キャンパスガイド 2016
引用
キャンパスガイド. 2016, p.1-54
その他のタイトル
CAMPUS GUIDE 2016
中百舌鳥キャンパス
〒599-8531 大阪府堺市中区学園町1番1号 TEL 072−252−1161(代表)羽曳野キャンパス
〒583-8555 大阪府羽曳野市はびきの3丁目7番30号 TEL 072−950−2111(代表)りんくうキャンパス
〒598-8531 大阪府泉佐野市りんくう往来北1番地の58 TEL 072-463-5056(代表) 【入試について】 ○現代システム科学域 ○工学域 ○生命環境科学域 ○地域保健学域(教育福祉学類) 中百舌鳥キャンパス 教育推進課入試室 TEL 072−254−9117 ○地域保健学域 (看護学類、総合リハビリテーション学類) 羽曳野キャンパス 学生グループ入試担当 TEL 072−950−2117 ●現代システム科学域 知識情報システム学類・環境システム学類・マネジメント学類 ●工学域 電気電子系学類・物質化学系学類・機械系学類 ●生命環境科学域 応用生命科学類・緑地環境科学類・自然科学類 ●地域保健学域 教育福祉学類 ●地域保健学域 看護学類・総合リハビリテーション学類 ●生命環境科学域 獣医学類 な か も ず は び き の 20 162016
グローバル化、情報化という社会の急激な変化の中で、私たちは環境破壊、気候変動、少子高齢化などの多くの問題に 直面しています。原因が複雑に絡み合うこれらの諸問題を解決するためには、いずれかの専門知識だけでなく、国際、社 会、人間など幅広い分野についての理解が欠かせません。大阪府立大学は、このような社会の状況に対応すべく、これまで の枠組みにとらわれない「4学域13学類体制」の新たな学びを平成24年度よりスタートさせました。学部学科間の連携をさ らに進め、専門分野から関連分野まで幅広い分野を横断した、複合的な視点、発想、手法に基づいた学びを実現。ここで あなたが身につけるのは、現代社会の課題を自ら発見し、解決できる実践力です。本学の学びで得た力を生かし、地域社 会だけでなく世界を舞台に新しい文化・社会を創り出す人として活躍されることを期待しています。
理系と文系の枠をこえて、現代社会の問題に向き合う、
4学域13学類の新たな学びを。
高度研究型大学
世界に翔く地域の信頼拠点
学長あいさつ 大阪府立大学の教育システム 初年次ゼミナール 4 学域 13 学類の学び ■学域 現代システム科学域 工学域 生命環境科学域 地域保健学域 大阪府立大学の歴史 03 05 07 08 09 13 19 25 30 31 33 34 35 36 37 41 43 44 45 51 53 CONTENTS CONTENTS 施設紹介 ■大学院 工学研究科 生命環境科学研究科 理学系研究科 経済学研究科 人間社会システム科学研究科 看護学研究科 総合リハビリテーション学研究科 国際交流 クラブ・サークル紹介 キャンパスイベント 学生生活の支援 キャリアサポート 平成 27 年度入試結果について 平成 28 年度入試について大阪府立大学 学長
辻 洋
博士(工学) 専門分野は経営情報システム。日立製作 所、米国・カーネギーメロン大学客員研究員などを経て、 2015年より公立大学法人 大阪府立大学理事長・学長。 ProfileMessage from President
価値観が一変するドラマティックな出会いもあるでしょう。これまでの固定概 念が崩れて想像もしなかった道へ進むことになるかもしれません。 未来の自分が想像できる人も、まだ想像できない人も、じっくりと自分を磨き ながら “なりたい自分”を見つけてください。本学はそのために、できる限り のことをしていくつもりです。若いみなさんの未来に大きな影響を与える場を 提供できることは、私にとって大きな喜びでもあります。 高校での勉強には “正解”があります。しかし社会に出れば、答えがすぐに は見つからない問題を、多くの人と協力しながら解決していかなければなり ません。大阪府立大学では、正解が一つとは限らない難題にも対処できる 力、最善策を見出す力を養うユニークなカリキュラムをたくさん用意してい ます。 その一つに、学部や学科を超えて自由に学べる制度があります。これから の時代、社会で活躍するには、文理の垣根を超えた深い教養と幅広い 知識が必要です。そこで新入生にはまず、専門領域を超えた学びの楽し さを経験してもらいます。グループで一つの問題を共有し、自分の考えをプ レゼンテーションしたり、他人の意見を聞き入れてディスカッションしたりする。 そんな経験を通して視野を広げ、学域を超えた友人たちとの交流も深めて いきます。必ずや生涯忘れることのできない経験となり、その後の大学生活 に向けてインパクトある第一歩を踏み出せるはずです。 大阪府立大学は、垣根のない大学をめざしています。在校生と卒業生の つながりだけでなく、地域住民のみなさん、本学の学生を採用してくださる 企業、本学と一緒に研究をしてくださる企業など、多くの人々や組織とのつ ながりを大切にしています。 世界とのつながりも重視しており、欧米諸国とはもちろんのこと、アジア諸国 とも積極的に交流をはかっています。本学に入学されたら、こうしたさまざま なつながりを経験して実り多き学生生活を送ってほしいと願っています。 受験生のみなさんにとって目下の目標は、大学に入ることですね。では入っ た後、どんな学生生活を送りたいか考えたことはありますか? 長い人生のなかで大学生として過ごす期間はごくわずかです。しかしその 後の人生を大きく左右する、重要な時期でもあります。私のターニングポイ ントも大学生の時でした。それまでは、大学に入ったら最低限の勉強だけし て、あとは旅行でもして、将来は数学の教師になろう…、そんなふうに思っ ていました。ところが、偶然出会ったある人の一言がきっかけで“資源がな い日本でこれから求められる仕事は何か? 効率良くものをつくる知識産業 だ!”と考えるようになり、進む道を変えました。そのおかげで、民間企業の 最先端技術に触れながら実学を身につけることができましたし、若い研究 員と一緒にわくわくするチャレンジも経験しました。英語が苦手な自分が海 外に渡って、世界の頭脳が集まる環境で研究に没頭することもできました。 これからみなさんが大学で経験することは、すべてが将来の財産になります。
未来の自分が想像できる人も、
まだ見えない人も、
情熱をもって取り組める夢をじっくり見つけてほしい
なりたい自分を見つける場に !
