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<研究ノート>教育関連Webサイトの現状からみた家庭科教員支援ネットワークの可能性

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(1)研 究 論 集 第 3号: 5 9-7 0 ,2 0 1 6. [研究ノート】. 教育関連Web サイトの現状からみた 家庭科教員支援ネットワークの可能性 中西佐知子(横浜国立大学大学院教育学研究科研究生). I はじめに 中学校家庭科教員は,他教科にはない様々な困難に直面している。先行研究によると,実習や作業に伴う準備 も日常的なことで多忙を極めており,学校内に教科について相談できる教員がいないということ(堀内 1 9 9 9 ) , 教員配置について全国的な傾向として大規模校の多い地域は専任でほとんどが一人配置,小規模校が多い地域で は免許外教科担当教員や非常勤でしのいでいる実態(上里他 1 9 9 9 ) , 福祉や環境などは時代の変化に対応してい く内容を扱う上で最新の情報収集に苦慮していること(小倉他 2 0 0 9 ) , 免許外教員による受け持ちの割合や免 許保有専任教諭の掛け持ちの割合の高さから,専門性の問題や多忙の状況(高木 2 0 1 0 ) などが報告されている。 このような状況は,授業数の削減や生徒数の減少に起因する。学校 1人配置や非常勤講師が増加した結果, 校内研究や地区教科研究会が家庭科だけでは成立しづらくなり,教員の情報交換や学びの場であった大切な機会 が失われつつある。また,他教科も兼務することで教材研究や授業準備に追われる教員や,家庭科のみの担当で あっても授業担当学級数が多いため 7 0 0名以上の評価に苦労している教員も少なくない。 加えて,家庭科教育の目的達成のためのカリキュラムは,学校や生徒の実態に応じて, また方法や取り扱い方 は教師に任されている部分が多いがゆえに,自分の実践について確信を持てず,他校の実践に関心を寄せ情報を求 めている教員が非常に多い。堀内 ( 2 0 0 8 ) は,情報交換や交流によって自分の教育実践を見直すことが可能になり, 研鑽し合える教員相互のネットワーク構築と交流が求められると指摘した。ここから示唆されるのは,研修の機会 のない非常勤講師を含め,苦手意識のある分野や得意な分野を持つ教員,新しい知見を求めているベテラン教員な ど , さまざまな家庭科教員がつながり,経験から得た知恵や情報を共有する場の提供による支援の必要性である。 以上のような家庭科教員に対する支援策として,時間や距離の制約を乗り越えることが可能な,インターネッ トの活用に着目した。家庭科教員支援としての !CT活用は,力最形成にも大きな可能性を持つと考える。その 背景として, 2 0 0 8年に公示された現行の学習指導要領(文部科学省 2 0 0 8 ) では,教育の情報化について,情 報教育及び教科指導における !CT活用の両面でさまざまな充実が図られた。これに対応するためには,教員の. !CT活用指導力の向上が必須である。高橋他 ( 2 0 1 0 ) は,新学習指導要領及び教員の !CT活用指導力のチェッ クリストから !CT活用に関する記述を分類・整理し「授業中に !CTを活用して指導することが求められており, 中学校においてはさらに生徒の !CT活用を指導することも求められている」と示した。 さらに速水 ( 2 0 1 4 ) は,「教育の情報化に関する手引」(文部科学省 2 0 1 0 ) をもとに家庭科で身につけさせる ことのできる情報活用能力と !CT活用について整理し,「 !CTを効果的に活用することが児童生徒にとって生活 をさらに身近に感じることができより理解も深まり,学校で学んだことが家庭での実践につなげていくことが 可能である」と家庭科教育における ICT活用の有用性について示した。また,「ICTを活用することで家庭科教 員の教材研究や授業準備などの負担の軽減も期待できる」と述べている。 本研究では,全国都道府県等の教育センターを中心とした既存のインターネット上での教貝支援の実態を「家. -59-.

