S
5
.
5
S
S
波 の 減 衰 に つ い て *
島
坦**
550.340; 1
On the Attenuation of SS and SSS Waves H. Sima
(
恥1atsushiroSeismological Observatory) Abstract
The spectra ofSS and SSS waves are obtained from records at Matsushiro for some earthquakes 'in North Atlantic Ocean.' Mid-Atlantic Ocean
,
Ethiopia and Chile. The value‘of Q representing the reverse of attenuation coefficient of seismic -waves, is evaluated to be about 200 to 300, a linear relation being considered between velocity amtlitude and frequency 、inthe!?e spectra. But, provided a、smoothcurve is drawn so as to satisfy velocity amplitude plotted with fiequency, the value of Q is to be obtained as a functIon of frequency. The value of Q as a mean,
isestimatedι to be about .470 'forthe period of 10 sec.,
about 230 ,for 15 sec.,
and about 160 for 20 sec. Thesevalues are more or' less small in comparison with the values of Q obtained from
S
.
waves, by Gutenberg.From the comparison苧ofspectra for the same type of wave recorded at any two 'stations, Q
can be' determined as the value representing the attenuation in the medium between these stations. In this paper, records at one station from two different earthquakes are conveniently used in place of records at the two diHerent station from the same earthquake. As an example, the value 9f
Q
is obtained to be about 370 from 'the comparison between the spectrum ofSS phぉefrom the earthquake of Ethiopia, the distance'. being 10,100 km, and the spectrum ofSSS phase from the earthquake of Mid-Atlantic Ocean, the distance being 15,000 km. "
1. ま え 。 が き 実体波から伝播する媒質中の減衰係数を求める場合, 直接
P
波,S波をはじめ反射波を用て求められており, Gutenberg (1945, 1958), .Press (1956),大塚 (1962), 浅田・高野 (1963)等の論文がある.ここではSS,SSS 波を用いて減衰係数を求めてみた.元来このような La-ter ph,aseははっきり記録されることは少いが,ある特 定の地域に震源、をもっ地震記象では地表からの反射波が 明瞭に記録されることがある.この論文に用いた地震の SS, SSS波はそれ以外の phaseによる変形は少く,そ れ自身の signalとみて差支えないと思われる.これら*
Received Dec. 25. 1964 林 地 震 観 測 所 の波について Fourier積分をして Spectrum'を求めて 媒質中の弾性波の減衰について議論したいと思う.ただ しこの論文では減衰係数の逆数,すなわちQ
の値につド て述べることにする.ここに掲げた地震はいづれも震央 距離が 10,000kmを越える遠い地震であるので ,SS, SSS 波から得られる Q の値は地表面から深さ約 800~m 以下の媒質についての informationを与えてくれること になり,最近問題になっている Maritle上部のQ
の値を みるには震央距離の小さい場合を論じねばならない.こ こでは一つの段階として単純な波形をもっ phaseについ て spectrum を求めてみたわけで、ある 2. 観 測 ー 用いた材料は松代における Galitzin地震計 (To=15号 4 券 29 報 H寺 験 震 110 a a Distant eiuthquakes Table 1 e t G u ふ a L n g b a M Distance (km) 20 1962 11ar. 17,20 47 31.7 North Atlantic Ocean 10.6N 43. 7W 25 14700 7 21 196311ay 19,21 3549.6 North Atlantic Ocean 23.8N 45.9W' 33 13300 6
,
%
-7 22 1963 Aug. 3,1021 36.6 11id-Atlantic Ocean 7.7N 35.8W 33 15000 7);4 23 1961 June 1,23 29 21.1 Ethiopia 39.3E 51 10100 6,
%
24 196011ay 25,08 34 33 Off coast of Chile 45 S 76 W : 17000 7)1 (Dept? 入 <p Location Origin Time (G11T)。
N trum を求めるときにその時間範囲をどの程度にとるか ということが問題となる.そして震央位置がほぼ同じ場 合,別々におこった地震をみると同名の相が再現される が波形の相似が spectrumの相似となってあらわれるかφ どうかを確かめることも減衰係数をきめる上に参考とな る 第一に spectrumを求めるときの記録の時間巾を変え るとどのように変化するかをしらべてみよう.Fig.2にNo.20の1962.11arch17, North Atlantic Oceanの:!:lli
震を例にして示す.SS phaseの時間巾の取り方たつい ては図に示すように a),b), c)"d)の4通りとって比較 してみると,時間巾 a) と b)の場合,また c)と d)の sec, Tg
=
100sec)の東西成分の記録で; Table 1に掲 げた地震である.表に示された発震時,震央位置,震源 の深さは U.S.C. G. Sで決定したもので, 11agnitude は松代で求めたものである. Fig.1にSS,SSS波の記 録の一例を示Lてある. 555 55 20. /♀62 Mιy 17, 20山731.7 NorthAtLantiιOcea凡 10. b N.,企3.7W h:2SKm D: 1f.700 t<;m 門 7関 与
o
j
h
心安
立〉 ヨ ~ r F "' -〈、 E号 555 55S
S
E /0 , 、 乱 一一0--b-
←
-
- --~ラー-4 一一-x- -55 Seismograms of SS and SSS phases 20 1960 Mar.17, 20 47 31
.
