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第36回全国障害者技能競技大会「データベース」競技課題

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Academic year: 2021

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(1)

<110> データベース 競技課題A

1 課題

アビリンピック大学における入試を管理する「入試管理システム」を、後述する仕様に基 づいて作成しなさい。

課題は以下の1から10とし、DFD図(Data Flow Diagram)に従って処理ができること とする。 課題1. システムで必要とされるデータに関して、それぞれのテーブルを作成し適切な主 キーならびにリレーションシップを設定すること。 課題2. 入試管理システムのメニューを作成すること。 課題3. 受験生データ CSV ファイルをもとにデータを登録できること。 課題4. 科目ごとの試験結果データ CSV ファイルをもとにデータを登録できること。 課題5. 印刷条件を指定して試験結果一覧表を作成できること。 課題6. 画面から入力する合否基準をもとにを合否結果を登録できること。 課題7. 印刷条件を指定して合格通知表を作成できること。 課題8. 受験生データを画面から更新できること。 課題9. 試験結果データを画面から更新できること。 課題 10. 受験生データ、試験結果データ及び合否結果データを一括して消去出来ること。 【注意点】 ※1 ファイル名はすべて英小文字(64 文字以内)とする。 ※2 テーブル、クエリー、フォーム、マクロ、レポート、VBA の名称はすべて自由とする が英小文字であること。 ※3 審判が使用する CSV ファイルの保存場所は審判が指定することとする。 ※4 審判は登録されたデータの有無、使われている ACCESS の機能、可視性(画面の見や すさ)、操作性(操作のしやすさ)、機能性(処理の正確さ)を採点する。 ※5 可視性・操作性とは、審判は操作マニュアルがなくても、操作が可能なことを指すこ ととする。 ただし、Windows OS 基本操作ができることを前提とする。 ※6 審判が採点時においてデータ更新及び印刷処理の前に ACCESS が自動表示するダイア ログが表示される場合は、課題毎に減点の対象とする。 2 競技時間 3時間

(2)

3 課題提出方法 競技者は、完成した作品(未完成作品も含む)を大会主催側の用意する外付けのUSBメモ リに保存し提出する。なお、作品を保存したUSBメモリは、競技時間終了と同時に試験監督 者が回収する。 4 注意事項 (1) 受験生データ CSV、試験結果データ CSV ファイルは事前に配布されるファイルを使用する こと。(データはそれぞれ 50 件とする。) (2) 競技中に万一機器が故障した場合は、審査員の指示に従うこと。 (3) 競技が終了したら審査員に申し出る。 (4) 競技場での座席位置は、予め審査員が決定しておく。 (5) ノートやメモ紙、参考図書、CD-R、USBメモリ等の持ち込みは不可とします。 (注) 競技者の障害の程度においてパソコンに導入が必要なパソコン操作支援技術(ハード及び ソフト)を必要とする場合は、事前に事務局に申し出ること。 それらは原則、競技者自身 がパソコン操作支援技術を持参し、前日に競技委員立ち会いのもと導入する。 ただし、導 入に関して不具合があっても特別な配慮はしないこととする。 5 競技会場に準備してあるもの

(1) OS :Microsoft Windows 7 Professional

(2) データベース :Microsoft Access2010(Microsoft Office 2010) (3) PC :DOS/V 互換機 (4) USBメモリ :4GB 以上 (5) プリンター :インクジェット型カラー (6) PCデスク :W1800×D700×H700 程度 (7) OAチェア :高さ調節機能付き (8) 電気スタンド :卓上式蛍光灯(100V 27W) (9) 書見台 :A3横対応 (10) A4用紙 :上質紙 6 仕様条件 (1) 受験生は同姓同名がいないものとする。 (2) 試験結果データは各試験科目で別のCSVファイルに分ける。 (3) テーブルの作成において使用するデータを参考にして適正な型とプロパティならびにイ ンデックスを決めることとする。 (4) マクロに限らず、VBA など ACCESS の機能をすべて使用して機能を実現しても良いことと する。 (5) CSV データには、全角半角を含め以下の記号文字も含まれるものとする。