(2) 中西佐知子. 庭科教員支援の視点」で調査し,その役割と現状にみる課題を明らかにし,さらに求められる教員支援のあり方 を導き出すことを目的とした。. I 方法 1 . 教 育 関 連 Webサイトの調査 ( 1 )実 施 方 法. 2014年 8月から 1 2月にかけて閲覧により実施した。 ( 2 )調査項目 事業内容,教育情報データベース. 1 (以下,教育情報. DB) の現状 (DBの有無,閲覧制限. の有無,利用規程の有無とその内容),コンテンツ等とした。. ( 3 )対象とした Webサイト ① 全国都道府県・政令指定都市・中核市 2 の教育センター 3 1 0 2件 ②. 全日本中学校技術・家庭科研究会及び その下部組織である各都道府県中学校技術・家庭科研究会 48件. ③. 徳島県高等学校教育研究会家庭学会. ④. 全国家庭科教育協会 (ZKK). ⑤. えいごネット. ⑥ SENSEI NOTE ①は公的教育機関②は中学校技術・家庭科教員の全国組織,③高等学校家庭科教員組織, ④家庭科教育に携わる協会組織,⑤は他教科,⑥は民間教員支援サイトとして取り上げた。. 2 . 教 育 セ ン タ ー に お け る 教 育 情 報 DB担当者へのアンケート調査 ( 1 )実施方法. 2 0 1 4年 1 0月から 1 1月にかけて郵送調査法により実施した。 (配布数 1 0 2 , 回答数 4 7 , 有効回収率 46.07%). ( 2 )質問項目 教育情報データベースの現状,教育情報 DBのしくみ,運用方法,担当者として抱える課題等,閲覧では把握 できない担当者の考え等を含む内容について取り上げた。 また方法 lにおいて,閲覧制限により調査できない項目の補完の目的もあった。. ( 3 )対 象 全国都道府県・政令指定都市・中核市教育センター 1 0 2件の教育情報 DB担当者. 皿 結果と考察 1-1. 全 国 都 道 府 県 ・ 政 令 指 定 都 市 ・ 中 核 市 教 育 セ ン タ ー の Webサイト. 1. Webサイト内に「教科指導等に関する学習指導案,教材や資料,画像や動画等授業づくりをするにあたり助けとなる. 2. ような情報」が格納されているものを,本研究における広義の「教育情報データベース」とした。 中核市とは,平成 7年 4月 1日に地方自治法の一部を改正する法律等の施行に伴い発足した「中核市制度」による市で, 県から移譲された権限に,県費負担教職員の研修があることから,文部科学省の教員研修機関リストに含まれている。 Webサイト>教員研修>都道府県・政令指定都市・中核市教育センター等 h t t p : / / w w w . m e x t . g o . j p / a _ m e n u /. 3 文部科学省. s h o t o u / k e n k y u / 1 2 2 5 0 7 8 . h t m 計1 0 3件から島根県教育センターに含まれる島根県教育センター浜田教育センターを除いた 1 0 2件とした。. -60-.

(3) 教育関連 Webサイトの現状からみた家庭科教員支援ネットワークの可能性. ( 1 )データベースの有無閲覧制限の有無. — 呻 市 ・. 邸'"". ,rn,'僻. 碑. 都道府県の教育センターの約 90%に「あ. s r n ,. 3. , r n ,. ~::;I. る」のに対し,政令指定都市では約 70%, 中核市では約 40%と少ない(図 1 )。組織,. n = 1 9. 現が難しいことから,都道府県が先行して いると推察される。その中で,閲覧制限 4. 800.'"''. " ・ ' ". ) 1. 政令"定都市. 人員配置,経費等の条件がそろわないと実. , 虚. 、 - __ " ・ " ' -. 1. のある割合が最も高いのは政令指定都市で,. n = 3 6. データベースを持つ 1 3市のうちの 1 0市で. •閲覧● , , . ,なし. ., 文臼情 f f lテータ^ースがない. こ閲覧,,,.,,,,,. 図 1 データベースの有無閲覧制限の有無の割合 (囲った部分は DBあ り ). あった。イントラネットが整備されている 率が高く,教育機関教育委員会教職員 で情報共有されやすいことも考えられる。 ( 2 )利用規程. , r n e. む,. 都道府県は,閲覧制限の有無にかかわら ず,約 60%が利用規程を設けていた。政令. 釦. i 悶. , r n ,. , r n ,. , r n ,. s o o ,. ,. 覧制限、利用規程の有無との組み合わせは、 分散していた。(図 2) 次に確認できた「利用規程」の記載項目. 砂"炉"詞; I. , o c ,. s o c s. 一 一. , o o ;. = こ■. 指定都市は,利用規程の有無にかかわらず, 約 70%が閲覧制限をしていた。中核市は閲. , o oら. o a 1 3. , o o ; ;. 11.61•. " ・ ". ::;:~-Iii) " ' " ■ 閲 f.Il'lfl心し•利用叩2なしに問虹,., ●. r ,. 翌f 1 " 1「 刃•利用規 !lh り. 「 ,なし・利用'・'"'恥"閲氏 l'!IPわ , , .利用規程なし. 閃"訂昂"'リ・利用規程オ呵. について,総じて記載が多かったのは,著 作権,リンク,免責事項,個人情報の取り 扱いだった。. 図2 閲覧制限・利用規程の有無による組み合わせパターンの割合 (囲った部分は利用規程あり). 教育情報データベースの設置された教育センターの中で.利用規程のないものと詳細な規程がある場合とで は,スタンスの差が非常に大きいことが明らかになった。 ( 3 )コンテンツ構成 「授業づくり」に関するもの,「学校の研究成果」(研究報告書や研究紀要など),「今日的な教育課題」(情報教育, 防災教育環境教育など).「学校内関連」. 戸 る か 、_ l,ヽ '-L ' ' " —• 一 _ _,. 「• 一ー~ ― --. (学校経営教育課程,学級経営,校内研修,. 3.7% --一•ー'学校内問速, 一ー・. 校内研究など),「文部科学省の資料」.「リ. し. ンク集」の 6つに分類され,授業づくりは. .. -. リンク !l¥,4_4%1 .. L. 二―-. -. j. 約 54%を占めた(図 3) - ----. 「授業づくり」の内訳は,約 60%が教材・. 「教百評題, 1 1 . 8 % 1. —---. -』. 教具(ワークシート,フラッシュカード,. , -. -. -. 直栗つ くり, 54.0%j --- -. 板書例,教師用手引き等)を提供し,他は 画像・動画といったデジタル素材.指導案・. n=272. 授業アイデイアと続いた(図 4)。 「教科外の重点教育」については,情報 図3 コンテンツ構成. 教育・情報モラル教育.環境教育が多く,. ユーザー I D , パスワードの入力によりログインするという閲覧者を限定するものである。. 4. -61-.