答えのない問題を、多くの人と協力して解決する力を
つながりを通して視野を広げ、未来へ向かって羽ばたいて
みなさんが社会の中心となって活躍している未来を想像してみてください。 私が学生のころは、インターネットという言葉は聞いたことすらありませんでし たし、パソコンやスマートフォンもこれらが登場したときには、これほど普及する とは考えられていませんでした。20年後にはきっと、思いもよらない新しい技 術が普及し、想像できない道具が一般的になり、現代には存在しない職 業が誕生しているはずです。 そんな未知の世界に翔く(はばたく)みなさんが、これから情熱をもって取り 組める夢や希望を見つけられるよう、あらゆる角度から応援していく、それが 大阪府立大学です。無限の可能性を秘めたあなたの入学をお待ちして います。大阪府立大学の教育システム
共通教育・基礎教育と、専門分野の学びを効果的に結びつける
本学の4 年間(獣医学類は6 年間)の学びは、幅広い教養と専門性の確立、さらに各自の専門の枠を超えた学際的な知識を身につけ
ることを通して卒業後も生涯にわたって学び、成長できる学生を育てることをめざします。そのために1 年次は、共通教育科目と専門基礎
科目を中心に学び、専門科目は学域学類の学問の基盤となる科目を受講します。一部の学類を除いて、2 年次以降に専門(課程)を選択
する経過選択型になっており、より幅広い学びを重視しています。
また、副専攻プログラムを数多く提供することにより、専門の枠を超えた幅広い
学びを実現できるようになりました。さらに、大学院への進学を教育システムの一部として捉え、長いスパンでより専門性を磨いていけます。
導 入 科 目
1年次から全学域共通で履修する科目です。単に知識の習得だけではなく、大学での主体的な学びへの転換を図るとともに情報・語学などの技能を磨き、幅広い教養を身 につけるとともに問題解決力を育成し、専門科目につなげていきます。共通教育科目・理系専門基礎科目は全学の教員のサポートのもと高等教育推進機構が運営します。 初年次に全学必修科目として、1クラス15∼20人の 少人数ゼミナールを導入。グループディスカッションや 課題発表などを通じて、これからの学びに不可欠な 自発的な学習スキルを身につけます。 各学域・課程の専門科目を学ぶことにより、自分 自身の専門性を磨きます。また、学域共通科目、 学類共通科目を設置し、それぞれの学問分野 で共通して求められる知識や思考法などの知 的な技法を獲得することをめざします。 自分の専攻する分野以外の専門科目を学べる プログラムです。他学域・学類の科目の中で自分 の研究に関わりがある科目、興味のある科目を 履修可能。複数の分野を学ぶことで、幅広い視 野に立った思考力が身につきます。教 養 科 目
多様な学問分野にわたる科目を設置し、多角的な視 点から課題を考える力を養います。また、少人数のゼ ミナールを設置し、議論や発表を通じて、より積極的 な学習をめざします。理系基礎科目
学生が高度な専門科目へスムーズに移行できるよう に、理系または医療・保健の基礎を固める基礎科目 を設けています。 理系の基礎知識を講義によって身につけるのは もちろん、演習・実験などを通して学生が主体的に 学び、各専門分野を掘り下げていく取り組み方を 修得します。医療・保健基礎科目
地域保健学域看護学類・総合リハビリテーション 学類の基礎として、人間を深く理解するための科 目を設定。生物学的、心理学的、社会学的観点か ら学び、多面的に理解することをめざします。外国語科目
自らの研究成果を国際社会に向けて発表する力を 養うため、「Academic English」科目を導入。また、 英語に加えて、初修外国語についても学ぶことが でき、世界の多様性の理解に結びつけていきます。 英 語/ドイツ語/フランス語/中国語 / 朝鮮語 人文社会科学系/自然科学・複合領域系/ 教養展開健康・スポーツ科学科目
スポーツを中心とした活動を通じて、生涯にわたり心身 の健康を維持し、より健康な状態を得るために必要な知 識と実践方法について知識を深めます。また、健康科 学やスポーツ文化が果たす役割について学びます。情報基礎科目
大学での学修・研究活動に必要な情報処理の基礎 的な知識と技能を養います。また、情報化社会の 一員として身につけるべきコミュニケーション手法や 情報倫理についても修得をめざします。 数学 / 情報/物理学/ 化学 / 生物学 / 地学教養教育・専門基礎教育の 充実(高等教育推進機構)
入
学
大
学
院
卒
業
副 専 攻 プ ロ グ ラ ム
4 学 域 13 学 類
専 門 基 礎 科 目
理系基礎科目 / 医療・保健基礎科目共 通 教 育 科 目
導入科目/教養科目/外国語科目/健康・スポーツ科学科目/情報基礎科目 1 年 2 年 3 年 4 年 ≪大阪府立大学学士課程がめざす学修成果≫ 学士課程教育を通して、自律的な判断基準を形成し他者の意見を尊重しつつ自分の責任で判断と行動ができ、また、卒業後も生涯にわたって学び成長できる学生を養成する。 この目標を達成するために、全ての学生が(知識)(技能)(判断・行動)の領域で下記の具体的な学修成果をあげることをめざす。 (判断・行動) ■必要な情報を収集し論理的に分析したうえで、すでに 獲得した知識・技能を総合的に活用し、問題を解決 できる。 ■自分で考え、良心と社会のルールにしたがって自分の 責任で判断し行動できる。 ■自ら学ぶ姿勢を身につけ、生涯にわたって進んで学習 できる。 (技能) ■日本語で論理的な文章を読み、書くことができ、説得力 のある議論ができる。 ■英語で読み、書くことができ、他者と意思疎通できる。 ■物事を客観的・分析的に理解するための批判的思考 を身につける。 ■インターネットなどを用いて収集した多様な情報を、量 的・質的に分析して適正に判断できる。 (知識) ■人間と文化、科学と技術、社会と歴史、環境と健康につ いての理解を深め、利用できる。 ■それぞれの専門領域における知識と技術を体系的に 学び、応用できる。 課程配属 課程を設置している学類の学生は、2年次からいずれかの課程に配属されます。 課程配属は、本人の希望と修得した科目の成績などにより決められます。学 域 学 類 の 専 門 科 目
学 域 共 通 科 目 / 学 類 共 通 科 目 / 学 類 専 門 科 目共 通 教 育 科 目
専 門 基 礎 科 目
初 年 次 ゼ ミ ナ ー ル 初 年 次 ゼ ミ ナ ー ル 英 語 教 育 を 充 実 高 年 次 に も 教 養 科 目 を 設 置 P 33 P 7専 門 科 目
