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適正使用ガイド

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(1)

2017年 4月作成

適正使用ガイド

本ガイドでは、ジェブタナを適正に使用していただくため、発現する可能性のある副作用とその

対策について解説しています。

監修: 赤倉 功一郎

先生 

JCHO東京新宿メディカルセンター 泌尿器科

大家 基嗣

先生 

慶應義塾大学医学部 泌尿器科学

高橋 俊二

先生 

公益財団法人がん研究会有明病院 総合腫瘍科

【警告】

好中球減少症、発熱性好中球減少症、貧血等の重篤な骨髄抑制があらわれ、その結果重症感染症等に

より死亡に至る例が報告されている。本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療

法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与す

ること。また、下記の患者には投与しない等、適応患者の選択を慎重に行うこと。

 ・重篤な骨髄抑制のある患者

 ・感染症を合併している患者

 ・発熱を有し、感染症の疑われる患者

 ・肝機能障害を有する患者

治療の開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。

【禁忌(次の患者には投与しないこと)】

1. 重篤な骨髄抑制のある患者[重症感染症等を併発し、致命的となることがある。]

2. 感染症を合併している患者[感染症が増悪し、致命的となることがある。]

3. 発熱を有し、感染症の疑われる患者[感染症が増悪し、致命的となることがある。]

4. 肝機能障害を有する患者[本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。肝機能障害を有する患者に

本剤を投与した場合、好中球減少症、敗血症等による死亡例を含む重篤な副作用の発現や副作用の

増悪が認められている。

【臨床成績】の項参照]

5. 本剤又はポリソルベート80含有製剤に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者[本剤はポリソルベート

80を含有する。]

点滴静注

60mg

カバジタキセル アセトン付加物製剤

毒薬 処方箋医薬品(注意 ̶ 医師等の処方箋により使用すること)

抗悪性腫瘍剤

薬価基準収載

(五十音順)

(2)
(3)

はじめに(適正使用のお願い)

・・・・・・・・・・・・・・・・

3

適正使用に関する事項

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3

「効能又は効果」及び「用法及び用量」について

・・・・・・・・・・

3

ジェブタナの使用にあたって

・・・・・・・・・・・・・・・・・

4

適切な医療施設(緊急時対応が可能な施設)

・ ・・・・・・・・・・

4

入院管理について

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4

骨髄機能の予備能が低下している患者への

ジェブタナの投与について

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4

ジェブタナ治療中の血液検査について

・ ・・・・・・・・・・・・・・・

4

患者選択における注意点

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5

投与スケジュール

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6

投与にあたって

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7

投与方法

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7

▶用法及び用量

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7

調製方法

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7

患者への説明

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10

投与期間中の留意点

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11

過敏反応

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11

検査スケジュール

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11

投与延期・減量の目安

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12

▶投与延期・減量の目安

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12

特に注意を要する副作用

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

13

重大な副作用

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

13

▶骨髄抑制・感染症

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

13

・発現状況

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

13

・発現時期

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

14

・発熱性好中球減少症の予防

・・・・・・・・・・・・・・・・

16

・発熱性好中球減少症の治療

・・・・・・・・・・・・・・・・

17

・G-CSF適正使用ガイドライン

・ ・・・・・・・・・・・・・・

19

・投与延期・減量の目安

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

21

・症例概要

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

22

▶重篤な下痢

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

24

▶腎不全

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

24

▶消化管出血、消化管穿孔、イレウス、

重篤な腸炎

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

25

▶末梢神経障害

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

26

▶不整脈

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

27

▶肝不全、肝機能障害

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

27

▶間質性肺疾患

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

28

▶重大な副作用(その他)

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

29

▶重大な副作用(類薬)

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

29

その他留意すべき事項

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30

その他留意すべき事項

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30

▶相互作用

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30

▶中枢神経系障害

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30

付録

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

31

1.国内臨床試験成績

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

31

2.海外臨床試験成績

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

34

3.海外第Ⅲ相試験(EFC6193)及び

国内第Ⅰ相試験(TED11576)における

患者背景、前治療の実施状況

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

37

4.海外第Ⅲ相試験(EFC6193)及び

国内第Ⅰ相試験(TED11576)の原疾患の

病勢進行以外の死亡症例における背景因子

・ ・・・・・・・

39

5.高齢の患者で多く認められた副作用

・ ・・・・・・・・・・・・・・

40

6.ジェブタナの販売開始後に報告された、

ジェブタナとの因果関係が否定できない

発熱性好中球減少症による死亡例5例

・ ・・・・・・・・・・・・

41

Q&A

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

46

目・次

(4)

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

適正使用に

関する事項

はじめに(適正使用のお願い)

ジェブタナ点滴静注60mg(一般名:カバジタキセル アセトン付加物)は、ヨーロッパイチイ

の針状葉から抽出した10-デアセチルバッカチンⅢから半合成されたタキサン系抗悪性腫瘍剤

です。

本適正使用ガイドでは、ジェブタナを適正に使用していただくために、対象患者の選択、

投与方法、治療中の留意点、特に注意を要する副作用等について解説しています。

ジェブタナの使用にあたっては、本適正使用ガイド、最新の製品情報概要及び添付文書を

熟読の上、適正使用をお願いいたします。

「効能又は効果」及び「用法及び用量」について

効能又は効果:前立腺癌

◆ 効能又は効果に関連する使用上の注意

(1)・本剤は外科的又は内科的去勢術を行い、進行又は再発が確認された患者を対象とすること。

(2)・本剤の化学療法未治療の前立腺癌における有効性及び安全性は確立していない。

(3)・

【臨床成績】の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと。

【製品添付文書:効能又は効果】

用法及び用量:プレドニゾロンとの併用において、通常、成人に1日1回、カバジタキセルとして25mg/m

(体表

2

面積)を1時間かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量すること。

【製品添付文書:用法及び用量】

適正使用に関する事項

(5)

Q

&

A

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

適正使用に

関する事項

患者選択に

おける注意点

の使用にあたって

ジェブタナの

使用にあたって

適切な医療施設(緊急時対応が可能な施設)

