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中国の対東南アジア貿易政策--中国第3次5ヵ年計画期を中心として

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(1)中国の対東南アジア貿易政策 上. 野. 秀. ー中国第3次5カ年計圃期を中心として 一. 夫. 1 新政権樹立以来の中国の対外貿易は、 社会主義経済制度のも とにおける 急 速な[業化の達成に即応して再編された。その貿易政策の基調は貿易の後進 性、 半植民地的な不平等関係から脱却して、 自 t 的国営貿易体制を確立し発 展させる こと、 自立更生を原則 とする 社会主義建設の需要に応じて計画的貿 !). 易を行なうことであった; したがってその対外貿易は、 輸出入商品の品質、 価格、 数量の国家管理、 貿易公司の社会主義化および外国為替の国家独占を 通じて国家の直接管理下におか れ、許U丁制度のかたちで行なわれはじめた。 またその輸出入の活動を通じて国の工業化の必要に密着. 輸入の任務はエ. 業化に必要な生産資材をできる だけ効率的に入手し、 輸出の任務はそのため の支払手段の獲得――— せしめたのであ る 。 新中国成立以来10年間は国民経済がきわめて順調に発展した時期であり 、 それを反映して対外貿易も着実な成長ぶりを示した。すなわち経済復典期(19 49-52年)を経て、 第1次5カ年計画期(1953-57年)には年率8.9%の経 済成長をなしとげ、 貿易規模も53年の22億9.500万ドルから57年には30億2.500 万ドルヘと拡大した。58年の37f意3.500万ドル(中国国家統計局公表数字128 億7.000万元)は50年12億 1.000万ドル(同41億 5.000万元)に比し3倍以 上に増大した。国内の経済発展のテンポは中国対外貿易の水準を決定する 一 21 つの原則であった。すなわち、 対外貿易が 国民経済の成長とほぼ歩調をあわ せて進展してきたことがわか る ;1159年にいたる までの国民経済の成長に対応 する 対外貿易の発展と変化を具体 的にあらわすものは、 輸出入商品構成の変 化であった。50年代における 貿易政策の結果、 中国貿易は機械設備およびエ - 31 (2857) -.

(2) 業原料の輸入と農鉱業廂品、 繊維I原料および製品の輸出という定型化した輸 出入絲品構成を示すこととなった。 第1次5カ年計LI川の特色が、 ソ連の設計 援助による工業ユニットの建設と糀端な原. r 業侵先政第であったのにたいし、. 第2次5カ年計画期(1958-60年)においてぱl農業の伺時発展政策がとら れ、 それがいわゆる 「 大躍進 」 の展開となって経済規模のい )そうの拡大を もたらした。 これにともなって貿易規模も59年の42億6,500/jドルと最祁を 記録した。 しかるに60年以降の事情がかなり変わってきた。 この1G年11:Jきわめて順凋 な発展をしめした中国経済は、 ①59--61年にいたる3年連続の大日然災‘杖 、 ②60年における中ソ断交、 ③経済政策のあやまり(大躍進政策)に原閃して 、 ぎびしい経済困難におそわれた。 自然災者の克服と経済発展の戦略(Iり方針と して、 61年1月には 「農業を基礎とし「.業を祁き手とし国民経済を発展させ る」 という方針で、 同時に第2次5カ年約間の 2年切り上げ中止と経済凋整 方針が決定された。1961-65年までいわゆる経済醐整期であり 、 貿易におい ても中国の伝統的な農l1F-物および関連商品の輸出の激滅で、 貿易頷令ffが給 小した。 貿易構造の面でも農業不振による•芯物(小�::'の輸人の増加(61年 から)と機械設備の輸入構成比の低下(中ソ貿易の中核をなしていた槻械・ '. プラント類の輸入減)、農業軍視政策による化学:肥料、り ::―約の輪人増の変化 な どがみられた。 中国経済は調整期の後 こ卜に なって1./悶業(/)順調な発展がみら れ 、 対外貿易は62年の26億 7,50C万ドルを般底として63年より漸次的 な1riJ復 に向っ応66年には42億 500万ドルとなり、 かってのピ ー クである59年の水 準に並んだ。 このような規模の拡大期を背禁に66年から第3次5カ年計圃問 の丈施にふみきった。 d.. ],Alexander Fぐkstein. \\'alter Ca Jenson. and Ta.Chuni l.iu. Eronom, ぐ Trends in Communist Chi:ia.. 1968.. P.672.. 2 Nai-l<uenn Chen and Walter Galenson. The Chinese Econo1m llnrl1·r Communism, 1969. p. 202. --- 32 (2858) -.

(3) 2 第 3次5カ年計圃期(1966-70年)の膝木(「務は、「おおし)に惚気ごみ、 つ ねにぶiい目標をめざし、 多く、 はやく、 りっぱに 、 むだなく社会·i: 義を建設 ‘. する」 と\ ヽ う総路線にもとづき、 階級附I'f•, ,「,Y!Jり泊、 科学 だ験の 3 大革命 連机りをひきつづき真制におし:すすめて、 「社会. t 義革命 」. と. 「. 社会. t 義建設 」. におけるより大ぎな成り!をあ げることにあった 」 そしてその経済的 ,閑題の中 心は、(1)1;'.): 業牛1年をつとめてオf大し、令国股薬発展'炭綱をいっそう効果的につ ) らぬくこと. 、. 2渇Urの[業の'j:_,印潜{t=力と父迎運輸業の輸送能力を余すと こ. ちなく発揮させ、i,Ji介業の建設 、国防強化、枯礎咋業強化、 交通運輸業の強化,. I 業柾附(T)t"'. ;J: 、. それに相応する軽[業の発展をはかり、 比較的完 r,�·1 した 1 ・ ー. 業体系と国民'1:f; 合体系を ー)ちヽ'r.てる こと、 などであった ツ 1 第 3 次 5 カ年叩叫の移行期に特徴的にいえることは、 国民舒済が計pl1i(f'.J発 展により新たな「業化のエ]まりがはじまろうとしているのに照応して、 輸出 而では農沖物や繊維製品の比,f; が高まっていること、 輸入面では機械・ プラ ント類の比if!がふたたび闊まってきたことであった。 またかって50年代を迎 じて継饒されだ ノ辿 一 辺{到貿易とか社会 t 義国lltl貿易にかわって、 貿易の市 ‘. 場構成を逆に'i!i木[義閲により多く依存する新しいパタ. ー. ンをうちだしてき. たことも特徴的であった(第 1 よ)。 と ころで66年8 I Jからくりひろげられた文化大吊.命のなかで、 中国の対外 貿易はとのような影3隊を•文けたであろうか 「 文革のなかで中国経済がとほう もない混乱を続けたとみるべき根拠はないが、 やはり'l'.i(の破壊をひきおこ し経済上の困難を憎大させた ことは£ド文であ')た, だとえば67年1月のJ孔ザ J. その他での諸事件 、 同年夏の香港I丈英格動、 虞州の武闘勃発芥によって、 1i 炭 、 イii1l1、 鉄鋼をはじめj:_:投1-.場の操槃停止、 鉄迅沌転の中断、 公路父通の 渋聞、. 卜海 、 だ津港な どでの港湾•;清翡者の作業停化による船積みや外国紅物. の滞船などがみられた C, それらが影愕して対外貿易の規段は67年(38憶6,000 万ドル)、68年(37倍1. 000 J ドル)と 2 年連綺して縮小した (、 それ::ーもかか ―j. -- 33 (2859) -.

