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2. 今年度の実践から 1 CS 給食試食会や保護者参加の授業での実践日常学級担任が感じていることや, 生活や食事の調査結果から, 当日の参加者や学年の課題をとりあげ資料を作成した 6 月 1 年保護者給食試食会排便や朝食内容の問題点 朝型の生活リズムの必要性 6 月 CS 給食試食会休日における牛

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Academic year: 2021

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食にかかわる本年度の実践から

栄養教諭 秋山 茂尾 1.食育推進一校一実践の取り組み(計画) ① 児童の実態 毎日の給食の時間を楽しみにしている児童が多く,感謝して残さず食べようとする意欲も高いが,極 端な偏食がある児童も数名いる。本校区は町内の他地域に比べると食育に関心が高い。反面,生活習 慣の整わない家庭が増えつつあり,食に対する意識の差が出てきている。商業地にかこまれ,中食や 外食もしやすく,自分の嗜好にあったものがいつでも手に入りやすい環境にあることも一因として 推測される。7月に実施した「生活や食事についての調査」の結果をみると,朝食の喫食率は高かっ たが,食事内容(食品数や栄養バランス)や,朝の排便状況(特に低学年)に課題があることがわか った。 ② 実践名 もういちど考えよう!「早寝早起き,しっかり・ ・ ・ ・朝ごはん」 ③ 目標 今よりレベルアップした朝ごはんをめざす レベル1 赤黄緑のバランスのよい朝食に! レベル2 今食べている朝食に+1品野菜のおかず! ④ 目標指標と数値 7月実施の生活や食事についての調査結果から,課題として見えてきた朝食内容の充実をはかる。 ⑤ 対象 全校児童およびその保護者(地域) ⑥ 指導場面 月別指導計画にもとづいた指導の時間や,朝の会や給食時間 ⑦ 指導者 全職員 ⑧ 具体的な内容(計画) *継続した指導として,毎日の給食時間においてバランスのよい食事のとり方の基本を指導する。 (例 食品の組み合わせ)担任による指導や児童の給食放送などを活用する。 *授業参観時や給食試食会,お便り(CS通信・学年学級通信・食育だより等)で,朝食の必要性や, 食べている食品数の充実等について保護者に啓発する場面を設定する。 *給食指導の年間指導計画にあわせて,栄養教諭が作成した資料をもとに,9月に朝食についての指 導を行う。その際に家庭との連携がはかれるように通信欄をもうけ,朝食おすすめメニューや工夫 を書いてもらい,一部を食育だよりに掲載し,家庭に還元する。 *毎月19日の食育の日には,給食放送では朝食 をとる呼びかけをし,各学級では朝食の喫食状 況を確認する。

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2.今年度の実践から ① CS 給食試食会や保護者参加の授業での実践 日常学級担任が感じていることや,生活や食事の調査結果から, 当日の参加者や学年の課題をとりあげ資料を作成した。 ・6月 1年保護者給食試食会 排便や朝食内容の問題点・朝型の生活リズムの必要性 ・6月 CS 給食試食会 休日における牛乳摂取不足の調査結果から,家庭におけるカルシ ウム摂取についてのすすめや,給食のない日の食事(特に朝食) の充実について ・7月 CS 給食試食会 朝食と排便の関連と成長期における骨の成長,朝食内容の改善等について ・9月 CS 学校保健委員会(6年児童参加) テーマ「子どものこころと健康を考える」~子どもの成長や体力づくりのために必要な知識~ 「めざせ元気な心と体!アスリートの食事から学ぶ食生活」の題材で,成長期の児童に必要な食べ 物(栄養素)の役割やアスリートの食事の例,運動量にあった食べ方等を取り上げ,健康な心と 体を備えた大人をめざして,もっと食事を大切に考えるようなきっかけを促す資料を作成した。 ・11月 5 年総合的な学習 米作りのまとめとして行われた「新米パーティー」の時間の中で, 「米から学ぶ~バランスのよい食事(朝食の重要性)」をテーマに, 主食としての米の栄養や歴史から,毎日必要な食事や食べ方につ いて考えた。家庭科の五大栄養素の授業の振りかえりや,朝食ア ンケート結果をもとに,米を主食とした充実した朝食をめざし, 親子で学びながら,家庭での食事内容の充実や改善を意識させるよ うな話題を選び学習する機会とした。 ◇児童の感想から ☆今まで,パンと飲み物の朝ごはんが多かったけど,お母さんと 相談して,ごはんを食べる日を増やして,おかずも一品追加す ることにしました。母がスープを朝だせるように頑張りたいと 言っています。 ☆米の歴史の話やスポーツをする人がたくさん朝ごはんを食べていることにびっくりしました。 米のパワーや朝ごはんの大切さが良くわかりました。 ☆「早寝・早起き・朝ごはん」の意味がよくわかりました。脳が働くためにも,朝ごはんを食べ てこようと改めて思いました。 ・10月 1年道徳「ありがとうをつたえよう」 「いただきます」「ごちそうさま」の意味や給食センターで働く人の 1日を見て,保護者と一緒に食事を作っている人の思いについて考 えた。