副 専 攻 プ ロ グ ラ ム
実践の知を磨く、4学域13学類の学び
知識情報システム学類
電気電子系学類
環境システム学類
マネジメント学類
− − − − − 環境共生科学課程 社会共生科学課程 人間環境科学課程 情報工学課程 電気電子システム工学課程 数理システム 課程 電子物理工学課程 応用化学課程 化学工学課程 マテリアル工学課程 航空宇宙工学課程 海洋システム工学課程 機械工学課程 生命機能化学課程 植物バイオサイエンス課程 理学療法学専攻 作業療法学専攻 栄養療法学専攻 物理科学課程 分子科学課程 生物科学課程 ■学域 ■学類 ■課程・専攻物質化学系学類
機械系学類
獣医学類
応用生命科学類
緑地環境科学類
自然科学類
看護学類
総合リハビリテーション学類
−教育福祉学類
詳しくは P13 へ工 学 域
詳しくは P19 へ生命環境科学域
詳しくは P25 へ地域保健学域
詳しくは P9 へ現代システム科学域
大阪府立大学は、文系・理系の枠にとらわれずに、現代の問題解決に役立つ実践的な知を身につける
4つの学びのフィールドを用意しています。
これら4つの学域があなたの4 年間(獣医学類は6 年間)の舞
台。
そこで手にするのは、自分自身から社会を変えていく力です。
平成26年度に開講された初年次ゼミナールのテーマの1つをご紹介します。
ゼミ概要:さまざまな対象の独自評価軸の考案と評価、その領域での位置づけを行います。位置づけ
対象はモノに限らず、組織、サービス、史実、
キャラクターなど、受講者の独創的な発想により広がります。
“自分の中にものさしを持つ”というテーマで、日常生活でも割とありふれたもの、例えば、漫画や食べ物 など、そういう日常的に目にするものを改めて自分の中で批評したり、価値を見出したりしていくことに 取り組んでいます。日常生活を見直して、もう一度新しく考えるところが特徴です。 授業の狙いに、高校生の学び方から大学生の学び方への転換や発表能力の向上などがあるので、 講義で知識を教える時間よりも、「自ら考える」時間にウエイトをおく方向としました。ものさしを持つ ということは普段見ているものや使っているものについて、自分ならこの切り口で評価できるという軸を 見つけて再評価しなさいということで、自分は一体どのようにものごとを見ているのかを問い直させる ことが狙いです。 答えが1つでない問題について自分の考えられる範囲で答えを出し、まとめ、 発表するという作業が難しかったです。同時に達成感もあり、高校までの 「教えてもらう生徒」ではなく、「自ら学ぶ学生」とはどういうものなのか少 しわかった気がしました。また、他の授業では一緒にならない他学域・学類 の学生と意見交換できた良い機会でした。 人前で発表することや、自分の意見を相手に伝えること、グループの意見を みんなでまとめることなどでコミュニケーション能力を養うことができたと 感じています。大学卒業後、社会で働くうえでも必要な能力だと思うので とても満足しています。初年次ゼミを受講して ∼学生の声∼
Q.
このゼミの一番の特徴(もしくは狙い)
を教えてください。
飛田 国人
先生
「自分の中にものさしを持つ」
とびた くにひと 竹内 梨乃さんりの たけうちー 黄瀬浩一先生「パターン認識の不思議」受講 ー
尾谷 英也さんおたに ひでやー 高橋哲也先生「理想の大学を構想しよう」受講 ー
工学域機械系学類 工学域電気電子系学類 初年次ゼミナールの講義を動画で見てみよう http://www.osakafu-u.ac.jp/affiliate/support/seminar/index.html“初年次ゼミナール”
って何?
『初年次ゼミナール』は、15∼20人の少人数で取り組む初年次前期の全学必修項目です。90以上のテーマから
受講ゼミを選ぶことができ、1つのテーマについての議論に自発的に関わることで、大学生活に必要な『能動的な学
びの姿勢』
をスタートの段階で身につけることができます。
全学域が一緒に受講するので、学域を超えて仲間ができる!
選べるテーマは90以上!
入学して初めての
『ゼミ』
サステイナブルな社会の実現を 追究する 産業界からのイノベーションを めざす 自然と生命の心理を探究する より健やかな暮らしを実現するCollege of Sustainable System Sciences 現代システム科学域長
牧岡 省吾
博士(文学) 専門分野は認知心理学、認知科 学。視覚、言語、共感覚などについ て、心理学と神経科学の方法論を 組み合わせて研究している。 Profileあらゆる知を融合させ、組み合わせる、
システム的思考力を身につける。
これまでにない学びが、
いま始まります。
古くから伝わる智恵にも、新しく発見され続ける知識にも、 インターネットなどの情報通信技術を使って瞬時にアクセ スできる時代になりました。その一方で、地球規模での環 境問題など、さまざまな問題が生じています。問題の多くは 複雑であり、ひとつの学問分野の知識だけで解決するこ とはできません。 そのため現代では、複数の分野の知識を組み合わせて 適切に使う力、すなわち「システム的思考力」が必要にな ります。このような時代の要請に応え、大阪府立大学では 全国初の試みとして、2012年に現代システム科学域を立 ち上げました。 この学域では、文系・理系にとらわれない新しい学びを実 践します。情報科学、自然科学、社会科学、人間科学な ど、さまざまな専門分野の知に触れ、それらを関連づけな がら、自分の方向性を探っていくことができます。また、身近 な課題を題材に、知識を組み合わせて解決策を探ること を繰り返し行い、卒業までにしっかりとした専門性と実践力 を養います。 皆さんには、卒業後も自分で情報を集め、分析し、応用で きる力を身につけ、サステイナブルな社会の実現を牽引す るリーダーへと育ってほしいと思います。私たち教員と一緒 に、持続可能社会の創造をめざしていきましょう。サ
ス
テ
イ
ナ
ブ
ル
な
社会
を
牽引
す
る
次世代
の
リ
ー
ダ
ー
を
育成
し
ま
す
。
知識情報・環境・マネジメントの知識を融合させて、
持続可能社会の実現をリードする人材を育みます。
次世代のシステムテクノロジーと
多分野の専門知識を融合させ、未来のサービスを創造