ジェブタナによる治療を行う際は、以下の点を十分に考慮の上、副作用管理をお願いいたします。

・骨髄抑制や

発熱性好中球減少症の管理に精通した医師及び医療施設の下で

ジェブタナを投与してください。

通院治療中あるいは休日等においても緊急時に十分対応できる施設

でのみジェブタナの投与を行ってください。

・好中球のnadirの時期を想定し、緊急対応のできる体制をとってください。

入院管理について

ジェブタナの使用において、G-CSF製剤の予防投与や頻回の血液検査の実施、発熱性好中球減少症発現後の

管理が必要なため、入院又は入院に準ずる環境下で投与してください。

国内第Ⅰ相試験においてGrade3以上の好中球減少症が全例で認められていることから、

特に初回は入院での

投与

を考慮してください。



通院治療される場合、患者用冊子を患者に必ずお渡しいただき、骨髄抑制による感染症の注意についてご指導

願います。特に、発熱が認められた際には、すぐに医師に連絡し来院するよう

患者への説明をお願いいたします。

また、患者が異常を訴えて来院された際、発熱性好中球減少症であった場合は適切な処置をお願いいたします。

通院治療される場合、下記の症状がみられた際には、すぐに来院するよう患者への説明をお願いいたします。

風邪のような症状(38℃以上の熱がある、寒気がする、のどが痛むなど)

空咳が出る、息切れがする、息苦しいなどの症状

ジェブタナ投与後に、発熱性好中球減少症に関する死亡例が報告されています。死亡例の中には、外来での

治療が行われましたが、発熱性好中球減少症が発現し救急搬送後、急速な死亡転帰を辿った症例がありま

した。

骨髄機能の予備能が低下している患者へのジェブタナの投与について

以下のような患者は骨髄機能の予備能が低下している可能性がありますので、

ジェブタナの投与量を減量する

などの適切な用量調節

を考慮してください。

・前治療において

ドセタキセルの総投与量が多い

患者

・65歳以上の

高齢者

広範囲放射線照射等の強い前治療歴を有する

患者

腫瘍の骨髄浸潤を有する

患者 など

ジェブタナ投与後に、発熱性好中球減少症に関する死亡例が報告されています。死亡例の中には、ドセタキ

セルによる前治療が20コース以上投与されていた症例や多発骨転移のある患者に投与された症例があり

ました。

ジェブタナ治療中の血液検査について

ジェブタナによる治療中(特に初回投与後)は

頻回に

血液検査(白血球分画を含む)を実施してください。

ジェブタナ投与後に、発熱性好中球減少症に関する死亡例が報告されています。死亡例では、ジェブタナ投

与から発熱性好中球減少症発現までの期間は6~8日、発現から死亡までの期間は0~4日でした。

(6)

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

適正使用に

関する事項

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択における注意点

患者選択に

おける注意点

ジェブタナの使用に際しては、一般にがん化学療法の適応となる患者であることを確認した上で、

治療上の必要

性を十分に検討してください。さらに、ジェブタナによる治療の適応患者であるか、下記の点を必ず確認

し、該当

しない場合には、他の治療法をご検討ください。

チェック項目

適応

投与禁忌

重篤な骨髄抑制のある患者

□いいえ

□はい

ジェブタナの投与は

禁忌

ですので、他の治療法をご検討く

ださい。

感染症を合併している患者

□いいえ

□はい

発熱を有し、感染症の疑われる患者

□いいえ

□はい

肝機能障害を有する患者

□いいえ

□はい

ジェブタナ又はポリソルベート80含有製剤に

対し重篤な過敏症の既往歴のある患者

□いいえ

□はい

チェック項目

適応

慎重投与(患者の状態を十分観察した上で投与の可否をご判断ください)

骨髄抑制のある患者

□いいえ

□はい

重症感染症等を併発するおそれあり

間質性肺疾患又はその既往歴のある患者

□いいえ

□はい

しては治療のベネフィットとリスクを十分勘案した上で判断

間質性肺疾患の症状増悪のおそれあり(これらの患者に対

してください)

浮腫のある患者

□いいえ

□はい

浮腫を増悪させるおそれあり

アルコールに過敏な患者

□いいえ

□はい

中枢神経系への影響が強くあらわれるおそれあり

高齢者

□いいえ

□はい

一般に生理機能が低下していることが多い

ジェブタナ投与後に、発熱性好中球減少症に関する死亡例が報告されています。死亡例の中には、発熱を有

し感染症が疑われる患者に投与された症例、間質性肺疾患の既往のある患者に投与され間質性肺疾患が発

現した症例がありました。

◆ 効能又は効果に関連する使用上の注意

(1)・本剤は外科的又は内科的去勢術を行い、進行又は再発が確認された患者を対象とすること。

(2)・本剤の化学療法未治療の前立腺癌における有効性及び安全性は確立していない。

(3)・

【臨床成績】の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと。

【製品添付文書:効能又は効果】

《参考》

国内第Ⅰ相試験(TED11576)における主な除外基準(一部抜粋)

20歳未満、75歳以上の患者

ECOG・PS≧2の患者

活動性重複癌を有する患者。登録前5年以内の他の悪性腫瘍の既往歴を有する患者を含む(登録28日前までに治療が終了した

表在性の皮膚基底細胞癌は除く)

臓器機能が不十分な患者

初回投与時の好中球数2,000/mm

3

未満

血小板数<100×10

9

/L

ヘモグロビン<9.0g/dL

クレアチニン>1.5mg/dL

総ビリルビン>1.5×ULN

ALT/AST>1.5×ULN

過去にタキサン系製剤を含む化学療法を受け、毒性が残っている患者(脱毛及びGrade1の末梢性ニューロパチーを除く)

脳転移、軟膜・髄膜病変の既往歴を有する患者

総骨髄>25%に対して放射線療法を実施した患者

Grade2(NCI-CTCAE・ver.・4.0)以上の末梢性ニューロパチーを起こしている患者

その他の重篤な疾患

うっ血性心不全、狭心症(コントロールされていても除外とする)を有する患者。登録1年前以内の

心筋梗塞を有する患者

コントロールされていない高血圧及び不整脈を有する患者

認知症又は発作を含む重大な神経又は精神障害を有する患者

活動性感染症を有する患者

(7)

Q

&

A

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

適正使用に

関する事項

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

投与スケジュール

投与

スケジュール

ジェブタナの使用に際しては、治療上の必要性を十分に検討の上、投与の可否を判断してください。

ジェブタナの適応患者に該当しない場合には、他の治療法をご検討ください。

対象患者の選択

投与前 日 ま で 投与中 ジェブタナ 投与 2回目以降 の投与

P5 患者選択における注意点

投与の準備

1日目

朝 プレドニゾロン 5mg (経口) 2日目以降も連日経口投与 ジェブタナ25mg/m2 1時間かけて点滴静注 昼 プレドニゾロン 5mg (経口) 2日目以降も連日経口投与