(4) わらず第3次5カ年計圃期令般をみたばあい、. J;;J:;. I: 業牛Aiの好調を反映して. 基本 的には拡大傾向にあ ったといえる 。 この期間における貿易収支は66年は 1億 3.500万ドルの出超、 67年は 3.000ガドルの入超(食糧、 繊維 ,'11',の輸出 減少と西側L業国からの鉄鋼輸人増による)、68年は 7.000ガドルの出超であ った。 そして69年4月に 中共9全大会が開催され文革が収束されたのを契機 に、 国内経済がようやく全般 的に立ち直おり経済活動が活発化するにつれ、 貿易規模も、69年には67年の水準を上回る 38億8.500万ドルまでにJ11! 復した。12, 第1表. 中国対外貿易の推移(対共産圏および非共産圏貿易)(1950-69年) 対令地域貿易. ®. 輸出. 餡出. 輸人. 1950年 51 52 53 54 55 56 57 58 59 1960年 61 62 63 64 65 66 67 68 69. 620 780 875 I,040 I.060 I, 375 I.635 I. 595 1.910 2,205 I.945 1,525 1.525 I. 560 I.770 I,955 2.170 1. 915 1.890 2.060. 590 I,210 1.115 I.895 I.015 I,890 1.255 2,295 I.290 2.350 I, 660 3.035 I.485 3.120 I.430 3.025 I,825 3.735 2.060 4.265 2.030 3.975 I.495 3,015 I. 150 2,675 I.200 12,755 I.475 3.245 I.740 3,695 2.035 4,205 I.945 3,860 I,820 3,710 1. 825 3.885. ムw、合ar. 対 共雌 輸出. 輸人. 210 465 605 670 765 950 I 045 I.065 I.250 I.595 1.320 • 965 920 820 730 645 595 460 460 460. 140 510 710 885 970 I,300 I,010 870 I.200 I,565 J,'385 715 490 425 395 480 505 340 340 325. 圏 貿 易. ,Jt. 合計. 350 975 I. 315 I,555 1,735 2,250 2,055 I,935 2,350 2,960 2,605 I,680 1,410 I, 245 I,125 1, ]25 I,100 800 800 785. B,. (単位100万ドル). 対Jls共所圏貿易. A %. 輸出. 蛤人. 28·9 51 5 69 6 67·8 73·8 74·I 65 9 64·0 63 0 69-4 65 5 55.7 52- 7 45-2 34.7 30 5 26.2 20.7 21. 6 20. 2. 410 315 270 370 295 425 590 530 660 615 625 560 605 740 I.040 1.310 L 575 I.455 I. 430 I,600. 450 605 305 370 320 360 475 560 725 695 745 775 660 770 I, 080 1.260 I, 530 I.605 1.480 1.500. C:. 合計. 860 920 575 740 615 785 I,065 I. 090 1,385 L 310 ],370 I.335 I. 265 I.510 2.120 2.570 3. 105 3.060 2.910 3,100. cc· A. %. 71 . l 48 .5 30 4 32. 2 26. 2 25.9 34.1 36 .o 37 .o 30,7 34.5 44.3 47.3 54 .8 65.3 69 .5 73 .8 79 .3 78.4 79,8. (出所) 1950 -65年はRobert L. Price. "International Trade of Communist China, 1950 -65" in Joint Committee of the U.S. Congress, "An Economic Profile of mainland China:·. 1968, F. A. Praeger, P. 584. 1966以降1よJETRO及びl�IF, IBRD. D1rect1on of Trade annual 1964 -68. 中国の対外貿易と回復過程にあってとくに注目されることは、①)貿易収支 が毎年出超を記録していること、 ②輸出総額の約40%を発展途上国にふりむ けていること、 ③共産圏諸国と特殊な関係を保持していた状態は、 貿見の上 - 34 (2860) -.

(5) 第2表. 中国の非共産圏主要国との貿易動向(1966-69年). ミ. --\89 -----. 別. 国. 港 香 シンガポ ー ル ン ロ セ ィ バキスタン ー マレ シア(西). -. ー. 35 ( 2861) -. 東南アジア諸国合計 アルゼンチン ダ ヵ ナ オ ー ストラリア ー ニュ ー ジ ラン ド. 小麦輪出国及その他合計. 本 ス ツ 西 ス フ ィ 夕 リヽァ ペルギー・ルク七ンプルグ ス ス イ ァ-· ンマ ー ク オランダI スウェ ー デン ノルウェ ー ォ ー ス トリ ア ユ ー ゴスラピア 日. ィ. ギ ド ラ. 西側先進. リ イ ン. r 業国合計. ®以上3区域合. at. ⑪中固の対外貿易総煎 (f,; I⑭. (出所)ド". %. 中困 の 輸. I 9 6 6. 出. 484 6 88 8 456 283 784. 中I� 綸. の入. 121 448 37.1 30.1 14. 7257. 125 5. 50 0. 345 6. 0. 4 19.1 26 4 41. 306 2 94.7 9251 53.9 56 5 154 16 0 69 30.2 144 49 92 20. 702 8. 総額. 496 7 133 6 827 58. 4 798 8512. 2.738.2. 65 9. 616. 63 8. E.,,.,, Eco om;, R,.;,w.. 1971. 4,295 0. 57 5. 2445. 588 ?.. 8249. 652 0. 841 6. 296 0. 351.3. 405.6 160.5 69.9 68.3 694. 6.5 845 19H 10.6. 68 1077 2222 14.6. 14 4. 2883 108. I 206 6 93 2 739 227 213 60 122 439 15 137 I0. 5577 189.7 2832 1413 1316 35. 7 簡8 149 40.0 60.9 127 221 15.4. J.361 8. 1,307 2. 72 2. 68I. 645 6. I.887 0. ,,.,book.. 303 9. 55 3. 26941 81 6 I 76. 6 48 I 57 7 13 0 17 5 89 27 8 17 0 52 8 41. 2.045 0. 246. 5. 682 0. 6124 1883 2219 146 4 1193 351 313 94 46 3 391 10. 2 139 2.2. I.259 1. 57 4. 773 7. 3152 936 1294 925 628 20. 3 213 25 16 、 1 247 5.3 47 02. 788 6. 706 2. 112 8. 03 23 2 1278 40. 1.491 4. 798 5. 660. 9. 844 190 1 1099 112. 395 6. 116 5. 輸出. 84 319 315 34 6 64. 898 4. 1.920 0. I.544 0. 2,669.0. 3,807 0 70.1. I 9 6 9. 総額. 総額. 3912 128.6 384 33. 7 630. (単位I 00 /jドル). I 9 6 8 輪入. 輪入. 輸出. 840 1710 I 835 7I. 1.478 5. 2.245 0. I 9 6 7. 400 9 1533 41 2 29. 3 573. 06 1510 89I 58. 03 21 6 30 5 5.0. 1.327 6. 11 5. 0.9 1726 119.6 10 8. -,_. 3254 698 1139 877 596 199 195 21 289 238 6. 4 68 11. 2242 822 852 533 47.9 II 8 16 0 83 272 182 54 8.2 0.3. 1.858 0. 4083 180 4 739 548 81I. 14 27I 32 、 7 255 238. 1.187 .9. I.762 0. p.141 (I /Jドル単位J1ト• は4捨5人) 。. 674. 輪出. 4455 136.1 40.4 26.4 572. 0. 7 16 4 347 57. 5496 1520 259 I 141 0 107. 5 317 355 IO 4 謁I 420 118 150 14. 2345 90 6 882 11 2 64 1 124 190 9I 279 18. 3 59 9.9 0. 9. 2,5155. 1,415 7. 1,413 I. 3,620 .0. JETRO.. 695. J.980 0 715. 輪入. 6.1 571 474 289 446. 184 1. 0.3 122.4 1172 4.6. 390.8 1246 157. 9 419 56 3 16.4 144 13 23. 0 11 6 48 40 0.6. l.276 2. 1.893 0 67 4. 総耶1バランス 4516 1938 878 553 1018. +4394 + 796 t 70 - 25 + 126. I0 1388 1519 10.3. + 0.4 -106 0 - 82 5 + 11. 890 3. 302 0. 6253 2152 246.1 113 I 120.4 28. 8 33 4 10. 4 so. 9 29. 9 10. 7 139 15. 1,499 6. 2.691 9. 3.873 0 695. +522 I. -187 0. -156 3 - 340 ·- 697 + 293 + 78 - 4 0 -i- I 6 + 78 + 49 t 67 + 11 + 59 + 0.3 -1.956. +1395 + 870. 中囚11;�11紺1970't·9月�4 - 5ベージ コ.

(6) で は 急速 に 失 わ れ 西欧 諸 国 間 貿 易 の 比 屯 を 高 め て い る こ と 、 な ど で あ る 。 中. 国 の 対 外貿 易 を 地域別 に み る と 、 先 進 国 ( 西欧 、 f l 本 ) 、 発 展 途 上 国 ( 東 南 ア ジ ア 、 ア フ リ カ ) 、 共廂 圏 ( ソ 連 、 東 欧 ) に ほ ぼ そ の 収 引 高 を 3 分 す る. で き る が、. 第3表. ( 出所). こ. こ. とが. の 3 地域別 の 特 徴 は 、 こ の 10 年 未 先地[叫 向 け は つ ね に 中 国 の 入. 大蔵省通関統計。. 日 中 貿易 と 日 本の 全 貿 易 に 占 め る 比重. ( 単L/,): 1000 ト ル ). lt 中国貿 易 祖i 貿 易 依存度 � --―--X ! 0 0 貿易 紐頷. 超、 発展途上国、 共産 圏 向 け は つ ね に 出超 と い う 性格 を も っ て い る 。 す な わ ち 東 南 ア ジ ア ・ ア フ リ カ ( と く に 香港貿 易 ) 向 け の 輸 出 で得 た 外 貨 で 、. こ. れ. に よ っ て カ ナ ダ、 オ ー ス ト ラ リ ア か ら の 大 量 の 小 麦 と 西 欧、 H 本 か ら の 機 械 、. 鉄鉱、 化学肥料 を 中 心 と す る 入超 を ま か な う 形 と な っ て い る 。13: と く に 日 本 の. ば あ い は 、 中 国 の 対 外貿 易 国 の な か で 輸 出 人 往 復 第 1 位 を 占 め て お り ( 逆 に 日. 本 の 全貿 易 に 占 め る 比 屯 は 2 % 台 ー 第 3 表 ) 、 65 年以降貿 易 バ ラ ン ス は 日 本側. の 出超 に 転 じ て い る 。 70 年 の 日 中 貿 易 実績 で も 69 年 に 比 し 輸 出 人往 復 で 32 %. 増 の 8 億 2. 269 万 ド ル を 記録 し た 。 そ し て そ の 大幅 な 出 超 額 は 3 億 1 . 500 万 ド ル で 前 年 比 出超 幅 は I i意 5, 934 万 ド ル と 拡 が っ た ( 第 3 表 )。 こ れ に よ り 65. 年 以 降 の 黒字 は 6 億 2, 067 万 ド ル を 記 録 し た. こ. - 36 (2862) -. と に な る が、. こ. う し た連続 6.