(4) 中西佐知子. その他には,防災教育,キャリア教育,人権教. 0 . 0 %. 育健康教育,産業教育郷土教育,へき地教育,. 指導案. 小中一貫などが見受けられた。. ( 4 )検索機能. 4 0 . 0 S ん. 60.0%. 8 0 . 0 %. 100.0%. 31.4%. 単元指導パッケージ. シラパス活用. 検索機能の有無は,「検索機能あり」が 40%,. 間発ソフト. 「検索機能なし」が 60%であった ( n 7 0 )。 検 索機能のない場合は,教育資料や研究報告書な. 2 0 .び%. 指導計画. 画像・勁画 教材・教具 指導資料・実践事例. どのリストがエクセルファイルや PDFファイ. 授業映像. ルで提示されている。検索機能のある場合,文. 授莱改菩. 献データ検索教育図書検索,学習指導案検索. I. 35.7%. , •.. .. 一. n=147. 図4 授業づくりに役立つコンテンツの内訳と割合. 研究報告書・研究紀要検索と大きく 4つの項目 が認められた。 このほかに検索できる機能として,授業づくりに役立つ具体的な素材を検索できるものもみられた。学校種, 学年,教科等からポイントを絞り,その中に指導計画学習指禅案教材等を探すもので,福井県教育研究所 5 の Webサイトでは「教材研究支援システム」をはじめ, 2 3の教育センターでこの機能を有していた。. ( 5 )現状にみる課題 全都道府県・政令指定都市・中核市の教育センターはその役割や組織から大きく 3つのタイプに分けられる。 ①教育委員会にぶら下がったサイトで,主に研修についての告知や発信をするもの,②学校教育に限定し,教員. の資質向上,児童• 生徒の学力向上などに関わる情報も提供するもの,③学校教育のみならず県民,市民などす べての人の学びのセンターとして幼児教育から生涯学習までの情報を提供するものの以上 3つのタイプである。 学校教育に限ると,いずれも役割は国県あるいは市の教育政策に則って,それを実現するための道筋を示し, また支援をすることである。したがって,教育センターの示すものは,お手本である必要がある。多くの授業実 践例は,研究発表として公開されたフォーマルなもので質の保証がなされているといえる。 一方で,本研究課題の視点からは限界も見受けられる。学習指導案や教材・教具の充実度は教科によってそ の数に偏りがみられ,特定の教科しか扱われていないサイトもあった。家庭科も扱われていないサイトがみられ た教科の一つである。また,授業づくりに役だっ教材・教具はあるものの,具体的なアドバイスやコツを伝える すべがなく閲覧者の具体的な悩み,課題の解決には結びつきにくい。加えて,閲覧し教材を使った場合,その結 果や成果をフィードバックするすべがない。さらに教材を提供した側は,それがどのように活用されたか,改善 点があるか,使用した教員との情報共有・学び合いはできない。双方向なしくみが必要となろう。 先に述べたように,教員交流や学び合いのしくみを導入している教育センターは,現在のところ稀少だが, e l e a r n i n gシステムを導入している教育センターは 1 0にの 1 ま る 。 JCT活用の可能性や比較調査は,今後の課題としたい。. 1-2 全日本中学校技術・家庭科研究会及び全国都道府県中学校技術・家庭科研究会 6 ( 1 )設立 全日本中学校技術・家庭科研究会は, 1 9 5 8年 3月の教育課程審議会で「職業・家庭科」に代わり「技術・家庭科」を 新設することが答申されたことを受け, 1 9 6 2年度全面実施に向け 1 9 6 0年度から移行措置に入った中,産業教育振興会を 母体として技術・家庭科研究会が全国組織されることとなり, 1 9 6 2年 1 0月に第 1回全国大会が開催されスタートを切った。 各都道府県の研究組織の連合体として,技術・家庭科教育の草創期から数度の学習指導要領の改訂や社会情. 5. 福井教育研究所 h t t p : / / w w w . f u k u i c . e d . j p /―f e e / h t t p : / / w w w . a j g i k a . n e . j p /. 6全日本技術・家庭科研究会. -62-.

