご苦労様です。でもやり過ぎとも思う。うま く外部とも連携をして、マンパワーを拡充してゆく方向性が必要ではな いか。若い世代は私たちと情報環境がまるっきり違っている。今までの 博物館だと行き詰るので、外部の力も借りながら博物館活動を充実させ ることも考えて欲しい。 事務局:来年度の運営方針でも話したいが、とにかく業務を減らす。予算のつ かないものはしないと考えたいと思っている。職員はかなり無理をして いる。与えられた予算の中でできる本質的な仕事をやってもらいたい。 本館の収蔵資料には山形の宝がたくさんあるので、これをどう活かすか がまず学芸員の仕事である。来年度は入館者も減少するかもしれないが、 予算を確保していただいたところから本質的な仕事に取り組んでいきた い。また、ここの人員構成は学校の教員が含まれており専門の学芸員と は違っている。しかし、こうした違いはあろうとも学芸員の仕事とは何 かということを一緒になって考えていかなくてはならないと思っている。 確かに入館料を取る機会を増やしたらいいのではないかというご意見も 伺ったが、博物館で重要な本物をどう見ていただくか見せるかというこ とを考え、予算を考え、来年度は今まで積み上げられてきた問題点の軌 道修正を図りながら進めたいと思っている。 事務局:博物館は観光誘客の施設であると考えている。本来の役割とは違って いるかもしれないが、資料を還元するということは同じと思う。また学 芸員の充実は必要なことであると思う。 八木委員長:東北の博物館の中でも山形県立博物館は学芸員の配置は劣ってい る。高等学校教員の人事配置では在任中に展示品すべてを把握すること はなかなかできないと思う。新博物館構想のなかでも、山形県立博物館 を活性化するために、博物館運営について十分に考えていただきたい。 企画にももっと予算を付けていただきたいと思っている。また、予算は 委員にも知らせていただくことはできないだろうか。さらに、学芸員の

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4 専門性を研究報告などでわかるようにもしていただきたい。そして展示 ごとに図録をきちんと作れるような体制をも考えていただきたいと思っ ている。 (2)平成27年度博物館評価について(事務局より説明) 〈質疑応答〉 八木委員長:博物館評価についてご意見をいただきたい。 堀川委員:アンケートをとると、書き込み式のところに重要なヒントがあり、 次に向けて有効な展望を持つことができる。「80点から100点になる ために何が必要か・・、誰を連れてきたいか・・など、博物館に足りな いところを補うようなところを教えてください。」という活かし方をして いただきたい。 八木委員長:自信を持ってということだと思う。 堀川委員:足りないものは何かというソフト面のアドバイスをもらえると変わ るのではないか。 事務局:数字だけではなく自由記述もあるので参考としたい。 三谷委員:100パーセントを超える数字が出るのはすごいと思う。平成28 年度はもっと目標を上げるのだろうか。人数が足りない状況では上を目 指すのは難しいのではないだろうか。削るべきところは削る勇気も必要 と思う。平成28年度はここに力を入れるというメリハリも必要ではな いか。出前などはやっていただきたいが、毎年伸びてゆかなくてもいい のではないだろうか。 八木委員長:100パーセントを超えるということがどういうことを表すのか 不明である。他県の数字と比較するのがわかりやすいと思う。その上で 本館の特色を明らかにすることが重要ではないか。資料の利用が少なけ ればその増加を図るために考えるとかが出てくる。 (3)平成28年度運営方針・事業計画について(事務局より説明) 〈質疑応答〉 後藤委員:県内・市内の小中校生がお世話になっている。自由研究の相談が有 り難い。展示についてストーリー性の発掘をもっとやってもいいのでは ないかと思っている。刀剣女子を見ているとストーリー性にすごく興味 がありそうだ。沖田総司の刀となれば女子を引き付ける力はすごい。月 山刀の綾杉肌なども見たがるだろう。縄文の女神ももっとストーリーが あるといいのではないか。また、入館料300円でなく無料にはできな いか。山形市郷土館は無料にしたら人数が増えた。