(7) 力 年 の 出 超 を み た こ と は 、 一 つ に は 中 国側 の 対 H 需 要 ( 機械 類 、 鉄 鋼 、 化 学. 肥料 な ど ) が強 か っ た に も か か わ ら ず、 対 H 輸 出 余 力 が こ れ に と も な わ な か ). た こ と が あ げ ら れ る 。 い ず れ に し て も ア ジ ア 地域 に 限 っ て み れ ば香港、 シ ン ガ ポ ー ル 旦 た い す る 中 国 の 出超 分 で 対 日 買 付 け に あ て て い る と 考 え ら れ る 。. 以 [ か抒 済 ,;拮l 柊 期 に 貿 易 相 F 国 の 転換 を 行 な っ て 以 来 の 貿 易収 支 の パ タ. ー. ン. で あ る が、 こ れ ら は 第 3 次 5 カ 年 計画 期 に お い て も 変 っ て い な い 。 東 南 ア ジ. ア 、 と く に 香港 と シ ン ガ ポ ー ル に た い す る 出超幅 は 、 1966 - 69 年 の 年 間 平 均 5 億 ド ル 以 卜 に 達 し て お り 、 同期 間 に お け る 貿 易 バ ラ ン ス の 累計 は 、 東 南 ア. ジ ア 渚 国 へ の 出超21 億 3, 590 万 ド ル 、 西側 L 業園 お よ び小 麦 輸 出 国 か ら の 入. 超16億 7 , 330万 ド ル で 、 4 憶 6 , 260 万 ド ル の 累積黒 字 を 記録 し て い る 。. こ の 貿 易構造 の 大転換ー―• 中 国 の 対 共 帝 圏 貿 易 と 対 非 共叱 圏 貿 易 の 比 屯 の. 逆転. は、 い う ま で も な く 中 ソ 対 立 の 結 果 、 中 国 と し て は ソ 連 に 依存 で ぎ な. く な り 、 自 )J 更 '1: を 甚澗 と し つ つ も 必 要 不 uJ 欠 な 機械 ・ プ ラ ン ト 類 な ど を 西. 側 [ 業 国 か ら 求 め ざ る を 得 な く な っ た こ と に 起 因 し て い る 。 し か し 同時 に そ. の 背禁 に 一 定 の経済 的 要 因 の あ る こ と も み の がせ な い 。 と い う の は 中 国 の [. 業 化 の 最 近 の 段階で と く に 要 求 さ れ る よ う な 先進 的 な プ ラ ン ト ・ 機械 • 技術 に つ い て い え ば ( た と え ば 合繊、 化 学 肥 料 な ど 化学. r業 フ ラ ン ゜. ト 、 石 油 精製. プ ラ ン ト 、 エ レ ク ト ロ ニ ク ス の 技 術 、 製鋼 ・ 圧延 の プ ラ ン ト 、 特殊鋼 の 技術 、. 高性能の 「作機械 な ど ) 、 こ れ を 社 会 主 義 圏 と く に ソ 連 に も と め る よ り は 日 本. や 西 欧 の 諸国 に 求 め る 方 が技 術 的 、 経 済 的 に 一 層 合理 的 だ と 思 汀 れ る か ら で ある。. 中 国 対 外貿 易 の 廂 品 構 成 に つ い て み れ ば、 今 日 に い た る ま で 先 進 諸 園 に た. い す る 原 材 料輸 出 、 資 本財 輸 入 、 発展途上 国 に た い し て は 食糧 お よ び軽 工 業. 品輸出 、. 原 材 料輸 入 と い う 特 徴 を も っ て き た 。. 輸 入 商 品構 成 比 は 59 年 に つ. い て み る と 、 機械設備 ( 3 分 の 2 は 完成 プ ラ ン ト ) 40. 5 % 、 金属類1 5 . 2 % 、. 化学製品 ( 3 分 の 1 は 化学肥料 ). 7 . 8 % な ど で あ っ た 。 し か し 61 年 に は 機械. 設備 に 代 わ っ て 食 糧 品 が 3 億 330万 ド ル ( 構 成 比32. 5 % ) と 最 大 の 輪 入 品 目 - 37 (2863) -.

(8) t に経済調整期 に お け. となった(機械の減少と穀物の増 加という以外にも、. る 農 業重視政策に 起 因 して、 たと え ば化学 肥料輸入額も66年には 1 億500万 ドルと過去の最 高 を記録した) 。 しかしこの商 品 構成の急激な構造変化も、 中 国経済の鯛整期 に はいり縮小か ら 回 復 に 向か い 、 63 -64年 ご ろ からしだいに 過去の趨 勢 的パ タ ー ン に 回 復 しはじめたといってよい。 すなわち65年の 食 糧 輸入は金額 面 で 伐 糧輸出 とほぼ等し く な っ たし、 そ の他鉄鋼、 非 鉄 金 属 品 な どの比翫も高まってきた。 この結 果 第3次5カ年計圃期の輸 人商 品 構成は、 食 糧 、 鉄鋼、 機械、 原材料品 ( ゴ ム 、 織物 用 繊維 ) な どが四分 している型に 定着している 。 中国の商品別貿易動 向 ( 1966-69年). 第4表 中. 国. の. 輸. 入. 1966. 1967. - -―-. 1968. 505. 340. 340. 中. 1969. 国. ( 単 位 : 1 00 万 米 ド ル ). の. 輸. 1966 1967. 出. __. 1968. ,. 1969. 非 共 産 圏 諸 国 I . 530 I . 605 I. 480 I. 500 非 共 杵 圏 諸 国 1. 575 I . 455 I. 430 I. 600 共. 産. 圏. 計 食 化 工. 小 肥. 料. 業. 機 械. 鉄. 品. 麦. 330. 料. 150. 鋼. 225. ・ 装置 金. 属. ( プラ チ ナ を 含 む ). 織物用糸 及織物. 380. 260. 410. 295. 200. 180. 250. 285. 315. 910. 940. 775. 490. 380. 55. 35. 200. 325 85. 45. 265. 275. 125. 40. 340. 320. 300. 織 物 用 繊 維. 150. 150. 100. そ. ム. の. 他. 85. 25. 70. 20. ( 出所 ) J E T R O 資 料 に よ る 。. 80. 20. 295. 810. 310. 産. 圏. 諸. 計. 360 食. 260. 原料 · 燃料 ・ 食 用 油 ゴ. 325 共. 2. 035 1. 945 I . 820 I . 825 5)0. rm. 製. 非. 匡l. " "゜ n. 学. 鉄. 諸. ". 1111. 勅物 ・ 肉 ・ 魚. 物. 穀 I.. 250. 160. 国. 渠 物 ・ 野 菜. 業. 梨. 品. 織物) I I 糸 及織物 衣. 服. 鉄. 鋼. 非. 鉄. 金 属. 30 原 料 ・ 燃 料 ・ 我 用 油. 330. 織 物 用 繊 維. 120. 動 物 性 原 料. 90. 30 化 そ. 油. た 学. の. ね. "" ロ. 他. 595. 460. 460. 460. 505. 525. 580. 140. 125. 2. 170 I,915 I. 890 2,060 595 225. 170. 115. 125. 150. 900 280. 190 90 40. 480. 160. 170. 185. 35. 25. IO. 70. 260 25. 280 15. 425. 405. 470. 75. 95. 110. 85. 90. 90. 90. 105. 90. 155. 835. 100. 90. 140. 210. 815. 830. 245. 105 90. 175. 80 60. 90. 85. 60. 130. 90. 75. 一方輸 出は食糧 と 繊維品が 中心であり 、 第1次5カ年計画期の輸出商品構 - 38 ( 2864) -.