(5) 教育関連 Webサイトの現状からみた家庭科教員支援ネットワークの可能性. 勢の変化により課せられた教育課題について,各地区の研究会と連携しながら技術・家庭科教育の充実と発展の ために運営され,現在に至る。 ( 2 ) 目的と事業内容. 全日本中学校技術・家庭科研究会会則. 7 によると,. 目的は,技術・家庭科教育の研究ならびに振興である。事. 業内容は, 目的を達成するために①研究調査,②研究大会,講演会及び見学等の開催,③研究成果及び機関誌の 刊行,④施設・設備及び現職教育の充実を図るための活動,⑤技術・家庭科関係団体との連絡及び協力,⑥その 他本会の目的を達成するために必要な事業を行う。 地区・県・プロック・全国へとつながる組織で,教育現場で生み出された指導法や実践例が全国的なムープ メントを起こす可能性も秘めている。 Webサイトはその掲載内容から,研究大会等の情報発信や活動報告をす ることが役割と読み取れた。. ( 3 )現状にみる課題 研究大会は発表の場であり,力のあるベテラン教貝が中心となり研究成果を発表する場として,地域や都道 府県を越え交流も行われるが,本研究に取り組む問題意識としての,経験の浅い教員,授業づくりに悩みを抱え る教員の課題を解決するすべは見受けられず,教員支援の要素はほとんどなかった。ただ 2例ほど,交流できる 機能や,授業づくりに役立つ教材などを格納しているサイトも見られたことから,インターネットを活用するメ リットと効果が認知されてきている表れととらえた。. 1-3 徳 島 県 高 等 学 校 教 育 研 究 会 家 庭 学 会 8 ( 1 )概要 このサイトのデータベースは.文科省から「教育情報共有化促進モデル事業」の研究指定を受け.その成果 を公開するもので誰でもダウンロードできる非常にオープンなものである。「教育情報共有化促進モデル事業」 の趣旨は, ITを活用した教科指禅に関する効果的な指導方法の研究,各教員が有する優れた実践事例の提供・ 共有授業で使えるコンテンツの開発などの実践研究で,研究成果は広く普及することにより全校的に教育情報 の共有化を図り,教科における IT活用を促進するものである。. ( 2 )現状にみる課題. Webサイト運用面からは全日本技家研と同様会員である教員が本業と兼務してあたるため,年度によっ て更新回数のムラが見受けられた。また,有用な教材が多数格納されているが,ダウンロード数が大変少ない。 その要因として使用にあたってのコメントがないためと推察される。活用した教員の感想や,生徒の反応,改 善点の指摘という情報こそが必要であるといえる。教員は「何を使って授業をおこなうのか」ということ以上に 「どのように使って行うのか」を求めていると推察された。. 1-4 全 国 家 庭 科 教 育 協 会 (ZKK)9 ( 1 )概要 国公私立を問わず小・中・高等学校・大学で家庭科教育に携わっている教員が会員である全国組織のこの研 究団体は唯一であり.「家庭科」という名称を世に残すために行政に働きかけ実現させたという歴史的な経緯か らも言えるとおり.結集した力の影響力が大きい団体である。 研究大会では,その組織力を生かし小・中・高等学校が連携した研究成果が発表されている。. 7全日本中学校技術・家庭科研究会会則. h t t p : / / w w w . a j g i k a . n e . j p / p a g e . p h p ? p = o r g _ r u l e h t t p : / / k a t e i t o k u s h i m a e c . e d . j p / ’全国家庭科教育協会 h t t p : / / w w w l . c 3 n e t . n e . j p / z e n k o k u k a t e i k a /. 8徳島県高等学校教育研究会家庭学会. -63-.

(6) 中西佐知子. また,研修会,実技講習会では企業とタイアップし,教員の専門的視野を広げ資質向上を図るような配慮が なされている。. ( 2 )現状にみる課題 この Webサイトは,この協会の説明と研修会・研究会の開催告知,活動報告,事務連絡が現在のところの役 割といえる。事務局長のメッセージでは「将来的には会員の方にログインパスワードをお渡しして,優れた授業 実践の授業案やワークシート,テスト問題などを取り出せるようにして,それを活用又は応用した先生方の書き 込みができ,家庭科教育に関わる実践的な交流ができるようにしたい」とあり,さらに「一校 1人の教科担当の 先生が多い中で,会員同士が学び合い・励まし合うことができる全国ネットの研究会」を目指すと示されている。 この点は,本研究者が具体的な手立てとして考えることと一致する。 事務局長が示した計画が実現されたとして,本研究課題の視点からは,その限界が予測される。 「優れた授業実践の,.・」とあるように,研究大会で発表され,文科省の教科調査官や指導主事に評価され たものが掲載されることとなり,教育センターと同様に「お手本」が示されるに留まるのではないか。また会員 数約 2 , 0 0 0名の 8割が高等学校教員の中,本研究対象である中学校のコンテンツは,全国規模であるがゆえに書 き込みを含め,少数に留まると推察される。その理由は公立中学校に限っては地域の特色を生かし,地域の事 情に寄り添いながら授業づくりが行われていることが多いからである。. 1-5 えいごネット. 1 0. ( 1 )概要 このサイト内の説明によると,「英語教育の一層の充実を目指す教員のために,英語を使う機会の拡充や生徒 の英語学習のモチベーションの向上, ALT・JCTの効果的な活用,英語教員の英語カ・指導力の強化等につい で情報提供をおこなうポータルサイト」 で サイトの運営は文部科学省初等中等教育局国際教育課の協力を得て 一般財団法人英語教育協議会 (ELEC) が行っている。この Webサイトの役割は,英語教育に関するさまざま な情報を集約し公開することである。 文科省初等中等国際教育課の協力を得ていることから,全国の教育機関がもつ情報とリンクしているので, 情報集約拠点として機能している。他教科だが,全国の教育機関とリンクしていることで質の保証がなされた教 育情報が多数格納されているサイトとして取り上げた。 英語教育は平成 2 3年度より,小学校において第 5・6学年で年間 3 5単位時間の「外国語活動」が必修化された ように,必要性を誰もが認知している。ますます情報も寄せられ充実したサイトになっていくことが予測される。. ( 2 )現状にみる課題 リンク先が教育機関なので,質の保証がなされている反面,教育センターと同様にお手本の提供に留まる。 英語科教員は学校に複数配置されているため,学校内で教員間の学び合いが可能だが,家庭科教員は学校一人配 置が多いうえに情報交換・交流の機会が少ないので,双方向なしくみが必要であるといえる。. 1-6 SENSEiNOTE11 ( 1 )概要. Webサイトの説明によると,「全国の先生がつながる」小中高の先生向け S N S ( s o c i a ln e t w o r k i n gs e r v i c e ) 1 2である。 1 0. 、. えいごネット h t t p : / / w w w . e 1 g o n e t . J p / 1 1S ENSEi NOTE h t t p s : / / s e n s e i n o t e . c o m / 1 2 インターネットを利用し個人間のコミュニケーションを促進し,社会的なネットワークの構築を支援するサービスのこ とで,趣味や嗜好,職業出身校,居住地域あるいは「友人の友人」というつながりなどを通じて新たな人間関係を構 築できる。. -64-.