私たちの社会を資源やエネルギーだけでなく、人という観点からも持続可能なかたちに 変えていく、それが現代の課題です。現代システム科学域は、この課題に取り組む人を 育てるため、3つの学類を用意しました。人と情報ネットワークの明日を構築する、知識 情報システム学類。自然と人が共存するための環境を創造する、環境システム学類。社会 の新しいあり方を模索する、マネジメント学類。それぞれの専門分野を中心に、知識科学、 情報システム工学、環境科学、現代思想、心理学、経営学、経済学、生産システム科学 などの複数の分野を組み合わせて学び、さまざまな分野の「つながり」について理解を 深めます。さらに、学んだ知識を適切に活用する力を磨いていくことによって、さまざまな方向 から問題にアプローチする力を身につけます。それが私たちの考える「システム的思考力」 です。このシステム的思考力が現代の課題を解決するために必要とされているのです。 インターネットやコンピュータなど情報通信テクノロジーについて学ぶとともに、情報システ ム工学、知識科学をベースにして、環境科学、社会科学、経済・経営科学、保健・医 療、教育学など幅広い分野の専門知識を学修します。情報システムと社会システムを融 合させ、サービスを科学的に捉え、革新的な情報システムを創出できる力を育みます。現代システム科学域
College of Sustainable System Sciences
■現代システム科学域 学びのフィールド
知識情報システム学類
自然・社会・人間に関わる分野を横断的に学びながら
現代の環境に関する課題解決に取り組む
地球温暖化などの自然環境の問題、貧困や宗教対立などの社会環境の問題、引きこ もりなどの人間環境の問題といった、現代の多様な問題に対し、自然・社会・人間を対 象とするさまざまな学問を融合させ、多面的なアプローチで解決へと導く力を育みます。環境システム学類
革新的なモノづくり、サービス提供のための
システム的思考力とマネジメント力を修得
少子高齢化や経済のグローバル化、地方分権化などの現代社会の大きな変化に対し、経 営学・経済学・会計学・法学・生産システム科学という、これまでの学問領域を超えた融合的な 学びを展開し、これからの経済社会の発展に貢献できる実践的・創造的能力を育みます。マネジメント学類
マネジメント 学類 環境システム 学類 知識情報 システム学類●現代社会における課題解決のために情報システム・情報サービスの デザイン能力やマネジメント能力を養うことが目的。 ●情報システム工学、知識科学を学類のベースと位置づけ、情報シス テムの基礎から応用分野である社会システム科学との融合領域まで を段階的に学べるカリキュラムを提供。 ●実践的な少人数教育(実習科目・演習科目)と各種企業や機関での インターンシップ(職業体験)を通じて、現実社会での具体的な諸課題 に触れ、考察できる機会を提供。 ●自然環境科学・社会環境科学・人間環境科学の3つの分野を融合 させ、人間にとっての環境を幅広く考察。 ●「環境共生科学課程」「社会共生科学課程」「人間環境科学課程」 の3つの課程を設置し、専門性を体系的に身につける。 ●3つの課程が共同で行う演習でのフィールドワークなどによる実践的な 学びを通して、実社会の問題を特定、分析、解決する応用力を養成。 ●経営学・経済学・会計学・法学・生産システム科学の5つの分野を総合的 に学び、ビジネスとエンジニアリングをつなぐ学際的な教育プログラムを実施。 ●1年次後期から4年次まで「基礎ゼミナール」「マネジメント学類演習」 を基幹科目として配置し、問題解決型の実践教育として少人数授業を 一貫して実施。 ●「生産システム科学実習」によるモノづくり体験や「マネジメント学 インターンシップ」による企業・自治体における実地体験など、実践的な 教育を展開。
現代システム科学域
知識情報システム学類
キャンパス 1学年定員(2016年度)45名
中百舌鳥キャンパス
College of Sustainable System Sciences
School of Knowledge and Information Systems
環境システム学類
125名
中百舌鳥キャンパス
School of Environmental System Sciences
マネジメント学類
130名
中百舌鳥キャンパス
School of Management 環境共生科学課程 / 社会共生科学課程 /人間環境科学課程 ●情報通信業や病院などの 公的機関の情報システム部門 ●サービス業を中心とした 各種企業 ●公務員 ●高等学校教員 ●大学院への進学 ●環境関連企業 ●その他各種企業 (とくにCSR部門) ●公務員 ●中学・高等学校教員 ●大学院への進学 ●金融・保険業、製造業、流通業、 サービス業など各種企業 ●公認会計士・税理士 ●公務員 ●大学院への進学 ●高等学校教諭一種免許状(情報) ●高等学校教諭一種免許状(公民) 学類の特色 主な 教育・研究内容 資格・受験資格 詳細はP47参照 想定される進路 ●中学校教諭一種免許状(社会) ●高等学校教諭一種免許状(公民) ●日本緑化センター認定 自然再生士補 インターネットやコンピュータなどの情報通信テクノロジーについて学ぶと ともに、情報システム工学、知識科学をベースにして、環境科学、社会 科学、経済・経営科学、保健や医療、教育などの社会システム科学に 関する専門分野の理解を深め、これらの融合領域において創造性豊 かで、自ら課題解決のできる人材を育成していきます。例えば、より資源 の有効活用が求められるこれからの社会の姿について学び、それを実 現するために必要なシステムを考えることのできる人材、また、現代の企 業が抱えるビジネス課題について深く学び、調和のとれた解決策につい て具体的に提案できる人材です。人々や社会の日常活動に不可欠な 情報システムを実現するために、情報通信テクノロジーに関する知識や スキルを身につけていくことができます。多様な価値観を理解し、
新たな情報システムの実現を目標に
地球上にはさまざまな種類の環境問題が存在します。地球温暖化など の自然環境問題はもちろんのこと、ものの考え方や社会情勢、言語など の違いから生まれる社会環境の問題、自然や社会の中で暮らす一人 ひとりの人間の内面(心理)にもさまざまな問題が生じています。エネル ギーや生態系、価値観の違いや人間関係など、現代の世界が抱える 課題を理解し、多様な生物、多様な生き方の人々が共存するために、 自然・社会・人間についての科学が手を取り合わなければなりません。 環境システム学類では、自然科学・社会科学・人間科学の3つの視点 を兼ね備え、自然・社会・人間が調和し続けるシステムづくりに貢献でき る人を育みます。自然・社会・人間が調和し続けるシステムを創造