(3)

, . / ( ) ‘ ! $ # % & = ^ ~ | _ ? > < ] [ { }

(6) CSV データには、すべてダブルクォーテーション( ”)で囲っているものとする。 (7) CSV データの区切り文字はカンマ( , )とする。 (8) 課題の詳細仕様を以下に示す。  課題1.システムで必要とされるデータに関して、それぞれのテーブルを作成し適切な 主キーならびにリレーションシップを設定すること。 ① 受験生 ② 受験生住所 ③ 試験結果 ④ 都道府県 データ名 データ型 最大桁数 空文字許可 受験番号 テキスト型 5 - 氏名 テキスト型 30 いいえ 生年月日(書式= yyyy/mm/dd ) テキスト型 10 はい 合否結果コード 数値型 整数型 - 志望学科コード 数値型 整数型 - 合格学科コード 数値型 整数型 - 合計得点 数値型 整数型 - 平均得点 数値型 整数型 - データ名 データ型 最大桁数 空文字許可 受験番号 テキスト型 5 - 登録日(書式= yyyy/mm/dd ) テキスト型 10 いいえ 郵便番号(書式 = xxx-xxxx ) テキスト型 8 はい 都道府県コード 数値型 整数型 - 住所(都道府県名を除く) テキスト型 80 はい 電話番号(書式 = ___- ___-____ ) テキスト型 15 はい データ名 データ型 最大桁数 空文字許可 受験番号 テキスト型 5 - 試験科目コード 数値型 整数型 - 得点 数値型 整数型 - 失格コード 数値型 整数型 - データ名 データ型 最大桁数 空文字許可 都道府県コード 数値型 整数型 - 都道府県名 テキスト型 30 いいえ

(4)

⑤使用するデータ 課題では以下のデータを使用する。 学科コード 学科名 1 文学科 2 電気工学科 3 電子工学科 4 情報工学科 試験科目コード 試験科目名 1 国語 2 数学 3 英語 合否結果コード 合否結果名 0 未定 1 合格 2 補欠合格 8 不合格 9 失格 失格コード 失格名 0 未定 1 失格 都道府県コード 都道府県名 1 北海道 2 青森県 3 岩手県 4 宮城県 5 秋田県 6 山形県 7 福島県 8 茨城県 9 栃木県 10 群馬県 11 埼玉県 12 千葉県

(5)

13 東京都 14 神奈川県 15 新潟県 16 富山県 17 石川県 18 福井県 19 山梨県 20 長野県 21 岐阜県 22 静岡県 23 愛知県 24 三重県 25 滋賀県 26 京都府 27 大阪府 28 兵庫県 29 奈良県 30 和歌山県 31 鳥取県 32 島根県 33 岡山県 34 広島県 35 山口県 36 徳島県 37 香川県 38 愛媛県 39 高知県 40 福岡県 41 佐賀県 42 長崎県 43 熊本県 44 大分県 45 宮崎県 46 鹿児島県 47 沖縄県

(6)

