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(1)

情報基礎

Webページ作成 (2)

スタイルシート (CSS)

© 2006-2018 Harumi Murakami and Kota Abe

1

l

HTML

で記述したページ(タグによって

論理構造

が明示されている)を,どのように表示するか

(

視覚的構造

)

を指定するもの

l

HTML

と組み合わせて使用

l

スタイルシートとしては

CSS

が一般的

CSS = Cascading Style Sheet

W3C (World Wide Web Consortium, Webの標準化団体) に よって標準化されている

スタイルシートとは

2

l

1990 Web

登場

HTML

でWebページの論理構造を記述

スタイルシートは規定されなかった

l

1993

頃以降 Webブラウザ普及

サイト製作者は見た目をよくしたい

ブラウザ独自のレイアウト用タグも登場

例)<font>, <i>, <b> など

HTML

の混乱と複雑化

HTML&CSSの歴史

3

l 1996 レイアウトを記述する枠組としてCSSが規定(CSS1) l 1997 HTML3.2:折衷的なHTML 暫定的措置としてレイアウトに関する独自要素の取り入れ l 1997 HTML4.0:論理構造とレイアウトの分離 l 1998 CSS2 l 1999 HTML4.01 l 2011 CSS2.1 l 2014 HTML5 CSS3: いくつかのモジュールに分割して策定 (詳細は省略)

HTML&CSSの歴史

4

(2)

5

l かなり自由にレイアウトを決定できる 例) テキストや画像を好きな位置に配置 l 複数のページのデザインを統一 1つのスタイルシートを使って,すべてのWebページのデザイン を統一 l 目的に合わせたスタイルシートが使える 画面表示用,印刷用など l ユーザが定義したスタイルシートでページ表示 ユーザスタイルシート機能 自分が見やすいように表示を変えられる

CSS利用のメリット

l Webアクセシビリティ向上

CSS利用のメリット

6

ウェブアクセシビリティと 2 ウェブアクセシビリティと 、高齢者や障害者を含め、誰もが ホームページ等で提供される情報や機能を支障なく利用でき ることを意味します。 ○ウェブアクセシビリティ 必要性 インターネット 普及により、健常者と同様に高齢者や障害者 にとってホームページ等 重要な情報源となっています。しか し、情報を提供する側がウェブアクセシビリティに配慮して適切 に対応をしていないと、高齢者や障害者が、ホームページ等か ら情報を取得できなかったり、ウェブ上 手続きができないと いう問題が発生し、社会生活で多大な不利益が発生したり、災 害時等に必要な情報が届かない状況となれ 生命 危機に 直面する可能性があります。 http://www.soumu.go.jp/main_content/000438394.pdf

CSS利用のメリット

7

ウェブアクセシビリティが確保されていない場合の問題事例 3 避難所等の情報や地図が画像PDF(スキャナーでスキャンしたもの等) のみで掲載され、音声読み上げソフトが使用できず、視覚障害者が避難 情報を得られない。 市長の会見の模様が字幕のない動画のみで掲載され、字幕やテキスト の会見録がないため、聴覚障害者が内容を把握できない。 ホームページがキーボードのみで操作できるように作られておらず、手の 動作が不自由でマウスを使うことができない利用者がホームページを利 用することができない。 背景と文字の色のコントラスト比が確保されておらず、高齢者や色覚障 害者が閲覧しにくい。 ホームページが構造化されておらず、機械判読可能(機械やコンピュー ターで直接読み取って利用できる形式であること)でないため、外国人が 自動翻訳ソフトを使用した際にうまく翻訳されない。 l

CSS

では,HTMLの「

どの部分

どのように

表現

するか」を指定

h1 { /* h1 タグの部分を */ font-size: large; /* 文字サイズ大 */ color: red; /* 赤色 */ } 行末の ; を忘れたり,全角スペースを入れると うまくいかないので注意