P7-9 投与にあたって(投与方法、調製方法)

過敏反応

P11 投与期間中の留意点(過敏反応)

副作用とその対策

P13-29 特に注意を要する副作用

投与延期・減量の目安

P12 投与延期・減量の目安

投与後 重大な副作用 ・骨髄抑制・感染症(P13-23) ・末梢神経障害(P26) ・重篤な下痢(P24) ・不整脈(P27) ・腎不全(P24) ・肝不全、肝機能障害(P27) ・消化管出血、消化管穿孔、 ・間質性肺疾患(P28) イレウス、重篤な腸炎(P25) ・心不全 ・アナフィラキシーショック ・播種性血管内凝固症候群 ・急性膵炎 ・皮膚粘膜眼症候群 ・心タンポナーデ、浮腫、体液貯留 ・心筋梗塞、静脈血栓塞栓症 ●次コース投与前にも必ず投与前検査を実施して、患者の臨床症状などを考慮し、投与の可否を確認してください。 投与スケジュール(例) 前投薬 ジェブタナ 25mg/m(点滴静注)2 プレドニゾロン 5mg×2回/日(経口) 連日経口投与 1コースを3週(21日)毎に繰り返す 1日目 8日目 15日目 22日目 29日目 ●次コース投与前にも必ず投与前検査を実施して、患者の臨床症状などを考慮し、投与の可否を確認してください。

患者への説明

P10 患者への説明

前投薬(ジェブタナ投与30分前まで)

ジェブタナによる過敏反応の発現及び症状を軽減させるために、以下薬剤の静脈内投与を 完了させてください。 ● 抗ヒスタミン剤 (クロルフェニラミンマレイン酸塩5mg、ジフェンヒドラミン25mg又は他の 抗ヒスタミン剤) ● 副腎皮質ホルモン剤 (デキサメタゾンリン酸エステル8mg又は同等の副腎皮質ホルモン剤) ● H2受容体拮抗剤 (シメチジンを除く、ラニチジン塩酸塩又は他のH2受容体拮抗剤)

(8)

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

適正使用に

関する事項

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

投与にあたって

投与にあたって

●

体表面積 - 投与量 換算表

体表

面積

25mg/m

(投与量)

2

体表

面積

20mg/m

(投与量)

2

カバジタキセル

として

プレミックス液

抜き取り量

カバジタキセル

として

プレミックス液

抜き取り量

1.20m

2

30mg

3mL

1.20m

2

24mg

2.4mL

1.30m

2

32.5mg

3.25mL

1.30m

2

26mg

2.6mL

1.40m

2

35mg

3.5mL

1.40m

2

28mg

2.8mL

1.50m

2

37.5mg

3.75mL

1.50m

2

30mg

3mL

1.60m

2

40mg

4mL

1.60m

2

32mg

3.2mL

1.70m

2

42.5mg

4.25mL

1.70m

2

34mg

3.4mL

1.80m

2

45mg

4.5mL

1.80m

2

36mg

3.6mL

1.90m

2

47.5mg

4.75mL

1.90m

2

38mg

3.8mL

2.00m

2

50mg

5mL

2.00m

2

40mg

4mL

2.10m

2

52.5mg

5.25mL

2.10m

2

42mg

4.2mL

2.20m

2

55mg

5.5mL

2.20m

2

44mg

4.4mL

プレミックス液(本剤全量に対し添付溶解液全量を使用して溶解)のカバジタキセル濃度は10mg/mLです。

調製方法

(1) 調製時

1)調製時には手袋を着用することが望ましい。本剤が皮膚に付着した場合には、直ちに石鹸及び多量の流水

で洗い流すこと。また、粘膜に付着した場合には、直ちに多量の流水で洗い流すこと。

2)本剤は投与前に2段階の希釈を行う必要がある。必ず次ページの「調製方法」に従い調製を行うこと。

ジェブタナ点滴静注60mg及び添付溶解液バイアルは調製時の損失を考慮に入れ過量充填されている。

本剤全量に対し添付溶解液全量を使用して溶解することで、カバジタキセル濃度10mg/mLのプレミックス液

(希釈の1段階目)を調製することができる。

3)輸液と混和した後は速やかに使用すること。やむをえず保存する場合は、室温で8時間、冷蔵保存で48時間

(いずれも点滴に要する1時間を含む)以内に使用すること。

4)他剤との混注を行わないこと。

投与方法

用法及び用量

プレドニゾロンとの併用において、通常、成人に1日1回、カバジタキセルとして25mg/m

(体表面積)を

2

1時間かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量すること。

(9)

Q

&

A

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

投与にあたって

●

ジェブタナ点滴静注60mg 調製方法

調製時の注意事項

本剤は投与前に必ず2段階の希釈を行う必要がある。以下に示す調製の全過程を予め確認した上で、

調製操作を始めること。

注意:ジェブタナ点滴静注60mg/1.5mLバイアル(充填量:1.83mL中にカバジタキセル73.2mgを含む)

及び添付溶解液バイアル(充填量:5.67mL)は、いずれも調製時の損失を補うため、過量充填されて

いる。

本剤

全量

に対し添付溶解液

全量

を使用して溶解したときカバジタキセル濃度10mg/mLのプレミックス液が

調製される。

以下の2段階の調製は、無菌的に行うこと。

ステップ 1:

プレミックス液(ジェブタナ点滴静注60mgと添付溶解液の混合液)の調製

1-1

 バイアルの内容確認

ジェブタナ点滴静注60mgバイアル及び添付溶解液が澄明であること

を目視にて確認する。

1-2

 添付溶解液の抜き取り

注射針を装着したシリンジを用いて、斜めにした添付溶解液バイアルから、

無菌的に

全量

を抜き取る。

1-3

 添付溶解液の注入

抜き取った

全量

をジェブタナ点滴静注60mg バイアルに注入する。

この際、泡立ちの発生を最小限にするため、注射針をバイアル内壁に

付け、ゆっくりと注入する。

溶解後の液はカバジタキセル濃度10mg/mLとなる。

1-4

 混和

シリンジと注射針を取り去り、澄明で均一になるまで、穏やかに転倒混和

する(約45秒間)。

1-5

 プレミックス液の完成

バイアルを約5分間放置し、溶液が澄明で均一になったことを確認する。

(通常、5分間の放置後も泡は残っている。)

