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第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

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第2章 計画の推進及び進行管理

1 計画の推進

県、市町村及び県民が、関係機関等と相互に連携を図りながら、県民の歯・ 口腔の健康づくりを推進します。 県における推進 (1)全県的な推進 ○ 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに、取組の成 果について継続的な評価を行い、県民の生涯を通じた歯科保健施策を推 進します。 《中心となる歯科関係団体等》 県歯科医師会、歯科保健協会及び歯科大学等関係団体 《県における検討》 ・歯科保健医療対策委員会 県計画の進行管理及び県の歯科保健医療に関する総合的な対策を協議 します。必要に応じ、個別の課題について、専門委員会で協議します。 (2)地域における推進 ○ 地域振興局を単位として、地域の現状や課題等を踏まえ、保健、医療、 社会福祉、労働衛生、教育等との連携を図りながら、市町村域を超えた 広域的な取組を推進します。 ○ 必要に応じ、地域振興局間で連携を図りながら、医療圏域ごとの課題に ついて検討します。 《中心となる歯科関係団体等》 郡市歯科医師会、歯科保健協会及び県歯科衛生士会支部等関係団体

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- 10 - 《地域における検討》 ・歯科保健調査企画連携協議会 県計画を効果的に推進するため、県地域機関において、県の全体方針 を踏まえながら、地域の課題を解決するための具体策について協議し ます。 ・郡市歯科医師会・保健所関係者連絡協議会 本県における課題を地域の歯科医師会・保健所関係者が共有し、市町 村支援等の今後の方策について協議します。 市町村における推進 ○ 市町村歯科保健計画に基づき、地域の実情や課題を踏まえ、子どもから 高齢者及び障害者等全ての住民に対して、ライフステージに応じた、き め細やかな歯科保健の取組が期待されます。市町村歯科保健計画の策定 支援等、取組が円滑に行われるよう支援します。 《中心となる歯科関係団体等》 郡市歯科医師会、県歯科衛生士会支部等関係団体等 《市町村における検討》 ・市町村歯科保健協議会等 市町村において、市町村歯科保健計画の進行管理及び歯科保健施策に 関する評価及び推進等について協議します。 ※歯科保健推進条例に基づく県歯科保健医療計画と市町村歯科保健計画 の策定支援

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- 11 - 《会議別実施主体及び主な参集者等》 会議名 実施主体・主な参集者 県 ( 本 庁 ) 県 歯 科 医 師 会 県 ( 地 域 機 関 ) 郡 市 歯 科 医 師 会 市 町 村 県 民 大学 ・ 関 係 団 体 等 全 県 歯科保健医療対策委員会 ● ○ ○ ○ ○ 歯科保健医療対策専門委員会 ● ○ ○ ○ ○ 地 域 歯科保健調査企画連携協議会 ● ○ ○ ○ 郡市歯科医師会・保健所関係者連絡 協議会 ● ● ○ ○ 市 町 村 市町村歯科保健協議会等 ○ ○ ● ○ ○ ●実施主体 住民の主体的な取組 ○ 歯・口腔の健康づくりを県民自ら考え行動できるよう、自治会や市民団 体等による住民主体の活動が期待されます。市町村等と連携しながら、 その取組が円滑に行われるよう支援します。 《中心となる関係団体等》 市(町村)民団体、自治会、食生活改善推進委員等

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2 役割

(1)県の役割 歯科保健推進条例に基づき、歯・口腔の健康づくりに関する施策を総合 的かつ効果的に推進します。 【主な施策】 ・市町村歯科保健計画策定にかかる専門的、技術的支援 ・情報の収集・提供、関係者の連携体制の構築及び普及啓発 ・県民が定期的に歯科健診を受けること等への勧奨 ・市町村長、市町村教育委員会等が行うフッ化物応用等のむし歯予防対 策の効果的な実施の推進 ・生涯にわたる効果的な歯・口腔の健康づくりの推進 ・市町村長、市町村教育委員会等が行う歯・口腔に関する外傷及び障害 等の防止及びこれらの軽減を図るための対策等の推進 ・障害を有する人、介護を必要とする人等に対する定期的な歯科健診又 は歯科診療等の確保及び推進 ・児童虐待及び高齢者虐待の早期発見に資する歯科医療機関等との連携 及び関係者の資質向上 ・歯・口腔の健康づくりに携わる人の確保及び資質の向上 ・調査研究の推進 歯科疾患実態調査(小児) 県民健康・栄養実態調査 歯科医療連携等に関する調査 等 ・口腔保健支援センターの設置の推進 ・市町村、医療保険者、学校等への保健所による広域的、専門的な支援 ・「にいがた健口文化推進月間」の普及 (2)市町村の役割 生涯を通じた歯科保健施策を推進する上で、住民に最も身近な歯科保健 サービスの提供主体として、歯・口腔の健康づくりに関する施策を継続的 かつ効果的に推進するよう努めます。 【主な取組内容】 ・地域の状況把握と評価 ・市町村歯科保健計画の策定、評価及びフィードバック ・フッ化物洗口や成人歯科健診の実施等、ライフステージに応じた切れ目 のない歯科保健サービスの提供 ・住民組織との連携・協働による歯・口腔の健康づくりに関する啓発活動 ・歯科医師会、職域、県地域機関等の関係者との連携・協働した取組