(7) 教育関連 Webサイトの現状からみた家庭科教貝支援ネットワークの可能性. この「SENSEiNOTE 」も日常では言葉を交わすこともない全国の教員が氏名・学校名・校種・教科で検索し. つながりたい人を見つけ,つながり申請により相互承認をした上で交流が可能になる。自分の作成した教材や資 料などを投稿し,つながりのある会員とデータのやりとり,コメントのやりとりができる。また.登録している 全国の教員に向けて質問を発信できる「質問板」は.広く意見を求めたい場合に有効で,実名か匿名(ニックネー ム)か選択することができる。 交流機能とは別に,教員向けイベントの情報を集約し.公開している。学校の研究発表や公開授業.教員の ためのワークショップ.講座などが新着順・人気順に提示される他.地域・教科・キーワードで検索できるよう になっている。取り上げた Webサイトの中で最も事細かに利用規程が存在した。このサイトを守り.利用者 や利用者からの情報を守るための規約と読みとった。 ( 2 )現状にみる課題 利用者が急拡大している中.「中学校家庭科」・「神奈川」で検索すると登録者は 3名しか認められず.いずれ も経験年数は 1 1年以下であった。 「国語」.「英語」.「社会」は「神奈川」で 3 0名以上認められた。「中学校家庭科」・「全国」で検索すると教員 志望を除くと約 3 0名であり,家庭科教育以外のことは交流できるが.家庭科に関して交流することは困難さが 否定できない。 また.本研究課題の中でも課題ととらえている家庭科教員 ! CT活用能力による限界も考えられ.使いこなせ ることを前提とした SNSであるが故に.苦手な教貝に対しては手を差し伸べるすべがない。さらに.教貝がつ ながり情報交換・交流したことによる成果が見えない。目的が「つながる」ことで教員を支援するというしくみ なため.教科指導以外の質問が多く.その役割は十分果たしているが.その情報交換がどのように役に立ったか が示されていない。 このしくみによって教員が力をつけたという実感できるか疑問である。本研究課題が最終的に目指す家庭科 教員の力量形成や教科指導の充実につながるイメージが描けない。. 2. 教育センターにおける教育情報 DB担当者へのアンケート調査. ( 1 ) 回答者の属性 回答者の属性は 4 0代男性が一番多く、前職は高等学校、中学校、教科は情報、理科の順で多いという結果だった。 ( 2 ) データベースの現状 1 ) データベースの有無とその理由. 回答数 4 7センターで教育情報データベースを持つ割合は約 8割で,データベースがない理由の記述には、大 きく 5つが挙げられた。 組織体制やネット環境が整備されていない. i 時間がかかるなどの運用の困難さ i i 業者を利用する,掲示板の機能といった別の方法 i v 必要と考えていて検討中 v 下部教育委員会にあるため必要ない. 教育情報データベースが“ない"と回答したほとんどが必要性を感じており,その実現にはネットワーク環境・ 組織体制といったハード面,情報精選作業や更新作業の時間の確保といったソフト面の条件が整うことが必須で ある。. 2 ) 教育情報 DB担当者の所属部署と業務の状況 以下に示したようなものが挙げられ、回答者全員が他の業務と兼務していた。. ―-65-.