調製後のプレミックス液はカバジタキセル濃度10mg/mL(表示量である

6mL採取可能な量)となる。

「ステップ2」の手順に従い、速やかに(1時間以内に)次の希釈を行う

こと。

ジェブタナ用

溶解液

ジェブタナ

製剤

プレミックス液

(10mg/mL)

(10)

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

適正使用に

関する事項

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

投与にあたって

投与にあたって

ステップ 2:

点滴用溶液の調製

2-1

 必要量の抜き取り

注射針を装着した目盛付きシリンジで、プレミックス液(カバジタ

キセル濃度10mg/mL)の必要量を無菌的に抜き取る。

例として、カバジタキセル45mgの投与には、プレミックス液

4.5mLが必要となる。

投与量により複数バイアル分のプレミックス液が必要となる場合

もある。

ステップ1で調製したプレミックス液はバイアル壁に泡が残って

いることがあるので、抜き取る際は注射針で中央から抜くのが

望ましい。

2-2

 点滴用容器への注入

抜き取ったプレミックス液を、ポリ塩化ビニルを含まない容器に

入った輸液(生理食塩液又は5%ブドウ糖液)に混和する。

点滴用溶液の最終濃度は0.10~0.26mg/mLとなるよう調製

すること。

<参考>調製例

カバジタキセル投与量

輸液バッグの容量

<25mg

100mL

25~65mg

250mL

>65mg

500mL

2-3

 混和

シリンジを外し、輸液バッグ又はボトルを転倒混和する。

2-4

 点滴用溶液の確認

他の注射剤と同様、使用前に点滴用溶液を目視で確認し、沈殿物

が認められた場合は使用しないこと。

(11)

Q

&

A

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

投与にあたって

患者への説明

患者用冊子「カバジタキセルによる治療を受けられる方へ」

患者説明用資材もご活用ください。

弊社ホームページ(サノフィ製品情報サイトe-MR)に掲載しております。

http://e-mr.sanofi.co.jp/products/jevtana/index.html

http://www.info.pmda.go.jp/ksearch/html/menu_tenpu_base.html

医薬品医療機器総合機構のホームページに「患者向医薬品ガイド」が掲載されていますのでご活用ください。

‐1‐ 患者向医薬品ガイド  年  月作成  ジェブタナ点滴静注 PJ 【この薬は?】 販売名 ジェブタナ点滴静注60mg Jevtana 60mg I.V. Infusion 一般名 カバジタキセル アセトン付加物 Cabazitaxel Acetonate 含有量 (1バイアル中) ガバジタキセルアセトン付加物として 64.14mg (カバジタキセルとして60mg)  患者向医薬品ガイドについて  患者向医薬品ガイドは、患者の皆様や家族の方などに、医療用医薬品の正しい理解と、 重大な副作用の早期発見などに役立てていただくために作成したものです。 したがって、この医薬品を使用するときに特に知っていただきたいことを、医療関係 者向けに作成されている添付文書を基に、わかりやすく記載しています。 医薬品の使用による重大な副作用と考えられる場合には、ただちに医師または薬剤師 に相談してください。 ご不明な点などありましたら、末尾に記載の「お問い合わせ先」にお尋ねください。 さらに詳しい情報として、「医薬品医療機器情報提供ホームページ」 KWWSZZZLQIRSPGDJRMSに添付文書情報が掲載されています。   【この薬の効果は?】 ・この薬は、タキサン系抗悪性腫瘍剤と呼ばれるグループに属する薬です。 ・この薬は、がん細胞の細胞分裂を阻害し、がん細胞の増殖を抑えます。 ・次の病気の人に処方されます。   前立腺癌 ・この薬は、プレドニゾロンと併用されます。

ジェブタナを投与する患者又はその家族の方に対しては、ジェブタナ投与開始前にジェブタナの

効果、ジェブタナによる治療でよくみられる副作用とその予防・対策について十分に説明してく

ださい。

患者への説明に際しては、以下の患者用冊子等をご活用ください。

緊急時連絡カード

「発熱」 「かぜのような症状」 「寒気」  「からだがだるい」 「息切れ」 「息苦しい」  「から咳」 「呼吸がしにくい」 「下痢」 「嘔吐」 次のような症状があらわれた場合には、すぐに医療機関 に連絡してください。 PV.CAB.SIF.15.035 ジェブタナ®投与後に、骨髄抑制(好中球減少など)や感染症 (発熱性好中球減少症)、間質性肺疾患を発現する可能性があ ります。 緊急時連絡カード 【緊急時連絡先】 他の医療機関を受診する場合には、必ずジェブタナ®を使用し ていることを医師または薬剤師に伝えてください。 医療機関名 電 話 番 号 診 療 科 主 治 医 名 診察券番号 氏 名 電 話 番 号 : : : : : : :

(12)

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

適正使用に

関する事項

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

投与期間中の留意点

投与期間中の

留意点

ジェブタナ投与時にあらわれることがある過敏反応を軽減させるために、ジェブタナ投与の30分前までに、

抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモン剤、H

2

受容体拮抗剤等の前投与を行ってください。

●海外第Ⅲ相試験(EFC6193)及び国内第Ⅰ相試験(TED11576)は、過敏症の発現を考慮し、抗ヒスタミン剤、

副腎皮質ステロイド剤及びH

2

受容体拮抗剤の前投薬が規定されていました。

《参考》

国内第Ⅰ相試験(TED11576)における前投薬の規定

前投与として以下をジェブタナ投与30分前までに静脈内投与で実施する。

●

抗ヒスタミン剤(クロルフェニラミンマレイン酸塩5mg、ジフェンヒドラミン25mg又は他の抗ヒスタミン剤)

●

ステロイド(デキサメタゾン8mg又は同等のステロイド)

●

H

2

受容体拮抗剤(シメチジンを除く、ラニチジン塩酸塩や他のH

2

受容体拮抗剤)

