SXFの現状と今後
財団法人 日本建設情報総合センター
標準部 川上 雅一
Ajenda
SXF開発の背景
SXFの現状
建設業界の従来からのニーズ
表記とデータ交換
表記標準
図面の書き方を定義
工種毎の慣習を踏まえる
エンドユーザを意識する必要がある
データ交換
使用する
CADは無制限
汎用的であること
エンドユーザを意識する必要がない
製図基準
交換標準
5
社会的な要請
日米構造協議による建設開放
貿易不均衡の是正
公共事業の参入障壁の撤廃、等々
WTOのTBT協定への対応
建設
CALS/ECにおける図面データの標準化に関
する取り組み
平成11年1月15日建設省発表
http://www.mlit.go.jp/tec/it/cals/press/prs990125_
0.html
ネックとなるデータ交換の例1
DXFがスタンダードだった1990年頃
仕様が未公開なのでデータ交換に問題有り
例えば線種が渡らない
7
ネックとなるデータ交換の例2
点マーカーなどの要素の制御ができない
地図表現が困難
DXFの出力結果
点マーカーごとに制御できるCADで出力
*
○
・
+
●
+
+
+
+
+
+
+
配置角度
45°
配置角度
0°
尺度:5.0
尺度:1.0
DXFでも困らなかったのは
当時の
CADデータの扱い
紙納品でデータは納めない
データで貰うと修正が必ず必要だった
データを修正するために印刷図面が必要だった
印字するのが大前提
9
CADが大衆化しなかった理由は
■
CADシステムは高価なシステム
■
CAMの分野で先ず浸透
使用コン
ピュータ
コスト
製品等
備考
汎 用 コ ン
ピュータ
50億円
CADAM。1960年代ロッキー
ド社の社内CADとして開発。
後にCADシステムとして
外販
ミニコン
1億円
CADDS1など。1970年代、コ
ンピュータビジョン社
ミニコンピュータと一体
で販売
ワ ー ク ス テ ー
ション
1000万円 ストラックスRなど。1980年
代後半以降、
3次元CAD
ワークステーション込み
で販売
パソコン
100万円 AutoCAD 。 AUTODESK 社 、
1982年製品化
PC が16ビ ット から 実用 的と
なった
ソフトウェアを購入し、
パソコン上で使用
パソコン登場で
CAD利用が促進
製造業のように製造に直結する図面は、
汎用機やミニコン等の高価な
CADでシス
テム化
土木構造物では鋼橋などの製作設計が
該当
その他不定形の土木構造物は単品設計
が必要なのでパソコン
CAD向き
11
道具として利用が進む
パソコン
CADは汎用よりも工種に対応でき
るソフトがまず普及した⇒
○○
用
CAD
工種毎に製品が乱立
紙出力が前提なのでデータ交換は考えな
かった
かくして多種多様な
CADが市場に出回った
CADの利用実態をみると
CALS以前のCADの利用実態調査
1995年
JH(当時)が高速道路CAD委員会を設置
JH受注者約250社に対し使用CADを調査
その結果
88種類
の
CADを使用と回答
使用
CADの集計結果は、以下の状況であった
Jwcad:40%、AutoCAD10%、他はその他CADを利用
DXFに変換しても相互にデータ交換ができないのが常識
となっていた
DXFでのデータ交換率は90%程度
13
CAD製図基準ができるまで
建設省(当時)では図面作成要領を地整毎
に整備し、運用していた
CAD製図基準はこの図面作成要領をベー
スに作成することが要請された
CAD特有のレイヤ等の利用については
ISO或いはJISに準拠することが求められ
た
15
外国の標準化の動向を見ると
合
衆
国
ISO
土木ではこうした標準化の成果を利用
交換標準の開発
平成8~
10年CALS総プロ
データ再利用のため共通のフォーマットが必
要である
デファクトとしての
DXFファイルでは、異なる
CAD間の
変換効率が低く
、力不足で使用でき
ない
→総プロでは変換効率
90%程度とされた。
国際標準である
STEPの採用を勧告
17
SCADECの設立とISO
¾
1999年3月~2000年8月
¾
JACICを事務局とし、37機関201社が参加
¾
目標 – ISO 10303
STEP
(
ST
andard for the
E
xchange of
P
roduct
model data)
AP
(
A
pplication
P
rotocol)202に準拠しつつ、
日本の建設業界にマッチした
CAD標準フォーマットを策定
する.