(8) 中西佐知子. ・付属情報処理教育センター ・教育情報部 ・情報教育室 ・研究・情報課情報教育課 ・カリキュラム情報班,学習情報班 ・情報課情報教育担当 データベースに関する業務は、ほとんどが「案件が発生した時に随時対応する」ことから、本務が別にある ことが推察する。 3) 閲覧制限. 約 7割のセンターがなんらかの閲覧制限を設けていた。閲覧できる対象の多くは,県内の公立学校,市町村 立学校教職員や教育委員会,公的教育機関の教職員である。 閲覧するための手続きは,多くの場合,各学校あてに教育委員会から発行される J D , パスワード等によりロ グインする方法がとられていた。また少数ではあるが,申請により発行する方法もあった。 4 ) 利用規程・ガイドラインの有無 閲覧により調査したものと、ほぼ同じ割合で約 6割にあった。また,利用規程の記載項目については、本研 究者の閲覧調査とほぼ同じ割合であった。 5) 著作権の所在について 教育情報データベースを持つセンターの約 6割が,素材の著作権は「教育センターにある」と回答しているが, 「執本研究者とセンターの両者にある」という回答や,「コンテンツによって異なり本人・自治体・制作会社・教 育委員会」という記述もあった。 インターネット上で閲覧制限があった場合でも不特定多数の閲覧者がおり、しかも教員の授業づくりを支援 するものであるため活用することが大前提としてあるため、その利用方法について)レールは必要であり、著作権 の所在も明確にしておかなければならない。 6 ) 掲載素材選定ルール 約 6割が)レールに則って進められていた。 具体的な記述では、「著作権・肖像権の確認」や「個人情報に充分な配慮をする」が大半を占めた。その他、「教 育事務所・指導主事・学校長の推薦があること」、「指導主事が優れていると認めたもの」等が多数あった。さらに、 内容に関する記述として、共有するのにふさわしいもの、市の指導方針と一致しているもの、学校の教育活動を 支援する有益な情報、などもあった。 教育センターは、確実に正しいもの、お手本となるもの、自治体の教育ビジョンを実現し得るものを提供し ていくことが重要な役割であることから、推薦のあるもの、優れていると認められたものという)レールに従い掲 載する素材が選定されている。従って、「試案」は見ることはなく、あくまでも「完成版」が掲載されることに なる。. _ _ __ _ _ _ _l m : i a Vコ. '. ~. I. 図1 1 掲載に至るまでの基本的な手順. -66-.

(9) 教育関連 Webサイトの現状からみた家庭科教員支援ネットワークの可能性. 7) 掲載に至るまでの手順 基本的な流れは,図 1 1に示したとおりである。 ①素材収集 推薦によるものと自主的に提出するものに大別され、大半が推薦による。多くの場合、推薦者は指導主事で あり、作成者や授業者・学校長に依頼し、両者の許可を得る。 ②確認作業 各担当者は、内容• 著作権・個人情報等について確認し、不明な点があれば問い合わせ、必要があれば修正. を行う。担当教科を超え、複数で確認を行う例もあった。. ③ 審査・承認 審査は、確認作業とともに行われる場合も多いが、所内決裁に至るケースも多い。担当者から、主任、主幹 を経て所長決裁までたどるケースもあった。 ④掲載・公開 決裁の後、掲載に至るが、データを分類(学校種・学年・教科)する作業やファイルのリネームなどデータベー スに登録するための準備として必要な作業もある。 著作権の所在とは別に、教育センターの Webサイトに掲載されたものの責任の所在は教育センターであるた め、質を保証するためにも内容の確認が非常に重要である。一方で、簡略な手続きの例もあった。その場合であっ ても、指導主事等の審査・承認は行われている。 担当方法は,センターの組織等の事情や運用についての考え方によりさまざまな分担がされていた。主なも のを以下に示す。. aひとりで「企画」から「更新作業」まで行う b複数で「企画」から「更新作業」まで行う c複数で担当し,「承認」は上長が行う. d複数で担当し,「更新作業」のみ別の担当が行う e複数で 4つの過程を交差して分担する. 8 ) コンテンツ構成 すべてのセンターのデータベースに教科指導についてのコンテンツがあり、次いで !CT活用、特別支援教育, 0%. 20%. 40%. 学校経営. 60%. 80%. 100%. 12 憚. . . . ,. 学級経営 教育課程. . . . 血~I I. 校内研修. . , . , , .. I I. 授業改苦 生徒指導. . , . 1 , .. I. p I 血. I C T 活用 I 教科指導. 怜 . . . .. . , . .. 特別支援教育 教育用語. 1 0 0 . 0 ". 教材研究 実践事例. 6 6 . 7. .. I その他 •. , •.•, .I. I. In=36. ・ ・ ・ ・― -. .,. 図 12 教育情報 DBのコンテンツ構成(複数回答). -67-.