●海外第Ⅲ相試験(EFC6193)では、有害事象として、ジェブタナ投与群で過敏症1.3%(5/371例)、薬物過敏症

0.3%(1/371例)及びアナフィラキシーショック0.3%(1/371例)等の過敏症が比較対照群と同等あるいは

高い割合で認められました。なお、死亡例は報告されませんでした。国内第Ⅰ相試験(TED11576)では、過敏症

は認められませんでした。

検査スケジュール

ジェブタナの使用により重篤な骨髄抑制が高頻度にあらわれる

ので、ジェブタナによる治療中は頻回に臨床

検査(血液検査等)を行い、必要に応じて適切な処置を行ってください。

《参考》

国内第Ⅰ相試験(TED11576)における検査項目・スケジュール

検査項目

内容

検査スケジュール

備考

サイクル1

サイクル2~4

サイクル5以降

Day1

投与前

8±2

Day

15±2

Day

Day1

投与前

8±2

Day

15±2

Day

投与前

Day1

8~21

Day

身体所見

タルサイン

ECOG・PS、体重、バイ

(体温、血圧、心拍数)

血液検査

CBC:ヘモグロビン、血

小板、白血球及び分画

CBCは好中球減少

Grade4の場合、

Grade3以下にな

るまで隔日測定

血液生化学

検査

ALP、AST、ALT、総ビ

リルビン、GGT、LDH、

Cr、BUN、Na

+

、K

+

Cl

、Ca

2+

、TP、Alb、

空腹時血糖

肝転移の場合、進

行が急速にみられ

る。その場合、被験

者の治験薬投与の

妥当性を確認する

ため投与前に肝機

能 検 査 を 実 施 す

る。Grade2を超え

た場合は、Grade1

過敏反応

(13)

Q

&

A

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

投与期間中の

留意点

投与延期・減量の目安

添付文書上の減量・休薬・中止基準

事象

どうなったら

いつまで休薬

(減量又は中止)

次コースの対応

好中球減少症

適切な治療にも関わらず

Grade3以 上が1週 間 以

上持続

好中球数が

1,500/mm

3

を超えるまで

20mg/m

2

に減量

発熱性好中球減少症

又は好中球減少性感染

発現したら

症状が回復又は改善し、

かつ好中球数が

1,500/mm

3

を超えるまで

20mg/m

2

に減量

下痢

Grade3以上の下痢、又は

水分・電解質補給等の適

切な治療にも関わらず持

続する下痢

症状が回復又は改善する

まで

20mg/m

2

に減量

末梢性ニューロパチー

Grade3以上

投与中止

Grade2

20mg/m

2

に減量

※減量後も副作用があらわれる場合には投与中止を考慮してください。

《参考》

上記に記載のない事象については、国内第Ⅰ相試験(TED11576)において以下の減量・休薬・中止基準を

用いました。

事象

どうなったら

いつまで休薬

(減量又は中止)

次コースの対応

血小板数減少

25,000/µL未満

75,000/µL以上を超えるまで

減量

肝毒性

ALT/ASTが施設基準値上限の1.5

倍を超えた場合又はビリルビンが施

設基準値上限の1.5倍を超えた場合

ALT/ASTが施設基準値上限の1.5

倍以下又はビリルビンが施設基準

値上限の1.5倍以下に回復するまで

減量

海外第Ⅲ相試験(EFC6193)では、好中球数1,500/mm

3

未満を除外基準に設定し試験を実施しました。

投与延期・減量の目安

(14)

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

適正使用に

関する事項

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

特に注意を要する副作用

特に注意を

要する副作用

重大な副作用

骨髄抑制・感染症

ジェブタナの使用により重篤な骨髄抑制が高頻度にあらわれるので、ジェブタナによる治療中は

頻回に

臨床検査(血液検査等)を行い、必要に応じて適切な処置を行ってください。

骨髄抑制に伴う感染症が報告されているので、異常が認められた場合には抗菌薬の投与やジェブタナの休

薬、投与中止等、適切な処置を行ってください。

がん薬物療法を行う場合、最も問題となるdose-limiting toxicityは骨髄抑制に伴う血球減少です。特に

好中球が減少すると感染症の発症率が高くなり、適切な抗菌薬治療を速やかに開始しないと重症化して感染

症死する危険があります。

発 現 状 況

●国内第Ⅰ相試験(TED11576)のすべての被験者44/44例に好中球減少症及び関連事象が認められました。

主な副作用は、好中球減少症100%(44/44例)及び発熱性好中球減少症54.5%(24/44例)でした。

●国内第Ⅰ相試験(TED11576)において主な感染症は、肺炎4.5%(2/44例)、敗血症性ショック2.3%(1/44

例)でした。そのうちGrade3以上はともに2.3%(1/44例)でした。なお、死亡例は報告されませんでした。

全Grade

Grade3以上

好中球減少症

100%(44/44例)

100%(44/44例)

発熱性好中球減少症

54.5%(24/44例)

54.5%(24/44例)

白血球減少症

4.5%(2/44例)

2.3%(1/44例)

貧血

29.5%(13/44例)

25.0%(11/44例)

肺炎

4.5%(2/44例)

2.3%(1/44例)

敗血症性ショック

2.3%(1/44例)

2.3%(1/44例)

●国内第Ⅰ相試験(TED11576)で認められた主な血液学的検査値異常

は以下のとおりでした。

*:本剤との因果関係の有無は問わない臨床検査値の異常。

 ・母数は本剤投与後の臨床検査データが得られた被験者数に基づく。

全Grade

Grade3以上

好中球減少

100%(44/44例)

100%(44/44例)

貧血

100%(44/44例)

47.7%(21/44例)

白血球減少

100%(44/44例)

95.5%(42/44例)

リンパ球減少

88.6%(39/44例)

52.3%(23/44例)

血小板減少

72.7%(32/44例)

6.8%(3/44例)

(15)

Q

&

A

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

特に注意を

要する副作用

ドセタキセル療法に伴う好中球減少症の発現別にみたジェブタナによる好中球減少症及び

発熱性好中球減少症の発現頻度

有害事象

(preferred term)

前治療でドセタキセル治療中の好中球減少症発現(≧Grade3)

あり(n=28)

なし(n=15)

不明(n=1)

好中球減少症、n(%)

全Grade

28(100)

15(100)

1(100)

 Grade1

0

0

0

 Grade2

0

0

0

 Grade3

0

0

1(100)

 Grade4

28(100)

15(100)

0

発熱性好中球減少症、n(%)

全Grade

16(57.1)

8(53.3)

0

 Grade1

0

0

0

 Grade2

0

0

0

 Grade3

16(57.1)

8(53.3)

