• 検索結果がありません。

若手保育者の困難感と対処に着目した心理教育的介入 : 元保育者による保育者のメンタルヘルスに関する研究  (II私(たち)の研究)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "若手保育者の困難感と対処に着目した心理教育的介入 : 元保育者による保育者のメンタルヘルスに関する研究  (II私(たち)の研究)"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1.はじめに  今から20年以上前,大学を卒業してすぐに幼稚 園の現場で働き始めた筆者は,当時,保育者とし てあまりにも未熟で,先輩保育者と自分とを比較 して落ち込んだり,悩んだりすることが度々あっ た。その時,「こんなに大変なのは自分だけなの だろうか?」という疑問が頭をよぎった。また, 保育現場で働く友人や知人から,「職場の人間関 係が難しい」という話を度々耳にした。本研究は, そのような自身の素朴な体験に根差したものであ る。 2.研究の概要  先行研究を概観する中で,多忙な勤務環境や人 間関係の難しさ等により,保育者(保育士や幼稚 園教諭)のメンタルヘルスの問題が懸念されてお り,特に,若手保育者は他の年代よりも心の疲労 度が高く(1),バーンアウトに陥る危険性が高い(2) ため,支援が必要な状況にあると推察された。  そこで,様々な困難を抱えやすい若手保育者の メンタルヘルス対策に貢献するため,その職務上 の困難感の要因を抽出し,それに基づき,心理教 育プログラムを作成し,実施し,評価することを 本研究の目的として設定した(図1)。  本研究の構成は,以下の通りである(図2)。  第1章では,若手保育者を含む保育者の困難感 やストレス,メンタルヘルスに関して国内外の先 行研究を概観し,その動向を把握すると共に,困 難感やストレスへの対処法,メンタルヘルスを保 持・増進させるための方法を探った。  第2章では,第1章で示された若手保育者の状 況に関して,実際に若手保育者はどのような困難 感を抱えているのか,その具体的な内容を明らか にするためにインタビュー調査等による質的検討 を行った。  第3章では,第1・2章で明らかになった若手 保育者の困難感やストレス,メンタルヘルスの現 状に関して,保育者を対象とした質問紙調査の実 施による量的検証を行った。  第4章では,第1~3章の結果を踏まえて,若

若手保育者の困難感と対処に着目した心理教育的介入

―元保育者による保育者のメンタルヘルスに関する研究―

加 藤 由 美 *

図1 本研究の目的 図2 本研究の構成 * 新見公立短期大学(2016年修了)

(2)

手保育者の心理社会的ストレスを予防するための 心理教育プログラムを新たに作成し,実施し,評 価を行った。  最後に,一連の研究結果について総括すると共 に,本研究の特徴や今後の課題を明らかにした。 3.研究の内容 第1章 若手保育者の抱える困難感に関する先行  研究の概観  若手保育者を含む保育者の困難感やストレス, メンタルヘルス等に関して,国内外の先行研究を 概観し,その動向を把握すると共に,学校教員を 対象とした研究も参考としながら,困難感やスト レスへの対処法,メンタルヘルスを保持・増進さ せるための方法を探った。   保育者の困難感の要因となるのは,主として職 務環境,保育技能,職場の人間関係であった。困 難感への対処法として,職務環境の整備,職員同 士の保育観の共有,保育者効力感や対人関係スキ ルの向上等が指摘されていた(3)  職種(保育士,幼稚園教諭)の相違,職務環境 や職務の状況が保育者のメンタルヘルスに異なる 影響を与えていると推察された。保育者のメンタ ルヘルスの問題を考える上では,メンタルヘルス に影響を及ぼす要因に関するより詳細な分析を行 う必要がある。また,保育者の職種の相違や職務環 境,職務の状況に応じ,経験年数に配慮しながら, 仕事への満足感が得られるようにすること,適切 な物の見方や行動の仕方,対処法を身に付ける機 会を設けること等が必要であると推察された(4) 倫理的配慮  第2~4章においては,研究の対象者に対して, 研究目的を口頭及び文書で説明し,許可を得た。 また,対象者の個人情報の保護に努め,研究への 参加・不参加による不利益は生じないこと,収集 した個人情報やデータは研究目的以外には使用せ ず,必要な保管期間を経過した後は速やかに廃棄 すること等を含む事項について説明し,同意を得 た。第4章の内容については,筆者の所属大学(当 時)が設置した倫理委員会の審査で承認を得た上 で実施した。 第2章 若手保育者の抱える困難感に関する質的研究  若手保育者の具体的な困難感の内容を明らかに するために,若手保育者16名へのインタビュー調 査(5)を実施し,保育経験者6名の語り(6)を参考 として分析した。その結果,若手保育者の困難感 は,主として「保育者としての未熟さ」(図3-1), 「仕事の大変さ」(図3-2),「人間関係の困難感」(図 3-3)という3つカテゴリーにまとめられ,これら は相互に関連し合っていた(図4)。また,語り のエピソードから職場の人間関係の重要性が示唆 された(5) 図3-1 若手保育者の職務上の困難感     -保育者としての未熟さ- 図3-2 若手保育者の職務上の困難感     -仕事の大変さ-