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- 13 - (3)県民の役割 ○ 県民は、歯・口腔の健康づくりに関する知識及び理解を深めるよう努め ます。 ○ 地域の構成員として歯科保健活動に主体的に参加し、地域ぐるみの健康 増進に努めます。 【主な取組内容】 ・歯・口腔の健康を保つために、以下の「3つのF」を自ら実践する ①フッ化物洗口やフッ化物入り歯みがき剤を使用する(Fluorides) ②歯間ブラシやデンタルフロスを使う(Dental Floss) ③何でも相談できる「かかりつけ歯科医」をもち、定期的な管理・指 導を受ける(Follow up) ・行政や関係団体が行う健康イベントや歯科健診、健康相談への参加 ・要介護者、障害者等の口腔ケアの大切さを理解する ・歯・口腔の健康が、全身の健康につながることを理解する ・歯・口腔の健康づくりに関するよい習慣等を家族、友人等へ伝える (4)企業及び医療保険者の役割 企業及び医療保険者は、従業員及び被保険者が、歯・口腔の健康づくり に関する正しい知識や予防に向けた取組を行うことを促進するため、歯科 保健教育及び歯科健診等の機会の確保に努めます。 【主な取組内容】 ・健康フェアや広報誌等を活用した啓発 ・事業所歯科健診等の実施 ・特定健康診査における歯の健康に関する検査の実施 ・保健医療専門職の理解促進 ・地域職域連携の推進 (5)保育所、幼稚園、学校等の役割 子どもの頃から歯・口腔の健康によい生活習慣が定着し、今のうちから 将来を考え、行動できる人材を育てるための取組に努めます。 【主な取組内容】 ・学校等におけるフッ化物洗口の実施 ・定期歯科健診後の受診勧奨の徹底 ・よく噛む等の望ましい食習慣や歯肉炎予防等の健康教育 ・学校歯科医等と連携した歯科保健教育の推進 ・保護者や学校等職員への啓発 ・外傷予防に関する教育の充実 ・学校等で行う歯によい習慣を地域に情報発信する

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- 14 - (6)関係団体等の役割 保健・医療・福祉関係の専門団体として、県民が健康づくりを積極的に 取り組めるよう、人材確保や情報提供等の専門性を活かした技術的支援を 行います。 【主な取組内容】 ・歯科医師会等による市町村への働きかけ・技術支援の強化 ・薬剤師による学校等におけるフッ化物洗口実施の支援 ・栄養士会や食生活改善推進委員協議会等による、食育推進を通じた望 ましい食習慣の啓発 ・ホームページや広報誌等を活用した啓発 ・歯科保健協会等による啓発資料の作成 ・歯科診療所における予防処置・専門的指導 ・歯科専門職等関係者の資質向上 (7)介護サービス施設・事業所、障害者施設等の役割 必要な口腔保健サービスや医療が受けられるよう、保健、医療、社会福 祉等の関連職種と連携を図りながら、県民の歯・口腔の健康づくりの推進 に努めます。 【主な取組内容】 ・入所者・通所者の定期歯科健診の実施 ・口腔機能向上サービスの実施 ・口腔ケアに対する職員の意識向上 ・日常の口腔ケアの支援 ・家族への啓発 ・歯科関係者等の多職種との連携体制の構築

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3 進行管理及び評価

(1)進行管理

○ 毎年度、歯科保健医療対策委員会において、県計画の進行管理を行いま す。必要に応じて専門委員会を開催し、重点課題について協議し施策に 反映します。 ○ 県地域機関にあっては、毎年、歯科保健調査企画連携協議会において地 域の課題や市町村の取組状況等を把握し、全体の評価に反映します。

(2)目標の設定

○ 前計画で定めた平成 34 年までの長期目標値を原則、継続することとし、 評価指標ごとに個別検討した上で、平成 32 年の目標値を設定します。

(3)評価

○ 本計画の最終年度には、目標の達成度を検証・評価し、次期歯科保健医 療計画に反映します。 ○ 目標については、各種調査等の結果を考慮して、必要に応じて見直しを 行います。

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- 16 - ○デンタルフロスなどによる歯間部清掃(Dental Floss) ○生涯を通じたフッ化物の利用(Fluorides) ○かかりつけ歯科医による定期健診(Follow UP) すべての県民が歯と口腔の健康を保ち、生涯、充実した食生活や会話を楽しむ ために、むし歯や歯周病を予防する取組として、「3つのF」を進めています。

参照

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