良症例での同平 時間は 15.2 だった. 【 察】 ポ ジショニングにかかる時間と気 不良の相関性を検討し たが, 明らかな要因とはならなかった. 麻酔後に気 が 悪くなった要因として注射による痛みと恐怖心が えら れた. 採取後半に気 不良になった要因として, 姿勢保 持の苦痛, 緊張による疲労, 検査への不安が えられる. 今後は患者の緊張を和らげるために, 検査についての十 な説明を徹底し, 苦痛軽減のために 検査時間を短縮 していく事が課題である. 21.上腕 CVポートの活用 藤澤 知巳,平方 智子,柳田 康弘 (群馬県立がんセンター 乳腺科) 化学療法で血管刺激性の高い薬剤により末梢血管の荒 廃, 確保困難が生じるようになった. また, 在宅介護が普 及, 自宅で病院と同様の輸液が行えるようになってきた. これにより近年 CVポートの必要性が高まってきた. 合 併症の起きやすい鎖骨下静脈アプローチに代わり上腕静 脈からのアプローチを試みた. 上腕留置 CVポートの安 全 性 に つ い て 検 証 し た. 【対 象】 2007年 6月 か ら 2009 年 3月までのエコーガイド下でのポート挿入症例 98例. うち鎖骨下ポート 65例, 上腕ポート 30例. 【結 果】 合併症について比較した. 鎖骨下留置症例でポー ト感染が 1例 (2.0%), フィブリンシースが 1例 (2.0%), 上腕留置症例でカテーテル脱落が 1例 (4.1%) であった. 気胸, カテーテル閉塞, 静脈血栓はみられなかった. 【結 語】 上腕留置 CVポートは従来の鎖骨下 CVポートと 比べ安全性は同等であると えられた. 22.エラストグラフィの 用経験―HITACHI EUB8500 と TOSHIBA AplioXG との比較― 甲 敏弘(新都心レディースクリニック) 首藤 介伸 (東京北社会保険病院) HITACHI EUB8500によって臨床での組織弾性計測 の有効性は市民権を得つつある. しかし相対的指標であ ること, 手技や対象病変の所在によるバイアスなど客観 性, 定量性などでなお課題が残っている. 今回, 新しくド プラ技術を利用した TOSHIBA AplioXG でのエラスト グラフィを 用する経験を得たため報告する. 54例にエ ラストグラフィを実施しこのうち評価可能病変は乳癌 3 例,線維腺腫 17例,囊胞 7例,fat island 2例.それぞれの FLR (fat lesion ratio)は 14.1,2.7,1.7,0.6であった.両機 器の 用経験とその相違点, 臨床の現場からみたエラス トグラフィの課題などについて報告する.
21. 上腕CVポートの活用(第40回埼玉・群馬乳腺疾患研究会<セッション5>)
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