 課題2.入試管理システムのメニューを作成すること。 ① メニューはボタン形式にすること ② メニューは以下のボタンをフォームに配置すること。 1. 受験生データ CSV ファイルからの登録 2. 試験結果データ CSV ファイルからの登録 3. 試験結果一覧表の印刷 4. 合否結果の登録 5. 合格通知表の印刷 6. 受験生データの画面からの登録変更 7. 試験結果情報の画面からの登録変更 8. 受験生データ、試験結果データ及び合否結果データの一括削除 9. メニューを閉じる ③ 「メニューを閉じる」ボタンをクリックすると ACCESS 自体を終了させること。  課題3.受験生データ CSV ファイルをもとにデータを登録できること。 ① フォームには以下の要素を配置すること。 1. CSV ファイルを指定するテキストボックス 2. CSV ファイルを検索する「検索」ボタン 3. 登録方法を選択するオプションボタン 4. 処理を実行する「登録」ボタン 5. メニューに戻る「閉じる」ボタン ② 登録方法を選択するオプションボタンは、次の二つのいずれかを選択できること。 1. データベース内の受験生データをすべてクリアして新規に登録する 2. データベース内に同じ受験生データがあれば上書きし、なければ新規に登録す る ③ CSV ファイルは、「検索」ボタンをクリックして「ファイルを開く」ダイアログボッ クスを表示させて選択できること。 ④ 以下のエラーがある場合は、そのエラー内容はモーダルフォームで表示して CSV フ ァイルの中のすべてのデータを登録しないこととする。 1. 指定した CSV ファイルが存在しない場合 2. 指定した桁数以上のデータがある場合 3. 数値データの中に数値以外の文字データがある場合 ⑤ 以下の CSV ファイルを使用して各テーブルの中にデータを登録すること。 データ名 データ内容 最大桁数 空文字 受験番号 半角数字 5 無し 氏名 漢字 30 無し 生年月日 (書式 = yyyy/mm/dd ) 半角英数字 10 無し 登録日 (書式 = yyyy/mm/dd ) 半角英数字 10 無し 郵便番号 (書式 = xxx-xxxx ) 半角英数字 8 あり 住所 (都道府県名を含む) 漢字,半角英数字 80 あり 電話番号 (書式 = xxx-xxx-xxxx ) 半角英数字 15 あり 志望学科コード 半角英数字 1 無し

(7)

 課題4.科目ごとの試験結果データ CSV ファイルをもとにデータを登録できること。 ① フォームには以下の要素を配置すること。 1. CSV ファイルを指定するテキストボックス 2. CSV ファイルを検索する「検索」ボタン 3. 登録方法を選択するオプションボタン 4. 処理を実行する「登録」ボタン 5. メニューに戻る「閉じる」ボタン ② 登録方法を選択するオプションボタンは、次の二つのいずれかを選択できること。 1. データベース内の試験結果データをすべてクリアして新規に登録する 2. データベース内に同じ試験結果データがあれば上書きし、なければ新規に登録 する ③ CSV ファイルは、「検索」ボタンをクリックして「ファイルを開く」ダイアログボッ クスを表示させて選択できること。 ④ 以下のエラーがある場合は、そのエラー内容はモーダルフォームで表示して CSV フ ァイルの中のすべてのデータを登録しないこととする。 1. 指定した CSV ファイルが存在しない場合 2. 指定した桁数以上のデータがある場合 3. 数値データの中に数値以外の文字データがある場合 ⑤ 1科目でも失格コードが「1.失格」がある受験生の合否結果コードは「9.失格」と する。 ⑥ 以下の CSV ファイルを使用して各テーブルの中にデータを登録すること。  課題5.印刷条件を指定して試験結果一覧表を作成できること。 ① フォームには以下の要素を配置すること。 1. 印刷順を選択するオプションボタン 2. 印刷を実行する「印刷」ボタン 3. メニューに戻る「閉じる」ボタン ② 印刷用紙は以下のとおりとする。 1. 用紙サイズ :A4 横 ③ 印刷内容は以下のとおりとする。 1. 受験番号 2. 志望学科名 3. 国語得点 4. 数学得点 5. 英語得点 6. 合計得点 7. 平均得点 8. 順位 9. 合否結果 10. 合格学科名 ④ 印刷レイアウトは自由とする。 ⑤ 以下の印刷順を画面から指定できること。 1. 受験番号順 データ名 データ内容 最大桁数 空文字 試験科目コード 半角数字 1 無し 受験番号 半角英数字 5 無し 得点 半角数字 5 無し 失格コード 半角数字 1 無し

(8)