¾
SXF
(
S
cadec data e
X
change
F
ormat)仕様の策定
SXF開発から標準化まで
SXFの現状
SXFを取り巻く状況
CALSの動向とCAD
SXFの開発成果
SXFの状況
SXFを取り巻く昨今の状況
多くの発注機関で図面の納品フォー
マットに採用される⇒長期保存性
○
日常的なデータ交換ではデータ容量
が大きいことが不満⇒日常利用性
×
CAD製図基準が厳しいことが不満と
いう声もある⇒複雑すぎる
×
製図基準や運用を見直す機運・・・
21
CALSの動向とCAD
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
CALS/E
Cアクショ
ンプログ
ラム
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ1
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ2
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ3
CALS/EC
アクションプログラム
2005
CALS/EC
アクションプログラム
2008
(仮)CALS次期計画
CALSの動向とCAD
1996
1997
1998
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2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
製図基準
(H10.10) (H12.03) (H13.08) (H14.07) (H15.07) (H16.06) (H18.08) (H20.05)CALS/E
Cアクショ
ンプログ
ラム
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ1
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ2
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ3
CALS/EC
アクションプログラム
2005
CALS/EC
アクションプログラム
2008
CAD 基準(仮)CALS次期計画
CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD基準 CAD 基準整備工種
の拡大
製図基準
の品質
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CALSの動向とCAD
1996
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2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
製図基準
(H10.10) (H12.03) (H13.08) (H14.07) (H15.07) (H16.06) (H18.08) (H20.05)CAD運用
ガイドライ
ン
(H16.06) (H17.06) (H21.06)CALS/E
Cアクショ
ンプログ
ラム
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ1
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ2
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ3
CALS/EC
アクションプログラム
2005
CALS/EC
アクションプログラム
2008
CAD 基準 ガイド ライン ガイド ライン ガイド ライン(仮)CALS次期計画
CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準運用につ
いても言及
CALSの動向とCAD
1996
1997
1998
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2000
2001
2002
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2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
製図基準
(H10.10) (H12.03) (H13.08) (H14.07) (H15.07) (H16.06) (H18.08) (H20.05)CAD運用
ガイドライ
ン
(H16.06) (H17.06) (H21.06)CALS/E
Cアクショ
ンプログ
ラム
CAD標準
化
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ1
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ2
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ3
CALS/EC
アクションプログラム
2005
CALS/EC
アクションプログラム
2008
2000年12月~2008年6月 CADデータ交換標準小委員会
2008年7月~
2010年6月 図面
/モデル情報交換
小委員会
CAD 基準 ガイド ライン ガイド ライン ガイド ライン(仮)CALS次期計画
2010年10月~2013年6
月 CAD/データ連携小
委員会
1999年1~3月 図面の標準化 委員会(建設 省) 1996年8月~1999年3月 CALS総プロ(土研) CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準1999年3月
~2000年8
月:
SCADEC
2000年8月
~12月フォ
25
CALSの動向とCAD
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
製図基準
(H10.10) (H12.03) (H13.08) (H14.07) (H15.07) (H16.06) (H18.08) (H20.05)CAD運用
ガイドライ
ン
(H16.06) (H17.06) (H21.06)仕様書等
version
Ver.1.0 Ver.2.0 Ver.3.0(第1版) Ver.3.0(第2版) Ver.3.0(第3版) Ver.3.1(第1版) Ver.3.1(第2版)CALS/E
Cアクショ
ンプログ
ラム
CAD標準
化
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ1
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ2
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ3
CALS/EC
アクションプログラム
2005
CALS/EC
アクションプログラム
2008
2000年12月~2008年6月 CADデータ交換標準小委員会
2008年7月~
2010年6月 図面
/モデル情報交換
小委員会
CAD 基準 ガイド ライン ガイド ライン ガイド ライン(仮)CALS次期計画
2010年10月~2013年6
月 CAD/データ連携小
委員会
1999年1~3月 図面の標準化 委員会(建設 省) 1996年8月~1999年3月 CALS総プロ(土研) CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD基準 CAD 基準1999年3月