(3)

 そのような職場の人間関係の困難感についての 具体的な内容を把握するために質問紙調査を実施 し,保育者112名の自由記述内容を分析した。そ の結果,「保護者対応の困難感」と「職員間の連 携の困難感」という2つのコアカテゴリーが生成 された。若手保育者,中堅・熟練保育者共に,保 護者対応よりも,職員間の連携,特に保育観や保 育方法の相違による困難感を抱えていることが窺 えた(7) 第3章 若手保育者の抱える困難感とそれに関連  する心理社会的要因に関する量的研究  若手保育者の職務上の困難感の特徴やメンタル ヘルスの指標の1つである抑うつ度と職務上の困 難感,個人要因,性格特性,対処スキル,首尾一 貫感覚がどのように関連し合っているのかを明ら かにするため,保育者374名の質問紙調査の結果 を分析した。   「首尾一貫感覚」は,Antonovsky(1987)(8) により提唱された概念で,特に海外で実証的研究 がなされている。国内では保健医療福祉等の領域 でストレス対処能力として注目されているが,保 育者に関しては,その実態が明らかでないため(9) 本研究の調査項目に取り入れることとした。  保育者の職務上の困難感に関する因子分析の結 果,「仕事の大変さ」,「保育技術の未熟さ」,「人 間関係の困難感」,「職場環境への不満」,「ネガティ ブな職場の雰囲気」の5因子が抽出された(図5)。  若手保育士と若手幼稚園教諭,中堅・熟練保育 士と中堅・熟練幼稚園教諭の4群について,一元 配置分散分析を行い,職務上の困難感の相違を明 らかにした。若手保育者の職務上の困難感の特徴 は,中堅・熟練保育者に比べて,食事の援助やト イレトレーニング等,乳児保育は難しいといった 「保育技術の未熟さ」をより強く感じていたこと である。特に,若手保育士は,保育に関する専門 的な知識の不足を強く感じていた。若手幼稚園教 諭は,「ネガティブな職場の雰囲気」に関する平 均得点が高く,中堅・熟練保育士に比べて有意に, 職場に悩みを相談できる人がいないと感じる割合 が高かった。  相関分析の結果を踏まえた重回帰分析及びパス 解析の結果,保育者の抑うつに関連しているの は,「ネガティブな職場の雰囲気」や「職場環境 図5 保育者の職務上の困難感 図3-3 若手保育者の職務上の困難感     -人間関係の困難感- 図4 若手保育者の職務上の困難感        

(4)

への不満」,「人間関係の困難感」といった主に職 場内の対人関係に関わる内容であることが明らか となった。また,「首尾一貫感覚」,「楽観的」,「問 題回避」等が保育者の抑うつに関連していた。先 行研究と同様に,職場の人的環境を良好に保つこ と,楽観的であること,問題に向き合う姿勢等が 保育者のメンタルヘルスを保持する上で重要であ ることが示唆された。  第4章 心理教育“サクセスフル・セルフ”若手  保育者版の作成と評価  安藤(2012)の心理教育“サクセスフル・セルフ” は,「自己洞察ならびに問題への対処解決および ソーシャルスキルといった方法を用いて,感情面, 認知面,行動面に働きかけることで,社会的適応 を育み,社会的環境を向上させ,心理・行動上の 問題を予防する心理教育的アプローチ」(10)であり, 大学生や研修医,新人医療従事者等の心理社会的スト レスの予防が報告されている(11)(12)(13)。   若手保育者を対象とした心理教育プログラムを 考案する上で,これらの実践が参考になると考え, 第1~3章の結果を踏まえた上で,若手保育者が, 職場における対人関係を良好に保つための力や問 題に対処できる力を身に付けるための心理教育プ ログラムを作成することとした。本プログラムの 実施により,若手保育者の職務上の困難感を軽減 し,健康で自分らしく仕事ができるように支援し ていきたいと考えた(図6)。  そこで,“サクセスフル・セルフ”(10)(14)を基盤 として,4レッスンからなる“サクセスフル・セ ルフ”若手保育者版を新たに作成した(図7)。  レッスン内で用いる教材(15)を一部取り上げて紹 介する。レッスン2で用いる「シナリオ」(表1)は, 第2章の調査で,保育観や保育方法の相違による 困難感を抱えやすいという保育者の実情を踏まえ て作成したものである。シナリオを読み,自分自 身や他者の気持ち,対処法について考えた後,グ ループワークで意見交換を行い,最後に全体で共 有した。  以下,①~③の対象者の順にプログラムを実施 した(①若手保育士63名(15),②若手,中堅・熟練 幼稚園教諭 75名,③若手,中堅・熟練幼稚園教諭・ 保育士12名)。なお,プログラム内容や進め方等 に関しては,研修時間や参加者の実情に合わせて 図6 若手保育者への支援に関するイメージ図 図7 “サクセスフル・セルフ”若手保育者版 表1 レッスン2 問題への解決と対処(基礎編) シナリオ