2. 合計得点の高い順 ・ ただし、合否結果が失格となった受験生は合計得点に関係なく一覧の最後 に受験番号順で印刷する。 ⑥ 合否結果コードが「0.未定」の場合は合否結果名を印字しない。 ⑦ 合格学科が決まっていない場合は合格学科名を印字しない。  課題6.画面から入力する合否基準をもとにを合否結果を登録できること。 ① フォームには以下の要素を配置すること。 1. 各学科の合格定員を入力するテキストボックス 2. 処理を実行する「実行」ボタン 3. メニューに戻る「閉じる」ボタン ② 入力する合否基準は以下のとおりとする。 1. 各学科の合格定員 ③ 合否判定ルールは以下のとおりとする 大会当日に指示する。 ④ 処理が終わったら、合格者数を表示させること。 ⑤ 処理を行う前には、必ず処理対象となる受験生の合否結果と合格学科を0にするこ と。 ⑥ 合格定員を何度も入力しなおして処理を行うことが可能なこと。  課題7.印刷条件を指定して合格通知表を作成できること。 ① フォームには以下の要素を配置すること。 1. 印刷対象を選択するオプションボタン 2. 印刷を実行する「印刷」ボタン 3. メニューに戻る「閉じる」ボタン ② 印刷用紙は以下のとおりとする。 1. 用紙サイズ :A4 横 ③ 以下の印刷対象者を画面から指定できること。 1. 合格者のみ 2. 不合格および失格者のみ 3. 全員 ④ 印刷内容は以下のとおりとする。 1. 受験番号 2. 氏名 3. 合格学科名(合格者のみ) ⑤ 合格学科名の欄は以下のとおりとする。 1. 合格の場合 : 合格学科名 合格 2. 不合格の場合 : 不合格 3. 失格の場合 : 失格 4. 補欠合格の場合: 合格学科名 補欠合格 ⑥ 日付は印刷日とする。 ⑦ 印刷レイアウトは以下のとおりとする。

(9)

 課題8.受験生データを画面から更新できること。 ① フォームには以下のボタンを配置すること。 1. 処理を実行する「登録」ボタン 2. メニューに戻る「閉じる」ボタン ② フォームレイアウトは自由とする。 ③ 受験生は以下のいずれかで検索がおこなえ、抽出された受験生リストの中から選択 できること。 1. 受験生の氏名 2. 受験番号 ④ 受験生の新規登録及び内容の変更ができるデータは以下のとおりとする。 1. 氏名 2. 生年月日 3. 郵便番号 4. 都道府県 5. 住所(都道府県名を除く) 6. 電話番号 7. 志望学科 ⑤ 新規に受験生を追加する際は、受験番号を以下のルールで自動的に取得して、画面 に表示すること。 1. 現在登録されている受験番号の最終番号に「1」を足した番号 ⑥ 以下の要素はドロップダウンリストから選択できること。 1. 都道府県 2. 志望学科  課題9.試験結果データを画面から更新できること。 ① フォームには以下のボタンを配置すること。 1. 入力した内容をデータベースに書き込む処理を実行する「登録」ボタン 2. メニューに戻る「閉じる」ボタン ② フォームレイアウトは自由とする。 ③ 受験生は以下のいずれかで検索がおこなえ、抽出された受験生リストの中から選択 できること。 1. 受験生の氏名 平成 28 年 9 月 1 日 受験番号:12345 氏名 :日本太郎 アビリンピック大学 選抜試験結果通知書 入学試験選抜試験結果を下記のとおり通知します。 記 合格学科名 合格 以上

(10)

2. 受験番号 ④ 試験結果の登録及び内容の変更ができるデータは以下のとおりとする。 1. 国語の得点と失格コード 2. 数学の得点と失格コード 3. 英語の得点と失格コード ⑤ 1科目でも失格コードに「1.失格」がある受験生の合否結果コードは「9.失格」と すること。  課題 10.登録している受験生データ、試験結果データ及び合否結果データを一括して削 除(消去)することができること。 ① フォームには以下のボタンを配置すること。 1. 処理を実行する「削除」ボタン 2. メニューに戻る「閉じる」ボタン 7 設計指標

設計課程を DFD(Data Flow Diagram)で示すためにダイアグラムの定義を以下に示す。

8 DFDチャート

処理(プロセス) 保存(ストア) Data Process Data Store 発生(ソース) 流れ(フロー) 終着(シンク) Data Flow Data Source or Sink

操作者

更新

印刷

受験生 受験生 試験結果 各名称 試験結果 一覧 試験結果 通知書

参照

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