(10) 中西佐知子 その他の記述には、「道徳教育、総合的な学習の時間」などがあった(図 1 2 )。 9 )コンテンツ「教科指導j 中学校で掲載量の少ない教科,その要因と思われるもの 「教科指導」の中で、掲載量の少ない教科について 3つ回答を求めた結果、中学校では美術に次いで、音楽、 保健体育、家庭、技術が挙げられた。 またその要因として、その教科の専任の教員が少ないことが多数挙げられ、「別の教科の教育課題が優先され るから」という教科の優先度が存在することが明らかになった。その他の記述では.教科研修や研究事業の対象 教科になっていない点、 JCTを活用した指導法の改善がうまく進まない点が挙げられたことは、中学校家庭科 教員が抱える困難さや課題と重なる。 1 0 ) 閲覧状況の把握 約 7割のセンターで閲覧状況を把握しており,具体的な方法はアクセスカウント機能が圧倒的に多い。その 他の機能についての記述は,登録状況,アクセスログによる。 閲覧状況の把握の実際では,毎日アクセスカウントをチェックすることで,春の学年はじめと夏休み(秋の 公開授業等の準備)はカウントが上がる傾向にあることや,台風による休校日もカウントが上がっているなど, 利用状況の変動も含めて把握している例があった。. 1 1 ) 担当者の抱える課題 DB担当者の抱える課題として記述が多かったのは、 Webサイトに現在ある機能の限界や過去から蓄積され た膨大なデータの整理、指導主事等との兼務による時間の確保、運用上の課題として素材取集から内部審査、更 新作業までの時間がかかる等であった。 1 2 )さらに必要だと思うコンテンツ・機能. !CTを活用する教材、教職貝が情報交換できる会議室等のしくみの必要性が語られ、閲覧者が求めているも ののヒット率が高まるような検索機能や、利用状況が把握できるカウント機能が挙げられた。 担当者の考えからは運用上の工夫や教員間ネットワーク構築の有用性、 JCT活用への期待、 SNSとの連携の 必要性が挙げられ、一方的な公開・情報提供ではなく“学び合いができる双方向のしくみ.. が示唆された。この ことは、現在作成しようとしている Webサイトの方向性と一致する。. 1 -. l l ! l l l a l B I I. 全都道府県・政令指・教育政策に則りそれを実フォーマルなお手本が示されるが、具体的 定都市・中核市 現するための道筋を示す。なアドバイスやコツを伝えるすぺがなく課題 !教育センター :解決に結びつきにくい。 全日本中学校技術・ 地区から全国につながる 経験の浅い教員、授業づくりに悩みを抱え 家庭科研究会 研究大会等の情報発信 る教員の課題を解決するすべがない。 各都道府県研究会 をする。 各種情織の提供、事務・・,有用な教材が多数格納されているが利用 徳島県高等学校教 運絡、活動報告、教育情 率が低い。どのように使うのか、使用者の 育研究会家庭学会 ':報データベース公開 ,コメント等がない。 全国家庭科教育協 会( Z K K ). 研修会・研究会の開催告計画中の段階。会員の 8割が高等学校教 知、活動報告を公開する。員の中、地域性の強い中学校向きのコンテ ンツや書き込みが充実するか?. えいごネット. 英語教育に関するさまざ教育機関(教育センター等)へのリンクが多 まな情報を集約し公開す いので、閲覧のみに留まる。 る 。. S E N S E iNOTE. 小中高の教員に限定さ れたSNSで、情報交換や 教材の投稿ができる。. ,. 教員がつながり情報交換・交流したことに よる成果が見えない。教員の力量形成や 教科指導の充実につながるか?. 図1 3 6つの Webサイトの役割と現状にみる課題. -68-.

(11) 教育関連 Webサイトの現状からみた家庭科教員支援ネットワークの可能性. N まとめ 本研究でとりあげた 6つの Webサイトの役割と現状にみる課題を図 1 3にまとめた。 特に教育センターについては,閲覧により 1 0 2件の教育センターの Webサイトを調査し実態を把握しただけ でなく,アンケート調査からはセンターの方針・運用方法など実際の具体的な取り祖み,担当者が考えている現 在の課題が収集できた。 掲載するものは,指導主事らに「優れたもの」と認められたもの,掲載内容は十分に慎重に確認審査された「正 しいもの」であることで「質の保証」がなされていた。教員の資質向上を目的の大きな柱としているため,それ が教育センター Webサイトの役割と言える。 しかし,家庭科教員支援の視点からは,限界を指摘せざるを得ない。教育委員会によりオーソライズされた 模範例は,活用しやすいものとは限らないからである。活用してみようと思うためには,. どうやって使うのか?. どのような効果が期待されるのか?といった情報が必要だが,残念ながら閲覧者の一方通行で,フォローアップ がない。 「家庭科特有の困難さ」を乗り越えていくには同じ家庭科教員の経験から獲得した情報や知恵が必要である。 時間や場所の制約の中,インターネットを活用した家庭科教貝ネットワークを構築し, ともに学び合い支え合う しくみが必要と考える。 加えて,担当者の記述から「情報交換」の機能や「SNSとの連携」が必要だという考えが寄せられ,. また和. 歌山県の例のように集まれない状況で学び合えるしくみも出てきていた。 今回の調査により得られた多くの示唆をもとに現在本研究者は具体的な中学校家庭科教員のための Webサ イトを作成する準備を進めている。その概要を以下の図 1 4に示す。. Webサイトはすべての人が閲覧可能な公開エリアと会員のみ閲覧可能な非公開エリアに分け,公開エリアは, この Webサイトがどのような目的で,だれが運営管理し,. どのような人が会員となり活動しているのか,発信. する場とする。 閲覧対象は家庭科教員,家庭科教育に関わる個人・団体を想定し,. さらに家庭科教員をめざす学生や,家庭. 科に興味• 関心のある個人・団体も閲覧することを想定し,家庭科の魅力や役割を伝える内容も発信していく。. 「活動報告」は,会員のオフラインの会,例えば見学会,研修会,学会や研究会への参加や発表など,家庭科 教員の学びの様子を個人が特定できない範囲で公開する。 「成果物」は,非公開エリアで検討され,作成者の承諾・同意をはじめ,公開できる手続きを経た教材・教具・ ワークシート・指導案などを成果として公開する。それにより,会員外の家庭科教貝にも貢献することができる。 非公開エリアは,本研究の狭い意味での 教員支援のしくみにあたる。このように情 報交換・交流することにより,. ともに成長. できる場となることをめざす。一般の人は 非公開エリアには入れないが,会員が紹介 者となり堡録をすることで,会員となり非 公開エリアに入れるようになる。 インターネットの活用が,教員間の学ぴ 合いに有用なことは明らかになった。自分 のアイデイアを投稿し,多数の人に見られ 評されることにより,. よりよいものや知恵. のストックができ,授業に活かすことがで きる。そのストックは教貝自身の中に蓄積. 図1 4 家庭科教員のための Webサイトイメーシ図. -69-.