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5 菊地委員:企画展のタイトルが心配である。「京(みやこ)と山形の交流」と言 うタイトルに、九州地方と中国地方の焼き物がどのようにかかわるのか もっと分かり易いほうがいいのではないか。日本海の交易は上方ばかり でなく沿岸部との交易も大事だと思う。 事務局:ありがとうございます。検討いたします。 堀川委員:ホームページの閲覧はいいが、SNSの影響も見逃せない。携帯で 情報を得る時代なので、広報を行っている民間との協力も探ると、人が どっと来るのではないだろうか。特別展の「山形の災害」展はこれから 先の山形の災害について考え、敏感になっている人も居るので、こうい う人たちも活かしていただけるといいのではないか。博物館の無料化の 話がでているが、これは逆だと思っている。イオン天童でやっている企 画には1,500円入場料でも人が入っている。映像の遊びなので子供 も楽しいし、また次回も行こうとつながっていく。入館料が300円だ と見なくてもいいという逆の価値基準も働くのではなかろうか。県の施 設だから安いまたは無料と言う考え方は違うのではないかと思う。 堀川委員:常設展と企画展を分けた方がいいのではないだろうか。 事務局:入館料が300円というのはルールがあっていろいろなものと総合し ての数字である。行政の制約上300円という数字が出てきているとこ ろがある。 堀川委員:前売り券などがあると値段を意識するのではなかろうか。 八木委員長:仙台市博物館のように外部企画を呼ぶことはできないのだろうか。 恐竜展とかマヤ展とか展示を借りてくることもできないのだろうか。 事務局:プライム企画展では満額に近い予算がついたが、民間の展示を借りて きても、条例上300円となっている。外部資金を入れるなどして大き な展示をすることは、将来検討が必要だと思う。 八木委員長:そういう議論はあるのか。 事務局:毎年予算の話は進めるわけだが、外部資金導入ということは今までや っていない。 三谷委員:1年間に一つでも派手なものがあると、子供が喜ぶと思う。1年間 博物館の展示を気に掛けることにもなる。今は気に掛けている人はいな いのではないか。ポスターも含めて今何をやっているかに興味を持って もらい、今度は行こういう気持ちを起こさせるきっかけを作っていくこ とが大事だと思う。ナイトミュージアムなどはそのきっかけになったと 思う。 酒井委員:博物館評価の目標値はもう立ててあるのか。 事務局:まだ目標値までは行っていない。

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6 中村委員:東北芸術工科大学の学生さんは若い感性を持っている。うまく企画 にはまると相乗効果が期待できるのではないだろうか。ナスカも山形大 学でやっているが、これはすごいことで博物館でもやれば、次々と情報 のつながりができてくるのではなかろうか。こういう楽しい企画を期待 したい。 八木委員長:他の博物館との連携ということはどうなってますか。 事務局:東北地方の博物館職員が集まっての研修会などがある。今年のプライ ム企画展ではこの人脈を使いながら借用にも伺ったところである。さら なる連携を進めたい。 (4)その他 事務局:移転整備構想について文化財・生涯学習課が説明したい。将来的な新 館構想については現在のところ県政課題にはなっていないが、有識者の 協力を得て平成28年度県立博物館移転整備に関わる構想検討を進めた い。10年先を見ながらの仕事にはなるが準備を進めたい。 八木委員長:いかがか。 佐々木委員:建物の準備とソフトの準備があるが、ソフト面は仕事ともリンク するので、今から始めておくのがベスト、情報系やアート系の力も借り て将来検討を行ってほしい。 菊地委員:ストーリー性が重要なので将来的な絵が描ける人がメンバーとして は重要である。こういう人材を配置していただきたい。 酒井委員:山形県の全体を見ることができる博物館を作って欲しい。いま墨田 区では博物館を積極的に誘致している。「たばこと塩の博物館」も誘致し た。ぜひ立派な博物館を作ってほしい。 八木委員長:いつ話が来てもいいようにストーリーを作っておくということだ が、いくつか具体的なプランも必要ではないか。 堀川委員:委員にはぜひ女性を入れて欲しい。 八木委員長:委員には博物館関係の人が非常に少ない。展示がわかる人がいる のだろうか。展示のストーリーが描ける人はいるのだろうか。こういう 人が必要と思う。友の会などの人を使う手もある。例えば友の会の人は 収蔵庫に入れるのだろうか。 事務局:一人では不可、職員と一緒ということであれば可能である。 八木委員長:モノを実際に見ないとわからないので、博物館では何を持ってい るのか、何を活かせるのかをぜひ考え直してみて欲しい。そこから新し いストーリーを描いていくことがこれからのジャンプには必要となるだ ろう。

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7 佐々木委員:資料にある意見聴取だが、教育関係者は非常に真面目ではあるが、 博物館の展示というのは全く違う。学芸員が研究をしてそれを伝えるが、 研究をわかるようにすることはほとんど無理なのではないか。日本には 教えるコンテンツを考えるNPOがある。ここでは非常に面白いやり方 で取組み、かつ本質を見失わないようにしている。業者もいいがこうし たNPOなどをうまく取り入れることこそ必要なのではないだろうか。 友の会の人にやってもらっても無理があるので、プロのNPO入ってい ただくことを考えて欲しい。これがからんで議論ができれば、博物館職 員の役割もはっきりしてくると思う。モチはモチ屋で他の組織を活かす ことも考えて欲しい。また、ここは仙台から1時間という距離なので、 何か考えないとみんな仙台に行ってしまうのではないか。競争相手は仙 台だという意識も大事。 謝委員:東北芸術工科大学も博物館と協力してやりたいのでぜひお願いしたい。 八木委員長:県立博物館に将来構想を考えてくれる人を迎え入れることがそろ そろあってもいいのではないか。立ち上げの人の力はすごく強いので考 えていただきたい。意見も出尽くしたのでこれで司会を終わります。 6 その他 7 閉会

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