CSSの基礎

セレクタ <どの部 分の> プロパティ(属性) <何を> <どのように>値 /*から*/まではコメント

8

(3)

l color 文字色 l background-color 背景色 l font フォント l line-height 行の高さ l text-align 行 え l text-decoration テキストの装飾 (下線など)

l width, height, margin, padding, border

幅,高さ,マージン,パディング,ボーダー

l 詳しくは参考資料参照

プロパティの例

9

l CSSファイルを用意する方法 (推奨)

HTMLの<head>部分に以下のように記述

<link rel=“stylesheet” type=“text/css” href=“CSSのURL”>

l CSSをHTMLの<head>部分に直接埋め込む方法 <head> <style type=“text/css”> h1 { font-size: large; } </style> <title>タイトル</title> </head> l CSSをHTMLタグに直接埋め込む方法 <h1 style=“font-size: large;”>…</h1>

CSSの指定方法

10

ヘッダ部(<head>..</head>)に<link>タグを使ってCSSのURLを記述します <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">

<html> <head>

<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"> <title>タイトル</title>

<link rel=“stylesheet” type=“text/css” href=“CSSのファイル名.css”> </head> <body> … </body> </html>

CSSを使うHTML

空白を入れること 空白を入れること

11

l

public_html

ディレクトリに以下のようにファイ

ルを配置

index.html (トップページのHTMLファイル) ???.html (その他のHTMLファイル) ???.png, ???.jpg (画像ファイル) mystyle.css (CSSファイル.ファイル名は自由)

ディレクトリ構成例

12

(4)

l

タグ名による指定

body, h1, h2, p, …

/*

全ての p 要素を字下げ */

p { text-indent: 2em; } l

複数のセレクタを “,” で繋げられる

/* h1, h2, h3

のfont-familyを設定 */

h1, h2, h3 { font-family: sans-serif; }

タイプセレクタ

13

l HTMLでタグに class 属性を指定 <p class=“note”>ノートです</p> クラス名 (ここではnote) は自由に定義可能 l CSSでは class に対してプロパティを定義

.note{ font-size: small; }

“.” の後にクラス名を書く l 複数のタグで同一の class を指定可能 <p class=“note”>ノート1</p> <p class=“note”>ノート2</p>

クラスセレクタ

14

l HTMLタグで id 属性を指定 <table id=“revenue”>… id (ここではrevenue) は自由に定義可能 l CSSで id に対してプロパティを定義

#id { font-size: small; }

“#” の後にid名を書く l 複数のタグで同一の id は指定できない この点がクラスセレクタと異なる l JavaScriptからHTMLを操作するためなどに用いる

IDセレクタ

(今回は使わなくてよい)

15

l

<p>

の中の<strong>だけを選択

HTML: <p>これは<strong>強調</strong>です</p> p strong { color: #ff0000; } pとstrongの間に別のタグがあってもOK 例) <p><span><strong>適用される</strong></span></p> など l

<p>

の直下の<strong>だけを選択

p > strong { color: #ff0000;} pとstrongの間に別のタグがあると適用されない l

クラスセレクタ等も利用可能

.note strong { … };

子孫セレクタ

16

(5)

l 全称セレクタ (全ての要素が対象) すべての要素のデフォルト値を決めたいときなどに使用 *{ font-style: italic; /* イタリック体 */ font-size: x-large; /* 文字サイズ大きめ */ }

全称セレクタ

17

l 擬似クラス a:link 未訪問のリンク a:visited 訪問済みのリンク a:hover カーソルが上に載っている要素 :first-line 1行目 :first-letter 1文字目 例 p:first-letter { /* 段落の1文字目だけフォントを大きくする */ font-size: xx-large; }

擬似クラス

18

l

HTML

要素を表示する際に

使用されるセレクタは

1

つとは限らない

l

右の場合,赤字部分の

プロパティが使われる

より狭いセレクタが優先 (クラスセレクタ > タイプセレクタ > 全称セレクタ)

セレクタの優先順位

19

<p class= hello >こんにち は!</p> * { font-style: italic; font-size: large; } .hello { color: red; background-color: yellow; } p { color: blue; font-size: xx-large; } HTML CSS