日本の社会は、大きな転機を迎えています。これまでの高度成長、右肩 上がりの経済から、少子高齢化時代に向けて、安定的な成長を維持 することができる社会システムへの変革が望まれています。とくに、グロー バル化による激しい競争下にある現代では、従来のモノづくりの思想を 超える産業構造の改革や、サービス型社会への転換が求められて います。このような環境変化のもとで活躍する人材を育てるためには、従 来の学問領域では十分対応できるとは言えません。本学類では、従来 の経済・経営学科のカリキュラムに加え、工学部の生産システム科学を 取り入れ、これまでにない学問領域を構築しました。学際的な教育や研 究を通じ、新たな研究領域に対応すると同時に、システム的思考力を 持ったマネジメント能力を身につけるための学びを展開していきます。激しい環境変化に対応する、
高度なマネジメント能力を養う
各工学分野における高い専門性と幅広い教養を培い、
世界の科学技術の発展を担う技術者・研究者を育てます。
最先端の電気・電子、情報・通信、物理、数理科学を学び、
21世紀の科学技術を支える基盤とシステムを開発する
工学域では、科学技術の発展の礎となる真理を探究し、新たな知を創造するだけで なく、それを新しい技術やシーズの開発といった現実の産業振興に生かすことを重んじ ています。学域内には、「電気電子系」「物質化学系」「機械系」の3つの学類と10 課程を設置。各分野の専門知識を究めると同時に、自然や環境、社会、歴史、人間、 文化についての知見と広い視野を養い、柔軟な発想で複雑に絡み合った現実の 課題を解決できる実力を培います。豊かな創造力と人間性にあふれ、世界を舞台に 科学技術の発展に貢献できる技術者・研究者を育てます。 21世紀の科学技術の根幹をなす電気・電子、情報・通信、物理、数理科学を学びます。電 気・情報システムの仕組みを知り、設計、制御、運用を行う技術や、電子・光デバイス材料の物 理、基礎理論を重視した数理科学を修得。高度情報社会の要請に応える能力を培います。工 学 域
College of Engineering
■工学域 学びのフィールド電気電子系学類
多様な物質の性質や化学プロセスを解き明かし、
新たな物質の創製、技術の創造に挑む
原子・分子や化合物の構造、化学反応の仕組みを知り、ミクロスケールで物質の 成り立ちを学びます。新たな物質の創製につながる原子・分子の機能、化学のプロセ スやシステム、材料という3つの視点から学び、高い専門性を身につけます。物質化学系学類
21世紀の人と環境が共存・共生する最先端の
航空宇宙・海洋・機械システムをリードする
航空宇宙工学、海洋システム工学、機械工学の3つの先端工学分野を体系的に学び ます。航空機、ロケット、宇宙往還機、人工衛星、次世代船舶、洋上プラットフォーム、 海中ロボット、海洋資源利用/環境保全、マイクロマシン、高機能ロボット、環境にやさ しい次世代自動車、植物工場などの研究・開発に必要な専門知識を身につけます。機械系学類
機械系学類 物質化学系 学類 電気電子系 学類学際的に学び、課題を解決する思考力とグローバルな社会で活躍できる能力を身につける。
それが、工学域の学びです。
College of Engineering 20世紀の目覚ましい工学の発展は、現在の豊かな社会 を実現するうえで大きな推進力となってきました。しかしなが ら、今日の日本の産業は、近隣諸国の技術力伸長による 国際競争力の低下、あるいは不安定なエネルギー供給 がもたらす生産性の低下などにより、大きな転換期を迎え ています。このような状況下、資源を持たない日本は、今後 もますます最先端の研究や技術革新に基づくモノづくりに より、その存在感を世界に示していかなければなりません。 このような現状を打破していく人材を育成するため、本学の 工学の学びは、工学域として3つの学類制をとっています。 工学域に入学される皆さんは、あるひとつの専門性を追 究するだけでなく、幅広い分野を学際的に学び、段階的に 専門性を深める学びが可能になっています。 さまざまな問題が複雑に絡み合う現実社会では、直面す る課題に対処するため多様な分野の知を統合し、問題 解決の方法を自ら考え実践する力が必要となります。この ほかにも、確かな思考力を身につけてもらうため、基礎学 力をより重視するカリキュラム編成をおこなっています。ま た、コミュニケーション力を培う英語科目やインターンシップ などのキャリア教育の場も充実させています。皆さんにはこ れらの教育を通じて、グローバル社会で通用する技術者 としての確かな力を身につけてほしいと思います。本学域 の教育環境はきっと、皆さんが抱く夢と希望に応え得るも のと確信しています。新
た
な
扉
を
開
く
の
は
あ
な
た
で
す
。
工学域長山下 勝己
博士(工学) 専門分野は、通信工学。2007年 電子情報通信学会関西支部長 を務め、2010年には、本学で開催 されたソサイエティ大会の実行委 員長を務める。 Profile工学域
College of Engineering ●高等学校教諭一種免許状(情報) 近年、コンピュータは飛躍的にその処理能力が高まり、社会の あらゆる部分にその影響を及ぼしています。そして、複雑化する 社会に対応するため、コンピュータの担うべき役割がますます 重大なものになってきています。そのなかで、人に優しく安全で 快適な情報化社会を実現するための知識と技術の修得を 本課程では目的としています。本課程では情報科学と情報工 学について学びます。認識、学習、進化などの要素技術から、 知識発見、知識獲得、並列コンピューティングへの応用まで、 幅広い分野を教育・研究の対象とし、世界に通用する人材の 育成をめざしています。電気電子系学類
School of Electrical and Electronic Engineering
情報工学課程
キャンパス 1学年定員(2016年度) ●大学院への進学 ●電気、電力、情報・通信、自動車などを中心とした各種企業 ●公務員 ●大学院への進学 ●情報、電気、コンピュータ、自動車など分野を超えた各種企業 ●ITを利用する幅広い業界(電機、機械、金融、マスコミ、通信) ●公務員、高等学校教員 ●中学校教諭一種免許状(数学) ●高等学校教諭一種免許状(数学) ●中学校教諭一種免許状(理科) ●高等学校教諭一種免許状(理科・工業) ●第一級陸上無線技術士〈試験科目の一部免除〉 ●大学院への進学 ●エレクトロニクス、自動車、材料開発など分野を超えた各種企業 ●公務員 ●大学院への進学 ●コンピュータを中心とした各種製造業 ●金融(証券・銀行・生損保)業界 ●公務員、中学・高等学校教員 電気電子システムは、私たちの身近にありふれていますが、今 後ますます発展し重要性が増してくる分野です。自然・社会 環境に適応したエネルギーシステムやエコカー、人のように滑 らかに動くロボット、あらゆる情報にいつでも・どこでも・だれでも瞬 時にアクセスできる光・無線技術の融合された次世代ネットワー クやマルチメディア応用システム、効率的に製品を生み出す生 産システムなど、幅広い分野にまたがって、快適な日常生活を支 える次世代革新技術を創出する分野の教育と研究に取り組 んでいます。電気電子システム工学課程