(9) 成 は 56 年 に は 食 糧 ( 穀物 、 畜 廂 物 、 茶 、 タ バ コ な ど ) が40 % 、 繊維 品 が 20.5. % で あ り 、 第 2 次 5 カ 年 計 両 期 に は 繊維 品 の 構 成 比 が高 ま り 、 59 年 に は 食 糧. 品 、 繊維品 と も に 36 . 3 % と な っ た 。 そ し て 62 年 に ぱ繊維品 が40. 7 % に 達 し た 。 し か し 経 済 阿 復 に つ れ て ふ た た び 食糧 品 が繊維品 を 上 回 り 、 66年 に は 食 糧 品. 27. 4 % 、 繊維 品2 1 . 7 % と な っ た 。 第 3 次 5 カ 年 計画期 に お け る 輸 出 商 品 構 成. は 食 糧 品 、 繊維品 ( 衣類 、 織物 J l l 糸 お よ び織物 ) 原 材 料 品 ( 織物 用 繊維 、 採. 油 用 種子 ) な ど が そ れ ぞれ 輸 出 の 22 -28 % を 占 め 、 そ の 構 成 比 に は ほ と ん ど 変 化 がみ ら れ な い 。. 全般的 に み れ ば 、 中 団 の 輸 出 入 商 i'晶 構 成 は 基本 的 に は 第 3 次 5 カ 年 計 圃 期. に 変 化 を み て い な い 。 す な わ ち 先 進 諸 国 へ は 食 糧 閑」 、 農 · 畜 ・ 鉱 痒 物 な ど 1. 次 廂 品 と 繊維 品 を. t体 と す る 軽. L 業 品 を 輸 出 し 、 他 方 西 欧 [ 業国 お よ び 日 本. か ら は 化学 品 、 鉄 鋼 、 非 鉄 金属 、 機械類 な ど 屯 化学. r. 業 製 品 、. ー カ ナ ダ、 オ. ス ト ラ リ ア か ら は 小 麦 を 輸 入 し て い る 。 ま た 発展途上国 に た い し て は 食 糧 品 、. 繊維品 を :tf本 と す る 軽 T 業 品 、 鉄 鋼 、 機械 を 輸 出 し 、 繊維 原 料 、 ゴ ム 、 油 脂 、 原. 料 な ど 1 次 所 品 を 輸 人 す る と い う 、 い わ ば 先 進 国 的 形態 を と っ て い る の であ る 。 d'.. I I ) 人 民 I I 報 社 ,,兌. 「. 第 3 次 5 カ 年 は 側 の ;;;-,; 1 年 」 1966 年 1 月 1 1 1 o. 121 1-'ar E a s t e r n F.conom , c R e ,·ie w . 1971 yearboo k . p . 140. ( 31 A l e xand,、 r F. c k s t e i n, Walter Galenson and Ta ・ Chun� L i u. op. c , t . , p . 690. 3. 以 上 中 国 の 対 外貿 易 の 推 移 と 第 3 次 5 カ 年 計両 の 貿 易 動 向 を 概観 し た が 、. そ の う ち 低 開 発国 に た い す る 貿 易 は 凧 的 に は ま だ 大 き い 比 屯 を 占 め て い る と. は い え な い。. し か し 中 国 の 対 外貿 易構 造 か ら み て 中 近 東 、 ア フ リ カ 、 東 南 ア. ジ ア は き わ め て 重 要 な 部 分 と さ れ て い る 。 そ れ は 屯 要 な 輸 出 市場 で あ り 、 第 3 次 5 カ 年 計 画期 中 国 の こ れ ら 諸 固 向 け 輸 出 が輸 出 総 頷 の 約40% を 占 め る こ. と で も 明 ら か で あ る 。 と く に 香港 、 シ ン ガ ポ ー ル は 中 国 の 外貨 ド ラ イ プの 相 手. 先 と し て 重 要 性 を 帯 び る 。 中 国 と 東 南 ア ジ ア と の 貿 易 は 、 双方 と も 低 開 発 展 業 国 で あ っ た た め に 、 第 2 次 大 戦 以 前 に は 本 質 的 に は 相 互依存 度 は あ ま り 晶. く な か っ た 。 た だ H 本 、 イ ギ リ ス な ど 外国 資 本 に よ る 在 華 紡 T場 の 綿糸 布 類 - 39 ( 2865) -.

(10) が、 市場 を 東 南 ア ジ ア に 求 め て 辿 出 し て し 、 た 戦 前 の 灼 績 が あ っ た 。 さ ら に 民 ‘. 族[ 業 に よ る H 月] 雑 貨 品 類 が 、 東 南 ア ジ ア に 勢 力 を も つ 華 倍i の F を 通 じ て 輸. 出 さ れ て い た 。 そ れ が第 2 次 大 戦 後 ぱ 中 国 の 5 カ 年 計 [iiり に よ る 急 速 な L 業 発 展 に よ っ て 、 中 国 の 東 南 ア ジ ア 進 出 に は 新 分 野 が開 け て き て い る が 、 そ れ : ょ 西欧貿 易 の 赤字 を 埋 め る た め い っ そ う 拍 !ド を か け る 面 が あ っ た 。 こ の よ う な. 経過 を た ど っ て 今 日 で は 、 中 国 の 対 外貿 易 の 地域別 の 特 徴 は 、 •第 年 ほ ば、 先 進 国 向 け は つ ね に 中 国 の 入超 、 後 進 園 向 け 、 共哨 圏 向 け は つ ね に 出 超 、 と い う 性格 を も っ て い る 。 し た が っ て 対香港貿 易 で の 黒· ;-: を 中 心 に 束 南 ア ジ ア. ア フ リ カ 向 け の 輸 出 で得 た 外 貨 で 、 こ れ に よ っ て カ ナ ダ. ・. オ. ー. ・. ス ト ラ リ アか. ら の 大 址 の 小 麦 と 曲 欧 · H 本 か ら の 槻 械 、 鉄鉱 、 化 学 肥料 を 中 心 と す る 入超. を ま かな う 形と な る のであ る。. 中国 ・ 東 南 ア ジ ア の 緊 密 な 貿 易 関 係 は む ろ ん 以 上 の 郎 由 ば か り で は な い 。 中. 国 ・ 東 南 ア ジ ア は 歴 史 上 と も に 共 通 の 境遇 に お か れ 、 帝国 じ 義 の 侵 人 と 搾収. を う け て き た 関 係 か ら 、 東 南 ア ジ ア 諸国 の 経 済 自 ,'r_ 要 求 に 特 別 の 同情 を よ せ 、. 国 際 的 義 務感 か ら 貿 易 ・ 経 済 協 力 を 積 椛 的 に お し す す め る こ と に な る 。 そ こ. で は 政 府 間 に よ る 長 期 の 安 定 し た 関 係 樹 ヽ』「. の た め に 、 平 和 5 r原則 ( 領 I : E権. の 尊 軍 、 相 互 イ' 11f侵 、 内 政 イ叶 干渉 、 平 守 互恵 、 ' !;_ 和 共 存 ) を 基凋 と し 、 貿 易. 協 !と を 結 ぶ こ と で l業 化 を 援助 し 、 第 1 次 't i哨物 の 大 凰 買 付 け 国 と な り 、 双 ‘. 方 の 濡 要 と 供 給 の 叶 能 性 を 追求 し た 貿 易 関 係 を 促進 し て き た の で あ る 。 援助 は た と え ば、 安 い 売 渡価 格 、 高 い 買 付 け 価 格 、 支払lこ に お け る 相 手 国 通 貨 の 使. 用 、 無償 ま た は 低 利 の ク レ ジ '/ 卜 の (共 与 、 利 f の 滅 免、 長 期 安 定取 引 を 保 証 す る 契約 ・ 協 定 の締結 、 プ ラ ン ト 輸 出 に と も な う 技術 者 の 派遺 、 そ の 他 技 術. 協 力 な ど に あ ら わ れ た 。 中 等 互 恵 の 原 則 に も と づ き 被援助園の. t 権 を 尊屯 し. い か な る 付 帯 条 件 、 特権 も 求 め な い 。 援 助 は 依存 さ せ る こ と で な く 投資 効 果. を た か め 、 そ の 国 の 政 府 資 金 の 蓄積 を 増 加 さ せ る こ と に よ り 自 力 更 生 を 支援. す る等々であ っ た。. こ う し た 中 国 の 対 外経 済 協 力 の 姿勢 は 、 い う ま で も な く 外 交 を 中 心 と す る. - 40 ( 2866) -.

(11) 政 治 的 影饗 力 の 強 化 を 狙 う も の で あ る こ と は 当 然 で あ っ て 、 対 外 平 和 共 存 5. 原則 を 基 本 と し 、 旧植民地 i:権 国 か ら の 政 治 的経 済 的 影響 力 か ら の 脱 出 支援 、 そ の 国 の 自 jJ 更 生 を 産 業 、 技 術 、 文 化 等 の 面 で達 成 せ し め る よ う 長 期 的 な 友. 好親 善関 係 の 維持増進 を は か ろ う と し て い る と み て よ い 。. し か し 中国の 対 外. 経済援助 の ば あ い に は 、 非 共 哨 圏 に お い て は ア ジ ア よ り も む し ろ ア フ リ カ を t:. と し て い る も の と 考 え ら れ る ,」 1970 年 に タ ン ザ ニ ア. ・. ザ ン ビ ア 間 の 鉄道借. 款供 与 ( 建 設 コ ス ト ] {意 6 . 700 ポ ン ド の う ち 全 額 を 借款 供 与 ) に み ら れ る よ. う に 、 ア フ リ カ に た い す る 経 済 進 出 が盛 ん に な り は じ め て い る の で 、 同 地 域 向. け 輸 出 も 漸増 す る も の と 考 え ら れ る 。. し か し 東南 ア ジ ア の ば あ い は む し ろ 貿. 易取引 の 強 化 を よ り 活 発 に推進 し て い る の で あ る 。 レ. 東 南 ア ジ ア と の 貿 易 は 、 香港、 シ ン ガ ポ ー ル 、 パ キ ス タ ン 、 セ イ ロ ン 、 マ ー. シ ア の 5 カ 国 を 中 心 に 動 い て い る 。 5 カ 国 向 け 輸 出 は 、 66 年 7 億 2 , 5 70. 万 ド ル 、 67年 6 億 6, 090 /:J ド ル 、 68年 6 億 8 , 200万 ド ル 、 69 年 7 億 620万 ド ル と な っ て お り 、 69 年 は66 年 の 記 録 に は 達 し な い が前 年 比 3. 5 % 増 で取 引 は. 回 復 基調 と な っ た 。 一 方 輸 入 は 66 年 1 億 2 , 550万 ド ル 、 67 年 1 億 2 , 280 万 ド. ル 、 68年 1 億 1 , 650万 ド ル 、 69 年 1 億 8, 4 10 万 ド ル で あ り 、 69 年 輸 人 実 績 は. 過去 最 品 の 66 年 を 46 . 7 % 上 回 り 、 前 年 を も 58 . 0 % 超過 す る 記録 と な っ た 。 こ. れ は シ ン ガポ ー ル 、 マ レ ー シ ア 、 セ イ ロ ン か ら 生 ゴ ム の 輸 入増 加 が 一 日 因 を な. す 。 中 国 の ゴ ム 輸 入 は69年 に は 前 年 (T) 5 0 % 増 1 億 2 , 000 万 ド ル と な り 、 低 開 発、 非 共 陥 圏 諸 国 か ら の 中 国 の 輸 入総 額 の 約45 % を 占 め る に い た っ た 。 こ の :. 国 が t 要 f共給 国 で あ る が、 69 年 の ば あ い 、 シ ン ガ ポ ー ル 1 1 万 2 , 000 ト ン 、 マ レ ー シ ア 8 万 9 , ()00 ト ン 、 セ イ ロ ン 6 万 2 , 000 ト ン で あ っ た 。 セ イ ロ ン の ト ン 数 は 、 1969 年 の 中 国. ・. セイ ロ ン. 「. 米 ・ ゴム ・ バー タ. 国 光 米20 万 ト ン ほ 見返 り で あ っ た 。 も っ と も 70 年 の. 「. ー. 協定」 に も と づ く 中. 米 ・ ゴム ・ バー タ. ー. 協. 定 」 で は 中 国 米20万 ト ン に た い し て わ ず か 4 万 l , 000 ト ン の セ イ ロ ン 産 ゴ ム. が計 上 さ れ て い る に す ぎ な い 。 こ れ は 69年 の 世 界 市場価 格 の 推 移 ( ゴ ム は 上 昇 し 米は 下 がる ) を 反映 し た も の で あ る 。. - 41 ( 2867) -.