(5)

調整を行い,③に対しては個別に相談の時間を設 けた。  実施後に,プログラム内容の理解,分かり易さ, 役立ち感,感想等に関して質問紙調査を実施した。 参加者①~③による評価は,いずれも肯定的なも のが多く,保育者の経験年数や園の種別に関わら ず,プログラムは全ての保育者が共有できる内容 であると推察された。  ③に対しては,社会性や対人関係に関する自己 効力感,抑うつ等の評価指標に関して,統制群と の比較及び介入前後の比較を行うことで,プログ ラムの効果を評価した。介入群と統制群の間では, 介入前後での有意な変化は見られなかった。一方, プログラムの全参加者群とプログラムの一部参加 者群においては「対応のスキル」や「困難に打ち 勝つ自己効力感」等の評価指標において介入後の 2群で有意な差が見られ,全参加者群の方が高 かった。このことから,4回のプログラムに参加 することにより,心理社会的要因に肯定的な変化 が見られる可能性が示唆された。  しかし,評価を行い得た対象者は少数で,レッ スンの進め方やグループ編成の方法等に関して改 善点を指摘する意見もあったため,今後それらの 点に関する十分な検討と配慮が必要であると推察 された。 4.研究の総括  先行研究を概観した上で,質的研究,量的研究 及び心理教育プログラムの実施を行った。  質的研究の結果から,若手保育者の困難感は, 「保育者としての未熟さ」,「仕事の大変さ」,「人 間関係の困難感」という3カテゴリーにまとめら れ,これらは相互に関連し合っていた。語りのエ ピソードから,職場の人間関係の重要性が示唆さ れた。また,若手保育者,中堅・熟練保育者は共に, 職員間の連携,特に保育観や保育方法の相違によ る困難感を抱えていることが窺えた。  量的研究の結果から,保育者の抑うつに関連す るのは,職場内の人間関係に関わる内容であるこ と,また,首尾一貫感覚や楽観性,問題に向き合 う姿勢等が保育者のメンタルヘルスを保持する上 で重要であることが示唆された。  以上の結果を踏まえ,若手保育者の心理社会的 ストレスを予防するための心理教育プログラムを 作成し,保育士及び幼稚園教諭を対象として実施 した。その結果,経験年数や職種に関わらず多く の参加者から肯定的な評価が得られた。また,プ ログラムの効果に関する評価を行ったところ,心 理社会的要因に肯定的な変化が見られる可能性が 示唆された。しかし,対象者は少数に限られてお り,実施内容や方法等に関しての課題も明らかと なった。  今後は特に,心理教育プログラム実施における 改善点や課題を踏まえ,研修方法のあり方も考え ながら,若手保育者のメンタルヘルス対策の構築 に向けて取り組んでいく必要がある。  本研究で実施した若手保育者向けの心理教育プ ログラムの内容は,保育者の経験年数に関わらず 共有できる内容であることが示唆された。しかし, 中堅や熟練といった保育者の経験年数によって, あるいは主任や園長といった保育者の職位によっ て,職務上の困難感の内容は異なるため,其々の 保育者の困難感の実情を踏まえた心理教育プログ ラムを作成し,実施することが望ましいと考えら れる。 5.本研究の特徴 (1)筆者の立場  筆者は,元幼稚園教諭で臨床心理士でもあること から,保育・教育の現場で働く保育者に対して,心 理学的立場からの支援の取り組みを行った。心理教 育プログラムの実施においてはファシリテーターと して,また,保育者からの要望があれば相談に応じ る保育カウンセラーとしての役割を担った。 (2)幼保一体化の現状から  現在,就学前の保育・教育を一体として捉えた

