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国語 A Bの結果 国 語 全体 C A 話すこと 聞くこと Ⅾ 書くこと B 読むこと C 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 Ⅾ 国語 B 全体 51

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Academic year: 2021

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平成29年10月20日 保護者様 境港市立渡小学校 校長 嘉賀 收司

渡小学校の学力・学習状況調査結果の分析

秋冷の候,皆様にはますますご健勝のこととおよろこび申し上げます。また,平素より本校の教 育活動につきまして御理解と御支援をいただき,誠にありがとうございます。 さて,今年度も4月に「平成29年度全国学力・学習状況調査」が実施されました。この調査は, 「義務教育の機会均等と水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・ 分析し,教育施策の成果と課題を検証し,その改善を図る」「学校における児童生徒への教育指導の 充実や学習状況の改善等に役立てる」「以上のような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善 サイクルを確立する」を目的として実施されています。そして,その結果が8月に発表され,この ほど本校の結果が返って参りましたので,ここにお知らせします。6年生には個々の結果について も返却いたします。 本校では,全国の状況と本校の概要等を比較・分析すると共に,この結果を踏まえ,学力の一層 の向上を目指して指導の改善と充実に努めます。どうぞよろしくお願いいたします。 1 出題内容 ●調査対象:小学校第6学年の児童を対象に,国語・算数の2教科で実施 ●出題範囲:調査する学年の前学年までに含まれる指導事項を原則 ●出題内容:「知識」と「活用」の2種類の問題を出題 ○[主として「知識」]・・・国語A・算数A 身につけておかなければ後の学年の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において 不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など ○[主として「活用」]・・・国語B・算数B 知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や、様々な課題解決のための構想を立 て実践し、評価・改善する力など ●児童質問紙:調査する学年の児童を対象に,学習意欲,学習方法,学習環境,生活の諸側面等 に関する調査 2 調査結果 【評価について】 A:全国平均との差が+3%を超える B:全国平均との差が+3%まで C:全国平均との差が-3%まで D:全国平均との差が-3%を下回る ※市教育委員会と同じ評価基準で全国平均と比較

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【国語A・Bの結果】 【算数A・B の結果】 区分 渡小(%) 全国(%) 差 評価 国 語 A 全体 74 74.8 -0.8 C 話すこと・聞くこと 61.8 69.2 -7.4 Ⅾ 書くこと 63.6 60.6 +3.0 B 読むこと 67.3 70.2 -2.9 C 伝統的な言語文化と国語の 特質に関する事項 75.9 79.1 -3.2 Ⅾ 区分 渡小(%) 全国(%) 差 評価 国語B 全体 51 57.5 -6.5 Ⅾ 話すこと・聞くこと 61.2 64.9 -3.7 D 書くこと 45.5 53.4 -7.9 Ⅾ 読むこと 40.0 49.2 -9.2 Ⅾ 伝統的な言語文化と国語の 特質に関する事項 区分 渡小(%) 全国(%) 差 評価 算数A 全体 73 78.6 -5.6 Ⅾ 数と計算 74.3 80.6 -6.3 Ⅾ 量と測定 57.3 68.8 -11.5 D 図形 77.3 81.1 -3.8 D 数量関係 76.0 79.6 -3.6 D 区分 渡小(%) 全国(%) 差 評価 算数B 全体 43 45.9 -2.9 C 数と計算 52.0 52.8 -0.8 C 量と測定 45.5 47.0 -1.5 C 図形 5.5 13.2 -7.7 Ⅾ 数量関係 36.4 40.0 -3.6 Ⅾ 国語 「話すこと・聞くこと」 目的や意図に応じて話す能力,相手 の意図をつかみながら聞く能力及 び計画的に話し合う能力,話すこと 聞くこと全体にわたる態度に関す ること等 「書くこと」 目的や意図に応じて考え文章を書 く能力,書く態度に関すること等 「読むこと」 目的に応じて内容や要旨をとらえ ながら読む能力,読書を通して考え を広げたり深めたりする態度等 「伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項」 伝統的な言語文化(昔話,短歌・俳 句,慣用句,古文漢文,古典)や国 語に関する特質(言葉の特徴や決ま り,話し言葉書き言葉,漢字,敬語 等) 算数 「数と計算」 整数,小数,分数,計算の意味や仕 方と習熟・活用等 「量と測定」 様々な量の単位と測定についての 理解,面積等 「図形」 図形の意味と性質の理解,生活や学 習への活用 「数量関係」 数量についての事柄を,言葉や数・ 式・表・グラフなどで表現すること や,二つの数量の間の変化や対応を 調べること等