(12) 第5表. 中国の 対東南ア ジ ア 主 要 5 カ 国輸出 入統計. ( �- l立 : 100 Ti ド )レ ). // 全般 的には 中国は、. パキ. ス タ ン 、 セ イ ロ ン 、 カ ン ボ ジ ア との 関係よく、 こ. れらの国から の一次廂 品 ( 綿 花 、 牛 ゴ ム 、 ジ ュ. ー. ト 、 飼 料等)の買い付 け と. 通商協定による 貿易の促進 がみら れ、 この地域との貿 易の拡大を助 け て いる 形と な っ て いる 。また イ ン ドネ シ ア 、 マ レ ー シ ア 、 タ イ 、 フ ィ リ ピ ン. イ ン. 、. ドとは国 交 が樹 立され て い な いため貿 易 額は伸び悩み傾 向 にあ っ た。 しかし な がら 米 中 ピ ン ポ ン 外 交の幕あ け 以 来 、 こ れら 諸 国 間でもにわかに中国と接 近する 動向 が 目 立 っ て きた。70年代 に入りマ レ ー シ ア 、 フ { リ ピ ン は民 間 貿 易使 節 団 を中国 に送り(71年夏、 中国貿易代 表 団 がマ レ ー シ ア を初訪問) 、 タ イ 、 イ ン ドネ シ ア 、 シ ン ガポ ー ルも中国と友 好 関係を結ぶ糸 口を模索し て い る 。 ベ ト ナ ム 戦 争の渦 中にある イ ン ドシ ナ 諸国と、 すでに中国と 大 使 交換を 復活した ビ ル マ を 除 く 、 A S E A N (東 南 ア 諸国連合) 加盟のこれら 5 カ 国. は、 国 際 的弧 立から脱しようとする 中 国外 交 の次の t 要 な 舞台 と なりつ つ あ る 。む ろ ん 中国、 東 南 ア 接近は経済 的 要 請である ことはいうまでも な い。 イ ン ドネ シ ア は外国援助に頼らざる を惜 な いの が共情である し 、 タ イ は ナ ム 特需. ”. が68年を ピ. ー. “. ベ. ト. ク に減 少したため輸出振興を図ら ねば な ら な い。 マ - 42 (2868) -.

(13) レ ー シ ア は ゴ ム の市場が不安 定で、 市況の低迷に悩まされている ので、 中国 が 安 定 して大量に買 付 けて く れることを期待する 。 フ ィ リ ピ ン も70年にぺ ‘ノ を 実 質 的に切 下 げた後 も経済 危機 を脱すことができない実情にあ る 。 こ れら 諸国が 巨大な潜 在市場をもつ 中国の経済力に期待した としても 当 然であ る 。 しかし中国にとって対 東 南 ア 貿 易 は毎年出超という構造 を とっており 、 また 東 南 ア が 輸出する ゴ ム 以外の 1 次産 品、 つ まり 米、 錫、 木材、 ヤ シ 油 な どに つ いては、 中 国経済が 基本的には 自 給 自 足 体 制 をとっていることから、 中国 • 東 南 ア ジ ア 貿 易 には 一つ の 限 芥があ る と 考えら れる 。. 4 中国 と東 南 ア ジ ア 諸国との貿易状況を各国別に概観する 。 香港. 香港は中国の対外経済政 策のなかで特殊な地位 ・ 役割 を 占 め る 。 そ. れは中国側の 一 方 的な出超をみている 最大の輸出 市場であ ること、 そ れによ り 中国の最大の外 貨 取 得 市場になっていること、 中国と諸外国との中継貿易 的性 質 を 多 分にもっていることに見出 せる 。 だ から、 中国の香港地域 向 け輸 出動向は、 中国の輸出 全 体をみる うえでの指標にもなる 。 そ れはまた貿易鼠 ばかりでな く 、 香港ほ ど 多 種類の中国商品を輸入している とこ ろ はほかにな い。 ことに大衆の生活に必 要な もの、 米 、 肉、 野菜、 低価格の衣料品、 日 用 雑貨 品および鉄鋼 丸棒、 セ メ ン ト 、 紙 な ど基本 的に中国産品に依存する ので あ る 。 香港の社会生活にすでに抜きがたい根をお ろ している といえよう。 このように香港市場の特異 な 役割は、 中国が弾力 的な価格政策等の輸出拡 大策を採った こと、 中国本 土 と一 衣帯水の関係にあ る という立地条件があ る こと、西側諸国と中国 本 士 との直接貿易の増加で、 一 方 的に中国商品の 東 南 ア ジ ア 諸国への進出の窓 口 となったこと、 香港での工 業化の急速な発展によ り 住民の購買 力や企 業の原材料需要が増大したこと、 中国銀行支店 を中心に、中 国本土 との貿易や送金に関する 為 替 • 金融 業務を営む 中国系金融機関の公然 Ill. たる 活動が認めら れているこ とな ど特殊な 条件が確立されてきたからであ る 。 - 43 (2869) -.

(14) 中 国 ・ 香港貿 易 は 、 中 国 第 3 次 5 カ 年 計 圃 初 年 度 に は 中 国 の 輸 入 l , 2 1 0 万. ド ル 、 同 輸 出 4 億 8. 460万 ド ル で あ っ た が 、 67 年 ぱ 中国 の 輸 入 837 万 ド ル (. 中 国 の 輸 入国 中 第 1 7 位 ) 、 輸 出 3 億 9 , 7 2 0 万 ド ル ( 第 1 位 ) で あ っ た ( 差 引 ぎ. 3 億 8, 888万 ド ル の 黒 ド で 第 1 位 ) 。 こ の 後 退 は67 年 5 月 の 香港 暴 動 や 中 国 国 ‘. 内 で の 文 革の 影饗 に よ る も の で あ っ た 。 香港騒動 は 約 6 カ 月 開 つ づ き 、 そ の 後. 広 束 省 が 文 革収 束 が最 後 ま で 手 間 ど っ た と こ ろ で あ る だ け に 、 香港 は 貿 易 上 で も 不 安 な 状況 に お か れ 、 食 料 品 中 心 に 物 価 がは げ し く 変動 し た 。 中 国 の 輪. 出 は 直 料品 の ほ か 鉄 ・ セ メ ン ト な ど を 中 心 に (共 給 イ< 足 を み た 。 68 年 は 中 国 の. 輸 入 736 万 ド ル ( 第 6 位 ) 輸 出 4 億89 万 ド ル ( 第 1 位 ) で ( 差 引 き 3 億 9 . 3. 53 万 ド ル の 黒 ・ド で 第 1 位 ) や や 回 復 を 示 し た c さ ら に 69 年 は 中 固 の 輸 入 6 1 0 ’. 万 ド ル 、 輸 出 4 (意 4 , 550万 ド ル ( 第 1 位 ) 、 と な り ( 差 引 き 4 億 3 . 940万 ド ル で第 1 位 )、 輸 出 は 前 年 比 1 1 % 増 と 大 幅 に 回 復 し た ;� 70 年 に も 中 国 の 輸 出 は 4 1. 億 6 , 700 万 ド ル に も 達 し た ( 同 輸 入 は 500 万 ド ル )。 こ の 数 字 か ら も 外貨 泄 得 額 が 、 文 革 や 香港騒動 な ど で 底 を つ い た 67 年 か ら 、 そ れ 以 前 の ピ ー ク で あ る. 66 年 の レ ベ ル に ほ ぼ近 づ い た こ と が わ か る 。 し た が っ て 文 革 に も か か わ ら ず 令般的 に は 中 国 の 香港 向貿 易 は ほ ぼバ ラ ン ス を と っ て 推 移 し て き た と い え る. だ ろ う 。 な お69年 の 主 要 裔 品 構 成 比 は 第 6 表 の 通 り 綿 布 、 牛 き た 動物 、 果 実 • 野菜、 肉 お よ び 肉製 品 、 雑 T 業製 品 、 魚 • 同 加 「. 品 、 穀物 ・ 同 加 [ 品 と い. う 順 序 に な っ て お り 、 こ れ は 毎 年 変 ら ず推 移 し て き た 。. 一般的 に 第 3 次 5 カ 年 計 圃 期 の 中 国 の 対 香港輸 出 は 、 食料品 ( 畜 産 物 、 魚. 貝 類 、 米 、 果 実 、 野 菜 、 缶 詰 製 品 等 ) と 繊維 製 品 ( 繊維 原 材料、 織物 、 紙 製. 品 )、 雑 貨 、 各 種機械類 、 金 属 製 品 、 化 学 製 昴 、 医薬品 、 油 脂 原 料 、 家 具 類 に. 分 け る こ と がで き る 。 し た が っ て 中 国 が依 然 と し て 香港 へ の 食 品 お よ び そ の. 他 の 日 用 品の 主要供給源で あ る こ と に 変 わ り は な い。 中 国 食料品 の ば あ い 、. と く に 牛 鮮 食 品 、 牛 畜 類 、 穀物類 は 市場 が近 接 し て お り ( も と も と 香港 は 広. 東 省 農 業 の 配給 源 で あ っ た ) 、 ま た 香港住民 の 嗜 好 が同 じ で あ る こ と な ど か ら 、. 香港の 輸 入 市場 を ほ ぼ独 占 し て い る 形 と な っ て い る 。 FH11 品 の ば あ い 、 皮 靴 、 - 44 ( 2870) -.