(6)

取り組みが行われている。児童福祉(保育園)と 学校教育(幼稚園)を一体的に提供する幼保連携型 認定こども園に勤務する保育教諭は,原則として保 育士資格と幼稚園教諭免許を併有する必要がある。 このような保育現場の状況を踏まえて,本研究では, 保育士と幼稚園教諭の両者を対象とした。 (3)若手保育者のメンタルヘルスに着目  若手保育者も含めた保育者のストレスに関して は,従来からその困難な実態が指摘されてきた反 面,保育者のメンタルヘルスに対するサポート体 制は整っていない状況にあった。本研究の実施は, これまで軽視されていた若手保育者のメンタルヘ ルスの問題に着目する契機になる。 (4)“サクセスフル・セルフ”が基盤  “サクセスフル・セルフ”は「社会の中で自分 らしく生きる」基礎力を育むことを目的とした心 理教育であり,既に建設的な変化の再現性が報告 されている(10)(11)(12)(13)(14)。本研究における心理教 育プログラムは,この“サクセスフル・セルフ” が基盤となっている。 (5)保育・教育の質  小学校就学前の乳幼児に対する保育・教育は, 生涯に亘る健全な人格形成の基礎を培うものとし て大変重要である。本研究の心理教育プログラ ムに参加した若手保育者(第4章:対象者①)が, ストレスによる心身の反応として最も多く挙げた のは「イライラする」であった(15)。もし,そのよ うな状態のまま保育を行った場合,その影響を直 接受けるのは乳幼児である。保育者自身の心の状 態が乳幼児に多大な影響を与えることを考慮する と,保育者のメンタルヘルスに対する支援を行う ことで本来の専門性が十分に発揮されれば,保育・ 教育の質を保障できる。また,心理教育プログラ ムにおいて実際に保育現場で遭遇する困難場面で の対処等について学ぶことは,特に様々な困難を 抱えやすい若手保育者の保育・教育の質の向上に つながると考えられる。 (6)早期離職の予防  先行研究では,就職後5年頃までに様々なスト レスを抱えたり,退職したりする保育士が多いこ と(16),幼稚園教諭の離職者数は,25歳未満あるい は30歳未満が他の年齢群に比べて多いことが報告 されている(17)。そのように離職の問題が懸念され る若手保育者への支援策として,本プログラムの 有用性が認められれば,若年層に増えている早期 離職の予防につながると期待できる。 (7)実証的研究から実践的研究へ  前述の通り,保育者の困難感やストレス等の要 因については国内外で数多くの研究報告がなされ ている一方で,具体的な支援に関する実践報告は 少なく,保育者のメンタルヘルス対策のための実 践的な研究が求められる状況にあった。本研究は, 実証的研究(先行研究の概観,質的・量的研究) を実践的研究(心理教育プログラムの作成・実施・ 評価)へとつなげた点において,教育実践学とし ての特徴がある。統計的解釈や実践の評価等に関 する不十分さは課題であるが,質的研究で得られ た詳細な内容は,若手保育者への支援における具 体的な手立ての提案につながった。 6.おわりに  かつて保育者だった筆者は,現在,保育者養成 校に勤務し,未来の保育者を育てる立場にある。 今,目の前の学生達が,若手保育者として現場に 出た時に,たとえ様々な困難に遭遇しても,自分 らしく力強く乗り越えていって欲しい。そう願い ながら,保育現場の先生方のメンタルヘルスの保 持・増進に向けて,自分にできることは何かを今 後も模索していきたい。 ―文 献― (1)上村眞生「保育士のメンタルヘルスに関する 研究―保育士の経験年数に着目して―」『保育 学研究』50(1), pp.53-60,2012 (2)齋藤恵美・田中紀衣・村松公美子・橘玲子・

(7)

宮岡等「保育従事者のバーンアウトとストレス・ コーピングについて」『新潟青陵大学大学院臨 床心理学研究』13,pp.23-29,2009 (3)加藤由美・安藤美華代「新任保育者の抱える 困難に関する研究の動向と展望」『岡山大学大学 院教育学研究科研究収録』151,pp.23-32,2012 (4)加藤由美・安藤美華代「保育者のメンタルヘ ルスに関する国内外の研究の動向と展望―学校 教員を対象とした研究を参考に―」『岡山大学 大学院教育学研究科研究収録』159,pp.1-10, 2015 (5)加藤由美・安藤美華代「新任保育者の抱える 困難―語りの質的検討―」『兵庫教育大学大学 院連合学校教育学研究科 教育実践学論集』14, pp.27-38,2013 (6)加藤由美「保育経験者の語りを保育者養成教 育に活かす試みについての検討」『保育の実践 と研究』17,4,pp.58-72,2013 (7)加藤由美・安藤美華代「新任保育者の抱え る職務上の困難感の要因に関する研究―若手保 育者と中堅・ベテラン保育者および園長との比 較―」『岡山大学大学院教育学研究科研究収録』 154,pp.15-23,2013 (8)Antonovsky, A.「健康の謎を解く:ストレ ス対処と健康保持のメカニズム」山崎喜比古・ 吉井清子監訳,有信堂,pp.19-23,2001