20

l

Safari

の「開発」→「Web

インスペクタ」で,「要素」

パネルの右端にあるアイコン

をクリック

選択中のHTML要素に適用される

CSS

が表示される

Safari

(6)

l color: 前景色 (文字などの色) background-color: 背景色

l 色名: black, maroon, green, navy, silver, red, lime, blue, gray, purple, olive, teal, white, fuchsia, yellow, aqua など

例: color: purple

l RGBで指定

光の三原色(Red, Green, Blue)の割合を指定

各 0x00 ∼ 0xFF (256段階)

例: color: #ffa500 (Redが0xFF, Greenが 0xA5, Blueが0x00)

真っ黒は #000000, 真っ白は #ffffff 10進数でも指定可能 例: color: rgb(50, 100, 200)

色の指定

21

l

font-family:

フォント名, …

使用するフォントの候補をカンマで区切って並べる 先頭から利用可能なフォントが使用される l

使用可能なフォントは環境によって異なる

どの環境でも利用可能なフォントが定義されている

serif (明朝体), sans-serif (ゴシック体), cursive (手書き風),

fantasy (装飾), monospace (等幅, タイプライター体)

例) font-family: “Hiragino Kaku Gothic ProN”, YuGothic, Meiryo, sans-serif

(リストの最後にどの環境でも利用可能なフォントを入れておく)

フォントの指定 (1)

22

l

font-style:

スタイル

normal, italic (イタリック), oblique (斜体) l

font-weight:

太さ

normal, bold (太め), lighter (より細く),bolder (より太く) l

font-size:

サイズ

xx-small, x-small, small, medium, large, x-large, xx-large 120% (通常の1.2倍)

フォントの指定 (2)

23

l CSSを用いたページでよく使われるHTMLタグ

l span インライン要素を定義

ABC<span class=“excuse”>DEF</span>GHI

(span要素の前後では改行されない)

l div ブロック要素の定義

ABC<div class=“footnote”>DEF</div>GHI (div要素の前後では改行される)

spanタグとdivタグ

ABCDEFGHI ABC DEF GHI

24

(7)

l

任意のHTML要素に

余白

を付けられる

h1, p, div, span, …

border, margin, padding

要素の中身 padding(内側の余白) border(枠) margin(外側の余白)

ABCD

他のHTML要素はmarginより外側に表示

25

26

l

border:

スタイル 太さ 色;

例) border: solid 10px #0000ff;

スタイル: Solid (実線),double (二重線), inset (凹み), outset (隆起),

dashed (破線)など

上下左右の枠を個別指定するには

top, bottom, left,

border-right

で指定

border

l margin (外側の余白) 例) margin: 0; 上下左右すべて0 例) margin: 0 auto; 上下は0 左右はセンタリング(中央 え) 例) margin: 10px 20px 30px 40px; 上, 右, 下, 左

上下左右を個別に指定するときは top, bottom, margin-left, margin-right 例) margin-left: 100px; l padding (内側の余白)も同様

margin, padding

27

l センタリング widthで幅を縮小,左右のマージンをauto,text-alignをcenterに h1{

margin: 30px auto; /* 上下30px, 左右auto*/ width: 30%; /* 幅を 30% に縮小 */ text-align: center; /* テキストを中央 え */ } l 背景画像(壁紙) bodyに対してbackground-imageを指定 body { background-image: url("画像ファイル.png"); } 画像を敷き詰めるには background-repeat: などを使用

body以外の要素でも背景画像を指定できる (h1, p, div, span, etc.)

(8)

l

自分のWebページをCSSを用いるように変更

すべてのページで使うこと

CSSのプロパティを最低でも7種類使うこと

l

Safari, Firefox

で表示を確認

l

文法チェック

HTML: Another HTML LintまたはW3C HTML Validator CSS: W3C CSS Validator

l

http://www.ex.media.osaka-cu.ac.jp/~

学籍番号/

でアクセスできることを確認すること

参照

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