.
7 North Atlantic Ocean 10.6N, 43.7W, h: 25km, • : -14700km, M=7 1963 Aug. 3, 10 21 36.6 11id:"Atlan -tic Ocean7
.
7N, 35~ 8 W, h: 33km, : 15QOOkm,-M二7弘、 1961 June 1, 23 29. 21.1耳thiopia 1O.6N, 29. 3E, • h : 51km, • :10100km, M=6 3/4-Fig. 1 22 23 O .10 T(seι) Fig.;2'Effect of time duration evaluated forSS phase of the earthquake iri North Atlantic Ocean . to it's spectrum. w(~e(') 1.5 2 -Specttumを決める上の予備調査 記録にあらわれた波形をFourier積分によってSpec -3.111
次に No.20とNo.21の 2つの NorthAtlantic Ocean の地震の
SS
phaseの Spectrum を比較してみよう. 松代まで震央距離の大きさを考えると,大体同地域でお こった地震と考えてよかろう Fig.3に示された速度振 巾と角振動数との関係を比べると略々同じ傾向を表わし ていると解釈してよいであろう.もし震源における少く ともS
波についての spectrumが同一傾向のものと仮定 されるなら ,SS
波の pathに沿うての媒質の吸収は同じ と考えることができる. 2つの地震の Magnitude に関 して No.20が M=7で No.21 が M 二6.5であるか ら,この sprectrum の速度振巾の絶対値の差は地震の Magnitudeの相異の結果であると解釈されるえ同一地 域の地震で記録されたSS
波の波形が相似した場合,そ の spectrumについても相似しているということができ る.SSS
波の減衰について一島 20. . /q62 Ma.Y'17 NortJ,.AtLa...t:c 0ιeOJl. c.:/4700km、 M:7 21. 1963 Mal(/q NoγH. Atlヰ九ticOce帥 c.:133OOKm M:b.S'持SS
, ﹄ 豆 、 九F 4 r
t "
/0Q
の値 Table.1に挙げた地震のSS
,SSS
波の記録について Fourier解析し,更に地震計の特性による影響を補正し て得られた速度振巾と角振動数との関係を示す図が Fig. 4, a), b), c), d)である.なおa)-c)ではSS
波とSSS
4. 20./q62 Ma.y 17, 20 1f7 31.7 North AtlantiιOcea.n. /0:6 N., 43.7w ~: 25/(11¥ d: /4.700 Km' ド1:7 b H 濁 ﹄ V T 4 7 ト 且 伶 0 1.0 5030' 10/5 10q 8 7 T (~c) Fig. 3 Comarison of spectra forS
S
.
phase of the two earthquekes occurring in the same reg-lOn.
*
Though M = 6. 5 is different from the the magnitude at Matsushiro shown in Table 1,it rcpresents a mean for magnitude deter -mined at Pasadena
,
Berkeley,
CGS and Matsushiro. “)(世(.) 1.5 /00μ 場合はそれぞれほぼ同じ傾向である.ここで示されてい るSS
波の spectrumは勿論地震計の特性を補正して得 られたものである.すなわち縦軸は速度振巾で表わさ2
7l' れ,また横軸は角振動数ω二一ーをとっているが,同時 TS
S
(Q=280) /0 I、、 / 、 r、 sss¥S5、、 ωt日c") Spectra ofSS
andSSS
phases of the earthquake in NorthAtlantic Ocean.0:
SS • :SSS
波の spectrumを, d)ではSS
波,SSS
波SSSS
波のspec -trumをそれぞ、れ一緒に図示した.横軸にはQ
の計算に 便利のために角振動数ωをとってある.が,比較のために T(~c) 正5 to /0 q 8 0.$ L 斗一一よーーム 50 3020 /5 Fig.4(a) に周期でも表示しである.時間巾 a)とb)で sprectrum がほぼ同じであるということは時間市 a)-b) の部分は あまり spectrumに影響しないことを示すし,また時間 巾 c)と d)についても互に spectrumが同じということ も前と同様である.時間巾 a),b)と時間巾 c),d)とで spectrumの中で角振動数 ωの大きいところで著しい差 を生じているが,時間巾‘ a)-b) の部分,すなわちSS
phaseの後の部分を考えるか否かで相異してくる. 4つ の時間巾の取り方を総合してみるとω<
0
.