~2000年8
月:
SCADEC
2000年8月
~12月フォ
SXF 仕様書 SXF 仕様書 SXF 仕様書 SXF 仕様書 SXF 仕様書 SXF 仕様書 SXF仕様書1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
製図基準
(H10.10) (H12.03) (H13.08) (H14.07) (H15.07) (H16.06) (H18.08) (H20.05)CAD運用
ガイドライ
ン
(H16.06) (H17.06) (H21.06)仕様書等
version
Ver.1.0 Ver.2.0 Ver.3.0(第1版) Ver.3.0 (第2版) Ver.3.0 (第3版) Ver.3.1 (第1版) Ver.3.1 (第2版)
CALS/E
Cアクショ
ンプログ
ラム
CAD標準
化
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ1
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ2
CALS/EC
アクションプログラム
フェーズ3
CALS/EC
アクションプログラム
2005
CALS/EC
アクションプログラム
2008
2000年12月~2008年6月 CADデータ交換標準小委員会
2008年7月~
2010年6月 図面
/モデル情報交換
小委員会
CAD 基準 ガイド ライン ガイド ライン ガイド ライン(仮)CALS次期計画
2010年10月~2013年6
月 CAD/データ連携小
委員会
1999年1~3月 図面の標準化 委員会(建設 省) 1996年8月~1999年3月 CALS総プロ(土研) CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準 CAD 基準1999年3月
~2000年8
月:
SCADEC
2000年8月
~12月フォ
SXF 仕様書 SXF 仕様書 SXF 仕様書 SXF 仕様書 SXF 仕様書 SXF 仕様書 SXF仕様書CALSの動向とCAD
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SXFの開発成果
共通ライブラリ
既存の
CADソフトウェアが出力するファイルを
SXF化する
ライブラリには
P21版、SFC版があり無償でベ
ンダに提供されている
SXFブラウザ
SXFデータを確認する目的で作られた
SXFデータの確認ツール(H15版CAD製図基
準)として利用されている
共通ライブラリの課題
国土交通省が提供する
SXFファイルの入
出力用ライブラリ
1999~2000年に開発されたため開発
環境が古い
OSの高度化に対応できない
より一層の高速化のためにはソースレベ
ルでの検討が必要である
29
SXFブラウザの課題
根本的なバージョンアップが行われていな
い
第三者による品質の確認がなされていな
い
外部環境が大きく変わっているので、品質
上の問題がある可能性がある
ラスタデータの透過が出来ないなどユー
ザーニーズに応えられていない
図面の電子納品上の課題
P21とSFC
⇒2つのファイルの使い分けの明確化
P21の巨大ファイル問題
⇒ファイルが出来上がるまでの構造的課
題
図面作成ルールの明確化
⇒
CAD運用ガイドライン(案)で明確化が期
待
31
P21とSFC
#11 = DIMENSIONAL_EXPONENTS(1., 0., 0., 0., 0., 0., 0.);#10 = ( LENGTH_UNIT() NAMED_UNIT(#11) SI_UNIT(.MILLI., .METRE.) #20=DRAUGHTING_PRE_DEFINED_COLOUR('
black
'); #30=DRAUGHTING_PRE_DEFINED_CURVE_FONT('continuous
'); #40=LENGTH_MEASURE_WITH_UNIT(POSITIVE_LENGTH_MEASURE(0.13
),#10); #420 = CARTESIAN_POINT('',(10.0,20.0
)
); #430 = CARTESIAN_POINT('',(18.0,26.0
)
); #440 = DIRECTION('',(8.,6.)); #450 = VECTOR('',#440,1.); #460 = CARTESIAN_POINT('',(10.0,20.0)); #470 = LINE('',#460,#450); #480 = TRIMMED_CURVE('',#470,(#430),(#420),.T.,.CARTESIAN.); #490 = CURVE_STYLE('',#20,#30,#40); #500 = PRESENTATION_STYLE_ASSIGNMENT((#490)); #510 = ( ANNOTATION_CURVE_OCCURRENCE() ANNOTATION_OCCURRENCE() DRAUGHTING_ANNOTATION_OCCURRENCE() GEOMETRIC_REPRESENTATION_ITEM() REPRESENTATION_ITEM('') STYLED_ITEM((#500),#480)); #380 = PRESENTATION_LAYER_ASSIGNMENT('Layer1
','',(#510)); #390 = PRESENTATION_LAYER_USAGE(#380,#752); #741 = DRAWING_DEFINITION('drawing_number01', $); #742 = DRAUGHTING_DRAWING_REVISION('revision_identifier01', #741, $); #743 = DRAUGHTING_TITLE((#742), 'JAPANESE', 'Part21Level2');#744 = DIMENSIONAL_EXPONENTS(1., 0., 0., 0., 0., 0., 0.);
#745 = ( LENGTH_UNIT() NAMED_UNIT(#744) SI_UNIT(.MILLI., .METRE.)); #746 = DIMENSIONAL_EXPONENTS(0., 0., 0., 0., 0., 0., 0.);
#747 = ( NAMED_UNIT(#746) PLANE_ANGLE_UNIT() SI_UNIT($, .RADIAN.)); #748 = ( GEOMETRIC_REPRESENTATION_CONTEXT(2) GLOBAL_UNIT_ASSIGNED_CONTEXT((#745, #747)) REPRESENTATION_CONTEXT('ID1','2D')); #749 = CARTESIAN_POINT('', (0., 0.)); #750 = AXIS2_PLACEMENT_2D('', #749, $); #751 = PLANAR_BOX('', 297., 210., #750); #752 = DRAWING_SHEET_REVISION('A4_horizontal', (#700, #751), #748, 'revision_identifier01'); #740 = DRAWING_SHEET_REVISION_USAGE(#752, #742, '01'); #753 = PRESENTATION_SIZE(#752, #751);