(15) 陶磁 器 食 品 、 木 製 家 具 、 学 用 品 な ど 大 衆 的 な も の で 、 玩具 、 楽 器 な ど も あ る 。. ま た 繊維製 品輸 出 は 、 こ と に 綿 製 品 分 野 で 量的 に 多 く 、 香 港 第 1 の 輸 出 で あ る. 縫製産業の原 反 需 要 を み た し 、 下着、 ス. ー. ツ、 スェ. ー. タ な ど香港需 要 を み た し. し て い る 。 ま た テ ト ロ ン 綿 混 紡 製 品 も 輸 出 さ れ て い る 。 各種機棟類 で も 、 扇 T R ラ ジオ、. 風機、 作 業 工具 、. 自 転 車 、 理科学実験機 器 、. [作機械、 船 用 エ. ン ジ ン な ど香港 の 人 気 を 博 し て い る 。. 第6表. 1-. 檬 維 一 人 品 生. 畜. 類. 果 実 • 野 菜 肉 • 同 加 ]. 品. 雑 穀 品 ( 人 毛中 心 ) 魚 · 同 加 L 品 穀物 · 同 加 [ 品 酪 梨 品 · 卵. 1. 中 国 の 対香港輸 出 商 品推移. ( 単位 : I OO HK ド ル ). 』 → 減率 •T 三/ 而 ' ! '��ー 五o:i 17. 7 : , 7. 1 <JO 9 t O 02 ―. 309 7. ー こ増. 1 9 6 9年. i "· 6 I - 26 1 I. 219. 2 , 9. 6 1 22. 2 5. 4 I 1 38. 3 I 6. 1 I 152. 0 ! ,. 1. 1 36. 0 97. 0 68. 2. - I. 5 I - 3 9: I +1 0G. 4 i ' "· " i 6. 0 + 9. 0 4. 3 - 8. 1 3. 0 29. I. 30-0. 7 .1 "· <. 5 ' 15.. "' ' ' " <. I - 29. 260 , 7 10. 7 1 + 18. 9 267. 5 ! 9. 9 J64 . 7 6. 8 I + 34. 8 178. 5 I 121. 3 ! s. 2 -- 8. o 11s. 3 . 150 1 ! , , l - u. 166. 8 ' 6 . 9 I 1 02. 6 ! 4. 2 86. 5 3 . 0. + 22. 2. i. 1 .... ,l. ,1. I + 29 O f. 1. + 2. 6. , ,. ,. 146, 9 1 s. 4 ' - 1 1 . 9 + 5. 8 226, 9 4 . 3 ! + 13. 9 1 +26. 8 99. 2 3 . 7 [ + 14. 7 -14. 4 90. 0 3. 3 + 29. 3. ご,::1 �:I :: I::b: 衣 類 非 金 属鉱物製 品. I. 81. 3. 3_. I-. 6 - 4 0. 4. I. 69 . 6 1 2. 9. ( 出所; JETRO . 中国経済 月 報 1970年II Ii 号 o. I 言 :::. 以 上 の よ う に 香港貿 易 が増 大 し て い る の は 、 香港の 加 工貿 易 産 業 が急速 に. 伸 び た こ と 、 香 港 が 好景 気 で消 費 増 大 が続 い た こ と 、 イ ン ド ネ シ ア 等 に 繊維 、. 雑 貨 等 を 中 心 と し て 仲 継 輸 出 が伸 び た こ と 、 そ れ に 中 国 製 品 の 質 ・ 性能 の 向 上 、 香港の物価 、 賃 金等 の値 上 り な ど が理 由 と し て あ げ ら れ よ う 。. も っ と も 香港 の 好 景 気 と 香 港 の 総 輸 入 の 拡 大 は 、 相 対 的 に は 対 中 国 輸 入 率. を 鈍化 さ せ る 趨 勢 がみ ら れ な く も な い 。 そ の 原 因 は 一 般 的 に は 中 国 文 革後 の. 建 設期 の 需要 に よ る 一 部 商 品の 品 不 足 に よ る と 考 え ら れ る が、 ま た 日 本 商 品. の 香港進 出 で シ ェ ア を ゆ ず る 結 果 に な っ た こ と に も 求 め ら れ よ う 。 68 年 以 降 - 4 5 (2871) -.

(16) 中国は香港市場への第1 の輸出国という地位を 日 本にゆ ずりわたした。 綿織 物、 毛糸、 セ メ ン ト 、 棒鋼(丸棒) 、 印 刷 用 紙、 原 風機な ど 多 くの市場分野で 日 本品は中国品に代 替される 傾 向 す らみら れる (ただし香港輸出の増減が、 直接に中国の生 産や経済の動 き を反映 している と断定 してはなら な いだ ろ う。 棒鋼輸出が低下したから といって必ら ずしも中国の棒鋼生産が低下したこと にはならない。 そこには中国側のその時点での輸出政策、 内需圧 力 の強 弱 が あ る ) 。 さらに 香港側の 条 件 として 「根 本 的には香港製品(第三国への輸出品) の 高 級化が 中国製 原 料の 渭氏 の向 上 テ ン ボを上 回ったこと、 と く に 香港繊 維産 業の化合繊 ブー ム が 、 綿 布 中心の中国品より も、 日 本の化合繊綿布の需 要を高めた」 ことが 原 因 としてあ げら れる 。 つまり 中国製品が 香港の需要の 質の高 度化 ・ 高級化に追いつけなかった事情も働いている ように思われる 。 とはい え 中国の貿易に とって、 香港市場が 世 界 第1 の大きな黒字供 給源で あ る ことに変わり ない。 な ん といっても中国製品は、 香港市場に つ ぎつ ぎ と 新規進出商品を登場させ、 その 多 く は低価格、 丈夫さ、 耐久性、 積極 的な売 り 込みを武器に 市場を席 巻 す る ことに成功している のであ る 。 そしてそ れで 西 欧、 日 本、 カ ナ ダ等から機械、 化学品、 小 麦を輸入す る のであ る 。 しかも 香港は商品貿易のなかでも単に香港住民の消 費のためというのではなく 、 仲継 貿易の意義、 す なわ ち 香港経由の再輸出販売が 重 要な 部 分を 占 める 。 多 く の 中国商品は、 香港を起点 とす る いわゆる 伝統 的な華僑 ル ー ト にのっかり 近 隣 諸国に輸出される のであ る 。 70年の ばあいも香港経由 中国品再輸出額は、 香 港の対中輸入の 4 分の 1 にあたる約 1 億 1 , 500万ドル に達 したのであ る 。 注. I 11藤本. 昭 「 中園 と ア ジ ア 1開 発 途 1-.国の経;引関係 」 ア ジ ア 経 済 の 新 動 1:,1 (国際経済第21 号 ) 25-26ペ ー ジ 。. ( 2 ) F a r Eastern Economic Rev i e w , 1971 yearboo k . p . 1 4 2 .. 5 シ ン ガポ ー ル. 中国に とって、 マ レ ー シ ア 連 邦離脱以来の シ ン ガポ ー ルは. 香港に つ ぐ 輸出 市場、 外 貨 取 得 市場 となった。 シ ン ガポ ー ル に とっても輸入 相 手 国のう ち 中国は西 マ レ ー シ ア 、 日 本に次いで第3 位で輸入構成比 8. 8% (主 要 国 中 に なった。 す なわ ち 1967年中国の シ ン ガポ ー ル輸出 1 億2. 473万ドル. - 46 (2872) -.