数理システム課程
エレクトロニクスは現代社会の豊かな生活を支える基盤技術 として発展してきました。その中で、電子物理工学は、半導体、 超伝導体などの物質中の電子現象を探究し、新しい機能を 持つ電子・光デバイスの開発をめざす工学分野です。電子物 理工学は、まだ見ぬ未来の科学・技術を切り拓く学問領域で あり、研究者の斬新な発想が新しい原理の発見や新しい 技術の確立につながっていきます。本課程には量子物性など、 12の研究グループがあり、ナノテクノロジー・ナノサイエンスに関 連した世界最先端の研究を幅広く、強力に推進しています。 今日の社会のさまざまな複雑化した対象をシステムとして捉えて 数理モデル化し、対象が抱える問題を数理科学を用いて解決 しようとする分野が数理システム工学です。数理システム工学 の応用範囲は大変幅広く、工業製品の設計はもちろん情報 セキュリティー、金融保険商品の設計、感染症の拡大予測、 ビッグデータ、防災システムの開発にまで及んでいます。数理 システム課程では、こうした分野への応用を念頭に置いて、基礎 理論を重視した数理科学の教育・研究を行い、システム技術 者、アクチュアリーなどの人材の育成に努めています。電子物理工学課程
自然や社会の多様な問題を数理科学で解決する
人にやさしく快適な情報化社会を創造する
電気電子システム系複合領域の
次世代革新技術を創出する
21世紀のナノサイエンスを創造する
●「情報工学」「電気電子システム工学」「数理システム」「電子物理工学」の4課程を設置し、各分野の専門知識を体系的に修得。 ●すべての分野の基礎となる数学、物理学、情報科学といった科目を必修とし、基礎学力の養成を重視。 ●工学分野の最先端の課題や事象を研究対象とし、学生の研究意欲を高めながら、高度な研究を実施。中百舌鳥キャンパス
185名
●中学校教諭一種免許状(数学) ●高等学校教諭一種免許状(数学・工業) ●第一級陸上無線技術士〈試験科目の一部免除〉 ●第一・二・三種電気主任技術者〈実務経験後免許状取得〉 情報工学課程 / 電気電子システム工学課程 / 数理システム課程 / 電子物理工学課程 学類の特色 主な 教育・研究内容 資格・受験資格 詳細はP47参照 想定される進路工学域
College of Engineering ●「応用化学」「化学工学」「マテリアル工学」の3課程を設置し、各分野の専門知識を体系的に修得。 ●物質を理解するための「化学」や「物理」に関する共通科目を設定し、専門性だけでなく普遍的・基礎的な知識を確実に獲得。 ●最先端の研究課題に取り組みながら、物質化学の理解をより深め、高い研究能力を達成。物質化学系学類
School of Materials, Chemistry and Chemical Engineering
機械系学類
School of Mechanical, Aerospace and Marine-System Engineering
中百舌鳥キャンパス
キャンパス 1学年定員(2016年度) 学類の特色 主な 教育・研究内容 資格・受験資格 詳細はP47参照 想定される進路140名
●「航空宇宙工学」「海洋システム工学」「機械工学」の3課程を設置し、各分野の専門知識を体系的に修得。 ●機械や航空宇宙、海洋工学に関する基礎科目を必修とし、学力基盤の育成に注力。 ●卒業研究で最先端の研究テーマに取り組み、研究の面白さを実感しながら現実の課題に対応する能力を育成。中百舌鳥キャンパス
130名
空と宇 宙への挑 戦に参 加しません か。航空宇宙工学課程では、航空 機や宇宙航行体の開発、宇宙の利 用などのため、渦や衝撃波を研究す る流体力学、構造の強度と軽量化を 研究する構造工学、ジェットエンジン などを研究する推進工学、自動操縦 や航法装置についての制御工学、 宇宙から地球を見るリモートセンシング や宇 宙 環 境 利 用 工 学 、総 合 的な 評 価と設 計のためのシステム工 学 などを教育・研究しています。夢を育て つつ、リアリティーを失わない、システム デザイン能力の向上をめざします。 水の惑星・地球。海洋システム工学は、 地球システムの中で大きな要素を占める 海洋と、海で行われる人間・社会活動 とのかかわり方を探る学問です。豊か で美しい海を守り続けるための技術や、 広大な海洋空間での安全で効率の 高い海洋輸送システム、豊富なエネル ギーおよび資源などを持続的かつ発 展的に利用する方法などが、海洋シス テム工学の研究・開発テーマ。基礎 理論と実験・実習・フィールド計測などを 通して、具体的な方法論の展開を推進 し、さまざまな視点で物事を考え、それら を統合化できるエンジニアを育てます。 最先端のモノづくりをともに行いましょう。 機械工学課程では、マイクロマシン、高 機能ロボット、環境にやさしい次世代 自動車、燃料電池に代表される新エ ネルギーシステム、植物工場など、動く モノから社会を支えるモノまで、さまざま な機械システムの研究・開発をめざし ており、そのための専門知識を基礎か ら応用まで体系的に学ぶことができま す。実験、実習を通して具体的な方法 を体得し、卒業研究で最先端の研 究・開発に取り組むことで、幅広い分 野で活躍できる創造性の豊かな研究 者・技術者となる能力を身につけます。航空宇宙工学課程
海洋システム工学課程
機械工学課程
●大学院への進学 ●航空宇宙産業を中心とした 各種企業・研究機関 ●公務員 ●大学院への進学 ●造船・海事、自動車、鉄鋼・金属、建設・環境、 電気、機械、情報関連を中心とした幅広い産業 ●公務員、各種研究・教育機関 ●大学院への進学 ●自動車、重工業などを中心とした各種企業 ●公務員 21世紀の社会では、環境と人にやさし く、暮らしに役立つ素材を提供する「新 しい化学」(新しいモノづくり)がいまま でにも増して求められています。未来を 支える「新しい化学」は、既存の概念や 既存の化学からではなく、柔軟な感性と 価値観によって育まれた、独創性と個 性豊かな “Only One Chemistry” から生まれます。応用化学課程では、 未来の科学・技術に貢献する「新しい 化学」を創造する人材の育成をめざ します。応用化学課程