7
の範囲で, 周期にすれば約 9秒以上の範囲ではいづれの場合もほと んど同じとみてよい,すなわち Fig. 2に示されているSS
相の波形の振巾の大きい部分を4つの場合とも含ん でいるので spectrumの大勢はこの部分で決められてい るのであろう.2'r.IQ60 Ma.'a2.f>, 083'1-33 0μ coa.st0正ChiLe 1 f55,76W W7t A:17000 km. 口 万 4 巻 h A S 1 ι r k a F 100 /0 29 報 H寺 t;of";:;.. }i~ l j投 22.N63A~3 , 10213ι6 Mid.-AtLa.凡tiιOce.a凡 77 N., 3S.8 W h : 33Km b.:/Sooo km 付。7i 112 ﹀ ヨ v F F 4寸 匹 A 日 10 、│¥、 、、、 、 、、,、.,、‘ ノ、日s¥“号、 ssss、 、 、、 、 一 、 、 ¥. 号 、 a 1 . 0 . S ω {冒E
、
T(stt)Fig..4(b) . Spectra of SS and SSS phases of the earthquake in Mid-Atlantic Ocean.
0:
SS . : SSS4 10
5030 20 IS 、10q .8 7 、 T(stt)
Fig.4(d) Spectra of SS, SSS and SSSS phases of the earthq uakeoff coast of Chile.
o
:
SS .:. SSS 0: SSSS W(~C(ち 1.5 α/ とみなして,その傾斜から媒質の Qを求めてみよう.そ のためには大塚が述べている方法を用いる.すなわち Knopoffの論文にあるように Stokesが考えた粘弾性体 中を平面波が伝播するとき,振巾の距離Dに対する減衰 を exp(-kD) とすると減衰係数は k│ωIS 一 一 一 2QVI
23./Q6' }<“ne 1,23212/.1 Ethiopi.a. /0.6 N.) 39.3E d: /0100 km h: SIKm 問:吋 b 豆 可 r p /0 であらわされるここで、 S:S附 sの常数(詮÷で、こ こでは符号を用いた),ω:角振動数, V:伝播速度, Q :媒質に固有の常数である 今震源の動きを衝撃函数であらわせると仮定するJす なわち震源での spectrumがあらゆる周波数の成分の波 を一様に含んでいると考えよう.そうすれば或距離にお ける波の spectrumの傾斜からその周波数の範囲につい て媒質の常数Qを求めることができる.この常数Qは減 衰係数 kの逆数であり, non-dimensionの数である. Fig.4
-5030 20 IS 10q 8 T(stt)Fig.4(c) Spectra of SS and SSS phases o
.
f
the earthquake in Ethiopia.0:
SS . : SSS 周期 Tに換算した値もつけておいた.これらの spectrum をみると,速度振巾は角振動数とともに減少しているが 第一段階として現在の周波数範囲で、は直線的に変化する ω {日('i 1.':>SS
,SSS
波の減衰について一島 113 Table 2Epicent'ral Surface distance DSUeprftaht
from Mean e v(eaKlloIoERcn/Egtseyrca)oyf correLtshponditnhge to
No. Location Phase a path in the S surtace to Swav Q distance (km) type (km) Seheitel (km) path 20 North Atlantic 14700 SS 7350 1900 6.09 280 Ocean SSS 4900 1100 5. 58 260 21 North Atlantic 13300 SS 6650‘, 1500 55 .86 290 Ocean SSS 4430 940 .37 : 22 Mid-Atlantic Ocean 15000 SS 7500 1900 6.09 270 SSS 5000 1100 5.58 230 23 Ethiopia 10100 SS 5050 1100 5.58 190 SSS 3360 800 5.24 200 24 Off coast of Chile 17000 SS 8500 2150 6. 18 240 SSS 45720500 1300 5. 74 240 SSSS 900 5.37 290 4, a),...,d)の spectrum で速度振巾が現在の角振動数の たとすればどの程度になるか spectrumに ひ か れ た 範囲で直線的に変化していると考えて,その傾斜を各区 Smoothcurveから求めると次表のようになる. 4個の の左下に点線で示した.ただし,その点線の引き方はω 地震に対して求めたものを平均した値である の小さい範囲の spectrumの変化に重要な意味をもたせ た・今速度振巾を Uとすると, spectrumの傾斜は lu│guω│. │ω│ であらおされ,上述の減衰係数 kの表示から