(17) 第3 位 ) 輸人 3, 132万ドル ( 第11 位 ) で 苓 引 き 9, 341 月 ( 第2 位 ) で1968年 1 億5, 030万ドル(第3 位 )、輸 人 2 , 653万ドル(第10 位 )、 恙 引 き 1 億2 , 377 万ドル ( 第2 位 ) とな り、 さらに69年輸出 1 億3 , 670 け ドル (第3 位 ) , 輸 人 5 ,710ガドルで恙 引 き 7 , 960 万 ドル ( 第2 位 ) ) となった。 そして70年は輸出 1 億2 , 830万ドル , 輸入 2 ,390. 万 ドル となった。 中国の輸出が激増しているわ け であ る が、 中国文革にもかかわらず全 体 としては バ ランス のとれた動 向を 示している といえる 。 中国 商品の進出 は、華僑が経済 的実権をもっている 近 隣 諸 国 ( 西 マ レ ー シ ア 、 イ ンドネ シ ア ) へ の中継貿易港であ る こと、 しかも こ れ ら 近 隣 諸 国 と中[EJの外交関係が 事 た t 断絶 し ている こと、 香港同様 中国支店 '. の活動が 許 さ れている ことなどが容 易にしている 理 巾 としてあ げら れよ う 。 中国 ・ シ ン ガポ ー ル 商 品 類別貿易動 向 (構成比). 第7表. ----- --q: ljlj --- 一—�--商 lI! l!J ――. 言. ft 柑 品. 飲 料 凡. ―. ―. 凡 び 勅 物. び. た. ば. こ. 食 Ill に 適 し な い 原 材 料. 動. ·. 植 物 件 澗 脂. 化 '?. I 業 'I. 料. I!;!. 別. 贄. I栢. 品. 総. 梨. 0I. 62. 0·6. " !HJ. 10 6. 額. 中国の輸入 1 .2 %. 1 9 6 8. 中国の輸出 29 0 %. 3 I. I O O % (3 85 , 8 1 1 ). 叶北j(T)輸 }、 0 7%. 2 9 58. 97 . 9. 98 0. I .I. 09. ml. 出 所 I J E R T O ti 料 よ り 麻 出 こ. 35 8 %. 23 2. 横 械 類 及 び輸 送 Il l 楳 料 類 雑. 1 9 6 7. 中!Elの輸出. I O O % ( 95 ,8 01 I. 02. 34. II I. I O O % I 46 り , 51 ). 総 額 単 位 ,よ 1 . o 00 ン / ガ ホ. ー. ル · ドル. 24 . 4 %. 中国の輸人. 3 I. 6 9 3 .3. 0 .5 %. 99 . I. 0. 8. 08. 27 . 2. 0 02. 1 9 6 9. 中[EJ(!)輸出. 1 0 0 % I 81 , I 89 I. 31 4. 39. 87. 0I. 1 0 0 % I O O % ( 4 18 , 4 94 ) ( 1 74 ,763 ). C. のように シ ンガ ポ ー ル 側からみて、 全貿易額のなかで対中国貿易率は輸. 出 2 - 4 % 、 輸 人 6 -9%となっており 、 貿易全体からは60年代後 半 大きな 変化はみら れなかった。 しかし69年の貿 易 実績に変化がみら れた。 貿易総 額 1 億9.3 80万ドルは前年比 7 . 4%増であったが、 中国の輸出 額 1 億3. 670万 ドル は前年比10 . 8%減、 輸 人額 5. 710万ドルは前年比 2倍増となり 、. こ. れま. で伝統 的に続いていた中国側の大幅な貿易黒字に変動が起きた。 これは中国 - 47 (2873) -.

(18) の ゴ ム 買 付 け が .l(') )]\I し た こ と に よ る も の で 、 輸 出 の 98 % を ゴ ム で 占 め て い る た め に ゴ ム 輸 出 の増減 が そ の ま ま 輸 出 斌 に あ ら わ れ る た め で あ る 。 マ. レー シ ア. マ. レ. ー. シ ア は シ ン ガ ポ ー ル と 同 様 な 貿 易 構店 を も っ て お り 、. 中 国 か ら 食 糧 、 食 糧 調 整 品 、 動 植物油 脂 、 輸 出 門 原 材 料 、 金属 碩 材 料 、 繊維. 雑 貨 な ど が輸 出 さ れ 、 逆 に マ レ. 国 の 輸 出 は 近 年 、 鉄鋼 製 品 、. シ ア か ら は 生 ゴ ム が輸 出 さ れ る 。 た だ 、 中. ー. [ 具 、 機 械 、 新 聞 用 紙 呼 の L 業 製 品 が 目 ヽ'r. っ て. い る 。 ま た 対 中 国 輸 出 品 は 上 記 の 牛 ゴ ム に 限 ら れ て い る が 、 67 年 か ら は じ ま っ た 中国の マ レ. ー. シ ア ゴ ム 買 付 け は 術 年 急 増 を つ づ け 、 69 年 は ゴ ム 輸 出 単 価. の 上 昇 も あ っ て 輸 出 額 で は 倍増 の 扇; 績 を 示 し て い る 。 両 国 間 の 貿 易 友 績 は 66 '. '. 年 7, 980万 ド ル 、 67 年 6 , 940 万 ド ル 、 68 年 8 . 1 1 0 万 ド ル 、 69 年 1 億 1 80 万 ド ル 、 70 年 9, 520万 ド ル で あ る が、 シ ン ガ ポ ー ル と 同 様 に 常 に 中 国 の 出超傾向. に あ る 。 し か し 一般 に 中 国 の 輸 人 の 伸 び に く ら ぺ 輸 出 は 横 ば い に な っ て い る 。 そ れ と い う の も 、 67 年 の 中 国 の 牛 ゴ ム 買 付 け 以 来 マ. の で あ る が、 67 年 に マ レ. ー. レー. シ ア 輸 出 は 急増 し た. シ ア は ソ 連 と 外交関係関係 を 樹立 し 、 さ ら に 通商 、. 旅 行 の 便 宜 か ら 台北 に 駐 在 領 事 を 置 き 、 68 年 5 月 ラ ザ ク 副 首相 ( 'り 時 ) が訪 ソ し 反 中 国 の 結 託 を 強 め た た め 、中 国 と の 経 済 関 係 も う す れ た の で あ る 。 中 ・. マ 両 国 間 に 国 交 が な い た め ( 杖 )] と も 未 承認 ) 忽速 な 伸 び は 期 待 さ れ な か っ. っ たのであ る。. も っ と も 米 中 外 交 の 篠 あ け 以 木 、 東 南 ア シ ア で は に わ か に 中 国 と 接近 す る. 動 き が品 ま り 、 マ レ ー シ ア の ば あ い も 民 間 貿 易 使 節 団 を 中 国 に 送 り こ ん だ の である。 マ. レ. ー. シ ア が中 国 に 'I=. ゴ ム を 年 間 15 - 20 万 ト ン 輸 出 す る 合怠 が 成 立. ( 70 年実 績 5 万 ト ン 、 69 年 9 万 ト ン ) す る と 同時 に 、 中 国 も マ レ ー シ ア に 化 学 品 、 カ ー ペ 'ノ ト な ど繊維品 、 牒 業機 械 な ど軽機械 類、 食 品 を 売 り 込 む こ と に な っ. た 。 む し ろ 中 国 と の 接近 に は そ う し た 経 済 的 要 請 が. tで あ り 、. マ レ ー. シアは. ゴ ム の 市場 が /ド 安 定 で 、 市況 の 低迷 に 悩 ま さ れ て い る の で 、 中 国 に 安 定 し て. 大 量 に 買付 け て く れ る こ と を 望 む の で あ る 。. し か しマレ. ー. シ ア が輸 出 す る 他. の 一 次 産 品 な ど に つ い て は 、 中 国経 済 が甚 本 的 に は 自 給 自 足 体制 を と っ て い - 48 (2874) -.