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3 調査結果の分析と主な考察 よい傾向 課題となる点 国 語 A ・書かれてある内容の説明としてふさわし いものを選択することができている。 ・漢字の読み書きについては相当数の児童 ができており,定着が図られている。 ・グループでの話を聞き、共通点や相違点を整理 することに課題が見られる。 ・俳句の情景をとらえ、俳句の良さを読み取るこ とに課題がある。 国 語 B ・問われたことを短答式で正しく解答する ことができている。 ・目的や意図に応じ、問題の条件に合わせて自分 の考えや必要な内容を整理して記述すること に課題がある。 ・制限時間内に、問題の内容を正しく読み取るこ とに課題がある。 算 数 A ・資料を二次元表に正確に分類整理するこ とができる。 ・四則計算の順序やわり算を間違えたり、3桁× 2桁の計算を正しくできなかったりする。 ・高さが等しい平行四辺形と三角形について、底 辺と面積の関係を正しく理解していない。 算 数 B ・情報の量が少ない問題や図などの視覚的 情報が示されている問題はよくできて いる。 ・式の意味や数値の意味の理解が十分ではない。 ・割合、もとにする量、比べる量の意味が理解で きていない。 ・式や求め方を説明したり、理由を記述したりす ることに課題がある。 質問紙 ・朝食をとる習慣がついている(98.2%全 国比+2.8)。 ・友達の前で自分の考えや意見を発表する ことは得意(63.6%全国比+11.9)。 ・学校に行くことが楽しい(87.3%)。学校 で友達に会うことは楽しい(94.5%)。 ・学校の授業時間以外に、普段(月~金)、1 日当たり読書をする時間は、全国平均よ り多い。1 時間以上読書する(20.9%全国 比+4.1)。まったくしない(10・9%全国 比-9.6)。 ・テレビを見る時間やゲームをする時間な ど の ル ー ル を 家 の 人 と 決 め て い る (70.9%全国比+12.3)。 ・自分にはよいところがある(61.9%全国比- 16.0)。自尊心が低い傾向がある。 ・普段(月~金)、1 日当たりテレビやビデオを見る 時間が多い。4 時間以上視聴する(21.8%全国比 +4.8)、3 時間以上視聴する(21.8%全国比+ 5.7)。 ・学級みんなで協力して何かをやり遂げ、うれし かったことがある(78.2%全国比-9.6)。 ・いじめは、どんな理由があってもいけないこと だと思う(74.5%全国比-6.7)。 ・算数の勉強が好き(30.9%全国比-7.6)。 ・算数の勉強は大切だ(56.4 全国比-16.5)。 ・算数の授業の内容がよくわかる(32.7%全国比- 14.9)。