0

 Grade4

0

0

0

(社内資料)

発 現 時 期

国内第Ⅰ相試験(TED11576)44例における好中球減少症の発現時期は以下のとおりでした。

中央値(範囲)

25mg/m

2

G-CSF投与あり(124サイクル)

G-CSF投与なし(19サイクル)

投与からNadirまでの期間(日)

9(6-16)

13(7-14)

Nadir時の好中球数(/mm

3

154(0-1,270)

785(10-1,490)

Nadirから1,500/mm

3

を超えるま

でに要した期間(日)

4.5

(1-22)

7

(4-21)

サイクル中に少なくとも3回の血液検査を行うことが規定されていた。・

(社内資料)

25mg/m

2

投与時、289/338サイクル(85.5%)でG-CSFを投与。

G-CSF投与は、医師の判断により行われた。

(16)

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

適正使用に

関する事項

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

特に注意を要する副作用

特に注意を

要する副作用

《参考》

海外第Ⅲ相試験(EFC6193)でジェブタナ投与群で認められた主な副作用は、好中球減少症21.8%

(81/371例)でした。

海外第Ⅲ相試験(EFC6193)において主な感染症はジェブタナ投与群で肺炎0.8%(3/371例)、好中球減

少性敗血症0.8%(3/371例)、敗血症0.5%(2/371例)、敗血症性ショック0.5%(2/371例)、真菌性敗血

症0.3%(1/371例)でした。そのうちGrade3以上は、それぞれ0.5%(2/371例)、0.8%(3/371例)、0.5%

(2/371例)、0.5%(2/371例)、0.3%(1/371例)でした。なお、ジェブタナとの因果関係が否定できない好

中球減少性敗血症(2例)、敗血症(1例)、敗血症性ショック(1例)並びに真菌性敗血症(1例)の死亡例が報

告されました。

全Grade

Grade3以上

好中球減少症

21.8%(81/371例)

21.3%(79/371例)

発熱性好中球減少症

7.5%(28/371例)

7.5%(28/371例)

貧血

8.4%(31/371例)

2.7%(10/371例)

白血球減少症

5.1%(19/371例)

3.8%(14/371例)

血小板減少症

5.1%(19/371例)

2.2%(8/371例)

リンパ球減少症

0.3%(1/371例)

0.3%(1/371例)

肺炎

0.8%(3/371例)

0.5%(2/371例)

好中球減少性敗血症

0.8%(3/371例)

0.8%(3/371例)

敗血症

0.5%(2/371例)

0.5%(2/371例)

敗血症性ショック

0.5%(2/371例)

0.5%(2/371例)

真菌性敗血症

0.3%(1/371例)

0.3%(1/371例)

海外第Ⅲ相試験(EFC6193)で認められた主な血液学的検査値異常

は以下のとおりでした。

*:本剤との因果関係の有無は問わない臨床検査値の異常。

 ・母数は本剤投与後の臨床検査データが得られた被験者数に基づく。

全Grade

Grade3以上

好中球減少

94.0%(347/369例)

82.1%(303/369例)

貧血

97.8%(361/369例)

10.6%(39/369例)

白血球減少

96.2%(355/369例)

68.6%(253/369例)

リンパ球減少

88.6%(325/367例)

34.1%(125/367例)

血小板減少

47.7%(176/369例)

4.1%(15/369例)

(17)

Q

&

A

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

特に注意を

要する副作用

発熱性好中球減少症の予防

発熱性好中球減少症の発症抑制のためのG-CSF製剤による予防投与(一次予防)について

●G-CSF製 剤 の 一 次 予 防 投 与とは、が ん 化 学 療 法 の1コース目 から、発 熱 性 好 中 球 減 少 症(febrile

neutropenia:FN)を予防する目的で、好中球減少や発熱を確認することなくG-CSF製剤を投与することです。

●以下のような発熱性好中球減少症のリスク因子を有する患者においては、

G-CSF製剤での予防投与(一次予

防)

を考慮してください。

・65歳以上の

高齢者

PerformanceStatusが不良

の患者

発熱性好中球減少症の既往歴

のある患者

広範囲放射線照射等の強い前治療歴を有する

患者

腫瘍の骨髄浸潤を有する

患者 など

●「がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制」の効能で、持続型G-CSF製剤であるジーラスタ

®

皮下

注が承認されています。ジーラスタ

®

皮下注の使用にあたっては、ジーラスタ

®

皮下注の添付文書を熟読してく

ださい。

ジェブタナ投与後に、発熱性好中球減少症に関する死亡例が報告されており、これらの患者は、上記のいず

れかのリスク因子を有していました。

P41の付録「6.ジェブタナの販売開始後に報告された、ジェブタナとの因果関係が否定できない発熱性好中球減少症に

よる死亡例5例」をご参照ください。

【日本臨床腫瘍学会 発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン】

●発熱性好中球減少症の定義

①好中球数が500/μL未満、または1,000/μL未満で48時間以内に500/μL未満に減少すると予測され

る状態で、かつ

②腋窩温37.5℃以上(口腔内温38℃以上)の発熱を生じた場合

●発熱性好中球減少症の重症化リスク評価(MASCCスコア)

項目

スコア

・臨床症状(下記の*印3項の内1項を選択)

 *無症状

 *軽度の症状

 *中等度の症状

5

5

3

・血圧低下なし

5

・慢性閉塞性肺疾患なし

4

・固形がんである、あるいは造血器腫瘍で真菌感染症の既往がない

4

・脱水症状なし

3

・外来管理中に発熱した患者

3

・60歳未満(16歳未満には適用しない)

2

スコアの合計は最大26点。21点以上を低リスク症例、20点以下を高リスク症例とする。

(発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン(日本臨床腫瘍学会編)より引用)

(18)

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

適正使用に

関する事項

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

特に注意を要する副作用

特に注意を

要する副作用

発熱性好中球減少症の治療

発熱性好中球減少症に対する抗菌薬の投与について

●

発熱

が認められたら、

直ちに血液培養等を実施するとともに、適切な抗菌薬投与を速やかに開始してください。

●治療にあたっては、下記文献又は各学会(日本臨床腫瘍学会等)の発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン

を必ずご参照の上、患者の状態に応じた治療を行ってください。

・AlisonG.Freifeld,etal.,ClinicalPracticeGuidelinefortheUseofAntimicrobialAgentsin