Q=l
冠王
S D .2¥7となる.この式から求められた Qの値は Fig.4の 各図に記しであるが, Table 2に総合して示しである なおこの表にはSS
,SSS
,SSSS
相についてS
波として の一回の path を地表距離で示し,それに対する震波線 の最深点の深さを記しである. Qの値を求めるのに必要 な伝播速度としては各相の伝播経路についての平均速度 を用いたが,この値,も Table 2に併記しておいた.こ の表からQ
の値と最深点の深さとの間で何等かの関係が あるかと,思ってみたが,一寸見当りにくか.現在の data は地表雨から約800km以下の情報を与えているわけであ るが, Table 2の結果からみると Qの値が深さとともに ある特定の関係、で変化するかどうかとみることは少し困 難で大体200..,,.300の範囲におさまるようである.そこで 平均値として Q=250程度の見積りで,用いた data か らは一定とみた方がよいと思われる. Fig.4, a),,...d) の spectrumをみてみると実際には速 度振巾と角振動数ωとの関係は直線的な変化とみるよ り二次曲線的に変化しているとみた方がよいかも知れな い.第一近似として先に直線的とみτQ
を 求 め て み た が,もし Qの値が週期(あるいは振動数)の閤数となっ Period (sec) Q 1o 15 20 470 . 230 160 元来,振動数と振巾の対数の一次的関係からQ
を定義 し て 求 め て い る の で あ る か ら , こ の よ う な Smooth curve を引いて Qを求めるということは,振動数の範囲 を更に細かくとって,その中では一次的に変化すると考 えていることになる 5. 2点の Spectrumの差から Q を求めること 2つの観測点における特定の phase.の spectrum を 比較することにより,両観測点聞のある深さの媒質につ いて弾性波の減衰を論ずることができる.この場合,同 ーの phaseを比較してもよいし,あるいは特定の 'phase の組合せ(
P
とPP
,SとSS
,.一)等で比較してもよい. 同一の地震の data を扱う場合は震源の spectrum につ いて考える必要がないか,あるいは仮定を設けるにして も比較的簡単に処理できる. しかし松代における一点観 測の data を用いて,あたかも 2つの観測点におけるあ る phaseの spectruIIlを比較することに相当させるた めにここでは異る地震の特定の phase の組合ぜを考・え て比較する.その場合,別々におこった地震について震 源の spectrumは同一の傾向のものと仮定せねばならな U 、 -一例として Fig.5 (a)に示された No.22. Mid-Atlan-tic Oceanの地震(ム =15,000km)で記録さ札たSSS
すでにS波についての Qの値を求めたものにはGuten-bergの論文がある. Table 3. には Sec. 3で、周期毎に 得られたQの値と比較できるように Gutenberg の値も 一緒に記しておいておいた.全体にここに述べた値が少 し小さい.その理由については将来考えねばならないが, Gutenbeerg の
Q
の求め方との相違ということも考えら れるかも知れない. 浅田,高野はP
波からQ
の値を求める場合について にQ
を求めると約360となる.ニれらの結果をみると先 に震源の spectrumで速度振巾が角振動数 ω に対しτ
一様であると仮定して一点観測から求めたQの値に比ベ て少し大きい値が得られた.実際にQが大きいというこ とになると,あるいは震源の動きについて衝撃函数で与 えられるように考えることは多少問題があるかも知れな い.又は,ここで、述べた2つの phaseの spectrumの比 較の場合, Sec.4に述べたQ
の値と一致するためもう少 しお互に差があるべきなのかも知れない.しかし今の段 階ではQの値を求めた例が少いので,このような議論に 立入ることをやめて,ここで述べた特定の2つの phase のspecrum の比較ではQ
の値が多少大きめ化出たとい うことを述べておく o 1.0 50 30lO15 10q 8 Tほ叫Fig.5(b) Comparison ofS phase from the earth -quake in Kermadec Is. region with that ofSS phase from the earthquake off coast of Chile. ωuec"') 金:8S00km Q: 2'rO LI:8似)01"". Q: 180 1.5 Q= 360 /11-.Keymadec 15. 5 rha.se z ω Ch;t巴 5S pha.se 察 号 4 考 1000 巻 100 10 b ヨ h u戸A E K 伶 ( ﹀ t F F 件 、 p v )弐 亡 、 p p m 咋 )
6
.