(19) る の で 多 く は期待で ぎ な い と 考 え ら れ る 。 逆 に 中国の 軽. r業 製品 は マ レ. ー. シ. ア は じ め 東 南 ア ジ ア 各 国 の 製 品 と 競合するため 、 中 国 か ら の 輸 入 品 は ん ら ん ぱ. 間 辿 が 多 い 。 す な わ ち 中国 の 輸 出 品 の う ち 繊維 、 鉄鋼製 品 、 化 学 品 は[ 業 化 が進 行 中 の. ‘. メ イ ド ・ イ ン. ・. マ レ ·ー シ ア 、 や シ ン ガポ ー ル 製 品 と 真 っ 向 か ら. 競 予 す る も の で あ る 。 鉄 鋼 製 品 で は マ レ ー シ ア は 、 年 間 生 産 能 力 が1 2 万 ト ン. し か な い マ ラ ャ ワ タ ( 新 日 本 穀鉄 と 現地 の 合併 ) か ら の も の で競争 力 は 少 な. く 、 中 国 か ら 輸 入 す る 製 品 の 方 が 3 分 の 1 の 廉価 で あ る 。 ま た 中 国 製繊維類. も 安 い た め 外 責 と 組ん だ ⑮IJ ,•;り な 地 元製 品 は 競 争 で き な い の が現状 で あ る ( 1 9. ー 71 年 8 月 中 国 貿 易 使 節 I、tl がマ レ シ ア 入 り し た こ と に よ り 、 中 国 文 革 後 の 対. 東 南 ア ジ ア 経済 外 交 が 復 活 す る こ と に な る ) 。 セイ ロ ン. 中国. ・. セ イ ロ ン 貿 易 は 、 中 国 が経 済 • 技術援助 を 提供 す る と い. う 、 と く に 政 府 間 貿 易 の 拡 大 に 努 め て き た 市場 で あ り 、 56 年 以 降 米 ー 牛 ゴ ム. バー タ. ー. 協 定 ( 通 称 R ice Rubber Agreeme n t ) が結 ば れ て い る 。 そ し て 68. 年 12 月 に は 中 国 ・ セ イ ロ ン 経済援助協定 に も と づ い て 中 国 の 援 助 で 建 設 さ れ た 紡績 セ ン タ. ー. が落成 し 、 文 革期 の 各年 度 に も 中 国 ・ セ イ ロ ン バ ー タ. R ee- Rubber Agr eement の 推移 米 ( T- ト ン ). ゴム ( 千 ト ン ). I 9 6 6. 2 0 0. 4 1. 1 9 6 7. 2 0 0. 4 8. 1 9 6 8. 2 0 0. 7 5. 1 9 6 9. 2 0 0. 6 2. 1 9 7 0. 2 0 0. 4 1. ー. 議定. 書 が調 印 さ れ た 。 貿 易 額 は66 年 8 . 2 70. 万 ド ル 、 67 年 6 . 990万 ド ル 、 68 年 7 . 3. 90万 ド ル 、 69年 8 , 780万 ド ル で 両 国 輸. 出 入額 は ほ ぼ同 額 で均衡 が と れ て い る 。. セ イ ロ ン は 茶 お よ び生 ゴ ム 、. コ コ. ナ ッ. 卜 油 を 輸 出 し 、 中国 か ら 米 ( 毎年 全輸. 入 の 70 %以上 を 占 め る ) 、 繊維 類 、 唐辛. f 、 茶箱 、 豆 類 を 買 っ て い る 。 な お セ イ ロ ン は 上 表 の 通 り 米 を 20 万 ト ン 輸 入. し 、 そ れ に 等価 の 生 ゴ ム を 輸 出 す る こ と を 原則 と し て い る が、 米 の 価 格 が68. 年 を ピ ー ク に 下 降傾 向 に あ り 、 ま た ゴ ム 価 格 が上 昇 し さ の で 、'IIセ イ ロ ン か ら. の ゴ ム 輸 出 拭 は減少傾 向 に あ る 。 し か し 全体 と し て 、 中 国 の 対 セ イ ロ ン 貿 易 は 文 革期 に は 対 東南 ア ジ ア 貿 易 で香港、 シ ン ガポ ー ル に 次 い で 第 3 位 を 保 っ - 49 (2875) -.

(20) て い る 。 セ イ ロ ン にお け る 中国の ウ エ イ トはすこぶ る 高いといえる 。 パキ. ス タン. パキ. ス タ ンはセ イ ロ ン、 カンボ ジ アとと も に 、 中国 が経済技. 術援助の提供 に よっ て 政府間貿易と拡大のはかっ て い る 国の 一 つであ る 。 し た がっ て 貿易はバ ー タ 計画 期に、. パキ. ー. 取 引 協定、 経済取 引 協定による 。 中国 第 3次5カ年. ス タ ン, に対し68 年 1月の経済技術 協 力で無 条 件 に 人 民 券 1 億. 元の借款を与 え たこと が世 界 的 に 注 目 された。 67年の貿易額 6 . 8 30万ドル( 中国の輸出 3.370 万 ドル 、 同輸入 3 . 460 万 ドル)は、 66年の 5 . 8 40 万 ドル( 中国の輸出 2 , 8 30万ドル 、 同輸入 3 . 010 万 ドル)に比べ て 漸 増したが、 68 年 の往復 5. 48 0万ドル 、 69年の 5 . 530 万 ドルと 若干減少した。中国の輸出 品は米 、 石 炭 、 コ. ー. t要. ク ス および れん 炭 、 石 灰 、 セ メ ント 、 工場 用 産 業機械設. 備であり 、 その他 タ イ ヤ 、 陶磁器、 金属製品、 時計 、 玩具な ど に なって いる 。 一方中国の輸入品は生 ジ ュ. ー. ト 、 原 綿 、 原 糸 であ る 。. パキ. ス タ ンは66年 、 67. 年と も対中出超国であった が、 68 年以 降入超国 に なっ て しまった ことは特徴 的であ る 。 これは東 パ キ ス タ ンとの政情悪化 による 食糧事情の問 題等での輸 出 の停滞 による ものであ る 。 69年 1月中国は パ キ ス タ ン に 4 , 000万ドル の借 款を(共 与し、 これ に よっ て 70年 4月鋳鍛工場 ( タ キ シ ラ 、 年産 6 万 トン) 、 肥料工場(東 パ キ ス タ ン、 合成ァ ンモニア 日 産 150 トン)、 砂糖 T.場(西 パ キ ス タ ン) 、 耐火 レ ン ガ工場(マ グ ネ シ ア 耐 火 レ ン ガ年沌 1 万 トン 、 その他 届級 特殊 レ ン ガ 2 万 トン)な どの援助を実施した。また69年 中国 新彊省との間に シ ル ク ロ ー ドが開設され、 この ル ー トで国境 交易が行なわ れる よ う に なった。 カンボ ジ ア. 中国 ・ カ ン ボ ジ ア 関係は、 中国のカンボ ジ ア 経済協 力 が大部. 分を占めて いる 。 69年 1月中国援助の病 院 ビ ルと新設備落成、 69年 5月カ ン ボジア. ・. 中国 人 民製紙 工場の改 築 工 事 に関する 引き渡し書の調印 式 、 その他. 中国から 飛行場の建設の贈 与や綿紡績工場の建設な どをはじめとし て 各種の 援助が行なわ れた。 しかし中国の対カンボ ジ ア 輸出は66年 1, 8 20 万 ドル 、 67 年97 万 ドル 、 68 年 670 万 ドルと減 少 傾 向 に あり 、 逆 に 中国の輸入は66年 570 万ドル 、 67年 600 万 ドル 、 68 年 900万ドルと増大した。 - 50 (28 76) -.

(21) イ ン ドネ シ ア. 65年9 月 のいわゆる 9 · 30 事件後中国と イ ン ドネ シ ア の外. 交関係は悪化し、 両国の経済 ・ 貿易関係も事実上 中断状態に なってしまった。 中国の イ ン ドネ シ ア 援助は ビ ル マ とともに 際立って大きかっただけにこの政 治紛争は問題を深刻にした。 中国の対 イ ン ドネ シ ア 輸出は65年 9. 500万であ ったのが、 66年 6 . 000万、 67年 5. 400万と落 ち、 輸入も67年 5 . 0 40万、 68年 2 .570 万 ドル となった。 しかし直接取 引 ではな く 、 い ず れ も香港、 シ ン ガポ ー ル経由のものとみら れ る 。 すなわち香港、 シ ン ガポ ー ル の華商を通じて貿易 が 行 なわれ、 イ ン ドネ シ ア には綿製品、 雑貨、 軽機械、 化学品が輸出され た しかし近年他の東 南 ア ジ ア 諸 固 と ともに外国援助により 息 をついている イ ン ドネ シ ア も、 な ん とか 中国と友好関係を結ぶ 糸 口 を捜 そ うとしており 、 マ リ ク. ・. イ ン ドネ シ ア 外相も. 「. 内政不干渉 な どを条件に中国との国交再 開 を 考 慮. してもよい 」 と言 明 した。 ビルマ. 67年 6 月 の ラ ン グ ー ン での反華 僑 暴動 を契機 に 中国 ・ ビ ル マ 関係. は悪化した。 同年10 月 中国外交 部は 中国駐在 ビ ル マ 大使館に 覚書を送り、 ビ ル マ の ネ ・ ウ ィ ン 政府が 中国 ・ ビ ル マ 経済協 力 協 定 をふみにじり 、 中国 人 専 門家を殺害し、 さらに反中国 ・ 華f喬排斥を行なった ことにきびし く 抗議 し た。 したがって貿易量も65年 ビ ル マ の輸出約 1 , 741万ドル、 同輸入約 2 . 768 万ドルから、 67年には同輸出 820万ドル、 輸入 1.400万ドルに減少し、 69年 にはきわめて少量になり 、 中絶状態に なった。 しかし中国は安価で興味あ る 物資については、 たと え ば 石 炭、 運動具、 文房具な ど、 香港、 シ ン ガポ ー ル を通じ、 中継輸入を行なっている 。 また両国は70年大 使 交換を復 活 して、 国 際 的弧立から脱しよう とする つ ぎの重要な 舞台になり つつあ る 。 タイ. タ イ ・ 中国関係は中絶状態にあ る が 、 タ イ としてはベ ト ナ ム 戦 争特. 需でうる おってきたものの、 この特需が68年を ピ ー ク に減少してきたため輸 出 振興を図ら ねばなら ない。 そ のため な ん とか中国と友好関係を結ぶ 糸 口 を 捜 そ うとしている のが現状であ る 。 i主. i l l F ar E a s t e r n E c onom i c R e v i e w . 1970 yearboo k , p . 107. - 5 1 (2877) -. ( 1971. 6 . 20).

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参照

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