NeutropenicPatientswithCancer:2010UpdatebytheInfectiousDiseasesSocietyof

America(ClinicalInfectiousDiseases.2011;52(4):e56-e93)

・発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン(日本臨床腫瘍学会編)

ジェブタナ投与後に、発熱性好中球減少症に関する死亡例が報告されています。死亡例の中には、発熱性好

中球減少症に対し、適切な抗菌薬投与等の対処がされていなかったと思われる症例がありました。

P41の付録「6.ジェブタナの販売開始後に報告された、ジェブタナとの因果関係が否定できない発熱性好中球減少症に

よる死亡例5例」をご参照ください。

【日本臨床腫瘍学会 発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン】

●FN患者に対する初期治療(経験的治療)

・発熱;腋窩温≧37.5℃ ・好中球減少;<500/μL, または<1,000/μLで48時間以内に<500/μLになると予測される ・感染巣がないか症状の問診,診察 ・血算,白血球分画,血清生化学検査 ・静脈血培養(2セット) ・必要に応じて胸部X線写真,検尿 抗緑膿菌作用を持つβラクタム薬 (単剤)を経静脈投与#1 ・施設での臨床分離菌の感受性を 考慮して薬剤を選択する MASCCスコアで評価 低リスク 21点以上 20点以下 高リスク キノロンの予防投与なし キノロンの予防投与あり 臨床所見,画像,培養結果に基づ いて適正な抗菌薬を併用する ・血行動態が不安定,蜂窩織炎を 入院で静注抗菌薬治療 [患者側の要因] ・消化管の吸収に問題なく内服可能 ・介護者がいる ・緊急時に来院する交通手段がある [病院側の要因] ・急変時に常時対応可能な外来診 ・静注治療を必要とする明らかな 感染症 ・消化器症状のため内服困難

(19)

Q

&

A

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

特に注意を

要する副作用

【日本臨床腫瘍学会 発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン】

●FN患者に対する経験的治療開始3~4日後の再評価

FNに対する経験的治療開始 ・毎日の問診,診察 ・静脈血培養の再検 ・感染巣が疑われる部位の培養 臨床的・微生物学的に確認された感染症 感染巣・原因菌が不明の発熱 解熱 発熱が持続 血行動態が不安定 全身状態が安定 好中球減少が持続 好中球が増加傾向 好中球≧500/μLに 回復するまで抗菌薬 療法を継続 解熱 発熱が持続 感染巣や原因菌に応 じて適切な期間治療 を継続 または好中球 ≧500/μLに回復す るまで抗菌薬治療を 継続 感染巣,原因菌に 応じて抗菌薬を変更 新たな感染巣,増悪 した病変を検索する ための画像検査 増悪した感染部位の 培 養 ・ 生 検 ・ドレ ナージ:細菌・ウイ ルス・真菌の検索 抗菌薬のスペクトラ ム・投与量の見直し 経験的な抗真菌薬治 療の検討 血行動態が不安定な 場合は広域抗菌薬に 変更 外 来 治 療 時は入 院 し,広域スペクトラム 抗菌薬を静注 抗菌薬治療を継続 臨床的・微生物学的 に新たな感染症の所 見がない限り抗菌薬 を追加・変更する必 要はない 抗菌薬治療を継続 真菌症の検査 ・血清β-D-グルカン, ・アスペルギルス抗 原測定 ・副鼻腔・肺のCT ・肝臓のUST 抗真菌薬の経験的治 療#2(フルコナゾール 予防投与時は抗糸状 菌 作 用をもつ 非 ア ゾール系薬剤に変更) 新たな感染巣,増悪 した病変を検索する ための画像検査 耐性グラム陰性菌, 耐性グラム陽性菌, 嫌気性菌,真菌に対 する治療を行う ・アミノグリコシドま たはフルオロキノロ ンを追加投与 ・抗MRSA薬を追加 投与 ・抗真菌薬の経験的 治療 低リスク ・静注抗菌薬治療を 行っている場合は, 全身状態が安定し ていれば経口抗菌 薬に変更可能 高リスク ・全身状態が安定し ていれば,3~5日 静注抗菌薬を続け た後に経口抗菌薬 へ変更してもよい #2:ミカファンギン,カスポファンギン,リポソーマルアムホテリシンB,イトラコナゾール,ボリコナゾールなど 低リスク 高リスク 真菌症の検査が 陽性の場合 抗真菌薬の先制治療

(発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン(日本臨床腫瘍学会編)より引用)

(発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン(日本臨床腫瘍学会編)より改変)

●静注薬剤の用法用量

日本でFNへの適応を有する薬剤

セフェピム

1回2g

12時間毎

静注 マキシピーム

®

(ブリストル・マイヤーズ)など

メロペネム

1回1g

8時間毎

静注 メロペン

(大日本住友製薬)など

®

タゾバクタム・ピペラシリン

1回4.5g

6時間毎

静注 ゾシン

®

(大正富山医薬品/大鵬薬品工業)

日本ではFNを適応症として有しないが十分なエビデンスの集積のある薬剤

イミペネム・シラスタチン

1回0.5g

6時間毎

静注 チエナム

(MSD)など

®

セフタジジム

1回1g

6時間毎

静注 モダシン

®

(グラクソ・スミスクライン)など

日本ではFNへの適応はなくエビデンスも集積途上であるが、日常臨床では使用されている薬剤

セフピロム

1回2g

12時間毎

静注 硫酸セフピロム0.5g/1g「マイラン」

(マイラン製薬/ファイザー)など

セフォゾプラン

1回1g

6時間毎

静注 ファーストシン

®

(武田薬品工業)

1回2g

12時間毎

ドリペネム

1回1g

8時間毎

静注 フィニバックス

®

(塩野義製薬)

ビアペネム

1回0.6g

12時間毎

静注 オメガシン

®

(MeijiSeikaファルマ)

1回0.3g 6~8時間毎

パニペネム・ベタミプロン

1回0.5g

6時間毎

静注 カルベニン

®

(第一三共)

(20)