化学工学課程
マテリアル工学課程
●大学院への進学 ●各種研究機関 ●化学を中心とした各種企業 ●医薬、食品、電気、自動車などの化学と 関連する各種企業 ●公務員 ●大学院への進学 ●化学、医薬、食品などを中心とした各種企業 ●公務員 ●大学院への進学 ●金属、セラミックスを中心とした各種企業 ●公務員 地球は美しい山と海と大気、豊かな森 に囲まれています。しかし、この惑星の 資源やエネルギーは有限です。地球 の未来は環境に調和した新しい技術、 とくに化学・物理・生物の力を結集した 総合的な“モノづくり”や循環システム の構築にかかっています。化学工学 課程では、化学だけでなく、物理・生物 学の基本を学んだうえで、さらに、反応 工学や分離工学、プロセス工学など の化学工学特有の学問を体系的に 学び、化学工学的方法論により問題 を解決できる能力を持った、国際性 豊かな研究者、技術者を養成します。 コンピュータ、自動車、人工関節…。 現代の文明を象徴するこれらの機械 や装置に共通するものは何でしょう? それは目的に応じたいくつもの「 材 料 」によって構 成されていることで す。どの素材が欠けても装置全体の 機能は発揮できません。このように時 代の進歩は新しい材料の設計と開 発にかかっています。本課程では、マ テリアル工学の基礎から応用まで幅 広い学問を学び、創造力と国際性 豊かなマテリアルサイエンティストを育 成します。 ●中学校教諭一種免許状(理科) ●高等学校教諭一種免許状(理科・工業) ●中学校教諭一種免許状(理科) ●高等学校教諭一種免許状(理科・工業) ●高等学校教諭一種免許状(工業) ●中学校教諭一種免許状(数学) ●高等学校教諭一種免許状(数学・工業) ●高等学校教諭一種免許状(工業) ●中学校教諭一種免許状(数学) ●高等学校教諭一種免許状(数学・工業) 応用化学課程 / 化学工学課程 / マテリアル工学課程 航空宇宙工学課程 / 海洋システム工学課程 / 機械工学課程未来を支える
新しい化学を創造する
その夢を実現する
環境と調和した社会
地球と人にやさしい材料の
研究開発に取り組む
空と宇宙への挑戦が、
世界を、未来を変える
海と人とのかかわり方を探り、
未来を創造する
モノづくりを最先端に導き、
より安全・安心な社会を実現する
自然環境と調和のとれた人間活動への貢献をめざし、
生命・環境・自然科学を融合させた新しい科学を学びます。
食料やエネルギーなどの多様な資源を利用し、生活に必要な有用物質を作出し活用 するため、また、人間が健全な環境で生活できる社会を持続的に発展させるために、環 境と調和した社会活動に貢献できる優れた人材が求められています。そこで、生命環境科 学域では、生物の多様な生命現象や生命機能の解明とその利用をめざしたバイオサイ エンス・バイオテクノロジー、持続可能な環境の保全と創成、それらの基盤となると同時 に広範な自然現象の理解と応用をめざす自然科学に関する専門的知識や技術を 教育します。加えて、豊かな教養と問題解決能力、高い倫理観と創造力を育み、産 業・社会の発展と学術の進歩に貢献できる人材を育成します。生命環境科学域
College of Life, Environment, and Advanced Sciences
■生命環境科学域 学びのフィールド 自然科学類
物理科学、分子科学、生物科学の探究と
先端科学技術への応用をめざす
自然現象の本質を解明し、理解することをめざします。自然科学の中核を成す物理学、 化学、生物学を深く学び、幅広い知識と主体的な探求心を科学技術の創造に役立てる 力を育てます。自然科学類
都市圏や自然地域、地球規模の環境問題を総合的に捉え、緑の機能を用いた環境 再生や創造によって、都市圏における持続的発展と循環型社会の構築に寄与する力を 養成。生態学、環境学、社会科学などを統合させた新しい学びを展開します。緑地環境科学類
動物・植物・微生物にかかわるバイオサイエンス・バイオテクノロジーで、
食料問題や医療、環境問題の改善・革新をめざす
あらゆる生命体を対象に多様な生命現象の解明とその応用に関する教育・研究を 行い、広範なバイオサイエンス・バイオテクノロジー領域で活躍できる有為な人材を 育成します。応用生命科学類
獣医師の育成機関・動物生命科学の教育研究機関として、人と動物の
調和や食の安全、
バイオメディカル研究、
生態系の保全などで社会に貢献
動物に対する先端医療、人間と動物の共生に係るさまざまな課題に関する専門的知識 や技術とともに、豊かな教養と問題解決能力、高い生命倫理観と創造力を身につけ、産 業・社会の発展と学術の進歩に貢献できる獣医師・技術者・研究者を育成します。獣医学類
緑地環境科学類 応用生命科学類 獣医学類健全な都市圏や緑地環境を守り創造する技術と能力を身につけた、緑と環境の
スペシャリストを養成。都市圏の持続的発展、循環型社会の構築に貢献
College of Life, Environment, and Advanced Sciences
生命環境科学域長
大木 理
博士(農学) 専門分野は植物病理学、植物ウ イルス学。「植物と病気」、「植物 病理学」(いずれも東京化学同人) などの著書もある。 Profile理学とバイオサイエンス・バイオテクノロジーを融合し、
自然の力を新たな創造に生かす。
循環型社会をめざす学びです。
人類の文明発展に大きな恩恵をもたらしてきた科学。しか し、それは一方で自然環境の破壊や資源の枯渇という現 状の一因ともなりました。これからの循環型社会の構築に 不可欠な新しい科学技術を生み出すために、微生物や 動植物の営み、物理現象、分子の性質など未解明の自 然のしくみを探究し、発見した原理を応用することが、本 学域の学びの目的です。 そのため、自然界の原理を探究する理学と、生命の営み を解明し人間生活に応用するバイオサイエンス・バイオテク ノロジーとを融合させ、多様な研究領域をもつ約200人の 教員による教育・研究体制を実現しました。基礎科学か ら応用技術まで、教員陣の専門分野から学ぶことはきわめ て多様です。まずは、生命環境科学にかかわる広範囲の 基礎知識と技術、科学者・技術者としての倫理観を学 んでください。多くの学びに触れるうちに、あなたが専門分 野として究めたい領域が必ず見つかることでしょう。 さらに、多様な領域が互いに連携しあうことで、新たな専門 分野が生まれます。植物科学と工学技術の組み合わせ から生まれた最新の植物工場はそのひとつです。広がる応 用分野は、ナノサイエンス、食品・医薬品開発、未利用資 源の資源化、都市環境の改善など、実に多彩です。人 間にとって、安全な食料と安心できる生存環境は何より重 要です。自然と生命に学び、新たな科学を生み出す気 概にあふれる、あなたの挑戦を期待しています。自然、