(12) 中西佐知子. されていくと同時に,共有のストックの役割を図 1 8で紹介した Webサイトが果たせると考える。 しかし,利用者側の視点にたっと,家庭科教員の JCTリテラシーは嵩いとは言えない。その対策として,オ フラインの会で塗録方法や投稲の方法を講習することが負担感なく利用するきっかけになると考える。 また, Webサイトを利用することが JCT活用のきっかけとなることや,実技研修なども会員の教員から声を 発し,企画されるような場になることも期待できる。さらに,学びたいことや知りたいことを実現する場,実践 から練り上げられたものを伝え残し,発信する場は,教員の成長や家庭科教育の充実も図られるのではないか。 こうしたシステムの運用に向け,家庭科教員自身のニーズやスキルを具体的に明らかにし,本研究のネット ワーク構築に参加したことによる教員の変容(意識面教科マネジメントカ,発信力, JCT活用能力)につい て明らかにすることを今後の課題としたい。. 謝辞 本研究において,本研究者を「教育インターン」として受け入れてくださった神奈川県立総合教育センター の諸先生方,アンケート調査にご協力くださった全国都道府県,政令指定都市,中核市の教育センターの情報担 当の方々心より感謝申し上げる。. 引用文献 小倉育代、宮崎陽子、大本久美子、表 真美、岸本幸臣、長石啓子、吉井美奈子 ( 2 0 0 9 ) 「家庭科教貝の家政学認識と教育現楊の課題」『家政学原論研究:家政學原論j( 4 3 ), 3 0 3 8 上里京子、小島響子、高木. 直、今野智津子、堀内かおる、福留美奈子、綿引判子、鶉田敦子 ( 1 9 9 9 ). 「 1 2の都道府県調査からみる中学校家庭科教育の実施状況 (1) 一家庭科教員の実態ー」『日本家庭科教育学会誌』 4 2. ( 2 ), 1 7 2 2 高木. 直( 2 0 1 3 )「テーマ 4中学校家庭科教員実態調査・中問報告(理事企画)(提案!今,家庭科だからできること,「課題研究」. 報告)」『日本家庭科教育学会誌』 5 6( 3 ) ,1 6 1 1 6 5 高橋 純、堀田龍也、南部昌敏 ( 2 0 1 0 ) 「新学習指導要領において必要とされる教貝の !CT活用指導力の検討」『上越教育 大学研究紀要』 2 9 . 1 3 1 1 3 8 速水多佳子 ( 2 0 1 4 ) 「家庭科における教育の情報化に関する考察」『鳴門教育大学研究紀要』 2 9 , 3 9 2 4 0 0 堀内かおる ( 1 9 9 9 ) 「神奈川県における中学校家庭科教育の実態と教員の意識」『横浜国立大学教育人間科学部付属教育実 践研究指導センター紀要』 1 5 , 6 3 7 7 掘内かおる ( 2 0 0 8 ) 「男性家庭科教員のキャリア形成一男女共同参画の象徴を超えて一」『国際ジェンダー学会誌』 6 , 2 5 4 1 文部科学省 ( 2 0 1 0 ) 新学習指導要領(本文,解説,資料等). アクセス / 2 0 1 5 . 9 . 8. h t t p : / / w w w . m e x t . g o . j p / a _ m e n u / s h o t o u / n e w c s / y o u r y o u / i n d e x . h t m 文部科学省 ( 2 0 0 7 ) 「教貝の !CT活用指導力の基準(チェックリスト)」アクセス / 2 0 1 5 . 9 . 8. h t t p : / / w w w . m e x t . g o . j p / a _ m e n u / s h o t o u / z y o u h o u / 1 2 9 6 9 0 1 . h t m 文部科学省 ( 2 0 1 0 ) 「教育の情報化に関する手弓 1」についてアクセス / 2 0 1 5 . 9 . 8. h t t p : / / w w w . m e x t . g o . j p / a _ m e n u / s h o t o u / z y o u h o u / 1 2 5 9 4 1 3 . h t m. -70-.

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参照

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