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

適正使用に

関する事項

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

特に注意を要する副作用

特に注意を

要する副作用

G-CSF適正使用ガイドライン

G-CSF一次予防的投与

●

初回化学療法前の評価

固形腫瘍(白血病を除 く)で、生存期間の延長 が示されたG-CSF併用 レジメンあるいは治癒・ 生存期間延長を目指し た化学療法 固形腫瘍(白血病を除 く)で、症状緩和を目的 とした化学療法 G-CSFを使用するよりも、レジ メン、用量、投与スケジュール の変更を考慮 個 人 に F N の リスクなし(例え ば、臨床試験に 参加できる合併 症のない患者) 個人にFNの リスクあり ≧20% (推奨グレードA)推奨 10~20% (推奨グレードB)考慮 <10% (推奨グレードD)不適切 ≧10% 推奨 <10% 考慮 患者の危険因子 による個人のFNの リスク評価* 化学療法レジメン による FNの発症頻度** G-CSF 一次予防的投与 *参照:初回治療前のFNのリスク評価 ASCO NCCN EORTC ・高齢者(65歳以上) ・PS†不良 ・FNの既往歴†† ・広範囲放射線照射などの強い前治療 ・化学放射線療法 ・腫瘍の骨髄浸潤による血球減少 ・栄養状態不良 ・開放創や活動性感染の存在 ・進行がん ・重篤な合併症 ・高齢者(65歳以上) ・PS†不良 ・化学療法施行歴 ・放射線治療歴 ・治療前好中球減少 ・腫瘍の骨髄浸潤 ・感染や開放創 ・最近の手術歴 ・腎障害 ・肝障害(ビリルビン高値) ・高齢者(65歳以上) ・進行がん ・FNの既往歴†† †・Performance・Status(PS)とは全身状態の指標であり、Eastern・Cooperative・Oncology・Groupによって分類される。 0:無症状、1:軽度の症状があり、2:日中の50%以上は起居、3:日中の50%以上は就床、4:終日就床 ††・レジメンの異なる先行化学療法におけるFNの既往歴 **・国内第Ⅰ相試験(TED11576)における発熱性好中球減少症の発現率は54.5%(24/44例)でした。

●

FN発症リスク

対象疾患

(臓器がん)

レジメン

FN発症率(%)

G3+G4

Grade 3/4

neutropenia

(%)

Grade 4

neutropenia

(%)

対象Stage and

Prior Therapy

出典

前立腺癌

DTX(75mg/m

2

3

32

進行がん

DTX(70mg/m

2

16.3

93

進行がん(日本人)

Cabazitaxel

8

82

進行がん

推奨グレード A

FN発症率が20%以上のレジメンを使用すると

き、FNを予防するために、G-CSFの一次予防的

投与が推奨される。

推奨グレード B

FN発症率が10〜20%のレジメンを使用すると

き、FN発症または重症化のリスクが高いと考え

られる因子を持つ患者ではG-CSFの一次予防

的投与が考慮されるが、それ以外の患者では

G-CSFの一次予防的投与は推奨されない。

推奨グレード D

FN発症率が10%未満のレジメンを使用すると

き、G-CSFの一次予防的投与は推奨されない。

(21)

Q

&

A

付録

特に注意を

要する副作用

その他留意

すべき事項

投与期間中の

留意点

投与にあたって

投与

スケジュール

ジェブタナの

使用にあたって

患者選択に

おける注意点

特に注意を

要する副作用

G-CSF二次予防的投与

G-CSFの二次予防的投与とは、抗がん薬治療において前コースで発熱性好中球減少症(febrile・neutropenia:FN)を生じたり、遷延性の好

中球減少症で投与スケジュールの延期が必要となったりした場合に、次コースで予防的にG-CSFを投与することです。

●

2回目以降の化学療法開始前の評価

二次予防的投与を考慮する (推奨グレードB) 化学療法の減量・スケジュール 変更を行う (推奨グレードC2)* YES NO 2回目の化学 療法前の患者 評価 抗がん薬の減量ある いは治療法の変更 化学療法の減量・スケ ジュール変更が望まし くない 直前の化学療法前の 患者評価を繰り返す 発熱性好中球減少症 あるいは好中球減少 症に伴う用量制限毒 性あり 発熱性好中球減少症 がない、かつ好中球減 少症に伴う用量制限 毒性なし G-CSF使用 G-CSF未使用 *化学療法の減量・スケジュール変更が行われたうえで、G-CSFの適応に関する推奨グレード

推奨グレード B

抗がん薬の減量やスケジュール変更を行うことが望ましくない患者

において、前コースでFNを認めた場合、次コース以降でG-CSFの二次予防

的投与を考慮する。

*・化学療法により“治癒”を含む十分な効果が期待でき、治療強度を下げない方がいいと考えられる疾患の患者。例えば、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫(中、高悪性度)、乳癌(術後化 学療法)、胚細胞腫瘍、絨毛癌、肺小細胞癌、急性白血病など。

推奨グレードC2

前コースでFNを生じた場合、投与量減量など適切な処置をとらなければG-CSFの二次予防的投与を行ったとしても次コース以降でのFN発症

リスクは高いと考えられる

1)2)

。よって、抗がん薬の減量やスケジュール変更を行うことが望ましくない患者

でなければ、原則として次コース以降

は抗がん薬の減量もしくはスケジュール変更を検討すべきである。

*化学療法により“治癒”を含む十分な効果が期待でき、治療強度を下げない方がいいと考えられる疾患の患者。例えば、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫(中、高悪性度)、乳癌(術後化学 療法)、胚細胞腫瘍、絨毛癌、肺小細胞癌、急性白血病など。 1)Haim・N,・et・al.・Med・Oncol.・2005;・22:・229-32. 2)Gupta・S,・et・al.・Biosci・Trends.・2010;・4:・273-8.

G-CSF治療的投与

●

無熱性好中球減少症

無熱性好中球減少症 (推奨グレードC2)G-CSF

●

発熱性好中球減少症(FN)発症時

FNを合併した患者 予防的G-CSF投与中 予防的G-CSF未投与 低リスク 高リスク G-CSF続行 (推奨グレードC1) G-CSF (推奨グレードC2) G-CSFを考慮 (推奨グレードC1) 病態の重篤化の評価

推奨グレード C2

無熱性好中球減少症患者に対し、ルーチンに

G-CSFの治療的投与をすべきでない。

推奨グレード C1

発熱性好中球減少症患者に対し、ルーチンに

G-CSFの治療的投与をすべきでない。

ただし、G-CSFの予防的投与を受けていたFN

患者では、G-CSFの継続投与が勧められる。

推奨グレード C1

G-CSFの予防的投与を受けていないFN患者で

は、高リスクの場合、G-CSFの治療的投与を検

討する。

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