そ
し
て
生命
に
学
び
人
間生活
に
役
立
て
る
新
し
い
科学
。
生
み
出
す
の
は
、あ
な
た
で
す
。
生命環境科学域
College of Life, Environment, and Advanced Sciences
●近畿圏唯一の獣医学教育研究拠点として130年の歴史を誇る。 獣医臨床センター、動物科学教育研究センターなども充実。 ●3つの分野「動物構造機能学分野」「獣医環境科学分野」 「獣医臨床科学分野」により、専門分野を体系的に学べる。 ●バイオ分野などの先進的研究も盛ん。知的創造サイクルを通じ て、産学官連携による研究や社会への還元を行っている。 ●2つの課程を設置。「生命機能化学課程」「植物バイオサイエ ンス課程」のいずれかで、専門性を深めることが可能。 ●生命機能化学課程の3年次から「食品安全科学プログラム」 を開講。食品分野の専門技術者としての素養を確立する。 ●植物バイオサイエンス課程では、2年次から「食生産科学副 専攻」と「植物工場科学副専攻」を開講。食の安全を検証 できる人材と植物工場専門技術者を育成。 ●緑地に関するさまざまな課題について、生態学、環境学、社会 科学などから複合的にアプローチしていく応用的な新しい学問 領域を展開。 ●持続可能な都市圏や緑の環境を保全・創造するための専門 的教育・研究を行う。 ●獣医師〈受験資格〉 ●食品衛生管理者 ●食品衛生監視員 ●飼料製造管理者 ●環境衛生監視員 ●大学院への進学 ●大・小動物の臨床獣医師 ●公・民の試験研究機関 ●製薬会社などの各種企業 ●公衆衛生・家畜衛生に かかわる行政機関 など ●食品衛生管理者 ●食品衛生監視員 ●毒物劇物取扱責任者 ●甲種危険物取扱者〈受験資格〉 ●中学校教諭一種免許状(理科) ●高等学校教諭一種免許状(理科・農業) ●日本緑化センター認定樹木医補 ●日本緑化センター認定自然再生士補 ●登録ランドスケープアーキテクト(RLA) 〈受験資格年数の短縮〉 ●1・2級土木・造園等施工管理技士 〈受験資格年数の短縮〉 ●技術士補〈一次試験受験科目一部免除〉 ●測量士補 ●中学校教諭一種免許状(理科) ●高等学校教諭一種免許状(理科・農業) ●大学院への進学 ●環境や食料生産とその基盤整備に関連する企業・行政機関 ●都市計画や環境資源管理に関連する企業・行政機関 など
獣医学類
40名
りんくうキャンパス
※共通教育科目は中百舌鳥キャンパス School of Veterinary Science応用生命科学類
100名
中百舌鳥キャンパス
School of Applied Life Sciences
本学類では、土地自然を構成する大気、水、土、生物などの 環境要素と人間活動との相互作用や環境の動態を計測、 診断・評価し、健全なシステムを持続させるための制御や管理に かかわる技術開発やその実践にかかわる専門技術や問題解決 能力を身につけた専門職業人を育成します。また、都市生態系 や人為的影響下にある自然生態系の成り立ちを解明し、健全 な都市圏や緑地環境を保全・創成するための緑化技術、 エコロジカルデザイン手法、管理にかかわる技術開発やその実践 にかかわる専門技術と問題解決能力を身につけた専門職業人を 育成します。
緑地環境科学類
50名
中百舌鳥キャンパス
School of Environmental Sciences and Technology
●食品衛生管理者 ●食品衛生監視員 ●中学校教諭一種免許状(理科) ●高等学校教諭一種免許状(理科・農業) キャンパス 1学年定員(2016年度) 学類の特色 主な 教育・研究内容 資格・受験資格 詳細はP47参照 想定される進路 ●大学院への進学 ●食品・医薬品・化学関連企業 ●行政機関の農業関連部門 など ●大学院への進学 ●食品・医薬品産業、化学工業、資源・エネルギー・環境産業 などの化学系・生物系の各種関連企業・行政機関 など 生化学、分子生物学、有機化学、微生物学について学修し、 バイオサイエンスについての基礎と応用力を身につけていきます。 ゲノム、細胞、個体というさまざまなレベルでの生命現象と生命 環境の理解を深めながら、化学をベースとし、生物・生物素材・ 生物生育環境を対象とした先端的なバイオサイエンス・バイオ テクノロジーに関する広範な教育・研究を行います。また、食品 化学、食品製造学、食品衛生学など、食に関する幅広い知識も 学修。こうした学びを通して、食品産業、医薬品工業、化学 工業、バイオ産業、資源・エネルギー・環境産業など幅広い 産業分野で活躍できる人材を育成します。
生命機能化学課程
植物の物質生産力は地球上のあらゆる生命活動の根幹です。 植物と共存せずに私たち人類は生存できません。本課程では、 植物を遺伝子、細胞、個体あるいはそれを取り巻く生態系の レベルで理解するとともに、持続可能な社会の構築に貢献できる ように植物の持つ潜在能力を最大限に引き出し、植物を食品、 医薬品、工業製品などとして安全かつ有効に利用するための 幅広い知識と素養を身につけるための高度な教育と研究を行 います。こうした学修を通して、食品分野をはじめ、植物の生産、 利用、環境修復の技術開発などのさまざまな分野で活躍する 人材を育成します。植物バイオサイエンス課程
限りない植物の可能性でヒトの未来を拓く
次世代のバイオサイエンスを担う人材を育成
※獣医師免許取得に伴う資格:と畜検査員 /食鳥検査員/狂犬病予防員など ●「先端バイオ棟」(C17棟)には生命環境特別実験室、遺伝 子解析共同実験室など最先端の研究設備が充実。 生命機能化学課程 / 植物バイオサイエンス課程 獣医学は応用動物科学です。動物の医療だけでなく、人獣 共通感染症の脅威、食品・医薬品の安全性、環境破壊による 生態系の変化など、獣医学の重要性は年々高まっています。 獣医学類では、動物科学の基礎・応用・臨床分野において 優れた学識、見識、技術を備えた国際的に活躍できる獣医師・ 技術者・研究者を養成します。「りんくうキャンパス」には、獣医 臨床センター、動物科学教育研究センターも併設されており、 充実した教育研究環境を生かして、より先進的で高度な専門 教育を行います。より高度な獣医学を探究し、
人と動物の健康と福祉に貢献
生命を育む緑地を多様な視点から科学する
物理科学課程
分子科学課程
生物科学課程
生命環境科学域
College of Life, Environment, and Advanced Sciences