- 6ー 29 報 ついてのQの値を決めることができる. 2つの spectrum の傾斜の差は次のようになる logU2 logUl ム2 -sl ) 0 ω2 ー ω1一
一
2QV '-' ここで suffix1, 2は両 phase を表わす.Fig.5(a) に No.22のSSSphase と No. 23 の SS
phaseの spectrumの傾斜が点線で示されているが,上 式を用いて傾斜の差から
Q
の値を求めると約370となっ た. もう一つの例として Fig.5 (b) に示されている No. 14 Kermadec ls.地震(ム =8,400km,この地震につい ては Table1.に示されていない. 1961 11ay 2,22 44 44.3 27.8 S,176.5W hニ45km11=63/~-7) と No.24Chile地震の SSphase の spectrum を比較して同様 phase と No.23. Ethiopiaの地震(ム =10,100km) で 記録された SSphaseの spectrumを比較してみよ,う この場合 No.22の SSS波および No.23の SS波は ともに
S
波として震波線を画く path の地表距離は一 回について約 5,000kmである. No.22のSSS波はNo. 23のSS波よりS
波としての pathは 1回分すなわち 5000km多く伝播しているわけである.ここで両 phase のspectrumを比較することにより path 5,000km に L....L--'.ー-1Comparison of spectra ofSS phase from the earthquake in Ethiopia with that ofSSS phase Jrom the earthquake in 11id-Atlantie Ocean. ω(st('1 T(stι} ハ υ 刷 門 O Q n ν 川 山 川 ' ' ' t ・ ハ υ ム 。 ハ υ
s
-。
- z22. 門id.・Atl制むιOιE叫 6: (1)000 KWI SSS pho.c
巴会
=SOOOkl7lQ:230 時 生~-~竺~=_lé.乙~)月 心υ之 ω Z Q V 震 1.5 !験 Q '"370 irb ︽ υ ー n EUtiop叫 SS pho.s巳 0.5 LーL...I.一--L 50 30句 lO15 Fig.5(a) 114 10 ﹀ ヨ v T 咋 F K 伶SS,
s
s
s
波の減衰について一島 115 Table 3 Values ofQ
for body waves ofS .typeAuthor Wave type
lPe
い 吋
12 Q Gutenberg (1958) Press . (1956) Sima (1964) S ScS SS, SSS の議論の中で筑波山と松代における観測か包 spectrum を比較している.その場合に得られた
Q
の値は松代の方 が筑波山より小さかった.これについては Crust上部の 地域的な構造の相違によるものではないかと説明してい る.その考えをおしすすめて,もし実際に Gutenberg の決めた Qの値に比べて松代できめた Qの値が小さいな、 ら,遠い地震のS
波ということで波長の長さを考慮して crust.上部よりもう少レ深い構造の差ということになろ う.しかしこの論文の場合にはより近い観測点との比較 がないので,観測点付近の地下構造に言及するのは早計 のようである 2点観測から Qの値を求める方法に対して Sec.5 に 述べたように一点観測で、異る地震によってー代用させたも のである.できれば同)地震について各観測点における Pあるいは Sの直接波および地表面で反射してくる波 (PP, pppあるいは SS,SSS,等)について得られ る spectrumを比較するとよい.例えばある地点ム1で P あるいは S 波の spectrum を 2~1 の地点で観測さ れる PPあるいは SS波の spectrum と比較するとム1 の範囲の実体波の減衰を知ることができる. ム1の取り 方を次第に大きくすると Qの値の垂直分布を求めること ができる筈である,しかし各 phaseの spectrum から その傾斜を精度よく決められればよいが,この論文をみ ても分るように,速度振巾と角振動数ωとの関係は ωの 24 11 10 15 20 700 400 500 470 230 160 範囲を大きくとると曲線となり.その申不規規な変化 が入るので直線的な傾斜を求めるには限度があるようで ある 謝辞一一この論文中の FourierAnalysis についての 計算には名古屋大学理学部の飯田汲事教授の深い御理解 を戴きましたこと,ならびに太田裕,服部定育両氏に忙 中の時間をさいて御援助して戴きましたことに厚く御礼 申し上げます. 参 考 文 献Asada, T. and Takano, K.: Attenuation of short period P Waves in the. Mantle, Journal of Physics. of .the Earth, 11 (1963) 25-34. Gutenberg, B. : Amplitudes of P, PP, and S and
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