  (Antonovsky,A.,Unraveling the mystery of health : How people manage stress and stay well,San Francisco, Jossey-Bass Publishers, 1987) (9)加藤由美・安藤美華代「保育士の抑うつに関 連する要因の検討―経験年数,首尾一貫感覚, 対処スキルに着目して―」『保育学研究』54(1), pp.54-66.2016 (10))安藤美華代「自己理解を深め人間関係力を 育む心理教育“サクセスフル・セルフ”」岡山 大学出版会,2012 (11))安藤美華代「大学生の情緒的および行動上 の問題を予防する心理教育的プログラム―“サ クセスフル・セルフ大学生版2”を用いた介入 研究―」『岡山大学大学院教育学研究科研究収 録』147,pp.113-123,2011 (12)安藤美華代「研修医の心理社会的ストレス を予防するための心理教育的プログラム“サク セスフル・セルフ”のプロセス評価研究」『岡山 大学大学院教育学研究科研究集録』145,pp.1-18,2010 (13)安藤美華代「総合病院における多職種新人 医療従事者の心の健康とチーム医療に関する研 修―心理教育“サクセスフル・セルフ”の活用―」 『産業ストレス研究』22,pp.345-357,2015 (14)安藤美華代 「“サクセスフル・セルフ”ワー クブック―チーム医療と人間関係力Up !―」 岡山大学安藤美華代研究室,2015 (15)加藤由美・安藤美華代「新任保育者の心理 社会的ストレスを予防するための心理教育“サ クセスフル・セルフ”のプロセス評価研究」 『岡山大学大学院教育学研究科研究集録』160, pp.1-10, 2015 (16)社団法人全国保育士養成協議会 「指定保育士 養成施設卒業生の卒後の動向及び業務の実態に 関する調査 報告書Ⅰ」『保育士養成資料集』50, pp.246-327,2009 (17)文部科学省「平成25年度 学校教員統計調査 報告書」2013 -付 記-   本研究は,平成26 ~ 28年度科学研究費補助金 【挑戦的萌芽研究】「新任保育者のメンタルヘルス 対策の構築に関する研究」(課題番号:26590170, 研究代表者:加藤由美,研究分担者:安藤美華代) の助成を受けて行った研究成果の一部である。 -謝 辞-  ご多忙の中,本研究にご協力いただきました多く の保育者の先生方に,心より感謝申し上げます。

(8)

 とりわけ,本研究(博士論文)に取り組むにあ たって,終始懇切丁寧なご指導と温かいご支援を 賜りました岡山大学大学院教育学研究科 教授 安 藤美華代先生に,深く感謝申し上げます。  また,本研究に関して貴重なご指導,ご助言を 賜りました岡山大学大学院 教授 上地雄一郎先生, 鳴門教育大学大学院 教授 葛西真記子先生,岡山 大学大学院 教授 高橋敏之先生,鳴門教育大学大 学院 教授 山崎勝之先生,岡山大学大学院 教授 尾 上雅信先生をはじめ,兵庫教育大学大学院連合学 校教育学研究科の諸先生方に心より御礼を申し上 げます。

参照

関連したドキュメント

不変量 意味論 何らかの構造を保存する関手を与えること..

教育・保育における合理的配慮

保育所保育指針解説第⚒章保育の内容-⚑ 乳児保育に関わるねらい及び内容-⑵ねら

「海洋の管理」を主たる目的として、海洋に関する人間の活動を律する原則へ転換したと

さらに体育・スポーツ政策の研究と実践に寄与 することを目的として、研究者を中心に運営され る日本体育・ スポーツ政策学会は、2007 年 12 月

経済学研究科は、経済学の高等教育機関として研究者を

その他 わからない 参考:食育に関心がある理由 ( 3つまで ) 〔全国成人〕. 出典:令和元年度食育に関する意識調査 (

夫婦間のこれらの関係の破綻状態とに比例したかたちで分担額