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◇授業後の児童の感想「これから自分でできること」から ☆好き嫌いをなくして,ごはん(食事)の時にでたものは食べられるようにする。 ☆おいしいと思ったら声にだして言う。 ☆嫌いな物をチャレンジして食べてみる。 ☆ごはんの手伝いをしたり,感謝しておいしく食べたりする。 ☆大きくなるために,たくさん食べる。 ☆よくかんで,作ってくれた人のことを考えて食べる。 ・1月3月 CS 給食試食会 一校一実践に関連した朝食の話題を盛り込み,保護者と町関係者と懇談しながら進行してする ことで,学校での指導や児童の実態を共有する時間にする。 ② その他の学級活動 ・12月 1年学級活動「きちんと食べて元気になろう」 毎日元気に過ごすための基本である,食べものの3つのはたらきと, 朝ごはんの大切さについての指導。 ・2月 3年総合「大豆のひみつ」 国語「すがたをかえる大豆」総合「豆腐づくり」や,地区探検での もやし工場見学をはじめ,大豆についてのまとめとして,大豆の 変身と栄養についてのTT授業を行った。 ③ 家庭科での TT としての関わり ・栄養素の働き(五大栄養素の働きや食品のグループ分け)の学習について,給食環境委員会の給食 コーナーの掲示や,給食時間中の放送,日々共通して食べている給食を例にして,関連づけ,毎日 色々な食品を食べていることの意味を考えさせた。特 に「ごはんとみそ汁」については,朝食や和食の献立の 基本ととらえ,ICTを活用した資料や関連資料を準 備した。今年度は,「出汁」と「みそ」について,児童 が班ごとにコミュニケーションが図りながら,選択し て実習する機会を設定した。6年の「じゃがいもを使ったおかず」の 調理実習では,自分たちで作った料理の中から,一番食べたい料理を 選び給食献立に取り入れた。(2月28日給食で実施)今後も,調理 実習の経験や達成感を自分や家族のために食事をつくる意欲を高めることにつなげたい。 ④ 給食環境委員会の日常活動から 大勢の前で発言するということに苦手意識をもつ児童が多いが,今年度も常時活動の給食時間中 の放送,コンテナ室のかたつけ補助や清掃活動等,チームごと声を掛け合いながら自主的に活動し ている。特に給食コーナーの掲示場所を児童玄関前に変更したことで,児童同士(特に下級生)と のコミュニケーションを図ることができるようになった。

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⑤ 毎月の指導資料の活用 今年度は,月別指導資料について,担任の指導後に自分の食生活を振り返りながら家庭との連携も 図れるように,9月は朝食については重点的に指導を行った。また,他の月も朝食に関連する内容 を盛り込むように意識した。 ⑥ 「生活や食事についてのアンケート」結果と今後の取り組み 【結果】 7月実施した調査から,食事に関連する内容について1月に再度調査を実施した。前回調査と比較 し,朝食の喫食率に大きな変化は無かったが,食事内容(主食+2品以上のおかず)については,変 容が見られた,主食+2品以上のおかず →7月45.5%から1月55.5%。主食のみ →7月 18.4%から1月14.3%,主食+飲み物又は1品 →7月30.7%から1月25.3%。 食品数(おかずの数)が増えたことは,様々な機会に指導場面を設定したことや,日々の地道な取り 組みの結果であると考えられる。調査結果から拾い出した課題は,2月の授業参観・学年懇談会の折 に保護者に知らせ,家庭において朝食の重要性や内容の充実について理解と協力を呼びかけた。今後 も,児童を通した保護者への意識改革の手だてを工夫することが,朝食内容の充実につながっていく と考える。引き続き通信等で,「早寝早起きしっかり朝ごはん」「レベルアップした朝ごはん」啓発の 機会をもうけたい。 【課題】 *調査結果から見られた食べない習慣の家庭が固定化されつつあることや,関心の薄い保護者への 啓発の手だて。 *朝食時間の確保には生活時間の改善が大切であるため,早寝早起き習慣を身につけさせる。 *目標のひとつであったレベル2の「今食べている朝食に+1品野菜のおかず!」については,朝食 時に野菜をとることは難しいと考えている家庭が多い。対応として野菜の入ったみそ汁やスープ を添えることを推進していく。 *ガスや火を使わなくても食べることのできる朝食を例に,組み合わせて食べることや,児童がひと り(自力)でも食べることを考えた指導。 ◇調査結果(抜粋)平成29年7月と30年1月◇

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