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4 これまでの指導でよい傾向に結び付くと考えられる点 ○各学年において,宿題や月例テスト等で,学習した漢字を繰り返し練習することに続けて取り 組んできたこと。 ○基礎的・基本的な計算についても同様に,宿題や月例テスト,すくすくタイムの活用等で繰り 返し取り組んできたこと。 ○学習時間の振り返りで,分かったことや学習のまとめを書くことを各学年・各教科で取り組ん できたこと。 5 今後の取り組み <国語科> ○漢字の読み書きはこれまで通り反復練習に取り組む。 ○ノートの書き方のマニュアルを示し、それに沿って書くことでノートに記述することへの抵抗 感を少なくする。 ○問題文や資料の要点を読み取り、問題の条件に合わせて自分の考えや必要な内容を整理して記 述することに課題が見られた。普段の授業でも、要点を正確につかむことや条件に合わせて記 述する学習の精度を上げられるよう取り組んでいく。 ○俳句の学習については、児童が俳句に興味・関心を持てるような学習活動を増やす。 ○国語Bの調査問題の解答時間が足りなかったと答えている児童が約4割あった。適度な速さで 丁寧に読むことと類似問題や小テストなどで繰り返し問題に当たるようにする。 <算数科> ○基礎基本となる内容については,フラッシュカードや計算カードを利用したり,すくすくタイ ムや家庭学習等を活用したりして,習熟を図るようにする。 ○図形の具体物,数や量の大きさをとらえやすいような数直線や図などの活用を通して,児童が 実際に操作・体験したり,大きさを実感したりできるようにしていく。 ○式と図を関連付けながら説明したり,なぜその式になるのかなど式の表す意味を考えたりする ことを授業の中で一層大切に扱っていく。その際,ペアや小グループなどを活用して友達と互 いに説明し合う場を大切にする。 ○算数Bの調査問題の解答時間が足りなかったと答えている児童が5割以上あった。適度な速さ で丁寧に読むことと類似問題や小テストなどで繰り返し問題に当たることに取り組んでいく。 <学習・生活> ○1時間の授業の中で何を学ぶのか明確にできるよう「見通し」と「振り返り」を大切にした授 業を行う。 ○一人一人に読む力をつけるために,問題を自分で読むことを習慣づける。 ○学習時間の振り返りで分かったことや学習のまとめを書くことに,今後も継続して取り組む。 ○決められた条件(内容・時間・文字数など)で自分の考えをまとめて書く場(ノートなど)を

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設定し,最後まで書くことができるようにする。 ○自分の考えを,根拠をはっきりさせたり相手を意識したりして論理的に説明できるようにする。 ○必要な情報を付箋に書いて整理したり色分けや矢印などでまとめたりする学習経験を積み重ね ていく。 ○知りたいことを落とさないように話を聞くことや,話し手の意図・自分の考えとの共通点・相 違点などを考えながら注意深く聞くことを大切にする。 ○家庭学習カードの活用や毎月の家庭学習強化週間の取り組みを再確認し,学年に応じた学習時 間の定着に続けて取り組む。また,宿題だけでなく予習・復習にも取り組めるよう,家庭学習 の内容についての指導にも努める。 ○1 日 1 時間以上読書したり週に 4 回以上図書館に行ったりする児童がいる一方で,全く読書し ない児童もいる。学習している内容に関連する本を紹介したり読み聞かせを継続したりして図 書への関心を高めていく。また,図書館を活用した学習を意図的に取り入れ図書館利用の良さ に気付けるようにしていく。 6 ご家庭で取り組んでいただきたいこと ①基本的な規則正しい生活リズムの定着 ・規則正しい就寝時刻,起床時刻 ・メディアやゲームに触れる時間を少なくしていくことやけじめをつけることなどについて、 家族で話し合ってルールを決める。 (例えば,夜9時以降はやめる,学習するときはテレビを消す,自分の部屋にゲーム機等を 持っていかず置き場所はリビング など) ②家庭での学習習慣の定着 ・10分×学年以上の家庭学習時間を,平日休日ともに確保すること ・宿題以外にも,予習や復習を取り入れていくこと ・家庭で文字を読む機会を増やすこと(読み物・自然科学・歴史・新聞記事などの読書や音読) ☆児童が自分から取り組んだり,苦手なことでも最後までしようとしたりする姿を温かく見守 ってくださいますようお願いします。 ☆中学校進学を意識して,6年生には今回の調査結果を踏まえ,課題をつかませたり目標を持 たせたりします。

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参照

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